JP3693219B2 - 帽子 - Google Patents

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B7/00Fastening means for head coverings; Elastic cords; Ladies' hat fasteners

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は釣り等に使用される帽子に係り、詳しくは強い風に飛ばされることのない帽子に関する。
【0002】
【従来の技術】
日差しを避け、又、頭部を保護するため、従来、帽子(キャップ)が釣人に使用されているが、風の強い岩場等で釣りをするとき、風で帽子が飛ばされることがないように、キャップストラップと称する商品が広く使用されている。
このキャップストラップは、軟質樹脂や織布からなる短尺な帯状のバンドの両端にクリップ(係止具)を取り付けたもので、一方のクリップを帽子の後ろ側に挟み付け、他方のクリップを衣類の襟に挟み付けて使用するようになっている。
【0003】
又、特開平9−188914号公報には、図8乃至図10に示すような帽子の飛脱防止具が提案されている。
この飛脱防止具1は、帽子係止部3とブローチ状の衣類係止部5、そして、両係止部3,5間に着脱自在に連結された鎖状の連結部材7とで構成されており、帽子係止部3は、図10に示すようにピン孔3aからピン3bを外すと上下に分かれるようになっている。
【0004】
而して、この飛脱防止具1は、図10に示すように帽子係止部3を帽子9のつば9aに係止し、そして、衣類係止部5を衣類11の衿11aに係止して使用するもので、両係止部3,5間に連結部材7が連結されているため、帽子9が風で脱げても飛んで行ってしまうことがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
然し、上述したキャップストラップや飛脱防止具は、帽子と別体構造であるため、不使用時に紛失したり釣り場に携行するのを忘れてしまう等の不具合があった。
【0006】
又、常時、キャップストラップや飛脱防止具を帽子に取り付けていれば、斯かる不具合は解消できるものの、不使用時にこれらが帽子から垂れ下がっていると、煩わしく邪魔になっている。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、帽子が風で飛ばされることがなく、又、飛脱防止具を紛失したり、飛脱防止具の不使用時に当該飛脱防止具が邪魔にならずファッション性に優れた帽子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る帽子は、帽体と、線条部材の一端側に衣類の衿に挟み付けて係止するクリップからなる係止具を装着した飛脱防止具と、帽体の内部に設けた保持部材とを備え、飛脱防止具は、線条部材の他端側が、帽体の内部に設けた挿通部を挿通して帽体の内部に一体的に取り付き、当該挿通部から線条部材を伸ばして係止具を衣類の衿に係止したり、帽体の内部に手繰り寄せて線条部材を帽体の内部に収納可能であると共に、保持部材は、飛脱防止具の不使用時に帽体の内部に手繰り寄せた前記線条部材を帽体内部で保持することを特徴とする。
【0008】
そして、請求項2に係る発明は、請求項1記載の帽子に於て、飛脱防止具は、線条部材の他端側が帽体内部に止着されていることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1記載の帽子に於て、飛脱防止具は、線条部材の他端側に、挿通部に対する抜止部が設けられていることを特徴とする。
又、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の帽子に於て、挿通部が、帽体成形用の布地の縫い合わせ目に沿って縫着されたフセテープ上に設けられていることを特徴とする。
【0009】
更に又、請求項5に係る発明は、請求項1に記載の帽子に於て、保持部材が、帽体内部に取り付けられた面ファスナーであることを特徴とする。
【0010】
(作用)
各請求項に係る発明によれば、風の強い岩場等で釣りをするとき、帽子に一体的に取り付く線条部材を挿通部から伸ばして係止具を衣類の衿に係止しておけば、風で帽子が脱げても線条部材によって飛ばされることがない。
又、飛脱防止具の不使用時には、挿通部を介して線条部材を帽体内に手繰り寄せて帽体内部に収納しておけばよく、手繰り寄せた線条部材は保持部材によって帽子の内部で保持される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1乃至図4は請求項1,請求項2及び請求項4,請求項5に係る帽子の一実施形態を示し、図1に於て、13は略三角形状に裁断した6枚の布地15を縫着して成形された帽体で、従来と同様、帽体13の前方下縁部にひさし17が取り付けられ、そして、サイズ調整用のアジャスター19が帽体13の後方下縁部に取り付けられている。
【0012】
又、図2に示すように帽体13の内部には、布地15の縫い合わせ目21に沿って3本のフセテープ23が、帽体13の中央部に装着した天釦25を通って帽体13の前後方向と左右の側面方向に縫着されており、従来と同様、これらのフセテープ23によって帽体13の形状保持が図られている。
そして、図2乃至図4に示すように天釦25から帽体13の後方(アジャスター19方向)に向かって縫着されたフセテープ23上に、当該フセテープ23と同一の素材を断面楕円形の筒状に縫着した挿通部27が縫着されており、当該挿通部27に飛脱防止具29の紐(線条部材)31が挿通している。
【0013】
飛脱防止具29は、天釦25に一端側が止着された布製の紐31と、当該紐31の他端側に装着されたクリップ(係止具)33とからなり、図1に示すように紐31は、これを挿通部27から伸ばすことで衣類の衿35にクリップ33が挟み付けられる長さになっている。
そして、図1及び図4に示すように飛脱防止具29の不使用時には、クリップ33をアジャスター19に挟み付けて、挿通部27から帽体13内に手繰り寄せた紐31を、帽体13内部に取り付けた面ファスナー(保持部材)35で保持することができるようになっている。
【0014】
本実施形態に係る帽子37はこのように構成されているから、風の強い岩場等で釣りをするとき、図1に示すように紐31を挿通部27から伸ばしてクリップ33を衣類の衿35に挟み付けておけば、風で帽子37が脱げても、紐31によって飛ばされることが防げる。
そして、飛脱防止具29の不使用時には、図1又は図4に示すようにクリップ33をアジャスター19に挟み付けて、挿通部27から帽体13内に手繰り寄せた紐31を面ファスナー35で保持しておけばよい。
【0015】
従って、本実施形態によれば、風で帽子37が脱げても、飛脱防止具29によって帽子37が飛ばされることがないし、飛脱防止具29の不使用時には、図1又は図4に示すようにクリップ33をアジャスター19に挟み付け、そして、帽体13内に紐31を手繰り寄せて面ファスナー35で保持しておくことができるので、紐31やクリップ33が邪魔になることがなくファッション性に優れ、又、飛脱防止具29が天釦25と挿通部27を介して帽体13に一体的に取り付けられているため、飛脱防止具29を紛失したり釣り場に携行し忘れることもない。
【0016】
更に又、本実施形態によれば、従来の帽子に容易に適用することができると共に、従来周知のキャップストラップに比しクリップが一つで済むため、コストを安く抑えることも可能である。
図5乃至図7は挿通部の他の実施形態を示し、図5に示す実施形態は、フセテープ23上に、複数本の紐39を紐31と直交するように並列させて飛脱防止具29の挿通部41としたものであり、図6は細紐43-1を編み込んだネット43をフセテープ23上に取り付けて、飛脱防止具29の挿通部45としたものである。
【0017】
そして、図7に示す実施形態は、軟質樹脂で成形した扁平なパイプ47をフセテープ23上に縫着して、これを飛脱防止具29の挿通部49としたもので、いずれの実施形態も、その他の構成は上記実施形態と同様であるので、それらの説明は省略する。
而して、これらの実施形態によっても、上記実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能である。
【0018】
尚、図1に示す実施形態では、飛脱防止具29の紐31の一端側を天釦25に止着させたが、天釦25に止着させず、図示しない請求項1,請求項3乃至請求項5に係る帽子の一実施形態の如く前記紐31の一端側に、挿通部27を挿通不能な大きさの結び目(抜止部)を作って、飛脱防止具を帽体に一体的に取り付けてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上述べたように、各請求項に係る発明によれば、風で帽子が脱げても、飛脱防止具によって帽子が飛ばされることがないし、飛脱防止具の不使用時には、帽体内に線条部材を手繰り寄せてこれを保持部材で保持しておくことができるので、線条部材の収納,保持が確実となって線条部材や係止具が邪魔になることがなくファッション性に優れ、又、飛脱防止具が挿通部を介して帽体に一体的に取り付けられているため、飛脱防止具を紛失したり釣り場に携行し忘れることもない。
【0020】
更に又、従来の帽子に容易に適用することができると共に、従来周知のキャップストラップに比しクリップが一つで済むため、コストを安く抑えることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,請求項2及び請求項4,請求項5の一実施形態に係る帽子の後方斜視図である。
【図2】図1に示す帽子の底面図である。
【図3】図1に示す帽子の要部切欠き側面図である。
【図4】図1に示す帽子の底面図である。
【図5】挿通部の変形例の説明図である。
【図6】挿通部の他の変形例の説明図である。
【図7】挿通部の更に他の変形例の説明図である。
【図8】従来の飛脱防止具の斜視図である。
【図9】図8に示す飛脱防止具の一部拡大斜視図である。
【図10】図8に示す飛脱防止具の使用方法の説明図である。
【符号の説明】
13 帽体
15 布地
23 フセテープ
27,41,45,49 挿通部
29 飛脱防止具
31 紐
33 クリップ
35 面ファスナー
37 帽子

Claims (5)

  1. 帽体と、線条部材の一端側に衣類の衿に挟み付けて係止するクリップからなる係止具を装着した飛脱防止具と、帽体の内部に設けた保持部材とを備え、
    飛脱防止具は、線条部材の他端側が、帽体の内部に設けた挿通部を挿通して帽体の内部に一体的に取り付き、当該挿通部から線条部材を伸ばして係止具を衣類の衿に係止したり、帽体の内部に手繰り寄せて線条部材を帽体の内部に収納可能であると共に、
    保持部材は、飛脱防止具の不使用時に帽体の内部に手繰り寄せた前記線条部材を帽体内部で保持することを特徴とする帽子。
  2. 飛脱防止具は、線条部材の他端側が帽体内部に止着されていることを特徴とする請求項1記載の帽子。
  3. 飛脱防止具は、線条部材の他端側に、挿通部に対する抜止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の帽子。
  4. 挿通部は、帽体成形用の布地の縫い合わせ目に沿って縫着されたフセテープ上に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の帽子。
  5. 保持部材は、帽体内部に取り付けられた面ファスナーであることを特徴とする請求項1記載の帽子。
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