JP3693429B2 - テープ印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貼着用テープに文字情報を印刷させるテープ印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テープ印刷装置は、書類綴じファイルの背表紙等に張り付ける(貼着する)オリジナルのラベルを簡易に作成できるようになされたものである。
【0003】
従来のテープ印刷装置は、操作パネル上に文字入力用の操作子等が配置され、これら文字入力用の操作子を操作して所望の文字列を予め入力できるようになされている。また、テープ印刷装置は、テープ送り機構を駆動することにより、テープ排出口からテープを送り出すことができるように形成され、このテープの通路に、サーマルヘッドからなる印刷機構、テープカット機構が順次配置されるようになされている。
【0004】
テープ印刷装置の制御手段は、印刷操作子が操作されると、テープ送り機構を制御してテープを所定速度で送り出させると共に、印刷機構を制御してこの送り出されたテープに予め入力された文字列を印刷させる。さらに、テープ印刷装置の制御手段は、文字列の印刷を終了したときにも、テープ送り機構を連続制御して、印刷されたテープ部分が装置外部にでるまでテープを送り出させ(空送り)、その後、テープの走行を停止させる。
【0005】
例えば、テープ走行の停止後、ユーザがテープカット機構を操作することにより、所望の文字列を印刷してなるユーザオリジナルのラベルが得られる。
【0006】
ところで、最近のテープ印刷装置は、多数のテープ幅のテープに応じられるようになされており、テープ幅についてはほぼユーザの要求を満足している。しかしながら、最大テープ幅のテープより幅広のラベルをユーザが求めることも考えられる。より幅広のテープ対応にテープ印刷装置を構成することも考えられるが、ごく希にしか適用されると思われないテープ幅を考慮してテープ印刷装置を構成することはコストパフォーマンス等から不利な点が多い。
【0007】
そこで、印刷の完了したテープをテープ長手方向にN分割した後、分割したテープをテープ幅方向に隣接して貼着して、装填されているテープの幅のN倍の幅を有するテープに印刷したと同様な疑似的ラベルが得られるようにする拡大印刷が考えられている。例えば、図2(A)に示すように、拡大倍率が2倍の拡大印刷では、始めに文字列等の印刷対象部分の上半分MUをテープTに印刷した後、所定長の余白をとり、続いて、印刷対象部分の下半分MDを印刷する。
【0008】
なお、ラベル作成を主目的としたテープ印刷装置の場合、テープ幅方向の上下に余白を設けてラベルを見易くすることが求められているため、通常の印刷時においては、印刷ヘッドの印刷可能幅を装填されているテープの幅より狭くして上下余白を形成するようになされている。拡大印刷時においても印刷ヘッドの印刷可能幅を装填されているテープの幅より狭くすることを採用すれば、印刷ヘッドの駆動構成を変更しないで済むので好ましい。この場合には、図2(A)に示すように、拡大印刷時にも上下に余白ができる。
【0009】
上述のようにして拡大印刷の完了したテープTを前後2枚のテープT1及びT2に分割した後(図2(B))、印刷の際に形成された上下の余白を切り離し、この分割したテープT1及びT2を上下に並べることで、テープ幅以上の大きなラベルを形成することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような拡大印刷によってラベル(疑似ラベル)を得る場合には、文字列部分が分割されて印刷された複数のテープを、他のテープとの位置関係を正確に決めてテープ幅方向に並設して張り付けることを要する。
【0011】
しかしながら、一方向にのみ長いテープを一枚だけ張る場合であっても、ねじれやよじれが生じることもあり得るので、複数のテープを適切な位置関係で張ることを難しく、複数のテープを張り合わせた拡大印刷に係る疑似ラベルの品質が低下することも生じていた。拡大印刷では、使用するテープ量が多く、このような張りミスの場合に無駄になるテープ量は多い。
【0012】
また、テープ印刷装置の場合、テープ長手方向の印刷量は任意であり、1個の入力テキストファイルについての文字数の許容量が大きい場合には、テープ長手方向の印刷量が非常に大きくなる場合もある。
【0013】
このように非常に長いテープ(ラベル)を張る場合には、張る枚数が1枚であっても、ねじれやよじれの張りミスが生じて、張った後のラベル品質を低下させる恐れが高くなる。
【0014】
そのため、ラベルの一部に品質低下があっても容易に対応することができる、又は、ラベルの一部の品質低下を未然に防止することができるテープ印刷装置が求められている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、第1の本発明は、予め入力された文字列を貼着用テープに印刷するテープ印刷装置において、以下の各手段を有することを特徴とする。
【0018】
すなわち、(A) 印刷の完了したM×N(M、Nはそれぞれ2以上の整数)個のテープ片を長手方向及び幅方向にそれぞれM個及びN個ずつ隣接して貼着したときに、各テープ片のM×N倍の大きさを有する擬似的な1個のラベルが得られる拡大分割印刷モードに関する情報を指令する拡大分割印刷指令手段と、(B)指令された上記M×Nの値と、テープ片の大きさ情報と、印刷対象の文字列について指定されている属性とに基づいて、各テープ片についての印刷属性を決定する印刷属性決定手段と、(C)決定された各テープ片についての印刷属性に従って、長手方向にM分割、幅方向にN分割された印刷対象文字列を各テープ片に順次印刷する印刷手段とを有することを特徴とする。
【0019】
また、第の本発明は、予め入力された文字列を貼着用テープに印刷するテープ印刷装置において、以下の各手段を有することを特徴とする。
【0020】
すなわち、(a) 印刷の完了したM(Mは2以上の整数)個のテープ片を長手方向に順次隣接して貼着したときに、長手方向に各テープ片のM倍の長さを有する擬似的な1個のラベルが得られる分割印刷モードに関する情報を指令すると共に、印刷をM個の全てのテープ片に対して行なうか、ラベル上で指定位置に位置する一部のテープ片に対して行なうかを指令する分割印刷指令手段と、(b)指令された上記Mの値と、テープ片の大きさ情報と、印刷対象の文字列について指定されている属性とに基づいて、各テープ片についての印刷属性を決定する印刷属性決定手段と、(c)上記分割印刷指令手段から印刷をM個の全てのテープ片に対して行なう指令を受信した場合には、上記印刷属性決定手段により決定された各テープ片についての印刷属性に従って、長手方向にM分割された印刷対象文字列を各テープ片に順次印刷し、印刷をラベル上で指定位置に位置する一部のテープ片に対して行なう指令を受信した場合には、上記印刷属性決定手段により決定された当該テープ片についての印刷属性に従って、長手方向にM分割された印刷対象文字列の上記指定位置に対応した部分を当該テープ片に印刷する印刷手段とを有することを特徴とする。
【0023】
さらに、第の本発明は、予め入力された文字列を貼着用テープに印刷するテープ印刷装置において、以下の各手段を有することを特徴とする。
【0024】
すなわち、(A)印刷の完了したM×N(M、Nはそれぞれ2以上の整数)個のテープ片を長手方向及び幅方向にそれぞれM個及びN個ずつ順次隣接して貼着したときに、各テープ片のM×N倍の大きさを有する擬似的な1個のラベルが得られる拡大分割印刷モードに関する情報を指令すると共に、印刷をM×N個の全てのテープ片に対して行なうか、ラベル上で指定位置に位置する一部のテープ片に対して行なうかを指令する特殊印刷指令手段と、(B)指令された上記M×Nの値と、テープ片の大きさ情報と、印刷対象の文字列について指定されている属性とに基づいて、各テープ片についての印刷属性を決定する印刷属性決定手段と、(C)上記特殊印刷指令手段から印刷をM×N個の全てのテープ片に対して行なう指令を受信した場合には、上記印刷属性決定手段により決定された各テープ片についての印刷属性に従って、長手方向にM分割、幅方向にN分割された印刷対象文字列を長手方向にM×N個隣接して各テープ片に順次印刷し、印刷をラベル上で指定位置に位置する一部のテープ片に対して行なう指令を受信した場合には、上記印刷属性決定手段により決定された当該テープ片についての印刷属性に従って、長手方向にM分割、幅方向にN分割された印刷対象文字列の上記指定位置に対応した部分を当該テープ片に印刷する印刷手段とを有することを特徴とする。
【0025】
ここで、第1又は第3の本発明において、上記印刷属性決定手段は、上記ラベルにおいて文字サイズ並びに文字列の前後及び上下の余白長さが、通常印刷時における文字サイズ並びに文字列の前後及び上下の余白の長さのN倍になるように、各テープ片についての印刷属性を決定することが好ましい。
【0026】
また、第1から第3の本発明のいずれかにおいて、上記印刷属性決定手段によって決定される印刷属性には、上記印刷手段によるテープへの印刷後に上記テープを各テープ片に切断する為の切断箇所情報も含まれることが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】
(A)実施形態の電気的全体構成
まず、本発明によるテープ印刷装置一実施形態の電気的な全体構成を、図3の機能ブロック図を用いて説明する。
【0028】
図3において、このテープ印刷装置も、他の文字情報処理装置と同様に、大きくは、入力部10、制御部20及び出力部30から構成されており、制御部20が、入力部10からの情報やその時点の処理段階等に応じた処理を実行し、その処理結果等を出力部30によって表示出力又は印刷出力させるようになされている。
【0029】
入力部10は、詳細の構成は省略するが押下キーやダイヤルキー等を備えたキー入力部11と、テープ幅検出センサ12とから構成されている。キー入力部11は、制御部20に与える文字コードデータや各種の制御データを発生するものである。テープ幅検出センサ12は、装填されているテープの幅を検出してテープ幅情報を制御部20に与えるものである。実際上、テープはテープカートリッジにインクリボンと共に収納されており、テープカートリッジにはテープ幅を規定する孔等の物理的な識別要素が設けられており、テープ幅検出センサ12はこの物理的な識別要素を読み取ってテープ幅情報を出力する。
【0030】
出力部30は、印刷構成と表示構成からなる。例えばステッピングモータからなるテープ・リボン送りモータ31は、装填されている図示しないテープやインクリボンを所定の印刷位置や装置外部まで送り出すものである。サーマルヘッド32は例えば固定されていて、走行するテープに対して熱転写によって印刷を行なうものであり、例えば、最大96ドットを同時に印刷できるものである。これらテープ・リボン送りモータ31及びサーマルヘッド32はそれぞれ、制御部20の制御下で、モータ駆動回路33やヘッド駆動回路34によって駆動される。印刷されたテープの切断は、例えば、図示しないモータによって駆動される図示しないカッタによって行なわれる。なお、ユーザからの外力に基づくカッタを設けたものであっても良い。
【0031】
この実施形態に係るテープ印刷装置の場合、表示部として液晶ディスプレイ35が設けられており、この液晶ディスプレイ35は、制御部20の制御下でディスプレイ駆動回路36によって駆動され、入力文字列や各種の属性情報等を直接表示したりする。また、装置本体のディスプレイ35の周囲には、属性を示す文字列が記載されており、この文字列に対応する属性のオンオフを示すインジケータが液晶ディスプレイ35内に用意されており、点灯、点滅、消灯によって、その属性のオンオフ等を示すようになされている。
【0032】
制御部20は、例えばマイクロコンピュータによって構成されており、CPU21、ROM22、RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)24、入力インタフェース25及び出力インタフェース26がシステムバス27を介して接続されて構成されている。
【0033】
ROM22には、各種の処理プログラムや、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格納されている。RAM23はワーキングメモリとして用いられるものであり、また、ユーザ入力に係る固定データを格納するものである。RAM23は、電源オフ時にもバックアップされている。
【0034】
ROM22に格納されている処理プログラムや固定データ、RAM23に格納されているデータ等については、後述の説明で詳述する。なお、ROM22には、拡大印刷動作用のプログラム22aや分割印刷動作用のプログラム22b等が格納されており、また、これらプログラム22a及び22bの実行時にはRAM23にそのための作業エリア(印刷バッファ)23aが適宜形成される。
【0035】
CG−ROM24は、当該テープ印刷装置に用意されている文字や記号のフォント情報を格納しているものであり、文字や記号を特定するコードデータが与えられたときに対応するフォント情報を出力するものである。ここで、CG−ROM24に格納されているフォント情報は、アウトラインフォントであってもビットマップフォントであっても良い。また、表示用と印刷用とで異なるフォント情報を格納していても良い。
【0036】
入力インタフェース25は、入力部10及び制御部20間のインタフェースを行なうものであり、出力インタフェース26は、出力部30及び制御部20間のインタフェースを行なうものである。
【0037】
CPU21は、入力部10からの入力信号やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM23に格納されている固定データを適宜用いて処理するものであり、その処理状況や処理結果等を液晶ディスプレイ35に表示させたり図示しないテープに印刷させたりするものである。
【0038】
(B)実施形態の拡大印刷動作
この実施形態のテープ印刷装置は、図2を用いて説明したような拡大印刷機能を備えており、この拡大印刷機能についての一部動作が従来と異なっている点に特徴を有するものである。
【0039】
そこで、以下では、ユーザがキー入力部11を用いて拡大印刷を指示したときの動作を説明する。
【0040】
ここで、図1が、ROM22に格納されている拡大印刷動作用のプログラム22aの処理の流れを示すフローチャートであり、CPU21は、拡大印刷が指示されたときに、かかる拡大印刷動作用のプログラム22aを実行する。この実施形態のテープ印刷装置は、例えば、テキスト入力動作モードにおいて印刷が指示されたときに、その印刷の指示を受け付け、その後、印刷種類を取り込むようになされており、ここで、拡大印刷が指示されたときに、図1に示す処理を起動する。
【0041】
CPU21は、まず、拡大倍数を指示することを求めるメッセージを液晶ディスプレイ35に表示させ、これに応じて、ユーザがキー入力部11を用いて指定した拡大倍数Nを取り込む(ステップ101)。この際、拡大倍数を表す数字を全てメニュー表示させてカーソル及び選択の操作子で選択させるようにしても良く、また、拡大倍数を表す数字を入力させて選択させるようにしても良い。例えば、装置が受け付ける拡大倍数が2倍〜4倍の場合のように少なければ前者を適用する。
【0042】
拡大倍数N(Nは2以上の整数)が指示されると、CPU21は、拡大倍数Nと、テープ幅検出センサ12が検出した装填テープの幅と、印刷対象の文字列について指定されている属性とに基づいて、テープ長手方向にN分割される各テープについての前後余白や文字位置や文字サイズ等の印刷属性を決定する(ステップ102)。
【0043】
この実施形態の場合、文字列に関して、文字サイズ種類や前後余白の設け方や印刷テープ長さ等の各種の属性が付与されており、これら属性は通常印刷を考慮しているものであるが、拡大印刷でもこれら属性を利用することとした。
【0044】
例えば、テープ幅検出センサ12が検出した装填テープの幅と、印刷対象の文字列について指定されている属性とに基づいて、通常印刷時に、図4(A)に示すように、文字の位置や前後の余白長さ等の具体的な印刷属性が定まった場合において、拡大倍数Nが2であると、図4(B)に示すように、でき上がりのラベルでは縦横共に2倍になるように、しかも、図4(C)に示すようにそのでき上がりのラベルを考慮したテープが得られるように文字の位置や前後の余白長さ等の具体的な印刷属性を決定する。
【0045】
その後、CPU21は、拡大印刷に係る全てのテープを印刷するか、一部(第P段目)のテープを印刷するかをユーザに指定させるメッセージを液晶ディスプレイ35に表示させ、これに応じてユーザが指定した印刷量情報を取り込む(ステップ103、104)。
【0046】
例えば、図5に示すような2(N)倍の拡大印刷の場合には、今回の印刷でテープT11及びT12の全てを印刷するか、全体ラベルの1/2(1/N)ずつに該当するいずれの段(ここでは、第P段目という形で指定されるとする;2倍の拡大印刷の場合はPは1又は2)のテープT11又はT12を印刷するかを取り込む。3倍の拡大印刷の場合には、部分印刷に係る段を指定するPは、1、2又は3のいずれかの値をとる。
【0047】
全てのテープの印刷が指示されると、CPU21は、印刷開始段数パラメータnsを1に設定すると共に、印刷終了段数パラメータneをNに設定し(ステップ105)、一方、第P段目のテープの印刷が指示されると、CPU21は、印刷開始段数パラメータnsをPに設定すると共に、印刷終了段数パラメータneをPに設定する(ステップ106)。
【0048】
CPU21は、その後、ステップ107以降の具体的印刷動作に進む。まず、印刷の段数(テープの幅方向に見た場合のテープの順番)を表すパラメータnを値ns(1又はP)にセットすると共に、前余白分(図4の例では2d)だけテープを空送りする(ステップ107)。
【0049】
次に、CPU21は、RAM23に記憶されている印刷対象の文字コード及び制御コードに従ってCG−ROM24をアクセスし、このCG−ROM24の出力データをRAM23上の印刷バッファ23aに格納し、さらにCPU21は、この印刷バッファ23aに格納したフォント情報によりヘッド駆動回路34を駆動し、これにより予めユーザの入力した文字列のn段目のテープに関する部分をテープTに印刷する(ステップ108)。このアクセスの際、CPU21は、ユーザの指定した拡大倍数Nに対応して印刷バッファ23aをアクセスすることにより、パラメータnで規定されるn段目のテープをユーザが指定した拡大倍数Nで印刷する。
【0050】
ここで、CG−ROM24に格納されているフォント情報がビットマップフォントのフォント情報である場合、横方向及び縦方向の2次元状の論理「1」又は論理「0」のドットデータの集合で表されるが、通常印刷では、これを、横方向及び縦方向の2次元アドレスで規定される印刷メモリ23a上の印刷位置に展開し、この展開されたドットデータに応じて順次サーマルヘッド32を駆動することにより、CG−ROM24に格納されたポイント数で文字を印刷することができるようになされている。
【0051】
これに対して、拡大印刷の場合には、横方向に同一のドットデータをN回ずつ繰り返した後、縦方向に同一のドットデータをN回ずつ繰り返すことで、N倍のドットデータを得ることができ、展開時にこのような処理を行なう。
【0052】
これに対して、CG−ROM24に格納されているフォント情報がアウトラインフォントのフォント情報である場合、拡大倍数Nとアウトラインフォント情報とにより、横方向及び縦方向の2次元状の論理「1」又は論理「0」のドットデータの集合を得て、このドットデータの集合が印刷バッファ23a上の印刷位置に展開されることになる。
【0053】
なお、全てのテープを印刷する場合において、1段目のテープのために展開するときに、まとめて全ての段のテープ用に展開を行ない、その後、サーマルヘッド32を駆動するために読出すときに、アドレスを制御して各段のテープ用のドットデータを読出すようにしても良い(展開のイメージとしては図4(B)参照)。
【0054】
また、かかる処理時において、縦書き印刷が指示されているときには、CG−ROM24からドットデータを読出す際には、縦方向及び横方向のアドレスを入れ換えて読出して印刷バッファ23aに格納させる。
【0055】
さらに、CPU21は、このようにして文字列を部分的に印刷する際に、テープTの上下端に余白を形成するように、テープ幅検出センサ12からの検出信号に応じてヘッド駆動回路34の駆動幅を制御する。また、CPU21は、この文字列を部分的に印刷する際に、必要に応じて文字間でテープTを空送りし、これによりユーザの設定した文字間隔で部分的に文字列を印刷する。
【0056】
このようにしてn段目について、文字列の印刷が完了すると、CPU21は、規定量だけテープTを空送りし、ラベル後端部分の空白(図4(C)における2d参照)を作成する(ステップ109)。
【0057】
次に、CPU21は、パラメータnの値が印刷する最終段を意味するパラメータneと一致するか否か判断する(ステップ110)。かかる判断は、全てのテープを印刷する場合には、全てのテープに対する印刷が終了したか否かを判断していることになり、一方、かかる判断は、第P段目のテープを印刷する場合には、その第P段目のテープの印刷が終了したか否かを判断していることになる。
【0058】
例えば、全てのテープを印刷する場合であってその拡大倍数が2倍の場合において、文字列の上半分MUのみ印刷が完了しているときには否定結果が得られ、CPU21はステップ111に移ることになる。一方、第P段目のテープだけを印刷する場合には、ステップ110の判断により、必ず肯定結果が得られ、ステップ114に進むことになり、ステップ111以降の処理に進むことはない。
【0059】
CPU21は、ステップ111に移ったときにはパラメータnを1インクリメントした後、テープの自動カット機構を駆動してテープを切断させる(ステップ112)。なお、テープの自動カット機構を有しないテープ印刷装置の場合には、このステップ112において、ユーザが鋏等で切断するカットラインを規定するマーカを印刷することになる。
【0060】
このようにして印刷処理が終了したテープの排出切断(マーカを付与した擬似切断を含む)が終了すると、CPU21は、規定量だけテープTを空送りし、これによりラベル先頭部分の空白部分だけテープTを送り出した後、ステップ104に戻る(ステップ113)。これにより、CPU21は次の段のテープに対する印刷を行なう。
【0061】
全てのテープを印刷する場合には、ステップ108〜113でなる処理ループが繰返され、最終段目のテープの印刷が終了してステップ110に進んできたときにステップ110で肯定結果が得られる。一方、第P段目のテープだけを印刷する場合には、上述したように、初めてステップ110に進んできたときにステップ110で肯定結果が得られる。
【0062】
このときには、CPU21は、サーマルヘッド32の印刷部(すなわち発熱素子が配置されている位置)から自動カット機構による切断位置までの距離L分だけテープTを空送りした後(ステップ114)、自動カット機構を動作させて、テープを切断させて、拡大印刷処理手順を完了し、拡大印刷が指示された時点の状態に復帰する(ステップ115)。なお、テープの自動カット機構を有しないテープ印刷装置の場合には、ステップ115が省略され、ユーザの外力による切断を待ち受けることになる。
【0063】
以上のような拡大印刷処理により、ユーザは、1回の拡大印刷指令で、全ての段のテープ(図5テープT11及びT12参照)を印刷させることができれば、任意の段のテープだけ(図5テープT11又はT12参照)を印刷させることもできる。
【0064】
(C)実施形態の分割印刷動作
この実施形態のテープ印刷装置は、特殊印刷機能として、従前のテープ印刷装置では有していない分割印刷機能を備えている。
【0065】
そこで、まず、図6を用いて分割印刷機能について説明する。通常の印刷動作では、図6(A)に示すように、テープ長手方向に前余白分が確保された後、入力文字列(複数行の場合もある)が単に印刷され、全ての文字列が印刷された後、後余白分が確保されて、自動的又は手動によって切断されてラベルとして完成されるものである。
【0066】
例えば、最も文字数の多い行の文字数や文字サイズ等によってラベルの長さが規定されるが、ラベルの長さが非常に長くなった場合には、きちんと張ることが難しい。
【0067】
そこで、図6(B)に示すように、M枚のテープをテープ長手方向に並設させることで最終的なラベルを得られる分割印刷機能を設け、張り易い短いテープを複数張ることにより、長いラベルを得られるようにした。
【0068】
以下、ユーザがキー入力部11を用いて分割印刷を指示したときの動作を説明する。
【0069】
ここで、図7が、ROM22に格納されている分割印刷動作用のプログラム22bの処理の流れを示すフローチャートであり、CPU21は、分割印刷が指示されたときに、かかる分割印刷動作用のプログラム22bを実行する。この実施形態のテープ印刷装置は、例えば、テキスト入力動作モードにおいて印刷が指示されたときに、その印刷の指示を受け付け、その後、印刷種類を取り込むようになされており、ここで、分割印刷が指示されたときに、図7に示す処理を起動する。
【0070】
CPU21は、まず、分割数を指示することを求めるメッセージを液晶ディスプレイ35に表示させ、これに応じてユーザが指定した分割数M(Mは2以上の整数)を取り込む(ステップ201)。この際、分割数を表す数字を全てメニュー表示させてカーソル及び選択の操作子で選択させるようにしても良く、また、分割数を表す数字を入力させて選択させるようにしても良い。例えば、装置が受け付ける分割数が2〜4の場合のように少なければ前者を適用する。
【0071】
分割数Mが指示されると、CPU21は、分割数Mと、テープ幅検出センサ12が検出した装填テープの幅と、印刷対象の文字列について指定されている属性とに基づいて、テープ長手方向にM分割される各テープについての文字位置や文字サイズ等の印刷属性を決定する(ステップ202)。この場合に決定される属性は、分割位置を除けば、図6(A)に示すような全体を分割することなく印刷する場合と同様である。
【0072】
その後、CPU21は、分割印刷に係る全てのテープを印刷するか、一部(第Q番目)のテープを印刷するかをユーザに指定させるメッセージを液晶ディスプレイ35に表示させ、これに応じてユーザが指定した印刷量情報を取り込む(ステップ203、204)。
【0073】
例えば、図6(B)に示すような3分割の分割印刷の場合には、今回の印刷でテープT21〜T23の全てを印刷するか、全体ラベルの1/3(1/M)ずつに該当するいずれの順番(ここでは、第Q番目という形で指定されるとする;3分割の分割印刷の場合はQは1、2又は3)のテープT21、T22又はT23を印刷するかを取り込む。
【0074】
全てのテープの印刷が指示されると、CPU21は、印刷開始部分パラメータmsを1に設定すると共に、印刷終了部分パラメータmeをMに設定し(ステップ205)、一方、第Q番目のテープの印刷が指示されると、CPU21は、印刷開始部分パラメータmsをQに設定すると共に、印刷終了部分パラメータmeをQに設定する(ステップ206)。
【0075】
CPU21は、その後、ステップ207以降の具体的印刷動作に進む。まず、印刷するテープの順番を表すパラメータmを値ms(1又はQ)にセットした後、パラメータmが1であるか否かを判別する(ステップ207、208)。ここで、肯定結果が得られた場合には、前余白分だけテープを空送りする(ステップ209)。図6(B)に示すように、第1番目のテープだけには、前余白を確保することが必要となっており、そのため、ステップ208及び209の処理を設けている。
【0076】
次に、CPU21は、RAM23に記憶されている印刷対象の文字コード及び制御コードに従ってCG−ROM24をアクセスし、このCG−ROM24の出力データをRAM23上の印刷バッファ23aに格納し、さらにCPU21は、この印刷バッファ23aに格納したフォント情報によりヘッド駆動回路34を駆動し、これにより予めユーザの入力した文字列の第m番目のテープに関する部分をテープTに印刷する(ステップ210)。
【0077】
この印刷時においては、第m番目のテープについての文字列の印刷終了を確認し(ステップ211)、また、印刷に伴うテープ送りによって第m−1番目のテープの終端位置が自動カット機構の位置に達したかを確認することを行ない(ステップ212)、印刷に伴うテープ送りによって第m−1番目のテープの終端位置が自動カット機構の位置に達した場合には、テープの切断を行なう(ステップ213)。なお、自動カット機構を備えないテープ印刷装置であれば、ステップ213の処理は、例えば、テープを停止させ、ユーザにカットすることをメッセージで促し、カットされたことをカット機構に関連して設けられているセンサで検出したときに、印刷を再開する処理に変更される。
【0078】
以上のようにして、第m番目について、文字列の印刷が完了すると、CPU21は、パラメータmの値が印刷する最終のテープを表しているパラメータmeと一致するか否かを判断する(ステップ214)。かかる判断は、全てのテープを印刷する場合には、全てのテープに対する印刷が終了したか否かを判断していることになり、一方、かかる判断は、第Q番目のテープを印刷する場合には、その第Q番目のテープの印刷が終了したか否かを判断していることになる。
【0079】
CPU21は、ステップ214の判断で否定結果が得られたときには、パラメータmを1インクリメントして(ステップ215)、上述したステップ210に戻り、次のテープの印刷を実行させる。
【0080】
ユーザが所望している全て(Q又は1個)のテープに対して、文字列の印刷が終了してステップ214で肯定結果が得られたときには、CPU21は、パラメータmがMになっているか否かを判断する(ステップ216)。すなわち、最後に印刷されたテープが最終番目のテープ片かを判断する。そして、最終番目のテープのときには、CPU21は、後余白分だけテープTを空送りさせる(ステップ217)。図6(B)に示すように、最終番目のテープだけには、後余白を確保することが必要となっており、そのため、ステップ216及び217の処理を設けている。
【0081】
その後、CPU21は、最終番目のテープの終端位置が自動カット機構による切断位置になるまでテープTを空送りさせた後、自動カット機構を動作させて、テープを切断させて、分割印刷処理手順を完了し、分割印刷が指示された時点の状態に復帰する(ステップ218)。なお、テープの自動カット機構を有しないテープ印刷装置の場合には、空送り後、ユーザの外力による切断を待ち受けることになる。
【0082】
(D)実施形態の効果
上記実施形態によれば、拡大印刷機能との関係からは以下の効果を奏することができる。
【0083】
拡大印刷に係るラベルを形成させようとしてテープを張った際に一部のテープに張りミスが生じても、1回の印刷指令でそのテープだけを印刷させれば良く、張りミスに容易に対応でき、また、その際のテープ消費量を最少限に押さえることができる。すなわち、従来であれば、張りミスの場合には、全ての段のテープが印刷され、既にきちんと張られたテープに対する印刷は無駄であったが、この実施形態によれば、このような無駄な印刷を防止することができる。
【0084】
また、1回の拡大印刷指令で、任意の段のテープを印刷できるので、各段のテープを印刷させる際に、背景色の異なるテープを装填させておくことにより、色が混在した視覚に訴える効果が大きい擬似ラベルを容易に作成することができる。全ての段のテープを印刷させる従来の拡大印刷機能で色が混在した擬似ラベルを形成させようとした場合には、無駄になるテープが多数生じてしまう。
【0085】
上記実施形態によれば、分割印刷機能との関係からは以下の効果を奏することができる。
【0086】
通常の印刷によれば非常に長くなるラベルに対して、分割印刷機能を利用することにより、張る単位がテープ長手方向に分割されたテープとなり、張り易くなって張りミスを少なくすることができる。
【0087】
また、分割印刷に係る一部のテープについて、仮に張りミスが生じても、そのテープ片の印刷で対応することができる。
【0088】
さらに、1回の分割印刷指令で、任意の位置のテープを印刷できるので、各位置のテープを印刷させる際に、背景色の異なるテープを装填させておくことにより、色が混在した視覚に訴える効果が大きいラベルを容易に作成することができる。
【0089】
(E)他の実施形態
上記実施形態においては、拡大印刷及び分割印刷において、印刷させるテープの指定が全て又は1個のものを示したが、2個以上を個別に指定できるようにしても良い。
【0090】
また、上記実施形態においては、ラベルを形成させる複数のテープの印刷機能が拡大印刷機能及び分割印刷機能であるものを示したが、これらを融合させた印刷機能であっても良い。例えば、図8に示すように、テープT31〜T34を縦横に並設させることでラベルを形成できるように、テープに印刷を実行するものであっても良い。この場合の処理は、例えば、図1における拡大印刷における各段の印刷処理に、図7に示すような分割印刷処理を適用することで実現できる。
【0091】
さらに、上記実施形態においては、本発明をテープ印刷装置に適用した場合を示したが、紫外線硬化樹脂を利用した印章作成装置に適用することもできる。例えば、図9(A)に示すような大きな1個の印章Sに2行の文字列を転写(特許請求の範囲では印刷という用語を用いている)させる一般的な転写処理に加えて、図9(B1)及び(B2)に示すように、その半分の大きさを有する印章S1、S2に各行の文字列を個別に転写させる際に、部分転写指定を可能なようにすれば良い。
【0093】
【発明の効果】
以上のように、第1の本発明のテープ印刷装置によれば、印刷の完了したM×N個のテープ片を長手方向及び幅方向にそれぞれM個及びN個ずつ隣接して貼着したときに、各テープ片のM×N倍の大きさを有する擬似的な1個のラベルが得られる拡大分割印刷機能を有するので、この機能を利用することにより、ラベルの一部の品質低下を未然に防止することができると共に、テープの幅方向の大きさより大きいラベルを得ることができる。
【0094】
また、第の本発明のテープ印刷装置によれば、印刷の完了したM個のテープ片を長手方向に隣接して貼着したときに、各テープ片のM倍の大きさを有する擬似的な1個のラベルが得られる特殊印刷機能での印刷として、ラベル上で指定位置に位置する一部のテープ片に対してのみ印刷することもできるようにしたので、ラベルの一部に品質低下があった場合に、一部のテープ片に対する印刷で容易に対応することができるようになる。
【0096】
さらに、第の本発明のテープ印刷装置によれば、印刷の完了したM×N個のテープ片を長手方向及び幅方向にそれぞれM個及びN個ずつ順次隣接して貼着したときに、各テープ片のM×N倍の大きさを有する擬似的な1個のラベルが得れらる拡大分割印刷機能を有するので、この機能を利用することにより、ラベルの一部の品質低下を未然に防止することができると共に、テープの幅方向の長さより大きいラベルを得ることができ、さらに、一部印刷機能を有するので、ラベルの一部に品質低下があった場合に、一部のテープ片に対する印刷で容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の拡大印刷処理を示すフローチャートである。
【図2】従来の課題の説明図である。
【図3】実施形態の電気的全体構成を示すブロック図である。
【図4】拡大印刷処理でのドット展開等の説明図である。
【図5】実施形態の拡大印刷処理の補助説明図である。
【図6】実施形態の分割印刷機能の概念説明図である。
【図7】実施形態の分割印刷処理を示すフローチャートである。
【図8】他の実施形態の説明図である。
【図9】印章作成装置へ本発明が適用可能であることの説明図である。
【符号の説明】
10…入力部、11…キー入力部、12…テープ幅検出センサ、20…制御部、21…CPU、22…ROM、22a…拡大印刷動作用の処理プログラム、22b…分割印刷動作用の処理プログラム、23…RAM、23a…印刷バッファ、30…出力部、31…テープ・リボン送りモータ、32…サーマルヘッド、35…液晶ディスプレイ。

Claims (5)

  1. 予め入力された文字列を貼着用テープに印刷するテープ印刷装置において、
    印刷の完了したM×N(M、Nはそれぞれ2以上の整数)個のテープ片を長手方向及び幅方向にそれぞれM個及びN個ずつ隣接して貼着したときに、各テープ片のM×N倍の大きさを有する擬似的な1個のラベルが得られる拡大分割印刷モードに関する情報を指令する拡大分割印刷指令手段と、
    指令された上記M×Nの値と、テープ片の大きさ情報と、印刷対象の文字列について指定されている属性とに基づいて、各テープ片についての印刷属性を決定する印刷属性決定手段と、
    決定された各テープ片についての印刷属性に従って、長手方向にM分割、幅方向にN分割された印刷対象文字列を各テープ片に順次印刷する印刷手段と
    を有することを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 予め入力された文字列を貼着用テープに印刷するテープ印刷装置において、
    印刷の完了したM(Mは2以上の整数)個のテープ片を長手方向に順次隣接して貼着したときに、長手方向に各テープ片のM倍の長さを有する擬似的な1個のラベルが得られる分割印刷モードに関する情報を指令すると共に、印刷をM個の全てのテープ片に対して行なうか、ラベル上で指定位置に位置する一部のテープ片に対して行なうかを指令する分割印刷指令手段と、
    指令された上記Mの値と、テープ片の大きさ情報と、印刷対象の文字列について指定されている属性とに基づいて、各テープ片についての印刷属性を決定する印刷属性決定手段と、
    上記分割印刷指令手段から印刷をM個の全てのテープ片に対して行なう指令を受信した場合には、上記印刷属性決定手段により決定された各テープ片についての印刷属性に従って、長手方向にM分割された印刷対象文字列を各テープ片に順次印刷し、印刷をラベル上で指定位置に位置する一部のテープ片に対して行なう指令を受信した場合には、上記印刷属性決定手段により決定された当該テープ片についての印刷属性に従って、長手方向にM分割された印刷対象文字列の上記指定位置に対応した部分を当該テープ片に印刷する印刷手段と
    を有することを特徴とするテープ印刷装置。
  3. 予め入力された文字列を貼着用テープに印刷するテープ印刷装置において、
    印刷の完了したM×N(M、Nはそれぞれ2以上の整数)個のテープ片を長手方向及び幅方向にそれぞれM個及びN個ずつ順次隣接して貼着したときに、各テープ片のM×N倍の大きさを有する擬似的な1個のラベルが得られる拡大分割印刷モードに関する情報を指令すると共に、印刷をM×N個の全てのテープ片に対して行なうか、ラベル上で指定位置に位置する一部のテープ片に対して行なうかを指令する特殊印刷指令手段と、
    指令された上記M×Nの値と、テープ片の大きさ情報と、印刷対象の文字列について指定されている属性とに基づいて、各テープ片についての印刷属性を決定する印刷属性決定手段と、
    上記特殊印刷指令手段から印刷をM×N個の全てのテープ片に対して行なう指令を受信した場合には、上記印刷属性決定手段により決定された各テープ片についての印刷属性に従って、長手方向にM分割、幅方向にN分割された印刷対象文字列を長手方向にM×N個隣接して各テープ片に順次印刷し、印刷をラベル上で指定位置に位置する一部のテープ片に対して行なう指令を受信した場合には、上記印刷属性決定手段により決定された当該テープ片についての印刷属性に従って、長手方向にM分割、幅方向にN分割された印刷対象文字列の上記指定位置に対応した部分を当該テープ片に印刷する印刷手段と
    を有することを特徴とするテープ印刷装置。
  4. 上記印刷属性決定手段は、上記ラベルにおいて文字サイズ並びに文字列の前後及び上下の余白長さが、通常印刷時における文字サイズ並びに文字列の前後及び上下の余白長さのN倍になるように、各テープ片についての印刷属性を決定する
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載のテープ印刷装置。
  5. 上記印刷属性決定手段によって決定される印刷属性には、上記印刷手段によるテープへの印刷後に上記テープを各テープ片に切断する為の切断箇所情報も含まれる
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のテープ印刷装置。
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