JP3681783B2 - ダブルデッキビデオテープレコーダ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はビデオテープレコーダ(以下、VTR)に関し、特に、2台のVTRを1つの筐体内に配置し映像信号及び音声信号の複製や編集を可能にした、いわゆるダブルデッキVTRにおける映像信号処理回路に関する。
近年、カメラとVTRをコンパクトに一体化したカメラ一体型VTRが著しく普及している。一方、例えば、2台のVTRを1つの筐体内に配置したダブルデッキVTRが市場に導入され普及しつつあるが、導入された背景には、このダブルデッキVTRはカメラ一体型VTRで録画したテープを編集する(ダビングする)のに便利である、という背景があるからと推察されている。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のダブルデッキVTRの要部ブロック構成図である。本図は、2台のVTR(50,51)を1つの筐体内に配置し、テープ編集を行う機能を持たせた家庭用ダブルデッキVTRにおける映像信号処理系の要部ブロック構成図である。
【0003】
図中、50は再生用VTR、51は記録用VTRである。再生用VTRは、S−VHS又はVHS信号によるVHS−C方式か、Hi−8方式を含む8ミリ方式かの何れかであり、記録用VTRはVHS方式が一般的に用いられる。
このような構成において、再生用VTR(50)では、記録済みテープ10を走行させると回転磁気ヘッド11から再生信号が取り出され、プリアンプ12より所定の振幅まで増幅される。この増幅された再生信号は、輝度信号を分離するハイパスフィルタ(HPF)13と、色信号を分離するローパスフィルタ(LPF)15に供給される。さらに、ハイパスフィルタ13の出力は輝度信号再生処理回路(Y処理)14に、ローパスフィルタ15の出力は色信号再生処理回路(C処理)16にそれぞれ供給される。
【0004】
輝度信号再生処理回路14は、輝度信号(Y)を復調してディエンファシス、ノイズキャンセラ等の処理を行う。一方、色信号再生処理回路16は、色信号成分(C)を元の周波数に変換する。これらの再生処理回路14及び16の出力は、混合器17に加えられた後、合成ビデオ信号として端子18に供給される。
一方、記録用VTR(51)では、端子18に与えられた合成ビデオ信号が、ローパスフィルタ(LPF)19とバンドパスフィルタ(BPF)21に供給され、輝度信号及び色信号に分離される。輝度信号は輝度信号記録処理回路(Y処理)20にて周波数変調されたエンファシス等の処理が行われる。一方、色信号は色信号記録処理回路(C処理)22にて低域の周波数に変換される。これらの信号は混合器23により混合され記録増幅器24にて増幅され、磁気ヘッド25を介して磁気テープ26に記録される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のダブルデッキVTRでは、図示から明らかように、単に従来の2台のVTRを再生系と記録系に独立に構成し、1つの筐体内に収納したもの過ぎない。一方、家庭用VTRのようなシステムでは、ダビングを1回するだけでも著しい画質の劣化を来す。従って、カメラ一体型VTRの普及に伴いダブルデッキVTRに対して編集機能の充実と共に、高画質化が要求されている。
【0006】
本発明の目的は、ダブルデッキVTRにおいて、ダビングに際して画質劣化を出来るだけ少なくすることが可能な映像信号処理回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、再生用VTRと記録用VTRを1つの筐体内に配置したダブルデッキビデオテープレコーダにおいて、
再生用VTR50aから記録用VTR51aに、輝度信号(Y)及び色信号(C)に分離した状態で送出し、かつ再生用VTR内の輝度信号再生処理回路14で生成されるハイバンド検出信号33を記録用VTRに送出し、
記録用VTRは、輝度信号用のローパスフィルタ19の出力側に第1の切換手段32を設け、第1の切換手段はローパスフィルタの入力と出力をハイバンド検出信号により切り換え可能とし、
第1の切換手段を切り換えることにより、ハイバンド時はローパスフィルタの出力を、ノーマルバンド時はローパスフィルタの入力を後段の輝度信号記録処理回路20に出力し、
さらに、記録用VTRは、色信号用のバンドパスフィルタ21aの出力側に第2の切換手段34を設け、第2の切換手段はバンドパスフィルタの入力と出力をハイバンド検出信号により切り換え可能とし、
第2の切換手段を切り換えることにより、ハイバンド時はバンドパスフィルタの出力を、ノーマルバンド時はバンドパスフィルタの入力を後段の色信号記録処理回路22に出力する、ことを特徴とする。
【0008】
また、輝度信号再生処理回路は、再生ヘッド11からの再生信号をハイパスフィルタ13を経て入力し、ハイバンド検出信号を出力するハイバンド検出器42を備え、
さらに、輝度信号再生処理回路は、再生ヘッド11からの再生信号をハイパスフィルタ13を経て受けるノーマルバンドイコライザ40及びハイバンドイコライザ41の両方の出力を切り換える第3の切換手段43を備え、第3の切換手段はハイバンド検出信号により、ノーマルバンド(L)とハイバンド(H)の切り換えが行われ、
さらに、輝度信号再生処理回路は、第3の切換手段の出力を受けるFM復調器44からの出力を、第1及び第2のローパスフィルタ45,46を経て受ける第4の切換手段47を備え、第4の切換手段はハイバンド検出信号により、ノーマルバンド(L)とハイバンド(H)の切り換えが行われる。
【0009】
【作用】
本発明では、再生用VTRにおいて混合器にて加算されていた輝度信号と色信号を、加算せずに分離したままで記録用VTRに伝送する。記録用VTRは輝度信号及び色信号専用の分離端子を設ける。そして、切換スイッチ(32,34)を切り換えて、入力される輝度信号が通常の8ミリ信号若しくはVHS信号のときは、従来使用していたローパスフィルタ(LPF)19をバイパスして輝度信号記録処理回路20に入力される。一方、入力される輝度信号がHi−8信号若しくはS−VHS信号のときは、ローパスフィルタ19を介して輝度信号記録処理回路20に入力される。この切換手段は再生側のハイバンド検出器(42)(図2参照)からの出力で自動的に切り換えられる。
【0010】
このような切換スイッチを配置することにより、再生用VTRから出力される通常の8ミリ信号若しくはVHS信号の再生輝度信号は従来方式に比べて、ローパスフィルタ19を経ないで輝度信号記録処理回路に直接入力されるため、ダビングにおいても、より画質劣化の少ない状態で記録することができる。
【0011】
【実施例】
図1は本発明の一実施例ブロック構成図である。図3の従来構成と同一要素には同一参照番号を付す。輝度信号再生処理回路14からは、VHS−C方式の場合は、S−VHSか、VHSかの判別信号を出力し、8ミリ方式の場合は、Hi−8方式か、通常の8ミリ方式かの判別信号が出力され、信号線33を経て切換手段32及び34の制御用信号として使用される。
【0012】
端子30及び31は、各々再生輝度信号専用端子及び再生色信号専用端子である。
切換手段32は、その中点が輝度信号記録処理回路20の入力側に接続されており、選択される一方の端子はローパスフィルタ19の出力側に、他方の端子はローパスフィルタ19の入力側に接続されている。一方、切換手段34は、その中点が色信号記録処理回路22の入力側に接続されており、選択される一方の端子はバンドパスフィルタ(BPF)21aの出力側に、他方の端子はバンドパスフィルタ21aの入力側に接続されている。
【0013】
図2は図1に示す輝度信号再生処理回路14の詳細ブロック図である。輝度信号再生処理回路14は信号線33を経て切換手段32及び34への制御信号を発生する回路である。図中、40及び41は磁気テープ及び磁気ヘッドで損失するFM信号の高域部分を補正するイコライザ回路(ハイバンドFMEQ)であり、40はノーマルバンド用であり、41はハイバンド用である。42は再生FM信号の搬送波を判別し、判別信号を生成する検出回路である。43は切換スイッチである。44はFM復調回路である。45及び46は復調後の不要な搬送波を除去するローパスフィルタ(LPF1,LPF2)である。
【0014】
以下に本発明の動作を説明する。以下の説明では、再生用VTR50aは8ミリ方式とし、通常のシステムをノーマルバンド、Hi−8方式をハイバンドと称する。一方、記憶用VTRはVHS方式とし、S−VHS方式での記録はできないものとする。但し、再生用VTRは、VHS−C方式であってVHS方式とS−VHS方式に置き換えることもできる。
【0015】
図1において、記録済みテープ10から回転磁気ヘッド11により再生信号が取り出され、プリアンプ12により所定の振幅まで増幅される。この増幅された再生信号は、低域変換された色信号と、FM変調された輝度信号が混合された状態であるから、ハイパスフィルタ13によりFM信号が、ローパスフィルタ15により低域変換された色信号が取り出される。
【0016】
8ミリ方式の場合、低域変換色信号は、通常、734KHz±0.5KHzであり、FM輝度信号は、4.2〜5.4MHz(ノーマルバンド)及び5.7〜7.7MHz(ハイバンド)となっている。色信号は、ノーマルバンド及びハイバンド共に共通しているので、ローパスフィルタ15の後処理である色信号再生処理回路16は共通である。輝度信号再生処理回路14は記録FM周波数がノーマルバンド及びハイバンドとも相違するので(この差があるので、ノーマルバンド及びハイバンドと称する)、この動作については図3で説明する。
【0017】
図2において、ハイパスフィルタ13から端子130を経て入力されるFM信号は、ノーマルFMイコライザ(FMEQ)40、ハイバンドFMイコライザ(FMEQ)41、及びハイバンド検出器42に分配される。ハイバンド検出器42は、映像信号中の水平同期信号部(図示せず)が画像内容によって変化しないことを利用して、FM信号中の水平同期信号部に相当する部分を抜き出し、その周波数を判別することにより、ノーマルバンドかハイバンドかを検出する。
【0018】
一方、ノーマル及びハイバンドイコライザ40,41は、磁気テープ及び磁気ヘッド系で損失するFM信号の、特に高域部分を補正するものである。ノーマル及びハイバンドイコライザ40,41の出力は切換スイッチ43の選択される側の端子L又はHに接続されており、L又はHは、ハイバンド検出器42からの制御信号により切り換えられる。
【0019】
切換スイッチ43を経た信号はFM復調器44にて復調される。ノーマルバンドとハイバンドとは、復調感度が相違するので、スイッチ43の切り換えをハイバンド検出器42からの制御信号により行う。FM復調器44の出力は、元の映像信号に戻っているが復調時の搬送波除去を行うために、ローパスフィルタ(LPF1)45及びローパスフィルタ(LPF2)46を介して出力される。これらの出力は、切換スイッチ47の選択端子L,Hに接続される。この切換スイッチ47もハイバンド検出器42からの制御信号により切り換えられる。
【0020】
これらローパスフィルタ(LPF1)45及びローパスフィルタ(LPF2)46に差があるのは、変調周波数の差によるものであるが、当然、ローパスフィルタ(LPF2)46の方が、カットオフ周波数が高く設定される。
切換スイッチ47の中点からは輝度信号が端子30に出力される。端子30に出力される輝度信号の水平解像度はノーマルバンドで約240TV本、ハイバンドで約400TV本である。ハイバンド検出器42の出力である制御信号は後述する切換手段32及び34(図1参照)を制御するために信号線33を介して出力される。
【0021】
次に図1の記録用VTR51aについて説明する。輝度信号再生処理回路14から端子30に到来する再生輝度信号は、ローパスフィルタ19に入力されると共に、切換手段32の一方の選択端子にも入力される。切換手段32の他方の選択端子には、ローパスフィルタ19の出力が入力される。切換手段32の中点は輝度信号記録処理回路20に接続され、この中点を通過した信号はVHS方式に準じたFM変調処理を受け、加算器23に導かれる。
【0022】
切換手段32を設けた理由を次にに説明する。前述の従来例で説明したように、VHS方式の記録処理は、ローパスフィルタ(LPF)19及びバンドパスフィルタ(BPF)21により、各々輝度信号及び色信号に分離した後、輝度信号記録処理回路20及び色信号記録処理回路22で処理される。ここで、ローパスフィルタ19は、色信号の妨害を極力少なくするために、NTSC方式の場合、色搬送波周波数である3.58MHzにおいて、40dB以上の減衰量を有する。この影響により、3MHz付近では例えば10dB程度の減衰量となる。このように帯域制限された輝度信号は、VHS規格のFM変調を受ける。さらに、このFM変調波の下側波帯は、記録時に低域変換された色信号(629MHz±0.5MHz)と干渉を生じさせないために、輝度信号記録処理回路20にてハイパスフィルタ(図示せず)の処理を受ける。このために、結果として、記録、再生される輝度信号は水平解像度で240TV本程度となってしまう。
【0023】
これと同様のことが再生側の8ミリ方式のVTRにも言える。即ち、端子30に入力されるノーマルバンドの輝度信号は記録時にVHS方式と同様な処理がなされているので、ローパスフィルタ19を通すことは、さらに輝度信号の高域成分を減衰させることになる。従って、ノーマルバンドの時はローパスフィルタ19をバイパスさせるように切換手段を設けた。
【0024】
他方、水平解像度が400TV本以上のハイバンド輝度信号が端子30に入力されたときは、ローパスフィルタ19を通して帯域制限しておく必要がある。これは上述したように、VHS規格では高々、水平解像度が240TV本しか再現できないこと、低域変換色信号とFM輝度信号との干渉を防止するためである。切換手段32の制御信号は、図2で説明したように、再生用VTRのハイバンド検出器42から出力されるものを利用する。
【0025】
端子31に入力される色信号は、再生色信号処理回路16にて、例えば、NTSC方式の場合、3.58MHz±0.5MHzの色信号になって処理されている。色信号は、ノーマルバンド、ハイバンド共に、処理方法は同じである。これも輝度信号と同じく、バンドパスフィルタ21aを通すことは、色信号の上下側帯波を減衰させることになるので、ノーマルバンド時は、バンドパスフィルタ21aをバイパスさせて切換手段34に導いている。ここでは、従来例との比較もあって、バンドパスフィルタ21aとしてあるが、輝度信号と相違してノーマルバンド、ハイバンドとも処理に差はないので、ハイバンド時にバンドパスフィルタ21aを通す必要はない。しかし、ハイバンド時には輝度信号がローパスフィルタ19を通過するときフィルタの群遅延により時間遅れを起こす。このため色信号との時間を合わせる必要がある。従って、バンドパスフィルタ21aは広帯域の遅延線というべきものである。以上説明のように、色信号は従来に比べてノーマルバンド、ハイバンドとの帯域制限を受けることなく記録されることが可能となる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、再生用VTRから送出されるノーマルバンド再生輝度信号は、記録用VTRのローパスフィルタ19により輝度信号の高域成分が失われることがなく、記録用VTRで記録することが可能となる。さらに、再生信号は、再生時の側帯波を保持したまま記録することができる。従って、これらの信号は従来に比べてよろ高画質のダビングが可能となる。そして、従来のダビング時に失われていた輝度信号成分の高域成分、色信号成分の側帯波成分が記録側フィルタによて失われずに記録されるので、より忠実度の高いダビングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例ブロック構成図である。
【図2】図1に示す輝度信号再生処理回路の詳細ブロック図である。
【図3】従来のダブルデッキVTRの要部ブロック構成図である。
【符号の説明】
10…記録済みテープ
11…再生ヘッド
12…プリアンプ
13…ハイパスフィルタ
14…輝度信号再生処理回路
15,19,45,46…ローパスフィルタ
16…色信号再生処理回路
17…加算器
20…輝度信号記録処理回路
21,21a…バンドパスフィルタ
22…色信号記録処理回路
23…加算器
24…記録アンプ
25…記憶ヘッド
26…記憶テープ
32,34,43,47…切換スイッチ
40…ノーマルFMイコライザ
41…ハイバンドFMイコライザ
42…ハイバンド検出器
44…FM復調器
50,50a…再生用VTR
51,51a…記録用VTR

Claims (4)

  1. 再生用VTRと記録用VTRを1つの筐体内に配置したダブルデッキビデオテープレコーダにおいて、
    前記再生用VTRから前記記録用VTRに、輝度信号(Y)及び色信号(C)に分離した状態で送出し、かつ前記再生用VTR内の輝度信号再生処理回路(14)で生成されるハイバンド検出信号(33)を前記記録用VTRに送出し、
    前記記録用VTRは、輝度信号用のローパスフィルタ(19)の出力側に第1の切換手段(32)を設け、前記第1の切換手段は前記ローパスフィルタの入力と出力を前記ハイバンド検出信号により切り換え可能とし、
    前記第1の切換手段を切り換えることにより、ハイバンド時は前記ローパスフィルタの出力を、ノーマルバンド時は前記ローパスフィルタの入力を後段の輝度信号記録処理回路(20)に出力し、
    さらに、前記記録用VTRは、色信号用のバンドパスフィルタ(21a)の出力側に第2の切換手段(34)を設け、前記第2の切換手段は前記バンドパスフィルタの入力と出力を前記ハイバンド検出信号により切り換え可能とし、
    前記第2の切換手段を切り換えることにより、ハイバンド時は前記バンドパスフィルタの出力を、ノーマルバンド時は前記バンドパスフィルタの入力を後段の色信号記録処理回路(22)に出力する、
    ことを特徴とするダブルデッキビデオテープレコーダ。
  2. 前記輝度信号再生処理回路は、再生ヘッド(11)からの再生信号をハイパスフィルタ(13)を経て入力し、前記ハイバンド検出信号を出力するハイバンド検出器(42)を備える請求項1に記載のダブルデッキビデオテープレコーダ。
  3. 前記輝度信号再生処理回路は、再生ヘッド(11)からの再生信号をハイパスフィルタ(13)を経て受けるノーマルバンドイコライザ(40)及びハイバンドイコライザ(41)の両方の出力を切り換える第3の切換手段(43)をさらに備え、前記第3の切換手段は前記ハイバンド検出信号により、ノーマルバンド(L)とハイバンド(H)の切り換えが行われる請求項2に記載のダブルデッキビデオテープレコーダ。
  4. 前記輝度信号再生処理回路は、前記第3の切換手段の出力を受けるFM復調器(44)からの出力を、第1及び第2のローパスフィルタ(45,46)を経て受ける第4の切換手段(47)を備え、前記第4の切換手段は前記ハイバンド検出信号により、ノーマルバンド(L)とハイバンド(H)の切り換えが行われる請求項3に記載のダブルデッキビデオテープレコーダ。
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