JP3130882B2 - 携帯電話装置およびその文字入力方法 - Google Patents

携帯電話装置およびその文字入力方法

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JP3130882B2
JP3130882B2 JP10342767A JP34276798A JP3130882B2 JP 3130882 B2 JP3130882 B2 JP 3130882B2 JP 10342767 A JP10342767 A JP 10342767A JP 34276798 A JP34276798 A JP 34276798A JP 3130882 B2 JP3130882 B2 JP 3130882B2
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秀之 瓜田
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日本電気テレコムシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力すべき文字
を群分けした文字一覧表を表示部に表示させ、その群分
けした文字一覧表の中から意図する文字が表示された入
力キー押下により、意図する文字を選択して入力するよ
うにして、限られたキーの数でも最小限のキー押下でな
おかつ確実に文字を入力することが可能な携帯電話装置
およびその文字入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話装置の小型化と多機能化に伴
い、単なる通話のみならず文字の伝送も可能になってき
ており、携帯電話装置への文字の入力方式も種々開発さ
れている。たとえば、特開平09−294170号公報
(移動体通信端末)には、1つのキーに対して群分けさ
れた複数の文字が割り当てられた入力手段により特定の
文字群を文字選択手段で選択し、その選択した文字群を
文字の確定方法とともにガイダンス表示手段に表示する
とともに、文字選択手段で選択した文字群からガイダン
ス表示手段の各文字の確定方法により或る文字を入力文
字確定手段で確定し、その確定された文字からなる文字
列を確定文字列表示手段に表示することが開示されてい
る。
【0003】また、特開平08−314920号公報
(文字入力装置)には、辞書手段に入力文字または入力
文字列と変換結果の候補文字または候補文字列とが対応
付けられて記憶し、複数の文字が割り当てられた複数の
キーと、文字変換を指示するための変換/次候補キー
と、変換結果を確定させるための確定器キーとを含む文
字または文字列を入力するための入力手段から入力され
た文字または文字列について、文字変換手段により辞書
手段を検索して候補文字または候補文字列を求めて、出
力手段に出力することが開示されている。しかし、これ
らの従来例では、文字の入力操作が必ずしも簡便である
とは言い切れない。
【0004】さらに、別の従来の携帯電話における文字
入力方法について、後述するこの発明に用いる図面を援
用して述べると、図4に示すように、「1」〜「0」の
数字の表示したテンキーの「1」キー1〜「0」キー1
0と、記号キー11と、文字キー12とが携帯電話装置
の入力部の入力キー100として用いられている。これ
らの入力キー100のうちの「1」キー1から「0」キ
ー10には、それぞれ上記のように、数字「1」〜
「0」と、文字が表示されており、記号キー11には、
記号が表示されている。さらに文字キー12は入力文字
モードの切り替えを行うものである。
【0005】「1」キー1には、数字「1」と、カナ文
字「ア」、「2」キー2には、数字「2」と、カナ文字
「カ」と、英文字「ABC」、「3」キー3には、数字
「3」と、カナ文字「サ」と、英文字「DEF」、
「4」キー4には、数字「4」と、カナ文字「タ」と、
英文字「GHI」、「5」キー5には、数字「5」と、
カナ文字「ナ」と、英文字「JKL」、「6」キー6に
は、数字「6」と、カナ文字「ハ」と、英文字「MN
O」、「7」キー7には、数字「7」と、カナ文字
「マ」と、英文字「PQR」、「8」キー8には、数字
「8」と、カナ文字「ヤ」と、英文字「STU」、
「9」キー9には、数字「9」と、カナ文字「ラ」と、
英文字「VWX」、「0」キー10には、数字「0」
と、カナ文字「ワ」と、英文字「YZ」、記号キー11
には、文字「記号」、文字キー12には、文字「文
字」、がそれぞれ表示されている。
【0006】このように、図4に示すような入力キー1
00は文字入力モードを切り替える文字キー12を持つ
キー配列となっており、文字キー12を押下するごとに
「カナ文字入力モード」/「英字入力モード」/「数字
入力モード」などの文字入力モードを切り替えるように
なっており、図8に示すように行(図8の例では、10
行)と列(図8の例では、10列)の交点で文字を表す
マトリックス表101をもとにして、行を1回目の入力
キーの押下で指定し、列を入力キーの押下回数で指定す
ることにより文字を入力する文字入力方式が一般的であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな文字入力方式では、たとえば、カナ文字の「ア」を
入力する場合、文字キー12を1回押下後、「1」キー
1を1回押下することで入力可能であるが 、カナ文字
の「オ」を入力する場合、文字キー12を1回押した
後、「1」キー1を5回押下する必要がある。したがっ
て、入力する文字によりキー押下回数が多くなってしま
う。また、電話でポケットベルへ文字を送る場合に使わ
れる文字入力方法としては、上記図8に示すように、行
と列の交点で文字を表すマトリックス表101をもとに
して、行を1回目の押下キーで指定し、列を2回目の押
下キーで指定することにより、2回のキー押下で文字を
入力する文字入力方式が使われているが、文字に対応し
た行と列からなる2桁の文字コードを暗記しておくか対
応するマトリックス表を見ながら入力する必要があるな
ど、入力操作が煩雑になるという課題がある。
【0008】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、文字入力のためのキーの押下回数
を削減できるとともに、マトリックスを不要とすること
ができ、操作者がキーシーケンスを暗記する必要がな
く、確実に文字を入力することができる携帯電話装置の
文字入力方法を提供することを目的とする。
【0009】また、この発明は、文字入力のためのキー
の押下回数を削減できるとともに、操作者がキーシーケ
ンスを暗記する必要がなく、確実に文字を入力すること
ができ、携帯電話装置の文字入力方法を提供することを
目的とする。
【0010】さらに、この発明は、文字入力のためのキ
ーの押下回数を削減できるとともに、マトリックスを不
要とすることができ、操作者がキーシーケンスを暗記す
る必要がなく、確実に文字を入力することができる携帯
電話装置を提供することを目的とする。
【0011】また、この発明は、文字入力のためのキー
の押下回数を削減できるとともに、操作者がキーシーケ
ンスを暗記する必要がなく、確実に文字を入力すること
ができる携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明による携帯電話装置の文字入力方法は、
「カナ文字入力モード」、「英文字入力モード」、「数
字入力モード」に応じて所定の記号を表示した記号キー
と、カナ文字と、数字と英文字とによる文字を群分けし
て表示したテンキーと、文字キーとにより構成された入
力キーのうち上記文字キーの切替操作を行うことにより
制御部により2行×3列以上の文字が表示可能の表示部
に文字入力モードの表示を行う第1ステップと、上記文
字キーの操作により選択された文字入力モードに応じて
カナ文字と数字と英文字による所定の文字を群分けして
決められた文字の表示がなされた入力キーを少なくとも
1回押下操作することにより上記表示部に表示された文
字入力モードに応じて上記制御部により入力すべき文字
を決定して、その決定した文字を上記表示部への表示を
行うとともに記憶部に記憶する第2ステップとよりなる
ことを特徴とする。
【0013】この発明の携帯電話装置の文字入力方法に
よれば、文字キーの切替操作を行うことにより、「カナ
文字入力モード」、「英文字入力モード」、「数字入力
モード」のいずれかの文字入力モードを選択すると、制
御部により2行×3列以上の表示可能の表示部にその選
択した入力モードを表示する。次いで、この選択した入
力モードに応じてカナ文字と数字と英文字とによる所定
の文字を群分けして決められた文字が表示された入力キ
ーを少なくとも1回押下すると、表示部に表示された文
字入力モードに応じて制御部により入力する文字を決定
して、その決定した文字を表示部に表示し、かつ記憶部
に記憶する。
【0014】したがって、この発明の携帯電話装置の文
字入力方法では、文字入力のためのキーの押下回数を削
減できるとともに、マトリックス表を不要とすることが
でき、操作者がキーシーケンスを暗記する必用がなく、
確実に文字を入力することができる。
【0015】また、この発明の携帯電話装置の文字入力
方法は、所定の記号を表示した記号キーと、カナ文字と
数字と英文とによる所定の文字を群分けして決められて
表示したテンキーとにより構成された入力キーから所定
の文字を入力するために選定した入力キーの第1回目の
押下時にその押下された入力キーに表示されている文字
群に1対1で対応する文字一覧表を制御部の制御により
特定してマトリックス表の行を指定して3行×3列以上
の表示可能の表示部に表示する第1ステップと、上記マ
トリックス表の指定された行に表示された上記文字一覧
表の中に入力すべき文字の存在する上記マトリックス表
の上記行と交差する列に相当する上記入力キーの第2回
目の押下時に、上記制御部で入力すべき文字の決定を行
って上記表示部に上記文字一覧表に代えて決定した文字
を表示するとともに、記憶部に記憶する第2ステップと
よりなることを特徴とする。
【0016】この発明の携帯電話装置の文字入力方法に
よれば、入力キーの第1回目の押下を行うと、その押下
された入力キーに表示されている文字群に1対1で対応
する文字一覧表を制御部の制御により特定して、マトリ
ックス表の行を指定して、3行×3列以上の表示可能の
表示部に表示する。このマトリックス表の指定した行に
表示されている文字一覧表の中に入力すべき文字が存在
するマトリックス表の行と交差する列に相当する入力キ
ーを第2回目に押下すると、制御部は入力すべき文字を
決定して表示部に文字一覧表に代えて決定した文字を表
示し、かつ記憶部に記憶する。
【0017】したがって、この発明による携帯電話装置
の文字入力方法では、文字入力のためのキーの押下回数
を削減できるとともに、操作者がキーシーケンスを暗記
する必要がなく、確実に文字を入力することができる。
【0018】さらに、この発明の携帯電話装置は、2行
×3列以上の文字の表示が可能な表示部と、記憶部と、
「カナ文字入力モード」、「英文字入力モード」、「数
字入力モード」に応じて切替操作を行う文字キーと記号
キーとあらかじめカナ文字と数字と英文字による所定の
文字を群分けして決められた文字を表示したテンキーと
により入力キーを構成する入力部と、上記入力部の上記
文字キーの操作により上記「カナ文字入力モード」、
「英文字入力モード」、「数字入力モード」のいずれか
の選択時にその選択に応じて文字入力モードを上記表示
部に表示するとともに、上記入力キーのうちの上記テン
キーまたは記号キーの少なくとも1回の押下操作により
入力すべき文字の決定を行ってその決定した文字を上記
表示部に表示されている入力モードの表示に代えて上記
表示部に表示するとともに、上記記憶部に記憶する制御
部とを備えることを特徴とする。
【0019】この発明の携帯電話装置によれば、入力部
の文字キーの押下操作を行うことにより、「カナ文字入
力モード」、「英文字入力モード」、「数字入力モー
ド」のいずれかの文字入力モードを選択すると、その選
択した文字の入力モードを制御部により2行×3列以上
の表示可能の表示部で表示する。次いで、入力キーのう
ちのテンキーまたは記号キーのうちのいずれかを少なく
とも1回押下することにより、制御部で入力すべき文字
の決定を行って、その決定した文字を表示分に表示され
ている入力モードの表示に代えて、表示するとともに、
記憶部に記憶する。
【0020】したがって、この発明による携帯電話装置
では、文字入力のためのキーの押下回数を削減できると
ともに、マトリックスを不要とすることができ、操作者
がキーシーケンスを暗記する必用がなく、確実に文字を
入力することができる。
【0021】また、この発明の携帯電話装置は、3行×
3列以上の文字の表示が可能な表示部と、記憶部と、記
号キーとあらかじめカナ文字と数字と英文字とによる所
定の文字を群分けして決められた文字を表示したテンキ
ーとにより入力キーを構成する入力部と、上記入力キー
の第1回目の押下時にその押下された入力キーに表示さ
れている文字群に対応する文字一覧表をマトリックス表
の指定した行に表示するように上記表示部の制御を行
い、かつ表示部に表示された上記文字一覧表の中に入力
すべき文字が存在すると上記マトリックス表の行と交差
する列に相当する上記入力キーの第2回目の押下時にそ
の押下したキーに応じた上記表示部に表示されている上
記文字一覧表に代えて上記入力すべき文字の決定を行っ
て上記表示部に表示制御する制御部とを備えることを特
徴とする。
【0022】この発明の携帯電話装置によれば、入力キ
ーの第1回目の押下時に制御部は、その押下した入力キ
ーに表示されている文字群に対応する文字一覧表をマト
リックス表の指定した行に表示するように3号×3列以
上の表示可能の表示部の制御を行う。この表示部に表示
された文字一覧表の中に入力すべき文字が表示されてい
る場合にマトリックス表の行と交差する列に相当する入
力キーを第2回目に押下をすると、制御部はその押下し
たキーに応じて入力すべき文字の決定を行い、その決定
した文字を表示部に表示されている文字一覧表に代えて
表示するとともに、記憶部に記憶する。
【0023】したがって、この発明の携帯電話装置で
は、文字入力のためのキーの押下回数を削減できるとと
もに、操作者がキーシーケンスを暗記する必要がなく、
確実に文字を入力することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明による携帯電話装
置およびその文字入力方法の実施の形態について図面に
基づき説明する。図1はこの発明による携帯電話装置の
第1実施の形態の構成を示すブロック図である。この図
1における入力部13は図2に示すように、入力部13
を構成する入力キー102から構成されており、入力キ
ー102はテンキーの「1」キー1〜「0」キー10と
記号キー11とから構成されている。入力キー102は
上記図4で示した入力キー100の構成から文字キー1
2を省略した構成となっており、「1」キー1〜「0」
キー10、記号キ―11に表示した数字、文字について
は図4の場合と同じであり、各キーごとに所定の文字を
グループ化して、群分けして文字表示がされている。
【0025】この入力キー102を構成する各「1」キ
ー1〜「0」キー10、記号キー11を第1回目で押下
することにより、上記図8で示したマトリック表101
の行を指定し、「1」キー1〜「9」キー9を第2回目
で押すことにより、図8のマトリックス表101の列を
指定することにより、それぞれ表示部14と制御部15
に、これらの「1」キー1〜「0」キー10、記号キー
11に応じてコード化された信号が入力されるようにし
ている。制御部15は2回目に押下されたキーで指定さ
れたマトリックス表101の行と列の交点で示される文
字を求めて、つまり、入力すべき文字を決定して表示部
14に表示し、かつ記憶部16に記憶するようにしてい
る。
【0026】表示部14は、図3に示すような3行×3
列以上の文字表示が可能になっている。この図3は入力
キー102が第1回目の押下操作時に表示部14に表示
する文字一覧表103を示している。この図3に示す文
字一覧表103は、図2で示した入力キー102の
「1」キー1〜「0」キー10、記号キー11のキー配
置にそれぞれ対応して、所定の文字を群分けして3行×
3列の文字を文字一覧表A〜Kとして表示部14に表示
するように、準備されている。各文字一覧表A〜Kの表
示内容は、以下に述べるような文字、記号が含まれてい
る。各文字一覧表A〜Kの表示内容は、図8のマトリッ
クス表101と対比しても明らかなように、各文字一覧
表A〜Kの表示内容はマトリックス表101の各行に表
示されている文字と同じである。
【0027】文字一覧表Aには、数字「1」と、カナ文
字「アイウエオ」、文字一覧表Bには、数字「2」と、
カナ文字「カキクケコ」と、英文字「ABC」、文字一
覧表Cには、数字「3」と、カナ文字「サシスセソ」
と、英文字「DEF」、文字一覧表Dには、数字「4」
と、カナ文字「タチツテト」と、英文字「GHI」、文
字一覧表Eには、数字「5」と、カナ文字「ナ二ヌネ
ノ」と、英文字「JKL」、文字一覧表Fには、数字
「6」と、カナ文字「ハヒフヘホ」と、英文字「MN
O」、文字一覧表Gには、数字「7」と、カナ文字「マ
ミムメモ」と、英文字「PQR」、文字一覧表Hには、
数字「8」と、カナ文字「ヤユヨ」と、英文字「ST
U」、文字一覧表Iには、数字「9」と、カナ文字「ラ
リルレロ」と、英文字「VWX」、文字一覧表Jには、
数字「0」と、カナ文字「ワヲン」と、英文字「Y
Z」、文字一覧表Kには、記号「゛」、「_」、
「゜」、「.」、「・」、「’」「−」、「:」、が一
覧表示されるようにしている。
【0028】次に、以上のように構成された携帯電話装
置の第1実施の形態の動作について説明する。この動作
の説明を行うことにより、この発明による携帯電話装置
の文字入力方法による第1実施の形態の説明を兼ねるこ
とにする。この場合、制御部15が入力部13からのキ
ー押下に応じて表示部14への表示内容と記憶部16へ
の入力文字を決定する過程を説明する。
【0029】入力部13において、第1回目に図2で示
す「1」キー1〜「記号」キー11のいずれかを押下し
て、図8で示したマトリックス表101の行を指定し、
第2回目に図2の「1」キー1〜「9」キー9を押下す
ることにより、マトリックス表101の列を指定する。
これにより、制御部15において2回のキー押下で指定
された行と列の交点で示される文字を求めて記憶部16
への入力文字を決定する。この場合、第1回目のキー押
下後に、制御部15の制御により表示部14へ表示する
内容は、入力キー102の押下キーと1対1で対応する
文字一覧表A〜Kのいずれかの表示内容が表示されるよ
うに決められており、図2の「1」キー1〜「記号」キ
ー11が図3に示している文字一覧表A〜Kに対応する
ため、第1回目の入力キー102の押下後に対応する表
示内容を制御部15において特定し、表示部14へ文字
一覧表として表示する。
【0030】続いて、「1」キー1〜「0」キー9のい
ずれかを第2回目に押下することにより、制御部15は
マトリック表101の列を特定することになり、第1回
目の押下キーと第2回目の押下キーとによるマトリック
ス表101の行と列との交点の文字を入力文字として決
定して、表示部14に上記文字一覧表A〜Kのうちの押
下キーに対応する文字一覧表の表示に代えて表示すると
ともに、記憶部16に記憶する。
【0031】次に、具体的な文字の入力例として、たと
えば、カタカナ文字の「ア」、英文字の「Z」、数字の
「5」をそれぞれ入力する場合の動作をそれぞれ個別に
分けて具体的に説明する。まず、カタカナ文字の「ア」
を入力する場合から説明する。入力キー100の中に文
字「ア」が表示されているのは、「1」キー1であり、
したがって、最初に第1回目の「1」キー1押下で、制
御部15はマトリックス表101の行(1行目)を指定
して、制御部15はこの「1」キー1に対応する図3の
文字一覧表Aの表示内容、すなわち、「アイウエオ1」
を表示部14に表示する。さらに、換言すれば、制御部
15は、この第1回目の「1」キー1の押下により、マ
トリックス表101の1行目の入力文字「アイウエオ
1」を特定することになる。
【0032】次に、文字一覧表Aの表示内容「アイウエ
オ1」の中に文字「ア」があるのは、1列目であるか
ら、第2回目の「1」キー1押下で、入力部13から
「1」キー1の押下によるデータが入力され、制御部1
5はマトリック表101列(1列目)を特定して、制御
部15はマトリックス表101の1行1列目の交点の文
字の「ア」を決定する。これと同時に、制御部15は表
示部14に表示されている文字一覧表Aの表示内容に代
えて、この「ア」の文字を表示部14に表示するととも
に、記憶部16に記憶させる。
【0033】同様の要領で、次に、英文字の「Z」を入
力する場合について説明する。入力キー102におい
て、英文字「Z」が表示されているのは、「0」キー1
0であり、したがって、最初に第1回目の「0」キー1
0押下で、制御部15はマトリックス表101の10行
目を指定して、この「0」キー10に対応する図3に示
す文字一覧表Jの表示内容「ワヲン0YZ」を制御部1
6により表示部14に表示する。次に、この文字一覧表
Jの表示内容「ワヲン0YZ」の中に英文字「Z」がる
のは、マトリックス表101の8列目である。したがっ
て、第2回目のキー押下は「8」キー8を押下すること
で、制御部15にはこの「8」キー8の押下のデータが
入力され、制御部15の制御によりマトリックス表10
1の8列目が指定される。これにより、制御部15は、
マトリックス表101の10行目と8列目との交点の英
文字「Z」を決定して、制御部15の制御により表示部
14に上記文字一覧表Jの表示内容に代えて英文字
「Z」が表示され、記憶部16に記憶される。
【0034】次に、数字の「5」を入力する場合につい
て説明する。この場合も、上記と同様の要領で、入力キ
ー102に数字「5」が表示されているのは、「5」キ
ー5であり、したがって、最初に第1回目の押下とし
て、「5」キー5を押すことにより、制御部15はマト
リックス表101の5行目を指定する。これにより、
「5」キー5に対応して、制御部15は文字一覧表Eの
表示内容である「ナニヌネノ5JKL」を表示部14に
表示する。次いで、文字一覧表Eの表示内容「ナニヌネ
ノ5JKL」に数字「5」があるのは、マトリックス表
101の6列目である。したがって、第2回目のキー押
下は、「6」キー6を押下することで、制御部15はマ
トリックス表101の6列目を指定することにより、マ
トリックス表101の5行目と6列目の交点の数字
「5」を決定して、制御部15は表示部14に文字一覧
表Eの表示内容「ナニヌネノ5JKL」に代えて、数字
「5」の表示を行うとともに、記憶部16に記憶する。
【0035】次に、この発明による携帯電話装置および
その文字入力方法の第2実施の形態について説明する。
図4はこの第2実施の形態における入力部13を構成す
る入力キー100を示す図であり、文字キー12(文字
入力モード切変キー)を含めて、この図4に示す入力キ
ー100とその表示文字については、既に説明した通り
であり、その重複説明を避ける。また、図5は図4の入
力キー100の各「1」キー1〜「0」キー10、記号
キー11(文字キー12については,対応していない)
のそれぞれに対応した文字一覧表104を示しており、
表示部14に表示できる文字がこの文字一覧表104に
おける文字一覧表A〜Kに表示している文字の2行×3
列以上の場合を示している。
【0036】この図5における文字一覧表104の各文
字一覧表A〜Kの表示文字はそれぞれ、図9に示すキー
マトリックスの1行目から10行目(図中の10行目は
0行として表示)に表示するようにしている。この図9
に示すキーマトリックス105は、図4の入力キー10
0の文字キー12を押下することにより、入力モードを
切り替えたときに、カナ文字入力モードになった場合の
キーマトリックス105として示している。この文字キ
ー12は、このように、押下するごとに「カナ文字入力
モード」→「英文字入力モード」→「数字入力モード」
→「カナ文字入力モード」のように、順次入力モードが
切り替るものである。
【0037】また、図10はこの文字キー12の押下操
作により入力モードを切り替えて、「英文字入力モー
ド」にした場合のキーマトリックス106を示してい
る。このように、文字キー12の押下操作を行うことに
より、数字入力モードの場合には、「1」キー1〜
「0」キー10を1回押下操作を行うだけでよいため、
図8で示したようなキーマトリックスは不要となる。
【0038】ここで、上記第1実施の形態と同様に、カ
ナ文字「ア」、英文字「Z」、数字「5」をそれぞれ入
力して表示と記憶する場合の手順について説明する。ま
ず、カナ文字入力によりカナ文字の「ア」を入力する場
合の具体例について説明する。この場合、最初に文字キ
ー12を押下して「カナ文字入力モード」にする。この
「カナ文字入力モード」にすることにより、制御部15
により、図7に示す文字一覧表108における文字一覧
表Aの表示内容(「カナ」)を制御部15により、表示
部14に表示する。また、表示部14には、図9に示す
ようなキーマトリックス105に1行目から10行目に
それぞれ図5に示す文字一覧表104の各文字一覧表A
〜Kの表示内容(カナ文字)を表示可能状態とする。
【0039】この状態で、次に、図4に示す入力キー1
00の「1」キー1の第1回目の押下を行うことによ
り、図5に示す文字一覧表Aの表示内容であるカナ文字
「アイウエオ」(図9のキーマトリックス105の1列
目に対応)を表示部14に表示する。次に、表示部14
に表示されるこの文字一覧表Aの表示内容「アイウエ
オ」に対応するカナ文字「ア」があるのは、1列目であ
り、したがって、第2回目の「1」キー1を押下するこ
とにより、図9のキーマトリックス105の1行1列目
が交差し、その交点のカナ文字「ア」が制御部15に入
力され、制御部15の制御により表示部14に文字一覧
表Aの表示内容「アイウエオ」に代えて、カナ文字
「ア」が表示されると同時に記憶部16に記憶される。
【0040】次に、英文字「Z」を入力する場合の具体
的手順について説明する。この場合も上記カナ文字
「ア」の入力の場合と同様の要領で、まず、最初に文字
キー12を押下して、「英文字入力モード」として、図
7に示す文字一覧表108における文字一覧表Bの表示
内容(「エイジ」)を制御部15により表示部14に表
示する。この「英文字入力モード」のときには、図4に
示す入力キー100における「1」キー1には英文字の
表示がなされていない。そこで、図4の入力キー100
の「2」キー2〜文字キー12までのそれぞれに対応す
る文字一覧表107は図6に示すように、文字一覧表A
〜Jとなる。
【0041】この文字一覧表A〜Jには、図6の文字キ
ー12も対応する文字一覧表が含まれていない。これら
の文字一覧表A〜Jの表示内容は、それぞれ図10に示
すキーマトリックス106の2行目以下に対応してい
る。このような「英文字入力モード」になると、制御部
15により表示部14に図10に示す英文字を表示した
キーマトリックスの表示を行う。
【0042】次に、入力キー100において、英文字
「Z」が表示されているのは、「0」キー10であり、
この「0」キー10を第1回目に押下する。この「0」
キー10に対応する図6の文字一覧表Iの表示内容
(「YZ」)がキーマトリックス106の10行目に制
御部15の制御により、表示部14に表示される。この
キーマトリックス106の10行目に英文字「Z」があ
るのは、2列目であり、したがって、引続き第2回目の
キー押下として、今度は図4の入力キー100の「2」
キー2を押下すると、図10のキーマトリックス106
の10行目と2列目の交点の英文字「Z」が制御部15
に入力され、制御部15の制御により、表示部14に文
字一覧表Iの表示内容「YZ」に代えて、英文字「Z」
が表示されるとともに、記憶部16にこの英文字「Z」
が記憶される。
【0043】次に、数字「5」を入力する場合について
説明する。この場合も最初に、図4の文字キー12を3
度押下して、「数字入力モード」にする。これにより、
制御部15により、表示部14には、図7に示す文字一
覧表108における文字一覧表Cの表示内容(「スウ
ジ」)が表示される。次いで、数字「5」が表示されて
いる図4の入力キー100の「5」キー5を第1回目に
押下することにより、制御部15により、表示部14に
数字「5」を表示するとともに、記憶部16に記憶す
る。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明の携帯電話装置
の文字入力方法によれば、文字キーの切替操作を行っ
て、「カナ文字入力モード」、「英文字入力モード」、
「数字入力モード」のいずれかの文字入力モードを選択
すると、表示部にその選択した入力モードを表示し、次
いで、入力キーを少なくとも1回押下すると、表示部に
表示された文字入力モードに応じて制御部により入力す
る文字を決定して、その決定した文字を表示部に表示
し、かつ記憶部に記憶するようにしたので、文字入力の
ためのキーの押下回数を削減できるとともに、マトリッ
クスを不要とすることができ、操作者がキーシーケンス
を暗記する必要がなく、確実に文字を入力することがで
きる。
【0045】また、この発明の携帯電話装置の文字入力
方法によれば、入力キーの第1回目の押下時に、その押
下された入力キーに表示されている文字群に1対1で対
応する文字一覧表を特定して、マトリックス表の行を指
定して表示部に表示し、このマトリックス表の指定した
行に表示されている文字一覧表の中に入力すべき文字が
存在するマトリックス表の行と交差する列に相当する入
力キーを第2回目に押下すると、入力すべき文字を決定
して表示部に文字一覧表に代えて決定した文字を表示
し、かつ記憶部に記憶するようにしたので、文字入力の
ためのキーの押下回数を削減できるとともに、操作者が
キーシーケンスを暗記する必要がなく、確実に文字を入
力することができる。
【0046】さらに、この発明の携帯電話装置によれ
ば、入力部の文字キーの押下操作を行うことにより、
「カナ文字入力モード」、「英文字入力モード」、「数
字入力モード」のいずれかの文字入力モードを選択する
と、その選択した文字の入力モードを表示部で表示し、
次いで、入力キーのうちのテンキーまたは記号キーのう
ちのいずれかを少なくとも1回押下することにより、制
御部で入力すべき文字の決定を行って、その決定した文
字を表示分に表示されている入力モードの表示に代え
て、表示し、かつ記憶部に記憶するようにしたので、文
字入力のためのキーの押下回数を削減できるとともに、
マトリックスを不要とすることができ、操作者がキーシ
ーケンスを暗記する必要がなく、確実に文字を入力する
ことができる。
【0047】また、この発明の携帯電話装置によれば、
入力キーの第1回目の押下時に制御部は、その押下した
入力キーに表示されている文字群に対応する文字一覧表
をマトリックス表の指定した行に表示部に表示し、この
表示部に表示された文字一覧表の中に入力すべき文字が
表示されている場合にマトリックス表の行と交差する列
に相当する入力キーを第2回目に押下をすると、制御部
はその押下したキーに応じて入力すべき文字の決定を行
い、その決定した文字を表示部に表示されている文字一
覧表に代えて表示するとともに、記憶部に記憶するよう
にしたので、文字入力のためのキーの押下回数を削減で
きるとともに、操作者がキーシーケンスを暗記する必要
がなく、確実に文字を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による携帯電話装置の第1実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の携帯電話装置における入力部を構成する
入力キーの配置と文字表示例を示す説明図である。
【図3】図2の入力キーに対応する文字一覧表を示す説
明図である。
【図4】この発明による携帯電話装置の第2実施の形態
に適用される入力キーの配置と文字表示例を示す説明図
である。
【図5】図4の入力キーに対応する文字一覧表の説明図
である。
【図6】この発明による携帯電話装置の第2実施の形態
に適用される英字入力モード時の文字一覧表の説明図で
ある。
【図7】この発明による携帯電話装置の第2実施の形態
に適用される、カナ文字、英文字数字入力モード時の文
字一覧表の説明図である。
【図8】この発明による携帯電話装置の第1実施の形態
に適用されるマトリックス表を示す説明図である。
【図9】この発明による携帯電話装置の第2実施の形態
に適用されるカナ文字入力モ−ド時のキーマトリックス
の説明図である。
【図10】この発明による携帯電話装置の第2実施の形
態に適用される英字入力モード時のキーマトリックスの
説明図である。
【符号の説明】
1……「1」キー、2……「2」キー、3……「3」キ
ー、4……「4」キー、5……「5」キー、6……
「6」キー、7……「7」キー、8……「8」キー、9
……「9」キー、10……「0」キー、11……記号キ
ー、12……文字キー、13……入力部、14……表示
部、15……制御部、16……記憶部、100……入力
キー、101……マトリックス表、102……入力キ
ー、103,104,107,108、A〜K……文字
一覧表、105,106……キーマトリックス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/38 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/023 G06F 3/02 370 H04M 1/26 H04M 11/00 302 H04Q 7/38

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 「カナ文字入力モード」、「英文字入力
    モード」、「数字入力モード」に応じて所定の記号を表
    示した記号キーと、カナ文字と、数字と英文字とによる
    文字を群分けして表示したテンキーと、文字キーとによ
    り構成された入力キーのうち上記文字キーの切替操作を
    行うことにより制御部により2行×3列以上の文字が表
    示可能の表示部に文字入力モードの表示を行う第1ステ
    ップと、 上記文字キーの操作により選択された文字入力モードに
    応じてカナ文字と数字と英文字による所定の文字を群分
    して決められた文字の表示がなされた入力キーを少な
    くとも1回押下操作することにより上記表示部に表示さ
    れた文字入力モードに応じて上記制御部により入力すべ
    き文字決定して、その決定した文字を上記表示部への
    表示を行うとともに記憶部に記憶する第2ステップと、 とよりなることを特徴とする携帯電話装置の文字入力方
    法。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、上記文字キーにより上記
    「数字入力モード」の選択時に数字の表示した上記入力
    キーを押下することにより、上記表示部に表示されてい
    る「数字入力モード」の表示に代えて入力すべき数字を
    決定して上記表示部に表示するとともに、記憶部に記憶
    することを特徴とする請求項1記載の携帯電話装置の文
    字入力方法。
  3. 【請求項3】 上記制御部は、上記文字キーにより上記
    「カナ文字入力モード」の選択時に群分けしてカナ文字
    が表示されている所定の上記入力キーの第1回目押下に
    より、この押下された入力キーに対応して群分けされた
    カナ文字の文字一覧表を上記表示部に表示するととも
    に、表示部に表示された文字一覧表に存在する入力すべ
    きカナ文字が表示された上記入力キーを第2回目に押下
    すると、上記表示部に表示されている上記文字一覧表に
    代えて入力すべきカナ文字を決定して上記表示部に表示
    し、かつ記憶部に記憶することを特徴とする請求項1記
    載の携帯電話装置の文字入力方法。
  4. 【請求項4】 上記制御部は、上記文字キーにより上記
    「英文字入力モード」の選択時に群分けして英文字が表
    示されている所定の上記入力キーの第1回目押下によ
    り、この押下された入力キーに対応して群分けされた英
    文字の文字一覧表を上記表示部に表示するとともに、表
    示部に表示された英文字の文字一覧表に存在する入力す
    べき英文字が表示された上記入力キーを第2回目に押下
    すると、上記表示部に表示されている上記英文字の文字
    一覧表に代えて入力すべき英文字を決定して上記表示部
    に表示し、かつ記憶部に記憶することを特徴とする請求
    項1記載の携帯電話装置の文字入力方法。
  5. 【請求項5】 所定の記号を表示した記号キーと、カナ
    文字と数字と英文とによる所定の文字を群分けして決め
    られて表示したテンキーとにより構成された入力キーか
    ら所定の文字を入力するために選定した入力キーの第1
    回目の押下時にその押下された入力キーに表示されてい
    る文字群に1対1で対応する文字一覧表を制御部の制御
    により特定してマトリックスの行を指定して3行×3
    列以上の表示可能の表示部に表示する第1ステップと、 上記マトリックス表の指定された行に表示された上記文
    字一覧表の中に入力すべき文字の存在する上記マトリッ
    クス表の上記行と交差する列に相当する上記入力キーの
    第2回目の押下時に、上記制御部で入力すべき文字の決
    定を行って上記表示部に上記文字一覧表に代えて決定し
    た文字を表示するとともに、記憶部に記憶する第2ステ
    ップと、 よりなることを特徴とする携帯電話装置の文字入力方
    法。
  6. 【請求項6】 2行×3列以上の文字の表示が可能な
    示部と、記憶部と、 「カナ文字入力モード」、「英文字入力モード」、「数
    字入力モード」に応じて切替操作を行う文字キーと記号
    キーとあらかじめカナ文字と数字と英文字による所定の
    文字を群分けして決められた文字を表示したテンキーと
    により入力キーを構成する入力部と、 上記入力部の上記文字キーの操作により上記「カナ文字
    入力モード」、「英文字入力モード」、「数字入力モー
    ド」のずれかの選択時にその選択に応じて文字入力モ
    ードを上記表示部に表示するとともに、上記入力キーの
    うちの上記テンキーまたは記号キーの少なくとも1回の
    押下操作により入力すべき文字の決定を行ってその決定
    した文字を上記表示部に表示されている入力モードの表
    示に代えて上記表示部に表示するとともに、上記記憶部
    に記憶する制御部と、 を備えることを特徴とする携帯電話装置。
  7. 【請求項7】 上記制御部は、上記文字キーにより上記
    「数字入力モード」の選択時に数字の表示した上記入力
    キーを押下することにより上記表示部に表示されている
    「数字入力モード」の表示に代えて入力すべき数字を決
    定して上記表示部に表示するとともに記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項記載の携帯電話装置。
  8. 【請求項8】 上記制御部は、上記文字キーにより上記
    「カナ文字入力モード」の選択時に群分してカナ文字が
    表示されている所定の上記入力キーの第1回目押下によ
    り、この押下された入力キーに対応して群分けされたカ
    ナ文字の文字一覧表を上記表示部に表示するとともに、
    表示部に表示された文字一覧表に存在する入力すべきカ
    ナ文字が表示された上記入力キーを第2回目に押下する
    と、上記表示部に表示されている上記文字一覧表に代え
    て入力すべきカナ文字を決定して上記表示部に表示し、
    かつ記憶部に記憶することを特徴とする請求項記載の
    携帯電話装置。
  9. 【請求項9】 上記制御部は、上記文字キーにより上記
    「英文字入力モード」の選択時に群分けして英文字が表
    示されている所定の上記入力キーの第1回目押下によ
    り、この押下された入力キーに対応して群分けされた英
    文字の文字一覧表を上記表示部に表示するとともに、表
    示部に表示された英文字の文字一覧表に存在する入力す
    べき英文字が表示された上記入力キーを第2回目に押下
    すると、上記表示部に表示されている上記英文字の文字
    一覧表に代えて入力すべき英文字を決定して上記表示部
    に表示し、かつ記憶部に記憶することを特徴とする請求
    記載の携帯電話装置。
  10. 【請求項10】 3行×3列以上の文字の表示が可能な
    表示部と、記憶部と、 記号キーとあらかじめカナ文字と数字と英文字とによる
    所定の文字を群分けして決められた文字を表示したテン
    キーとにより入力キーを構成する入力部と、 上記入力キーの第1回目の押下時にその押下された入力
    キーに表示されている文字群に対応する文字一覧表をマ
    トリックスの指定した行に表示するように上記表示部
    の制御を行い、かつ表示部に表示された上記文字一覧表
    の中に入力すべき文字が存在すると上記マトリックス表
    の行と交差する列に相当する上記入力キーの第2回目の
    押下時にその押下したキーに応じた上記表示部に表示さ
    れている上記文字一覧表に代えて上記入力すべき文字の
    決定を行って上記表示部に表示制御する制御部と、 を備えることを特徴とする携帯電話装置。
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