JP3683937B2 - 主要量の(1rs,5rs)−5−メチル−エキソ−トリシクロウンデカン−4−オンを含有する組成物、一定の純度の化合物、香料組成物及び香料添加製品の匂い特性を付与、向上、増大又は変調する方法、香料組成物及び香料添加製品、ならびに該組成物の製造法 - Google Patents
主要量の(1rs,5rs)−5−メチル−エキソ−トリシクロウンデカン−4−オンを含有する組成物、一定の純度の化合物、香料組成物及び香料添加製品の匂い特性を付与、向上、増大又は変調する方法、香料組成物及び香料添加製品、ならびに該組成物の製造法 Download PDFInfo
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン50重量%又はそれ以上及び(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン50重量%以下を含有する香料組成物に関する。
【0002】
また、本発明は、(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンと(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンの混合物を強い有機又は無機塩基で処理し、(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン50重量%又はそれ以上及び(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン50重量%以下を含有する香料組成物に対し、さらに、分取クロマトグラフィー又は分別蒸留を行うことにより得られた本質的に純粋な(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンから成る物質組成物に関する。
【0003】
本発明の他の目的は、香料組成物又は香料添加製品に香り有効量の上述の香料組成物を添加することから成る、香料組成物又は香料添加製品に芳香特性を付与、向上、増大又は変調するための方法に関する。
【0004】
さらに、本発明は、この方法により得られる香料組成物及び香料添加製品に関する。
【0005】
また、本発明は、(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン50重量%又はそれ以上及び(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン50重量%以下を含有する混合物を強い有機又は無機塩基で処理することから成る、上記の香料組成物の製造法を提供する。
【0006】
【従来の技術】
本発明は、香料製造分野に関連し、より特定的には上述のような香料組成物に関する。
【0007】
刊行物には、5−メチル−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンは、これが混合された組成物のフローラル特性を高め、並びに定着及び強化させる作用を提供するために香料製造業において使用しうることが記載されている(例えば、米国特許第3,968,070号明細書参照)。
【0008】
【発明の構成】
本明細書には、下記反応工程に従う、5−メチル−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オンの製造法が記載されている:
【0009】
【化1】
【0010】
しかしながら、こうして得られる生成物の異性化組成物については、厳密な意味で何らの指摘もなされていない。この方法を繰り返す間に、得られた生成物は、実際に本質的に(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンとその相応の(1RS,5RS)異性体を20〜25重量%の程度で少量含有する混合物であることが見い出された。
【0011】
米国特許第3,968,070号明細書には、得られた生成物の異性化の特性については全く記載がないので、そこに記載された発明の著者は混合物中に存在する個々の異性体の香りの特有の性質を見過ごしていたと結論されなければならない。
【0012】
しかし、今や、次式
【0013】
【化2】
【0014】
を有する、(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オンは、次式
【0015】
【化3】
【0016】
の立体配置の異性体の香り特性とは全く異なる香り特性を有することが見い出され、さらに米国特許第3,968,070号に記載された生成物の香りとは全く異なることが見い出された。
【0017】
この見い出されたものは前記した、かつ、以下に詳細に記載する方法の結果として可能になったものであり、これも又は本発明の目的であり、これにより化合物(Ia)に富んだ物質の組成物を得ることが可能となり、その特性は嗅覚的観点から、本質的に化合物(Ib)を含む先行技術に記載のものに比べて明確にすぐれていることが判明したものである。
【0018】
化合物(Ia)は、強力なシュージョーニック(thujonic)の性質、極めて自然で、僅かに樟脳様で草の香りを有し、ツルニチニチソウ(myrtle)及びシダーリーフ(cedarleaf)の香りを思い出させる芳香を有する。その上、これは、この化合物による香ストリップ及び織物において極めて強力かつ付着力の強い性質を有する。
【0019】
化合物(Ib)については、これはダイオウ(rhubarb)ジャム又はゼリーを思い出させる外観を有する明確なフルーティな香りを有し、化合物(Ia)よりも明らかに一層弱い芳香性−シュージョーニックの香りノートでずっと強い樟脳の香りを有することが見い出されている。これは化合物(Ia)の香りよりも一層弱い香りであり、調香者により特に賞賛される芳香性のシュージョーニックノートにおいては明らかに優雅さが乏しい。
【0020】
上述の芳香特性は純粋な又は本質的に純粋な化合物(Ia)において最もよく示されるが、同じ需要の多い芳香性の、シュージョニック、ツルニチニチソウ及びシダーリーフの性質は2個の異性体(Ia)及び(Ib)の混合物であって、前者が圧倒的な量で含まれる、即ち50重量%よりも多い混合物の香りの中に見い出すことができる。化合物(Ia)が圧倒的な量のこれらの混合物も又本発明の目的であり、少くとも約75重量%の(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンと一定量の、しかし約25重量%以上ではない(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オンから成る組成物は本発明の好適な態様である。かかる組成物は本発明の方法により直接製造することができ、それゆえ純粋の化合物(Ia)、但し、この化合物(Ia)は、それを製造するための分取クロマトグラフィー処理又は分画蒸留を実施することが必要である、に比べて経済的に有利である。
【0021】
米国特許第3,968,070号に記載されている先行技術の生成物、これは本質的に(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンから成るものである、に比べて、本発明の組成物は、先行の既知の化合物の樟脳のような性質が芳香性ノートの新鮮さを減じ又は低下させる傾向があるという事実の結果として、より一層自然で著しく芳香性−シュージョーニックな効果を与える。先行技術の混合物において得られる芳香作用は、それゆえ本発明の化合物(Ia)及び本発明化合物に富んだ混合物により付与される作用とは全く異なるものであり、このことが全く言及されていない先行技術からみて驚くべき結果であり、以下に記載される応用実施例からも明らかな結果である。
【0022】
本発明によれば、化合物(Ia)及びこの化合物に富んだ混合物、即ちこれを圧倒的な量で含有するものは、芳香を付与したい組成物及び物品に広範囲の濃度で付与することができる。これは求める香り作用並びに特定の香料組成物に存在する他の成分の性質に依存している。実施例から、混合する香料ベース又は濃縮物の重量に対して、本発明の化合物又は混合物が1〜10重量%、さらには20重量%の程度で含まれる濃度を言及することができる。ここで引用した以下の濃度値は、通常、石ケン、浴用又はシャワー用ゲル、シャンプー又はヘアーコンディショナー、化粧調製物、ボディ又はエアーデオドラント、或いは洗剤又は織物柔軟剤及び家庭用製品のような種々の消費物品に芳香を付与する際に、使用されるであろう。
【0023】
かかる使用において、本発明による(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン及びその香料組成物は、それ独自で又は他の芳香成分、香料製造において通常使用される溶剤又はアジュバントと混合して使用され得る。
【0024】
また、本発明は、(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン50重量%およびそれ以上を含有する香料組成物の新規製造法に関し、この方法は、(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン50重量%以下と(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンリブ50重量%及びそれ以上との混合物を強い有機又は無機塩基で処理することから成る。
【0025】
強塩基として、優先的にアルカリ金属アルコキシド又は水酸化物、例えばナトリウムメチラート又は水酸化カリウムが使用されるであろう。他の便利な強塩基は第三級アミン、即ち、トリブチルアミンである。
【0026】
この反応は、トルエン又は他の炭化水素、又は石油エーテルのような不活性の有機溶剤中で実施することができる。代わりに、反応を溶剤なしで実施することができる。
【0027】
反応は広範囲の温度で実施することができ、この値は反応条件の関数として工業操作に適用される反応速度及び時間を保証する目的で、容易に最適化することができる。
【0028】
1つの特別な態様によれば、本方法は本質的に純粋な(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンを例えば純度90%以上で提供するために、得られた組成物に引き続いて分取クロマトグラフィー処理又は分画蒸留を行うという場合による工程を含む。
【0029】
本発明の方法で出発物質として使用されるケトン混合物は、米国特許第3,968,070号明細書に記載されているとおり、反応工程Iに従がって製造することができる。
【0030】
上記米国特許明細書の記載によれば、4−メチル−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデ−4−センのエポキシ化反応は、通常の方法に従がって実施でき、即ち、例えばクロロホルム、塩化メチレン、トリクロロエチレン、ジクロロエタン又はトルエンのような不活性有機溶剤の存在下で、例えば過蟻酸、過酢酸、過安息香酸、モノ過安息香酸、過フタル酸又はトリフルオロ過酢酸等の有機過酸のような手段にて実施することができる。
【0031】
その上、上記エポキシ化は緩衝媒体中でも実施し得る。この目的で、例えばギ酸、酢酸、プロパン酸、酪酸、蓚酸、クエン酸酒石酸又はカルボン酸のような有機酸のアルカリ塩を使用することができる。
【0032】
エポキシ化反応は種々の温度で実施でき、その値は反応条件の関数として最適化することができる。
【0033】
上記エポキシ化で使用される有機過酸は、通常の方法に従がって、鉱酸の存在下で有機酸を過酸化水素で処理することにより、イン シトウー(in situ)で製造することができる[例えば、H.O.ハウス,Modern Synthetic Reactions,Benjamin社.,ニューヨーク(1965)第105頁以降参照]。
【0034】
出発物質のエキソ異性体の配置は、このエポキシ化において変化しない。その上、上記エポキシ化の生成物は以下で表わされる2個の異性体の混合物である
【0035】
【化4】
【0036】
上述の異性体混合物の組成は、実際上反応条件とは無関係であることが判明している。
【0037】
こうして得られる中間体のエポキシドの異性化は、この中間体化合物を異性化用の酸性剤で処理することにより実施される。酸性剤としては、有機又は無機酸、或いは、例えばBF3,SnCl4,FeCl3又はAlCl3のようないわゆるルイス酸を使用しうる。エーテル溶液中のBF3の使用が好適である。
【0038】
また、中間体エポキシドは酸性珪藻土、アルミナ、シリカ又はその他の不均一酸性触媒等で処理することにより、所望のケトンに変換されうる。
【0039】
上述のように、このエポキシ化生成物は、主要量の(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンと少量の(1RS,5RS)のその異性体を含む混合物であり、本発明の方法において出発物質として使用されるのはこの混合物である。
【0040】
出発化合物(III)は、米国特許第3,968,070号明細書の実施例8aに記載されているとおり、ノルボルネンとイソプレンの間のディールズ・アルダー環付加により製造され得る。そこに記載されている反応は、厳密にエキソ異性型の4−メチル−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデ−4−センを与える。
【0041】
本発明は、以下の実施例により一層詳細に記載されるが、ここでその温度はセッ氏で示され、かつ、その略語は本分野における通常の意味を有する。
【0042】
【実施例】
例 1
(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オンの製造
a)4−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデ−4−セン
この化合物は、米国特許第3,968,070号明細書の実施例8に記載されている方法と同一の方法により、約150℃の温度でノルボルネンとイソプレンを反応させて製造された。通常の処理を行った後で、所望の生成物は99%の純度で得られた。この生成物の分析特性は以下のとおりであった:
NMR(1H,360MHz):5.48(m,1H);2.20〜1.95(m,2H);1.90(幅広s,2H);1.69(s,3H);1.65〜1.41(m,7H);1.18(dd,J=7Hz,2.5Hz,2H);1.0(d,J=11Hz,1H)δppm
NMR(13C,90MHz)136.8(s);121.5(d);43.4 (2d);43.3(d);43.2(d);33.4(2t);29.9(t);29.8(t);28.4(t);23.3(q)δppm
MS:162(M+,57),147(23),134(38),133(36) ,119(25),106(24),105(32),95(30), 94(63),93(63),92(41),91(70),79(1 00),78(20),77(49),67(41),66(82), 65(26),53(19),41(31),39(27)
b)(1RS,5RS)−4,5−エポキシ−4−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン
a)にて製造された化合物は、米国特許第3,968,073号明細書の実施例8に記載された方法と同一の方法で、塩化メチレン中で40%の過酢酸と反応させた。そこに記載されているのと同様の処理をした後で、(1RS,4RS)−4,5−エポキシ−4−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン約83重量%並びに(1RS,4SR)−4,5−エポキシ−4−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン約17重量%を含有する生成物が得られた。この2個の異性体の分析特性は、次のとおりであった:
A. (1RS,4SR)−4,5−エポキシ−4−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン(17%):
NMR(13C,90MHz)目で見ることができるピーク:57.4(d);56.2(s);41.9(d);41.7(d);40.7(d);40.6(d);34.7(t);32.0(t);29.6(2t);21.9(q)δppm
MS:178(M+,24),163(12),150(40),149(30),136(39),134(17),121(15),119(15),111(23),109(22)108(22),107(30),106(22),95(30),94(23),93(52),92(43),91(42),82(25),81(66),80(38),79(76),77(37),67(100),66(47),55(30),53(22),43(52),41(48),39(28)
B. (1RS,4RS)−4,5−エポキシ−4−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン(83%):
NMR(1H,360MHz):2.90(d,J=3.6Hz,1H);2.15(m,1H);1.95(dd,J=14Hz,7Hz,1H);1.82(幅広s,2H);1.71〜1.32(m,7H);1.26(s,3H);1.21〜1.12(m,2H);1.05〜0.96(m,1H)δppm
NMR(13C,90MHz):57.8(d);55.6(s);42.1(d);42.0(d);39.8(d);38.0(d);33.2(t);32.8(t);29.4(t);29.3(t);28.0(t);22.5(q)δppm
MS:178(M+,23),163(15),150(32),149(77),136(29),134(15),121(17),119(18),111(26),109(21),107(30),95(26),94(20),93(56),92(48),91(50),82 (19),81(81),80(34),79(69),77(36),67(100),66(38),65(21),55(28),43(51),41(58),39(27)
このエポキシドの混合物は、有用な香り特性を有しており、アンブリノール(ambrinol)の特性を思い起こさせるアンベリーノート、メロン型の芳香かつフルーティの香りを示す。
【0043】
c)(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オン
b)項に記載したエポキシド混合物を、上述の米国特許明細書に記載されているようにして、ボロントリフルオリドエーテラート、次いで重炭酸ナトリウムにて処理して、異性化した。
【0044】
通常の処理の後、得られた生成物は(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン約80重量%及びその(1RS,5RS)異性体約20重量%を含有する混合物であった。
【0045】
この混合物の分析特性は、米国特許第3,968,070号明細書に示されているものと一致した。
【0046】
d)電磁撹拌、15cmのビグローカラム、及び温度計を備えた3 lの4口フラスコに、
c)で製造された混合物1400gを含有するトルエン1000gを充填した。そこに、メタノール中の30%ナトリウムメチラート13.0g(0.072モル)を一度に加えた。反応混合物は橙色に変化し、この反応は僅かに発熱性であった。混合物を室温で撹拌しながら50分間保持した。
【0047】
次いで、これに氷酢酸(4.3g:0.072モル)を添加すると、混合物は黄色に変化した。最初に大気圧で溶剤を蒸留し、次いで部分的な真空状態時に蒸留して、粗製生成物(1405g)を得、再度蒸留により精製して、(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オン約78%及びその(1RS,5SR)異性体22%を含有する純度96%の混合物を得た。この混合物は明細書において先に述べた香り特性、即ち、ツルニチニチソウ及びシダーリーフを思わせる、芳香性の、シュージョーニック、草の香りを有していた。
【0048】
混合物に含まれる2個の立体異性体は、分取クロマトグラフィー(シリカカラム:1kg;溶剤シクロヘキサン/tert−ブチルメチルエーテル95/5)、又は真空時にフィツシャースパルトロール(Fischer Spaltrohr(登録商標))型のマルチプレートカラム、長さ1メートル、上での分画蒸留のいずれかを行うことにより分離された。こうして、以下の化合物が得られた:
A. (1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オン:
純度:94%
沸点:96℃/3×102Pa
NMR( 1H,360MHz):2.32〜1.92(m,5H);1.87〜1.70(m,3H);1.67〜1.49(m,3H);1.40〜1.10(m,4H);1.08(d,J=7Hz,3H)δppm
NMR(13C,90MHz):216.1(s);43.0(d);42.6 (2d);41.8(d);41.5(t);39.9(d);33.8(t);32.4(t);29.6(t);28.8(t);16.0(q)δppm
MS:178(M+,37),150(52),136(83),135(17),134(29),121(18),119(14),109(33),108(30),107(36),106(35),95(42),94(31),93(54),91(36),82(48),81 (73),80(40),79(79),77(34),67(100),66(41),55(30),53(24),41(38)
B. (1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン:
純度:95%
NMR(1H,360MHz):2.42〜2.13(m,3H);1.98(幅広s,2H);1.88〜1.50(m,7H);1.40〜1.02(m,3H);1.12(d,J=7Hz,3H)δppm
NMR(13C,90MHz):216.7(s);42.7(d);42.3 (t);41.7(d);41.0(d);40.3(d);37.6(d);32.4(t);31.8(t);29.7(t);28.9(t);16.1(q)δppm
MS:178(M+,36),150(55),136(62);134(20),121(18),109(26),108(26),107(28),106(27),95(26),94(20),93(38),91(27),82(32),81(56),80(34),79(75),73(34),68(22),67(100),66(41),65(21),55(32),53(25),41(56),39(31)
例 2
香料組成物
以下の成分にて、ベース香料組成物を調製した:
* ジプロレングリコール(DIPG) 中
1) ペンタデカノリド:Firmenich SA,ジュネーブ、スイス
シダ類(fougere)型のこのベース組成物により、例1c)に記載された(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オンに富んだ先行技術の生成物5重量部を添加して組成物Aを、さらに、例1d)に記載された(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンに富んだ本発明により得られた混合物5重量部を添加して、新規な組成物Bを調製した。
【0049】
次に、組成物A及びBを、専門の調香師のパネルによるブラインド試験で評定した。調香師は、極めて自然の香り、特に芳香ノートに関して、及びより強力な草の特徴のゆえに全員が一致して組成物Bを好んだ。
【0050】
さらに、調香師はベース組成物に純度94%の(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オン5重量部を添加して調製された他の新規な組成物を好んだ。彼らの意見によれば、この化合物を添加すると、主要量でこの化合物を含有する混合物ですでに観察されている芳香性、シュージョーニック、草の型の芳香効果が著しく増大されるということである。
【0051】
例 3
シャンプー用の芳香組成物
シャンプーに芳香を付与するためのベース芳香組成物が以下の成分を混合して調製された:
* ジプロピレングリコール(DIPG)中
1) 入手先:Firmerich SA,ジュネーブ、スイス
2) 2,6−ジメチル−7−オクテン−2−オール:入手先
International FLavors & Fragrances,USA
3) メチルジヒドロジャスモネート;入手先:Firmenich SA,ジュネーブ、スイス
4) 3−(4−t−ブチル−1−フェニル)−2−メチルプロパノール;
入手先:Givaudan−Roure,ベルニエ(Vernier)、スイス
5) 7−アセチル−1,1,3,4,4,6−テトラメチルテトラリン;
入手先:PFW,オランダ
6) (2,2−ジメトキシエチル)−ベンゼン;入手先:Givandan−Rouve,ベルニエ、スイス
7) 2,4−ジメチル−3−シクロヘキセン−1−カルブアルデヒド;
入手先:Firmenich SA,ジュネーブ、スイス
芳香性、フローラル、グリーン、カンキツ類型のこのベース組成物に、新規な組成物Aを得るために例1d)に記載されたとおりにして製造された、本発明によるケトンの混合物20重量部を添加し、また、組成物Bを得るために本質的に(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンを含有する先行技術の混合物を同量添加した。
【0052】
10人の調香師のパネルにより組成物A及びBをブラインド試験で評価するとき、組成物Aの香りは組成物Bの香りよりも、ずっと高まり、ボリュームを有し、かつ一層自然の特徴を有しているように見えた。
【0053】
調香師によれば、本発明の混合物を添加すると特に1−カルボンにより付与された香り特性を発散させたが、先行技術の混合物を添加すると、その樟脳性の性質のために、その新鮮さがぼやけ、強さが減じた。
【0054】
例 4
織物の芳香化
香料添加された柔軟剤を得るために、市販の香料添加されていない織物柔軟剤の基剤に(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オン又はこの化合物を約80重量%含有する本発明による混合物0.1重量%を添加し、次に、洗濯機の通常の洗濯サイクルの間で標準の織物バッチを処理するためにこれを使用した。次に、この織物を洗濯の直後及び乾燥後の両方において、4人の専門の調香師のパネルで評価した。調香師によれば、この織物は芳香性で、シュージョニックかつ草の特徴を有し、ツルニチニチソウ及びシダーリーフの香りを思わせる、強力で極めて気持のよい香りを発揮した。
【0055】
この織物バッチをブラインド試験により、上述のケトンの本質的に(1RS,5SR)異性体を含む既知の混合物で香料添加された織物柔軟剤の存在下で同様にして処理された他の標準織物バッチと比較した。調香師の意見では、後者の織物バッチは、調香師が好んだ最初のバッチよりも、ずっと弱い新鮮な香り、ずっと強い樟脳性の香りを示した。その上、彼らの観察によれば、最初のバッチの芳香は第2のものよりも顕著であるのみならず、ずっと強力で、第2のバッチのそれよりもずっと長期間織物上に残った。
Claims (14)
- (1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン50重量%又はそれ以上及び(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.0 2,7 ] ウンデカン−4−オン50重量%以下を含有する香料組成物。
- (1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オン75重量%又はそれ以上及び(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン25重量%以下を含有する、請求項1記載の香料組成物。
- (1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン約78重量%と(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オン約22重量%から成る、請求項2記載の香料組成物。
- 香料組成物又は香料添加製品に香り有効量の請求項1から3までのいずれか1項に記載の組成物を添加することを特徴とする、香料組成物又は香料添加製品に匂い特性を付与、向上、増大又は変調する方法。
- 香料組成物又は香料添加製品に香り有効量の本質的に純粋な(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ [6.2.1.02,7]ウンデカン−4−オンを添加することを特徴とする、香料組成物又は香料添加製品に匂い特性を付与、向上、増大又は変調する方法。
- 芳香成分として請求項1の組成物を含有する香料添加製品。
- 香水又はコロン、石ケン、浴用又はシャワー用ゲル、シャンプー又はヘア−コンディショナー、化粧用調製物、ボディデオドラント、エアフレッシュナー、洗剤又は織物柔軟剤、又は家庭用製品としての、請求項6に記載の香料添加製品。
- (1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンと(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンの混合物を強い有機又は無機塩基で処理することを特徴とする、請求項1に記載の組成物の製造法。
- 強塩基がアルカリ金属アルコキシド又はアルカリ金属水酸化物である、請求項8に記載の方法。
- (1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン約80重量%及び(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン約20重量%を含有する混合物をナトリウムメチラートで処理し、このことにより(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン約78重量%及び(1RS,5SR)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オン約22重量%を含有する組成物を得る、請求項8記載の方法。
- 組成物に対し、さらに、分取クロマトグラフィー又は分別蒸留を行い、このことにより本質的に純粋な(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.02,7] ウンデカン−4−オンを得る、請求項8の方法。
- 芳香成分として請求項11の記載により得られたような本質的に純粋の(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.0 2,7 ] ウンデカン−4−オンを含有する香料組成物。
- 芳香成分として請求項11の記載により得られたような本質的に純粋な(1RS,5RS)−5−メチル−エキソ−トリシクロ[6.2.1.0 2,7 ] ウンデカン−4−オンを含有する香料添加製品。
- 香料成分として請求項1記載の組成物を含有する香料組成物。
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