JP2003007416A - 回転作動部材配設構造及び電気部品用ソケット - Google Patents

回転作動部材配設構造及び電気部品用ソケット

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JP2003007416A JP2001191665A JP2001191665A JP2003007416A JP 2003007416 A JP2003007416 A JP 2003007416A JP 2001191665 A JP2001191665 A JP 2001191665A JP 2001191665 A JP2001191665 A JP 2001191665A JP 2003007416 A JP2003007416 A JP 2003007416A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 部品点数の削減を図ると共に、簡単に取り付
けできる回転作動部材配設構造及び電気部品用ソケット
を提供する。 【解決手段】 ICパッケージを押さえるラッチ部材2
8が設けられたICソケットにおいて、ラッチ本体28
aに押え部28bが形成されると共に、ラッチ本体28
aから側方に向けて回動軸部28cが一体成形されて突
設される一方、ソケット本体には、回動軸部28cが開
放口13eから挿入されて回動軸部28cを回動自在に
保持する保持凹部13dが形成されると共に、回動軸部
28cと直交する方向の、回動軸部28cの片側に沿っ
て、係止爪13gを有する係止片13fが形成され、係
止片13fは、回動軸部28cを保持凹部13dの開放
口13eから挿入して行く際に弾性変形し、挿入が完了
した状態で、係止爪13gが、回動軸部28cに係止し
て、この回動軸部28cの保持凹部13dからの抜け出
しを規制するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転作動部材を
ベース体に回転自在に配設する構造及び、半導体装置
(以下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱
自在に保持する電気部品用ソケット、特に、電気部品を
押さえるラッチ部材が設けられた電気部品用ソケットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものとしては、例えば
「電気部品」であるICパッケージを収容する「電気部
品用ソケット」としてのICソケットがある。
【0003】ここでのICパッケージは、多数の端子と
しての半田ボールが下面から突設され、これら半田ボー
ルが縦列Yと横列Xとに格子状に配列されている。
【0004】一方、ICソケットは、ICパッケージが
収容されるソケット本体に、そのICパッケージの端子
と接触されるコンタクトピンが配設されると共に、その
ソケット本体には、そのコンタクトピンを弾性変形させ
てICパッケージ端子に離接させる移動部材が上下動自
在に配設されている。
【0005】また、ソケット本体には、その移動部材を
上下動させるレバー部材が、回動軸を介して回動自在に
設けられると共に、このレバー部材を回動させる操作部
材が上下動自在に配設されている。
【0006】この操作部材を上下動させることにより、
レバー部材が回動され、このレバー部材にて移動部材が
上下動されて、コンタクトピンが弾性変形されることに
より、このコンタクトピンの接触部が、ICパッケージ
端子に離接されるようになっている。
【0007】しかも、そのソケット本体には、ICパッ
ケージが収容された状態で、このICパッケージを押さ
えるラッチ部材が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、ラッチ部材には回動軸が別
体に設けられているため、部品点数及び取付工数が増加
するという問題がある。
【0009】そこで、この発明は、部品点数の削減を図
ると共に、簡単に取り付けできる回転作動部材配設構造
及び電気部品用ソケットを提供することを課題としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、ベース体に回転作動部
材が回動自在に配設された構造において、前記回転作動
部材は、回転作動部材本体から側方に向けて回動軸部が
一体成形されて突設される一方、前記ベース体には、開
放口から挿入された前記回動軸部を回動自在に保持する
保持凹部が形成されると共に、前記回動軸部と直交する
方向の、該回動軸部の片側に沿って、係止爪を有する係
止片が形成され、該係止片は、前記回動軸部を前記保持
凹部の開放口から挿入して行く際に弾性変形させられ、
挿入が完了した状態で、前記係止爪が、前記回動軸部に
係止して、該回動軸部の前記保持凹部からの抜け出しを
規制するようにした回転作動部材配設構造としたことを
特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、電気部品を収容
する収容面部がソケット本体に設けられると共に、該電
気部品を押さえるラッチ部材が設けられ、又、該ソケッ
ト本体に前記電気部品の端子に離接可能な複数のコンタ
クトピンが配設された電気部品用ソケットにおいて、前
記ラッチ部材は、ラッチ本体に前記電気部品を押さえる
押え部が形成されると共に、該ラッチ本体から側方に向
けて回動軸部が一体成形されて突設される一方、前記ソ
ケット本体には、開放口から挿入された前記回動軸部を
回動自在に保持する保持凹部が形成されると共に、前記
回動軸部と直交する方向の、該回動軸部の片側に沿っ
て、係止爪を有する係止片が形成され、該係止片は、前
記回動軸部を前記保持凹部の開放口から挿入して行く際
に弾性変形させられ、挿入が完了した状態で、前記係止
爪が、前記回動軸部に係止して、該回動軸部の前記保持
凹部からの抜け出しを規制するようにした電気部品用ソ
ケットとしたことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の構成に加え、前記ソケット本体には、操作部材が前記
ソケット本体に上下動自在に配設されると共に、ラッチ
部材には被押圧部が形成され、前記操作部材が下降され
たときに、前記ラッチ部材の被押圧部が前記操作部材に
押圧されて前記ラッチ部材が前記回動軸部を中心に回動
されるように構成されていることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の構成に加え、前記ラッチ部材の前記回動軸部よ
り外側位置とソケット本体との間に、前記ラッチ部材を
前記電気部品を押さえる方向に付勢する弾性体を介在さ
せたことを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の構成に加え、前記係止片は、前記回動軸部のソケット
本体外側寄りの片側に沿って形成されていることを特徴
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0016】図1乃至図24には、この発明の実施の形
態を示す。
【0017】まず構成を説明すると、図中符号11は、
「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、この
ICソケット11は、「電気部品」であるICパッケー
ジ12の性能試験を行うために、このICパッケージ1
2の「端子」としての半田ボール12bと、測定器(テ
スター)のプリント配線板(図示省略)との電気的接続
を図るものである。
【0018】このICパッケージ12は、図21に示す
ように、いわゆるBGA(Ball Grid Array)タイプと
称されるもので、方形状のパッケージ本体12aの下面
に多数の略球状の半田ボール12bが突出して縦列と横
列とにマトリックス状に配列されている。
【0019】一方、ICソケット11は、図2に示すよ
うに、大略すると、プリント配線板上に装着される合成
樹脂製の「ベース体」としてのソケット本体13を有
し、このソケット本体13には、ICパッケージ12の
各半田ボール12bに離接されるコンタクトピン15が
配設されると共に、このコンタクトピン15を変位させ
る移動部材17が配設され、更に、この移動部材17の
上側に、トッププレート19がそのソケット本体13に
固定されて配設されている。さらにまた、その移動部材
17を上下動させる操作部材21が配設されていると共
に、収容されたICパッケージ12を押さえる「回転作
動部材」としてのラッチ部材28が配設されている。
【0020】詳しくは、そのコンタクトピン15は、バ
ネ性を有し、導電性に優れた板材がプレス加工により図
22に示すような形状に形成されている。
【0021】このコンタクトピン15は、上方に、一対
の弾性片15a,15bが形成され、下方に、1本のソ
ルダーテール部15cが形成されている。それら一対の
弾性片15a,15bは、下端部側の基部15dが図2
2の(d)に示すように略U字状に折曲されることによ
り、互いに対向するように形成されている。また、それ
ら弾性片15a,15bの上端部(先端部)には、IC
パッケージ12の半田ボール12bの片側に離接する接
触部15e,15fが形成され、この両接触部15e,
15fで半田ボール12bが挟持されて電気的に接続さ
れるようになっている。
【0022】また、このコンタクトピン15の一対の弾
性片15a,15bには、略くの字状に折曲された折曲
部15gが形成されることにより、これら折曲部15g
が移動部材17の後述するカム部17aにて押圧されて
両接触部15e,15fが開くように構成されている。
この開閉は、図1中、一方の対角線と平行な方向Pに沿
って行われる。
【0023】そして、かかるコンタクトピン15のソル
ダーテール部15c及び基部15dが、図23及び図2
4に示すように、ソケット本体13に形成された圧入孔
13aに圧入されて、この基部15dに形成された抜止
め部15mがソケット本体13に食い込むことにより、
コンタクトピン15の上方への抜けを防止するようにし
ている。そして、ソケット本体13から下方に突出した
ソルダーテール部15cは、図2及び図3に示すよう
に、ロケートボード26を介して更に下方に突出され、
図示省略のプリント配線板の各貫通孔に挿通されて半田
付けされることにより接続されるようになっている。
【0024】このようなコンタクトピン15は、図1に
示すように、縦列と横列とにマトリックス状に配列され
ている。
【0025】一方、移動部材17は、図3、図23及び
図24に示すように、ソケット本体13に対して上下動
自在に、すなわち、後述するトッププレート19の収容
面部19aに対して垂直方向に移動可能に配設され、ス
プリング22により上方に付勢されている。そして、移
動部材17を上下動させる第1,第2レバー部材23,
24が、これら両レバー部材23,24を一組として、
左右に2組配設されている(図5参照)。なお、図5中
他方の組のレバー部材23,24は省略されている。
【0026】これら第1,第2レバー部材23,24
は、金属板により形成され、基端部に設けられた嵌合孔
23a,24aに、合成樹脂製のソケット本体13に一
体成形されたボス部13bが嵌合されることにより、回
動自在に配設され、両レバー部材23,24は図5に示
すように略X字状に配置されている。
【0027】また、これら第1,第2レバー部材23,
24の基端部側には、図5、図19及び図20に示すよ
うに、移動部材17の被押圧部17cの上面に当接して
下方に押圧する押圧部23b,24bが形成されてい
る。
【0028】そして、図5に示すように、これらレバー
部材23,24の基端部側の側方をガイドするガイド壁
13cがソケット本体13に形成され、このガイド壁1
3cにより、両レバー部材23,24の突出軸部13b
からの外れが防止されるように構成されている。
【0029】さらに、これらレバー部材23,24の先
端部23c,24cが、図4に示すように、操作部材2
1の裏面側に形成されたガイド溝21aに挿入されて側
方へ倒れないようにガイドされていると共に、これら一
組のレバー部材23,24が接触しないように、一対の
ガイド溝21aには、図17に示すように、間隔Lが設
定されている。
【0030】これにより、操作部材21を下降させる
と、両レバー部材23,24が回動されることにより、
これら両レバー部材23,24を介して移動部材17が
下降されるようになっている。
【0031】そして、図23及び図24に示すように、
この移動部材17には、各コンタクトピン15間に位置
するカム部17aが形成され、このカム部17aの両側
に形成された摺動面17bが、両側に隣接するコンタク
トピン15の弾性片15a,15bの折曲部15gを押
圧するようになっている。すなわち、この一つのカム部
17aで、両側のコンタクトピン15の弾性片15a,
15bの両折曲部15gを押圧することができるように
なっており、コンタクトピン15の一対の弾性片15
a,15bの両折曲部15gは、このコンタクトピン1
5の両側に配置された一対のカム部17aにより互いに
接近する方向に押圧されることにより、両接触部15
e,15fが互いに開くように構成されている。
【0032】また、トッププレート19は、図6に示す
ように、ICパッケージ12が収容される収容面部19
aを有すると共に、このトッププレート19の上側に、
ICパッケージ12を所定の位置に位置決めするガイド
部材20が交換可能に設けられている。
【0033】その収容面部19aには、複数の四角形の
貫通孔19bがマトリックス状に配列され、それら貫通
孔19bに各コンタクトピン15の一対の接触部15
e,15fが挿入されている。この挿入状態では、一対
の接触部15e,15fの間に、隣接する貫通孔19b
の間の隔壁部が介在し、この隔壁部が両接触部15e,
15fを所定の位置に位置決めする位置決めリブ19c
となっている。そして、コンタクトピン15の両弾性片
15a,15bに外力が作用していない状態(両接触部
15e,15fが閉じた状態)では、その位置決めリブ
19cは、両弾性片15a,15bにて挟持された状態
となっている(図23参照)。
【0034】また、このトッププレート19には、図6
に示すように、上面にICパッケージ12が載置される
着座面19eを有する支持突片19dが複数上方に向け
て突出して形成されている。これら複数の支持突片19
dは、収容面部19aの対角線上に配置されている。
【0035】さらに、ガイド部材20は、図6に示すよ
うに、枠形状を呈し、ICパッケージ12をガイドする
傾斜面20aが形成されると共に、トッププレート19
の嵌合凸部19hに嵌合されて交換可能に取り付けられ
るようになっている。
【0036】さらにまた、操作部材21は、図1に示す
ように、ICパッケージ12が挿入可能な大きさの開口
21bを有し、この開口21bを介してICパッケージ
12が挿入されて、トッププレート19の収容面部19
a上の所定位置に載置されるようになっている。また、
この操作部材21は、図6に示すように、ソケット本体
13に対して上下動自在に配設され、スプリング27に
より上方に付勢されると共に、最上昇位置で、係止爪2
1dがソケット本体13の被係止部に係止され、操作部
材21の外れが防止されるようになっている(図4及び
図18参照)。
【0037】さらに、この操作部材21には、ラッチ部
材28を回動させる作動部21cが形成されている(図
3及び図4参照)。
【0038】このラッチ部材28は、合成樹脂製で一体
成形され、図11乃至図16に示すように、ラッチ本体
28aにICパッケージ12の上面を押さえる押え部2
8bが上部前方に向けて延長されて形成されていると共
に、このラッチ本体28aの下部側から両側方に向けて
回動軸部28cが突設されている。また、このラッチ本
体28aには、その回動軸部28cより後部側(ソケッ
ト本体外側寄り)に「バネ受け部」としてのバネ受け突
部28dが下方に向けて突設され、更に、そのバネ受け
突部28dの上側の上面部が、操作部材21の作動部2
1cにより押圧される被押圧部28eとなっている。
【0039】一方、ソケット本体13には、図7,図9
及び図16に示すように、ラッチ部材28の回動軸部2
8cを回動自在に保持する保持凹部13dが形成されて
いる。この保持凹部13dは上方が開放されることによ
り、この開放口13eから回動軸部28cが下方に向け
て挿入されるようになっている。
【0040】また、このソケット本体13には、回動軸
部28cと直交する方向の、回動軸部28cのソケット
本体外側寄りの片側に沿って、係止片13fが形成され
ている。この係止片13fは上方に向けて突設され、図
16中二点鎖線に示すように弾性変形可能に形成され、
上端部に回動軸部28cに係止する係止爪13gが形成
されている。この係止爪13gの上側には、ラッチ部材
28の装着時に回動軸部28cが摺動する傾斜面13h
が形成されている。
【0041】これにより、回動軸部28cを保持凹部1
3dの開放口13eから挿入して行く際に、その回動軸
部28cの円弧の一部が、その係止片13fの傾斜面1
3h上を摺動することにより、この係止片13fが図1
6中二点鎖線に示すように弾性変形されて回動軸部28
cの挿入範囲から退避され、保持凹部13dの下部ま
で、回動軸部28cの挿入が可能となる。そして、この
挿入が完了した状態で、係止爪13gが回動軸部28c
に係止して、この回動軸部28cの保持凹部13dから
の抜け出しが規制されるようになっている。
【0042】さらに、図2に示すように、ラッチ部材2
8のバネ受け突部28dがコイルスプリング30に挿入
され、このコイルスプリング30がラッチ部材28とソ
ケット本体13との間に介在され、このコイルスプリン
グ30により、ラッチ部材28が閉じる方向(図2中反
時計回り)に付勢されている。
【0043】また、操作部材21が下降されると、作動
部21cにて被押圧部28eが押圧されて、ラッチ部材
28が図2中二点鎖線に示すように時計回りに回動され
ることにより、押え部28bがICパッケージ12配設
位置より退避されるように構成されている。
【0044】次いで、かかるICソケット11の使用方
法について説明する。
【0045】ICパッケージ12をICソケット11に
セットするには、まず、操作部材21を下方に押し下げ
る。すると、この操作部材21により、各レバー部材2
3,24の先端部23c,24cが下方に押されて、ソ
ケット本体13の突出軸部13bを中心に下方に向けて
図19に示す状態から図20に示す状態まで回動され
る。これにより、これらレバー部材23,24の押圧部
23b,24bにて、移動部材17の被押圧部17cが
押されて、スプリング22の付勢力に抗して移動部材1
7が下降される。
【0046】この移動部材17の下降により、図23か
ら図24に示すように、カム部17aも下降し、このカ
ム部17aの摺動面17bにより、コンタクトピン15
の両折曲部15gが押されて、一対の接触部15e,1
5fが図24に示すように開かれる。
【0047】また、これと同時に、操作部材21の作動
部21cにより、ラッチ部材28の被押圧部28eが押
されて、図2中実線に示す位置から二点鎖線に示す位置
まで、コイルスプリング30の付勢力に抗して開く方向
に回動され、押え部28bが退避位置まで変位する。
【0048】この状態で、ICパッケージ12が自動機
から解放されると、このICパッケージ12の周縁部
が、ガイド部材20の傾斜面20aにガイドされると共
に、ICパッケージ12の半田ボール12bが隣接する
支持突片19d間にガイドされる。これにより、ICパ
ッケージ12は、支持突片19dの着座面19e上に載
置された状態で、トッププレート19の収容面部19a
上の所定位置に収容される。
【0049】そして、ICパッケージ12の各半田ボー
ル12bが、各コンタクトピン15の開かれた一対の接
触部15e,15fの間に、非接触状態で挿入される
(図24の(b)参照)。
【0050】その後、操作部材21の下方への押圧力を
解除すると、この操作部材21がスプリング27等の付
勢力で上昇されることにより、移動部材17もスプリン
グ22により上昇されると共に、ラッチ部材28がコイ
ルスプリング30の付勢力により閉じる方向に回動され
る。
【0051】移動部材17が上昇されると、カム部17
aによるコンタクトピン15の折曲部15gへの押圧力
が解除され、図24に示す状態から、一対の接触部15
e,15fが互いに閉じる(狭まる)方向に移動し、両
接触部15e,15fにて半田ボール12bが挟持され
る。
【0052】これにより、ICパッケージ12の各半田
ボール12bとプリント配線板とがコンタクトピン15
を介して電気的に接続されることとなる。
【0053】また、ラッチ部材28が閉じる方向に回動
されることにより、このラッチ部材28の押え部28b
にて、ICパッケージ12が押さえられることにより、
浮き上り等が防止されることとなる。
【0054】かかるラッチ部材28は、回動軸部28c
が一体成形されているため、部品点数を削減できると共
に、保持凹部13dにいわゆるワンタッチで取り付けで
き、取付作業性が良好である。
【0055】また、抜け止めを行う係止片13fを、回
動軸部28cと直交する方向の、回動軸部28cの片側
に設けることにより、係脱させ易いと共に、係止状態を
より確実なものとすることができ、且つ、スペース的に
も有利なものとすることができる。
【0056】例えば、図13中二点鎖線に示すように、
回動軸部28cの横方向から係止片を係止するものにあ
っては、ラッチ部材28の位置が回動軸部28cの軸方
向に多少ズレた場合には、係止状態を維持できなくなる
虞があると共に、これを防止すべく係止長さL1を長く
すると、ラッチ部材28の装着時に係止片を大きく弾性
変形しなければならないため、取付け作業が大変であ
る。
【0057】これに対し、この発明のように係止片13
fを回動軸部28cと直交する方向の片側に設けること
により、そのように軸方向にズレた場合でも、係止状態
を維持することができると共に、図16中係止長さL2
をそれ程長くする必要がないため、ラッチ部材28の取
付時の変形量も小さくでき、ラッチ部材28の装着を簡
単に行うことができる。また、このように係止片13f
を回動軸部28cと直交する方向の片側に設けることに
より、係止爪である押え部28bの幅を広くして係止幅
を長くすることにより、係止状態をより確実にすること
ができる。
【0058】しかも、図13中二点鎖線に示すもので
は、回動軸部28cの軸芯の延長方向に係止片が弾性変
形するスペースを確保しなければならないが、小型のI
Cソケット11ではスペースの確保が大変である。これ
に対して、この発明のように係止片13fを回動軸部2
8cと直交する方向の片側に設けることにより、この方
向には、比較的スペースを確保し易いことから、係止片
13fの形成も容易に行うことができる。特に、ここで
は、回動軸部28cのソケット本体外側寄りにラッチ部
材28を回動させるコイルスプリング30が配設されて
いるため、係止片13fを回動軸部28cのソケット本
体外側寄りの片側に沿って形成することにより、コイル
スプリング30と係止片13fとが回動軸部28cに対
して同じ側とされていることから、両部材の配置を効果
的に行うことができ、ICソケット11の小型化を図る
ことができる。
【0059】一方、ICパッケージ12を装着状態から
取り外すには、同様に操作部材21を下降させることに
より、コンタクトピン15の一対の接触部15e,15
fが半田ボール12bから離間されることから、半田ボ
ール12bが一対の接触部15e,15fにて挟まれた
状態から引き抜く場合よりも弱い力で簡単にICパッケ
ージ12を外すことが出来る。
【0060】なお、上記実施の形態では、「電気部品用
ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用
したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは
勿論である。また、BGAタイプのICパッケージ12
用のICソケット11に、この発明を適用したが、これ
に限らず、PGA(Pin Grid Array)タイプのICパッ
ケージ用のICソケットに、この発明を適用することも
できる。
【0061】また、ラッチ部材28を付勢する弾性体と
してコイルスプリング30(圧縮ばね)を用いたが、こ
れに限らず、ヘリカルスプリング又はゴムスプリング等
を用いることもできる。
【0062】さらにまた、本実施の形態では、ラッチ部
材はパッケージ本体の上面を押さえるように構成されて
いるが、SOP,QFP等のパッケージに本発明を適用
する場合には、リードをラッチ部材で押さえるようにし
ても良い。
【0063】
【発明の効果】以上説明してきたように、各請求項に記
載の発明によれば、ラッチ部材(回転作動部材)は、ラ
ッチ本体(回転作動部材本体)に電気部品の上面を押さ
える押え部が形成されると共に、ラッチ本体から側方に
向けて回動軸部が一体成形されて突設される一方、ソケ
ット本体には、回動軸部が開放口から挿入されて回動軸
部を回動自在に保持する保持凹部が形成されると共に、
回動軸部と直交する方向の、回動軸部の片側に沿って、
係止爪を有する係止片が形成され、係止片は、回動軸部
を保持凹部の開放口から挿入して行く際に弾性変形し、
挿入が完了した状態で、係止爪が、回動軸部に係止し
て、回動軸部の保持凹部からの抜け出しを規制するよう
にしたため、ラッチ部材(回転作動部材)に回動軸部が
一体成形されていることから、部品点数を削減できると
共に、保持凹部にいわゆるワンタッチで取り付けでき、
取付作業性を向上させることができる。また、抜け止め
を行う係止片を、回動軸部と直交する方向の、回動軸部
の片側に沿って設けることにより、係脱させ易いと共
に、係止状態をより確実なものとすることができ、且
つ、スペース的にも有利なものとすることができる。
【0064】請求項5に記載された発明によれば、上記
効果に加え、回動軸部のソケット本体外側寄りにラッチ
部材を回動させる弾性体が配設されているため、係止片
を回動軸部のソケット本体外側寄りの片側に沿って形成
することにより、スプリングと係止片とが回動軸部に対
して同じ側とされていることから、両部材の配置を効果
的に行うことができ、ソケットの小型化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るICソケットの平
面図である。
【図2】同実施の形態に係るICソケットの半分を断面
にした正面図である。
【図3】同実施の形態に係るICソケットの半分を断面
にした側面図である。
【図4】同実施の形態に係るICソケットの一部を断面
にした斜視図である。
【図5】同実施の形態に係るICソケットの操作部材を
取り外した状態の斜視図である。
【図6】同実施の形態に係るICソケットのガイド部材
及び操作部材を破断した状態の斜視図である。
【図7】同実施の形態に係るICソケットのソケット本
体の平面図である。
【図8】同実施の形態に係る図7のA−A線に沿う断面
図である。
【図9】同実施の形態に係る図7のB−B線に沿う断面
図である。
【図10】同実施の形態に係る図7のC−C線に沿う断
面図である。
【図11】同実施の形態に係るICソケットのラッチ部
材の平面図である。
【図12】同実施の形態に係るICソケットのラッチ部
材の側面図である。
【図13】同実施の形態に係るICソケットのラッチ部
材の背面図である。
【図14】同実施の形態に係るICソケットのラッチ部
材の底面図である。
【図15】同実施の形態に係る図11のD−D線に沿う
断面図である。
【図16】同実施の形態に係るICソケットのラッチ部
材の組付け状態を示す説明図である。
【図17】同実施の形態に係るICソケットの操作部材
の底面図である。
【図18】同実施の形態に係るICソケットの組立状態
を示す分解正面図である。
【図19】同実施の形態に係るICソケットの操作部材
が最上昇位置にある状態を示す正面図である。
【図20】同実施の形態に係るICソケットの操作部材
が最下降位置にある状態を示す正面図である。
【図21】同実施の形態に係るICソケットに取り付け
るICパッケージを示す図で、(a)は底面図、(b)
は(a)の左側面図である。
【図22】同実施の形態に係るICソケットのコンタク
トピンを示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)の
左側面図、(c)は(a)の平面図、(d)は(a)の
E−E線に沿う断面図である。
【図23】同実施の形態に係るICソケットのコンタク
トピンの接触部が閉じた状態を示す断面図である。
【図24】同実施の形態に係るICソケットのコンタク
トピンの接触部が開いた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット) 12 ICパッケージ(電気部品) 12a パッケージ本体 12b 半田ボール(端子) 13 ソケット本体 15 コンタクトピン 17 移動部材 19 トッププレート 19a 収容面部 20 ガイド部材 20a 傾斜面 21 操作部材 28 ラッチ部材(回転作動部材) 28a ラッチ本体(回転作動部材本体) 28b 押え部 28c 回動軸部 28d バネ受け突部(バネ受け部) 28e 被押圧部 30 コイルスプリング(弾性体)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース体に回転作動部材が回動自在に配
    設された構造において、 前記回転作動部材は、回転作動部材本体から側方に向け
    て回動軸部が一体成形されて突設される一方、 前記ベース体には、開放口から挿入された前記回動軸部
    を回動自在に保持する保持凹部が形成されると共に、前
    記回動軸部と直交する方向の、該回動軸部の片側に沿っ
    て、係止爪を有する係止片が形成され、 該係止片は、前記回動軸部を前記保持凹部の開放口から
    挿入して行く際に弾性変形させられ、挿入が完了した状
    態で、前記係止爪が、前記回動軸部に係止して、該回動
    軸部の前記保持凹部からの抜け出しを規制するようにし
    たことを特徴とする回転作動部材配設構造。
  2. 【請求項2】 電気部品を収容する収容面部がソケット
    本体に設けられると共に、該電気部品を押さえるラッチ
    部材が設けられ、又、該ソケット本体に前記電気部品の
    端子に離接可能な複数のコンタクトピンが配設された電
    気部品用ソケットにおいて、 前記ラッチ部材は、ラッチ本体に前記電気部品を押さえ
    る押え部が形成されると共に、該ラッチ本体から側方に
    向けて回動軸部が一体成形されて突設される一方、 前記ソケット本体には、開放口から挿入された前記回動
    軸部を回動自在に保持する保持凹部が形成されると共
    に、前記回動軸部と直交する方向の、該回動軸部の片側
    に沿って、係止爪を有する係止片が形成され、 該係止片は、前記回動軸部を前記保持凹部の開放口から
    挿入して行く際に弾性変形させられ、挿入が完了した状
    態で、前記係止爪が、前記回動軸部に係止して、該回動
    軸部の前記保持凹部からの抜け出しを規制するようにし
    たことを特徴とする電気部品用ソケット。
  3. 【請求項3】 前記ソケット本体には、操作部材が前記
    ソケット本体に上下動自在に配設されると共に、ラッチ
    部材には被押圧部が形成され、前記操作部材が下降され
    たときに、前記ラッチ部材の被押圧部が前記操作部材に
    押圧されて前記ラッチ部材が前記回動軸部を中心に回動
    されるように構成されていることを特徴とする請求項2
    に記載の電気部品用ソケット。
  4. 【請求項4】 前記ラッチ部材の前記回動軸部より外側
    位置とソケット本体との間に、前記ラッチ部材を前記電
    気部品を押さえる方向に付勢する弾性体を介在させたこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の電気部品用ソケ
    ット。
  5. 【請求項5】 前記係止片は、前記回動軸部のソケット
    本体外側の片側に沿って形成されていることを特徴とす
    る請求項4に記載の電気部品用ソケット。
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CN103967419A (zh) * 2014-04-24 2014-08-06 北京市三一重机有限公司 钻斗和旋挖钻机

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