JP3692610B2 - カラー電子写真記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各色別の画像形成ユニットを使用し、電子写真方式を使用してカラー印刷を行うカラー電子写真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、LEDアレイヘッドを光書込み手段に用い、各色別の画像形成ユニットを使用するカラー電子写真記録装置が採用されている。このようなカラー電子写真記録装置は、例えばイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)のトナーを使用する画像形成ユニットを配置し、各画像形成ユニットにおいて帯電、露光、現像、転写処理を行い、記録紙に画像形成を行う。
【0003】
図15は上述の各画像形成ユニットに配設された光書込記録ヘッドの断面図である。光書込記録ヘッド81はLEDアレイ基板82上に複数個のLEDアレイチップ83を配設して構成され、隣接部にLEDドライブ用のドライブIC84a、84bが配設されている。それぞれのLED発光部(LEDアレイチップ83)はドライブIC84a、84bからボンディングワイヤ85a、85bを介して駆動信号が送られ、この駆動信号に従って発光する。尚、同図の86は上述のLED発光部の発光を不図示の感光体に結像するセルフォックレンズであり、レンズ支持部87によって支持されている。
【0004】
一方、上記LED発光部は、各素子当たり数mA〜数十mAの電流を流し発光するが、その際のエネルギーの大半は熱に変換される。したがって、LED発光部の温度は点灯することによって上昇する。この温度変化は印字画像に影響を与える。つまり、LED発光部の温度上昇によって発光出力が低下し、画像濃度が低下し印字品質が低下する。
【0005】
図16にLED素子の各温度での発光出力データを示す。同図に示すように、温度上昇に伴って発光出力が低下し、例えば20℃の温度変化によって発光出力は1割以上低下する。このことは、反転現像によるネガ書き込み方式の場合には、線画像が徐々に細くなるような現象を引き起こす。また、ポジ書き込み方式においてはプリント初期時にはなかったカブリが生じる。
【0006】
このため、従来のカラー電子写真記録装置では、LEDアレイ基板82にフィン88を設け、さらにフィン88の端部に冷却ファンを配設している。図17はLEDアレイヘッド81の斜視図であり、LEDアレイ基板82にはフィン88取り付けられ、フィン88の一方の端部には冷却用ファン89が配設されている。フィン88は断面「コ」の字型の放熱性のよい、例えば金属板であり、LEDアレイ基板82から発する熱を放出する。また、冷却用ファン89はフィン88から発する熱を排除する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカラー電子写真記録装置では以下の問題が発生する。
(イ)先ず、LED発光部の温度変化の相違が問題となる。この理由は、各画像形成ユニットの発熱源からの距離の相違である。すなわち、例えば熱定着器から各画像形成ユニットまでの距離の相違により、大きな熱量を発する熱定着器に近い画像形成ユニットは高い温度の影響を受け、熱定着器から遠い画像形成ユニットでは温度の影響は少ない。
【0008】
図18はこのことを説明する図であり、同図において横軸はプリンタ装置の主電源が入る以前から、時間T1で主電源が入り、スタンバイの状態から時間T2のプリント時、及び時間T3のプリント終了時までの時間の経過を示している。また、縦軸は時間経過の各色LEDアレイヘッドの温度を示している。この特性から時間T2〜T3のプリント処理中、LEDアレイの温度は、時間の経過と共に変化し、また色によって温度変化が異なる。同図に示すように、例えば熱定着器に最も近いブラック(BK)のLEDアレイヘッドの温度変化(TBK)は最も大きく、次いでシアン(C)のLEDアレイヘッドの温度変化(TC)が大きく、次にマゼンダ(M)のLEDアレイヘッドの温度変化(TM)、イエロー(Y)のLEDアレイヘッドの温度変化(TY)の順に温度変化は小さくなる。
【0009】
このため、LEDアレイの発光出力は画像形成ユニットの配設位置により異なり、従って画像形成ユニットの配設位置によって各色の画像濃度に違いが発生し、カラー画像の劣化を招く。
(ロ)また、冷却ファンが常時駆動することによる騒音の問題である。すなわち、冷却ファン89が駆動している場合でも、プリント動作時には現像装置や感光体ドラム等から発生する騒音に比べて騒音レベルが低いことから問題にならないが、上述の装置が停止しているスタンバイ時には、冷却ファン89が主要な騒音発生源となる。また、スタンバイ時にはプリント動作時に比べて低い騒音レベルが要求されることから、スタンバイ時における冷却ファン89の発する騒音が問題となる。
【0010】
本発明の課題は上記従来の実情に鑑み、カラー画像が劣化することなく、騒音の問題も解消できるカラー電子写真記録装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は上記課題を解決するため、装置内部に配設された転写紙上のトナーを転写紙に熱定着するための熱定着装置から異なる距離にそれぞれ配設された色別の複数の画像形成ユニットを有し、該画像形成ユニットに含まれる発光素子により感光体を露光して記録を行うカラー電子写真記録装置において、前記発光素子に供給するストローブ信号の出力時間を各色の画像形成ユニット毎の前記熱定着装置からの距離に応じて個別に設定し、画像形成ユニット毎に温度を識別することなく前記ストローブ信号を最適時間に制御することを特徴とするカラー電子写真記録装置を提供することにより達成できる。
【0012】
ここで、例えば画像形成ユニットとしてイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の4個のユニットを使用し、上記順序で熱定着装置に近づくとすれば、この配設順序に従って発光素子に供給するストローブ信号の出力時間を設定する。
【0014】
請求項2記載の発明は、上記課題を解決するため、装置内部に配設された転写紙上のトナーを転写紙に熱定着するための熱定着装置から異なる距離にそれぞれ配設された色別の複数の画像形成ユニットを有し、該画像形成ユニットに含まれる発光素子により感光体を露光して記録を行うカラー電子写真記録装置において、前記発光素子に供給する駆動電流の大きさを各色の画像形成ユニット毎の前記熱定着装置からの距離に応じて個別に設定し、画像形成ユニット毎に温度を識別することなく前記駆動電流を最適な大きさに制御することを特徴とするカラー電子写真記録装置を提供することにより達成できる。
【0015】
請求項3記載の発明は、上記課題を解決するため、装置内部に配設された転写紙上のトナーを転写紙に熱定着するための熱定着装置から異なる距離にそれぞれ配設された色別の複数の画像形成ユニットを有し、該画像形成ユニットに含まれる発光素子により感光体を露光し、該感光体上に残留する電荷を現像装置により現像して記録を行うカラー電子写真記録装置において、前記現像装置に供給する現像バイアスの大きさを各色の画像形成ユニット毎の前記熱定着装置からの距離に応じて個別に設定し、画像形成ユニット毎に温度を識別することなく前記現像バイアスを最適な大きさに制御することを特徴とするカラー電子写真記録装置を提供することにより達成できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
<第1の実施形態例>
図1は、本発明の第1の実施形態の例を説明するカラー電子写真記録装置1の全体構成図である。尚、本例の説明において使用するカラー電子写真記録装置は、所謂タンデム方式のカラープリンタである。
【0023】
同図において、カラープリンタ1は、用紙供給/搬送機構2、複数の画像形成ユニット部3、定着器4で構成されている。用紙供給/搬送機構2は、用紙Pを積載収納した給紙カセット5と用紙搬送系6で構成されている。また、用紙搬送系6は給紙カセット5から用紙Pを搬出するための給紙コロ8、給紙コロ8によって搬出された用紙Pを搬送する用紙搬送経路7、用紙位置をトナー像に一致させて給紙するための待機ロール9、搬送ベルト12を駆動する駆動ロール10、11、及び搬送ガイド板14、搬送ロール15、16、排紙ガイド17、排紙ロール18で構成されている。
【0024】
給紙コロ8の回動により、給紙カセット5から搬出される用紙Pは用紙搬送経路7を通って待機ロール9まで送られ、後述する感光体ドラムに形成されるトナー像と一致するタイミングで搬送ベルト12上を搬出される。また、用紙Pが搬送ベルト12上を移動する間、搬送ベルト12上の用紙Pには各画像形成ユニット21、22、23、24よりトナー像が転写され、用紙Pへの転写処理が行われる。その後、定着器4によって熱定着処理が施され、搬送ロール15、16によって排紙ガイド17に送られ、排紙ロール18により機外に排出される。
【0025】
また、上述の定着器4は熱ロール4aと圧接ロール4bで構成され、用紙Pがこの熱ロール4aと圧接ロール4b間を挟持搬送される間、用紙Pに転写された複数色のトナー像は溶融して用紙Pに定着する。
【0026】
一方、画像形成ユニット部3は、上述のようにイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の4個の画像形成ユニット21〜24であり、この順序で配設されている。また、3個の画像形成ユニット21〜23は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色のトナーを用紙Pに転写し、減法混色に基づくカラー印刷を行うユニットであり、ブラック(BK)の画像形成ユニット24はモノクロ印刷に使用するユニットである。
【0027】
各画像形成ユニット21〜24は、現像容器に収納された現像剤(の色)を除き、同じ構成であり、感光体ドラムの周面近傍に帯電器、LEDヘッド、現像器、転写器を順次配置する構成である。ここで、4個の画像形成ユニット21〜24を代表し、シアン用の画像形成ユニット23の例でユニットの構成を説明する。感光体ドラム25は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成され、感光体ドラム25の周面近傍には、帯電器26、LEDヘッド27、現像器28、転写ロール29が順次配設されている。感光体ドラム25は矢印方向に回動し、先ず帯電器26からの電荷付与により、感光体ドラム25の周面を一様に帯電する。次に、LEDヘッド27からの露光により、感光体ドラム25の周面に静電潜像を形成し、現像器28による現像処理によりトナー像を形成する。この時、感光体ドラム25の周面に形成するトナー像は、現像容器28に収納したシアン(C)色のトナーによる。このようにして感光体ドラム25の周面に形成されるトナー像は、感光体ドラム25の矢印方向の回動に伴って転写ロール29の位置に達し、転写ロール29によって搬送ベルト12上を搬送される用紙Pに転写される。
【0028】
用紙Pの上面に転写されたトナー像は、搬送ベルト12の移動と共に矢印方向に搬送され、上述と同様の構成の他の画像形成ユニット21、22によって、用紙P上に形成されたイエロー(Y)のトナー、マゼンダ(M)のトナーと共に定着器4によって熱定着され、減法混色に基づくカラー印刷が行われる。例えば、印刷画像が青色であれば、減法混色に基づき画像形成ユニット22からマゼンタ(M)のトナーを用紙Pに転写した後、画像形成ユニット23からシアン(C)のトナーを用紙Pに転写し、青色画像を実現する。また、例えば、印刷画像が赤色であれば、画像形成ユニット21からイエロー(Y)のトナーを用紙Pに転写した後、画像形成ユニット22からマゼンタ(M)のトナーを用紙Pに転写し、赤色画像を実現する。
【0029】
図2は上述の機構構成のカラープリンタ1の制御回路を示す。カラープリンタ1の制御回路は、インターフェイスコントローラ(以下、I/Fコントローラという)30と、このI/Fコントローラ30に接続するプリンタコントローラ31で構成され、I/Fコントローラ30にはホストコンピュータ32が接続され、プリンタコントローラ31にはカラープリンタ1内の各機構部が接続する。
【0030】
I/Fコントローラ30はホストコンピュータ32から出力される印字情報に従って、用紙Pに1対1で対応するパターンデータを作成する。尚、I/Fコントローラ30には表示部33が接続され、各種表示を行う。また、プリンタコントローラ31は、CPU34、ROM35、EEPROM36、LEDヘッド制御部37、ドライバ38、バッファ39、で構成されている。CPU34はROM35に記憶するプログラムに従って印字制御を行い、例えばI/Fコントローラ30で作成したパターンデータ(ビデオデータ)をLEDヘッド制御部37に出力する。また、EEPROM36には後述するLED素子の発光出力に対するLEDヘッド27の露光時間のデータが記憶されている。
【0031】
LEDヘッド制御部37には上述の画像形成ユニット21〜24に配設されたイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)色のトナーを対応する感光体ドラムに転写するためのLEDヘッド27Y、27M、27C、27BKが接続されている。尚、ここでLEDヘッド27Yはイエロー(Y)の画像形成ユニット21に配設された印字ヘッドであり、LEDヘッド27Mはマゼンダ(M)の画像形成ユニット22に配設された印字ヘッドであり、LEDヘッド27C、27BKはそれぞれシアン(C)色、ブラック(BK)の画像形成ユニット23、24に配設された印字ヘッドである。
【0032】
一方、ドライバ38には上述の熱ロール4a、高圧電源部40、直流モータ41、パルスモータ42、現像クラッチ43、ベルト上下用モータ44、待機クラッチ45、定着クラッチ46が接続されている。熱ロール4aは前述のように熱定着器4内に配設され、ドライバ38から出力する制御信号に従って所定温度に加熱される。また、高圧電源部40は前述の帯電器26や転写ロール29に所定の高電圧を印加する回路であり、ドライバ38から出力する制御信号によって駆動する。また、直流モータ41及びパルスモータ42は感光体ドラム25や各種ロールを回動するためのモータであり、ドライバ38から出力する駆動信号によって駆動する。尚、ベルト上下用モータ44は後述するモノクロ印刷とカラー印刷の切り換えを行う際駆動させるモータである。
【0033】
さらに、現像クラッチ43は現像器28に設けられた現像ロール28’に上述の直流モータ41の回転力を伝達し、待機クラッチ45は前述の待機ロール9に上述のパルスモータ42の回転力を伝達し、定着クラッチ46は前述の定着ロール29に直流モータ41の回転力を伝達するクラッチである。また、前述の給紙コロ8に対する駆動信号もこのドライバ38から出力され、その他各種負荷に対して駆動信号や制御信号を出力する。
【0034】
一方、CPU34にはバッファ39を介して各センサ47が接続されている。この各センサ47には用紙Pの位置検出センサや、LEDヘッド27の温度検出センサ等が含まれる。
【0035】
図3は上記各センサ47の中で特に温度検出センサの回路構成を説明する図である。温度検出手段としての温度検出センサ50は、アナログ・デジタル変換回路(以下、AD変換回路という)51を通してCPU34に接続され、具体的にはサーミスタ(TR)で構成されている。また、温度検出センサ50の一端は抵抗R1を通して電源(Vcc)に接続され、他端は接地されている。図4は上述の温度検出センサ50をLEDヘッド27に取り付ける状態を示す図であり、温度検出センサ50はLEDヘッド27の裏面に取り付けられる。
【0036】
この温度検出センサは、LEDヘッド27に配置される不図示のLED素子の発光に基づく温度上昇、及び前述の定着器4の発熱に基づく温度上昇を検出する。また、温度検出センサ50が検出した温度データはアナログ電圧データとしてAD変換回路51に出力され、AD変換回路51によって対応するデジタル信号に変換され、CPU34に出力される。
【0037】
尚、ここでAD変換回路51のAD変換処理を具体的な電圧値を用いて説明する。例えば、電源電圧(VCC)5vとし、AD変換回路51からCPU34への出力を8bit構成とした場合、255分割が可能であり、AD変換回路51の入力の最小分解能は5v/255=179.5mVとなる。今、抵抗R1の抵抗値を10KΩとした場合、温度検出センサ(サーミスタ)50の抵抗値は、例えば図5から、25°Cの時、10KΩであり、AD変換回路51の入力電圧は2.5vとなり、AD変換回路51の出力データは「127」となる。また、例えば26°Cの時、9.594KΩであり、AD変換回路51の入力電圧は2.448vとなリ、AD変換回路51の出力データは「125」となる。
【0038】
つまり、AD変換回路51の最小分解能は0.50°CでCPU34内に取り込むことができる。尚、図5に示す通リ、温度検出センサ50の温度特性は厳密には直線式では表すことができない為、温度-抵抗値特性をテーブル化し、EEPROM36に予め登録しておいてもよい。このようにすれば、温度検出センサ50の特性が変わった場合、例えばメンテナンス時、EEPROM36のデータを書き換えることで対応できる。
【0039】
一方、図6はLEDヘッド27のドライバ回路を示す。尚、このドライバ回路はLEDヘッド27の不図示のLEDアレイ基板に配置されている。また、4個の画像形成ユニット21〜24の各LEDヘッド27Y、27M、27C、27BK(図1参照)に同じ構成のドライバ回路が配設されている。
【0040】
このドライバ回路はシフトレジスタ53、ラッチ回路54、アンドゲート(ANDゲート)55、バッファ56、LED素子57で構成されている。また、図7はこのドライバ回路の駆動を説明するタイムチャートである。前述のLEDヘッド制御部37から出力されるビデオデータ(DATA)はクロック信号(CLK)に同期してシフトレジスタ53に入力する。そして、シフトレジスタ53に例えば1ライン分のビデオデータが入力すると、ラッチ信号(LAT)の出力に同期してシフトレジスタ53に入力した1ライン分のビデオデータがパラレルにラッチ回路54にラッチされる。また、ラッチ回路54に既にラッチされている1ライン前のビデオデータは、上述のラッチ信号に同期してANDゲート55に出力される。ANDゲート55にはLEDヘッド制御部37からストローブ信号(STB)が出力され、このストローブ信号(STB)が出力される間、ラッチ回路54から供給されたビデオデータに基づくドライブ信号をバッファ56を介してLED素子57に出力する。したがって、LED素子57は、LEDヘッド制御部37から出力するビデオデータに従って発光し、しかもその発光時間はANDゲート55に出力するストローブ信号(STB)の出力時間(Sn)によって制御できる構成である。
【0041】
しかも、また、上述のドライブ回路の構成は各LEDヘッド27Y、27M、27C、27BKにおいて同じであるから、各LEDヘッド27Y、27M、27C、27BK毎にストローブ信号(STB)の出力時間(Sn)を可変できる構成である。
【0042】
次に、本実施形態の処理動作を説明する。
図8は画像形成ユニット21〜24に配設されたLEDヘッド27Y、27M、27C、27BKの温度変化を示す図である。横軸に示す温度T1より電源をオンし、スタンバイ状態の温度T2からプリント処理を開始し、温度T3の時の各LEDヘッド27Y、27M、27C、27BKの温度値が各々TY、TM,TC,TBKになることを示す。この場合、LEDヘッド27BKの温度上昇が最も大きく、以下LEDヘッド27C、27M、27Yの順に温度上昇が小さくなる。この理由は、図1からも分かるように、熱源である定着器4からの発熱により各LEDヘッド27Y、27M、27C、27BKが影響を受けるからである。
【0043】
本例のカラー電子写真記録装置1を駆動すると、ホストコンピュータ32から出力された印字データはI/Fコントローラ30によってパターンデータに変換され、LEDヘッド制御部37を介して各ドライバ回路に出力される。そして、上述のシフトレジスタ53、ラッチ回路54、ANDゲート55、バッファ56を介してLED素子57に出力され、各LED素子57を発光する。このため、各LEDヘッド27Y、27M、27C、27BKの温度は上昇し、温度検出センサ50が各ヘッドの温度を検出し、CPU34に知らせる。尚、この時CPU34に供給される温度データは、上述のように0.5°Cの解像度のデジタルデータである。例えば、ブラック(BK)のLEDヘッド27BKに配設された温度検出センサ50からは、検出温度TBKが出力され、対応するデジタルデータがCPU34に供給される。また、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)のLEDヘッド27C、27M、27Yに配設された温度検出センサ50からも検出温度TC〜TYが出力され、対応するデジタルデータがCPU34に供給される。
【0044】
CPU34は上述の各温度情報に従って、ストローブ信号(STB)の出力時間を決める。図9はCPU34のストローブ信号(STB)出力時間の決定処理を説明する図である。同図の(a)は、EEPROM36に予め登録したデータを曲線で示す図である。この曲線のデータは、感光体ドラム25の感度(E)を一定として、LED素子57の露光量(P)に対するストローブ信号(STB)の出力時間(S)の関係を示す図である。また、図9の(b)は、縦軸の温度に対するLED素子57の発光出力(μW/dot)の関係を示す図である。
【0045】
この両図からCPU34はストローブ信号(STB)の出力時間を決定する。以下、具体的に説明する。
先ず、定着器4に最も近いブラック(BK)のLEDヘッド27BKの場合、図9の(b)から温度TBKの時のLED素子57の発光出力がPBKであることが判る。CPU34は、この発光出力から同図の(a)を参照し(実際の処理は、CPU34が上記発光出力PBKのデータに基づいてEEPROM36を検索し)、対応するLEDヘッド27BKへのストローブ信号(STB)の出力時間(SBK)を読み取る(読み出す)。この時CPU34が設定するストローブ信号(STB)の出力時間(SBK)は他のヘッドに対する出力時間に対して最も長く、少ない発光出力PBKを補うために長い露光時間であり、温度上昇による発光出力の低下を露光時間で補完するものである。したがって、LEDヘッド制御部37からLEDヘッド27BKにビデオデータを転送し、対応するLED素子57を発光する際、出力するストローブ信号(STB)の出力時間はSBKの時間であり、対応するLED素子57の発光出力の低下を充分補うことができる。
【0046】
一方、定着器4から次に近いシアン(C)のLEDヘッド27Cの場合、図9の(b)から温度TCの時のLED素子の発光出力がPCであることが判り、この発光出力から同図の(a)を参照し、対応するLEDヘッド27Cへのストローブ信号(STB)の出力時間(SC)を読み取る。すなわち、この時CPU34が設定するストローブ信号(STB)の出力時間は、上記ブラック(BK)のヘッドに対する出力時間より短い時間である。この(露光)時間(SC)は、比較的少ない発光出力PCにより、比較的長い露光を感光体ドラム25に行うものであり、温度上昇による発光出力の低下を露光時間を長くして補うことができる。したがって、LEDヘッド制御部37からLEDヘッド27Cにビデオデータを転送する際、出力するストローブ信号(STB)の出力時間はSCの時間であり、対応するLED素子57の発光出力の低下を充分補完できる。
【0047】
以下、マゼンダ(M)、イエロー(Y)のLEDヘッド27M、27Yについても同様に、図9の(b)から温度TM、及び温度TYの時のLED素子の発光出力PM,PYを読み出し、この発光出力から同図の(a)を参照し、対応するストローブ信号(STB)の出力時間(SM)、(SY)を読み取る。したがってこの時間、ストローブ信号(STB)を出力することで、それぞれのLED素子57の発光出力の低下を露光時間で補うことができる。
【0048】
以上のように本例によれば、温度変化に伴うLED素子57の発光出力の低下があってもLED素子57の露光時間を可変し、感光体ドラム25に与える露光量(発光出力と露光時間の積分値)を常に一定に保つことができる。
【0049】
尚、感光体ドラム25の感度は事前に、例えばEEPROM36に登録しておくことができる。
また、上述の例では温度検出センサ50を1個で構成したが、図10に示すようにLED素子57の配設方向(主走査方向)に対して4個一列に温度検出センサ50a〜50dを配設する構成としてもよい。またこの場合、ドライブ回路は図11に示すように、1ラインのLED素子57を4分割し、各LED素子57a〜57dに対応する長さのストローブ信号(STB1〜STB4)を出力する構成とする。すなわち、温度検出センサ50a〜50dで検出した温度毎にストローブ信号(STB1〜STB4)を設定し、検出温度に対応した時間、対応するLED素子57a〜57dにストローブ信号(STB1〜STB4)を供給する。このように構成することにより、主走査方向に対するLED素子57の配設位置に対応した時間、LED素子57a〜57dを駆動することができ、さらに正確な制御を行うことができる。
<第2の実施形態例>
次に、本発明の第2の実施形態の例を説明する。
【0050】
図12は本例の要部を説明する回路図である。同図は前述の第1の実施形態例で説明した図6に対応するドライバ回路であり、前述の実施形態例がストローブ信号(STB)の出力時間を可変してLED素子の発光出力の低下を補ったのに対し、本例はLED素子への供給電流を制御することによりLED素子の発光出力の低下を補う構成である。尚、前述の図1及び図2の構成は本例でも同じであり、両図の構成上の説明は省略する。
【0051】
本例では図12に示すように、LED素子57’の駆動電流を制御するため、電流制御回路60が設けられている。この電流制御回路60はLED素子57’毎に設けられ、各電流制御回路60はトランジスタ61〜63と抵抗R2で構成されている。トランジスタ61と62はLED素子57’の電流値を設定するトランジスタであり、CPU34からラッチ64、デジタル・アナログ変換回路(以下DA変換回路という)65を介して供給されるベース電圧(VB)に従ってLED素子57’の電流制御を行う。また、トランジスタ63はビデオデータに従ってLED素子57’をオン、オフ制御するトランジスタである。
【0052】
次に、本例の処理動作を説明する。本例の場合も前述の第1実施形態例と同様、I/Fコントローラ30でパターンデータに変換されたビデオデータはLEDヘッド制御部37から各LEDヘッド27Y、27M、27C、27BKに出力される。すなわち、LEDヘッド制御部37から出力されたビデオデータは、シフトレジスタ53に入力し、ラッチ回路54、ANDゲート55、インバータ56’を介してトランジスタ63に入力し、ビデオデータに従ってトランジスタ63をオン、オフ駆動する。一方、CPU34はラッチ64を介してDA変換回路65に制御信号を出力し、トランジスタ62に対応するベース電流(IB)を供給する。トランジスタ62は供給されたベース電流(IB)に従ったコレクタ電流(Ic)を流し、LED素子57’を発光する。したがって、CPU34から出力する制御信号により、LED素子57’の発光量を制御できる構成である。
【0053】
そこで、CPU34は前述の各温度情報に従って、LED素子57’の発光量を制御する。すなわち、前述の実施形態の例で説明した図8に示すように、LEDヘッド27Y、27M、27C、27BKを駆動すると温度が上昇し、また定着器4からの距離に従って温度上昇は異なる。このため、図9の(b)に示すようにLED素子57’の発光出力は低下する。このため、本例ではLED素子57’の発光出力の低下をCPU34からラッチ64に出力する制御信号を可変し、発光出力の低下を補完するものである。
【0054】
例えば、定着器4に最も近いブラック(BK)のLEDヘッド27BKの場合、図9の(b)から温度TBKの時のLED素子57’の発光出力がPBKであり、CPU34はこの発光出力の低下を補うためラッチ64に制御信号を出力し、大きなベース電流(IB)をトランジスタ62に供給し、LED素子57’に大きなコレクタ電流(IC)を流す。この制御により、LED素子57’の発光出力の低下を補うことができる。
【0055】
また、同様にシアン(C)のLEDヘッド27Cの場合、図9の(b)から温度TCの時のLED素子57’の発光出力がPCであることが判り、この発光出力の低下を補うため、比較的大きなベース電流(IB)をトランジスタ62に供給し、LED素子57’に対応するコレクタ電流(IC)を流し、LED素子57’の発光出力の低下を補う。
【0056】
さらに、マゼンダ(M)、イエロー(Y)のLEDヘッド27M、27Yについても同様に処理する。
以上のように本例によれば、温度変化に伴うLED素子57’の発光出力の低下をLED素子57の駆動電流の大きさを可変して対応し、感光体ドラム25に与える露光量を常に一定に保つことができる。
<第3の実施形態例>
次に、本発明の第3の実施形態の例を説明する。
【0057】
前述の2つの実施形態例は、LED素子の発光出力の低下をストローブ信号(STB)の出力時間を可変し、又はLED素子の駆動電流を可変して行った。しかし、本例は現像バイアスを制御することで対応するものである。
【0058】
図13は本例の要部を説明するシステム構成図である。同図に示すように、CPU34はバッファ70を介して高温電源部71にオン、オフ信号を出力し、またCPU34はDA変換回路72を介して制御電圧(VS)を高温電源部71に出力する。高温電源部71は、CPU34から出力するオン、オフ信号に従って、オン信号が出力される時、制御電圧(VS)に従ったバイアス電圧を現像ロール28’に印加する。ここで、CPU34がDA変換回路72に出力するデジタル制御信号は複数ビット構成され、前述の温度検出センサ50で検出した温度データに基づく。
【0059】
次に、本例の処理動作を説明する。
図14は本例を説明する現像プロセスを示す。同図に示す第1の状態は適正発光出力の状態を示し、第2の状態は発光出力が低下した時の状態を示す。第1の状態は、感光体ドラム25の未露光部の電位(暗電位)がVCDであり、露光部の電位(明電位)は適正発光出力に基づく低電圧VCL1である。したがって、この場合CPU34から出力する制御信号に従って所定の現像バイアスVB1を供給することで、現像バイアスVB1と低電圧VCL1間の電位差がトナー濃度となり、適正濃度の画像が得られる。
【0060】
一方、第2の状態は、LEDヘッドの温度上昇によりLED素子の発光出力が低下した場合であり、感光体ドラム25の未露光部の電位(暗電位)VCDは同じであるが、露光部の電位(明電位)VCL2が上昇している。この理由は、感光体ドラム25に対し充分な発光出力を供給できないため、LED素子からの露光を受光しても充分電荷が抜けないためである。
【0061】
そこで、本例では同図の第3の状態に示すように、CPU34から制御信号を出力し、バイアス電圧をVB2とし、上昇した露光部の電位(明電位)VCL2に対応した電位とする。すなわち、高温電源部71からバイアス電圧VB2を出力し、バイアス電圧VB2と露光部の電位(明電位)VCL2間の電位差を第1の状態と同じ電位差とする。このように制御することで、LED素子の温度上昇に伴う発光出力の低下をバイアス電圧VBの調整で補うことができる。
【0062】
また、このように構成することにより、LEDヘッド27Y、27M、27C、27BKの露光時間や駆動電流の可変では対応できない場合、例えばLED素子の絶対供給電流を越え、LED素子の露光時間や駆動電流の調整では対応できない場合、現像バイアスを可変することで対応できる。すなわち、LED素子の露光時間や駆動電流を大きくして発光光量を上げることは、LED素子の駆動電流が絶対値を越えている場合、それ以上駆動電流を上げることはできない。このような場合、現像ロール28’のバイアス電圧を可変することで適正濃度の画像形成を可能とするものである。
【0063】
尚、上述の例では現像ロール28’のバイアス電圧を可変したが、現像ロール28’に限るものではなく、例えば帯電器26への印加電圧を変え、感光体ドラム25の帯電電圧を制御する構成としてもよい。
【0064】
また、上述の第1実施形態例〜第3実施形態例までの説明では、温度検出センサ50(又は50a〜50d)により検出した温度データを使用したが、単に熱源である定着器4から各画像形成ユニット21〜24までの距離に従ってストローブ信号(STB)の出力時間を制御し、LED素子の駆動電流を制御し、又はバイアス電圧を制御する構成としてもよい。このように構成することにより、温度検出センサ50(又は50a〜50d)、及びその制御回路を省略することができる。
【0065】
また、本発明は上述の実施形態例以外にも、図4に示す放熱フィン52の形状を、各画像形成ユニット21〜24毎に変えることで対応できる。すなわち、熱源である定着器4から近い位置に配設された画像形成ユニット24のLEDヘッド27BKには大きな放熱フィン52を使用し、定着器4から離れるに従ってLEDヘッド27C、27M、27Yに順次小さな放熱フィン52を使用する構成とする。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は温度上昇に伴うLEDヘッドの発光出力の低下をLEDヘッドの駆動時間、又は駆動電流を変えることにより補償でき、優れた品質の画像を作成することができる。
【0067】
また、温度上昇に伴うLEDヘッドの発光出力の低下を現像器のバイアス電圧、又は帯電器のバイアス電圧を変えることで対応でき、例えLED素子への供給電流が絶対値に達していてもバイアス電圧を調整することで対応できる。
【0068】
さらに、本発明では放熱ファンを使用しなくても品質の優れた画像を得ることができるので、装置の騒音を小さくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各実施形態の例を説明するカラー電子写真記録装置の全体構成図である。
【図2】カラー電子写真記録装置の制御回路を示す図である。
【図3】温度検出センサの回路構成を説明する図である。
【図4】温度検出センサをLEDヘッドに取り付ける状態を示す図である。
【図5】温度検出センサ(サーミスタ)の温度特性を示す図である。
【図6】LED素子のドライブ回路の回路図である。
【図7】ドライブ回路の駆動を説明するタイムチャートである。
【図8】画像形成ユニットに配設されたLEDヘッドの温度変化を示す図である。
【図9】CPUがストローブ信号(STB)の出力時間を決定する処理を説明する図であり、同図の(a)はEEPROMに予め登録したデータを曲線で示す図であり、同図の(b)は縦軸の温度に対するLED素子の発光出力(μW/dot)の関係を示す図である。
【図10】LED素子の配設方向(主操作方向)に対して4個一列に温度検出センサを配設する構成を示す図である。
【図11】1ラインのLED素子を4分割し、各LED素子に対応する長さのストローブ信号(STB1〜STB4)を出力する構成のドライバ回路の回路図である。
【図12】第2の実施形態例のドライバ回路の回路図である。
【図13】第3の実施形態例を説明するシステム構成図である。
【図14】第3の実施形態例の現像プロセスを説明する図である。
【図15】従来例の各画像形成ユニットに配設された光書込記録ヘッドの断面図である。
【図16】LED素子の各温度での発光出力データを示す図である。
【図17】従来例の各画像形成ユニットに配設された光書込記録ヘッドの斜視図である。
【図18】各画像形成ユニットの温度変化を説明する図である。
【符号の説明】
1 カラープリンタ
2 用紙供給/搬送機構
3 画像形成ユニット部
4 定着器
4a 熱ロール
4b 圧接ロール
5 給紙カセット
6 用紙搬送系
8 給紙コロ
9 待機ロール
10、11 駆動ロール
12 搬送ベルト
14 搬送ガイド板
15、16 搬送ロール
17 排紙ガイド
18 排紙ロール
21、22、23、24 画像形成ユニット
25 感光体ドラム
26 帯電器
27 LEDヘッド
27Y、27M、27C、27BK LEDヘッド
28 現像器
28’現像ロール
29 転写ロール
30 I/Fコントローラ
31 プリンタコントローラ
32 ホストコンピュータ
33 表示部
34 CPU
35 ROM
36 EEPROM
37 LEDヘッド制御部
38 ドライバ
39 バッファ
40 高圧電源部
41 直流モータ
42 パルスモータ
43 現像クラッチ
44 ベルト上下用モータ
45 待機クラッチ
46 定着クラッチ
47 各センサ
50 温度検出センサ
51 AD変換回路
53 シフトレジスタ
54 ラッチ回路
55 アンドゲート(ANDゲート)
56 バッファ
57、57’LED素子
60 電流制御回路
61〜63 トランジスタ
64 ラッチ
65 DA変換回路という
70 バッファ
71 高温電源部
72 DA変換回路

Claims (3)

  1. 装置内部に配設された転写紙上のトナーを転写紙に熱定着するための熱定着装置から異なる距離にそれぞれ配設された色別の複数の画像形成ユニットを有し、該画像形成ユニットに含まれる発光素子により感光体を露光して記録を行うカラー電子写真記録装置において、
    前記発光素子に供給するストローブ信号の出力時間を各色の画像形成ユニット毎の前記熱定着装置からの距離に応じて個別に設定し、画像形成ユニット毎に温度を識別することなく前記ストローブ信号を最適時間に制御することを特徴とするカラー電子写真記録装置。
  2. 装置内部に配設された転写紙上のトナーを転写紙に熱定着するための熱定着装置から異なる距離にそれぞれ配設された色別の複数の画像形成ユニットを有し、該画像形成ユニットに含まれる発光素子により感光体を露光して記録を行うカラー電子写真記録装置において、
    前記発光素子に供給する駆動電流の大きさを各色の画像形成ユニット毎の前記熱定着装置からの距離に応じて個別に設定し、画像形成ユニット毎に温度を識別することなく前記駆動電流を最適な大きさに制御することを特徴とするカラー電子写真記録装置。
  3. 装置内部に配設された転写紙上のトナーを転写紙に熱定着するための熱定着装置から異なる距離にそれぞれ配設された色別の複数の画像形成ユニットを有し、該画像形成ユニットに含まれる発光素子により感光体を露光し、該感光体上に残留する電荷を現像装置により現像して記録を行うカラー電子写真記録装置において、
    前記現像装置に供給する現像バイアスの大きさを各色の画像形成ユニット毎の前記熱定着装置からの距離に応じて個別に設定し、画像形成ユニット毎に温度を識別することなく前記現像バイアスを最適な大きさに制御することを特徴とするカラー電子写真記録装置。
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