JP3681685B2 - 非伸長性裏打ち体を備えた可撓性を有する画像転写ブランケット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体として、主にオフセット印刷システムで使用される画像転写ブランケット構造に関し、更に詳細には、可撓性であり且つ非伸長性の裏打ち体を持つ画像転写ブランケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
オフセット印刷では、回転シリンダはプリンティングプレートで覆われており、このプレートは、通常は、油性インクを受け取り且つ撥水性の陽画領域、及び逆の性質のバックグラウンド領域を有する。プリンティングプレートは、表面がゴムで覆われたインク受け入れプリンティングブランケット(場合によってはプリンターのブランケットとも呼ばれ、又は、広くは画像転写ブランケットと呼ばれる)を持つ第2シリンダとその表面が接触するように回転する。一つの一般的な種類のプリンティングブランケットは、エラストマー製のインク受け入れ面を持つ平らなファブリック強化シートとして製造されたブランケットである。プリンティングプレートの画像面上のインクは、ブランケットの表面に転写され、即ちオフセットされる。次いで、印刷が行われるべき紙又は他の紙料をブランケットでカバーされたシリンダと剛性バックアップシリンダとの間に通し、画像をブランケットの表面から紙に転写する。
【0003】
インクで形成された画像をプレートからブランケットに転写する工程中、及び画像をプリンティングブランケットから紙に転写する工程中、二つの接触面間をぴったりと接触させることが重要である。ブランケットがインクと接触し、このインクをプリンティングプレートから取り出し、インクで形成された画像を紙に適正な深さに転写するように、干渉圧力の正確な量が必要である。これは、通常は、ブランケットでカバーされたシリンダ及び支持シリンダを、これら二つの間の干渉が一定であるように、及びブランケットが作動中に所定深さ、代表的には約0.05mm乃至0.10mm(0.002インチ乃至0.004インチ)まで圧縮されるように接触するように位置決めすることによって達成される。この圧縮状態がブランケットの全面に亘って均等に維持されることが重要である。
【0004】
当該技術分野の現状では、全ての従来のプリンティングブランケットは、最初に張力が加えられて設置されたときに厚さをなくし(即ちゲージ即ち「沈み(sink)」をなくし)、プリンティングシリンダとブランケットで覆われたシリンダとの間のニップ及びブランケットで覆われたシリンダと剛性バックアップシリンダとの間のニップの夫々のところでブランケットが干渉圧力に繰り返し露呈されたときに厚さを更になくす。ブランケットは、ブランケットの衝撃、ブランケット全面の一部の永久的な変形により、又は干渉圧力がブランケットの表面に繰り返し加わることによってブランケットのゲージ(標準寸法)が経時的に徐々に劣化することにより破滅的に破損する場合がある。ブランケットの厚さがプレスの調節限度を越えて減少すると、プリントシリンダからブランケットへの又はブランケットから紙への、又はこれらの両方での関連した画像の転写を行うための印刷圧力が不十分になる。かくして、代表的なブランケットについて、0.05mm乃至0.10mm(0.002インチ乃至0.004インチ)程度の厚さが永久的に失われると、プレスを停止することが必要とされる。幾つかの問題点は、ブランケットが隙間内に「落下する」傾向がある(即ち画像をウェブにオフセットするのに必要な厚さが失われる)ため、シリンダの隙間のところで又は隙間の近くで更に重大である。
【0005】
従来、上文中に説明した所定の干渉は、一つ又はそれ以上の薄い紙層等をブランケットとブランケットシリンダの表面との間に挿入してブランケットの厚さを形成することによって達成される。このプロセスは、ブランケットのパッキング(packing)として周知である。上文中に説明したようにブランケットのゲージ損がひとたび所定量に達した場合には、追加の厚さをブランケットの下に供給しなければならない。これには、プレスの停止、ブランケット及び元のパッキングの取り外し、再パッキング、及び次いでブランケットの再取り付け及び張力を再度加えることが含まれる。
【0006】
しかしながら、パッキングプロセスは、時間がかかり、プリンティング装置の停止時間が長くなるという点で問題がある。代表的には、プレスの停止時間は、1時間当り数百ドルから数千ドル以上の費用に値する。ブランケットのパック又は再パックには30分以上を要する。最適に設定するためにシステムを再チューニングする場合には更に時間がかかる。更に、パッキング紙は、シリンダにひとたび位置決めされると、摺動し、スリップし、及び/又は折畳まれてブランケット表面を不均等にする傾向があり、印刷の結果がうまくいかなくなる。
【0007】
パックブランケットと関連した問題点の幾つかをなくすため、プレスのオペレータ、特に新たなプレスのオペレータは、パッキングを必要としないブランケットを使用した。ブランケットをパックする必要なしに干渉を一定にするため、いわゆる「パック無し(no pack)」ブランケットが開発されてきた。パック無しブランケットは、ブランケットシリンダ上に正確な干渉量で直接設置できるように非常に正確なゲージに製造される。これらのブランケットは、ブランケットの下にパッキング紙を位置決めする必要がない一部品構造の利点を有する。これにより、古いブランケットを取り外して新たなブランケットと交換する場合のプリンティング装置の停止時間が短くなる。
【0008】
幾つかのパック無しブランケットは、多くのプリンティングブランケットと同様に、通常は、ブランケットの寸法的安定性を与えるベース材料を含む。織製ファブリック(すなわち、織布)が好ましい。ベースは、代表的には、互いに貼り合わせたこのようなファブリックでできた二つ又はそれ以上の層を含む。インクと接触するブランケットの作用面は、代表的には、一つ又はそれ以上のベース層上に加えた天然ゴム又は合成ゴムでできたエラストマー層である。ベース層及び作用面は、適当な接着剤を使用して互いに積層される。この場合も、このようなブランケットは、初期張力時及び設置時に幾らかのゲージ損を呈し、使用中に厚さを経時的に失う。しかしながら、パック無しブランケットでのゲージ(厚さ)損がプレス調節の限度を越えると、ブランケットは使用不能となり、新たなブランケットと交換しなければならない。
【0009】
オフセット印刷の重要な目的は、製造を最大にするためにプリンティングプレスの作動速度を高めることである。代表的には、従来の平らなプリンティングブランケットは、端部をブランケットシリンダの比較的広幅の隙間即ち溝に取り付けて固定できるように製造される。隙間は軸線方向に延び、ブランケットの前縁及び後縁が隙間に挿入され、ロックアップ機構及びクランプを含む多くの技術のうちの任意の技術で固定される。代表的には、ブランケットの前縁及び後縁は、ブランケット端部を補剛し、ロックアップ機構へのブランケットの挿入を容易にするため、ブランケットバーとして公知の金属ストリップで全体に強化されている。
【0010】
しかしながら、ブランケットシリンダに隙間が必要とされるため、シリンダの速度が上昇した場合、シリンダがアンバランスになる(即ち重量の分配が不均等である)ため、及びブランケット自体に大きな応力が加わるため、問題が生じる。これによりブランケットに振動及び衝撃負荷が加わり、印刷の品質が低下する。最近の高速プレスでは、(「ミニ隙間(mini−gap)」)プレスとして公知の小さな隙間をブランケットシリンダに設けることによってこれらの問題に対処している。かくして、シリンダ隙間をできるだけ狭幅にすることによって衝撃負荷を減少できる。従来の、即ちファブリックで裏打ちしたブランケットで使用するためのシリンダ隙間の幅は、約5mm乃至約10mmである。狭幅隙間ブランケットシリンダに対する必要を満たすため、新たな種類のプリンティングブランケットが開発された。このようなブランケットは、当該技術分野において、薄い金属製シートに載止し且つこの金属製シートによって支持される金属裏打ちブランケット(例えば、ピンクストン等の国際特許出願第WO93/01003号を参照されたい)として公知である。金属裏打ちブランケットは、幅が3mm以下の隙間を持つシリンダに取り付けることができる。このような非常に狭幅の隙間を持つブランケットシリンダは、高速で、衝撃負荷の発生を少なくして作動できる。このような狭幅の隙間を持つシリンダの別の利点は、プリントを狭幅の隙間まで延長できるため、印刷時に無駄になるウェブ領域が少ないということである。
【0011】
金属裏打ちプリンティングブランケットは、代表的には、薄く平らで可撓性の金属シートでできたベース層及びゴム等のエラストマーでできた上層を含む。他の層は、ベース層と上層との間に挟まれており、ファブリック等の材料で形成されており、挟んだ後にこれらの多数の層を互いに積層する。このようなブランケットの厚さは、通常は約2mmであり、そのうち約0.20mmが金属ベースプレートの厚さである。KBA社(ドイツ国フランケンサルのコーニング・アンド・バウアー−アルベルトAG)が製造販売している金属裏打ちブランケットの一つの形体は、シリンダ隙間に挿入されるようになった前縁及び後縁のところに露呈された小さな金属ストリップを有する。例えば、パシュネラット等の米国特許第5,687,648号及び米国特許第5,934,194号を参照されたい。更に、カステッリ等の米国特許第5,749,298号を参照されたい。
【0012】
金属製縁部の厚さがブランケットの残りの部分の厚さよりも遙かに小さいため、従来のブランケットの厚さを受け入れるのに必要な隙間よりも遙かに狭幅のシリンダ隙間にこれらの縁部を挿入できる。しかしながら、金属裏打ちブランケットにはそれ独自の問題点がある。これらの問題点には、印刷作業中にブランケットが引き出されることがないようにする様々なロックアップ機構に対する必要が含まれる(即ち、ロックアップ機構によりブランケット端部が隙間から外れないようにする)。更に、これらの金属裏打ちブランケットを従来のプレスで使用することは不可能であった。これは、現在のブランケットシリンダに設けられた従来のロックアップ機構に金属端が固定されないためである。
【0013】
同延の金属ベース層を従来のファブリック強化プリンティングブランケットに単に追加することは実際的ではない。これは、結果的に得られたブランケットが、ブランケットシリンダへの取り付け及びブランケットシリンダ上で張力を適正に加えることが極めて困難になるためである。これは、追加の金属、特にブランケットの前縁及び後縁に設けられた金属の可撓性が比較的小さく、シリンダ隙間に入れるのが困難であり、ブランケット全体をブランケットシリンダの周囲に固定的に巻き付けるのが困難であるためである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
従って、当該技術分野には、その使用寿命に亘ってゲージ損に抗する画像転写ブランケットに対する必要が残っている。このようなブランケットは、プレスオペレータについての費用がかかる停止時間を短くし、作動中に必要とされる調節の回数を少なくする。更に、当該技術分野では、改装により現在のオフセットプレスに設けることができる画像転写ブランケットに対する必要が未だに残っている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来のブランケットシリンダへの取り付けが容易であり、パッキングを必要とせず(しかしパッキングとともに使用することができ)、作動中に張力を再度加える必要がなく、従来のファブリック強化ブランケットよりも良好に隙間に対してプリントする、非伸長性裏打ち体を持つ、可撓性画像転写ブランケットを提供することによってこれらの必要を満たす。「非伸長性」という用語は、画像転写ブランケットの取り付けで代表的に使用される張力(即ち、画像転写ブランケット用の代表的なロックアップ機構には、2.7Nm乃至162Nm(2ft−lbs乃至120ft−lbs)のトルク力が加わり、17.8kg/cm乃至45kg/cm(100ポンド/線インチ乃至250ポンド/線インチ)の張力が加わる)の作用で伸長しない材料を意味する。比較すると、代表的なファブリック強化画像転写ブランケットは、従来の張力が加わったとき、画像転写ブランケットの構造に応じて、それらの初期長さの1.25%乃至2.5%伸長する。本発明の画像転写ブランケットは、ウェブ供給式プレス及びシート供給式プレスで使用するのに適している。
【0016】
本発明の一つの特徴によれば、ブランケットシリンダに取り付けられるようになった画像転写ブランケットが提供され、この画像転写ブランケットは、第1及び第2の端部を有し、これらの第1及び第2の端部のうちの少なくとも一方がブランケットシリンダの軸線方向に延びる隙間に挿入されるようになっている。画像転写ブランケットは、画像転写表面層、少なくとも一つの織製ファブリックプライ、及び非伸長性ベース層を含む。少なくとも一つの織製ファブリックプライは、経糸としての縦方向繊維及び緯糸としての横方向繊維の両方を含み、横方向繊維は、画像転写ブランケットがブランケットシリンダに取り付けられたときに横方向繊維がブランケットシリンダを中心とした周方向に延びるように配向されている。「縦方向繊維」という用語は、長さ方向に延び、織機又は他の製織装置で張力が加えられる繊維を意味する。「横方向繊維」という用語は、ファブリックの縦方向繊維の周囲に織り込まれる繊維を意味する。横方向繊維は、更に、当該技術分野において、ピック、フィル、又はウーフ繊維として公知である。本明細書中で使用されているように、繊維及びヤーンという用語は相互交換的に使用され、繊維は一本の繊維並びに多繊維束の両方に関する。ファブリックプライの縦方向繊維と横方向繊維とをこのように配向することによって、即ち画像転写ブランケットの取り付け時に横方向繊維がブランケットシリンダの周囲に配向されるようにすることによって、横方向繊維には、画像転写ブランケットの他の層をいずれかの方向に曲げるための可撓性を提供するのに十分な延びが残る。
【0017】
好ましくは、画像転写ブランケットは、画像転写ブランケットの少なくとも一端に固定された少なくとも一つのブランケットバーを含む。ブランケットバーは、画像転写ブランケットをシリンダに取り付けるときに画像転写ブランケットの一端又は両端をブランケットシリンダの軸線方向に延びる隙間に固定するのに使用される。本発明の好ましい実施例は、画像転写ブランケット構造中に少なくとも二つの織製ファブリック層を含み、これらの織製ファブリック層のうちの少なくとも一方、及び好ましくはこれらの織製ファブリック層のうちの両方は、画像転写ブランケットをブランケットシリンダに取り付けたときに横方向繊維がブランケットシリンダを中心とした周方向に延びるように配向される。
【0018】
非伸長性ベース層は、金属、この金属の合金、合成ポリマー樹脂、及び繊維強化合成ポリマー樹脂からなる群から選択される。好ましい非伸長性ベース層材料には、鋼、ポリエステル、又はガラス繊維強化ポリマー樹脂が含まれる。画像転写ブランケット構造は、随意であるが、圧縮性層を含んでもよい。
【0019】
本発明によれば、画像転写ブランケットは、ブランケットシリンダ上への画像転写ブランケットの取り付け及び固定を補助する多くの特徴を含んでもよい。例えば、非伸長性ベース層は、少なくともその一端が画像転写表面層及び織製ファブリックプライを越えて延びてもよい。画像転写ブランケットの少なくとも一端を越えて延びる非伸長性層の部分は、このような部分がブランケットシリンダの軸線方向に延びる隙間に挿入されるように曲げられていてもよい。更に、非伸長性層のこのような部分には、ブランケットバーが固定されていてもよい。
【0020】
別の態様では、画像転写表面層及び織製ファブリックプライは、少なくともその一端が非伸長性ベース層を越えて延びていてもよい。この場合、織製ファブリックプライは、当該技術分野で公知の従来のロックアップ機構を使用してブランケットシリンダの隙間内に固定される。
【0021】
本発明の別の実施例では、耐衝撃性画像転写ブランケットが提供される。この耐衝撃性画像転写ブランケットは、画像転写表面層、少なくとも一つの織製ファブリックプライ、及び非伸長性ベース層を含む。少なくとも一つの織製ファブリックプライは、エラストマー配合物(又はエラストマー組成物)で含浸され、縦方向繊維及び横方向繊維を含み、横方向繊維は、画像転写ブランケットをブランケットシリンダに取り付けたとき、ブランケットシリンダを中心とした周方向に延びるように配向される。エラストマー配合物(又はエラストマー組成物)は、縦方向繊維と横方向繊維との間の隙間の空気を除去し、印刷中に遭遇する圧縮力が加わったときに画像転写ブランケット表面が沈まないようにする。
【0022】
従って、本発明の特徴は、使用寿命に亘ってゲージ損に抗する画像転写ブランケットを提供することである。本発明の別の特徴は、プレスオペレータについての費用がかかる停止時間を短くし、作動中に必要とされるプレスの調節回数を少なくする画像転写ブランケットを提供することである。本発明の別の特徴は、現在のオフセットプレスに後付けできる画像転写ブランケットを提供することである。本発明のこれらの及び他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明、添付図面、及び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【0023】
本発明は、非限定的例として提供する添付図面を参照することによって更に容易に理解されるであろう。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は、ブランケットシリンダ12及びこのブランケットシリンダに取り付けられた画像転写ブランケット15を含む代表的なオフセット印刷装置10の一部を概略に示す。ブランケットシリンダ12は、軸線方向に延びる隙間16を含む。軸線方向に延びる隙間16は、第1の縁部11と第2の縁部13とを備えている。第1の縁部11と第2の縁部13は、幅W(図2参照)を持つ隙間を形成する。画像転写ブランケット15は、複数の層又はプライ14を含む(複数の層又はプライ14の様々な実施例が、図3、図4、及び図5に詳細に示されている)。これらの層又はプライ14は、下側の非伸長性ベース層20に固定されている。
【0025】
図2は、一実施例に係る画像転写ブランケット15の隙間16の領域の拡大図である。この実施例では、非伸長性ベース層20の前縁(すなわち、前端部)及び後縁(すなわち、後端部)22が、他のプライ14の長さを越えて延びており、画像転写ブランケット15をブランケットシリンダ12に固定するため、端部22が隙間16内に挿入されるように曲げられている。図2に示すように、端部22は、画像転写ブランケットの残りの部分に対して約90°の角度で曲げられている。しかしながら、この角度は、隙間16の大きさ及び配向に応じて変化する。代表的には、この角度は、約45°乃至約135°で変化する。画像転写ブランケットの端部は、製造時に予め曲げてあってもよいし、設置時に曲げてもよい。
【0026】
図15は、図2に図示した実施例と同様の本発明の別の実施例を示す。この別実施例では、同様の部材には同じ参照番号が附してある。しかしながら、図15に示す実施例では、ファブリックプライ及びポリマープライ14が少なくとも部分的に隙間16内に延びている。この実施例では、ファブリックプライ及びポリマープライは、これらのプライを切ったり割ったりすることなく隙間内に曲げることができるように選択され且つ構成されるということは理解されよう。この実施例でも、端部22は、画像転写ブランケットの残りの部分に対して約90°で曲げられた状態で示してあるが、この角度は隙間16の大きさ及び配向に応じて変化してもよいということは理解されよう。代表的には、この角度は、約45°乃至約135°の間で変化する。この実施例でも、画像転写ブランケットの端部は製造時に予め曲げてあってもよいし、設置時に曲げてもよい。
【0027】
次に図3を参照すると、この図には、一実施例に係る画像転写ブランケット15の構成要素の更に詳細な断面図が示してある。プライ14は、織製ファブリックプライ(換言すれば、織布からなるプライ、すなわち、織布からなる層)30を含むのがよい。織製ファブリックプライの第1の側部は、非伸長性ベース層20に接着剤32で固定されている。プライ14は、更に、織製ファブリックプライ30の第1側部とは反対側の第2側部に配置された随意の圧縮性層34と、この圧縮性層34の第2側部に取り付けられた第2の織製ファブリックプライ36とを含む。画像転写ブランケット15の外面は、好ましくは、織製ファブリックプライ36に取り付けられたエラストマー画像転写表面層38を含む。好ましくは、画像転写ブランケットの全体としての厚さは、約17.5mm乃至23.0mm(0.070インチ乃至0.90インチ)である。
【0028】
プライ14は、図2に示すように、隙間16の縁部11及び13のところで終端する。しかしながら、プライ14は、画像転写作業中に遭遇する流体が画像転写ブランケット15のプライ14に浸入してこれらのプライを剥離することがないように縁部11及び13のところに縁部処理を施すことができる。このような縁部処理は、当該技術分野で周知の従来のブランケットシーラーを使用して行うことができる。
【0029】
非伸長性ベース層20は、可撓性であるが非伸長性の材料でできている。好ましくは、非伸長性ベース層20は、金属、合金、合成ポリマー樹脂、及び繊維強化合成ポリマー樹脂のうちから選択される。このような強化繊維としては、ガラス、カーボン、天然材料(例えば綿)、及び合成材料(例えばアラミド、ポリエステル)が挙げられる。非伸長性ベース層20用の好ましい材料には、商業的に容易に入手できる厚さが0.15mm乃至0.25mm(0.006インチ乃至0.010インチ)のステンレス鋼が含まれる。別の態様では、非伸長性ベース層20はポリエステル樹脂を含んでもよい。非伸長性ベース層20の厚さは、好ましくは0.1mm乃至0.4mmの範囲内にあり、最も好ましくは0.2mm乃至0.3mmである。しかしながら、好ましい厚さは、所与のベース材料の可撓性に応じて変化し、ここに述べた範囲を幾分上下するということは当業者には理解されよう。
【0030】
接着剤32の厚さは、好ましくは、約0.025mm乃至0.2mm(0.001インチ乃至0.008インチ)である。接着剤32は、塗布後に高温に加熱してその接着性を活性化することができるポリエステルホットメルトフィルム材料でできている。接着剤32は任意の接着剤から構成できるが、好ましくは、様々な供給源から商業的に入手できるポリエステルを基材としたホットメルト接着剤でできている。例えば、好ましい接着剤32は、ホットメルトフィルムの形態のエチレン及び酢酸ビニル(ビニルアセテート)の改質コポリマーでできていてもよい。
【0031】
織製ファブリックプライ30は、その厚さを調節するため、一部又は全部を研削できる。織製ファブリックプライ30及び36の夫々の厚さは、好ましくは、0.15mm乃至0.4mm(0.008インチ乃至0.016インチ)の範囲内にあり、最も好ましくは0.28mm(0.011インチ)である。織製ファブリックプライ30並びに織製ファブリックプライ36は、縦方向の及び横方向の繊維又はヤーンを有する、綿製の又は合成繊維製のヤーン又は繊維から織製されたファブリックから構成されている。本発明で使用するための一つの好ましいファブリックは、正方形の織製ファブリック(すなわち、織布)である。その正方形の織製ファブリックにおいて、縦方向のヤーンは綿(例えば、ピマ綿等)製であり、横方向のヤーンはポリエステル(スパンポリエステル等)製となっている。ファブリックは、縦方向のヤーンの長さに沿って単一の方向に予め延伸してあり、そのため、画像転写ブランケットの製造で使用されるファブリックはその方向でこれ以上ほとんど又は全く伸長しない。
【0032】
図示のように、織製ファブリックプライ30及び36のいずれか又は両方は、画像転写ブランケット構造において、画像転写ブランケットをブランケットシリンダ12に取り付けたとき、横方向繊維がブランケットシリンダを中心とした周方向に延びるように配向されている。この配向は、ブランケットの従来のファブリックプライの配向(画像転写ブランケットがブランケットシリンダ上に取り付けられた場合)から90°だけずれており、非伸長性ベース層20に必要な可撓性を提供する。従来のブランケット構造では、二つの織製ファブリックプライをブランケットの強化ベースプライとして結合するのが一般的である。このような構造は、ブランケットのいずれの方向での撓み及び曲げに抵抗する。このような構造は、非伸長性ベース層と組み合わせた場合、曲げて従来のブランケットシリンダに設置するのが困難である。
【0033】
圧縮性層34に関し、他のプライに対して適合性のある任意の既知の圧縮性材料又は弾性性材料を、本発明に従って使用できる。好ましい圧縮性層34は、ニトリル及びクロロプレンを基材としたゴムの混合物を含み、かかるゴムの混合物は、適当な強度及び圧縮性を提供する穴密度を有する。圧縮性層34は、連続気泡フォーム(連続気泡発泡体)又は独立気泡フォーム(独立気泡発泡体)のいずれかで構成することができるが、独立気泡フォームが好ましい。適当な圧縮性層材料及びそれらの製造方法には、ミードウに付与された一般譲渡された米国特許第4,548,858号に開示の材料が含まれる。
【0034】
別の変形例では、水和硫酸マグネシウム等の適当な塩をゴム等のポリマー材料と混合した後に硬化させ、塩を滲出させてゴムにキャビティを形成することによってクッション層を形成してもよい。このようなプロセスは、ヘイレン等に付与された一般譲渡された米国特許第3,928,521号に開示されている。
クッション層の更に別の形成方法は、ガヴォロスキに賦与された米国特許第4,770,928号に記載されているように、エラストマー母材にマイクロカプセルを組み込む工程、及びこれらのマイクロカプセルを低温部分加硫工程で定着する工程を含む。好ましくは、圧縮性層34の厚さは、0.56mm乃至0.67mm(0.022インチ乃至0.026インチ)であり、最も好ましくは0.62mm(0.245インチ)である。この厚さは、従来の画像転写ブランケットの代表的な圧縮性層の厚さの約2倍である。
【0035】
最後に、エラストマー画像転写表面層38が、画像転写ブランケット15用の画像転写面を提供する。画像転写表面層38の表面は、画像転写ブランケットの最終ゲージ厚を提供するように研削できる。画像転写表面層38の製造で使用するのに適した材料には、ブチルゴム、EPDMゴム、ニトリルゴム、天然ゴム、ネオプレンゴム、ニトリル及びポリ塩化ビニルの混合物、ポリウレタン、及び合成ゴム等の多くの様々なポリマーが挙げられる。
【0036】
好ましい材料及びこれらの材料の夫々の厚さは、本発明から逸脱することなく変化させることができ、代替できるということは当業者には理解されよう。例えば、追加の接着剤、下塗剤、定着媒体、及び追加の層を、必要に応じて、及び当該技術分野で通常行われているように画像転写ブランケット構造に設けることができる。
【0037】
プライ14を非伸長性ベース層20に固定するための好ましい方法は、先ず最初にベース層20の表面からオイル等の汚染物を除去した後、表面が再び汚染しないようにする下塗剤を塗布し、接着剤フィルム材料32を結合する性能を高めることである。接着剤フィルム材料32、好ましくは、上文中に説明したようにホットメルトポリエステル材料を、織製ファブリックプライ30と非伸長性ベース層20との間に挟む。しかしながら、接着剤フィルム層の「下塗り」を提供するように、非伸長性ベース層20が接着されたファブリックプライ30の側部に、ポリエステル材料の初期層を加えることができるということは理解されるべきである。その後、プライ14及び非伸長性ベース層20を加熱した後、冷却して、接着剤フィルム材料32を硬化させ、かくしてプライ14を非伸長性ベース層20に接着剤で固定し、これにより好ましい画像転写ブランケット構造15が得られる。
【0038】
図4に示す本発明の別の実施例では、同様の部材に同じ参照番号が附してある。画像転写ブランケット15は、画像転写表面層38、織製ファブリックプライ36、及び非伸長性裏打ち層20を含む簡単な構造を有する。この実施例でも、織製ファブリックプライ36の縦方向繊維及び横方向繊維は、横方向繊維がブランケットシリンダ12を中心として周囲延びるように配向されている。図5に示す本発明の更に別の実施例では、耐衝撃性(smash−resistant)ブランケット構造が示してある。このような耐衝撃性ブランケットは、画像転写表面層38と、非伸長性ベース層20に接着した二つの織製ファブリックプライ36及び30とを含む。本発明のこの実施例では、織製ファブリックプライの一方又は両方にエラストマー組成物(エラストマー配合物)を含浸し、これにより縦方向繊維と横方向繊維との間の隙間から空気を追い出す。これにより、印刷中に遭遇する圧縮力が加わったときに耐衝撃性ブランケット表面が沈まないようにする。ファブリックプライを含浸するための好ましい方法は、マックリーン等に付与された一般譲渡された米国特許第5,498,470号に教示されている。
【0039】
本発明の画像転写ブランケットは、ブランケットシリンダ12に多くの方法で固定できる。図6乃至図13は幾つかの変形例を示す。図6を参照すると、図6は、図1の画像転写ブランケットの別の実施例の一部の拡大図であり、ブランケットシリンダと、画像転写ブランケットの両端が取り付けられる軸線方向に延びる隙間とが、さらに詳細に示されている。図示のように、画像転写ブランケット15が、ブランケットシリンダ12に取り付けられている。ブランケットシリンダ12は、角度をなした一対のチャンネル52、54を持つ軸線方向に延びる隙間50を含む。画像転写ブランケット15は、非伸長性ベース層20上に複数のプライ14を含む。画像転写ブランケット15は、第1端部22と、第2の端部22’とを含む。図6でわかるように、画像転写ブランケット15は、第1及び第2の端部22及び22’がブランケットシリンダ12の縁部のところで内方に隙間50内に曲げられるように、ブランケットシリンダ12上に位置決めされている。端部22及び22’は、角度をなしたチャンネル52及び54内に延び、ブランケットシリンダ12の外面に関して実質的に135°の角度でこれらのチャンネル内に内方に曲げられる。この場合も、本発明から逸脱することなく他の角度を使用できるということは理解されるべきである。
【0040】
次に図7を参照すると、画像転写ブランケット用のロックアップ機構(換言すれば、固定機構)の別の態様の拡大概略側面図が示してある。図示のように、画像転写ブランケット15は、ダブルリール式のロックアップ機構を使用して、ブランケットシリンダ12に取り付けられる。この機構は、ブランケットシリンダ12の隙間の両側に配置された一対の回転可能な円柱状のロック60及び62を含む。これらのロックは、スロット64及び66を夫々有する。画像転写ブランケット15は、ブランケットバー68及び70を含み、これらのブランケットバーは画像転写ブランケット15のいずれかの端部に固定されている。ブランケットバー68及び70をスロット64及び66に挿入した後、ロックを矢印が示す方向に回転し、画像転写ブランケットを所定位置に係止する。
【0041】
図8は、本発明の別の実施例である、画像転写ブランケット用の単一リール式のロックアップ機構を示す拡大概略側面図である。図示のように、画像転写ブランケット15は、ロックアップ機構を使用してブランケットシリンダ12に取り付けられる。この機構は、スロット64を備えた回転可能の円柱状のロック60を含む。ブランケットシリンダ12の隙間の反対側には、窪みを持つ押縁72が設けられている。画像転写ブランケット15は、ブランケットバー68及び70を含み、これらのバーは画像転写ブランケット15のいずれかの側部に固定されている。ブランケットバー68及び70をスロット64及び押縁72に挿入した後、ロックを矢印で示す方向に回転し、画像転写ブランケットを所定位置に係止する。
【0042】
図9乃至図14は、画像転写ブランケット15の端部に対する様々なブランケットバー処理を示す。当該技術分野で公知のように、画像転写ブランケットに設けられるブランケットバーの形状は、多くの要因で決まる。かかる要因としては、プレスの種類、ブランケットシリンダの種類、ロックアップ機構の種類、及び画像転写ブランケットの端部の形状が挙げられる。代表的には、ブランケットバーは細長いV形金属片であり、横方向に延びる第1及び第2の脚部を有する。画像転写ブランケットの端部をブランケットバーの脚部間の隙間に挿入し、これらの脚部を互いに圧縮して、画像転写ブランケットの端部を把持する。ブランケットバーの脚部の表面には、使用中にブランケットの端部が外れないようにブランケットの端部でのブランケットバーの把持を高めるように作用する、凹凸が設けられた領域、歯、切欠き領域等が含まれていてもよい。
【0043】
図9は、画像転写ブランケット15の端部に固定されるブランケットバー80の一実施例の概略側面図である。図示のように、画像転写ブランケット15は、下側の非伸長性ベース層20に固定されたポリマー層及びファブリック層(すなわち、ポリマー−ファブリック層)14を含む。非伸長性ベース層20は、ポリマー−ファブリック層(すなわち、ポリマー−ファブリックプライ)14の端部を越えて延び、ブランケットバー80に固定されている。ブランケットバー80は、横方向に延びる第1及び第2の脚部90、92を含み、これらの脚部は互いに圧縮されてブランケットを把持する。
【0044】
図10は、画像転写ブランケット15の端部に固定されたブランケットバー88の別の実施例の概略側面図である。図示のように、ブランケット15は、下側の非伸長性ベース層20に固定されたポリマー層及びファブリック層(すなわち、ポリマー−ファブリック層)14を含む。非伸長性ベース層20は、ポリマー−ファブリック層(すなわち、ポリマー−ファブリックプライ)14の端部を越えて延び、ブランケットバー88に固定されている。しかしながら、図9に示す実施例と比較すると、図10の実施例では、ブランケットバー88がポリマー−ファブリック層14の端部に当接している。
【0045】
図11は、画像転写ブランケット15の端部に固定されたブランケットバー82の更に別の実施例の概略側面図である。図示のように、この実施例では、ブランケット15は、下側の非伸長性ベース層20に固定されたポリマー層及びファブリック層(すなわち、ポリマー−ファブリック層)14を含む。非伸長性ベース層20は、ポリマー−ファブリック層14の端部を越えて延び、ブランケットバー82に固定される。この固定は、この実施例では接着剤83によって行われる。この実施例では、ブランケットバー82は、単なる細長い金属ストリップであり、その一方の側部が非伸長性ベース層20に固定される。
【0046】
図14もまた、図11に示す実施例と同様の本発明の別の実施例の概略側面図であり、ここでは、同様のエレメントに同じ参照番号が附してある。しかしながら、図14の実施例では、非伸長性ベース層20が、層すなわちプライ14の端部と同延であり、ブランケットバー82に接着剤83によって固定されている。この実施例では、ブランケットバー82は、一方の側部が非伸長性ベース層20に固定された単なる細長い金属ストリップである。
【0047】
図12は、画像転写ブランケット15の端部に固定されたブランケットバー84の更に別の実施例の概略側面図である。図示のように、この実施例では、画像転送ブランケット15は、下側の非伸長性ベース層20に固定されたポリマー層及びファブリック層(すなわち、ポリマー−ファブリック層)14を含む。ポリマー−ファブリック層(すなわち、ポリマー−ファブリックプライ)14は、伸長性ベース層20の端部を越えて延び、ブランケットバー84に固定されている。
【0048】
図13は、画像転写ブランケット15の端部に固定されたブランケットバー86の更に別の実施例の概略側面図である。図示のように、この実施例では、画像転送ブランケット15は、下側の非伸長性ベース層20に固定されたポリマー層及びファブリック層(すなわち、ポリマー−ファブリック層)14を含む。ポリマー−ファブリック層(すなわち、ポリマー−ファブリックプライ)14及び伸長性ベース層20は同延であり、ブランケットの端部はブランケットバー86に固定されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、ブランケットシリンダに取り付けられた本発明の画像転写ブランケットの一実施例の概略側面図である。
【図2】 図2は、ブランケットシリンダと、画像転写ブランケットの端部が取り付けられる軸線方向に延びる隙間とを更に詳細に示す、図1の画像転写ブランケットの一部の拡大図である。
【図3】 図3は、本発明の画像転写ブランケットの一実施例の図1の3−3線に沿った部分側断面図である。
【図4】 図4は、本発明の画像転写ブランケットの別の実施例の部分側断面図である。
【図5】 図5は、本発明の画像転写ブランケットの更に別の実施例の部分側断面図である。
【図6】 図6は、ブランケットシリンダと、画像転写ブランケットの両端が取り付けられる軸線方向に延びる隙間とを更に詳細に示す、図1の画像転写ブランケットの別の実施例の一部の拡大図である。
【図7】 図7は、画像転写ブランケット用のロックアップ機構の別の態様の拡大概略側面図である。
【図8】 図8は、画像転写ブランケット用のロックアップ機構の更に別の態様の拡大概略側面図である。
【図9】 図9は、画像転写ブランケットの端部に固定されたブランケットバーの一実施例の概略側面図である。
【図10】 図10は、画像転写ブランケットの端部に固定されたブランケットバーの別の実施例の概略側面図である。
【図11】 図11は、画像転写ブランケットの端部に固定されたブランケットバーの別の実施例の概略側面図である。
【図12】 図12は、画像転写ブランケットの端部に固定されたブランケットバーの更に別の実施例の概略側面図である。
【図13】 図13は、画像転写ブランケットの端部に固定されたブランケットバーの更に別の実施例の概略側面図である。
【図14】 図14は、画像転写ブランケットの端部に固定されたブランケットバーの更に別の実施例の概略側面図である。
【図15】 図15は、ブランケットシリンダに取り付けられた画像転写ブランケットの他の実施例の拡大側面図である。
【符号の説明】
10 オフセット印刷装置
11 縁部
12 ブランケットシリンダ
13 縁部
14 プライ
15 画像転写ブランケット
16 隙間
20 非伸長性ベース層
Claims (19)
- 軸線方向に延びる隙間(16)を含むブランケットシリンダ(12)に取り付けることができる画像転写ブランケット(15)において、
前記画像転写ブランケットは第1及び第2の端部(22)を有し、
これらの第1及び第2の端部のうちの少なくとも一方が、前記ブランケットシリンダの前記軸線方向に延びる隙間に挿入できるようになっており、
前記画像転写ブランケットは、画像転写表面層(38)、少なくとも一つの織製ファブリックプライ(36)、及び非伸長性ベース層(20)を含み、
前記少なくとも一つの織製ファブリックプライは、縦方向繊維及び横方向繊維を含み、
前記横方向繊維は、前記画像転写ブランケットが前記ブランケットシリンダに取り付けられたときに前記横方向繊維が前記ブランケットシリンダを中心とした周方向に延びるように配向されている、画像転写ブランケット。 - 請求項1に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記画像転写ブランケットの少なくとも一端に固定された少なくとも一つのブランケットバー(68)を更に含む、画像転写ブランケット。 - 請求項1に記載の画像転写ブランケットにおいて、
少なくとも二つの織製ファブリック層(36、30)を含み、
これらの織製ファブリック層のうちの少なくとも一方は、前記画像転写ブランケットが前記ブランケットシリンダに取り付けられたときに前記横方向繊維が前記ブランケットシリンダを中心とした周方向に延びるように配向されている、画像転写ブランケット。 - 請求項3に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記少なくとも二つの織製ファブリック層は、前記画像転写ブランケットが前記ブランケットシリンダに取り付けられたときに、前記織製ファブリック層の各々の前記横方向繊維が前記ブランケットシリンダを中心とした周方向に延びるように配向されている、画像転写ブランケット。 - 請求項1に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記非伸長性ベース層(20)は、金属及びその合金、合成ポリマー樹脂、及び繊維強化合成ポリマー樹脂からなる群から選択される、画像転写ブランケット。 - 請求項5に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記非伸長性ベース層は鋼を含む、画像転写ブランケット。 - 請求項5に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記非伸長性ベース層はポリエステルを含む、画像転写ブランケット。 - 請求項5に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記非伸長性ベース層は、ガラス繊維、カーボン繊維、天然繊維、及び合成繊維からなる群から選択された繊維で強化されたポリマー樹脂を含む、画像転写ブランケット。 - 請求項8に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記繊維はカーボン繊維を含む、画像転写ブランケット。 - 請求項1に記載の画像転写ブランケットにおいて、
圧縮性層(34)を含む、画像転写ブランケット。 - 請求項10に記載の画像転写ブランケットにおいて、
少なくとも一つの織製繊維プライ(36)が、前記画像転写表面層(38)と前記圧縮性層(34)との間に位置決めされている、画像転写ブランケット。 - 請求項11に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記圧縮性層(34)と前記非伸長性ベース層(20)との間に位置決めされた第2織製プライ(30)を含む、画像転写ブランケット。 - 請求項1に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記非伸長性ベース層(20)は、少なくともその一端が前記画像転写表面層(38)及び前記織製ファブリックプライ(36)を越えて延びる、画像転写ブランケット。 - 請求項13に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記画像転写ブランケットの少なくとも一端を越えて延びる前記非伸長性ベース層の部分(22)は、このような部分が前記ブランケットシリンダの前記軸線方向に延びる隙間に挿入されるように曲げることができる、画像転写ブランケット。 - 請求項13に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記画像転写ブランケットの少なくとも一端を越えて延びる前記非伸長性ベース層の部分には、ブランケットバー(80)が固定されている、画像転写ブランケット。 - 請求項15に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記ブランケットバー(80)は、横方向に延びる第1及び第2の脚部(90、92)を持つ金属ストリップを含む、画像転写ブランケット。 - 請求項1に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記画像転写表面層(38)及び前記織製ファブリックプライ(36)は、その少なくとも一方の端部が前記非伸長性ベース層(20)を越えて延びる、画像転写ブランケット。 - 請求項17に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記非伸長性ベース層を越えて延びる前記画像転写層及び前記織製ファブリックプライの部分には、ブランケットバー(84)が固定されている、画像転写ブランケット。 - 請求項1に記載の画像転写ブランケットにおいて、
前記少なくとも一つの織製ファブリックプライ(36)は、耐衝撃性ブランケットを提供するため、エラストマー組成物で含浸してある、画像転写ブランケット。
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