JP2715977B2 - かな文字入力装置 - Google Patents

かな文字入力装置

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JP2715977B2 JP7953195A JP7953195A JP2715977B2 JP 2715977 B2 JP2715977 B2 JP 2715977B2 JP 7953195 A JP7953195 A JP 7953195A JP 7953195 A JP7953195 A JP 7953195A JP 2715977 B2 JP2715977 B2 JP 2715977B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、かな文字を入力するか
な文字入力装置に関し、特に、小型ワードプロセッサや
電子手帳等の小型情報処理装置で使用するのに適したか
な文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文字処理機能を有する情報処理装置で
は、一般に、JISキーボードのようにキー数の多い入
力装置を使用してかな文字を入力するようにしている。
しかし、小型ワードプロセッサや電子手帳等の小型情報
処理装置では、サイズの制限からJISキーボード等の
ようにキー数の多い入力装置を使用することは困難であ
る。
【0003】そこで、サイズに制限がある小型情報処理
装置では、従来、図10に示すように複数の文字列選択
キーが描画された文字列選択キーエリア101と、文字
列選択キーによって選択された文字列に属するかな文字
と1対1に対応する文字選択キーが描画される文字選択
キーエリア102とを有する入力画面103を表示装置
上に表示し、入力画面103中の文字列選択キーが押下
されたことを検出した場合には上記文字列選択キーによ
って選択された文字列に属するかな文字と1対1に対応
する文字選択キーを文字選択キーエリア102に表示
し、文字選択キーが押下されたことを検出した場合には
押下された文字選択キーに対応するかな文字を入力する
ということが行われている(例えば、特開平3−241
456号公報)。
【0004】図10の入力画面103には、文字列選択
キーとして五十音の「あ行〜さ行」に属するかな文字列
を選択するための文字列選択キー「あかさ」と、「た行
〜は行」に属するかな文字列を選択するための文字列選
択キー「たなは」と、「ま行〜ら行」に属するかな文字
列を選択するための文字列選択キー「まやら」と、「わ
行」,「ぁ行」,「ゃ行」に属するかな文字を選択する
ための文字列選択キー「わぁゃ」とが設けられている。
【0005】これらの文字列選択キーの内、文字列選択
キー「あかさ」が押下されると、文字選択キーエリア1
02には、図10に示すように「あ行〜さ行」のかな文
字に対応する15個の文字選択キーが表示される。ま
た、文字列選択キー「たなは」が押下されると、文字選
択キーエリア102には「た行〜は行」のかな文字に対
応する15個の文字選択キーが表示される。
【0006】従って、かな文字を入力する場合、文字選
択キーエリア102に入力対象とするかな文字に対応す
る文字選択キーが存在すれば、その文字選択キーを押下
すれば良く、また、文字選択キーエリア102に入力対
象とするかな文字に対応する文字選択キーが存在しなけ
れば、文字列選択キーを操作して入力対象とするかな文
字に対応する文字選択キーを文字選択キーエリア102
に表示させ、その後、入力対象とするかな文字に対応す
る文字選択キーを押下すれば良い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、文字列選択キーによって選択された文字列に属する
かな文字に対応する文字選択キーのみを表示することに
より、サイズの制限から同時に表示することができるキ
ーの数が制限される小型情報処理装置に於いてもかな文
字の入力を可能にしている。
【0008】しかし、上述したようにすると、入力対象
とするかな文字に対応する文字選択キーが文字選択キー
エリアに存在しないことがあり、このような場合、文字
列選択キーを操作しなければならないので、その分キー
の操作回数が多くなってしまう。このキーの操作回数は
文字選択キーエリアに同時に表示されるキーの数が少な
い程、多くなる。
【0009】ところで、上述した従来の技術に於いて
は、限られたサイズの入力画面に、かな文字を選択する
ための文字選択キーの他に文字列を選択するための文字
列選択キーも表示しなければならないため、表示するこ
とができる文字選択キーの数が文字列選択キーを表示す
る分だけ少なくなってしまい、この結果、キーの操作回
数がかなり多くなってしまうという問題がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、入力画面に表示
する文字選択キーを選択するためだけの目的で設けられ
ていた文字列選択キーを不要とし、その分、かな文字入
力ために使用するキーを多く表示できるようにすること
により、かな文字入力のためのキーの操作回数を少なく
したかな文字入力装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、表示装置上にかな文字を入力するためのキー
を描画した入力画面を表示し、該入力画面中のキーの操
作を検出してかな文字を入力するかな文字入力装置に於
いて、五十音を複数のグループに分けた場合の各々のグ
ループ毎に設けられ、そのグループに含まれるかな文字
と1対1に対応するキーを有するフォルダを、隣り合う
フォルダ間で一部重ね合わせて配置してなる初期状態の
入力画面に表示する初期画面表示手段と、入力画面上の
キーに対する操作を検出する検出手段と、該検出手段で
第1の態様の操作がキーに対して行われたことが検出さ
れた場合に、操作されたキーの属するフォルダの一部が
他のフォルダの下側に置かれていたときは上側に配置し
直した入力画面に切り換えるフォルダ再配置手段と、前
記検出手段で第2の態様の操作がキーに対して行われた
ことが検出された場合に、操作されたキーに対応するか
な文字を入力する入力手段とを備える。
【0012】
【作用】初期画面表示手段が、五十音を複数のグループ
に分けた場合の各々のグループ毎に設けられ、そのグル
ープに含まれるかな文字と1対1に対応するキーを有す
るフォルダを、隣り合うフォルダ間で一部重ね合わせて
配置してなる初期状態の入力画面を表示する。検出手段
によって、例えば、キーを押下する等の第1の態様の操
作がキーに対して行われたことが検出された場合には、
フォルダ再配置手段が、操作されたキーの属するフォル
ダの一部が他のフォルダの下側に置かれているときは上
側に配置し直した入力画面に切り換える。また、検出手
段によって、例えば、キーから指を離す等の第2の態様
の操作がキーに対して行われたことが検出された場合に
は、入力手段が操作されたキーに対応するかな文字を入
力する。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、LCD表示装置等の表示装置1と、表示装置1の表
示面上に実装されたタッチセンサ2と、XYアドレス変
換手段3と、検出手段4と、初期画面表示手段5と、フ
ォルダ再配置手段6と、入力手段7と、フォルダ格納部
8と、フォルダ配置情報格納部9と、かな漢字変換手段
10と、かな漢字辞書11a,表示順位データ11bを
含むデータ格納メモリ11とから構成されている。
【0015】表示装置1には、かな文字を入力するため
のキー等が描画された入力画面が表示される。
【0016】XYアドレス変換手段3は、タッチセンサ
2のセンス位置を示すXYアドレスを出力する機能を有
する。
【0017】検出手段4は、XYアドレス変換手段3か
ら出力されるXYアドレスに基づいて、表示装置1の入
力画面中のキーに対する操作を検出する機能を有する。
【0018】フォルダ格納部8には、フォルダを定義す
るフォルダ定義情報及び初期状態の入力画面に於いて各
フォルダをどの位置にどのように重ね合わせて配置する
のかを示す初期配置情報が格納される。フォルダは、五
十音,句読点,長音符を複数のグループに分けた場合の
各々のグループ毎に設けられ、そのグループに属するか
な文字,句読点,長音符と1対1に対応するキーを有す
るものである。
【0019】尚、本実施例では、五十音等を10個のグ
ループに分け、図2に示す10個のフォルダH1〜H1
0を設けるものとする。フォルダH1〜H7は、それぞ
れ五十音の「あ行〜ま行」に属するかな文字と1対1に
対応する5つのキーを有し、フォルダH8は、「や」,
「ゆ」,「よ」,「、」,「。」と1対1に対応する5
つのキーを有し、フォルダH9は、「ら行」に属するか
な文字と1対1に対応する5つのキーを有し、フォルダ
H10は「わ」,「を」,「ん」,「ー」と対応する4
つのキーを有する。
【0020】初期画面表示手段5は、図3に示すような
初期状態の入力画面を表示装置1に表示する機能を有す
る。この入力画面には文字選択キーエリア31が設けら
れており、この文字選択キーエリア31には、フォルダ
格納部8中のフォルダ定義情報によって定義される各フ
ォルダH1〜H10が、フォルダ格納部8中の初期配置
情報に従って、隣り合うフォルダ間で一部重ね合わせて
配置される。
【0021】フォルダ再配置手段6は、文字選択キーエ
リア31中の操作されたキーが属するフォルダの一部
が、他のフォルダの下側に置かれているとき、そのフォ
ルダを上側に配置し直す機能を有する。
【0022】フォルダ配置情報格納部9には、現在、各
フォルダH1〜H10が文字選択キーエリア31中のど
の位置に、どのように重なり合って配置されているのか
を示すフォルダ配置情報が格納されると共に、文字選択
キーエリア31中の各キー表示位置とかな文字との対応
関係が現在どのようになっているのかを示す対応情報と
が格納されている。
【0023】入力手段7は、文字選択キーエリア31中
の操作されたキーに対応するかな文字を入力する機能を
有する。
【0024】かな漢字変換手段10は、入力手段7が入
力したかな文字に対して、データ格納メモリ11中のか
な漢字辞書11a,表示順位データ11bに基づいてか
な漢字変換を行う機能を有する。
【0025】図4は検出手段4の処理例を示す流れ図、
図5はフォルダ再配置手段6の処理例を示す流れ図、図
6は入力手段7の処理例を示す流れ図であり、以下各図
を参照して本実施例の動作を説明する。
【0026】かな文字の入力時、先ず、初期画面表示手
段5によって図3に示す初期状態の入力画面が表示装置
1に表示される。その際、初期画面表示手段5は、フォ
ルダ格納部8に格納されている各フォルダH1〜H10
のフォルダ定義情報と初期配置情報とに基づいて、隣り
合って配置されるフォルダの一部が重なり合うように各
フォルダH1〜H10を文字選択キーエリア31に配置
する。
【0027】表示装置1に初期状態の入力画面が表示さ
れると、利用者はかな文字の入力操作を開始する。
【0028】今、例えば、かな文字列「いし」を入力す
るとすると、利用者は、先ず、文字選択キーエリア31
中のキー「い」を押下し、その後、キー「い」から指を
離す。
【0029】XYアドレス変換手段3では、キー「い」
が押下されると、キー「い」の位置を示すXYアドレス
の出力を開始し、キー「い」から指が離されると、上記
XYアドレスの出力を停止する。
【0030】検出手段4では、キーが押下されたことを
XYアドレス変換手段3からキー「い」のXYアドレス
が出力されたことに基づいて検出すると(図4,ステッ
プS1)、押下されたキー「い」が文字選択キーエリア
31中のキーであるか否かを判断する(ステップS
2)。
【0031】この場合、押下されたキー「い」は文字選
択キーエリア31中のキーであるので、検出手段4はフ
ォルダ再配置手段6に対してキー「い」の位置を示すX
Yアドレスを出力する(ステップS3)。
【0032】フォルダ再配置手段6は、検出手段4から
のキー「い」の位置を示すXYアドレスを受け付けると
(図5,ステップS11)、キー「い」が属するフォル
ダH1の一部が他のフォルダの下側になっているか否か
をフォルダ配置情報格納部9に格納されているフォルダ
配置情報に基づいて判断する(ステップS12)。そし
て、下側になっていると判断した場合は、フォルダH1
を入力画面上に於いて上側に配置し直すと共にフォルダ
配置情報格納部9の内容をそれに合わせたものに更新し
(ステップS13)、その後、処理を終了する。また、
フォルダH1中のキーが全て表示されていると判断した
場合はステップS13の処理を行うことなくその処理を
終了する。
【0033】この例の場合、フォルダH1中のキーは全
て表示されているので、フォルダ再配置手段6は、ステ
ップS13の処理を行うことなく、その処理を終了す
る。
【0034】また、検出手段4は、キー「い」から利用
者の指が離されたことをXYアドレス変換手段3からX
Yアドレスが出力されなくなったことに基づいて検出す
ると(図4,ステップS4)、利用者が指を離す直前に
触れていたキー「い」が文字選択キーエリア31中のキ
ーであるか否かを判断する(ステップS5)。
【0035】そして、文字選択キーエリア31中のキー
であると判断した場合は、利用者が指を離す直前に触れ
ていたキー「い」の位置を示すXYアドレスを入力手段
7に送り(ステップS6)、文字選択キーエリア31外
のキーであると判断した場合は、指が離されたキーに従
った処理を行う(ステップS7)。この例の場合、利用
者が指を離す直前に触れていたキー「い」は、文字選択
キーエリア31中のキーであるので、検出手段4は、入
力手段7にキー「い」のXYアドレスを送ることにな
る。
【0036】入力手段7は、検出手段4からのキー
「い」の位置を示すXYアドレスを受け付けると(図
6,ステップS21)、フォルダ配置情報格納部9に格
納されている対応情報と上記XYアドレスとに基づい
て、指を離すという操作が行われたキー「い」に対応す
るかな文字「い」を入力し、入力したかな文字「い」を
図7に示すように、入力画面上の所定の位置に表示する
(ステップS22)。
【0037】利用者は、上記したようにしてかな文字
「い」を入力すると、次にかな文字「し」を入力するた
めの操作を行う。
【0038】この時、文字選択キーエリア31のキー配
列は、図7に示すものになっており、入力対象とするか
な文字「し」に対応するキーは、文字選択キーエリア3
1に表示されていない。このような場合、利用者は、以
下の操作を行う。
【0039】先ず、入力対象とするかな文字「し」に対
応するキー「し」が属するフォルダH3中のキーであっ
て、文字選択キーエリア31に表示されているキーの内
の1つを押下し続け、入力対象とするかな文字「し」に
対応するキー「し」が表示されるのを待つ。そして、キ
ー「し」が表示されると、指をキー「し」上までタッチ
センサ2上を滑らせながら移動させ、その後、キー
「し」から指を離す。図7の例の場合、文字選択キーエ
リア31に現在表示されていフォルダH3中のキーは、
かな文字「さ」,「せ」,「そ」に対応するキーだけで
あるので、利用者は、入力対象とするかな文字「し」に
対応するキーが表示されるまで、その内の1つを押下し
続け、キー「し」が表示されると、指をキー「し」上ま
でタッチセンサ2上を滑らせながら移動させ、その後、
キー「し」から指を離すことになる。
【0040】利用者が、例えば図8に示すように、フォ
ルダH3に属するキー「さ」を押下すると、検出手段4
が前述したと同様の処理を行い、フォルダ再配置手段6
にキー「さ」の位置を示すXYアドレスを送る(図4,
ステップS1〜S3)。
【0041】フォルダ再配置手段6では、キー「さ」の
位置を示すXYアドレスを受け付けると(図5,ステッ
プS11)、操作されたキー「さ」が属するフォルダH
3の一部が他のフォルダH2の下側に置かれていること
から(ステップS12)、図8に示すようにフォルダH
3を隣り合うフォルダH2,H4の上側に配置し直す
(ステップS13)。
【0042】フォルダH3が、隣り合うフォルダH2,
H4の上側に配置し直され、入力対象とするかな文字
「し」に対応するキー「し」が文字選択キーエリア31
に表示されると、利用者は前述したように、キー「さ」
を押下していた指を滑らせてキー「し」上に移動させ、
その後、キー「し」から指を離す。
【0043】検出手段4は、キー「し」から指が離され
たことを検出すると(図4,ステップS4)、XYアド
レス変換手段3から最後に出力されたキー「し」の位置
を示すXYアドレスを入力手段7に送る(ステップS
5,6)。
【0044】入力手段7は、キー「し」の位置を示すX
Yアドレスを受け付けると(図6,ステップS21)、
前述したと同様の処理を行い、操作されたキー「し」に
対応するかな文字「し」を入力し、入力したかな文字
「し」を図9に示すように、入力画面上の所定の位置に
表示する(ステップS22)。
【0045】上述したようにして入力したかな文字列
「いし」に対してかな漢字変換を行う場合は、利用者
は、キー「変換」を押下し、その後キー「変換」から指
を離す。
【0046】検出手段4は、キー「変換」から指が離さ
れたことを検出すると(図4,ステップS4)、かな漢
字変換手段10にキー「変換」が操作されたことを通知
する(ステップS7)。
【0047】この通知を受けると、かな漢字変換手段1
0は、かな漢字辞書11a,表示順位データ11bを用
いて、入力手段7が入力したかな文字列「いし」に対し
てかな漢字変換を行い、同音異字の内、表示順位データ
11bによって示される最も表示順位の高い漢字を表示
装置1の所定位置に表示する。
【0048】利用者は、表示装置1に表示された漢字が
希望する漢字である場合には、キー「確定」を操作し、
そうでない場合はキー「→」,「←」を操作する。
【0049】検出手段4は、キー「→」,「←」が操作
されると(図4,ステップS4)、そのことをかな漢字
変換手段10に通知する(ステップS7)。
【0050】かな漢字変換手段10は、上記した通知を
受けると、現在表示している漢字よりも表示順位が1順
位低い或いは1順位高い同音異字の漢字を表示装置1の
所定位置に表示する。
【0051】尚、上述した実施例に於いては、一部が他
のフォルダの下側になっているフォルダを上側に配置し
直す場合はキーを押下し、かな文字を入力する場合には
キーから指を離すようにしたが、フォルダを配置し直す
場合にはキーを一定時間以上継続して押下し、かな文字
をする場合にはキーを上記一定時間より短い時間だけ押
下するようにしても良い。その場合には、上記2つの態
様の操作を検出する機能を検出手段4に持たせ、前者の
態様の操作を検出した場合にはフォルダ再配置手段6
に、後者の態様の操作を検出した場合には入力手段7に
前述したと同様の処理を行わせるようにすれば良い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、入力対
象とするかな文字の選択と、フォルダの選択とを同一キ
ーで行えるようにし、その分、かな文字を選択するため
に使用するキーを多く表示できるようにしたものである
ので、文字列を選択するための文字列選択キーを表示す
ることが必要であった従来の技術に比較し、かな文字を
選択するためのキーの数を多く表示することができ、こ
の結果、かな文字入力のためのキー操作回数を少なくす
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】フォルダの構成例を示す図である。
【図3】初期状態の入力画面を示す図である。
【図4】検出手段4の処理例を示す流れ図である。
【図5】フォルダ再配置手段6の処理例を示す流れ図で
ある。
【図6】入力手段7の処理例を示す流れ図である。
【図7】かな文字を入力する際の操作を説明するための
図である。
【図8】かな文字を入力する際の操作を説明するための
図である。
【図9】かな文字を入力する際の操作を説明するための
図である。
【図10】従来の技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1…表示装置 2…タッチセンサ 3…XYアドレス変換手段 4…検出手段 5…初期画面表示手段 6…フォルダ再配置手段 7…入力手段 8…フォルダ格納部 9…フォルダ配置情報格納部 10…かな漢字変換手段 11…データ格納メモリ 11a…かな漢字辞書 11b…表示順位データ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置上にかな文字を入力するための
    キーを描画した入力画面を表示し、該入力画面中のキー
    の操作を検出してかな文字を入力するかな文字入力装置
    に於いて、 五十音を複数のグループに分けた場合の各々のグループ
    毎に設けられ、そのグループに含まれるかな文字と1対
    1に対応するキーを有するフォルダを、隣り合うフォル
    ダ間で一部重ね合わせて配置してなる初期状態の入力画
    面に表示する初期画面表示手段と、 入力画面上のキーに対する操作を検出する検出手段と、 該検出手段で第1の態様の操作がキーに対して行われた
    ことが検出された場合に、操作されたキーの属するフォ
    ルダの一部が他のフォルダの下側に置かれていたときは
    上側に配置し直した入力画面に切り換えるフォルダ再配
    置手段と、 前記検出手段で第2の態様の操作がキーに対して行われ
    たことが検出された場合に、操作されたキーに対応する
    かな文字を入力する入力手段とを備えることを特徴とす
    るかな文字入力装置。
  2. 【請求項2】 表示装置上にかな文字を入力するための
    キーを描画した入力画面を表示し、該入力画面中のキー
    の操作を検出してかな文字を入力するかな文字入力装置
    に於いて、 五十音を複数のグループに分けた場合の各々のグループ
    毎に設けられ、そのグループに含まれるかな文字と1対
    1に対応するキーを有するフォルダを、隣り合うフォル
    ダ間で一部重ね合わせて配置してなる初期状態の入力画
    面に表示する初期画面表示手段と、 入力画面上のキーに対する操作を検出する検出手段と、 該検出手段でキーが押下されたことが検出された場合
    に、押下中のキーの属するフォルダの一部が他のフォル
    ダの下側に置かれていたときは上側に配置し直した入力
    画面に切り換えるフォルダ再配置手段と、 前記検出手段で押下されたキーが離されたことが検出さ
    れた場合に、その離されたキーに対応するかな文字を入
    力する入力手段とを備えることを特徴とするかな文字入
    力装置。
  3. 【請求項3】 表示装置上にかな文字を入力するための
    キーを描画した入力画面を表示し、該入力画面中のキー
    の操作を検出してかな文字を入力するかな文字入力装置
    に於いて、 五十音を複数のグループに分けた場合の各々のグループ
    毎に設けられ、そのグループに含まれるかな文字と1対
    1に対応するキーを有するフォルダを、隣り合うフォル
    ダ間で一部重ね合わせて配置してなる初期状態の入力画
    面に表示する初期画面表示手段と、 入力画面上のキーに対する操作を検出する検出手段と、 該検出手段でキーが一定時間以上継続して押下されたこ
    とが検出された場合に、押下中のキーの属するフォルダ
    の一部が他のフォルダの下側に置かれていたときは上側
    に配置し直した入力画面に切り換えるフォルダ再配置手
    段と、 前記検出手段でキーが前記一定時間より短い時間だけ押
    下されたことが検出された場合に、その押下されたキー
    に対応するかな文字を入力する入力手段とを備えること
    を特徴とするかな文字入力装置。
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