JPH0561605A - ヒストリー機能を有するタツチパネル方式入力装置および情報処理装置 - Google Patents

ヒストリー機能を有するタツチパネル方式入力装置および情報処理装置

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JPH0561605A
JPH0561605A JP24838291A JP24838291A JPH0561605A JP H0561605 A JPH0561605 A JP H0561605A JP 24838291 A JP24838291 A JP 24838291A JP 24838291 A JP24838291 A JP 24838291A JP H0561605 A JPH0561605 A JP H0561605A
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Takeshi Matsunaga
健 松永
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同じ手順のキー入力を複数回行うことによっ
てある一つの情報を入力する入力装置において、所定の
順序による一連のキー操作を簡略化することにより、キ
ー入力時の操作性を向上させる。 【構成】 指定された期間内に押下されたキーのキーコ
ードを記憶する記憶手段と、該記憶手段の記憶内容の中
から一つを選択する選択手段と、選択された記憶内容を
出力する出力手段と、記憶時に最後に指定されたページ
を画面上に表示する表示制御手段を設ける。 【効果】 能率的にキー入力を行うことが可能となり、
ページ切換えの時間的なロスも減少され、キー入力時の
操作性が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポータブル方式など
の小型データ処理装置等で使用するのに好適なタッチパ
ネル方式の入力装置および情報処理装置に係り、特に、
同じ手順のキー入力を複数回行うことによってある一つ
の情報を入力する入力装置において、所定の順序による
一連のキー操作を簡略化することにより、キー入力時の
操作性を向上させたヒストリー機能を有するタッチパネ
ル方式入力装置および情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タッチパネル方式の入力装置は、従来か
らパーソナルコンピュータ、その他各種のデータ処理装
置で広く採用されている。一般に知られている装置で
は、例えば、銀行等のCD機があり、通常、CRTの画
面上にタッチキーが表示される。このタッチパネル方式
入力装置では、予め決められた手順による一連のキー入
力を行う場合でも、その都度、はじめからキー入力を行
っているため、キー操作が面倒である。
【0003】ここで、タッチパネル方式の入力装置にお
けるページ呼出しキーについて説明する。タッチパネル
方式の場合には、表示画面上のタッチキー表示領域内
に、ページ呼出しキーを割付けることができる。
【0004】このページ呼出しキーには、呼出そうとす
るページ番号が設定されており、ページ呼出しキーの入
力操作によって呼出対象のページをLCD等の画面上に
表示し、タッチキー入力することができる。このページ
呼出しキーは、関係のあるページ間を結び付けるとき等
に使用される。
【0005】図10は、従来のタッチパネル方式入力装
置におけるキー操作の一例と、ページ呼出しキー設定の
一例を示す図で、(1) はキー操作の順序、(2) はページ
呼出しキーの設定を示す。
【0006】キー操作の一例として、例えば、図10
(1) に示す順序でキー操作を行う場合を説明する。この
場合には、図10(2) に示すように、ページの画面上
で、キー「△△」を押し、次に同じページの画面上で、
キー「××」を押す。
【0007】キー「××」が押されると、ページ呼出し
が行われて、ページの画面が表示される。このペー
ジの画面上で、キー「○○」を押すと、ページの画面
が表示される。なお、キー「??」を押すと、ページ
の画面が表示される。
【0008】次に、このページの画面上で、キー「A
AA」を押し、さらに、このページの画面が表示され
た状態で、キー「A」(アルファベット)を押した後、
ページのキー「**」を押すと、ページの画面が表
示される。なお、キー「△○×」を押すと、ページの
画面が表示される。このようなキー操作とページ呼出し
は、所望のキー入力が終了するまで、順次繰返えされ
る。
【0009】このように、タッチパネル方式入力装置の
場合、これら一連のキー入力操作においては、通常、デ
ィスプレイ画面上に異なる配列のキーが表示されるの
で、ページ呼出しが何回も含まれることになり、ページ
切換え時間のロスも発生する。したがって、従来のタッ
チパネル方式入力装置では、1つの処理を行うだけで
も、複数回のキー操作が必要であり、その操作中にペー
ジ呼出しが何回も含まれると、ページ切換え時間のロス
も生じるので、キー入力時の操作性が低い、という不都
合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
タッチパネル方式入力装置におけるこのような不都合を
解決し、煩わしいキー操作の回数を減少させると共に、
ページ切換え時間のロスも減少させることによって、迅
速かつ容易なキー入力を可能にしたタッチパネル方式入
力装置および情報処理装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
LCDやCRT等のディスプレイ装置と、該ディスプレ
イ装置の画面上のタッチパネルとを具備すると共に、複
数のページを有し、前記タッチパネル内にページ呼び出
しキーを割り付ける機能を備えた入力装置において、指
定された期間内に押下されたキーのキーコードを記憶す
るキーコード記憶手段と、該キーコード記憶手段の記憶
内容の中から一つを選択するキーコード選択手段と、選
択された記憶内容をホストコンピュータへ出力する出力
手段と、記憶時に最後に指定されたページを前記ディス
プレイ装置の画面上に表示する表示制御手段、とを備え
た構成である。
【0012】第2に、上記第1のタッチパネル方式入力
装置において、キーコード記憶手段の記憶内容につい
て、その使用頻度を監視する使用頻度監視手段を備えた
構成である。
【0013】第3に、情報処理装置に、上記第1または
第2のタッチパネル方式入力装置を備えた構成である。
【0014】
【作用】この発明のタッチパネル方式入力装置では、頻
繁に使用する一連のキー列の入力操作について予め登録
しておき、出力時に、出力モード画面上で所望のキー列
を選択することによって、一連のキー列の入力操作が迅
速に行えるようにしている(請求項1の発明)。
【0015】また、出力モードにおけるキー列の配列順
序を、その使用頻度に従って配列することにより、一層
操作性を向上させている(請求項2の発明)。
【0016】図2は、この発明のタッチパネル方式入力
装置について、ヒストリー登録とヒストリー出力時の操
作を説明する図で、(1) は斜視図、(2) は通常の表示画
面の一例、(3) はヒストリー出力モード時における選択
画面の一例を示す図である。図において、1はタッチパ
ネル方式入力装置、2はLCDからなるディスプレイ画
面、3はヒストリー登録キー、4はヒストリー出力キー
を示す。
【0017】この発明のタッチパネル方式入力装置で
は、図2(1) に斜視図で示すように、タッチパネル方式
入力装置1の上面、例えば、LCDからなるディスプレ
イ画面2の右上方に、ヒストリー登録キー3と、ヒスト
リー出力キー4とが設けられている。そして、ヒストリ
ー登録キー3を押下すると、ヒストリー登録モードが設
定される。また、ヒストリー出力キー4を押下すると、
ヒストリー出力モードが設定される。
【0018】ヒストリー登録モードでは、図2(2) に示
す通常の表示画面が表示される。この表示画面上で、一
連のキー操作を行い、最後にヒストリー登録キー3を押
下すると、入力されたキー列の情報が登録される。
【0019】また、ヒストリー出力モードでは、図2
(3) に示すような選択画面が表示される。この出力モー
ド時には、予め登録された一連のキー列が、出力モード
選択画面の一行(一段)に表示される。
【0020】ユーザは、この表示画面上で、出力したい
行(タッチパネル上で一連のキー列が表示されている
段)を押すことによって、所望のキー列を選択する。な
お、画面に入りきらないキー入力は、左右あるいは上下
方向の矢印を押すことによって、画面がスクロールさ
れ、画面内に表示される。
【0021】
【実施例1】次に、この発明のヒストリー機能を有する
タッチパネル方式入力装置および情報処理装置につい
て、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明す
る。この実施例は、請求項1と請求項3の発明に対応し
ている。
【0022】図1は、この発明のヒストリー機能を有す
るタッチパネル方式入力装置について、要部構成の一実
施例を示す機能ブロック図である。図において、11は
A/Nキー、12はA/Nキー制御部、13はタッチパ
ネル、14はタッチパネル制御部、15はLCD等のデ
ィスプレイ、16はディスプレイ制御部、17は入力装
置制御部、18は出力制御部、19はヒストリー登録処
理部、20はヒストリー出力処理部、21はヒストリー
用バッファ、22は使用頻度監視部、23はホストコン
ピュータ、24はキーボードI/Fを示す。
【0023】この図1に示すタッチパネル方式入力装置
において、この発明で新たに付加されたブロックは、1
9〜22の4個であり、請求項1の発明では、ヒストリ
ー登録処理部19と、ヒストリー出力処理部20と、ヒ
ストリー用バッファ21とが機能し、請求項2の発明で
は、使用頻度監視部22が機能する。
【0024】その他のブロックは、従来と同様の構成で
あり、出力制御部18からキーボードI/F(インター
フェース)24を介して、ホストコンピュータ23と接
続される。通常の動作においては、A/N(アルファ・
ニューメリック)キー11や、タッチパネル13が押下
されると、そのキー情報が、入力装置制御部17へ送出
される。そして、そのキーに対応するキーコードが、出
力制御部18を介して、ホスト23側へ送信される。
【0025】また、登録キーが押下されると、図1のヒ
ストリー登録処理部19では、ヒストリー登録モードが
設定される。A/Nキー11や、タッチパネル13が押
下されると、その都度、押下されたキーの項目(キート
ップの内容)とキーコードとが、それぞれ、入力装置制
御部17からヒストリー登録処理部19に取り込まれ
て、ヒストリー用バッファ21に登録される。
【0026】ヒストリー登録モードの設定中に、再度、
登録キーが押下されると、入力装置制御部17から、現
在表示中のページナンバーの情報を取り込んで、ヒスト
リー用バッファ21に登録して、ヒストリー登録モード
を終了する。この場合に、登録キーが押下されてから、
次に登録キーが押下されるまでの間に複数回押下された
キーは、一連のキー群として登録される。以下の説明で
は、この一連の押下されたキー群を、キー列と呼ぶ。
【0027】図3は、図1のヒストリー用バッファ21
内に設けられるテーブルについて、その一構成例を示す
図で、(1) は主テーブル(テーブルA)、(2) はキー項
目保管テーブル(テーブルB)、(3) はキーコード保管
テーブル(テーブルC)を示す。
【0028】この図3(1) に示すように、ヒストリー用
バッファ21内の主テーブル(テーブルA)には、aの
「キー列中の1番目のキーコード」,bの「キー項目ポ
インター」,cの「キーコードポインター」,dの「最
終ページNo.」、のそれぞれの格納エリアが設けられて
いる。なお、最右端のeの「カウンタ」は、次の第2の
実施例で説明する場合に使用されるカウント値の格納エ
リアである。
【0029】また、図3(2) に示すキー項目保管テーブ
ル(テーブルB)には、各「キー列のキー項目保管領
域」が設けられており、その詳細な構成は、右側に拡大
図で示すとおりである。さらに、図3(3) に示すキーコ
ード保管テーブル(テーブルC)には、各「キー列のキ
ーコード保管領域」が設けられている。その詳細な構成
は、その右側に拡大図で示されている。
【0030】このように、この発明のタッチパネル方式
入力装置では、ヒストリー用バッファ21内に3個のテ
ーブルを設けている。そして、キー列の登録に際して
は、キー項目とキーコードとを、別々のテーブルB,C
にそれぞれ保管する。
【0031】この場合に、一つ一つのキー情報は、登録
時のキー操作の順序で保管され、また、一つのキー列
(一連のキー列の情報)がどの格納エリアに保管されて
いるかは、テーブルAによって管理される。そのため
に、このテーブルAには、各キー列中の一番目のキーコ
ード、および登録時の最後に表示されていたページのナ
ンバーの情報も保管されている。
【0032】ここで、この発明のタッチパネル方式入力
装置におけるヒストリー登録のキー操作について、具体
例を説明する。
【0033】図4は、ヒストリー登録時におけるテーブ
ル内のデータの格納状態を説明する図で、(1) はキー項
目保管テーブル(テーブルB)、(2) はキーコード保管
テーブル(テーブルC)、(3) は主テーブル(テーブル
A)を示す。
【0034】この図4では、従来例として先の図10
(1) と(2) に示したキー操作とページ呼出しキー設定の
場合について、各テーブル内に登録されるデータの状態
を示している。すでに述べたように、この発明では、ま
ず、ヒストリー登録キーを押下してヒストリー登録モー
ドを設定し、その後に一連のキー操作を行う。
【0035】先の図10(1) に示したように、図10
(2) のページの画面上で、キー「△△」を押下し、以
下、一連のキーを押下して、再度、ヒストリー登録キー
を押下すると、図4(1) のキー項目保管テーブル(テー
ブルB)のZ番地に、このキー「△△」が、図4(2) の
キーコード保管テーブル(テーブルC)のY番地に、
「△△」のコードが、それぞれ登録される。その後のキ
ーについても、同様であり、最終的には、図4(1) のキ
ー項目保管テーブル(テーブルB)と、図4(2) のキー
コード保管テーブル(テーブルC)とが作成される。
【0036】また、図4(3) の主テーブル(テーブル
A)には、aの「キー列中の1番目のキーコード」に
「△△」のコード、bの「キー項目ポインター」に「Z
番地」、cの「キーコードポインター」に「Y番地」、
dの「最終ページNo.」に「ページ」のデータが、そ
れぞれ格納される。
【0037】以上のように、この発明のタッチパネル方
式入力装置では、ヒストリー登録キーを押下してヒスト
リー登録モードを設定し、その後に、一連のキー列の入
力を行い、再度、登録キーを押下すると、この間のキー
列の情報が、図4(1) 〜(3)に示した各テーブルA〜C
の所定エリアに登録される。
【0038】ここで、図1に示したこの発明のタッチパ
ネル方式入力装置について、フローチャートを参照しな
がら、ヒストリー登録の動作を説明する。
【0039】図5は、この発明のタッチパネル方式入力
装置において、ヒストリー登録時の主要な処理の流れを
示すフローチャートである。図において、#1〜#7は
ステップを示す。
【0040】この図5によって、ヒストリー登録時の全
体の処理を説明する。ステップ#1で、キー入力がある
と、次のステップ#2で、ヒストリー登録キーであるか
どうかチェックする。
【0041】ステップ#2でチェックした結果、ヒスト
リー登録キーであれば、ステップ#3へ進み、すでに、
ヒストリー登録モードが設定されているかどうかチェッ
クする。もし、登録モードが設定されていれば、ステッ
プ#4で、ヒストリー登録を終了する処理を行って、再
び、先のステップ#1へ戻る。
【0042】ステップ#3でチェックした結果、登録モ
ードが設定されていなければ、ステップ#5へ進み、ヒ
ストリー登録のためのイニシャライズを行い、再び、先
のステップ#1へ戻る。
【0043】また、先のステップ#2でチェックした結
果、押下されたキーが、ヒストリー登録キーでないとき
は、ステップ#6へ進み、すでに、ヒストリー登録モー
ドが設定されているかどうかチェックする。もし、登録
モードが設定されていれば、ステップ#7で、ヒストリ
ー登録の処理を行って、再び、先のステップ#1へ戻
る。
【0044】ステップ#6でチェックした結果、ヒスト
リー登録モードが設定されていなければ、再び、先のス
テップ#1へ戻る。以上のステップ#1〜#7のフロー
によって、一つのキー列の登録処理が実行される。
【0045】ここで、図5のステップ#7で行われるヒ
ストリー登録の処理について、その詳細を説明する。図
6は、この発明のタッチパネル方式入力装置において、
ヒストリー登録時における登録処理の詳細を示すフロー
チャートである。図において、#11〜#13はステッ
プを示す。
【0046】このヒストリー登録の処理では、図6に示
すように、ステップ#11で、先の図3(2) に示したキ
ー項目保管テーブル(テーブルB)内の所定の空き領域
に、そのキー列のキー項目を保管する。
【0047】次のステップ#12で、先の図3(3) に示
したキーコード保管テーブル(テーブルC)内の所定の
空き領域に、該当するキー列のキーコードを保管する。
ステップ#13で、先の図3(1) の項目bの「キー項目
ポインター」と、項目cの「キーコードポインター」の
各ポインターを、それぞれ「+1」して、この図6のフ
ローを終了する。
【0048】以上のステップ#11〜#13の処理によ
って、図3(1) 〜(3) に示したヒストリー用バッファ2
1内の各テーブルに、一連のキー群から形成される新た
なキー列の情報が登録される。
【0049】次に、ヒストリー出力の動作を説明する。
先の図2(1) に示したタッチパネル方式入力装置1にお
いて、ヒストリー出力キー4を押下すると、ヒストリー
出力モードが設定され、図2(3) に示したような選択画
面が表示される。
【0050】この出力モード選択画面上で、所望のキー
列を選択すると、図1のタッチパネル13、タッチパネ
ル制御部14を介して、出力制御部18に対し、ヒスト
リー用バッファ21から選択されたキー列のコードを出
力し、ホストコンピュータ23へ送信するよう指令され
る。さらに、そのキー列の登録終了時(記憶処理時)の
ページナンバーの情報が、入力装置制御部17へ出力さ
れて、ページ切換えが行われる。
【0051】以上のように、この発明の入力装置では、
登録時に要求されるキー操作の増加回数は、ヒストリー
登録キー3の2回の押下だけであり、極めて簡単であ
る。また、ヒストリー出力時には、ヒストリー出力キー
4を1回押下すれば、登録されたキー列の一覧表が表示
され、その中から任意所望のキー列を選択するだけで、
従来と同様の一連のキー入力操作が再現され、また、そ
れに対応するページ切換えが行われるので、直ちにその
後に操作を続行することが可能になる。
【0052】図7は、この発明のタッチパネル方式入力
装置において、ヒストリー出力時の主要な処理の流れを
示すフローチャートである。図において、#21〜#3
1はステップを示す。
【0053】この図7によって、ヒストリー出力時の全
体の処理を説明する。ステップ#21でキー入力がある
と、次のステップ#22で、すでに、ヒストリー出力モ
ードが設定されているかどうかチェックする。もし、出
力モードが設定されていなければ、ステップ#23へ進
み、ヒストリー出力キーの入力であるかどうかチェック
する。
【0054】ステップ#23でチェックした結果、ヒス
トリー出力キーの入力でなければ、ステップ#24へ進
み、タッチパネルの入力であるかどうかチェックする。
もし、タッチパネルの入力でなければ、次のステップ#
25で、A/Nキーその他のキーのコードを出力して、
再び、先のステップ#21へ戻る。
【0055】ステップ#24でチェックした結果、タッ
チパネルの入力であれば、ステップ#26へ進み、タッ
チキーのコードを出力して、同様に、先のステップ#2
1へ戻る。
【0056】また、ステップ#23でチェックした結
果、ヒストリー出力キーの入力であれば、ステップ#2
7へ進み、ヒストリー出力モードを設定すると共に、図
2(3)に示したようなヒストリー出力モードの画面を表
示して、先のステップ#21へ戻る。さらに、先のステ
ップ#22でチェックした結果、すでに、ヒストリー出
力モードが設定されているときは、ステップ#28へ進
み、ヒストリー出力キーの入力であるかどうかチェック
する。
【0057】ステップ#28でチェックした結果、ヒス
トリー出力キーの入力であれば、ステップ#29へ進
み、ヒストリー出力モードを解除すると共に、図2(2)
に示したような通常の表示画面を表示して、先のステッ
プ#21へ戻る。もし、ヒストリー出力キーの入力でな
ければ、ステップ#30へ進み、タッチパネルの入力で
あるかどうかチェックする。
【0058】ステップ#30でチェックした結果、タッ
チパネルの入力であれば、ステップ#31へ進み、ヒス
トリー出力の処理を行って、先のステップ#21へ戻
る。また、ステップ#30でチェックした結果、タッチ
パネルの入力でなければ、再び、先のステップ#21へ
戻る。以上のステップ#21〜#31のフローによっ
て、キー列の出力処理が実行される。
【0059】ここで、図7のステップ#27で行われる
ヒストリー出力モードの画面表示の処理と、ステップ#
31で行われるヒストリー出力の処理について、その詳
細を説明する。
【0060】図8は、この発明のタッチパネル方式入力
装置において、ヒストリー出力時における処理の詳細を
示すフローチャートで、(1) は画面表示のフロー、(2)
は出力処理の詳細なフローを示す図である。図におい
て、#41〜#42と#51〜#52はステップを示
す。
【0061】まず、図7に示したステップ#27でのヒ
ストリー出力モードの画面表示の処理では、図8(1) に
示すステップ#41で、先の図2(3) に関連して説明し
たように、ディスプレイ画面内に、ヒストリー出力モー
ド用のウインドウを開き、表フォーマットを作成する。
【0062】次に、ステップ#42で、先の図3(2) に
示したキー項目保管テーブル(テーブルB)から、キー
列単位でキーコードを出力して、画面上の表を埋めて、
出力モードの画面を表示する。以上のフローによって、
図2(3) に示したような、ヒストリー出力モードの画面
表示が行われる。
【0063】次に、図7のステップ#31で行われるヒ
ストリー出力の処理では、図8(2)に示すように、ステ
ップ#51で、選択されたキーコードを、ホストコンピ
ュータへ出力し、次のステップ#52で、図1の入力装
置制御部17に登録されているページナンバーの情報を
出力する。以上のような処理によって、先に登録された
キー列(一連のキー入力)のヒストリー出力が得られ
る。
【0064】以上の実施例では、ヒストリー機能を有す
るタッチパネル方式入力装置について詳しく説明し、ホ
ストコンピュータについての説明は省略した。しかしな
がら、このようなヒストリー機能によって出力された一
連のキー列の情報も、その都度のキー操作によって逐一
入力されたキー情報も、その処理は従来と同様である。
【0065】したがって、この発明は、以上に述べたタ
ッチパネル方式入力装置を接続したホストコンピュー
タ、パーソナルコンピュータ、その他各種の情報処理装
置を全て包含するものである(請求項3の発明)。
【0066】
【実施例2】次に、この発明のヒストリー機能を有する
タッチパネル方式入力装置および情報処理装置につい
て、第2の実施例を詳細に説明する。この実施例は、請
求項2と請求項3の発明に対応している。この第2の実
施例の構成は、先の図1に示したとおりであり、特に、
ヒストリー用バッファ21内の主テーブル(テーブル
A)にカウンタテーブルが付設される点と、使用頻度監
視部22が機能する点とで、先の実施例と異なってい
る。
【0067】すなわち、ヒストリー登録とヒストリー出
力の処理は、基本的に先の実施例と同様であるが、この
実施例では、先の図2(3) に示したキー列の選択画面の
表示に際して、その配列順序を使用頻度によって一覧表
示することにより、キー列の選択を一層容易にしてい
る。
【0068】先の図3(1) に示したように、ヒストリー
用バッファ21内の主テーブル(テーブルA)には、a
の「キー列中の1番目のキーコード」,bの「キー項目
ポインター」,cの「キーコードポインター」,dの
「最終ページNo.」、のそれぞれの格納エリアの他に、
その最右端のeの「カウンタ」が付設されており、カウ
ント値の格納エリアとして使用する。
【0069】このカウンタは、登録された一連のキー列
について、その過去に使用された回数を示している。そ
して、ヒストリー出力モードが設定されると、図1のヒ
ストリー出力処理部20は、使用頻度監視部22からの
指示によって、ヒストリー用バッファ21に付設された
主テーブル(テーブルA)、図3(1)の最右端のeの
「カウンタ」テーブルの該当キー列のカウンタを「+
1」する。
【0070】また、出力キーが押下されて、ヒストリー
用バッファ21内の項目を出力する際に、使用頻度監視
部22は、そのキー列の使用頻度、すなわち、図3(1)
のeの「カウンタ」の内容を調べ、その使用回数の多い
順序で出力するように制御する。したがって、図1のL
CD等のディスプレイ15の画面上には、登録されたキ
ー列の情報が、使用頻度の順序で一覧表示されることに
なる。
【0071】図9は、この発明のタッチパネル方式入力
装置において、ヒストリー出力モード時の使用頻度順に
よるキー列の選択画面表示の主要な処理の流れを示すフ
ローチャートである。図において、#61〜#66はス
テップを示す。
【0072】この図9によって、ヒストリー出力時にお
けるキー列の選択画面の表示の処理を説明する。ステッ
プ#61で、ヒストリー出力モードが設定されると、次
のステップ#62で、図1の使用頻度監視部22は、図
3(1) のヒストリー用バッファ21に付設されたカウン
タテーブル内の全キー列について、そのカウンタ(最右
端のe)の使用頻度を調査し、使用頻度の高い順序でキ
ー列を配列して、画面上に一覧表示する。
【0073】ステップ#63で、タッチパネル13によ
って、表示された一覧表の中から一つのキー列を選択す
る。ステップ#64で、指定されたキー列のキーコード
を、ホストコンピュータ23へ出力する。
【0074】次のステップ#65で、登録されている最
終ページ情報に従って、ページ切換えを行う。ステップ
#66へ進み、ヒストリー用バッファ21内の主テーブ
ル(テーブルA)の選択されたキー列のカウンタを「+
1」する。
【0075】以上のステップ#61〜#66のフローに
よって、使用頻度に従った配列順序による一覧表でのキ
ー列の選択処理が実行される。なお、先にも述べたよう
に、この発明は、以上に述べたタッチパネル方式入力装
置を接続したホストコンピュータ、パーソナルコンピュ
ータ、その他各種の情報処理装置を全て包含するもので
ある(請求項3の発明)。
【0076】以上に詳しく説明したように、この発明の
ヒストリー機能を有するタッチパネル方式入力装置およ
び情報処理装置では、従来、同一の順序による複数回の
キー操作が、極めて簡単な操作で、迅速かつ正確に再現
可能であるように構成している。
【0077】
【発明の効果】請求項1の発明では、何種類ものキー入
力を数少ないキー操作で再現しているので、能率的にキ
ー入力を行うことが可能となり、操作性が向上される。
また、ページ切換えの実行を1回だけ行えばよいので、
ページ切換え操作の時間的なロスも減少され、キー入力
時の操作性が一層向上される。
【0078】請求項2の発明では、記憶されているキー
入力手順を使用頻度に基いて並べているので、頻繁に使
用するキー入力手順が簡単かつ正確に再現され、キー入
力時の操作性がさらに高められる。
【0079】請求項3の発明では、請求項1または請求
項2の発明による入力装置を使用して情報処理装置を構
成している。したがって、ホストコンピュータ、パーソ
ナルコンピュータ、その他各種の情報処理装置につい
て、同様に、頻繁に使用するキー入力手順が簡単かつ正
確に再現され、能率的にキー入力を行うことが可能とな
る、等の多くの優れた効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のヒストリー機能を有するタッチパネ
ル方式入力装置について、要部構成の一実施例を示す機
能ブロック図である。
【図2】この発明のタッチパネル方式入力装置につい
て、ヒストリー登録とヒストリー出力時の操作を説明す
る図である。
【図3】図1のヒストリー用バッファ21内に設けられ
るテーブルについて、その一構成例を示す図である。
【図4】ヒストリー登録時におけるテーブル内のデータ
の格納状態の一例を説明する図である。
【図5】この発明のタッチパネル方式入力装置におい
て、ヒストリー登録時の主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図6】この発明のタッチパネル方式入力装置におい
て、ヒストリー登録時における登録処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図7】この発明のタッチパネル方式入力装置におい
て、ヒストリー出力時の主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図8】この発明のタッチパネル方式入力装置におい
て、ヒストリー出力時における処理の詳細を示すフロー
チャートである。
【図9】この発明のタッチパネル方式入力装置におい
て、ヒストリー出力モード時の使用頻度順によるキー列
の選択画面表示の主要な処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図10】従来のタッチパネル方式入力装置におけるキ
ー操作の一例と、ページ呼出しキー設定の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 タッチパネル方式入力装置 2 ディスプレイ画面 3 ヒストリー登録キー 4 ヒストリー出力キー 11 A/Nキー 12 A/Nキー制御部 13 タッチパネル 14 タッチパネル制御部 15 ディスプレイ 16 ディスプレイ制御部 17 入力装置制御部 18 出力制御部 19 ヒストリー登録処理部 20 ヒストリー出力処理部 21 ヒストリー用バッファ 22 使用頻度監視部 23 ホストコンピュータ 24 キーボードI/F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LCDやCRT等のディスプレイ装置
    と、該ディスプレイ装置の画面上のタッチパネルとを具
    備すると共に、複数のページを有し、前記タッチパネル
    内にページ呼び出しキーを割り付ける機能を備えた入力
    装置において、 指定された期間内に押下されたキーのキーコードを記憶
    するキーコード記憶手段と、 該キーコード記憶手段の記憶内容の中から一つを選択す
    るキーコード選択手段と、 選択された記憶内容をホストコンピュータへ出力する出
    力手段と、 記憶時に最後に指定されたページを前記ディスプレイ装
    置の画面上に表示する表示制御手段、とを備えたことを
    特徴とするタッチパネル方式入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のタッチパネル方式入力装置に
    おいて、 キーコード記憶手段の記憶内容について、その使用頻度
    を監視する使用頻度監視手段を備えたことを特徴とする
    タッチパネル方式入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のタッチパネル
    方式入力装置を備えたことを特徴とする情報処理装置。
JP24838291A 1991-09-03 1991-09-03 ヒストリー機能を有するタツチパネル方式入力装置および情報処理装置 Pending JPH0561605A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08129470A (ja) * 1994-10-31 1996-05-21 Toshiba Corp 表示監視装置
JP2009157563A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Toshiba Tec Corp セルフチェックアウト端末

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