JPS60260284A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、搬送色信号低域変換記録方式のビデオテープ
レコーダなどの磁気記録再生装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、ビデオテープレコーダ（以下、ＶＴＲと略称する
）の普及はめざましいが、その大半は搬送色信号低域変
換記録方式により記録再生が行なわれている。従来の記
録再生系のブロック図を第１図（４）　、　（Ｂ）　、
　（Ｃ）に示す。

ここで、１は入力端子、４は混合器、６は記録アンプ、
１３は再生アンプ、１４はバイパスフィルタを示してい
る。第１図（Ａ）は複合映像信号をローパスフィルタ　
（ＬＰＦ）２とバンドパスフィルり（ＢＰＦ）６で輝度
信号と色信号に分離していることを示している。第１図
（Ｂ）は複合映像信号を、くし型フィルり８と、ＬＰＦ
９　、　ＢＰｙｌ　１で輝度信号と色信号に分離してい
ることを示している。

第１図（Ｃ）は再生系を示しておシ、輝度１色信号処理
を経た後、ＬＰＦｌ　６とＢＰＩ？１ｅで帯域制限して
から混合していることを示している。

ここで、ＬＰＦ２の帯域は２〜２．５ＭＩＩＺ程度であ
シ、また、くし型フィルりを用いて帯域を広げた場合で
さえＬＰＦｓの帯域は２．６〜３ＭＨｚ程度でおって、
輝度信号の記録再生帯域は２〜３ＭＨ２がやっとという
のが現状であった。ここで、輝度信号処理系（Ｙ系）３
１１信号処理系（Ｃ系）７の動作説明は周知であるので
省略する。

さて、輝度信号記録再生帯域が２〜ｓＭＨｚがやっとの
状態では輝度信号分離時に３．５８　ＭＨｚの色信号が
輝度信号に漏れ込んだ場合でも、その成分が記録再生さ
れて、ノイズとなるということは起り得なかった。々ぜ
なら、３．６８　ＭＨｚという高い周波数成分は、輝度
信号系では記録再生できないからである。

一方、記録媒体としてメタルテープ等を用いることによ
シ、高品質の再生画を得ることが可能である。この商品
質ＶＴＲでは、ＦＭキャリア周波数を従来に比べ１．ｅ
ｓＭＨｚ程度高域にもってくることができるため、輝度
信号記録再生帯域は大幅に広がり、４ＭＨ２までの記録
再生が可能となる。この場合、記録時の輝度信号と色信
号の分離は、第１図（Ｂ）に示す如く、くし型フィルり
を用いることになる。ここで、もし輝度信号に、除去さ
れなかった３、６８ＭＨ２の色信号成分が混入したとす
ると、それら色信号成分は輝度信号成分とみなされて記
録再生され、再生時に色ノイズの原因となる。つまシ、
輝度信号記録再生帯域が４Ｍ［Ｉｚと伸びたために、従
来では起り得なかった問題が発生することになった。

発明の目的 本発明の目的は、色信号Ｓ／Ｎを改善することを可能に
した磁気記録再生装置を提供することにある。

発明の構成 本発明の磁気記録再生装置は、搬送色信号低域　）変換
記録方式であって、記録もしくは再生時に、カラーバー
ストの存在する期間のみ輝度は号帯域を所定量に制限す
るように構成したものであシ、これによシカラーバース
ト期間のＳ／Ｎすなわち色信号Ｓ／Ｎが改善されること
になる。

実施例の説明 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第２図、第３図、は、本発明の実施例に係る記録系、再
生糸の要部ブロック図を示している。第２図の記録系で
は、従来例第１図中）に比べＬ　Ｐ　Ｆ　２１が追加さ
れ、制御信号ｄによシスイッチＳＷ＋で切換えられるよ
うになっている。

第３図の再生系でもＬＰＦ２４が追加され、制御信号ｄ
によシスイッチＳＷ２で切換えられるようになっている
。ここで各部の動作について第４図の各部の波形を参照
しつつ説明する。

まず、第４図の’１　ｒ　ｂ１＋　Ｃ＋１１　ｅｊは、
本発明を使わない時の第２図のａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅの各
部の波形を示しておシ、’２＋ｂ２＋０２＋ｄ２＋６２
は本発明を使った時の同様の波形である。すべて水平同
期信号付近のみ示している。

従来では、入力映像信号ａ１は、くし型フィルタ２ｏに
よシ分離され、輝度信号ｂ１２色信号Ｃ１となる。ここ
で、輝度信号ｂ１のカラーバーストの位置には、くし型
フィルりで抜けきらなかったカラーバーストｎ１が残っ
ていることを示している。これらの信号が記録再生され
再生映像信号ｅ１と力っだ時、ノイズ成分ｎ１はそのま
ま再生されてｎ２となシ、カラーバーストのＳ／Ｎを劣
化させる原因となる。

本発明では、入力映像信号ａ２は、　くし型フィルタ２
ｏにより分離され、輝度信号ｂ２、色信号Ｃ２と彦る。

ここで、制御信号ｄ２がハイ　レベルの時、スイッチＳ
Ｗ１がＬＰＦ２１側に閉じ、輝度信号帯域を制限するた
め、くし型フィルりで除去しきれなかった色信号成分（
３，５８Ｍ　ｔｌｚ）は完全に除去され、前述したノイ
ズｎ１は発生しない。

ここで、ＬＰＦ２２のカットオフ周波数は、はぼ４ＭＨ
ｚであるのに対し、ＬＰＦ２１は２ＭＨｚ程度でよい。

次に、再生時にＬＰＦ２４　、ＬＰＦ２５とで同様の切
換えを行なうことによシ、記録再生系で発生したノイズ
を軽減することができ、再生映像信号ｅ２のカラーバー
ストのＳ／Ｎが改善されることに力る。

ここで、フィルりの特性を切換える箇所は、記録、再生
系共に行なってもよく、また、いずれか一方でもよい。

また、ＬＰＦの特性を変化させるのでは彦くて、ＨＰＦ
ｌ　４　、ＨＰＦｌ　７のようなＦＭ変調系に挿入され
ているＨＰＦの特性を変化させて、も同等の効果は得ら
れる。つまり、ＨＰＦによシ、ＦＭ変調波の下側帯波を
除去することによシ、上記と同等の効果を実現できる。

また、フィルりの特性を□変化させる方法は、本実施例
で述べた方法以外に種々考えられるのは言うまでもない
。

また、特性切換の制御信号は、水平同期信号を基準とし
て簡単につくれ、種々考えられるが、要はカラーバース
トの存在する期間は切換えが行なわれておればよい。特
に本発明者等がすでに特開昭５８−２１２７８６号等の
出願で提案している如く、カラーバースト期間を広げた
場合、それに伴いこの制御信号も当然床がり、例えば第
４図のｆに示す如くなることは言うまでもなく、本発明
の域を出るものではない。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明の磁気記録再生
装置は、カラーバーストが存在する区間のみ、輝度信号
帯域を制限するために、カラーバーストのＳ／Ｎを改善
することができ、従って色Ｓ／Ｎを改善することができ
る。特に輝度信号帯域が４ＭＢＺ程度ある高品質ＶＴＲ
において、この効果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）　、　（Ｂ）および（Ｃ）は従来例の記録
系および再生系の回路ブロック図、第２図は本発明の一
実施例の記録系ブロック図、第３図は本発明の一実施例
の再生系のブロック図、第４図は同本発明の実施例にお
ける各部信号波形図である。 ＳＷ＋　、ＳＷ２・・・・・・スイッチ、１６・・・・
・・再生系で。工あＭ、Ｍヮ、１．（ア＊）　、２０−
１−０１．＜　Ｌヤ７．）ルり、　２１　．２２，２４
．２５　・・・・・・　ＬＰＦ　（ロ　一パスフィルタ
）、２３・・・・・・記録系での輝度信号処理系（Ｙ系
）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 １ 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）搬送色信号低域変換記録方式の磁気記録再生装置
   であって、記録もしくは再生時に、カラーバーストの存
   在する期間のみ輝度信号帯域を所定量に制限することを
   特徴とする磁気記録再生装置。 □□□）記録時に、くし型フィルりを用いて輝度信号と
   色信号の分離を行々うことを特徴とする特許請求の範囲
   第（１）項記載の磁気記録再生装置。 （３）輝度信号帯域を所定量に制限するために、映像輝
   度信号が通過する低域通過フィルりの特性を変化させる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の磁気
   記録再生装置。 （４）輝度信号帯域を所定量に制限するために、ＦＭ変
   調された輝度信号が通過する高域通過フィル！の特性を
   変化させることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項
   記載の磁気記録再生装置。