JP3683414B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置(以下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在に保持する電気部品用ソケット、特に、その電気部品に離接されるコンタクトピン及びこのコンタクトピンを変位させる移動板等の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の「電気部品用ソケット」としては、「電気部品」であるICパッケージを着脱自在に保持するICソケットがある(実公平6ー44050号公報参照)。
【0003】
このICソケットには、図7に示すように、コンタクトピン1が配設され、このコンタクトピン1には、一対の挟持片1aが形成され、これら挟持片1aには、ICパッケージの接続ピンPに離接される接触部1bが形成されると共に、移動板3のカム部3aにより押圧される押圧部1cが形成されている。
【0004】
そして、そのカム部3aは、一対の押圧部1cの間に挿入され、図7の(a)に示すように、移動板3を下げることにより、一対の押圧部1cが押し広げられ、この状態で、カバー4の挿通孔4aを介して接続ピン2が一対の接触部1bの間に挿入されるようになっている。
【0005】
次いで、図7の(b)に示すように、移動板3を上昇させることにより、カム部3aが上昇することから、一対の接触部1bで接続ピンPが挟持されて電気的に接続されることとなる。
【0006】
このようにすれば、ICパッケージの投入後、移動板3を上下動させるだけで、無挿抜力式にICパッケージの装着、取り外しを行えるので、作業能率を著しく向上させることができることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものにあっては、各コンタクトピン1の一対の押圧部1cの間に、移動板3のカム部3aを挿入して一対の接触部1bを押し広げたり、狭めたりしているため、これらコンタクトピン1や移動板3の配設時に、カム部3aを一対の押圧部1c間に挿入しなければならないことから、組立作業性が悪く、移動板の作動力が大きくなる問題があった。
【0008】
そこで、この発明は、移動板等の組立作業性を向上させることが出来るとともに移動板の作動力を低減できる電気部品用ソケットを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、ソケット本体上に電気部品を載置する載置面部が設けられ、前記ソケット本体に前記電気部品の端子に離接可能な複数のコンタクトピンが配設され、前記ソケット本体に対して移動板が移動自在に設けられ、該移動板を移動させることにより、前記コンタクトピンの接触部を開閉させて、前記電気部品の端子に離接させる電気部品用ソケットにおいて、前記コンタクトピンは、支点部を中心に回動動作を行う一対の挟持片を有し、該両挟持片の先端部に前記端子を挟持して電気的に接続される接触部が形成されると共に、前記移動板に押圧される力点部を有し、該力点部が押圧されることにより、前記挟持片が支点部を中心に回動して前記両接触部が開かれるように設定され、更に、前記接触部と前記力点部とは、前記支点部を挟んで互いに反対側に形成された電気部品用ソケットとしたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の構成に加え、前記コンタクトピンは、前記接触部から前記支点部までの距離より、前記力点部から前記支点部までの距離が短く設定されたことを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の構成に加え、前記移動板は前記載置面部に対して垂直方向に移動自在に設けられ、該移動板を前記載置面部に対して離間する方向に移動させたときに、前記両接触部が開くように設定されたことを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2記載の構成に加え、前記移動板は前記載置面部に対して垂直方向に移動自在に設けられ、前記移動板を前記載置面部に対して接近する方向に移動させたときに、前記両接触部が開くように設定されたことを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項3記載の構成に加え、前記移動板を前記載置面部に対して離間する方向に移動させたときに、前記コンタクトピンの前記力点部の位置が前記支点部より遠ざかるように設定したことを特徴とする。
【0014】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一つに記載の構成に加え、前記コンタクトピンは、前記移動板に押圧される部分がテーパ形状に形成されていることを特徴とする。
【0015】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか一つに記載の構成に加え、前記コンタクトピンは、プレスの打ち抜き加工にて形成されたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0017】
[発明の実施の形態1]
図1乃至図5には、この発明の実施の形態1を示す。
【0018】
まず構成を説明すると、図中符号11は、「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、このICソケット11は、「電気部品」であるICパッケージ12の性能試験を行うために、このICパッケージ12の「端子」としての半田ボール12bと、測定器(テスター)のプリント配線板(図示省略)との電気的接続を図るものである。
【0019】
このICパッケージ12は、いわゆるBGA(Ball Grid Alley)タイプと称されるもので、例えば長方形状のパッケージ本体12aの下面に多数の略球状の半田ボール12bが突出してマトリックス状に配列されている(図5の(c)参照)。
【0020】
一方、ICソケット11は、大略すると、プリント配線板上に装着されるソケット本体13を有し、このソケット本体13には、前記各半田ボール12bに離接される多数のコンタクトピン15が配設されると共に、このコンタクトピン15を変位させる移動板17が配設され、更に、この移動板17の上側に、上プレート19がそのソケット本体13に固定されて配設され、しかも、その移動板17を上下動させる上部操作部材21が配設されている。
【0021】
そのコンタクトピン15は、バネ性を有し、導電性に優れた一枚の板材がプレスの打ち抜き加工により形成されている。
【0022】
詳しくは、図5に示すようにこのコンタクトピン15は、ソケット本体13に圧入されて取り付けられる長板状の基部15aと、この基部15aの上側に設けられた一対の挟持片15bとを有し、この基部15aには、ソケット本体13の下方に突出して図示省略のプリント配線板の各貫通孔に挿通されて半田付けされるリード部15iが形成されている。
【0023】
その基部15aには、ソケット本体13の圧入孔13aに圧入されて下方への移動を阻止するストッパ部15c及び、そのソケット本体圧入孔13aの内壁に食い込んで抜けを防止する食込み部15dが形成されている。
【0024】
また、一対の挟持片15bは、基部15aの上端部から左右方向に延びる一対の支点部15eを有し、この支点部15eが弾性変形することにより、この支点部15eを中心に回動するように構成されている。さらに、この挟持片15bの上端部(先端部)には、前記ICパッケージ12の半田ボール12bの側面部に離接する接触部15fが形成され、この両接触部15fで半田ボール12bが挟持されるようになっており、支点部15e側から接触部15f側に向かうに従って先細り形状に形成されている。さらにまた、両挟持片15bには、支点部15eから下側に、前記移動板17にて押圧される被押圧部15gが延長されて形成され、この被押圧部15gに対する移動板17の当接部位が力点部15hとなっている。この力点部15hは、移動板17の移動により変化するが、常に支点部15eより下側、つまり、力点部15hと接触部15fとは、前記支点部15eを挟んで互いに反対側に形成され、又、接触部15fから支点部15eまでの距離L1より、力点部15hから支点部15eまでの距離L2が短く設定されている。しかも、詳細を後述する移動板17の押圧部17bにより押圧されるコンタクトピン被押圧部15gは下方に向かうに従って広がるようにテーパ形状に形成されている。
【0025】
かかるコンタクトピン15は、図1に示すように、マトリックス状に配列され、各コンタクトピン15は、両接触部15fの変位方向Nが、コンタクトピン15の配列方向Mに対して傾斜するように配置されている。
【0026】
一方、移動板17は、図2に示すように、ソケット本体13に上下動自在(上プレート19の後述する載置面部19aに対して垂直方向に移動自在)に配設され、図示省略のスプリングにより上方に付勢されると共に、前記上部操作部材21により下方に押されて下降するようになっている。
【0027】
そして、この移動板17には、図5に示すように、コンタクトピン15が挿入される貫通孔17aが形成され、この貫通孔17aの押圧部17bにより、コンタクトピン15の被押圧部15gが押圧されるようになっている。この押圧により、コンタクトピン15の両挟持片15bが支点部15eを中心に回動して両接触部15fが互いに開くように構成されている。
【0028】
また、前記上プレート19は、ICパッケージ12が上側に載置される載置面部19aを有すると共に、ICパッケージ12を所定の位置に位置決めするガイド部19bが図1に示すようにパッケージ本体12aの各角部に対応して設けられている。さらに、この上プレート19には、各コンタクトピン15の一対の接触部15f及びICパッケージ12の半田ボール12bが挿入される挿通孔19cが形成されている。この挿通孔19cには、図1に示すように、ICパッケージ半田ボール12bが挿入される円形部19dと、コンタクトピン接触部15fが挿入されるスリット部19eとが形成されている。
【0029】
さらに、前記上部操作部材21は、図に示すように、ICパッケージ12が挿入可能な大きさの開口21aを有し、この開口21aを介してICパッケージ12が挿入されて、上プレート19の載置面部19a上の所定位置に載置されるようになっている。また、この上部操作部材21は、図3に示すように、ソケット本体13に対して上下動自在に配設され、図示省略のスプリングにより上方に付勢されると共に、最上昇位置で、図示省略の係止爪がソケット本体13の被係止部に係止され、上部操作部材21の外れが防止されるようになっている。
【0030】
さらにまた、この上部操作部材21には、後述するラッチ24を回動させるカム部21bが形成されている。
【0031】
このラッチ24は、図3に示すように、バネ性を有する板材で形成され、下端部24aがソケット本体13に固定されると共に、上端部が折曲されて押え部24bが形成され、この押え部24bにより、ICパッケージ12の周縁部を押さえるように設定されている。そして、その上部操作部材21を下降させることにより、カム部21bにて、ラッチ24の被押圧部24cが押圧されて弾性変形されることにより、押え部24bがICパッケージ12配設位置より退避されるようになっている。
【0032】
次に、作用について説明する。
【0033】
ICパッケージ12をICソケット11にセットするには、上部操作部材21を下方に押し下げる。すると、この上部操作部材21により、移動板17が押圧されてスプリングの付勢力に反して下降される。この移動板17の下降により、押圧部17bにてコンタクトピン15の両挟持片15bの被押圧部15gが押圧されて、両挟持片15bが各支点部15eを中心に回動されることにより、一対の接触部15fが図5の(b)に示すように開かれる。
【0034】
また、これと同時に、上部操作部材21のカム部21bにより、ラッチ24の被押圧部24cが押されて、弾性変形されることにより、押え部24bがICパッケージ12挿入範囲から退避した位置まで変位する。
【0035】
そして、ICパッケージ12は上プレート19の載置面部19aの所定位置に、ガイド部19bにガイドされて載置され、このICパッケージ12の各半田ボール12bが、各コンタクトピン15の開かれた一対の接触部15fの間に非接触状態で挿入される。
【0036】
その後、上部操作部材21の下方への押圧力を解除すると、この上部操作部材21がスプリングの付勢力で、上昇されることにより、移動板17がスプリングにより上昇されると共に、ラッチ24が自己の弾性力により図3中時計回りに変位される。
【0037】
その移動板17が上昇すると、押圧部17bによるコンタクトピン15の被押圧部15gへの押圧力が解除され、一対の接触部15fが互いに閉じる(狭まる)方向に移動し、両接触部15fにて半田ボール12bが挟持される(図5の(c)参照)。
【0038】
これにより、ICパッケージ12の各半田ボール12bとプリント配線板とがコンタクトピン15を介して電気的に接続されることとなる。
【0039】
一方、ICパッケージ12を装着状態から取り外すには、同様に上部操作部材21を下降させることにより、ICパッケージ12の半田ボール12bから一対の接触部15fが離間されることにより、半田ボール12bが一対の接触部15fにて挟まれた状態から引き抜く場合よりも弱い力で簡単にICパッケージ12を外すことが出来る。
【0040】
このようなものにあっては、コンタクトピン15の一対の接触部15fを開閉させる移動板17の押圧部17bが両挟持片15bの間に挿入されていないため、移動板17の配設時に、閉じている両挟持片15bの間にカム部を挿入する必要がないことから、組立作業性を向上させることができる。このことは、両接触部15fと力点部15hとが、前記支点部15eを挟んで互いに反対側に形成されていることにより可能となる。例えば、接触部15fと力点部15hの両方が、支点部15eに対して同じ側に形成されている場合には、単に、その力点部15hを押しただけでは、両接触部15fを閉じることは簡単に出来ても開かせることは難しい。
【0041】
また、コンタクトピン15は、接触部15fから支点部15eまでの距離L1より、力点部15hから支点部15eまでの距離L2を短く設定したため、力点部15hの変位量が小さく(移動板17の移動量が少なく)ても、両接触部15fを大きく開くことができる。
【0042】
さらに、移動板17を下降させたときに(移動板17を載置面部19aから離間する方向に移動させたときに)、前記コンタクトピン15の力点部15hの位置が支点部15eから遠ざかるように設定されているため、移動板17の作動力の増加を軽減することが出来る。すなわち、力点部15hの位置が常に一定である場合には両接触部15fの開きに比例して移動板17の作動力が増加して行くのに対して、コンタクトピン15の力点部15hの位置が支点部15eから遠ざかるように設定されているため、移動板17の作動力の増加を軽減することが出来る。
【0043】
さらにまた、コンタクトピン15は、移動板17の押圧部17bに押圧される部分(被押圧部15g)がテーパ形状に形成されているため、移動板17の押圧部17bがその被押圧部15gを円滑に摺動することから、押圧力を小さくすることができる。
【0044】
また、コンタクトピン15はプレスの打ち抜き加工だけで形成できるため、安価にできる。
【0045】
[発明の実施の形態2]
図6には、この発明の実施の形態2を示す。
【0046】
この発明の実施の形態2は、コンタクトピン15の両被押圧部15gの形状が、実施の形態1と異なっており、下方に向かうに従って両被押圧部15gの間隔が狭くなるように形成されている。そして、移動板17をここでは上昇(載置面部19aに接近)させることにより、両接触部15fが開かれるようになっている。
【0047】
このようにしても、移動板17の組立等を簡単に行うことが出来ると共に、移動板17の移動量が少なくても、コンタクトピン15の両接触部15fを大きく開かせることが出来る。
【0048】
なお、上記実施の形態1等では、「電気部品用ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは勿論である。また、BGAタイプのICパッケージ用のICソケットに、この発明を適用したが、これに限らず、PGA(Pin Grid Alley)タイプのICパッケージ用のICソケットにこの発明を適用することもできる。さらに、移動板17を上下動させることにより、コンタクトピン15の両接触部15fを開閉するようにしているが、これに限らず、移動板を横方向に移動させることにより、力点部に力を作用させて両接触部を開くようにすることもできる。さらにまた、載置面部19aは上プレート19に形成されているが、これに限らず、上プレート19を廃止し、ソケット本体13に載置面部19aを形成することもできる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明してきたように、各請求項に記載の発明によれば、接触部と力点部とは、支点部を挟んで互いに反対側に形成されているため、移動板の配設時に、閉じている両接触部の間にカム部を挿入する必要がないことから、組立作業性を向上させることができる。
【0050】
請求項2に記載の発明によれば、上記効果に加え、コンタクトピンは、接触部から支点部までの距離より、力点部から支点部までの距離が短く設定されたため、移動板の移動量が少なくても、コンタクトピンの両接触部の開きを大きくできる。
【0051】
請求項5に記載の発明によれば、上記効果に加え、移動板を載置面部に対して離間する方向に移動させたときに、コンタクトピンの力点部の位置が支点部より遠ざかるように設定されているため、コンタクトピン両接触部の開きに応じた移動板の作動力の増加を軽減させることができる。
【0052】
請求項6に記載の発明によれば、上記効果に加え、コンタクトピンは、移動板に押圧される部分がテーパ形状に形成されているため、移動板がその部分を摺動し易いことから、円滑に力をコンタクトピンの挟持片に作用させて両接触部を開くことができる。
【0053】
請求項7に記載の発明によれば、上記効果に加え、コンタクトピンは、プレスの打ち抜き加工にて形成することができるため、安価に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るICソケットの平面図である。
【図2】同実施の形態1に係る半分を断面した正面図である。
【図3】同実施の形態1に係る半分を断面した右側面図である。
【図4】同実施の形態1に係るコンタクトピンの両接触部を開いた状態の図2に相当する正面図である。
【図5】同実施の形態1に係る作用を示す図で、(a)はコンタクトピンの両接触部を閉じた状態、(b)はコンタクトピンの両接触部を開いた状態、(c)はコンタクトピンの両接触部でICパッケージ半田ボールを挟持した状態の断面図である。
【図6】この発明の実施の形態2に係る図5の(a)に相当する断面図である。
【図7】従来例を示す図で、(a)はコンタクトピンの両接触部を開いた状態、(b)はコンタクトピン両接触部で接続ピンを挟んだ状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット)
12 ICパッケージ(電気部品)
12a パッケージ本体
12b 半田ボール(端子)
13 ソケット本体
15 コンタクトピン
15a 挟持片
15e 支点部
15f 接触部
15g 被押圧部(移動板に押圧される部分)
15h 力点部
17 移動板
17b 押圧部
19 上プレート
19a 載置面部
21 上部操作部材
L1 接触部から支点部までの距離
L2 力点部から支点部までの距離

Claims (7)

  1. ソケット本体上に電気部品を載置する載置面部が設けられ、前記ソケット本体に前記電気部品の端子に離接可能な複数のコンタクトピンが配設され、前記ソケット本体に対して移動板が移動自在に設けられ、該移動板を移動させることにより、前記コンタクトピンの接触部を開閉させて、前記電気部品の端子に離接させる電気部品用ソケットにおいて、
    前記コンタクトピンは、支点部を中心に回動動作を行う一対の挟持片を有し、該両挟持片の先端部に前記端子を挟持して電気的に接続される接触部が形成されると共に、前記移動板に押圧される力点部を有し、該力点部が押圧されることにより、前記挟持片が支点部を中心に回動して前記両接触部が開かれるように設定され、更に、前記接触部と前記力点部とは、前記支点部を挟んで互いに反対側に形成されたことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 前記コンタクトピンは、前記接触部から前記支点部までの距離より、前記力点部から前記支点部までの距離が短く設定されたことを特徴とする請求項1記載の電気部品用ソケット。
  3. 前記移動板は前記載置面部に対して垂直方向に移動自在に設けられ、該移動板を前記載置面部に対して離間する方向に移動させたときに、前記両接触部が開くように設定されたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気部品用ソケット。
  4. 前記移動板は前記載置面部に対して垂直方向に移動自在に設けられ、前記移動板を前記載置面部に対して接近する方向に移動させたときに、前記両接触部が開くように設定されたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気部品用ソケット。
  5. 前記移動板を前記載置面部に対して離間する方向に移動させたときに、前記コンタクトピンの前記力点部の位置が前記支点部より遠ざかるように設定したことを特徴とする請求項4に記載の電気部品用ソケット。
  6. 前記コンタクトピンは、前記移動板に押圧される部分がテーパ形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載の電気部品用ソケット。
  7. 前記コンタクトピンは、プレスの打ち抜き加工にて形成されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一つに記載の電気部品用ソケット。
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