JPH0527448Y2 - - Google Patents

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JPH0527448Y2
JPH0527448Y2 JP9060889U JP9060889U JPH0527448Y2 JP H0527448 Y2 JPH0527448 Y2 JP H0527448Y2 JP 9060889 U JP9060889 U JP 9060889U JP 9060889 U JP9060889 U JP 9060889U JP H0527448 Y2 JPH0527448 Y2 JP H0527448Y2
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JP
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hood
drawstring
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flap
exposed
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、雨衣や防寒服等のフードに関する。
〔従来の技術〕
従来、ジヤケツト形雨衣や防寒服、又はコート
形雨衣には、襟回りに配設したスナツプボタンや
フアスナー等の留具を介して防水加工されたフー
ドを脱着自在に、又は直接縫着してフードを襟回
りに設けた袋部へ収納可能に取付けられている。
上記雨衣や防寒服等のフードを、強風雨下等で
帽子の上に着用した場合、フードが風雨で煽ら
れ、バタ付いたり、外れたりすることが多く、着
用し難いものとなつている。
従来、上記フードのバタ付きや、外れを防止す
る方法としては、 フード本体の前縁に沿つて挿通配置されてい
る絞り紐を締め付ける。
フードと帽子のつばを洗濯挾み等で挾持す
る。
帽子のつば側等に取付けられているクリツプ
でフードを挾み込む。
等の方法がとられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の方法では、フードのバ
タ付きを阻止するには、絞り紐を相当に強く締め
付けなければならないので、顔面、頭部が圧迫さ
れ、不快感が伴なう。
上記の方法では、洗濯挾み等が脱落しやすく
紛失する恐れがあり、又外観上の体裁も悪い。
上記の方法では、当該帽子が専用となるだけ
でなく、該帽子はコスト的にも高い、又クリツプ
がつば部の表面へ露出しているので、例えば魚釣
時に着用した場合、糸がらみ等の原因となる。
等の問題点があつた。
本考案は上記従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたもので、その目的とすると
ころは、フード本体の絞り紐を利用して帽子のつ
ばとフードを簡便に、かつ確実に固定することが
でき、しかも、外観的にも優れ、かつ低コストに
製造できるようにした防寒服等のフードを提供し
よう、とするものである。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本考案における防寒
服等のフードは、フード本体の前縁に絞り紐を所
要長さだけ前記前縁上部内側へ露出せしめた状態
にて挿通配置し、該絞り紐も露出部分を被い可能
に前記フード本体内側にフラツプを配設したこと
を特徴としている。
〔作用〕
強風雨下等において、フードを着用する際は、
頭部に帽子を着用した状態にて、クラツプを開き
絞り紐の露出部分の被いを解いた後、該クラツプ
をフード本体の前縁上部内面に沿わせ、フード本
体を帽子上に被せ、そのつばを上記絞り紐の露出
部分と、上記クラツプフードの前縁上部内面との
間に差し込み、前方へ突出させる。
次いで、絞り紐を締め付けると、当該フードの
前縁部分は絞り紐によつて締め付けられるが、該
絞り紐の露出部分は略水平状に緊張されるので、
この露出部分と前縁上部間につばは押圧固定され
ることとなる。即ち、フードの前縁左右両側部は
絞り紐により、フード前縁上部は絞り紐と帽子の
つばにより各々締め付け固定され、強風等による
フードのバタ付きは阻止されることとなる。
〔実施例〕
以下、本考案の雨衣のフードを示した一実施例
について図面を参照して説明する。
第1図〜第4図に示したように、フード本体1
は、例えば、ポリ塩化ビニール等の熱可塑性合成
樹脂を塗布した熱溶着可能な防水加工布を用い、
略二等辺三角形状に裁断した略相似形の前部布2
と後部布3とを高周波ウエルダーの熱セツトによ
り溶着線4で接合して、前部から下部にかけて開
口する形状に形成されている。
上記フード本体1は、その下縁5の左右両先端
に係止用突片6,7が連設され、左側の突片6の
外面と、右側の突片7の内面には相互に掛け外し
自在な一対の掛止具8,9が装着されている。こ
の掛止具8,9としては、図示例のベルクロ(登
録商標)テープや図示しない凹形、凸形の一対の
スナツプボタン等が用いられる。
又、フード本体1の前縁10には、共布による
裏当て11によつて形成された袋部12に絞り紐
13が挿通され、該絞り紐13の両端部は、後部
布3の下部前縁近傍に装着されているハトメリン
グ14,14に挿通して外側へ延出されている。
又、上記絞り紐13は、フード本体1における
前縁10の上部内側に所要長さlだけ露出させて
ある。
即ち、上記前縁10の上部内面にあつて、左右
両側部にプラスチツク製等のハトメリング15,
15を所要間隔に装着し、該ハトメリング15,
15に挿通することにより、上記袋部12に挿通
されている絞り紐13の一部を前縁10の上部内
側へ露出させるもので、該絞り紐13の露出部分
13aの長さlは、第4図に示した帽子16にお
けるつば17の基端横幅よりも適当寸法だけ長く
なるよう予め設定して設けてあり、該露出部分1
3aと前縁10の上部10a内面との間に帽子1
6のつば17が第4図のように差し込めるように
形成されている。
又、上記前縁10における上部10aの先端近
傍内面には、第3図に示したようにフラツプ18
の一端が高周波ウエルダーの熱セツトにより溶着
線19で装着されていると共に、上記露出部分1
3aを中間位置とする上記溶着線19と対称な位
置と、上記フラツプ18の開放端内面には、相互
に掛け外し可能としたベルクロテープや一対のス
ナツプボタン等による掛止具20,21が各々装
着してある。
又、上記フラツプ18は、上記絞り紐13の露
出部分13aの長さlと略同等の幅に形成され
る。
而して、上記フラツプ18は、両掛止具20,
21の掛止により、フード本体1の前縁上部10
aの内面に沿った状態にて絞り紐13の露出部分
13aを被つた状態に保持されている。フードを
固定する時は、上記両掛止具20,21相互の掛
止を解き、フラツプ18の開放端を把持して引き
上げることにより第3図に示したように露出部分
13aを露出させた後、フラツプ18は前縁上部
10a内面に沿つて掛止保持させた状態にて該露
出部分13aと、フラツプ18、前縁上部10a
との間に帽子16のつば17を差し込むこととな
る。又、フラツプ18を第5図に示したように前
方へ折り返し、帽子16のつば17を、上記露出
部分13aと、上記フラツプ18、前縁上部10
aとの間に差し込むようにすることができる。
上記フードは、その下縁5をジヤケツト型、コ
ート型の雨衣Aの襟回りにスナツプボタン等にて
脱着自在に止着し、又溶着により止着して使用さ
れる。更に上記フードは雨衣以外の作業用、スポ
ーツ用服や釣用服、防寒服等に適用される。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されている
ので、絞り紐13の、フード本体1の前縁上部1
0a内側へ露出させた部分13aと、フラツプ1
8、前縁上部10aとの間に帽子16のつば17
を差し込み、絞り紐13を利用して帽子16のつ
ば17とフードを固定するようにしたので、絞り
紐13のみにてフードを直接固定するものと比べ
て、顔面、頭部への圧迫感や違和感が少なくなる
と共に、つば付きであれば、どのような帽子でも
使用でき、しかも容易な操作によつて簡単、かつ
確実に固定できて緩みを生じたり、外れることが
なく、操作性、固定性に優れるものである。
又、特にフードを固定する必要がない場合や、
帽子を使用しない場合は、フラツプ18にて絞り
紐13の露出部分13aを被つた状態に保持させ
ておくことができるので、該露出部分13aが垂
れ下がつて邪魔になつたり、視界の妨げとなるこ
ともなく、更に上記露出部分13a、フラツプ1
8はフード本体1内に収まり外部に露出すること
はないから、外観上の意匠感も優れたものとする
ことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る雨衣のフードの一実施例
を示す側面図、第2図は同実施例の正面図、第3
図は同実施例における主要部の平面図、第4図は
同実施例の使用状態を示す縦断面図、第5図は同
実施例の他の使用状態を示す一部の縦断面図であ
る。 1……フード本体、10……前縁、10a……
前縁上部、13……絞り紐、13a……露出部
分、18……フラツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フード本体の前縁に絞り紐を所要長さだけ前記
    前縁上部内側へ露出せしめた状態にて挿通配置
    し、該絞り紐の露出部分を被い可能に前記フード
    本体内側にフラツプを配設してなることを特徴と
    する防寒服等のフード。
JP9060889U 1989-07-31 1989-07-31 Expired - Lifetime JPH0527448Y2 (ja)

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JP9060889U JPH0527448Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31

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JP9060889U JPH0527448Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31

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Publication Number Publication Date
JPH0330209U JPH0330209U (ja) 1991-03-25
JPH0527448Y2 true JPH0527448Y2 (ja) 1993-07-13

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ID=31640124

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JP9060889U Expired - Lifetime JPH0527448Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31

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JP4653908B2 (ja) * 2001-07-18 2011-03-16 株式会社シマノ フード

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JPH0330209U (ja) 1991-03-25

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