JP3684640B2 - 自動販売機の表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機の売上集計データ等を表示するための表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、自動販売機の一例を示す図である。図4において、1はデータ設定・確認装置、5は自動販売機、6は自動販売機5のドア、7は金額表示器である。データ設定・確認装置1は、販売価格等の各種データの設定や売上集計データ等の確認を行うため、キーボードと表示器を有している。また、金額表示器7は、自動販売機5に投入された金額を表示する。
【0003】
近年、自動販売機5の管理運用は、益々細かくなっている。それに伴って、ルートマンが自動販売機5のデータを確認する機会が増え、その作業にかかる時間が問題になってきた。また個々のデータの桁数が大きくなっている反面、それを表示する表示装置は、コスト削減のため、金額表示器7を兼用するようにしてデータ設定・確認装置1の表示器を省略するようにしたり、データ設定・確認装置1に表示器を付けるにしても、その表示桁数を最小限にするなど貧弱になってきた。
【0004】
そこで、売上集計データ等、そのデータの最大記憶桁数が表示装置の表示桁数より大きい場合は、データの実際の桁数がいくつであるかに関わらず、1つのデータを常に上位の桁と下位の桁に分割し、それらを2回に分けて交互に表示するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際の売上数は、ほとんどの場合最大記憶桁数より少く、1回で表示できるにも関わらず、前記した従来の技術では、常に2回に分けて表示を行うため、表示データの読み間違いをし易く、表示に要する時間も長くかかってしまうという問題点があった。
【0006】
本発明は、そのような問題点を解決し、1回で表示できるデータは、1回で表示させるようにして、表示の読み間違いを少なくすると共に、表示に要する時間を短縮することを課題とするものである。さらに、最適回数表示と固定回数表示または最適回数表示と1回固定表示とを選択できるようにして、最も読み取り易い表示方法を、売上状況等に応じて適宜選択できるようにすることを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の自動販売機の表示装置では、自動販売機投入金額表示器または自動販売機内部に設けられた管理用データ表示器と、最適回数表示と固定回数表示とを選択する選択手段と、該選択手段により最適回数表示が選択された場合は、表示すべきデータの桁数が表示器の表示可能桁数を超えるとき、該データの文字列を複数組に分割して複数回に分けて前記表示器に表示させ、表示すべきデータの桁数が表示器の表示可能桁数以下のとき、該データを1回で前記表示器に表示させ、前記選択手段により固定回数表示が選択された場合は、データをデータ種別毎に予め設定された所定の回数に分けて前記表示器に表示させる表示制御手段とを具えることとした。
【0008】
また、自動販売機投入金額表示器または自動販売機内部に設けられた管理用データ表示器と、最適回数表示と1回固定表示とを選択する選択手段と、該選択手段により最適回数表示が選択された場合は、表示すべきデータの桁数が表示器の表示可能桁数を超えるとき、該データの文字列を複数組に分割して複数回に分けて前記表示器に表示させ、表示すべきデータの桁数が表示器の表示可能桁数以下のとき、該データを1回で前記表示器に表示させ、前記選択手段により1回固定表示が選択された場合は、データを1回で前記表示器に表示させるが、表示させたデータの桁数が前記表示器の表示可能桁数を超えている場合は、桁数が超えていることを表示させる表示制御手段とを具えることとした。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、データ設定・確認装置の一例を示す図である。符号1は、図4のものに対応し、2は表示器、3は売上キー、4は終了キーである。
【0010】
表示器2は、コスト削減のため表示桁数が4桁と少なくされているものとする。データ設定・確認装置1のキーとしては、売上キー3,終了キー4等の操作キーの他に数値データ入力用のテンキーを具えている。また、データ設定・確認装置1は、CPU(Central Processing Unit) とRAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)より成る記憶装置を有しており、売上集計データ等の各種データを管理・保持している。
【0011】
それらの各種データは、指令により表示器2に表示されるが、表示器2の表示桁数は4桁であるのに対して、表示されるデータは、多くの場合、それより大きい桁まで上記記憶装置に保持される。そのように表示器2の表示桁数より大きい桁数のデータは、表示器2に1度に表示することができない。それに対して、従来は、表示器2の表示桁数より大きい桁まで上記記憶装置に保持される表示器2に2回に分けて表示させるようにしていた。しかし、前述したように、記憶装置には、表示器2の表示桁数より大きな桁数が確保されていても、実際のデータはその桁数を全部使っているとは限らず、むしろ、表示器2の表示桁数以内で済んでいる場合の方が多くて、従来のようにすると、表示に要する時間を無駄に長くすることになる。
【0012】
そこで、表示すべきデータの実際の桁数を調べ、その桁数が表示器の表示可能桁数以下のとき、該データを1回で前記表示器に表示させ、表示すべきデータの桁数が表示器の表示可能桁数を超えるときだけ、該データを上位桁と下位桁とに分割して2回に分けて前記表示器に表示させるようにした。
【0013】
ただ、そのようにすると、売上が多くほとんどの商品の売上数が4桁を超えるような自動販売機では、ほとんどの商品は売上数が多いため2回表示をし、たまに売上数の少ない商品があって1回表示が入るというようなことになる。そのようなことになると紛らわしくなって、却って読み間違い等が発生し易くなる。そこで、上記機能を使用するかしないかをユーザが選択できるようにする。
【0014】
なお、上記機能を使用した表示を「最適回数表示」、上記機能を使用しない表示、すなわち、従来のように表示すべきデータを記憶するデータ記憶手段の最大記憶桁数が表示器の表示可能桁数を超えるとき、常に、該データを上位桁と下位桁とに分割して2回に分けて行う表示を、「固定回数表示」と呼ぶことにする。
【0015】
ここで、表示例を図2に示す。例えば、表示すべきデータの前記記憶装置における最大記憶桁数が6桁で、実際のデータは、4桁の「1234」の場合、従来のような固定回数表示では、まず、上位桁であることを示すマーク「*」を表示するが、データに5桁目以上の上位の桁がないため、それ以外のデータ表示はなく、次に「1234」を表示する。それに対して、最適回数表示では、1回で「1234」を表示する。
【0016】
また、表示すべきデータの前記記憶装置における最大記憶桁数が6桁で、実際のデータは、5桁の「12345」の場合、固定回数表示では、まず、マーク「*」と共に、上位桁の「1」を表示し、次に下位桁の「2345」を表示する。この場合は、最適回数表示でも、同様となる。そしてまた、表示すべきデータの前記記憶装置における最大記憶桁数が4桁で、実際のデータも、4桁の「1234」の場合、固定回数表示,最適回数表示共、1回で「1234」を表示する。
【0017】
次に、売上集計データを表示する場合を例にして、本発明の自動販売機の表示装置における表示処理の手順を説明する。図3は、売上集計データの表示処理手順を示すフローチャートである。
ステップ1…売上キー3(図1)が押されたか否かを判別する。
ステップ2…押されたら、最適回数表示が選択されているか否かを判別する。
ステップ3…最適回数表示が選択されていたら、変数nに、表示すべきデータの実際の桁数をセットする。
ステップ4…ステップ2で最適回数表示が選択されていなかったら、変数nに、表示すべきデータが記憶されている記憶装置の最大記憶桁数をセットする。
【0018】
ステップ5…nが表示装置の表示可能桁数より大であるか否かを判別する。
ステップ6…大であれば、表示データを2回に分けて表示する。
ステップ7…ステップ5で表示装置の表示可能桁数より大でなかったら、表示データを1回で表示する。
ステップ8…終了キー4(図1)が押されたか否かを判別する。
ステップ9…押されたら、表示を消す。
【0019】
なお、上記実施形態では、表示器2の表示桁数より大きい桁数のデータは、該データを上位桁と下位桁とに2分割して2回に分けて前記表示器に表示させるようにしたが、さらにデータの桁数が多い場合は、3以上に分割して3回以上に分けて表示させることもできる。
【0020】
また、上記実施形態では、固定回数表示が選択された場合は、データ種別毎の最大記憶桁数に基づいて、表示器に何回で表示させるかを決めるようにしたが、全てのデータを最大記憶桁数にも関係なく原則1回で表示させる1回固定表示を選択できるようにしてもよい。ただし、そのような1回固定表示においては、表示させたデータの桁数が表示器の表示可能桁数を超えている場合は、表示を点滅させる等してそのことを知らせる必要がある。そして、そのような点滅表示があったら、所定のボタンを押す等の操作をすることより、残りの桁を表示させるようにする。
【0021】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の自動販売機の表示装置によれば、最適回数表示として、データの実際の桁数を調べて、1回で表示できるデータは、1回で表示させるようにしたため、表示データの読み間違いを少なくすると共に、表示に要する時間を短縮することができる。さらに、最適回数表示と固定回数表示または最適回数表示と1回固定表示とを選択できるようにしたので、最も読み取り易い表示方法を、売上状況等に応じて適宜選択できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ設定・確認装置の一例を示す図
【図2】 表示装置の表示例を示す図
【図3】 売上集計データの表示処理手順を示すフローチャート
【図4】 自動販売機の一例を示す図
【符号の説明】
1…データ設定・確認装置
2…表示器
3…売上キー
4…終了キー
5…自動販売機
6…ドア
7…金額表示器
Claims (2)
- 自動販売機投入金額表示器または自動販売機内部に設けられた管理用データ表示器と、
最適回数表示と固定回数表示とを選択する選択手段と、
該選択手段により最適回数表示が選択された場合は、表示すべきデータの桁数が表示器の表示可能桁数を超えるとき、該データの文字列を複数組に分割して複数回に分けて前記表示器に表示させ、表示すべきデータの桁数が表示器の表示可能桁数以下のとき、該データを1回で前記表示器に表示させ、前記選択手段により固定回数表示が選択された場合は、データをデータ種別毎に予め設定された所定の回数に分けて前記表示器に表示させる表示制御手段
とを具えたことを特徴とする自動販売機の表示装置。 - 自動販売機投入金額表示器または自動販売機内部に設けられた管理用データ表示器と、
最適回数表示と1回固定表示とを選択する選択手段と、
該選択手段により最適回数表示が選択された場合は、表示すべきデータの桁数が表示器の表示可能桁数を超えるとき、該データの文字列を複数組に分割し、複数回に分けて前記表示器に表示させ、表示すべきデータの桁数が表示器の表示可能桁数以下のとき、該データを1回で前記表示器に表示させ、前記選択手段により1回固定表示が選択された場合は、データを1回で前記表示器に表示させるが、表示させたデータの桁数が前記表示器の表示可能桁数を超えている場合は、桁数が超えていることを表示させる表示制御手段
とを具えたことを特徴とする自動販売機の表示装置。
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JP30667595A JP3684640B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 自動販売機の表示装置 |
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JPH09128618A JPH09128618A (ja) | 1997-05-16 |
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ID=17959972
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP30667595A Expired - Fee Related JP3684640B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 自動販売機の表示装置 |
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JP (1) | JP3684640B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP30667595A patent/JP3684640B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09128618A (ja) | 1997-05-16 |
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