JPH08289317A - ダブルデッキビデオテープレコーダ - Google Patents

ダブルデッキビデオテープレコーダ

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JPH08289317A
JPH08289317A JP7076331A JP7633195A JPH08289317A JP H08289317 A JPH08289317 A JP H08289317A JP 7076331 A JP7076331 A JP 7076331A JP 7633195 A JP7633195 A JP 7633195A JP H08289317 A JPH08289317 A JP H08289317A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はダブルデッキVTRに関し、ダビン
グに際して画質劣化を防止することを目的とする。 【構成】 再生用VTRから記録用VTRに、輝度信号
及び色信号に分離して送出し、輝度信号再生処理回路14
からのハイバンド検出信号33を記録用VTRに送出し、
記録用VTRはLPF19の出力側に第1の切換手段32を
設け、第1の切換手段はLPFの入力と出力をハイバン
ド検出信号により切り換え可能とし、ハイバンド時はL
PFの出力を、ノーマルバンド時はLPFの入力を後段
の輝度信号記録処理回路20に出力し、記録用VTR
は、色信号用のBPF21a の出力側に第2の切換手段34
を設け、第2の切換手段はBPFの入力と出力をハイバ
ンド検出信号により切り換え可能とし、ハイバンド時は
BPFの出力を、ノーマルバンド時はBPFの入力を後
段の色信号記録処理回路22に出力するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダ
(以下、VTR)に関し、特に、2台のVTRを1つの
筐体内に配置し映像信号及び音声信号の複製や編集を可
能にした、いわゆるダブルデッキVTRにおける映像信
号処理回路に関する。近年、カメラとVTRをコンパク
トに一体化したカメラ一体型VTRが著しく普及してい
る。一方、例えば、2台のVTRを1つの筐体内に配置
したダブルデッキVTRが市場に導入され普及しつつあ
るが、導入された背景には、このダブルデッキVTRは
カメラ一体型VTRで録画したテープを編集する(ダビ
ングする)のに便利である、という背景があるからと推
察されている。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のダブルデッキVTRの要部
ブロック構成図である。本図は、2台のVTR(50,
51)を1つの筐体内に配置し、テープ編集を行う機能
を持たせた家庭用ダブルデッキVTRにおける映像信号
処理系の要部ブロック構成図である。
【0003】図中、50は再生用VTR、51は記録用
VTRである。再生用VTRは、S−VHS又はVHS
信号によるVHS−C方式か、Hi−8方式を含む8ミ
リ方式かの何れかであり、記録用VTRはVHS方式が
一般的に用いられる。このような構成において、再生用
VTR(50)では、記録済みテープ10を走行させる
と回転磁気ヘッド11から再生信号が取り出され、プリ
アンプ12より所定の振幅まで増幅される。この増幅さ
れた再生信号は、輝度信号を分離するハイパスフィルタ
(HPF)13と、色信号を分離するローパスフィルタ
(LPF)15に供給される。さらに、ハイパスフィル
タ13の出力は輝度信号再生処理回路(Y処理)14
に、ローパスフィルタ15の出力は色信号再生処理回路
(C処理)16にそれぞれ供給される。
【0004】輝度信号再生処理回路14は、輝度信号
(Y)を復調してディエンファシス、ノイズキャンセラ
等の処理を行う。一方、色信号再生処理回路16は、色
信号成分(C)を元の周波数に変換する。これらの再生
処理回路14及び16の出力は、混合器17に加えられ
た後、合成ビデオ信号として端子18に供給される。一
方、記録用VTR(51)では、端子18に与えられた
合成ビデオ信号が、ローパスフィルタ(LPF)19と
バンドパスフィルタ(BPF)21に供給され、輝度信
号及び色信号に分離される。輝度信号は輝度信号記録処
理回路(Y処理)20にて周波数変調されたエンファシ
ス等の処理が行われる。一方、色信号は色信号記録処理
回路(C処理)22にて低域の周波数に変換される。こ
れらの信号は混合器23により混合され記録増幅器24
にて増幅され、磁気ヘッド25を介して磁気テープ26
に記録される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のダブルデッキV
TRでは、図示から明らかように、単に従来の2台のV
TRを再生系と記録系に独立に構成し、1つの筐体内に
収納したもの過ぎない。一方、家庭用VTRのようなシ
ステムでは、ダビングを1回するだけでも著しい画質の
劣化を来す。従って、カメラ一体型VTRの普及に伴い
ダブルデッキVTRに対して編集機能の充実と共に、高
画質化が要求されている。
【0006】本発明の目的は、ダブルデッキVTRにお
いて、ダビングに際して画質劣化を出来るだけ少なくす
ることが可能な映像信号処理回路を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、再生用VTR
と記録用VTRを1つの筐体内に配置したダブルデッキ
ビデオテープレコーダにおいて、再生用VTR50aか
ら記録用VTR51aに、輝度信号(Y)及び色信号
(C)に分離した状態で送出し、かつ再生用VTR内の
輝度信号再生処理回路14で生成されるハイバンド検出
信号33を記録用VTRに送出し、記録用VTRは、輝
度信号用のローパスフィルタ19の出力側に第1の切換
手段32を設け、第1の切換手段はローパスフィルタの
入力と出力をハイバンド検出信号により切り換え可能と
し、第1の切換手段を切り換えることにより、ハイバン
ド時はローパスフィルタの出力を、ノーマルバンド時は
ローパスフィルタの入力を後段の輝度信号記録処理回路
20に出力し、さらに、記録用VTRは、色信号用のバ
ンドパスフィルタ21aの出力側に第2の切換手段34
を設け、第2の切換手段はバンドパスフィルタの入力と
出力をハイバンド検出信号により切り換え可能とし、第
2の切換手段を切り換えることにより、ハイバンド時は
バンドパスフィルタの出力を、ノーマルバンド時はバン
ドパスフィルタの入力を後段の色信号記録処理回路22
に出力する、ことを特徴とする。
【0008】また、輝度信号再生処理回路は、再生ヘッ
ド11からの再生信号をハイパスフィルタ13を経て入
力し、ハイバンド検出信号を出力するハイバンド検出器
42を備え、さらに、輝度信号再生処理回路は、再生ヘ
ッド11からの再生信号をハイパスフィルタ13を経て
受けるノーマルバンドイコライザ40及びハイバンドイ
コライザ41の両方の出力を切り換える第3の切換手段
43を備え、第3の切換手段はハイバンド検出信号によ
り、ノーマルバンド(L)とハイバンド(H)の切り換
えが行われ、さらに、輝度信号再生処理回路は、第3の
切換手段の出力を受けるFM復調器44からの出力を、
第1及び第2のローパスフィルタ45,46を経て受け
る第4の切換手段47を備え、第4の切換手段はハイバ
ンド検出信号により、ノーマルバンド(L)とハイバン
ド(H)の切り換えが行われる。
【0009】
【作用】本発明では、再生用VTRにおいて混合器にて
加算されていた輝度信号と色信号を、加算せずに分離し
たままで記録用VTRに伝送する。記録用VTRは輝度
信号及び色信号専用の分離端子を設ける。そして、切換
スイッチ(32,34)を切り換えて、入力される輝度
信号が通常の8ミリ信号若しくはVHS信号のときは、
従来使用していたローパスフィルタ(LPF)19をバ
イパスして輝度信号記録処理回路20に入力される。一
方、入力される輝度信号がHi−8信号若しくはS−V
HS信号のときは、ローパスフィルタ19を介して輝度
信号記録処理回路20に入力される。この切換手段は再
生側のハイバンド検出器(42)(図2参照)からの出
力で自動的に切り換えられる。
【0010】このような切換スイッチを配置することに
より、再生用VTRから出力される通常の8ミリ信号若
しくはVHS信号の再生輝度信号は従来方式に比べて、
ローパスフィルタ19を経ないで輝度信号記録処理回路
に直接入力されるため、ダビングにおいても、より画質
劣化の少ない状態で記録することができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例ブロック構成図であ
る。図3の従来構成と同一要素には同一参照番号を付
す。輝度信号再生処理回路14からは、VHS−C方式
の場合は、S−VHSか、VHSかの判別信号を出力
し、8ミリ方式の場合は、Hi−8方式か、通常の8ミ
リ方式かの判別信号が出力され、信号線33を経て切換
手段32及び34の制御用信号として使用される。
【0012】端子30及び31は、各々再生輝度信号専
用端子及び再生色信号専用端子である。切換手段32
は、その中点が輝度信号記録処理回路20の入力側に接
続されており、選択される一方の端子はローパスフィル
タ19の出力側に、他方の端子はローパスフィルタ19
の入力側に接続されている。一方、切換手段34は、そ
の中点が色信号記録処理回路22の入力側に接続されて
おり、選択される一方の端子はバンドパスフィルタ(B
PF)21aの出力側に、他方の端子はバンドパスフィ
ルタ21aの入力側に接続されている。
【0013】図2は図1に示す輝度信号再生処理回路1
4の詳細ブロック図である。輝度信号再生処理回路14
は信号線33を経て切換手段32及び34への制御信号
を発生する回路である。図中、40及び41は磁気テー
プ及び磁気ヘッドで損失するFM信号の高域部分を補正
するイコライザ回路(ハイバンドFMEQ)であり、4
0はノーマルバンド用であり、41はハイバンド用であ
る。42は再生FM信号の搬送波を判別し、判別信号を
生成する検出回路である。43は切換スイッチである。
44はFM復調回路である。45及び46は復調後の不
要な搬送波を除去するローパスフィルタ(LPF1,L
PF2)である。
【0014】以下に本発明の動作を説明する。以下の説
明では、再生用VTR50aは8ミリ方式とし、通常の
システムをノーマルバンド、Hi−8方式をハイバンド
と称する。一方、記憶用VTRはVHS方式とし、S−
VHS方式での記録はできないものとする。但し、再生
用VTRは、VHS−C方式であってVHS方式とS−
VHS方式に置き換えることもできる。
【0015】図1において、記録済みテープ10から回
転磁気ヘッド11により再生信号が取り出され、プリア
ンプ12により所定の振幅まで増幅される。この増幅さ
れた再生信号は、低域変換された色信号と、FM変調さ
れた輝度信号が混合された状態であるから、ハイパスフ
ィルタ13によりFM信号が、ローパスフィルタ15に
より低域変換された色信号が取り出される。
【0016】8ミリ方式の場合、低域変換色信号は、通
常、734KHz±0.5KHzであり、FM輝度信号
は、4.2〜5.4MHz(ノーマルバンド)及び5.
7〜7.7MHz(ハイバンド)となっている。色信号
は、ノーマルバンド及びハイバンド共に共通しているの
で、ローパスフィルタ15の後処理である色信号再生処
理回路16は共通である。輝度信号再生処理回路14は
記録FM周波数がノーマルバンド及びハイバンドとも相
違するので(この差があるので、ノーマルバンド及びハ
イバンドと称する)、この動作については図3で説明す
る。
【0017】図2において、ハイパスフィルタ13から
端子130を経て入力されるFM信号は、ノーマルFM
イコライザ(FMEQ)40、ハイバンドFMイコライ
ザ(FMEQ)41、及びハイバンド検出器42に分配
される。ハイバンド検出器42は、映像信号中の水平同
期信号部(図示せず)が画像内容によって変化しないこ
とを利用して、FM信号中の水平同期信号部に相当する
部分を抜き出し、その周波数を判別することにより、ノ
ーマルバンドかハイバンドかを検出する。
【0018】一方、ノーマル及びハイバンドイコライザ
40,41は、磁気テープ及び磁気ヘッド系で損失する
FM信号の、特に高域部分を補正するものである。ノー
マル及びハイバンドイコライザ40,41の出力は切換
スイッチ43の選択される側の端子L又はHに接続され
ており、L又はHは、ハイバンド検出器42からの制御
信号により切り換えられる。
【0019】切換スイッチ43を経た信号はFM復調器
44にて復調される。ノーマルバンドとハイバンドと
は、復調感度が相違するので、スイッチ43の切り換え
をハイバンド検出器42からの制御信号により行う。F
M復調器44の出力は、元の映像信号に戻っているが復
調時の搬送波除去を行うために、ローパスフィルタ(L
PF1)45及びローパスフィルタ(LPF2)46を
介して出力される。これらの出力は、切換スイッチ47
の選択端子L,Hに接続される。この切換スイッチ47
もハイバンド検出器42からの制御信号により切り換え
られる。
【0020】これらローパスフィルタ(LPF1)45
及びローパスフィルタ(LPF2)46に差があるの
は、変調周波数の差によるものであるが、当然、ローパ
スフィルタ(LPF2)46の方が、カットオフ周波数
が高く設定される。切換スイッチ47の中点からは輝度
信号が端子30に出力される。端子30に出力される輝
度信号の水平解像度はノーマルバンドで約240TV
本、ハイバンドで約400TV本である。ハイバンド検
出器42の出力である制御信号は後述する切換手段32
及び34(図1参照)を制御するために信号線33を介
して出力される。
【0021】次に図1の記録用VTR51aについて説
明する。輝度信号再生処理回路14から端子30に到来
する再生輝度信号は、ローパスフィルタ19に入力され
ると共に、切換手段32の一方の選択端子にも入力され
る。切換手段32の他方の選択端子には、ローパスフィ
ルタ19の出力が入力される。切換手段32の中点は輝
度信号記録処理回路20に接続され、この中点を通過し
た信号はVHS方式に準じたFM変調処理を受け、加算
器23に導かれる。
【0022】切換手段32を設けた理由を次にに説明す
る。前述の従来例で説明したように、VHS方式の記録
処理は、ローパスフィルタ(LPF)19及びバンドパ
スフィルタ(BPF)21により、各々輝度信号及び色
信号に分離した後、輝度信号記録処理回路20及び色信
号記録処理回路22で処理される。ここで、ローパスフ
ィルタ19は、色信号の妨害を極力少なくするために、
NTSC方式の場合、色搬送波周波数である3.58M
Hzにおいて、40dB以上の減衰量を有する。この影
響により、3MHz付近では例えば10dB程度の減衰
量となる。このように帯域制限された輝度信号は、VH
S規格のFM変調を受ける。さらに、このFM変調波の
下側波帯は、記録時に低域変換された色信号(629M
Hz±0.5MHz)と干渉を生じさせないために、輝
度信号記録処理回路20にてハイパスフィルタ(図示せ
ず)の処理を受ける。このために、結果として、記録、
再生される輝度信号は水平解像度で240TV本程度と
なってしまう。
【0023】これと同様のことが再生側の8ミリ方式の
VTRにも言える。即ち、端子30に入力されるノーマ
ルバンドの輝度信号は記録時にVHS方式と同様な処理
がなされているので、ローパスフィルタ19を通すこと
は、さらに輝度信号の高域成分を減衰させることにな
る。従って、ノーマルバンドの時はローパスフィルタ1
9をバイパスさせるように切換手段を設けた。
【0024】他方、水平解像度が400TV本以上のハ
イバンド輝度信号が端子30に入力されたときは、ロー
パスフィルタ19を通して帯域制限しておく必要があ
る。これは上述したように、VHS規格では高々、水平
解像度が240TV本しか再現できないこと、低域変換
色信号とFM輝度信号との干渉を防止するためである。
切換手段32の制御信号は、図2で説明したように、再
生用VTRのハイバンド検出器42から出力されるもの
を利用する。
【0025】端子31に入力される色信号は、再生色信
号処理回路16にて、例えば、NTSC方式の場合、
3.58MHz±0.5MHzの色信号になって処理さ
れている。色信号は、ノーマルバンド、ハイバンド共
に、処理方法は同じである。これも輝度信号と同じく、
バンドパスフィルタ21aを通すことは、色信号の上下
側帯波を減衰させることになるので、ノーマルバンド時
は、バンドパスフィルタ21aをバイパスさせて切換手
段34に導いている。ここでは、従来例との比較もあっ
て、バンドパスフィルタ21aとしてあるが、輝度信号
と相違してノーマルバンド、ハイバンドとも処理に差は
ないので、ハイバンド時にバンドパスフィルタ21aを
通す必要はない。しかし、ハイバンド時には輝度信号が
ローパスフィルタ19を通過するときフィルタの群遅延
により時間遅れを起こす。このため色信号との時間を合
わせる必要がある。従って、バンドパスフィルタ21a
は広帯域の遅延線というべきものである。以上説明のよ
うに、色信号は従来に比べてノーマルバンド、ハイバン
ドとの帯域制限を受けることなく記録されることが可能
となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再生用VTRから送出されるノーマルバンド再生輝度信
号は、記録用VTRのローパスフィルタ19により輝度
信号の高域成分が失われることがなく、記録用VTRで
記録することが可能となる。さらに、再生信号は、再生
時の側帯波を保持したまま記録することができる。従っ
て、これらの信号は従来に比べてよろ高画質のダビング
が可能となる。そして、従来のダビング時に失われてい
た輝度信号成分の高域成分、色信号成分の側帯波成分が
記録側フィルタによて失われずに記録されるので、より
忠実度の高いダビングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例ブロック構成図である。
【図2】図1に示す輝度信号再生処理回路の詳細ブロッ
ク図である。
【図3】従来のダブルデッキVTRの要部ブロック構成
図である。
【符号の説明】
10…記録済みテープ 11…再生ヘッド 12…プリアンプ 13…ハイパスフィルタ 14…輝度信号再生処理回路 15,19,45,46…ローパスフィルタ 16…色信号再生処理回路 17…加算器 20…輝度信号記録処理回路 21,21a…バンドパスフィルタ 22…色信号記録処理回路 23…加算器 24…記録アンプ 25…記憶ヘッド 26…記憶テープ 32,34,43,47…切換スイッチ 40…ノーマルFMイコライザ 41…ハイバンドFMイコライザ 42…ハイバンド検出器 44…FM復調器 50,50a…再生用VTR 51,51a…記録用VTR

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生用VTRと記録用VTRを1つの筐
    体内に配置したダブルデッキビデオテープレコーダにお
    いて、 前記再生用VTRから前記記録用VTRに、輝度信号
    (Y)及び色信号(C)に分離した状態で送出し、かつ
    前記再生用VTR内の輝度信号再生処理回路(14)で
    生成されるハイバンド検出信号(33)を前記記録用V
    TRに送出し、 前記記録用VTRは、輝度信号用のローパスフィルタ
    (19)の出力側に第1の切換手段(32)を設け、前
    記第1の切換手段は前記ローパスフィルタの入力と出力
    を前記ハイバンド検出信号により切り換え可能とし、 前記第1の切換手段を切り換えることにより、ハイバン
    ド時は前記ローパスフィルタの出力を、ノーマルバンド
    時は前記ローパスフィルタの入力を後段の輝度信号記録
    処理回路(20)に出力し、 さらに、前記記録用VTRは、色信号用のバンドパスフ
    ィルタ(21a)の出力側に第2の切換手段(34)を
    設け、前記第2の切換手段は前記バンドパスフィルタの
    入力と出力を前記ハイバンド検出信号により切り換え可
    能とし、 前記第2の切換手段を切り換えることにより、ハイバン
    ド時は前記バンドパスフィルタの出力を、ノーマルバン
    ド時は前記バンドパスフィルタの入力を後段の色信号記
    録処理回路(22)に出力する、 ことを特徴とするダブルデッキビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 前記輝度信号再生処理回路は、再生ヘッ
    ド(11)からの再生信号をハイパスフィルタ(13)
    を経て入力し、前記ハイバンド検出信号を出力するハイ
    バンド検出器(42)を備える請求項1に記載のダブル
    デッキビデオテープレコーダ。
  3. 【請求項3】 前記輝度信号再生処理回路は、再生ヘッ
    ド(11)からの再生信号をハイパスフィルタ(13)
    を経て受けるノーマルバンドイコライザ(40)及びハ
    イバンドイコライザ(41)の両方の出力を切り換える
    第3の切換手段(43)をさらに備え、前記第3の切換
    手段は前記ハイバンド検出信号により、ノーマルバンド
    (L)とハイバンド(H)の切り換えが行われる請求項
    2に記載のダブルデッキビデオテープレコーダ。
  4. 【請求項4】 前記輝度信号再生処理回路は、前記第3
    の切換手段の出力を受けるFM復調器(44)からの出
    力を、第1及び第2のローパスフィルタ(45,46)
    を経て受ける第4の切換手段(47)を備え、前記第4
    の切換手段は前記ハイバンド検出信号により、ノーマル
    バンド(L)とハイバンド(H)の切り換えが行われる
    請求項3に記載のダブルデッキビデオテープレコーダ。
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