JP3691608B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体メモリ装置の冗長回路に関し、特に、カラム冗長に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体メモリ装置の大容量・高集積化に伴って、欠陥メモリセルを救済する冗長(redundancy)技術の重要性が増している。現在の冗長技術は、欠陥ビットをもっているノーマルメモリアレイをブロック単位でスペアアレイに置き換える方式、或いは、欠陥ビットをもつ欠陥ビットラインをスペアアレイ内のスペアビットラインに置き換える方式(カラム冗長)が主流を成している。このような冗長技術では、半導体メモリ装置が高密度化されるとその分、冗長に用いられるスペアアレイのための回路領域も制限されるために、できるだけ小面積のスペアアレイでより多くの冗長を行えるようにする効率性が重視されるようになっている。
【0003】
カラム冗長方式の技術の一つとして、米国特許第5,045,720号に開示のものがある。図1に、この技術のスペアカラム選択回路に関連した回路構成を示す。この図1に示すスペアカラム選択回路は、ノーマルビットライン対6に接続されたノーマル入出力ライン5とスペアビットライン対3に接続されたスペア入出力ライン4との間に、スペアカラム選択のためのラインスイッチング対10a,10bが設けられている。ラインスイッチング対10a,10bは、スペアカラムデコーダ1から出力されるクロックパルスφDの活性化に応じて駆動される。また、ノーマル入出力ライン5には、電源電圧Vccにつながれたノーマル入出力ラインプルアップ対20a,20bが設けられており、スペアカラムデコーダ1から出力されるクロックパルスφDの非活性化に応じて駆動される。更に、クロックパルスφDはインバータI1で反転されてクロックパルスφSCDとなり、これに従いスペア入出力ライン4とスペアビットライン対3との間の接続制御を行うNMOSトランジスタMS1〜MS4が動作する。
【0004】
図2は、図1の回路の動作過程を示すタイミング図である。図示のように、ローアドレスストローブ信号RASB(B=反転の意味)とカラムアドレスストローブ信号CASB(B=反転の意味)がそれぞれ論理“ロウ”レベルに遷移して活性化されると、外部から入力されるローアドレスとカラムアドレスがアドレスバッファ(図示略)にラッチされる。このローアドレスストローブ信号RASBの論理“ロウ”活性化からクロックφYまでの間に、ノーマルビットライン対6間のデータ感知が遂行される。そして、ノーマルビットライン対6のデータは、ノーマルカラムデコーダ11から図2のように出力されるクロックφNCDの活性化に応じるNMOSトランジスタMN1〜MN4のオンでパス(PATH)へ伝達される。
【0005】
スペアカラムラインの選択は、カラム選択ヒューズボックス(図示略)内のヒューズ切断で決定される。スペアカラムラインの選択時でもノーマルカラムデコーダ11から出力されるクロックφNCDはカラムアドレス信号の入力によって活性化される。このとき、ノーマルカラムラインの選択はスペアカラムラインと関係なく定義することができ、このため、スペアカラムラインの選択時に発生する遅延がなくなる。即ち、スペアカラム選択時には、スペアカラムデコーダ1からクロックφDが論理“ロウ”出力されてラインスイッチング対10a,10bがターンオフすることにより、ノーマル入出力ライン5及びノーマルビットライン対6の接続が遮断される一方、クロックφDを反転させたクロックφSCDの論理“ハイ”によりNMOSトランジスタMS1〜MS4がターンオンし、スペアビットライン対3のデータをパスへ伝達する。このように行われるスペアカラム選択方法で、データアクセス速度の損失(Speed loss)を抑制することができる。
【0006】
また、ノーマルカラムのディスエーブル時に、ノーマルカラムラインに接続したノーマル入出力ライン5を、外部との間で読出/書込動作を行うパスから分離させるため、スペアカラムをデコードする遅延がなくなる。更に、読出モード時、スペアビットライン対3のセンスアンプとノーマルビットライン対6のセンスアンプとの間の直流電流源が遮断される。従って、スペアカラム選択時にビットラインのローディング効果が極めて少なく、結果的に速い読出/書込動作を遂行できるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、速い読出及び書込動作を行える反面、ノーマル入出力ライン5とスペア入出力ライン4に同一入出力ラインを使用するようにしているため、入出力単位ブロックに対しフレキシブル(flexible)な冗長を行えず、歩留りを上げるための冗長効率が低下することになっている。即ち、1つのメモリブロック内のノーマルメモリセルの欠陥については、隣り合うメモリブロック内の冗長メモリセルアレイ内の冗長セルでリペアすることができないので、冗長の効率が悪く歩留りを上げられない。
【0008】
従って、本発明の目的は、1入出力単位ブロック内の欠陥メモリセルを周辺の入出力単位ブロック内の冗長メモリセルでリペアできるような入出力単位ブロックに限定されない弾力的な冗長機能を有する半導体メモリ装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、ノーマルメモリセルアレイと冗長メモリセルアレイを有する入出力単位ブロックにおいてノーマル入出力パスと冗長入出力パスを独立的に形成し、他の入出力単位ブロックの冗長にも使用できるようなフレキシブルなカラム冗長機能を有するようにした半導体メモリ装置を提供することにある。更に、本発明のまた他の目的は、入出力単位ブロックにおけるノーマル入出力パスと冗長入出力パスを独立的に形成し、入出力単位ブロック内の欠陥セルを隣り合う入出力単位ブロック内の冗長セルでリペアできるようにして、冗長の柔軟性を向上させた半導体メモリ装置を提供することにある。加えて、本発明の更に他の目的は、チップサイズを増加させることなく冗長効率を増大させ得る半導体メモリ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的のために本発明は、多数の入出力単位ブロックにそれぞれ対応させてデータ入出力ラインを有する半導体メモリ装置において、ノーマルメモリセルを含む複数のノーマルメモリセルアレイと、冗長メモリセルの冗長メモリセルアレイと、前記複数のノーマルメモリセルアレイそれぞれのビットラインデータを感知して対応するノーマルサブ入出力ラインへ伝えるノーマルセンスアンプの複数のノーマルセンスアンプブロックと、前記冗長メモリセルアレイのビットラインデータを感知して冗長サブ入出力ラインへ伝える冗長センスアンプの冗長センスアンプブロックと、前記各ノーマルサブ入出力ラインへ伝えられたデータを受けるノーマルグローバル入出力パスと、前記ノーマルグローバル入出力パスに伝達されるデータを感知増幅し、前記データ入出力ラインのうちの対応するデータ入出力ラインへ出力するノーマル入出力センスアンプのノーマル入出力センスアンプブロックと、前記冗長サブ入出力ラインへ伝えられたデータを受ける冗長グローバル入出力パスと、前記冗長グローバル入出力パスに伝達されるデータを感知増幅し、欠陥ブロック選択情報に従って前記データの入出力ラインのいずれかへ出力する冗長入出力センスアンプの冗長入出力センスアンプブロックと、を前記入出力単位ブロックごとに備えたことを特徴とする。
【0010】
この場合、ロー方向に隣り合ったノーマルメモリセルアレイの間及び冗長メモリセルアレイに隣接させて分割ワードラインドライバがそれぞれ配置され、更に、カラム方向に隣り合ったノーマルメモリセルアレイの間及びカラム方向に隣り合った冗長メモリセルアレイの間にノーマルセンスアンプブロック及び冗長センスアンプブロックがそれぞれ配置される構成とすることができる。そしてこのとき、ノーマルサブ入出力ラインと冗長サブ入出力ラインはそれぞれノーマルセンスアンプブロック及び冗長センスアンプブロック上でロー方向に伸張し、これらノーマルサブ入出力ライン及び冗長サブ入出力ラインはそれぞれノーマルグローバル入出力パス及び冗長グローバル入出力パスに接続されて分離されているものとすることができる。
【0011】
この本発明の冗長入出力センスアンプブロックは、少なくとも冗長グローバル入出力パスの本数分備えられ、そして、この冗長入出力センスアンプブロックがそれぞれ、前記冗長グローバル入出力パスに入力ノードが接続され且つ出力ノードがデータ入出力ラインにそれぞれ独立して接続される前記データ入出力ライン数分の冗長入出力センスアンプを含んでなるものとするとよい。このとき、冗長入出力センスアンプブロックのうちの少なくとも一つをカラムアドレス情報に応じて選択し、そして該選択冗長入出力センスアンプブロック中のいずれか1つの冗長入出力センスアンプを欠陥ブロック選択情報に応じて活性化させる冗長入出力センスアンプ活性化回路を備えるようにする。更に、ノーマルメモリセル中の欠陥カラムアドレスをプログラムする冗長プログラマブル手段に前記欠陥カラムアドレスが入力されることで冗長カラム選択ラインが活性化され、そして、各入出力単位ブロックごとの欠陥カラムラインのアドレス情報をプログラムするための1以上のカラムヒューズを有してなる欠陥ブロック選択情報発生手段が、そのカラムヒューズのプログラミング及び前記冗長カラム選択ラインの活性化に応じて欠陥ブロック選択情報を発生するものとするとよい。
【0012】
本発明ではまた、ノーマルサブ入出力ラインとノーマルグローバル入出力パスとの間及び冗長サブ入出力ラインと冗長グローバル入出力パスとの間に、それぞれ独立させて伝送スイッチ手段が設けられる構成とするとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態につき添付図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図3及び図4は、本発明によるカラム冗長方式を採用した半導体メモリ装置のブロック図で、データ入出力ターミナルDQi,DQj,DQk,DQl別にデータを入出力する入出力単位ブロックUIOBi,UIOBj,UIOBk,UIOBlについて、冗長入出力パスとノーマル入出力パスが独立的に設けられた構成が示されている。これにより、入出力単位ブロックUIOBi,UIOBj,UIOBk,UIOBlに拘束されることなくフレキシブルに冗長を使用し、ノーマルメモリセルアレイ内の欠陥カラムラインを冗長メモリセルアレイ内の冗長カラムラインにリペアできる構成となっている。
【0015】
同じ構成を有する4個の入出力単位ブロックUIOBi,UIOBj,UIOBk,UIOBlのもつノーマルグローバル入出力パスGIOi,GIOj,GIOk,GIOlは、4個の入出力センスアンプ30〜36で構成されたノーマル入出力センスアンプブロックIOSAを介しデータ入出力ラインDIOi,DIOj,DIOk,DIOlにそれぞれ専属させて接続されている。更に、各データ入出力ラインDIOi,DIOj,DIOk,DIOlは、それぞれ独立したマルチプレクサ及び増幅器(Multiplexer & Amplifier :MPX)を介して専属のデータ入出力ターミナルDQi,DQj,DQk,DQlへ接続されている。
【0016】
また、入出力単位ブロックUIOBi,UIOBj,UIOBk,UIOBlのもつ冗長グローバル入出力パスRGIOi,RGIOj,RGIOk,RGIOlは、出力ノードがデータ入出力ラインDIOi,DIOj,DIOk,DIOlのそれぞれに1ずつ接続された4個の冗長入出力センスアンプ40〜48からなる冗長入出力センスアンプブロックRIOSA1〜RIOSA4に1ずつ接続されている。尚、ノーマルグローバル入出力パスGIOi,GIOj,GIOk,GIOlと冗長グローバル入出力パスRGIOi,RGIOj,RGIOk,RGIOlのそれぞれは4対のラインからなっている。
【0017】
サブ入出力ラインSIOとグローバル入出力ラインGIOで階級的入出力ライン(Hierarchical I/O line) が構成され、ノーマルメモリセルアレイMCA1,MCA2(MCA3,MCA4)の間、及び、冗長メモリセルアレイRCA1(RCA2)と隣の入出力単位ブロック内のノーマルメモリセルアレイMAC1(MCA3)との水平的な離隔位置間(即ち冗長メモリセルアレイに隣接させて)に、分割ワードラインドライバ(Splited Word Line Driver:SWD)が配列され、その上部にそれぞれノーマルグローバル入出力パスGIOi,GIOj,GIOk,GIOlと冗長グローバル入出力パスRGIOi,RGIOj,RGIOk,RGIOlとが独立的に形成されている。そして、入出力単位ブロックUIOBi,UIOBj,UIOBk,UIOBl内において、センスアンプの配列されたノーマルセンスアンプブロックSAと冗長センスアンプブロックRSAには、ノーマルサブ入出力ラインSIOx(x=i,j,k,l)と冗長サブ入出力ラインRSIOxが独立的な別途のラインとして分離形成され、ノーマル動作時と冗長動作時にそれぞれ異なるパスを使用することにより、ビットラインの寄生負荷(parasitic bitline loading) を最小化し且つセルアレイが増加しない範囲内でフレキシブルなリペア動作が行えるように構成されている。ノーマルサブ入出力ラインSIOxと冗長サブ入出力ラインRSIOxはそれぞれ、ノーマルグローバル入出力パスGIOxと冗長グローバル入出力パスRGIOxに接続される。
【0018】
このような入出力単位ブロックUIOBi,UIOBj,UIOBk,UIOBlの詳細な構成について、入出力単位ブロックUIOBiの構成を一例として説明する。
【0019】
相互に離間したノーマルメモリセルアレイMCA1,MCA2の間、MCA3,MCA4の間、そして、冗長メモリセルアレイRCA1と隣の入出力単位ブロックUIOBj内のノーマルメモリセルアレイMCA1との間には、ロー方向つまりワードライン方向に一般的な構成を有するSWDがそれぞれ配置されている。また、ノーマルメモリセルアレイMCA1,MCA3の間、MCA2,MCA4の間、そして、冗長メモリセルアレイRCA1,RAC2の間には、カラム方向つまりビットライン方向にノーマルセンスアンプブロックSA3,SA4と冗長センスアンプブロックRSA2がそれぞれ配置されている。ノーマルメモリセルアレイMCA1,MCA3の領域はノーマルセルだけのアレイとされ、ノーマルメモリセルアレイMCA2,MCA4の領域は、冗長メモリセルアレイRCA1,RCA2を含めたノーマルセルとスペアセルのアレイとされる。
【0020】
センスアンプブロックSA1〜SA6上に形成されたサブ入出力ラインSIO、例えば、センスアンプブロックSA3上に形成されたサブ入出力ラインSIOは、カラム方向上側のノーマルメモリセルアレイMCA1のカラムラインと下側のノーマルメモリセルアレイMCA3のカラムラインとを共有し、そのノーマルセルのデータをノーマルグローバル入出力パスGIOiへ伝達する。そして、冗長センスアンプブロックRSA2上に形成された冗長サブ入出力ラインRSIOは、カラム方向上側の冗長メモリセルアレイRCA1と下型の冗長メモリセルアレイRCA2のカラムラインとを共有し、その冗長セルのデータを冗長グローバル入出力パスRIOiへ伝達する。
【0021】
ノーマルグローバル入出力パスGIOiは、当該入出力単位ブロックUIOBiのデータを該当データ入出力ターミナルDQiへ伝達するためのデータ入出力ラインDIOiに出力ノードが接続された入出力センスアンプブロックIOSAの入力ノードへ接続されている。この入出力センスアンプブロックIOSAは、入力ノードがノーマルグローバルデータ入出力パスGIOiに接続され、出力ノードがデータ入出力ラインDIOiに共通接続された4つの入出力センスアンプ30,32,34,36を備えている。入出力センスアンプブロックIOSA内の各入出力センスアンプ30,32,34,36は、カラムアドレス信号CAi,CAj、カラムアドレスエネーブル信号φYE、ブロック選択情報BLSiをデコーディングする入出力センスアンプ活性化回路IOSEの出力により個別的に選択されてエネーブルされる。
【0022】
冗長グローバルデータ入出力パスRGIOiは、図3及び図4に示した入出力単位ブロックの個数に対応したライン対で構成される。例えば、入出力単位ブロック数が図3及び図4のように4個である場合、冗長グローバルデータ入出力パスRGIOiは4対のラインで構成される。冗長グローバルデータ入出力パスRGIOi内の4対のラインは、それぞれ第1〜第4冗長入出力センスアンプブロックRIOSAl〜RIOSA4の入力ノードに接続される。この第1〜第4冗長入出力センスアンプブロックRIOSA1〜RIOSA4は、データ入出力ラインDIOi,DIOj,DIOk,DIOlに各出力ノードがそれぞれ接続された冗長入出力センスアンプ38,40,42,44を含んでいる。そして、第1〜第4冗長入出力センスアンプブロックRIOSA1〜RIOSA4は、カラムアドレス信号CAi,CAj、カラムアドレスエネーブル信号φYE、欠陥ブロック選択情報BLSiB,BLSjB,BLSkB,BLSlBをデコーディングする冗長入出力センスアンプ活性化回路RIOSEの出力により個別的に選択されてエネーブルされる。
【0023】
図5は、図3及び図4に示した入出力単位ブロックを選択する信号を発生するための回路構成を示す。この回路は、欠陥カラムラインのアドレスをプログラムするためのカラムヒューズ回路60〜63と、カラムヒューズ回路60〜63の出力を論理演算して欠陥カラムラインの含まれた欠陥ブロック選択情報BLSiB,BLSjB,BLSkB,BLSlBを発生させる論理組合回路と、から構成される欠陥ブロック選択情報発生手段である。カラムヒューズ回路60〜63のそれぞれは、欠陥カラムラインのアドレスをプログラムするためのカラムヒューズボックスCFiをそれぞれ内蔵している。
【0024】
図6は、図5に示したカラムヒューズボックスの構成を示す。この回路は、ヒューズプログラミングに従い、欠陥アドレス信号が入力されるときに冗長カラム選択ラインRCSLを活性化する冗長プログラマブル手段(冗長カラムデコーダ)50と、欠陥の生じたカラムラインを含む入出力単位ブロックの情報を発生するための多数のブロック選択ヒューズ52,54,56,58と、から構成される。各ブロック選択ヒューズ52,54,56,58は、電源電圧Vccと第1ノードN1との間に接続されたヒューズ111と、第1ノードN1に接続され、ヒューズ111の切断状態電位を感知するインバータ112と、第1ノードN1と接地電圧Vssとの間にチャネルが接続され、初期化信号及びインバータ112からのヒューズ切断状態信号を各ゲート入力としてスイッチングされる2つのNMOSトランジスタ64,66と、冗長プログラマブル手段50から出力される冗長カラム選択ラインRCSLの信号及びインバータ112の出力信号の活性化に応じて欠陥ブロック情報を活性化させるNANDゲート68と、から構成される。
【0025】
図7は、この例のメモリにおける動作タイミング図で、入出力単位ブロックUIOBi,UIOBj,UIOBk,UIOBl中のいずれか一つの入出力単位ブロックUIOBxにおけるノーマルメモリセルアレイ内のカラムラインに欠陥が生じたときに、冗長メモリセルアレイ内の冗長カラムラインでリペアする過程を示している。
【0026】
以下、図3〜図7を参照して詳細に動作説明する。
【0027】
まず最初に、ノーマルメモリセルアレイMCA内のデータをデータ入出力ターミナルDQiへ伝達するデータパスについて説明する。
【0028】
例えば入出力単位ブロックUIOBi内の多数のノーマルメモリセルアレイMCA1〜MCA4のビットライン対は、フォールデッド形センスアンプ(Folded type sense amplifier) の構造を有する。従って、ノーマルメモリセルアレイMCA1内においてカラム方向上側に位置したセンスアンプブロックSA1に接続される一本のビットライン対BL/BLB(B=反転の意味)に隣接したビットライン対BL/BLBは、カラム方向下側に位置したセンスアンプブロックSA3に接続される。また、ノーマルメモリセルアレイMCA3においても同様で、センスアンプブロックSA3に接続される一本のビットライン対BL/BLBに隣り合う別のビットライン対BL/BLBは、カラム方向下側に位置したセンスアンプブロックSA5に接続される。
【0029】
ノーマルメモリセルアレイMCA1,MCA3内の全てのビットライン対BL/BLBの電位レベルは、カラム方向に配置されたセンスアンプブロックSA1,SA3,SA5内の多数のセンスアンプにより感知増幅される。このようにセンスアンプブロックSA1,SA3,SA5により感知増幅されるデータは、各ビットライン対BL/BLBの終端とノーマルサブ入出力ラインSIOとの間に設けられたカラム選択トランジスタ或いはパストランジスタ(図示略)を介しノーマルサブ入出力ラインSIOへそれぞれ伝送される。このとき、そのカラム選択トランジスタ或いはパストランジスタのゲートは一般的な方法にて選択できる。例えば、カラムデコーダ(図示略)のカラムアドレスデコーディングにより活性化されるカラム選択ライン(column select line:CSL) によりオン状態にスイッチングされる。
【0030】
多数のセンスアンプブロックSA1,SA3,SA5上にそれぞれ形成されたノーマルサブ入出力ラインSIOは、4対のラインからなるノーマルグローバル入出力パスGIOiに対応接続されている。これらノーマルサブ入出力ラインSIOのそれぞれとノーマルグローバル入出力パスGIOiの4対のラインとは、パストランジスタ或いは伝送トランジスタや伝送ゲート(図示略)を介して接続され、これらがカラムアドレス情報により制御されてデータが伝送される。そして、4対のノーマルグローバル入出力パスGIOiは、その各ライン対に割り当てられた入出力センスアンプ30,32,34,36の入力ノードにそれぞれ接続される。この入出力センスアンプブロックIOSA内の各入出力センスアンプ30,32,34,36は、入出力センスアンプ活性化回路IOSEの出力により選択的にエネーブルされてデータを感知増幅し、入出力単位ブロックUIOBiに対応するデータ入出力ラインDIOiへ伝送する。
【0031】
入出力センスアンプ活性化回路IOSEは、入出力単位ブロックUIOBiを活性化させるブロック選択情報BLSiの論理“ロウ”でエネーブルされる。このブロック選択情報BLSiは、図6に示したカラムヒューズボックスCFiを含んで構成された図5の入出力単位ブロック選択回路の出力によって活性化される。正常アクセス動作、即ち、全ての入出力単位ブロックUIOBx内のノーマルメモリセルアレイに欠陥がない場合には、図6に示したカラムヒューズボックスCFi内のヒューズ111は切断されない。従って、図5に示した全てのカラムヒューズボックスCF1〜CFnが動作しないので、全カラムヒューズボックスCF1〜CFnの出力端子Ai,Aj,Ak,Alから論理“ハイ”信号が出力される。このように全てのカラムヒューズボックスCF1〜CFnが動作しないと、NANDゲート96〜102の出力端子にそれぞれ接続されたインバータから欠陥ブロック選択情報BLSiB,BLSjB,BLSkB,BLSlBが全て論理“ハイ”で出力される。これにより、欠陥入出力単位ブロックを選択する欠陥ブロック選択情報BLSiB,BLSjB,BLSkB,BLSlBと反対の論理レベルを有するブロック選択情報BLSi(BLSj,BLSk,BLSl)は、入出力単位ブロックUIOBi内の入出力センスアンプ活性化回路IOSEを論理“ロウ”で活性化させる。このブロック選択情報BLSiにより活性化された入出力センスアンプ活性化回路IOSEは、カラムアドレスエネーブル信号φYEの活性周期に入力されるカラムアドレス信号CAi,CAjをデコーディングし、4個の入出力センスアンプ30,32,34,36のうちの一つをエネーブルさせる。
【0032】
ノーマル動作において、データ入出力ターミナルDQj,DQk,DQlに対応する入出力単位ブロックUIOBj,UIOBk,UIOBlも上記同様の動作でアクセスされる。即ち、各入出力単位ブロックUIOBj,UIOBk,UIOBlの入出力センスアンプブロックIOSAの出力は、それぞれのブロック選択情報BLSj,BLSk,BLSlに応じて対応するデータ入出力ラインDIOj,DIOk,DIOlへ伝送され、データ入出力ラインDIOj,DIOk,DIOlに供給された出力データは、該当のマルチプレクサ及び増幅器MPXを介してデータ入出力ターミナルDQj,DQk,DQlへ伝送される。このような動作により、ノーマルセル内のデータ読出及び書込動作が行われる。このノーマルアクセスの間、入出力単位ブロックUIOBx内の冗長メモリセルアレイRCA1,RCA2に対する冗長関連情報としての欠陥ブロック選択情報BLSiB,BLSjB,BLSkB,BLSlBと冗長カラム選択ラインRCSLが活性化されないことにより、冗長セルデータの入出力に関連したパスは動作しない。
【0033】
各入出力単位ブロックUIOBi,UIOBj,UIOBk,UIOBlにおける冗長メモリセルアレイ内の冗長カラムは、欠陥カラムアドレスに対応するアドレスプログラムヒューズの切断により、その選択が決定される。例えば、図6に示した冗長プログラマブル手段(よく知られたもので可)50内の欠陥アドレスのプログラムを行うヒューズ切断により、冗長カラム選択ラインRCSLがエネーブルされて冗長カラムラインが選択される。このような冗長カラムラインのエネーブルは、一般的な半導体メモリ装置のカラム冗長動作とほぼ同様にして実行される。そして、冗長カラム選択ラインRCSLがエネーブルされると、即ち論理“ハイ”に活性化されると、冗長メモリセルアレイRCA1,RCA2内のビットライン対BL/BLBがアクセスされることになる。これについて、入出力単位ブロックUIOBi内の冗長メモリセルアレイRCA1,RCA2を例にあげて説明する。
【0034】
冗長メモリセルアレイRCA1の一本のビットライン対BL/BLBはフォールデッド形センスアンプ構造なので、冗長センスアンプブロックRSA1へのビットライン対BL/BLBに隣り合う他のビットラインBL/BLBは、カラム方向下側に配置された冗長センスアンプブロックRSA2へ接続される。そして、冗長メモリセルアレイRCA2のビットライン対BL/BLBも同様で、カラム方向上側に位置した冗長センスアンプブロックRSA2に接続されるビットライン対BL/BLBに隣り合う他のビットライン対BL/BLBは、カラム方向下側に位置した冗長センスアンプブロックRSA3に接続される。
【0035】
冗長メモリセルアレイRCA1,RCA2のビットライン対BL/BLBのデータは、冗長センスアンプブロックRSA1,RSA2,RSA3の動作により感知増幅され、各ビットライン対BL/BLBの終端に設けられたパストランジスタなどの伝送スイッチ手段を介し冗長サブ入出力ラインRISOへ伝送される。例えば、冗長ビットライン対BL/BLBと冗長サブ入出力ラインRISOとの間に設けられたスイッチ手段がパストランジスタである場合には、図6に示した冗長プログラマブル手段50の出力である冗長カラム選択ラインRCSLが論理“ハイ”にエネーブルされるときに該当パストランジスタがターンオンする。冗長センスアンプブロックRSA1,RSA2,RSA3の上部に位置した各冗長サブ入出力ラインRISOは、4対の冗長グローバル入出力パスRGIOiのそれぞれに接続され、この冗長サブ入出力ラインRISOの各ラインと冗長グローバル入出力パスRGIOiの各ラインとの間は、パストランジスタや伝送ゲート等の伝送スイッチ手段により接続される。
【0036】
冗長グローバル入出力パスRGIOiの各ライン対は、入出力単位ブロック数に対応するデータ入出力ターミナルDQi,DQj,DQk,DQl別に出力ノードをもつ各冗長入出力センスアンプブロックRIOSA1〜RIOSA4の入力ノードにそれぞれ接続されている。4つの冗長入出力センスアンプRIOSA1〜RIOSA4は、冗長入出力センスアンプ活性化回路RIOSEの出力により選択的に活性化され、冗長グローバル入出力パスRGIOiのデータを該当するデータ入出力ターミナルDQxへ伝送する。
【0037】
冗長入出力センスアンプ活性化回路RIOSEは、カラムアドレスエネーブル信号φYE、カラムアドレス信号CAi,CAj、欠陥単位入出力ブロックを選択する欠陥ブロック選択情報BLSiB,BLSjB,BLSkB,BLSlBをデコーディングし、4個の冗長入出力センスアンプブロックRIOSA1〜RIOSA4うちの一つをエネーブルさせ、更にその中の冗長入出力センスアンプ38〜44のうちの欠陥入出力単位ブロックに該当したデータ入出力ラインDIOj,DIOk,DIOlに対応する冗長入出力センスアンプを活性化させる。このように欠陥ブロック選択情報及びカラムアドレス信号の入力によって一つの冗長入出力センスアンプブロックがエネーブルされると、ノーマルセルの欠陥をもつ入出力単位ブロックのカラムがリペアされる。即ち、入出力単位ブロックUIOi,UIOj,UIOk,UIOlにそれぞれ対応するデータ入出力ターミナルDQi,DQj,DQk,DQ1の全てに、4対のラインから構成された冗長グローバル入出力パスRGIOxの各ラインは接続されており、冗長では、冗長入出力センスアンプ活性化回路RIOSEの出力により、欠陥のあるノーマルメモリセルのカラムラインを、いずれの入出力単位ブロックの冗長カラムラインをもってしてもリペアすることができる。
【0038】
冗長入出力センスアンプ活性化回路RIOSEに入力される欠陥ブロック選択情報BLSiB,BLSjB,BLSkB,BLSlBは、図6のようなカラムヒューズボックスCFiを含んで構成された図5の回路により発生する。即ち、図6のようなカラムヒューズボックスCFi内のブロック選択ヒューズ52〜58内のヒューズ111を切断すると共に冗長プログラマブル手段50内のヒューズを切断して欠陥カラムに対応するカラムアドレスのプログラムを行うと、冗長プログラマブル手段50の出力である冗長カラム選択ラインRCSLが論理“ハイ”にエネーブルされると同時に、図6のようなカラムヒューズ回路内のカラムヒューズボックスの出力端子Ai,Aj,Ak,Alのうちの一つが論理“ロウ”レベルに遷移する。つまり、図5のように構成されたカラムヒューズ回路内のカラムヒューズボックスCF1〜CF4やカラムヒューズボックスCF5〜CF8などの中の一つのカラムヒューズボックスCFiが動作して出力端子Ai,Aj,Ak,Al中の一つが論理“ロウ”に遷移する。このように多数のカラムヒューズボックス中の一つのカラムヒューズボックスが動作すると、その出力を演算する論理組合回路から、欠陥ブロック選択情報BLSiB,BLSjB,BLSkB,BLSlB中の一つが論理“ロウ”レベルに遷移して出力される。
【0039】
例えば、入出力単位ブロックUIOBi内のノーマルカラムラインに欠陥が生じ、これをリペアするために入出力単位ブロックUIOBj内の冗長カラムを使用するとすれば、まず、入出力単位ブロックUIOBiの欠陥カラムアドレスに応じて、この場合、入出力単位ブロックUIOBjに属するカラムヒューズ回路61におけるヒューズボックスCF8内のヒューズを切断して冗長プログラムを行う。これにより、該入出力単位ブロックUIOBjにおいて冗長プログラマブル手段50による冗長カラム選択ラインRCSLが選択され、そして欠陥ブロック選択情報BLSiBが論理“ロウ”に活性化される。一方、その他の欠陥ブロック選択情報は論理“ハイ”を保持する。出力された欠陥ブロック選択情報BLSiB,BLSjB,BLSkB,BLSlBは各入出力単位ブロック内に位置した全ての冗長入出力センスアンプ活性化回路RIOSEに入力されるので、入出力単位ブロックUIOBjの冗長入出力センスアンプ活性化回路RIOSEは、カラムアドレス信号CAi,CAjに応じて冗長入出力センスアンプブロックRIOSA1〜RIOSA4のいずれかを選択し、そして欠陥ブロック選択情報BLSiBに応じてその中の冗長入出力センスアンプ38を選択して活性化させる。従って、入出力単位ブロックUIOBi内の欠陥カラムラインを入出力単位ブロックUIOBj内の冗長カラムラインでリペアし、入出力単位ブロックUIOBiに対応するデータ入出力ラインDIOiを利用してアクセスすることができる。
【0040】
このような冗長動作においては、欠陥ビットつまり欠陥カラムラインの存在する入出力単位ブロックを選択するブロック選択情報BLSi,BLSj,BLSk,BLSlがディスエーブルされることになり、従ってノーマル入出力センスアンプ活性化回路IOSEがディスエネーブルされ、ノーマル入出力センスアンプブロックISOAは動作しない。即ち、ノーマルパスに位置した回路は動作しないことになる。このような過程は、入出力単位ブロックUIOBi,UIOBj,UIOBk,UIOBlごとに4対のノーマルグローバル入出力パスGIOiと4対の冗長グローバル入出力パスRGIOiとが別途独立して存在することにより可能になる。
【0041】
以上のように、図3及び図4に示したメモリによれば、入出力パスをノーマルセルをアクセスするノーマルパスと冗長セルをアクセスする冗長パスとに分離したことにより、入出力単位ブロックのフレキシブルな冗長方式を実現できる。
【0042】
次に、冗長パスによる冗長セルの出力過程を図6のタイミング図を参照して説明する。
【0043】
ローアドレスストローブRASBとカラムアドレスストローブCASBが図6のように論理“ロウ”レベルに活性化されると、ロー及びカラムアドレスが通常通りラッチされる。ビットライン対BL/BLB上のデータ電圧の感知は、ローアドレスストローブRASBが論理“ロウ”に活性化されてからカラムエネーブル信号φYEがエネーブルされるまでに行われる。そして、スペアカラムつまり冗長カラムラインが選択されるために、論理“ハイ”のリセットパルスRESETが発生した後に、冗長カラム選択ラインRCSLが入力されたカラムアドレス信号に応じて論理“ハイ”に活性化される。このような冗長カラムラインの選択は、よく知られているヒューズの切断状態に応じて行われる。この冗長カラム選択ラインRCSLの論理“ハイ”活性化と共に、欠陥ブロック選択情報BLSiB,BLSjB,BLSkB,BLSlBのうちの欠陥カラムラインのアドレスをもつ欠陥ブロック選択情報が論理“ロウ”にエネーブルされる。
【0044】
冗長カラム選択ラインRCSLに従い冗長サブ入出力ラインRSIOから冗長グローバル入出力パスRGIOiへデータが伝送され、この冗長グローバル入出力パスRGIOxのデータは、冗長入出力センスアンプブロックRIOSA1〜RIOSA4へ送られる。このとき、欠陥ブロック選択情報により冗長入出力センスアンプ活性化回路RIOSEが駆動され、この冗長入出力センスアンプ活性化回路RIOSEの出力に従い1ブロック中16個の冗長入出力センスアンプのうちの一つが選択されてデータ入出力ラインDIO1,DIOj,DIOk,DIOlのいずれかへデータが伝送される。そして、データ入出力ラインへ送られたデータは、対応するマルチプレクサ及び増幅器MPXを通じて該当データ入出力ターミナルDQi,DQj,DQk,DQlへ伝達される。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、入出力パスをノーマルセル用のノーマルパスと冗長セル用の冗長パスとに分離して入出力単位ブロックでフレキシブルな冗長を実現したので、冗長効率を向上させ歩留りを上げられるという利点がある。また、冗長効率がよいので冗長セルを増やさずにすみ、高集積に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカラム冗長方式での回路図。
【図2】図1の回路の動作タイミングを説明する信号波形図。
【図3】本発明によるカラム冗長方式での回路図。
【図4】図3に続く回路図。
【図5】図3及び図4中の入出力単位ブロックを選択する信号を発生するための構成を示す回路図。
【図6】図5中に示したカラムヒューズボックスの構成を示す回路図。
【図7】図3及び図4の回路の動作タイミングを説明する信号波形図。
【符号の説明】
MCA ノーマルメモリセルアレイ
RCA 冗長メモリセルアレイ
SA ノーマルセンスアンプブロック
RSA 冗長センスアンプブロック
SWD 分割ワードラインドライバ
IOSE ノーマル入出力センスアンプ活性化回路
IOSA ノーマル入出力センスアンプブロック
RIOSE 冗長入出力センスアンプ活性化回路
RIOSA 冗長入出力センスアンプブロック
SIO ノーマルサブ入出力ライン
RSIO 冗長サブ入出力ライン
GIO ノーマルグローバル入出力パス
RGIO 冗長グローバル入出力パス
DIO データ入出力ライン
DQ データ入出力ターミナル
BLSiB〜BLSBl 欠陥ブロック選択情報
Claims (7)
- 多数の入出力単位ブロックにそれぞれ対応させてデータ入出力ラインを有する半導体メモリ装置において、
ノーマルメモリセルを含む複数のノーマルメモリセルアレイと、冗長メモリセルの冗長メモリセルアレイと、前記複数のノーマルメモリセルアレイそれぞれのビットラインデータを感知して対応するノーマルサブ入出力ラインへ伝えるノーマルセンスアンプの複数のノーマルセンスアンプブロックと、前記冗長メモリセルアレイのビットラインデータを感知して冗長サブ入出力ラインへ伝える冗長センスアンプの冗長センスアンプブロックと、前記各ノーマルサブ入出力ラインへ伝えられたデータを受けるノーマルグローバル入出力パスと、前記ノーマルグローバル入出力パスに伝達されるデータを感知増幅し、前記データ入出力ラインのうちの対応するデータ入出力ラインへ出力するノーマル入出力センスアンプのノーマル入出力センスアンプブロックと、前記冗長サブ入出力ラインへ伝えられたデータを受ける冗長グローバル入出力パスと、前記冗長グローバル入出力パスに伝達されるデータを感知増幅し、欠陥ブロック選択情報に従って前記データの入出力ラインのいずれかへ出力する冗長入出力センスアンプの冗長入出力センスアンプブロックと、を前記入出力単位ブロックごとに備えたことを特徴とする半導体メモリ装置。 - ロー方向に隣り合ったノーマルメモリセルアレイの間及び冗長メモリセルアレイに隣接させて分割ワードラインドライバがそれぞれ配置され、更に、カラム方向に隣り合ったノーマルメモリセルアレイの間及びカラム方向に隣り合った冗長メモリセルアレイの間にノーマルセンスアンプブロック及び冗長センスアンプブロックがそれぞれ配置される請求項1記載の半導体メモリ装置。
- ノーマルサブ入出力ラインと冗長サブ入出力ラインはそれぞれノーマルセンスアンプブロック及び冗長センスアンプブロック上でロー方向に伸張し、これらノーマルサブ入出力ライン及び冗長サブ入出力ラインはそれぞれノーマルグローバル入出力パス及び冗長グローバル入出力パスに接続されて分離されている請求項2記載の半導体メモリ装置。
- 冗長入出力センスアンプブロックは少なくとも冗長グローバル入出力パスの本数分備えられ、そして、この冗長入出力センスアンプブロックがそれぞれ、前記冗長グローバル入出力パスに入力ノードが接続され且つ出力ノードがデータ入出力ラインにそれぞれ独立して接続される前記データ入出力ライン数分の冗長入出力センスアンプを含んでなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体メモリ装置。
- 冗長入出力センスアンプブロックのうちの少なくとも一つをカラムアドレス情報に応じて選択し、そして該選択冗長入出力センスアンプブロック中のいずれか1つの冗長入出力センスアンプを欠陥ブロック選択情報に応じて活性化させる冗長入出力センスアンプ活性化回路を備える請求項4記載の半導体メモリ装置。
- ノーマルメモリセル中の欠陥カラムアドレスをプログラムする冗長プログラマブル手段に前記欠陥カラムアドレスが入力されることで冗長カラム選択ラインが活性化され、そして、各入出力単位ブロックごとの欠陥カラムラインのアドレス情報をプログラムするための1以上のカラムヒューズを有してなる欠陥ブロック選択情報発生手段が、そのカラムヒューズのプログラミング及び前記冗長カラム選択ラインの活性化に応じて欠陥ブロック選択情報を発生する請求項5記載の半導体メモリ装置。
- ノーマルサブ入出力ラインとノーマルグローバル入出力パスとの間及び冗長サブ入出力ラインと冗長グローバル入出力パスとの間に、それぞれ独立させて伝送スイッチ手段が設けられる請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体メモリ装置。
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