JP3690657B2 - 車両用情報表示装置のスクロール制御装置 - Google Patents

車両用情報表示装置のスクロール制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種情報が表示された表示画面にタッチ操作することにより、該表示画面をスクロールさせるように構成された車両用情報表示装置のスクロール制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、地図データから読み出された地図情報等が表示された表示画面上の一点を、手指等の接触手段によりタッチ操作すると、該タッチ操作に対応した方向に表示画面がスクロール動作されるような車両用の情報表示装置が知られている。上記のような表示画面のスクロール動作を行うに際しては、スクロール開始から目的の地図表示画面までのスクロール動作を高速で行い、かつスクロール動作を高速から通常速度へ連続的に戻すようにして操作性を向上させることが望まれる。
【0003】
かかるナビゲーション装置における地図スクロール制御装置の一つとして特開平7−210137号公報に記載の技術がある。同公報には、タッチ操作された画面の位置を検出するためにナビゲーション装置の表示画面制御装置にタッチセンサを設け、該タッチセンサにより検出された位置が表示画面の中心になるように画面をスクロールする技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載の技術では、通常速度でのスクロール開始からスクロール動作を高速に変更しようとする場合には、表示画面へのタッチ操作を連続して一定時間行う必要がある。即ち、上記公報に記載の技術では、表示画面へのタッチ時間が連続して一定時間経過した時点で通常速度スクロールから高速スクロールに切換られるようになっており、連続タッチ時間をスクロール速度切換えの基準としているため、スクロール開始から前記一定時間の間は通常速度でのスクロールを余儀なくされ、スクロール動作の迅速化が阻害される。
【0005】
また、かかる従来技術にあっては、高速スクロールから元の通常速度でのスクロールに戻そうとする場合には、高速スクロール時においてタッチ動作を一旦解除した後に再びタッチ動作を行い、通常速度でのスクロールに移行する必要がある。つまり、タッチ動作を一度中断しなければ元のスクロール速度に戻すことができないため、スクロール速度の切換動作を連続的に行うことができず、操作性に課題がある等の問題点を有している。
【0006】
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置の操作性を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置は、種々の情報を表示する表示画面と、
前記表示画面へのタッチ操作を検出するタッチ操作検出手段と、
前記タッチ操作に伴う前記表示画面上のタッチ位置を検出するタッチ位置検出手段と、
前記タッチ操作及び前記タッチ位置に基づいて前記表示画面をスクロールさせるスクロール手段と、
前記タッチ操作に伴う前記表示画面への押圧操作量を検出する押圧操作量検出手段とを有し、
前記押圧操作量検出手段からの検出信号に基づいてスクロール速度を制御するスクロール速度制御手段とを備え、
前記スクロール速度制御手段は、前記押圧操作量検出手段による前記押圧操作量が所定値よりも小さいとき所定の通常スクロール速度で前記表示画面をスクロールさせると共に、前記押圧操作量が所定値以上のとき、前記押圧操作量の増加に応じてスクロール速度が段階的に増大設定される第1の高速スクロール速度あるいは前記押圧操作量の増加に応じてスクロール速度が連続的に増大設定される第2の高速スクロール速度のいずれかで前記表示画面をスクロールさせることを特徴とする。
このように構成することにより、表示画面へのタッチ操作と同タッチ操作に伴う押圧操作によってスクロール速度の調節が任意にかつ即座に行われ、操作時の煩わしさが解消される。
【0008】
更に前記発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置では、前記スクロール速度制御手段は押圧操作量検出手段で検出される押圧操作量の増減に伴いスクロール速度を増減させたため、表示画面にタッチしてそのまま押し込む(押圧する)という2つの動作を連続して行うことにより、スクロール開始から迅速にスクロール速度が高速に切換えられ、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0009】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置では、前記スクロール速度制御装置はタッチ操作検出手段によるタッチ操作が検出されなくなった場合にスクロールを停止するため、スクロールを停止させたい場合には即座にスクロールが停止され、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0010】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置では、種々の情報を表示する表示画面と、
前記表示へのタッチ操作を検出するタッチ操作検出手段と、
前記タッチ操作に伴う前記表示画面上のタッチ位置を検出するタッチ位置出手段と、
前記タッチ操作及び前記タッチ位置に基づいて前記表示画面をスクロールさせるスクロール手段と、
前記タッチ操作に伴う前記表示画面への押圧操作量を検出する押圧操作量検出手段とをし、
前記押圧操作量検出手段からの検出信号に基づいてスクロール速度を制御するスクロール速度制御手段とを備え、
前記スクロール速度制御手段は前記スクロール速度が所定値以上の状態であり、前記タッチ操作検出手段によるタッチ操作が検出されなくなった場合に前記スクロール速度を第1スクロール速度に保持することを特徴とし、これにより、スクロール速度が所定値以上の状態となった場合にはタッチ操作を持続しなくても該スクロール速度が保持されて、操作上の煩雑さが軽減される。
【0011】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置では、前記スクロール速度制御手段は、第1スクロール速度の保持時にタッチ操作を検出したとき又は押圧操作量が所定値以上となったときに第1スクロール速度の保持を解除するため、スクロール速度保持の解除が容易に行え、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0012】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置では、前記スクロール速度制御手段は、第1スクロール速度の保持時にタッチ操作を検出したとき又は押圧操作量が所定値以上となったときに第1スクロール速度の保持を解除すると共に、第1スクロール速度よりも低い第2スクロール速度を保持するため、第1スクロール速度保持から同第1スクロール速度よりも低い第2スクロール速度保持への切換が容易に行え、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0013】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置では、前記スクロール速度制御手段は、第1スクロール速度の保持時にタッチ操作がされた場合、同タッチ操作に伴うタッチ位置に対応する方向と表示画面のスクロール方向とが一致するか否かを判定すると共に、タッチ位置に対応する方向とスクロール方向とが一致すると判定された場合に、第1スクロール速度保持を解除したため、操作者の意志に応じて第1スクロール速度保持の解除が容易に行え、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0014】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置では、前記スクロール速度制御手段は、タッチ位置に対応する方向とスクロール方向とが一致すると判定された場合に第1スクロール速度保持を解除すると共に、第1スクロール速度よりも低い第2スクロール速度を保持するため、操作者の意志に応じて第1スクロール速度保持を解除すると共に、同第1スクロール速度よりも低い第2スクロール速度に容易に切り換えられ、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0015】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置では、前記スクロール速度制御手段は、表示画面のスクロール速度が第2スクロール速度のときにタッチ操作が検出されなくなった場合にスクロールを停止するため、スクロールの停止が即座に行われスクロール制御装置の操作性が向上する。
【0016】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置では、前記スクロール速度制御手段は、第1スクロール速度の保持時にタッチ操作がされた場合、同タッチ操作に伴うタッチ位置に対応する方向と表示画面のスクロール方向とが一致するか否かを判定すると共に、タッチ位置に対応する方向とスクロール方向とが一致しないと判定された場合には、第1スクロール速度を保持したまま、スクロール方向をタッチ位置に対応した方向に切り換えるため、表示画面8上の任意の位置をタッチ操作することによりスクロール方向の切換えが容易に行われ、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。図1は本発明の実施形態例に係る地図スクロール制御装置の制御ブロック図、図2は本発明の第1実施形態例に係る制御フローチャート、図3はスクロール制御装置の全体構成図、図4は本発明の第1実施形態例に係る押圧力とスクロール速度の関係を示す特性図、図5は押圧検出手段の1例を示す概略断面図、図6から図8は本発明の第2実施形態例に係る制御フローチャート、図9は表示画面におけるタッチ位置とスクロール方向との関係を示す図、図10は本発明の第2実施形態例に係る押圧力とスクロール速度の関係を示す特性図、図11は押圧力とスクロール速度の関係を示すその他の特性図である。
【0018】
本発明に係るナビゲーション装置のスクロール制御装置101は図3に示すように表示画面8、タッチ操作検出器1(タッチ操作検出手段)、押圧力検出器2(押圧力検出手段)、ECU100、ナビゲーションシステム7(スクロール手段)等から構成される。表示画面8には地図データから読み出された地図情報が表示される。そして、該表示画面8上における手指等の接触手段によるタッチ操作がタッチ操作検出器1によって検出されると共に、タッチ操作に伴う押圧力が押圧力検出器2により検出される。尚、上記接触手段は手指等に限定されるものではなく、棒状のタッチ操作専用部材等タッチ操作を行うことができるものであれば良い。
【0019】
前記タッチ操作検出器1及び前記押圧力検出器2はECU100に接続され、表示画面8へのタッチ操作信号、及びタッチ点における押圧力信号が該ECU100に入力される。そして、上記ECU100では、該入力信号に基づいて表示画面8のスクロール制御信号が算出され、ナビゲーションシステム7に出力される。該ナビゲーションシステム7は前記ECU100からの制御信号に基づいて前記表示画面8をスクロール操作するもので、その構成自体は公知であるので詳細な説明は省略する。
【0020】
また、図5に示すように、上記押圧力検出器2は表示画面8の裏面側に接触して設けられた感圧マット9に接続されると共に、操作者の手指10により該表示画面8が押圧されると、該感圧マット9により表示画面8に加わる押圧力が検出されて押圧力検出器2に出力される。
【0021】
かかる構成からなる地図スクロール制御装置の第1実施形態例の作動について図1の制御ブロック図及び図2の制御フローチャートを参照して説明する。
【0022】
まず本発明の第1実施例に係るスクロール制御装置を図1を用いて説明すると、タッチ操作検出器1は、ECU100のタッチ位置検出部(タッチ位置検出手段)3及びスクロール制御部(スクロール速度制御手段)6に接続される。従って、操作者により表示画面8に対してタッチ操作が行われると、タッチ操作検出器1からタッチ位置検出部3及びスクロール制御部6に対してタッチ操作検出信号が出力されると共に、該タッチ位置検出部3においてタッチ位置11bを示す座標データが検出されて前記スクロール制御部6に入力され、現状画面8aの中心点11aからスクロール画面8bの中心である前記タッチ位置11bに向かうスクロールのベクトル方向が該スクロール制御部6において算出される。
【0023】
また、押圧力検出器2はECU100のスクロール速度設定部5に接続され、該押圧力検出器2において検出された押圧力の検出信号がスクロール速度設定部5に入力される。スクロール速度設定部5は記憶部4及びスクロール制御部6に接続され、押圧力検出器2から入力される押圧力と記憶部4に予め記憶されているスクロール速度特性図とにより、該押圧力に対応したスクロール速度が設定され、スクロール制御部6に出力される。
【0024】
スクロール制御部6では、タッチ操作検出器1からの入力信号、タッチ位置検出部3からの入力信号、及びスクロール速度設定部5からの入力信号によって画面のスクロール動作が決定され、ナビゲーションシステム7に出力される。そして、ナビゲーションシステム7において前記スクロール制御部6で決定されたスクロール動作に基づき画面表示8のスクロールが実行される。
【0025】
次に本発明の第1実施形態例に係る制御動作を、図2のフローチャートを用いて説明する。まずステップS1で現状の表示画面8が地図画面であるか否か、即ちタッチ操作が入力された場合にはスクロールを行う必要があるか否かを判定する。ここで現状の表示画面8が地図画面であると判定された場合にステップS2に進む一方、現状の表示画面8が地図画面でないと判定された場合はそのままリターンする。
【0026】
次にステップS2では、タッチ操作検出器1において表示画面8が操作者によってタッチ(接触)されたか否かが判定される。ここで、操作者によって表示画面8がタッチされたと判定された場合には、スクロールを行う必要があると判断してステップS3へ進む。一方、表示画面8がタッチされていないと判定された場合にはステップS1へ戻り、ステップS2において操作者の表示画面8へのタッチ操作を検出するまでステップS2及びステップS1を繰り返す待機状態となる。
【0027】
ステップS2で表示画面8にタッチされたと判定されてステップS3に進んだ場合は、タッチ位置検出部3により表示画面8内のタッチ位置を示す座標データを検出してステップS4へ進む。
【0028】
次にステップS4では、押圧力検出器2において押圧操作が行われているか否かが判定される。ここで上記ステップS4での判定は、感圧マット9に接続された押圧力検出器2によって検出される押圧操作量が、図4に示す第1所定値P1よりも大きいと判定された場合には押圧操作がされていると判断され、押圧力検出器2によって検出される押圧操作量が第1所定値P1よりも小さいと判定されたときは押圧操作がされていないと判断される。そして、ステップS4で押圧操作がされていると判定された場合にはステップS5へ進み、スクロール速度設定部5において表示画面8のスクロールを後述する高速スクロールとする。一方、ステップS4において、押圧力が第1所定値P1よりも小さく押圧操作がされていないと判定されてステップS6へ進んだ場合には、スクロール速度設定部5において通常のスクロール速度V1が設定されてスクロール制御部6に出力される。従って、ステップS4において押圧力検出部2により検出される表示画面8への押圧力が所定値(本実施例の場合はP1)よりも小さいと判定された場合には、所定の通常速度スクロール(本実施例の場合はV1)に設定される。尚、上記第1所定値P1は、操作者が意識的に押圧操作を行った場合に検出される平均的な押圧力に基づき、意識的な押圧操作の有無を判断する上での適切な値に設定すれば良いものである。
【0029】
上記ステップS4で押圧操作がされていると判定されてステップS5へ進んだ場合に設定される高速スクロールについて詳細に説明すると、まず押圧力検出器2によって検出された押圧力がスクロール速度設定部5に入力される。該スクロール速度設定部5には、図4(A),或いは(B)に示すように押圧力とスクロール速度の関係を示す特性図が記憶された記憶部4が接続されており、該押圧力に対応したスクロール速度が該特性図から読み出されてスクロール速度設定部5に出力される。これにより、表示画面8に対して行われた押圧操作における押圧力に対応したスクロール速度がスクロール速度設定部5で設定され、スクロール制御部6に出力される。
【0030】
尚、図4に示す特性図のうち(A)は、押圧力の増加に応じてスクロール速度が段階的に増大設定される場合であり、例えば押圧力が第1所定値P1以上となった場合はスクロール速度を初期速度V1(通常速度スクロール)からV2に変化させると共に、押圧力が第2所定値P2以上及び第3所定値P3以上となった場合には、それに対応してスクロール速度をそれぞれV2からV3、V3からV4に増大させる。また、図4に示す特性図のうち(B)は、押圧力の増加に応じてスクロール速度が連続的に増大設定される場合であり、押圧力が第1所定値P1以上となった場合にはそれに対応させてスクロール速度が線形的に増加され、該押圧力が第3所定値P3以上となった場合にはスクロール速度が上限値V4に設定される。尚、本実施形態例では、通常速度スクロールV1よりも大きいスクロール速度(V2、V3、V4)を高速スクロールと総称している。
【0031】
また、前記押圧力とスクロール速度の特性図は、図4における(A)又は(B)に示す特性図の何れかに予め設定しておいても良いし、操作者の好みに応じて両特性を切換えられるようにしても良い。また、前記特性図は上述のような段階的又は連続的な特性のみに限定されるされるものではなく、段階的又は連続的な特性を組合せて、押圧力が低い領域では段階的な特性とすると共に押圧力が高い領域では連続的な特性等としても良い。更に、スクロール速度が連続的に変化する特性としては、図4の(B)に示すように線形的に変化する特性だけでなく、2次関数的に変化する特性や指数関数的に変化する特性としても良い。
【0032】
次にステップS7では、タッチ操作検出器1において再びタッチ操作の有無が判定される。そして、タッチ操作がされていると判定された場合はステップS4へ戻り、タッチ操作が検出されている間はステップS4からステップS7までの制御が繰り返される。従って、操作者によりタッチ操作がされている間は押圧力検出器2により常に押圧力が検出され、該押圧力に応じたスクロール速度に随時変換される。一方、ステップS7によってタッチ操作がされていないと判定された場合は、操作者が表示画面8から手を離したと判断してステップS8へ進み、スクロール停止した後にリターンする。
【0033】
かかる第1実施形態例におけるナビゲーションシステム7では、タッチ操作検出手段を構成するタッチ操作検出器1及び押圧操作量検出手段を構成する押圧力検出器2からの検出信号がスクロール速度制御手段を構成するスクロール制御部6に入力され、該押圧力検出器2により検出される検出値が所定値以上であるときに、タッチ操作初期のスクロール速度V1よりもスクロール速度を高速に制御するので、表示画面8にタッチしてそのまま押し込む(押圧する)という2つの動作を連続して行うことにより、従来技術のようにスクロール開始から一定時間内は通常スクロールを余儀なくされる操作上の煩わしさが解消され、スクロール開始から迅速かつ短時間に高速スクロールに切換えられる。
【0034】
また、上記第1実施形態例によれば、表示画面8を押圧している高速スクロール時から該表示画面8の押圧力を弛めて第1押圧力P1よりも小さくすることにより通常のスクロール速度V1に戻すことができるため、タッチ動作を一旦解除してスクロール動作を中断することを要せず、スクロール速度の切換動作が連続的に行われ、スクロール制御装置101の操作性は向上する。
【0035】
尚、上記第1実施形態例では、車両用情報表示装置としてナビゲーション装置の地図表示を用いて説明をしたがこれに限定されるものではなく、画面のスクロール動作が必要となるものであれば適用することができる。即ち、検索候補地表示画面、メニュー表示画面又は受信メール表示画面等において上下方向のスクロール動作が必要となる場合でも、上記第1実施形態例と同様にタッチ操作検出器1及び押圧力検出器2における検出値に基づいてスクロール速度が制御される。
【0036】
次に図6〜図9を参照して本発明の第2実施形態例について説明する。尚、上記第1実施形態例と同様の構成は詳細な説明を省略する。
【0037】
本発明の第2実施形態例において、スクロール制御装置の全体構成及び制御ブロック図は図1、図3に示す上記第1実施形態例のスクロール制御装置の全体構成及び制御ブロック図と同様である。そして、図1に示すように押圧力検出器2から押圧操作に伴う押圧力がスクロール速度設定部5に入力されると、記憶部4に記憶されている押圧力とスクロール速度との特性図に基づいて、入力された押圧力に対応したスクロール速度が設定されてスクロール制御部6に入力される。該スクロール制御部6では、入力されたスクロール速度が所定値以上であると共にタッチ操作検出器1によるタッチ操作が検出されなくなった場合には、該スクロール速度を保持するように制御される。これにより、スクロール速度が所定値以上となると共に、表示画面8から操作者が手指等を離した場合には該スクロール速度が保持される。
【0038】
また、スクロール速度保持状態となっている時に、タッチ操作検出器1からのタッチ操作検出信号がスクロール制御部6に再度入力された場合には、スクロール制御部6により該タッチ操作に伴う表示画面8上のタッチ位置と、現状の表示画面8のスクロール方向とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合にはタッチ位置に対応する方向にスクロール方向が切換えられる。即ち、図9に示すように、表示画面8の裏面側に配設された感圧マット9は9つのエリアに分割され、表示画面8上の位置とスクロール方向との対応関係が予め設定されている。そして、タッチ操作検出器1からタッチ位置検出部3にタッチ操作信号が入力されると、該タッチ位置検出部3において表示画面8のどの区域がタッチ操作されたかが検出されてスクロール制御部6に入力される。この結果、例えば表示画面8右側に向かうスクロール(右側スクロール)がスクロール速度保持状態とされているときに、右下部20がタッチ操作された場合には、表示画面8はスクロール速度を保持しつつ右側スクロールから斜め右下に向かってスクロール方向が切換えられる。
【0039】
次に本発明の第2実施形態例に係る作動状態について図6〜図8のフローチャートを参照して説明する。尚、本第2実施形態例では、図10に示すようにスクロール速度として高速スクロール(第1スクロール速度)V6と通常速度スクロール(第2スクロール速度)V5の2段階が設定され、押圧力検出器2により検出される押圧力が所定押圧力P5以上であると判定された場合に、表示画面8のスクロール速度が通常速度スクロールV5から高速スクロールV6に切換えられる構成とされている。
【0040】
図6に示すフローチャートにおいて制御が開始されると、まずステップS10でナビゲーションシステム7の現状の表示画面8が地図画面であるか否か、即ち画面スクロールを行える状態であるか否かが判定される。ここで、表示画面8が地図画面であると判定された場合はステップS20へ進む一方、表示画面8が地図画面でないと判定された場合にはスクロール制御を行う必要はないと判断してそのままリターンする。
【0041】
ステップS20では、タッチ操作検出器1において操作者の手指等が表示画面8に接触されているか否か、即ちタッチ操作が行われているか否かが判定される。ここで、タッチ操作がされていると判定された場合にはステップS30へ進む一方、タッチ操作がされていないと判定された場合には(1)へ進み、後述するスクロール保持判定を行う。
【0042】
ステップS20でタッチ操作が行われたと判定されてステップS30に進んだ場合は、タッチ位置検出部3において検出されるタッチ位置が表示画面8の中心部か否かが判定される。ここでタッチ位置が表示画面8の中心部であると判定された場合にはステップS40へ進み、押圧操作がされているか否かが判定される。一方、タッチ位置が表示画面8の中心部でない、即ち表示画面8の中心部以外がタッチ操作されたと判定された場合には、ステップS60へ進む。
【0043】
ステップS30でタッチ位置が表示画面8の中心部であると判定され、ステップS40へ進んだ場合には、上述のように押圧力検出器2により操作者によって押圧操作が行われたか否かが判定される。そして、押圧操作が行われたと判定された場合にはステップS50へ進み、表示装置8に表示されている地図画面を前画面(本実施例の場合はメニュー画面)へ戻してリターンする。また、ステップS40で押圧操作が行われていないと判定された場合にはそのままリターンする。これにより、操作者が表示画面8の中心部をタッチ操作すると共に、そのまま押し込んで押圧操作を行った場合には、操作者が一つ前の画面に戻りたいと考えていると判断して地図画面よりも一つ前のメニュー画面に戻るように制御される。尚、ステップS30においてタッチ位置が中央であると判定された場合に、直接ステップS50へ進んで一つ前の画面に戻るようにしても良い。
【0044】
また、本第2実施形態例において押圧操作が行われているか否かの判定は、押圧力検出器2により検出される押圧力が所定値P5以上であると判定された場合に押圧操作がされていると判定され、該押圧力が所定値P5よりも小さい場合には押圧操作がされていないと判定される。尚、前記メニュー画面には、ルート検索ボタン、ルート変更ボタン、地点登録ボタン等が表示され、任意の操作画面となるように操作者によって選択操作可能とされている。
【0045】
一方、ステップS30でタッチ位置が表示画面8の中央でないと判定されてステップS60に進んだ場合は、現状の表示画面8のスクロール動作がスクロール停止状態であるか、通常速度スクロール状態であるか、又は高速スクロール状態であるかが判定される。そして、ステップS60において現状の表示画面8がスクロール停止状態であると判定された場合はステップS70へ、現状の表示画面8が通常速度スクロール状態であると判定された場合はステップS11へ、また現状の表示画面8が高速スクロール状態であると判定された場合は(2)へそれぞれ進む。尚、ステップS60におけるスクロール速度の判定は、後述する第1通常速度スクロールフラグF10、第2通常速度スクロールフラグF11、高速スクロールフラグF20が設定状態となっているか否かを判断して行う。即ち、ステップS60において、全てのフラグが設定状態とされていない(F10=0、F11=0、F20=0)場合には、スクロール停止状態であると判定してステップS70へ進む。また、第1通常速度スクロールフラグF10、第2通常速度スクロールフラグF11の何れかが設定状態(F10=1又はF11=1)とされている場合は通常速度スクロール状態であると判定してステップS11へ進む。さらに、高速スクロールフラグF20が設定状態(F20=1)とされている場合は高速スクロール状態であると判定して(2)へ進む。
【0046】
ステップS60で現状の表示画面8がスクロール停止状態と判定されてステップS70へ進んだ場合は、スクロール停止状態から操作者により表示画面8の中央部以外がタッチ操作された場合であるため、操作者が表示画面8のスクロールを開始したいと考えていると判断して、スクロール停止状態から通常速度スクロール状態へと切り換えてリターンする。このとき、スクロール停止状態から通常速度スクロール状態へと切り換えられた場合に設定される第1通常速度スクロールフラグF10を設定状態とする(F10=0→F10=1)。
【0047】
次に、上述のようにステップS70においてスクロール停止状態から通常速度スクロール状態へと切り換えられてリターンした後に、操作者によって少なくともタッチ操作が維持されている場合について説明する。この場合、スタートからステップS60までは上述の制御と同様であり、ステップS60において現状のスクロール表示画面8が通常速度スクロールであると判定されてステップS11へ進む。
【0048】
ステップS11では押圧力検出器2からの入力により押圧操作がされているか否かが判定される。そして、押圧操作がされていないと判定された場合は操作者が現状の通常速度スクロールを維持したいと考えていると判断してそのままリターンする。一方、ステップS11で押圧操作がされている(押圧力P5以上)と判定された場合は、操作者が通常速度スクロールから高速スクロールに切り換えたいと考えていると判断してステップS12へ進む。
【0049】
ステップS12では、第1通常速度スクロールフラグF10が設定状態(F10=1)であるか否かが判定される。そして、設定状態であると判定された場合は、スクロール停止状態から通常速度スクロールに移行した後に操作者によって押圧操作が行われた場合である。従って、この場合はステップS13へ進み、表示画面8を通常速度スクロールから高速スクロールに切り換えてリターンする。尚、ステップS13において表示画面8が通常スクロール状態から高速スクロール状態へと切り換えられた際に、高速スクロールフラグF20が設定状態(F20=0→F20=1)とされると共に、第1通常速度スクロールフラグF10が解除(F10=1→F10=0)される。
【0050】
一方、ステップS12において第1通常スクロールフラグF10が設定状態でない(F10=0)と判定された場合はそのままリターンする。(この場合、上述のステップS60において通常速度スクロールと判定されているため、後述する第2通常速度スクロールF11は必ず設定状態(F11=1)とされている。)従って、後述するステップS33において高速スクロールから通常速度スクロールに切り換えられた場合に設定される上記第2通常速度スクロールフラグF11が設定状態(F11=1)とされている場合は、ステップS60で通常速度スクロールと判定されてステップS11以降の制御へ進むが、ステップS12において第1通常速度スクロールF10が設定状態でないと判定されて通常速度スクロールのままリターンする。この結果、高速スクロール状態から操作者が押圧操作を行い通常速度スクロール状態へと移行した後に、操作者が依然として押圧操作を継続していた場合であっても再び通常速度スクロール状態から高速スクロール状態へと移行するハンチング現象は防止される。
【0051】
次に上述したステップS20において、タッチ操作検出器1によりタッチ操作がされていないと判定されて(1)以降へ進んだ場合について図7のフローチャートを参照して説明する。尚、(1)へ進む場合とは、現状の表示画面8が地図画面であるときに操作者が該表示画面8を全く操作していない場合か、現状の表示画面8が通常スクロール状態であるか又は高速スクロール状態である状態で、操作者が該表示画面8から手指を離している場合である。
【0052】
この場合(1)からステップS21へ進み、第1通常速度スクロールフラグF10又は第2通常速度スクロールフラグF11が設定されているか否かが判定される。ここで、第1通常速度スクロールフラグF10又は第2通常速度スクロールフラグF11のどちらかが設定状態とされていれば、表示画面8が通常速度スクロール状態であるときに操作者が該表示画面8から手指を離している場合であり、操作者が表示画面8のスクロールを停止したいと考えていると判断してステップS25へ進みスクロール動作を停止してリターンする。このとき、設定状態とされている第1通常速度スクロールフラグF10又は第2通常速度スクロールフラグF11は解除される(F10=1→F10=0又はF11=1→F11=0)。
【0053】
一方、ステップS21で第1通常速度スクロールフラグF10及び第2通常速度スクロールフラグF11の両方が設定状態でないと判定された場合はステップS22へ進み、高速スクロールフラグF20が設定状態であるか否か、即ち現状の表示画面8が高速スクロール状態であるか否かが判定される。そして、ステップS22で高速スクロールフラグF20が設定されていないと判定された場合には、現状の表示画面8がスクロール停止状態であるためそのままリターンする。一方、高速スクロールフラグF20が設定状態(F20=1)であると判定された場合は、ステップS23へ進む。
【0054】
ステップS23では後述する速度保持フラグF30が設定状態(F30=1)とされているか否かが判定される。そして、速度保持フラグF30が設定状態とされている場合には既に後述する速度保持が行われているためそのままリターンする。一方、速度保持フラグF30が設定状態とされていない場合にはステップS24へ進む。
【0055】
ステップS24では、スクロール制御部6において現状の高速スクロールが保持されると共に、速度保持フラグF30が設定状態とされて(F30=0→F30=1)リターンする。これにより、前述したステップS14において表示画面8が通常速度スクロール状態から高速スクロール状態へと移行してスクロール速度が所定値(本実施例の場合はV6)以上となると共に、操作者が該表示画面8から手指を離した場合には表示画面8の高速スクロール状態はそのまま保持される。
【0056】
次に上述したステップS60において、現状の表示画面8のスクロール状態が高速スクロール状態であると判定されて(2)へ進んだ場合について図8に示すフローチャートを参照して説明する。尚、(2)へ進むのは、スクロール停止状態、通常速度スクロール状態を経た後に高速スクロール状態となった場合か、又は前述したようにステップS24において高速スクロール状態が保持された後に操作者が表示画面8に対してタッチ操作をした場合である。
【0057】
図8に示すように、(2)へ移行した場合はステップS31へ進み、押圧力検出器2からの入力により押圧操作がされているか否かが判定される。そして、押圧操作がされていると判定された場合はステップS32へ進む一方、押圧操作がされていないと判定された場合には、後述するスクロール方向切換判定を行うためステップS34へ進む。
【0058】
ステップS31で押圧操作がされていると判定されてステップS32へ進んだ場合には、速度保持フラグF30が設定状態(F30=1)とされているか否かが判定される。そして、速度保持フラグF30が設定されていないと判定された場合にはそのままリターンする。これにより前述したステップS13において通常スクロール状態から押圧操作がされたと判定されて高速スクロール状態へと移行した後に、操作者がそのまま押圧操作を継続していた場合は、上記ステップS32において高速スクロール状態を維持したままリターンされるため、高速スクロール状態が継続される。
【0059】
また、ステップS32で速度保持フラグF30が設定状態とされていると判定された場合はステップS33へ進み、高速スクロール状態から通常速度スクロール状態へと切り換えられる。従って、表示画面8に対するタッチ操作がない状態で高速スクロール状態が保持されているときに、操作者が表示画面8に対してタッチ操作を行うと共に、そのまま該表示画面8を押し込んで押圧操作を行った場合には、操作者が高速スクロール保持状態を解除して通常速度スクロール状態に戻したいと考えていると判断し、表示画面8が通常速度スクロール状態に設定される。尚、ステップS33において高速スクロール状態から通常速度スクロール状態へと移行した場合には、第2通常速度スクロールフラグF11が設定状態とされ(F11=0→F11=1)、高速スクロールフラグF20及び速度保持フラグF30が解除される(F20=1→F20=0、F30=1→F30=0)。
【0060】
また、上述したステップS31において押圧操作がされていないと判定されてステップS34へ進んだ場合には、スクロール制御部6において操作者によって行われたタッチ操作における表示画面8上のタッチ位置が、現状のスクロール方向と一致しているか否かが判定される。そして、上記タッチ位置が現状のスクロール方向と一致している場合にはステップS32へ戻り、同ステップS32において速度保持状態であると判定された場合にはステップS33において高速スクロール状態から通常速度スクロール状態へと切り換えられる。即ち、高速スクロール保持状態である場合に、操作者によって現状のスクロール方向と一致する方向に対応した表示画面8上の位置がタッチ操作された場合には、ステップS31で押圧操作がされていないと判定された場合でも高速スクロール保持状態を解除して通常速度スクロール状態に切り換えるようにしている。
【0061】
また、ステップS34において、操作者により行われたタッチ操作の表示画面8上の位置が、現状のスクロール方向と一致していないと判定された場合はステップS35へ進み、スクロール方向切換部20によってタッチ操作された表示画面8上のタッチ位置に対応する方向へスクロール方向が切り換えられてリターンする。従って、高速スクロール状態が保持されているときに、操作者によって現状のスクロール方向と異なる方向に対応する表示画面8上の位置がタッチ操作された場合には、高速スクロール状態を保持したままで該タッチ位置に対応した方向へとスクロール方向が切り換えられる。
【0062】
以上のように、本発明の第2実施形態例の地図スクロール制御装置によれば、通常スクロール状態から高速スクロール状態に移行した場合、即ちスクロール速度が所定値以上の状態となった場合は、操作者が表示画面8から手指等を離したためにタッチ操作検出器1においてタッチ操作が検出されなくなったとしても該スクロール速度が保持される。このため、操作者が高速スクロール状態を保持したいと考えた場合でも表示画面8を連続的に押し続ける必要はなく、操作上の煩わしさは軽減される。
【0063】
また、高速スクロール状態が保持されているときに操作者によりスクロール方向と異なる方向のタッチ操作が行われると、高速スクロール状態を保持したままスクロール方向のみ切換られるため、スクロール方向を切り換えたいときにスクロール動作を解除する必要がなく、スクロール制御装置の操作性が向上する。一方、高速スクロール状態が保持されているときに操作者によりスクロール方向と一致する方向のタッチ操作が行われると、高速スクロール状態の保持を解除する構成としたため、操作者が高速スクロール状態の保持を解除したいと考えた場合には該操作者の意志に応じて比較的簡単に解除が行われ、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0064】
尚、上記第2実施形態例では、スクロール速度を通常速度スクロールと高速スクロールとの2段階としたがこれに限定されるものではなく、第1実施形態例のように押圧力に応じてスクロール速度を段階的に増大させたり、連続的に増大させたりしても良い。この場合には最大スクロール速度が所定値とされ、押圧力の増加に伴いスクロール速度が最大となった場合に速度保持が行われる。
【0065】
また、上記第2実施形態例では、高速スクロールが保持されていると共に押圧操作量検出器2により検出される押圧力が所定値以上となって押圧操作がされていると判定された場合、又は高速スクロール速度が保持されていると共にスクロール方向と一致する表示画面8上の位置がタッチ操作された場合に高速スクロール保持を解除する構成としたが、高速スクロール状態が保持されていると共にタッチ操作検出器3によりタッチ操作を検出した場合に、該タッチ操作に伴う表示画面8上のタッチ位置に関わらず高速スクロール保持を解除させる構成としても良い。更に、高速スクロール状態を解除した際に通常速度スクロール状態を保持する構成としても良い。また、図11(A)、(B)に示すように、押圧力とスクロール速度の特性にヒステリシスを設け、スクロール速度の切り換えに伴うハンチングを防止する構成としても良い。
【0066】
【発明の効果】
以上のように請求項1に係る本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置によれば、表示画面へのタッチ操作と同タッチ操作に伴う押圧操作によってスクロール速度の調節が任意にかつ即座に行われ、操作時の煩わしさが解消される。
【0067】
更に前記スクロール速度制御手段は押圧操作量検出手段で検出される押圧操作量の増減に伴いスクロール速度を増減させたため、表示画面にタッチしてそのまま押し込む(押圧する)という2つの動作を連続して行うことにより、スクロール開始から迅速にスクロール速度が高速に切換えられ、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0068】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置によれば、前記スクロール速度制御装置はタッチ操作検出手段によるタッチ操作が検出されなくなった場合にスクロールを停止するため、スクロールを停止させたい場合には即座にスクロールが停止され、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0069】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置によれば、前記スクロール速度制御手段はスクロール速度が所定値以上の状態であり、タッチ操作検出手段によるタッチ操作が検出されなくなった場合にスクロール速度を第1スクロール速度に保持するため、スクロール速度が所定値以上の状態となった場合にはタッチ操作を持続しなくても該スクロール速度が保持されて、操作上の煩雑さが軽減される。
【0070】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置によれば、前記スクロール速度制御手段は、第1スクロール速度の保持時にタッチ操作を検出したとき又は押圧操作量が所定値以上となったときに、第1スクロール速度の保持を解除するため、スクロール速度保持の解除が容易に行え、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0071】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置によれば、前記スクロール速度制御手段は、第1スクロール速度の保持時にタッチ操作を検出したとき又は押圧操作量が所定値以上となったときに第1スクロール速度の保持を解除すると共に、第1スクロール速度よりも低い第2スクロール速度を保持するため、第1スクロール速度保持から同第1スクロール速度よりも低い第2スクロール速度保持への切換が容易に行え、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0072】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置によれば、前記スクロール速度制御手段は、第1スクロール速度の保持時にタッチ操作がされた場合、同タッチ操作に伴うタッチ位置に対応する方向と表示画面のスクロール方向とが一致するか否かを判定すると共に、タッチ位置に対応する方向とスクロール方向とが一致すると判定された場合に第1スクロール速度保持を解除したため、操作者の意志に応じて第1スクロール速度保持の解除が容易に行え、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0073】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置によれば、前記スクロール速度制御手段は、タッチ位置に対応する方向とスクロール方向とが一致すると判定された場合に第1スクロール速度保持を解除すると共に、第1スクロール速度よりも低い第2スクロール速度を保持するため、操作者の意志に応じて第1スクロール速度保持を解除すると共に、同第1スクロール速度よりも低い第2スクロール速度に容易に切り換えられ、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0074】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置によれば、前記スクロール速度制御手段は、表示画面のスクロール速度が第2スクロール速度のときにタッチ操作が検出されなくなった場合にスクロールを停止するため、スクロールの停止が即座に行われスクロール制御装置の操作性が向上する。
【0075】
請求項に記載の本発明の車両用情報表示装置におけるスクロール制御装置によれば、前記スクロール速度制御手段は、第1スクロール速度の保持時にタッチ操作がされた場合、同タッチ操作に伴うタッチ位置に対応する方向と表示画面のスクロール方向とが一致するか否かを判定すると共に、タッチ位置に対応する方向とスクロール方向とが一致しないと判定された場合には、第1スクロール速度を保持したまま、スクロール方向をタッチ位置に対応した方向に切り換えるため、表示画面8上の任意の位置をタッチ操作することによりスクロール方向の切換えが容易に行われ、スクロール制御装置の操作性が向上する。
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態例に係る制御ブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施形態例に係る制御フローチャートである。
【図3】 ナビゲーション装置の全体構成図である。
【図4】 本発明の第1実施形態例に係る押圧力とスクロール速度との関係を示す特性図である。
【図5】 押圧力検出手段の1例を示す概略断面図である。
【図6】 本発明の第2実施形態例に係る制御フローチャートである。
【図7】 本発明の第2実施形態例に係る制御フローチャートである。
【図8】 本発明の第2実施形態例に係る制御フローチャートである。
【図9】 本発明の表示画面におけるタッチ位置とスクロール方向との関係を示す図である。
【図10】 本発明の第2実施形態例に係る押圧力とスクロール速度との関係を示す特性図である。
【図11】 押圧力とスクロール速度との関係を示すその他の特性図である。
【符号の説明】
1 タッチ操作検出器
2 押圧力検出器
3 タッチ位置検出部
4 記憶部
5 スクロール速度設定部
6 スクロール制御部
7 ナビゲーションシステム
8 表示画面
9 感圧マット
100 ECU
101 スクロール制御装置

Claims (9)

  1. 種々の情報を表示する表示画面と、
    前記表示画面へのタッチ操作を検出するタッチ操作検出手段と、
    前記タッチ操作に伴う前記表示画面上のタッチ位置を検出するタッチ位置検出手段と、
    前記タッチ操作及び前記タッチ位置に基づいて前記表示画面をスクロールさせるスクロール手段と、
    前記タッチ操作に伴う前記表示画面への押圧操作量を検出する押圧操作量検出手段とを有し、
    前記押圧操作量検出手段からの検出信号に基づいてスクロール速度を制御するスクロール速度制御手段とを備え、
    前記スクロール速度制御手段は、前記押圧操作量検出手段による前記押圧操作量が所定値よりも小さいとき所定の通常スクロール速度で前記表示画面をスクロールさせると共に、前記押圧操作量が所定値以上のとき、前記押圧操作量の増加に応じてスクロール速度が段階的に増大設定される第1の高速スクロール速度あるいは前記押圧操作量の増加に応じてスクロール速度が連続的に増大設定される第2の高速スクロール速度のいずれかで前記表示画面をスクロールさせることを特徴とする車両用情報表示装置のスクロール制御装置。
  2. 前記スクロール速度制御手段は、前記タッチ操作検出手段によるタッチ操作が検出されなくなった場合に、前記スクロールを停止することを特徴とする請求項1に記載の車両用情報表示装置のスクロール制御装置。
  3. 種々の情報を表示する表示画面と、
    前記表示へのタッチ操作を検出するタッチ操作検出手段と、
    前記タッチ操作に伴う前記表示画面上のタッチ位置を検出するタッチ位置検出手段と、
    前記タッチ操作及び前記タッチ位置に基づいて前記表示画面をスクロールさせるスクロール手段と、
    前記タッチ操作に伴う前記表示画面への押圧操作量を検出する押圧操作量検出手段とを有し、
    前記押圧操作量検出手段からの検出信号に基づいてスクロール速度を制御するスクロール速度制御手段とを備え、
    前記スクロール速度制御手段は、前記スクロール速度が所定値以上の状態であり、前記タッチ操作検出手段によるタッチ操作が検出されなくなった場合に前記スクロール速度を第1スクロール速度に保持することを特徴とする車両用情報表示装置のスクロール制御装置。
  4. 前記スクロール速度制御手段は、前記第1スクロール速度の保持時に前記タッチ操作を検出したとき又は前記押圧操作量が所定値以上となったときに、前記第1スクロール速度の保持を解除することを特徴とする請求項3に記載の車両用情報表示装置のスクロール制御装置。
  5. 前記スクロール速度制御手段は、前記第1スクロール速度の保持時に前記タッチ操作を検出したとき又は前記押圧操作量が所定値以上となったときに、前記第1スクロール速度の保持を解除すると共に、
    前記第1スクロール速度よりも低い第2スクロール速度を保持することを特徴とする請求項3または4に記載の車両用情報表示装置のスクロール制御装置。
  6. 前記スクロール速度制御手段は、前記第1スクロール速度の保持時に前記タッチ操作がされた場合、同タッチ操作に伴うタッチ位置に対応する方向と前記表示画面のスクロール方向とが一致するか否かを判定すると共に、
    タッチ位置に対応する方向とスクロール方向とが一致すると判定された場合に、前記第1スクロール速度保持を解除することを特徴とする請求項5に記載の車両用情報表示装置のスクロール制御装置。
  7. 前記スクロール速度制御手段は、タッチ位置に対応する方向とスクロール方向とが一致すると判定された場合に前記第1スクロール速度保持を解除すると共に、
    前記第1スクロール速度よりも低い前記第2スクロール速度を保持することを特徴とする請求項6に記載の車両用情報表示装置のスクロール制御装置。
  8. 前記スクロール速度制御手段は、前記表示画面のスクロール速度が前記第2スクロール速度のときに前記タッチ操作が検出されなくなった場合に、前記スクロールを停止することを特徴とする請求項5又は請求項7に記載の車両用情報表示装置のスクロール制御装置。
  9. 前記スクロール速度制御手段は、前記第1スクロール速度の保持時に前記タッチ操作がされた場合、同タッチ操作に伴うタッチ位置に対応する方向と前記表示画面のスクロール方向とが一致するか否かを判定すると共に、タッチ位置に対応する方向とスクロール方向とが一致しないと判定された場合には、前記第1スクロール速度を保持したまま、前記スクロール方向を前記タッチ位置に対応した方向に切り換えることを特徴とする請求項3に記載の車両用情報表示装置のスクロール制御装置。
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