JP3688366B2 - 景品球払出装置の球咬防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はステッピングモータの駆動によりリードスクリューを回転させ景品球を払出するパチンコ機における景品球払出装置の球咬防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明は、景品球が連続して流通し得る景品球通路にリードスクリューの外周に形成された螺旋状突条が介在するように該リードスクリューを該景品球通路と平行に軸支すると共に、該リードスクリューをステッピングモータの駆動により定回転させ所定個数の景品球を払出すようにした景品球払出装置は、特開平4−58972号,特開平5−7656号等の公開特許公報によりすでに知られている。
【0003】
ところで一般にパチンコ機は工場から出荷するに先立ち景品球タンクに球を入れて検査のための拭打ちがなされ、その検査か終わると球抜操作をしその球を全てパチンコ機から抜き取るようにしている。即ち、球抜スイッチを押してリードスクリューを一定時間回転させることにより景品球タンクおよび景品球通路の球を球抜通路を通して全て外に排出させている。
【0004】
ところがこの球抜操作のためにリードスクリューを回転させた後の該リードスクリューの回転停止位置は従来では不特定であったので、出荷先にて景品球タンクに新らたに球が入れられるとその最初に入った球が景品球通路に介在しているリードスクリューの螺旋状突条の始端部に咬み込んで該リードスクリューを回転できなくするおそれがあった。即ち、螺旋状突条の始端部がたまたま景品球通路に位置し、しかも該始端部が該景品球通路の幅を丁度球径と同等に狭める程に景品球通路に突出していると、景品球が該始端部と景品球通路内壁面との間に挟まれリードスクリューを回転できなくするトラブルを招くことがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、このようなリードスクリュー式の景品球払出装置における球抜操作後のリードスクリューの回転停止位置が不特定であることに基づく上記のような球咬みのおそれを解消し、景品球払出装置のこのようなトラブルの発生をなくそうとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明は、景品球が連続して流通し得る景品球通路にリードスクリューの外周に形成された螺旋状突条が介在するように該リードスクリューを該景品球通路と平行に軸支すると共に、該リードスクリューをステッピングモータの駆動により定回転させ所定個数の景品球を払出すようにした景品球払出装置において、リードスクリューの回転位置を検出するエンコーダを設け、球抜操作により該リードスクリューが連続回転され景品球通路の景品球が球抜通路に全て排出された後、エンコーダにより該リードスクリューの回転位置を検出し、該リードスクリューを継続回転させることにより該リードスクリューの螺旋状突条の始端部が常に景品球通路を避けて停止するようにしたことを特徴とする。
また本発明は上記景品球払出装置の球咬防止装置において、景品球が全て排出されたことを検出する景品球検知器を景品球通路に設けたことを特徴とする。
さらに本発明は上記景品球払出装置の球咬防止装置において、球抜操作によりリードスクリューを連続回転させる時間をタイマーに設定しておくことで景品球を球抜通路に全て排出させるようにしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1は本発明の景品球払出装置を設けたパチンコ機の裏面図で、パチンコ機1の裏面には遊技盤2の裏面全体を覆うように機構板3が配設されており、その遊技盤2の裏面と相対する機構板3の前面下部に入賞球を集合する入賞球集合樋4が形成されている。この入賞球集合樋4は、入賞球を一列に整列して流下させるようになっており、その流下通路の途中に通過する入賞球を検出する入賞球検出器5が設けられている。
【0008】
一方、機構板3の裏面上部には、景品球を貯留する景品球タンク6が設けられ、該景品球タンク6の下方に景品球を整列して流下させる導出樋7が設けられている。また導出樋7の下流に二股状に分岐した景品球通路8,8が設けられ、この景品球通路8,8に本発明の景品球払出装置9が接続されている。景品球払出装置9の下方には払い出された景品球を機前の球受皿(図示せず)に導く景品球払出樋10が設けられている。また、11は球抜通路、12は球抜スイッチである。
【0009】
景品球払出装置9は、図2〜7に示すように、プラスチックにより成形された本体13に前記景品球通路8,8と連通する景品球通路14,14が平行に形成され、該景品球通路14,14間にリードスクリュー15をその回転軸16を軸受17,17によって支持することによって垂直に軸支し、該回転軸16の上端には歯車18を回転し、該歯車18と噛合する歯車19を本体13にブラケット20を介して固設されたステッピングモータ29の回転軸に固設している。こうして該リードスクリュー15の外周に形成された螺旋状突条21が景品球通路14,14に介在し該リードスクリュー15が停止しているときは該景品球通路14,14中の球の流通を阻止している。なお22,22は景品球通路14,14中の球の有無を検出するために該景品球通路14,14の外側壁の外側に設けられた景品球検出器である。また、23,23は該景品球通路14,14を通過して下方に払出された景品球数を計数するため景品球通路14,14の下端部に設けられた通過景品球検出器である。
【0010】
24はリードスクリュー15の回転位置を検出するために設けられたエンコーダで、該エンコーダ24は図4,5に示したように回転軸16の下端部に設けられた円盤25の外周部対称位置に切欠26,26が形成され、一方、投光器と受光器とからなる光学位置検出器27を備えこれをビス28によって本体13の一部に固定し、円盤25がリードスクリュー15の回転にな伴い回転することで切欠26,26の有無が該光学位置検出器27により検出され該リードスクリュー15の回転位置が検出できるようにしている。
【0011】
また、30,30は該景品球通路14,14の下流で前記景品球払出樋10と球抜通路11との分岐部に設けられた流路切換片、31は該流路切換片30,30を支軸32を支点として可動させる流路切換用ソレノイドで、該ソレノイド31が励磁しているときは景品球通路14,14より排出された景品球が球抜通路11に排出され景品球払出樋10には払出されないようにしている。
【0012】
しかしてこの景品球払出装置では、上記入賞球検出器5,球抜スイッチ12,景品球検出器22,通過景品球検出器23,エンコーダ24等が図8に示したようにCPU,ROM等からなるマイクロコンピュータに接続されその指令によりステッピングモータ29,ソレノイド31等を作動させる。その作動を図9のフローチャートに示した。即ち、入賞球検出器5により入賞球が検出されると遊技ループとなりステッピングモータ29がリードスクリュー15を回転させこれにより景品球通路14,14中の球が下方に移動し通過景品球検出器23,23にて所定個数の景品球が払出されたことが検出されるとリードスクリュー15が停止する通常の景品球払出作動がなされる。
【0013】
また、球抜スイッチ12が押されて球抜ループに移行すると、ソレノイド31が励磁されると共にステッピングモータ29がリードスクリュー15を連続回転させ、その回転により景品球タンク6,導出樋7,景品球通路8,8,景品球通路14,14中の景品球が全て球抜通路11に排出される。そして景品球検出器22,22により景品球通路14,14中に球がないことを検知されると、エンコーダ24によりリードスクリュー15の回転位置が検出され、螺旋状突条21の始端部21′が景品球通路14,14を避けて停止するようにステッピングモータ29が継続回転される。即ち、図7にこの始端部21′が景品球通路14,14中に位置して停止した状況を示し、図6にはこの始端部21′が景品球通路14,14を避けて停止した例を示すが、本発明ではこの図6に示したように始端部21′が景品球通路14,14を避けて停止するようにする。そしてソレノイド31が消磁されることにより球抜操作を終える。
【0014】
なお、上記フローチャートに基づく説明では景品球検出器22,22により景品球が全て排出されたことを検出するようにしたが、景品球が全て排出されるまでに要する概略の時間を予め設定し得るタイマーを設け、リードスクリュー15をその所要時間だけ連続回転させた後、該リードスクリュー15を所要回転位置に停止させるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】
このように本発明の景品球払出装置の球咬防止装置は、球抜操作によりリードスクリューを連続回転させたときその螺旋状突条の始端部が常に景品球通路を避けて停止するようにしたので、次に景品球が該景品球通路に流下して来たときに球咬みを起こすおそれがなく、スムーズにスタートさせることができるようになる。よって球咬みによる景品球払出装置のトラブルを解消できる有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る景品球払出装置を設けたパチンコ機の裏面図。
【図2】本発明に係る景品球払出装置の斜視図。
【図3】本発明に係る景品球払出装置の部分断面正面図。
【図4】本発明に係る景品球払出装置の縦断面図。
【図5】図4のA−A線断面図。
【図6】図4のB−B線断面図。
【図7】図6の作動状態図。
【図8】本発明に係る景品球払出装置の球咬防止装置のブロック図。
【図9】本発明に係る景品球払出装置の球咬防止装置のフローチャート。
【符号の説明】
1 パチンコ機
5 入賞球検出器
6 景品球タンク
9 景品球払出装置
11 球抜通路
12 球抜スイッチ
13 本体
14 景品球通路
15 リードスクリュー
16 回転軸
18,19 歯車
21 螺旋状突条
21′ 始端部
22 景品球検出器
23 通過景品球検出器
24 エンコーダ
25 円盤
26 切欠
27 光学位置検出器
29 ステッピングモータ
30 流路切換片
31 流路切換用ソレノイド

Claims (2)

  1. 景品球が連続して流通し得る景品球通路にリードスクリューの外周に形成された螺旋状突条が介在するように該リードスクリューを該景品球通路と平行に軸支すると共に、該リードスクリューをステッピングモータの駆動により定回転させ所定個数の景品球を払出すようにした景品球払出装置において、
    球抜スイッチを作動させることにより前記リードスクリューを連続回転させる第1ステップと、
    前記景品球通路内に景品球が残存していないことを景品球検出器によって検知し、景品球が残存していないことを確認した後に前記リードスクリューを継続回転させる第2ステップと、
    前記ステッピングモータの回転位置をエンコーダによって検出し、前記リードスクリューの螺旋状突条の始端部が景品球通路を避けた位置となるように該ステッピングモータの継続回転を停止させる第3ステップと、を備えた景品球払出装置の球咬防止装置。
  2. 前記継続回転は微動回転であることを特徴とする請求項1記載の景品球払出装置の球咬防止装置。
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