JP3822068B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置(以下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在に保持する電気部品用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のものとしては、例えば「電気部品」であるICパッケージを収容する「電気部品用ソケット」としてのICソケットがある。
【0003】
ここでのICパッケージは、多数の端子としての半田ボールが下面から突設され、これら半田ボールが縦列Yと横列Xとに格子状に配列されている。
【0004】
一方、ICソケットは、ICパッケージが収容されるソケット本体に、そのICパッケージの端子と接触されるコンタクトピンが配設されると共に、そのソケット本体には、そのコンタクトピンを弾性変形させてICパッケージ端子に離接させる移動部材が上下動自在に配設されている。
【0005】
また、ソケット本体には、その移動部材を上下動させるレバー部材が、回動軸を介して回動自在に設けられると共に、このレバー部材を回動させる操作部材が上下動自在に配設されている。
【0006】
この操作部材を上下動させることにより、レバー部材が回動され、このレバー部材にて移動部材が上下動されて、コンタクトピンが弾性変形されることにより、このコンタクトピンの接触部が、ICパッケージ端子に離接されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものにあっては、ICパッケージの周縁部をソケット本体の収容面部の周縁部に形成された着座面に当接させた状態で、ICパッケージを収容するようにしているため、1種類のソケットで、異なる種類のICパッケージを検査しようとした場合に、例えば、他のICパッケージに比べて外形の小さなICパッケージではその着座面に載置できない場合が発生する。また、ICパッケージにパッケージ本体の中央部が下方に凹むように反りが発生している場合には、ICパッケージの中央部分の位置が低くなってしまい、パッケージ本体部にコンタクトピンの上端部が接触して、ICパッケージが損傷する虞があった。
【0008】
そこで、この発明は、大きさの異なる電気部品でも良好に着座させることができると共に、反りが発生している電気部品であっても、電気部品本体とコンタクトピンの接触を防止することができる電気部品用ソケットを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電気部品を収容する収容面部がソケット本体に設けられると共に、該ソケット本体に前記電気部品の端子に離接可能な複数のコンタクトピンが配設された電気部品用ソケットにおいて、前記収容面部には、複数の支持突片が、前記コンタクトピンが配設されている略四角形の配設範囲内のみに上方に突出して形成され、かつ、前記略四角形の配設範囲の対角線上で中央部から周縁部まで上方に突出して形成され、該複数の支持突片のみで前記電気部品を略水平に支持すると共に、前記収容面部の上側で前記略四角形の配設範囲の周囲には、前記電気部品を支持する部位が形成されることなく、前記電気部品を当該収容面部上の所定位置に案内するガイド部材が配設されている電気部品用ソケットとしたことを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記支持突片は、側面部で前記電気部品の端子のガイドをするように構成されていることを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記ガイド部材は、大きさの異なる電気部品を案内できるように交換可能に配設されていることを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の構成に加え、前記収容面部は、トッププレートにより形成されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0016】
図1乃至図20には、この発明の実施の形態を示す。
【0017】
まず構成を説明すると、図中符号11は、「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、このICソケット11は、「電気部品」であるICパッケージ12の性能試験を行うために、このICパッケージ12の「端子」としての半田ボール12bと、測定器(テスター)のプリント配線板(図示省略)との電気的接続を図るものである。
【0018】
このICパッケージ12は、図17に示すように、いわゆるBGA(Ball Grid Array)タイプと称されるもので、方形状のパッケージ本体12aの下面に多数の略球状の半田ボール12bが突出して縦列と横列とにマトリックス状に配列されている。
【0019】
一方、ICソケット11は、図2に示すように、大略すると、プリント配線板上に装着される合成樹脂製のソケット本体13を有し、このソケット本体13には、ICパッケージ12の各半田ボール12bに離接されるコンタクトピン15が配設されると共に、このコンタクトピン15を変位させる移動部材17が配設され、更に、この移動部材17の上側に、トッププレート19がそのソケット本体13に固定されて配設されている。さらにまた、その移動部材17を上下動させる操作部材21が配設されている。
【0020】
詳しくは、そのコンタクトピン15は、バネ性を有し、導電性に優れた板材がプレス加工により図18に示すような形状に形成されている。
【0021】
このコンタクトピン15は、上方に、一対の弾性片15a,15bが形成され、下方に、1本のソルダーテール部15cが形成されている。それら一対の弾性片15a,15bは、下端部側の基部15dが図18の(d)に示すように略U字状に折曲されることにより、互いに対向するように形成されている。また、それら弾性片15a,15bの上端部(先端部)には、ICパッケージ12の半田ボール12bの側部に離接する接触部15e,15fが形成され、この両接触部15e,15fで半田ボール12bが挟持されて電気的に接続されるようになっている。
【0022】
また、このコンタクトピン15の一対の弾性片15a,15bには、略くの字状に折曲された折曲部15gが形成されることにより、これら折曲部15gが移動部材17の後述するカム部17aにて押圧されて両接触部15e,15fが開くように構成されている。この開閉は、図1中、一方の対角線と平行な方向Pに沿って行われる。
【0023】
そして、かかるコンタクトピン15のソルダーテール部15c及び基部15dが、図19及び図20に示すように、ソケット本体13に形成された圧入孔13aに圧入されて、この基部15dに形成された抜止め部15mがソケット本体13に食い込むことにより、コンタクトピン15の上方への抜けを防止するようにしている。そして、ソケット本体13から下方に突出したソルダーテール部15cは、図2及び図3に示すように、ロケートボード26を介して更に下方に突出され、図示省略のプリント配線板の各貫通孔に挿通されて半田付けされることにより接続されるようになっている。
【0024】
このようなコンタクトピン15は、図1及び図8に示すように、縦列と横列とにマトリックス状に配列されている。
【0025】
一方、移動部材17は、図2に示すように、ソケット本体13に対して上下動自在に、すなわち、後述するトッププレート19の収容面部19aに対して垂直方向に移動可能に配設され、図3に示すように、スプリング22により上方に付勢されている。そして、移動部材17を上下動させる第1,第2レバー部材23,24が、これら両レバー部材23,24を一組として、左右に2組配設されている(図5参照)。なお、図5中他方の組のレバー部材23,24は省略されている。
【0026】
これら第1,第2レバー部材23,24は、金属板により形成され、基端部に設けられた嵌合孔23a,24aに、合成樹脂製のソケット本体13に一体成形された突出軸部13bが嵌合されることにより、回動自在に配設され、両レバー部材23,24は図5に示すように略X字状に配置されている。
【0027】
また、これら第1,第2レバー部材23,24の基端部側には、図5、図15及び図16に示すように、移動部材17の被押圧部17cの上面に当接して下方に押圧する押圧部23b,24bが形成されている。
【0028】
そして、図5に示すように、これらレバー部材23,24の基端部側の側方をガイドするガイド壁13cがソケット本体13に形成され、このガイド壁13cにより、両レバー部材23,24の突出軸部13bからの外れが防止されるように構成されている。
【0029】
さらに、これらレバー部材23,24の先端部23c,24cが、図4に示すように、操作部材21の裏面側に形成されたガイド溝21aに挿入されて側方へ倒れないようにガイドされていると共に、これら一組のレバー部材23,24が接触しないように、一対のガイド溝21aには、図13に示すように、間隔Lが設定されている。
【0030】
これにより、操作部材21を下降させると、両レバー部材23,24が回動されることにより、これら両レバー部材23,24を介して移動部材17が下降されるようになっている。
【0031】
そして、図19及び図20に示すように、この移動部材17には、各コンタクトピン15間に位置するカム部17aが形成され、このカム部17aの両側に形成された摺動面17bが、両側に隣接するコンタクトピン15の弾性片15a,15bの折曲部15gを押圧するようになっている。すなわち、この一つのカム部17aで、両側のコンタクトピン15の弾性片15a,15bの両折曲部15gを押圧することができるようになっており、コンタクトピン15の一対の弾性片15a,15bの両折曲部15gは、このコンタクトピン15の両側に配置された一対のカム部17aにより互いに接近する方向に押圧されることにより、両接触部15e,15fが互いに開くように構成されている。
【0032】
また、トッププレート19は、図6乃至図12に示すように、ICパッケージ12が収容される収容面部19aを有すると共に、このトッププレート19の上側に、ICパッケージ12を所定の位置に位置決めするガイド部材20が交換可能に設けられている。
【0033】
その収容面部19aには、複数の四角形の貫通孔19bがマトリックス状に配列され、それら貫通孔19bに各コンタクトピン15の一対の接触部15e,15fが挿入されている。この挿入状態では、一対の接触部15e,15fの間に、隣接する貫通孔19bの間の隔壁部が介在し、この隔壁部が両接触部15e,15fを所定の位置に位置決めする位置決めリブ19cとなっている。そして、図19に示すように、コンタクトピン15の両弾性片15a,15bに外力が作用していない状態(両接触部15e,15fが閉じた状態)では、その位置決めリブ19cは、両弾性片15a,15bにて挟持された状態となっている。
【0034】
また、このトッププレート19には、上面に前記ICパッケージ12が載置される着座面19eを有する支持突片19dが複数上方に向けて突出して形成されている。これら複数の支持突片19dは、収容面部19aの略中心部から放射状に延長された線上、ここでは対角線上に配置されている(図7等参照)。
【0035】
これら支持突片19dは、略長方形の板状を呈し、図10に示すように、一方の対角線Xと平行に形成され、板状の側面部19fでICパッケージ12の半田ボール12bを、図11に示すようにガイドをするように構成されている。この両側面部19fの下側には、図7及び図11に示すように、テーパ部19gが形成されている。なお、図9中符号19iは、取付用の係止片である。
【0036】
さらに、ガイド部材20は、図6に示すように、枠形状を呈し、ICパッケージ12をガイドする傾斜面20aが形成されると共に、トッププレート19の嵌合凸部19hに嵌合されて交換可能に取り付けられるようになっている。ICパッケージ12の大きさに対応した大きさのガイド部材20に交換可能となっている。
【0037】
さらにまた、操作部材21は、図1に示すように、ICパッケージ12が挿入可能な大きさの開口21bを有し、この開口21bを介してICパッケージ12が挿入されて、トッププレート19の収容面部19a上の所定位置に載置されるようになっている。また、この操作部材21は、図2及び図6に示すように、ソケット本体13に対して上下動自在に配設され、スプリング27により上方に付勢されると共に、図3,図4及び図14に示すように、最上昇位置で、係止爪21dがソケット本体13の被係止部に係止され、操作部材21の外れが防止されるようになっている。
【0038】
さらに、この操作部材21には、図2に示すラッチ28を回動させる作動部21cが形成されている。
【0039】
このラッチ28は、詳細は省略するが、図2及び図3に示すように、ソケット本体13に軸を中心に回動自在に取り付けられると共に、スプリング30により閉じる方向に付勢され、先端部に設けられた押え部28bによりICパッケージ12の周縁部を押さえるように構成されている。
【0040】
また、このラッチ28には、図2に示すように、操作部材21の作動部21cが摺動する被押圧部28aが形成され、操作部材21が下降されると、作動部21cを被押圧部28aが摺動して、ラッチ28が図2中二点鎖線に示すように時計回りに回動されて、押え部28bがICパッケージ12配設位置より退避されるように構成されている。
【0041】
次いで、かかるICソケット11の使用方法について説明する。
【0042】
ICパッケージ12をICソケット11にセットするには、まず、操作部材21を下方に押し下げる。すると、この操作部材21により、各レバー部材23,24の先端部23c,24cが下方に押されて、ソケット本体13の突出軸部13bを中心に下方に向けて図15に示す状態から図16に示す状態まで回動される。これにより、これらレバー部材23,24の押圧部23b,24bにて、移動部材17の被押圧部17cが押されて、スプリング22の付勢力に抗して移動部材17が下降される。
【0043】
この移動部材17の下降により、図19から図20に示すように、カム部17aも下降し、このカム部17aの摺動面17bにより、コンタクトピン15の両折曲部15gが押されて、一対の接触部15e,15fが図20に示すように開かれる。
【0044】
また、これと同時に、操作部材21の作動部21cにより、ラッチ28の被押圧部28aが押されて、図2中実線に示す位置から二点鎖線に示す位置まで、スプリング30の付勢力に抗して開く方向に回動され、押え部28bが退避位置まで変位する。
【0045】
この状態で、ICパッケージ12が自動機から解放されると、このICパッケージ12の周縁部が、ガイド部材20の傾斜面20aにガイドされると共に、ICパッケージ12の半田ボール12bが支持突片19dの側面部19fにガイドされる。これにより、パッケージ本体12aは、支持突片19dの支持部19e上に載置された状態で、ICパッケージ12がトッププレート19の収容面部19a上の所定位置に収容される。そして、ICパッケージ12の各半田ボール12bが、各コンタクトピン15の開かれた一対の接触部15e,15fの間に、非接触状態で挿入される(図20の(b)参照)。
【0046】
このように支持突片19dの支持部19e上にパッケージ本体12aを載置し、これら支持突片19dを対角線上に配置することにより、異なる大きさのICパッケージ12でも、収容が可能となる。つまり、小さいICパッケージ12を検査する場合でも、複数の支持突片19dが収容面部19aの中央部から半径方向に沿って並んで配置されているため、従来のように着座面が周縁部のみに設けられているもののように収容不可能になることが防止される。と同時に、大きさが異なるICパッケージ12であっても、最外部の半田ボール12bを支持突片19dの側面部19fでガイドできるため、位置決め性を良好にできる。
【0047】
また、ICパッケージ12にパッケージ本体12aの中央部分が下方に凹むような反りが発生している場合、従来のようにICパッケージの着座面が周縁部のみ設けられているものでは、反ったパッケージ本体12aの中央部分にコンタクトピンの上端部(接触部)が当たってしまい、パッケージ本体12aが傷付けられてしまうこともあったが、本発明においては、支持部19eを有する支持突片19dが収容面部19aの中央部付近にも設けられているので、ICパッケージ12の中央部分が、支持突片19dの支持部19e上に載置されるため、この中央部分の位置が不用意に低くなることがないことから、この部分へのコンタクトピン15の上端部(接触部15e,15f)の接触を未然に防止できる。
【0048】
その後、操作部材21の下方への押圧力を解除すると、この操作部材21がスプリング27等の付勢力で上昇されることにより、移動部材17もスプリング22により上昇されると共に、ラッチ28がスプリング30の付勢力により閉じる方向に回動される。
【0049】
移動部材17が上昇されると、カム部17aによるコンタクトピン15の折曲部15gへの押圧力が解除され、図20に示す状態から、一対の接触部15e,15fが互いに閉じる(狭まる)方向に移動し、両接触部15e,15fにて半田ボール12bが挟持される。
【0050】
これにより、ICパッケージ12の各半田ボール12bとプリント配線板とがコンタクトピン15を介して電気的に接続されることとなる。
【0051】
一方、ICパッケージ12を装着状態から取り外すには、同様に操作部材21を下降させることにより、コンタクトピン15の一対の接触部15e,15fが半田ボール12bから離間されることから、半田ボール12bが一対の接触部15e,15fにて挟まれた状態から引き抜く場合よりも弱い力で簡単にICパッケージ12を外すことが出来る。
【0052】
なお、上記実施の形態では、「電気部品用ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは勿論である。また、BGAタイプのICパッケージ12用のICソケット11に、この発明を適用したが、これに限らず、PGA(Pin Grid Array)タイプのICパッケージ用のICソケットに、この発明を適用することもできる。さらに、ここでは、対角線に沿って支持突片19dを配置したが、これに限らず、収容面部の略中心部から放射状に延びる線上であれば、他の位置でも良いことは勿論である。
【0053】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載の発明によれば、トッププレートの収容面部には、上面に電気部品が載置される支持部を有する支持突片がコンタクトピンが配設されている略四角形の配設範囲の対角線上で中央部から周縁部まで複数上方に突出して形成されているので、電気部品に中央部分が下方に凹むような反りが発生している場合でも、この電気部品の中央部分が、支持突片の支持部上に載置されるため、この中央部分の位置が不用意に低くなることがないから、この部分へのコンタクトピン上端部の接触を未然に防止することができ、支持突片のみで電気部品を略水平に支持すると共に、収容面部の上側には、電気部品を当該収容面部上の所定位置に案内するガイド部材が配設されているから、小さいICパッケージを検査する場合でも、複数の支持突片が収容面部の中央部から周縁部まで並んで配置されているため、従来のように着座面が周縁部のみに設けられているもののように収容不可能になることが防止される。
また、複数の支持突片が、収容面部の略中心部から放射状に線上に配置されるように構成すれば、異なる大きさの電気部品でも、収容が可能となる。
【0055】
請求項2に記載の発明によれば、上記効果に加え、支持突片は、側面部で電気部品の端子のガイドをするように構成されているため、大きさが異なる電気部品であっても、最外部の端子を支持突片の側面部でガイドできることから、位置決め性を良好にできる。請求項3に記載の発明によれば、上記効果に加え、ガイド部材は、大きさの異なる電気部品を案内できるように交換可能に配設されているから、ICパッケージの大きさに合わせたガイド部材に交換すれば、各種の大きさのICパッケージに対しソケット本体等は共通に用いながら、良好な搭載性が得られる。請求項4に記載の発明によれば、上記効果に加え、収容面部は、トッププレートにより形成されているから、収容面部とトッププレートとは共通部材とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るICソケットの平面図である。
【図2】同実施の形態に係るICソケットの半分を断面にした正面図である。
【図3】同実施の形態に係るICソケットの半分を断面にした側面図である。
【図4】同実施の形態に係るICソケットの一部を断面にした斜視図である。
【図5】同実施の形態に係るICソケットの操作部材を取り外した状態の斜視図である。
【図6】同実施の形態に係るICソケットのガイド部材及び操作部材を破断した状態の斜視図である。
【図7】同実施の形態に係るICソケットのトッププレートの斜視図である。
【図8】同実施の形態に係るICソケットのトッププレートからコンタクトピンが突出した状態の斜視図である。
【図9】同実施の形態に係るICソケットのトッププレートの正面図である。
【図10】同実施の形態に係るICソケットのトッププレートの拡大した平面説明図図である。
【図11】同実施の形態に係る図10のA−A線に沿う断面図である。
【図12】同実施の形態に係る図10のB−B線に沿う断面図である。
【図13】同実施の形態に係るICソケットの操作部材の裏面図である。
【図14】同実施の形態に係るICソケットの組立状態を示す分解正面図である。
【図15】同実施の形態に係るICソケットの操作部材が最上昇位置にある状態を示す正面図である。
【図16】同実施の形態に係るICソケットの操作部材が最下降位置にある状態を示す正面図である。
【図17】同実施の形態に係るICソケットに取り付けるICパッケージを示す図で、(a)は底面図、(b)は(a)の左側面図である。
【図18】同実施の形態に係るICソケットのコンタクトピンを示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)の左側面図、(c)は(a)の平面図、(d)は(a)のC−C線に沿う断面図である。
【図19】同実施の形態に係るICソケットのコンタクトピンの接触部が閉じた状態を示す断面図である。
【図20】同実施の形態に係るICソケットのコンタクトピンの接触部が開いた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット)
12 ICパッケージ(電気部品)
12a パッケージ本体
12b 半田ボール(端子)
13 ソケット本体
15 コンタクトピン
17 移動部材
17c 被押圧部
19 トッププレート
19a 収容面部
19d 支持突片
19e 支持部
19f 側面部
20 ガイド部材
20a 傾斜面
21 操作部材
Claims (4)
- 電気部品を収容する収容面部がソケット本体に設けられると共に、該ソケット本体に前記電気部品の端子に離接可能な複数のコンタクトピンが配設された電気部品用ソケットにおいて、
前記収容面部には、複数の支持突片が、前記コンタクトピンが配設されている略四角形の配設範囲内のみに上方に突出して形成され、かつ、前記略四角形の配設範囲の対角線上で中央部から周縁部まで上方に突出して形成され、該複数の支持突片のみで前記電気部品を略水平に支持すると共に、
前記収容面部の上側で前記略四角形の配設範囲の周囲には、前記電気部品を支持する部位が形成されることなく、前記電気部品を当該収容面部上の所定位置に案内するガイド部材が配設されていることを特徴とする電気部品用ソケット。 - 前記支持突片は、側面部で前記電気部品の端子のガイドをするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
- 前記ガイド部材は、大きさの異なる電気部品を案内できるように交換可能に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気部品用ソケット。
- 前記収容面部は、トッププレートにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の電気部品用ソケット。
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