JP2007250314A - 電気部品用ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】ラッチ部材を回動可能に装着できてラッチ部材及びソケット本体の小型化を図ることが可能な電気部品用ソケットを提供する。
【解決手段】ソケット本体14と、ソケット本体14に回動自在に保持されたラッチ部材21とを備えた電気部品用ソケットであり、ラッチ部材21は、ソケット本体14に回動自在に保持される基部23と、基部23から側方に突出する突部24と、基部23から内側に突出して電気部品を当接して押圧する押圧部25とを有し、ソケット本体14は、基部23の回動底面26の内側及び下側への移動を規制しつつ回動自在に保持する下部保持部31と、突部24の回動頂面28の上側及び外側への移動を規制しつつ回動自在に保持する上部保持部32とを有し、ラッチ部21とソケット本体14との間に押圧部25が電気部品12を押圧する方向に付勢する付勢手段を備えている。
【選択図】図4

Description

この発明は、半導体装置等の電気部品を装着するのに好適な電気部品用ソケット、特に、ソケット本体に装着される電気部品を、ソケット本体に回動自在に備えられたラッチ部材により押圧できる電気部品用ソケットの改良に関する。
従来、半導体装置(以下、ICパッケージ)等の精密な電気部品を配線基板と接続するための電気部品用ソケットとして、配線基板上に配置されるソケット本体と、このソケット本体に回動自在に設けられたラッチ本体とを有し、ソケット本体上に収容される電気部品をラッチ部材により押圧及び開放可能に支持するように構成されたものが知られている。
このような電気部品用ソケットとして、例えば、下記特許文献1には、ソケット本体に収容される電気部品を押圧及び開放可能なラッチ部材が、ソケット本体に回動自在に配設された構造が提案されている。
ここでは、ラッチ本体の下部から両側方側に回動軸部を突出させて設け、一方、ソケット本体には回動軸部を支持するために、一対の柱状に突出する保持凹部を設け、この保持凹部内に回動軸部を回動自在に配置し、回動軸部の内側及び外側への移動を規制すると共に、回動軸部の下側をソケット本体に当接させて下側への移動を規制している。更に、保持凹部と共に係止部を設け、この係止部の上部をフック状に突出させて係止片とし、この係止片を回動軸部の上側に係止させて上側への移動を規制している。
このような電気部品用ソケットでは、保持凹部及び係止部により回動軸部を自在に保持すると共に回動軸部の抜けを防止することによりラッチ部材が所定の位置で回動自在となっている。そのため、操作部材を下降操作してラッチ部材の被押圧部を下方に押圧することで、ラッチ部材を回動軸部を中心に確実に回動させることができる。
特開2003−7416号公報
しかしながら、このような電気部品用ソケットでは、ソケット本体にラッチ部材を回動自在に保持する部分とラッチ部材の抜けを防止する部分とを設け、ラッチ本体から突出する回動軸部をこれらの両方で支持するため、回動軸部の突出量を多くしなければならず、ラッチ部材の横幅が広くなり小型化を図り難く、また、これらを配置するソケット本体の小型化を図り難いという問題点があった。
そこで、本発明は、ラッチ部材を回動可能に装着できると同時にラッチ部材及びソケット本体の小型化を図ることが可能な電気部品用ソケットを提供することを課題とする。
上記課題を解決する請求項1に記載の発明は、電気部品が収容されるソケット本体と、該ソケット本体に回動自在に保持され、回動されることにより前記電気部品を押圧及び開放可能なラッチ部材とを備えた電気部品用ソケットにおいて、前記ラッチ部材は、前記ソケット本体に回動自在に保持される基部と、該基部から側方に突出する突部と、該基部から内側に突出して前記電気部品を当接して押圧する押圧部とを有し、一方、前記ソケット本体は、前記基部の回動底面の内側及び下側への移動を規制しつつ回動自在に保持する下部保持部と、前記突部の回動頂面の上側及び外側への移動を規制しつつ回動自在に保持する上部保持部とを有し、前記ラッチ部と前記ソケット本体との間に前記押圧部が前記電気部品を押圧する方向に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記ソケット本体に上下動自在に操作部材が設けられる一方、前記ラッチ部材に前記突部から外側へ延長された延長部が設けられ、該操作部材により前記延長部が押圧されることにより、前記ラッチ部材が開く方向に回動するように構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記付勢手段は、圧縮スプリングからなり、前記ラッチ部材の前記回動底面より外側に形成された係止部とソケット本体との間に前記圧縮スプリングが配設されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ソケット本体の下部保持部によりラッチ部材の基部の回動底面を内側及び下側への移動を規制しつつ回動自在に保持し、上部保持部によりラッチ部材の突部を上側及び外側への移動を規制しつつ回動自在に保持するので、回動軸部を設けることなく、ラッチ部材を回動自在にソケット本体に装着することができる。その際、ラッチ部材の基部の回動底面を下部保持部により保持するので、基部から側方に突出する突部を上部保持部で保持するだけでよく、突出量を抑えることができ、ラッチ部材の横幅を狭く抑え易い。また、突部の突出量を抑えることができると共に、下部保持部をラッチ部材の下方位置に配置するので、ラッチ部材を回動自在に保持するために必要なスペースをより少なく抑えることができ、ソケット本体の小型化も図り易い。
請求項2に記載の発明によれば、ソケット本体に上下動自在に操作部材が設けられる一方、ラッチ部材に突部から外側へ延長された延長部が設けられ、この操作部材により延長部が押圧されて、ラッチ部材が開く方向に回動するように構成されているので、簡単な構成でラッチ部材を操作部材の上下動に対応して開閉することができ、より構造を簡単にし易い。
請求項3に記載の発明によれば、付勢手段が圧縮スプリングからなり、ラッチ部材の回動底面より外側に形成された係止部とソケット本体との間に圧縮スプリングが配設されているので、圧縮スプリングをソケット本体の外側から装着することができ、電気部品用ソケットの組立が容易である。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図11は、この発明の実施の形態を示す。
まず構成を説明すると、図中符号11は「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、このICソケット11は「電気部品」としてのICパッケージ12を収容して、このICパッケージ12を図示省略の配線基板と電気的に接続することにより、そのICパッケージ12のバーンイン試験等を行うためのものである。
ICパッケージ12は、図11(a)(b)に示すように、方形状の「電気部品本体」としてのパッケージ本体12aの下面に、複数の略球形状の「端子」としての半田ボール12bが形成されている。
一方、ICソケット11は、図1乃至図4に示すように、このICパッケージ12を収容可能な収容部11aを有するソケット本体14に、ICパッケージ12の半田ボール12bに電気的に接続可能な複数のコンタクトピン15が配設されている。各コンタクトピン15は、ソケット本体14のベース部13に固定されると共に、ソケット本体14に上下動自在に装着されて上方に付勢された移動部材16に上端が保持されており、移動部材16の上下動によりコンタクトピン15の上端が開閉して半田ボール12bと離接されるようになっている。
ソケット本体14の上方には操作部材18が上下動自在に装着されており、この操作部材18が圧縮スプリング19により上方に付勢されている。移動部材16は、この操作部材18の上下動によりレバー部材17を介して上下動させられるようになっている。
操作部材18の下部には、下方に突出して案内突片18aが設けられ、その端部側がソケット本体14に設けられた案内溝14aに収容されて、上下動の際、案内突片18aが案内溝14aに案内されるようになっている。
そして、操作部材18を圧縮スプリング19の付勢力に抗して下降させると、収容部11aが所定位置に維持された状態で、レバー部材17により移動部材16が下降され、これによりコンタクトピン15の先端が開いて半田ボール12bの挿入及び離脱が可能となる。また、操作部材18が圧縮スプリング19の付勢力により上昇させると、移動部材16が上昇してコンタクトピン15の先端が閉じるようになっている。
この実施の形態では、このようなソケット本体14において、操作部材18の上昇時に図1の図面下側に示すように閉じ、操作部材18の下降時に図1の図面上側に示すように開くラッチ部材21が、ソケット本体14のベース部13に一対設けられたラッチ部材装着部13aに回動自在に装着されている。
ラッチ部材21は、合成樹脂により一体に形成され、図5に示すように、基部23と、この基部23から両側方に突出する突部24と、基部23から使用時に内側となる一方側に突出して先端側で両側方に拡幅した押圧部25とを有している。
基部23の底部には、図6、図9及び図10に示すように、ラッチ部材21の回動時の回動軸に相当する軸線Lを中心とした下向きの半円柱形状を呈する回動底面26を有している。また、この回動底面26より使用時に外側となる位置には、後述する圧縮スプリング41用の係止部27が設けられている。
基部23から両側方に突出する突部24は、図7及び図8に示すように、それぞれ内側部位と延長部としての外側部位とが所定角度で連結された形状を呈している。内側部位の上部には、軸線Lを中心とした略半円柱形状の回動頂面28が設けられている。この回動頂面28の半径は回動底面26の半径と同一となっているが、異ならせてもよい。外側部位の上部には、軸線Lと直交する面の断面形状が軸線Lに沿って一定の略三角形形状を有する押し下げ部29が設けられている。この押し下げ部29は操作部材18の下降時に操作部材18に設けられた押し下げ片42により押し下げられて、ラッチ部材21を回動させることが可能となっている。
押圧部25は、図5及び図7乃至図10に示すように、軸線Lと並行に配置される先端部25aを有しており、ラッチ部材21の回動により先端部25aが、ICソケット11の収容部11aに近接又は当接した図9に示す位置と、収容部11aから退避した図10に示す位置との間で移動可能となっている。
一方、ソケット本体14のベース部13には、このラッチ部材21が装着されるラッチ部材装着部13aが設けられており、図4並びに図6乃至図10に示されるように、基部23の回動底面26を保持する下部保持部31と、両側の突部24の回動頂面28を保持する一対の上部保持部32と、基部23の係止部27に対向する位置に設けられた凹部33とを備えている。
下部保持部31は、図9及び図10に示されるように、ラッチ部材装着部13aを収容部11aと区画するための壁部34に、ソケット本体14の外側方向に突出して一体に形成されている。その頂部には、回動底面26が上方から摺動可能に当接する回動底面受け面35が形成されている。この回動底面受け面35は、回動底面26に対応して軸線Lに沿って一定形状に形成され、軸線Lと直交する面の断面形状が回動底面26と略同一径又はやや大きい径となっている。この回動底面受け面35は、内側端が壁部34の表面から連続し、外側端35aが最も低くなるように形成されている。ここでは、回動底面26がこの回動底面受け面35に当接した状態で、内側及び下側への移動が規制された状態で回動自在に保持されている。
上部保持部32は、図6乃至図8に示されるように、ラッチ部材装着部13aの下部保持部31の側方外側の位置、詳細には、各突部24の回動頂面28の側方端部に、柱状に上方に突出して設けられている。
各上部保持部32の上端側には、それぞれ互いに対向する側に突出するフック状部36が形成されている。各フック状部36の突部24側には、回動頂面28が下方から摺動可能に当接する回動頂面受け面37が設けられている。この回動頂面受け面37は、回動頂面28に対応し、軸線Lと直交する面の断面形状が回動頂面28と略同一径又はやや大きい径となっている。また、内側端37aが最も高く、また外側端37bが最も低くなっている。ここでは、回動頂面28がこの回動頂面受け面37に当接した状態で、上側及び外側への移動が規制された状態で回動自在に保持されている。
また、この上部保持部32では、各突部24側の側壁面が軸線Lを横切るように形成されて、突部24の側方先端が摺動可能に当接しており、これによりラッチ部材21の側方への移動が規制されている。従って、この実施形態では、下部保持部31及び上部保持部32により、ラッチ部材21の6方向全ての移動が規制されている。
更に、この上部保持部32はソケット本体14と合成樹脂により一体化されて弾性変形可能となっている。また、上部保持部32のフック状部36の上部側には、図6に示すように、ラッチ部材21側に傾斜面からなる側方案内面38が形成されている。そのため、ラッチ部材21を装着する際には、ラッチ部材21をソケット本体14の上方から側方案内面38に押し付けて下降させれば、側方案内面38に案内されて、各突部24の先端をそれぞれ回動頂面受け面37に嵌合させることが可能となっている。
最後に、ラッチ部材21の基部23の係止部27に対向する位置には、凹部33が傾斜して設けられている。この凹部33には、ラッチ部材21の基部23の係止部27との間に付勢手段としての圧縮スプリング41が装着されている。ここでは凹部33及び係止部27がソケット本体14のより外側に形成されているため、ソケット本体14の外側から圧縮コイルスプリング41の着脱を行うことが可能となっている。
以上のように組み立てられたICソケット11では、ラッチ部材21の基部23の回動底面26がラッチ部材装着部13aの上部保持部32の回動底面受け面35により内側及び下側への移動を規制しつつ回動自在に保持され、同時に、突部24の回動頂面28が下部保持部31の回動頂面受け面37により上側及び外側への移動を規制しつつ回動自在に保持されており、これらの回動底面26と回動頂面28とが同一の回動軸Lを中心に略円柱形に形成されているので、ラッチ部材21は回動軸Lを中心に回動することが可能となっている。
また、ラッチ部材21の係止部27とソケット本体14の凹部33との間に圧縮スプリング41が装着されているので、ラッチ部材21は押圧部25をICソケット11の収容部11a側に閉じる方向に常時付勢されている。
そして、このような構成のICソケット11にICパッケージを装着するには、まず、操作部材18を押圧すると、案内溝14aに案内突片18aが案内されて、操作部材18が下降する。この下降に伴い、操作部材18のラッチ部材装着部13aに対応する位置に設けられた押し下げ片42が下降し、圧縮スプリング41の付勢力に抗して押し下げ部29を押し下げる。
このとき、ラッチ部材21の回動底面26周りの部分は図9の閉じた状態から図10の開いた状態まで回動する。また、ラッチ部材21の突部24周りの部分は図7の閉じた状態から図8の開いた状態まで回動する。これにより、ラッチ部25の押圧部25は、図1の図面下側の閉じた状態から図1の図面上側の開いた状態まで、完全に収容部11aから退避する。これと同時に、移動部材16が下降し、各コンタクトピン15の上端部がそれぞれ弾性変形して開口する。
この状態で、収容部11aにICパッケージ12を収容すると、ICパッケージ12の各半田ボール12bが各コンタクトピン15の開口している上端部に挿入される。
その後、操作部材18の押圧力を解除すると、操作部材18が上昇し、移動部材16が上昇し、各コンタクトピン15の上端部が閉じて半田ボール12bと接続する。同時に、ラッチ部材装着部13aでは、押し下げ片42が上昇することにより押し下げ部29が圧縮スプリング41の付勢力により上昇してラッチ部材21が回動し、押圧部25が図1の図面下側の状態のように閉じ、この付勢力によりICパッケージ12を押圧する。そして、この状態でICパッケージ12のテストが実施される。
一方、ICパッケージ12を取り出すには、再び、操作部材18を下降させ、前記と同様にして、押圧部25を退避させると共に、コンタクトピン15を開口させれば取り出すことができる。
以上のようなICソケット11によれば、ソケット本体14の下部保持部31によりラッチ部材21の回動底面26を保持し、上部保持部32によりラッチ部材21の突部24を保持するので、回動軸部材を設けることなく、ラッチ部材21を回動自在にソケット本体14に取付けることができる。その際、ラッチ部材21の基部23の回動底面26をその下方に配設された下部保持部31により保持するため、基部23から側方に突出する突部24を上部保持部32で保持するだけでよく、突部24の保持部分が少ないため、その突出量を少なくすることが可能である。従って、ラッチ部材21の横幅を狭く抑え易い。
また、突部24の突出量を抑えることができると共に、下部保持部31をラッチ部材21の下方位置に配置するので、ラッチ部材21を回動自在に保持するためにソケット本体14に必要なスペースを少なく抑えることができ、ソケット本体14の小型化を図り易い。
更に、ソケット本体14に上下動自在に操作部材18が設けられ、一方、ラッチ部材21に突部24から外側へ延長された延長としての押し下げ部29部が設けられ、この操作部材18により押し下げ部29を押圧して、ラッチ部材21を開く方向に回動させるように構成されているので、簡単な構成でラッチ部材21を操作部材18の上下動に対応して開閉することができ、より構造を簡単にし易い。
しかも、ここでは押し下げ部29が回動頂面28と一体に形成されているので、別々に設けた場合に比べて、強度を確保し易く、また、突出部分の小型化を図り易い。
また、付勢手段が圧縮スプリング41からなり、ラッチ部材21の回動底面26より外側に形成された係止部27とソケット本体14との間に圧縮スプリング41が配設されているので、圧縮スプリング41をソケット本体14の外側から装着することができ、ICソケット11の組立が容易である。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、適宜変更可能であり、例えば上記では、ラッチ部材21を一対設けた例について説明したが、ラッチ部21は一つであってもよく、3つ以上の多数設けることも可能である。また、下部保持部31や上部保持部32、コンタクトピン15等の数や形状も適宜選択可能である。
この発明の実施の形態に係るICソケットの平面図である。 同実施の形態に係るICソケットの正面図であり、操作部材が開放されている状態を示す。 同実施の形態に係るICソケットの正面図であり、操作部材が押圧されている状態を示す。 同実施の形態に係るICソケットの一部を断面で示す側面図である。 同実施の形態に係るICソケットのラッチ部材の斜視図である。 同実施の形態に係るICソケットのラッチ部材の正面図である。 同実施の形態に係るICソケットのラッチ部材を閉じた状態を示す図2のA−A断面相当図である。 同実施の形態に係るICソケットのラッチ部材を開いた状態を示す図2のA−A断面相当図である。 同実施の形態に係るICソケットのラッチ部材を閉じた状態を示す図2のB−B断面相当図である。 同実施の形態に係るICソケットのラッチ部材を開いた状態を示す図2のB−B断面相当図である。 ICパッケージを示し、(a)は側面図、(b)は底面図である。
符号の説明
11 ICソケット(電気部品用ソケット)
11a 収容部
12 ICパッケージ(電気部品)
13 ベース部
13a ラッチ部材装着部
14 ソケット本体
15 コンタクトピン
18 操作部材
21 ラッチ部材
23 基部
24 突部
25 押圧部
26 回動底面
27 係止部
28 回動頂面
31 下部保持部
32 上部保持部
35 回動底面受け面
36 フック状部
37 回動頂面受け面
41 圧縮スプリング(付勢手段)

Claims (3)

  1. 電気部品が収容されるソケット本体と、該ソケット本体に回動自在に保持され、回動されることにより前記電気部品を押圧及び開放可能なラッチ部材とを備えた電気部品用ソケットにおいて、
    前記ラッチ部材は、前記ソケット本体に回動自在に保持される基部と、該基部から側方に突出する突部と、該基部から内側に突出して前記電気部品を当接して押圧する押圧部とを有し、
    一方、前記ソケット本体は、前記基部の回動底面の内側及び下側への移動を規制しつつ回動自在に保持する下部保持部と、前記突部の回動頂面の上側及び外側への移動を規制しつつ回動自在に保持する上部保持部とを有し、
    前記ラッチ部と前記ソケット本体との間に前記押圧部が前記電気部品を押圧する方向に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 前記ソケット本体に上下動自在に操作部材が設けられる一方、前記ラッチ部材に前記突部から外側へ延長された延長部が設けられ、該操作部材により前記延長部が押圧されることにより、前記ラッチ部材が開く方向に回動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
  3. 前記付勢手段は、圧縮スプリングからなり、前記ラッチ部材の前記回動底面より外側に形成された係止部とソケット本体との間に前記圧縮スプリングが配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気部品用ソケット。
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