JP4322461B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置(以下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在に保持する電気部品用ソケット、特に、その電気部品の端子に離接するコンタクトピンの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の「電気部品用ソケット」としては、「電気部品」であるICパッケージを着脱自在に保持するICソケットがある。
【0003】
このICパッケージには、BGA(Ball Grid Array)タイプと称するものがあり、これは方形のパッケージ本体の下面に端子としての多数の半田ボールが設けられている。
【0004】
また、ICソケットには、コンタクトピンが配設され、このコンタクトピンには、板状の一対の弾性片が対向するように形成され、これら弾性片の先端部には、ICパッケージの半田ボールの側面部に離接される接触部が形成されると共に、その弾性片が上下方向に移動する移動板にて押圧されて弾性変形されるようになっている。
【0005】
その移動板を移動させて、弾性片を弾性変形させることにより、両弾性片の両接触部の間隔を広げ、この間に半田ボールを挿入し、その後、移動板が元の位置に復帰されることにより、弾性片の接触部も元の位置に戻って行き、両接触部で半田ボールが挟持されて、電気的に接続されることとなる。
【0006】
この状態で、例えばバーンインテストが行われ、次いで、上記と同様に、移動板を移動させて、両弾性片の接触部を変位させて両接触部の間隔を広げて半田ボールから離間させ、ICパッケージを自動機により、ICソケットから取り出すようにしている。
【0007】
このようにすれば、移動板をスライドさせるだけで、無挿抜力式にICパッケージの装着、取り外しを行えるので、作業能率を著しく向上させることができることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものにあっては、プレス加工によって打ち抜かれた板材を折り返して対向する一対の弾性片を形成しているため、コンタクトピンの対向する一対の弾性片を開かせるときに、両弾性片にねじれの力が掛かってしまい、両対向面の間隔が所定量より狭まってしまい、円滑な動きができない場合がある。特に、複数のコンタクトピンが接近して配置され、隣接する両コンタクトピンの弾性片同士が互いにすれ違うものにあっては、間隔が狭まることにより、干渉してしまう虞があった。
【0009】
そこで、この発明は、コンタクトピンの一対の弾性片の間隔が狭まることなく、円滑な動きをさせることができる電気部品用ソケットを提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、ソケット本体上に電気部品本体の下面に複数の略球状の端子を有する電気部品を収容する収容面部が設けられ、前記ソケット本体に前記略球状の端子に離接可能なコンタクトピンが複数並んで配設され、前記ソケット本体に対して移動板が移動自在に設けられ、該移動板を上下方向に移動させることにより、前記コンタクトピンの弾性片を弾性変形させて、該弾性片の先端部に設けられた接触部を変位させ、前記電気部品の略球状の端子から離間させるようにした電気部品用ソケットにおいて、前記コンタクトピンには、板材が折曲されることにより互いに板面で対向すると共に板面に沿う方向に弾性変形する一対の弾性片が設けられ、該両弾性片の一部に変位方向の外側に向けて凸となり上端縁部が前記移動板にて押圧される被押圧部を形成し、前記移動板を下降させることにより前記上端縁部が押圧されて前記両弾性片が弾性変形されると共に、前記両被押圧部の少なくとも一方に他方の前記弾性片側に突出する少なくとも1つの突部が設けられ、前記コンタクトピンの弾性片が弾性変形された時、該突部が前記他方の弾性片側の対向面に当接することにより、一対の弾性片の両対向面の間隔が狭まる方向への動きを規制したことを特徴とする。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記コンタクトピンの一対の弾性片の両接触部は、前記略球状の端子の前記弾性片の変位方向に沿う中心線を境として互いに反対側に配置されていることを特徴とする。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、一対の弾性片を開いたときに、一方の弾性片の接触部が、隣接するコンタクトピンの他方の弾性片の接触部にすれ違うように配置されたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0015】
図1乃至図8には、この発明の実施の形態を示す。
【0016】
まず構成を説明すると、図中符号11は、「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、このICソケット11は、「電気部品」であるICパッケージ12の性能試験を行うために、このICパッケージ12の端子である半田ボール12bと、測定器(テスター)のプリント配線板(図示省略)との電気的接続を図るものである。
【0017】
このICパッケージ12は、例えば図8に示すように、いわゆるBGA(Ball Grid Array)タイプと称されるもので、方形のパッケージ本体12aの下面に多数の略球状の半田ボール12bが突出してマトリックス状に配列されている。
【0018】
このICソケット11は、図2に示すように、プリント配線板(図示せず)上に装着されるソケット本体13を有し、このソケット本体13には、各半田ボール12bに離接されるコンタクトピン15が配設されると共に、このコンタクトピン15を変位させる移動板17が配設され、更に、この移動板17の上側に、トッププレート19がそのソケット本体13に固定されて配設されている。さらにまた、その移動板17を上下動させる操作部材21が配設されている。
【0019】
そのコンタクトピン15は、バネ性を有し、導電性に優れた板材がプレス加工により図6等に示すような形状に形成されている。
【0020】
詳しくは、コンタクトピン15は、上側の略半分に、板状の一対の弾性片15aが形成され、下側の略半分に、1本のソルダーテール部15bが形成されている。それら一対の弾性片15aは、下端部側の基部15cが略U字状に折曲されることにより、互いに対向するように形成されている。また、それら弾性片15aの上端部(先端部)には、ICパッケージ12の半田ボール12bの側面部に離接する接触部15dが形成され、この両接触部15dで半田ボール12bが挟持されるようになっている。この両接触部15dは、図7に示すように、半田ボール12bの中心を通ると共に弾性片15aの変位方向に沿う中心線Oを境として互いに反対側に配置されている。
【0021】
また、このコンタクトピン15の一対の弾性片15aには、この弾性片15aの変位方向の外側に向けて凸となるように被押圧部15eが形成され、これら被押圧部15eが後述する移動板17のカム部17aにて押圧されて前記両接触部15dが開くように構成されている。
【0022】
この両接触部15dの開き量は、最大限開いたときに、互いに隣接するコンタクトピン15の接触部15dの側方を通り過ぎてすれ違うように構成されている(図7の(b)参照)。
【0023】
さらに、その一方の弾性片15aの被押圧部15eの対向面側には、他方の弾性片15aの被押圧部15e側に突出する突部15fが形成され、この突部15fにより、一対の弾性片15a,15aの両対向面の間隔が狭まる方向への動きが規制されるようになっている。
【0024】
そして、このコンタクトピン15のソルダーテール部15b及び基部15cが、図3に示すように、ソケット本体13に形成された圧入孔13aに圧入されて、この基部15cに形成された食込み部15gがソケット本体13に食い込むことにより、コンタクトピン15の上方への抜けを防止するようにしている。
【0025】
このソケット本体13から下方に突出したソルダーテール部15bは、ロケートボード26を介して更に下方に突出され、図示省略のプリント配線板の各貫通孔に挿通されて半田付けされることにより接続されるようになっている。
【0026】
一方、移動板17は、図3に示すように、ソケット本体13に上下動自在に配設され、スプリング22により上方に付勢されている。そして、移動板17を上下動させるアーム23が一対(図面上一方は省略)配設されている。このアーム23は、軸24によりソケット本体13に、又、軸25により移動板17にそれぞれ回動自在に取り付けられると共に、上端部23aが操作部材21のカム面21cに摺接している。これにより、操作部材21を下降させると、カム面21cに押されてアーム23が軸24を中心に図3から図4に示すように反時計回りに回動することにより、移動板17が下降されるようになっている。
【0027】
そして、図7の(a)及び(b)に示すように、この移動板17には、各コンタクトピン15間に位置するカム部17aが形成され、このカム部17aの両側に形成された摺動面17bが、両側に隣接するコンタクトピン15の弾性片15aの被押圧部15eを押圧するようになっている。すなわち、この一つのカム部17aで、両側のコンタクトピン15の弾性片15aの被押圧部15eを押圧することができるようになっており、コンタクトピン15の一対の弾性片15aの両被押圧部15eは、このコンタクトピン15の両側に配置された一対のカム部17aにより互いに接近する方向に押圧されることにより、両接触部15dが互いに開くように構成されている。
【0028】
また、トッププレート19は、ICパッケージ12が上側に収容される収容面部19aを有すると共に、ICパッケージ12を所定の位置に位置決めするガイド部19bが図1に示すようにパッケージ本体12aの各角部に対応して設けられている。さらに、このトッププレート19には、各コンタクトピン15の一対の接触部15dの間に挿入される位置決めリブ19cが形成され、コンタクトピン15の両弾性片15aに外力が作用していない状態(両接触部15dが閉じた状態)では、その位置決めリブ19cは、両弾性片15aにて挟持された状態となっている(図7の(a)参照)。
【0029】
さらに、操作部材21は、図2に示すように、ICパッケージ12が挿入可能な大きさの開口21aを有し、この開口21aを介してICパッケージ12が挿入されて、トッププレート19の収容面部19a上の所定位置に収容されるようになっている。また、この操作部材21は、図2及び図3に示すように、ソケット本体13に対して上下動自在に配設され、スプリング27により上方に付勢されると共に、最上昇位置で、係止爪21bがソケット本体13の被係止部に係止され、操作部材21の外れが防止されるようになっている。
【0030】
さらに、この操作部材21には、アーム23を回動させるカム面21cの他に図10に示すように、ラッチ28を回動させる作動部21dが形成されている。
【0031】
このラッチ28は、図2等に示すように、ソケット本体13に軸28aを中心に回動自在に取り付けられ、スプリング29により図2中反時計回りに付勢され、先端部に設けられた押え部28bによりICパッケージ12の周縁部を押さえるように設定されている。
【0032】
また、このラッチ28には、操作部材21の作動部21dが摺動する被押圧部28cが形成され、操作部材21が下降されると、作動部21dを被押圧部28cが摺動して、ラッチ28が図5に示すように時計回りに回動されて、押え部28bがICパッケージ12配設位置より退避されるようになっている。
【0033】
次に、この実施の形態の作用について説明する。
【0034】
ICパッケージ12をICソケット11にセットするには、操作部材21を下方に押し下げる。すると、この操作部材21のカム面21cにより、アーム23が図4に示すように反時計回りに回動されて移動板17が下降される。この移動板17の下降により、図7の(a)から(b)に示すように、カム部17aが下降し、このカム部17aの摺動面17bにより、コンタクトピン15の被押圧部15eが押されて、一対の接触部15dが図7の(b)に示すように開かれる。
【0035】
この際には、一方の弾性片15aには、他方の弾性片15a側に向けて突部15fが形成されていることから、両弾性片15aにねじれ方向の力が掛かって、一対の弾性片15a,15aの両対向面の間隔が狭まる方向へ動いたときには、この突部15fが他方の弾性片15aに当接することにより、両弾性片15a,15aの間隔が規制され、突部15fの突出量より狭くなることはない。
【0036】
してみれば、図7に示すように、隣接するコンタクトピン15の接触部15dの背面部に接触することなく、接触部15dの開き量を確保できると共に、円滑な動作を行わせることができる。
【0037】
ちなみに、図9の(b)に示すように、突部15fが形成されていないものでは、両弾性片15aにねじれ方向の力が掛かって、接触部15dが斜めに動き、隣接するコンタクトピン15の接触部15d同士の背面部が干渉することにより、接触部15dの開き量を確保できない虞がある。
【0038】
また、隣接するコンタクトピン15の接触部15d同士が、相手の接触部15dの側方を通り過ぎて両接触部15dがすれ違うような位置まで広がるため、コンタクトピン15の配設ピッチが狭くなった場合でも、両接触部15dの開き量を確保することができる。
【0039】
さらに、これと同時に、操作部材21の作動部21dにより、ラッチ28の被押圧部28cが押されて、図2に示す状態から図5に示す状態まで、スプリング29の付勢力に抗して時計回りに回動され、押え部28bが退避位置まで変位する。
【0040】
この状態で、ICパッケージ12がトッププレート19の収容面部19a上に、ガイド部19bにガイドされて所定位置に収容され、ICパッケージ12の各半田ボール12bが、各コンタクトピン15の開かれた一対の接触部15dの間に、非接触状態で挿入される(図7の(b)参照)。
【0041】
その後、操作部材21の下方への押圧力を解除すると、この操作部材21がスプリング27等の付勢力で、上昇されることにより、移動板17がスプリング22により上昇されると共に、ラッチ28がスプリング29の付勢力により図5に示す状態から反時計回りに回動される。
【0042】
移動板17が上昇されると、カム部17aによるコンタクトピン15の被押圧部15eへの押圧力が解除され、一対の接触部15dが互いに閉じる(狭まる)方向に移動し、両接触部15dにて半田ボール12bが挟持される。
【0043】
これにより、ICパッケージ12の各半田ボール12bとプリント配線板とがコンタクトピン15を介して電気的に接続され、この状態で、ICパッケージ12のバーンイン試験等が行われることとなる。
【0044】
一方、ICパッケージ12を装着状態から取り外すには、同様に操作部材21を下降させることにより、コンタクトピン15の一対の接触部15dが開かれ、ICパッケージ12の半田ボール12bから一対の接触部15dが離間されることにより、この状態から、自動機によりICパッケージ12をICソケット11から無抜力で外すことができる。
【0045】
なお、上記実施の形態では、「電気部品用ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは勿論である。また、上記実施の形態では、一対の弾性片15aの両方が弾性変形させられて開閉するようになっているが、これに限らず、片方だけ弾性変形するものでも良い。また、一対の弾性片の片方だけ弾性変形させるものでは、移動板を横方向に移動させるようにして弾性変形させても良い。また、一対の弾性片の片方だけに突部を設けたが、これに限らず、両方の弾性片に突部を設け、両突部が互いに対向する弾性片に当接し、両弾性片の間隔を確保するようにしても良い。さらに、突部は弾性片に1つずつ設けたが、各弾性片に複数個の突部を設けるようにしても良い。
【0046】
【発明の効果】
以上説明してきたように、各請求項に記載の発明によれば、コンタクトピンには、板材が折曲されることにより互いに板面で対向すると共に板面に沿う方向に弾性変形する一対の弾性片が設けられ、両弾性片の一部に変位方向の外側に向けて凸となり上端縁部が移動板にて押圧される被押圧部を形成し、移動板を下降させることにより上端縁部が押圧されて両弾性片が弾性変形されると共に、両被押圧部の少なくとも一方に他方の弾性片側に突出する少なくとも1つの突部が設けられ、この突部により、一対の弾性片の両対向面の間隔が狭まる方向への動きを規制したため、一対の弾性片の間隔が狭まる方向へ動いたときには、その突部が他方の弾性片に当接することにより、両弾性片の間隔が規制されて、突部の突出量より狭くなることはなく、弾性片を円滑に作動させることができる。
【0047】
請求項に記載された発明によれば、コンタクトピンは、一対の弾性片を開いたときに、一方の弾性片の接触部が、隣接するコンタクトピンの他方の弾性片の接触部にすれ違うように配置されたため、隣接するコンタクトピン同士の配設ピッチが狭いものでも、開き量を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るICソケットの平面図である。
【図2】同実施の形態に係る図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】同実施の形態に係る図1のBーB線に沿う断面図である。
【図4】同実施の形態に係るICソケットの操作部材を下降させた状態の断面図である。
【図5】同実施の形態に係るICソケットのラッチの動きを示す、操作部材が下降位置にある状態を示す断面図である。
【図6】同実施の形態に係るICソケットを示す図で、(a)はコンタクトピンの正面図、(b)は(a)の左側面図、(c)はコンタクトピンの接触部の平面図である。
【図7】同実施の形態に係るコンタクトピンの動きを示す図で、(a)はコンタクトピンを閉じた状態、(b)はコンタクトピンを開いた状態を示す図である。
【図8】同実施の形態に係るICパッケージを示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図である。
【図9】コンタクトピンの弾性片に突部が設けられていない状態の動きを示す図で、(a)はコンタクトピンを閉じた状態、(b)はコンタクトピンを開いた状態を示す図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット)
12 ICパッケージ(電気部品)
12a パッケージ本体
12b 半田ボール(端子)
13 ソケット本体
15 コンタクトピン
15a 弾性片
15d 接触部
15f 突部
17 移動板
19 トッププレート
19a 収容面部
21 操作部材

Claims (3)

  1. ソケット本体上に電気部品本体の下面に複数の略球状の端子を有する電気部品を収容する収容面部が設けられ、前記ソケット本体に前記略球状の端子に離接可能なコンタクトピンが複数並んで配設され、前記ソケット本体に対して移動板が移動自在に設けられ、該移動板を上下方向に移動させることにより、前記コンタクトピンの弾性片を弾性変形させて、該弾性片の先端部に設けられた接触部を変位させ、前記電気部品の略球状の端子から離間させるようにした電気部品用ソケットにおいて、
    前記コンタクトピンには、板材が折曲されることにより互いに板面で対向すると共に板面に沿う方向に弾性変形する一対の弾性片が設けられ、該両弾性片の一部に変位方向の外側に向けて凸となり上端縁部が前記移動板にて押圧される被押圧部を形成し、前記移動板を下降させることにより前記上端縁部が押圧されて前記両弾性片が弾性変形されると共に、前記両被押圧部の少なくとも一方に他方の前記弾性片側に突出する少なくとも1つの突部が設けられ、前記コンタクトピンの弾性片が弾性変形された時、該突部が前記他方の弾性片側の対向面に当接することにより、一対の弾性片の両対向面の間隔が狭まる方向への動きを規制したことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 前記コンタクトピンの一対の弾性片の両接触部は、前記略球状の端子の前記弾性片の変位方向に沿う中心線を境として互いに反対側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
  3. 前記コンタクトピンは、一対の弾性片を開いたときに、一方の弾性片の接触部が、隣接するコンタクトピンの他方の弾性片の接触部にすれ違うように配置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気部品用ソケット。
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