JP3680963B2 - 埋設管における本管および枝管の埋設方法 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は埋設管における本管および枝管の埋設方法に関し、特に本管に対する枝管の推進精度が不要になると共に、開削から埋め戻しまでのトータル工期を短縮できる埋設管における本管および枝管の埋設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
(1)第1の従来技術である「特開昭62−137489」に記載されている地下埋設本管51へ枝管52を接続する方法について図10により説明する。
第1の従来技術の工法の工程を次に述べる。
▲1▼埋設本管51を埋設する。(推進工法あるいは開削工法)▲2▼開削工法の場合は開削溝を埋め戻す。▲3▼埋設本管51の直上位置の上方に向けて垂直孔54を開削する。▲4▼歩道などの適宜位置に設けた立孔から、前記垂直孔54へ向かって適宜な深さ方向に、地中の枝管52を挿入して埋設する。▲5▼その枝管52の先端部55と前記地下埋設本管51の直上位置の開口部とを垂直管56を介在させることによって連設させるように埋設する。▲6▼開削溝を埋め戻す。
【0003】
図11および図12は埋設本管81に開削溝がない場合の従来技術である。
(2)第2の従来技術である埋設本管81に枝管82を接続する方法について図11により説明する。
▲1▼家庭の塀83の内側に設置された汚水枡84内に図示しない推進管施工機械を設置する。▲2▼この汚水枡84側から道路85の地中内に埋設されている埋設本管81まで大径の鞘管86を推進する。▲3▼埋設本管81の位置を確認しながら、この鞘管86内の空間を利用して埋設本管81の所定位置と汚水枡84との間に二重管からなる枝管82を敷設する。▲4▼埋設本管81と枝管82との接続孔を明け、前記二重管の内外管の隙間にペースト状セメントを充填する。
【0004】
(3)第3の従来技術である埋設本管81へ枝管82を接続する方法について図12により説明する。
▲1▼家庭等の塀83の内側に設置された汚水枡84内に図示しない推進管施工機械を設置する。▲2▼この汚水枡84側から道路85の地中内に埋設されている埋設本管81に向かって、二重管からなる枝管82を敷設する。▲3▼埋設本管81と枝管82との接続孔を明け、前記二重管の内外管の隙間にペースト状セメントを充填する。
【0005】
図13および図14は埋設本管81の開削溝87を施工した場合の従来の技術である。
(4)第4の従来技術である埋設本管81へ枝管82を接続する方法について図13により説明する。
▲1▼道路85に開削した開削溝87に埋設本管81を敷設する。▲2▼この埋設本管81が隠れる程度まで埋め戻す。▲3▼家庭等の塀83の内側に設置された汚水枡84から開削溝87内の埋設本管81上方部に、枝管82を矢印の方向に推進する。▲4▼接続枝管82cを介して埋設本管81に接続してから開削溝87を埋め戻している。
【0006】
(5)第5の従来技術である埋設本管81へ枝管82を接続する方法について図14により説明する。
▲1▼道路85に開削した開削溝87に埋設本管81を敷設する。▲2▼この埋設本管81が隠れる程度まで埋め戻す。▲3▼この開削溝87内から家庭等の塀83の内側に設置された汚水枡84に向かって矢印の方向に枝管82を推進する。▲4▼この枝管82と埋設本管81とを接続枝管82cにより接続する。▲5▼開削溝87を埋め戻す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記各従来技術においては次のような欠点がある。
(1)第1の従来技術では、開削にて地下埋設本管51の敷設を行った場合には、この開削部分は通常道路であるため地上を使用する必要上、地下埋設本管51を敷設した後、開削溝は一旦埋め戻す。その後地下埋設本管51上方まで枝管52を推進する。そしてこの枝管52を地下埋設本管51に取り付けるためには、地下埋設本管51上方部分に垂直孔54を再開削する必要があり、そのために工期の延長と工費の増大を来す問題があった。
(2)第2の従来技術では、大径の鞘管86を推進するため施工機械が大きくなる。そのため▲1▼大きい立坑が必要になる。▲2▼排土量が多くなる分だけ動力が増大する。▲3▼排土量が多くなる分だけ排土の処理費用が嵩む。
また家庭等の建物側に設置できなくなる場合には、この施工方法は不可能となる。
埋設本管81の軸心から上方120度の範囲内に枝管2を接続する規定があるため、土被りが浅い場合には枝管2を直線のままで接続することはできない。従って家庭等の塀83の内側に設置された汚水升84から埋設本管81へ、開削と推進の2工程により第1枝管82aと第2枝管82bとを接続しなければならないため工期の延長と工費の増大を来す。
なお第1〜第4の従来技術においては、埋設本管51,81の開削溝がないため枝管52,82、または第1枝管82aを推進施工した後に、推進施工機械は汚水枡84などの発進側から回収している。
鞘管86が大径であるために地上の建造物を撤去して埋設管の敷設を完了後に、再び建造物再構築する必要があるため工期の延長と工費の増大を来す。
また第4、第5の従来技術のような開削方式に比べると埋設本管81と枝管82との接続部が暗く目視しにくいため、埋設本管81と枝管82との接続の信頼性が低下する。
【0008】
(3)第3の従来技術では、第2の従来技術や第4,5の従来技術のように大径の鞘管86内、あるいは開削溝87から埋設本管81の位置を確認できない。そのため推進管の施工精度が悪い場合には埋設本管81に対する枝管82の位置がずれることが生じる。このようになると枝管82を埋設本管81に接続することができない。また土被りが浅い場合には第2の従来技術と同様な問題が生じる。図13および図14は埋設本管81の開削溝87を施工した場合の従来の技術である。
(4)第4,第5の従来技術では、開削溝87が先に施工されていないと枝管82の施工ができないと共に、枝管82の推進作業が終了するまで開削溝87の埋め戻し作業が行えないために工期が延びる。
以上のように第1〜第5の従来技術は、全て埋設本管51,81を埋設した後に枝管52,82を埋設して、この枝管52,82を先に埋設した埋設本管51,81に接続するために前記(1)〜(4)のような各問題があった。
【0009】
本発明は前記従来の問題点に着目してなされたもので、前記従来技術に比べ埋設本管51,81と枝管52,82との埋設順序を逆にするようにした。
即ち先ず枝管を埋設した後に本管を埋設して、この本管に先に埋設した枝管を接続することにより、工期を大幅に短縮すると共に、工費を低減できる埋設管における本管と枝管との接続方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前記目的を達成するために、本発明に係る埋設管における本管および枝管の埋設方法の第1の発明は、本管1と枝管2とからなる埋設管における本管と枝管との接続方法において、敷設予定の本管1側とは反対側に設置された発進立坑4より、敷設予定の本管1位置近傍まで推進工法により枝管2を敷設する第1工程と、開削工法により掘削した開削溝7に本管1を敷設する第2工程と、この本管1に枝管2を接続する第3工程と、開削溝7を埋め戻す第4工程とよりなることを特徴とする。
【0011】
第1の発明によれば、敷設予定の本管1側とは反対側に設置された発進立坑4より、敷設予定の本管1位置近傍まで推進工法により枝管2を敷設した後に、開削工法により掘削した開削溝7に本管1を敷設し、この本管1に枝管2を接続して開削溝7を埋め戻して埋設管の施工を完了する。
従って開削溝7を掘削する前に推進工法により枝管2が敷設される。そのため枝管2を敷設する期間は本管1を埋設するための開削溝7を開削しておく必要はない。従って地上における開削溝7の開口部を専用する期間が短縮される。特に開削溝7が交通量の多い道路5にあるような場合には交通渋滞の期間を大幅に短縮することができる。
また第1の従来技術のように開削溝7を埋め戻してから、さらに枝管52を地下埋設本管51に取り付けるための、地下埋設本管51上方部分に垂直孔54を再開削する工程がなく、工期の短縮と工費の削減を図ることができる。
【0012】
第4,第5の従来技術に比較すると、先ず枝管2を埋設した後に本管1のための開削溝7を開削するため、枝管2を埋設してから開削溝7を開削するまでの期間は開削溝7となる地上部分を自由に使用できる。
次に本管1に枝管2を接続する前に開削溝7を掘削し本管1を敷設する。そして作業員が開削溝7内に入り本管1と枝管2とを現合で確認しながら接続するため確実に接続することができる。
つまり第2、第3の従来技術のように、埋設本管81の上方に開削溝がないことに起因する、埋設本管81に対する枝管82,82aの高い推進精度が不要となる。このために第2〜第4の従来技術のように、埋設本管81の軸心から上方120度の範囲内に枝管82を直線状に接続する必要がなくなり、土被りが浅い場合でも第2枝管82bを開削施工する必要がない。
【0013】
本発明に係る埋設管における本管および枝管の埋設方法の第2の発明は、第1の発明において、第2工程〜第4工程を連続して施工することを特徴とする。
【0014】
第2の発明によれば、推進工法により枝管2を敷設しておき、計画的に第2工程〜第4工程を連続して短期間に施工するようにすれば、本管1の敷設から枝管2との接続までの期間が短くなるので、地上において開削溝7の開口部を専有する期間をより以上に短縮できる。また第1〜第4工程全体としての工期も短縮できる。
【0015】
本発明に係る埋設管における本管および枝管の埋設方法の第3の発明は、第1の発明において、推進工法により枝管を敷設する本管敷設予定位置の近傍は、敷設予定の本管の直上を除いた上方位置とすることを特徴とする。
【0016】
第3の発明によれば、本管1を敷設する時に本管1を開削溝7の上方から降ろすとき枝管2が支障となることなく開削溝7に敷設できる。従って本管1の敷設作業が容易になる。
また本管1を敷設するときに水平方向に枝管2を避けて下降させる必要がないため、開削溝7の幅を小さくでき開削溝7の断面積を小さくできる。従って開削溝7の施工費を削減できる。
【0017】
本発明に係る埋設管における本管および枝管の埋設方法の第4の発明は、第1〜3の発明において、敷設予定の本管位置近傍まで推進工法により枝管を敷設した後、この推進工法で用いた推進機械の排土装置、あるいはカッタヘッドと排土装置とを発進立坑側へ引き戻すことを特徴とする。
【0018】
第4の発明によれば、敷設予定の本管1位置近傍まで枝管2を推進した後、この推進工法で用いた推進機械の排土装置、あるいはカッタヘッドと排土装置とを立坑4側へ引き戻して回収するので、回収するための到達立坑を開削する必要はない。従って道路を交通規制しなくてもよい。開削溝7を掘削する前にこの排土装置、あるいはカッタヘッドと排土装置とを回収し次の枝管2の推進に使用でき、かつ開削溝7の開削を待たなくてもよい。
【0019】
本発明に係る埋設管における本管および枝管の埋設方法の第5の発明は、第1〜3の発明において、本管敷設予定位置の近傍まで推進工法により枝管を敷設した後、この推進工法で用いた推進機械のカッタヘッド、あるいはカッタヘッドと排土装置とを開削溝より地上へ取り出すことを特徴とする。
【0020】
第5の発明によれば、敷設予定の本管1位置近傍まで枝管2を推進した後、直ぐに開削溝7が掘削されれば、この推進工法で用いた推進機械の排土装置、あるいはカッタヘッドと排土装置とを開削溝7から地上へ取り出すことができる。この場合、推進機械の排土装置、あるいはカッタヘッドと排土装置の回収作業が簡単である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る埋設管における本管および枝管の埋設方法の一実施例について、図1〜図9の図面を参照して詳述する。
【0022】
図1は本発明の一実施例における第1工程を示す図で、各家庭の塀3の内側には発進立坑としての汚水枡4が設置されており、塀3の外側は道路5になっている。
先ず第1工程では敷設予定の本管1の軸心Oの位置を確認する。
【0023】
図2は第2工程を示す図で、汚水枡4内に図示しない推進機械を設置し、第1工程における敷設予定の本管1の軸心Oの位置から枝管2の推進方向を決定し、推進機械により枝管2の推進を行う。推進工法により敷設予定の本管1の直上方を除いた位置まで枝管2を敷設した後に、推進機械を汚水枡4側へ回収する。
【0024】
図3は第3工程を示す図で、枝管2の推進作業が終了した所から順次本管1を敷設するための開削溝7を開削し始める。
【0025】
図4は第4工程を示す図で、第3工程による開削溝7の掘削完了と同時に、この開削溝7の上方から本管1を吊り下げながら下降させると、本管1は枝管2に妨害されることなく開削溝7の下方に敷設される。
【0026】
図5は第5工程を示す図で、第4工程により開削溝7へ本管1を敷設すると同時に、接続枝管2aにより推進済の枝管2と本管1との接続作業を実施する。
【0027】
図6は第6工程を示す図で、第5工程による本管1と枝管2との接続作業終了後、直ちに開削溝7の埋め戻しを行い工事を終了する。
【0028】
本実施例によれば、推進工法により枝管2を敷設しておき、後の工程を計画的に連続して短期間に施工できるため、地上における開削溝7の開口部を専用する期間を大幅に短縮でき、道路5の交通渋滞期間を短縮できる効果が顕著である。また本管1に枝管2を接続する前に開削溝7を掘削して、作業員がこの開削溝7内に入り本管1と枝管2とを現合で接続できるため、本管1と枝管2とを確実に接続することができる。
更に本管1を敷設する時に本管1を開削溝7の上方から降ろしても枝管2が支障となることなく開削溝7に敷設できるため、本管1の敷設作業が容易になると共に、本管1を水平方向に移動する必要がないため開削溝7の断面積を小さくできる分、開削溝7の施工費を削減できる。
【0029】
本発明に使用する第1の推進機械の実施例である、「特開平1−25880」に記載されている掘削推進装置について図7および図8により説明する。
カッタ部61は、図7に示すように回転軸67とそれぞれのフランジをボルト・ナット結合することによって連結されており、回転軸67の回転トルクをカッタ部61に伝達し地盤を掘削するものである。
このカッタ部61は固定部62、前後方向回転部63よりなり、図7(A)に一点鎖線で示すように、各々ピン64により前後方向回転部63が推進方向に前方へ倒伏自在に取り付けてある。なお、掘削中の前後方向回転部63の反力は、カッタシャフト65に連結された反力受け66により受けられる。
【0030】
前記構成による作用効果について説明する。
図7(A)において前後方向回転部63が実線で示される状態は、通常の掘削推進時を示す。この場合はカッタ部61を倒伏させることなく正常位置に固定した状態で掘削推進が行われる。すなわち、前後方向回転部63が揺動刃口79の先端開口から突出して、その開口径よりも大きい回転径で回転することにより、地盤の掘削が行われる。
【0031】
次に、前記掘削、推進が行われた結果、カッタ部61にトラブルが生じた時、カッタ部61及び駆動装置68を発進ピット(図示せず)内に回収するまでの手順を説明する。
図7(B)に示すように、方向修正ジャッキ73と揺動刃口79との結合を解除し、方向修正ジャッキ73をストロークエンドまで後退させると、駆動装置68は揺動刃口79との固定が解除された状態となる。
次に排土管76を発進ピット方向に所定の距離Lだけ後退させると、駆動装置68は揺動刃口79から開放されると同時に、カッタ部61の前後方向回転部63はその後方から揺動刃口79の先端が当接することにより、ピン64を中心として前方へ倒伏する。
【0032】
次いで図8(A)に示すように、排土管76を発進ピットから管軸を中心として所定角だけ回転させることにより駆動装置68を回転させると、図8(B)に示す駆動装置取付フランジ69は、方向修正ジャッキ73の位置からずれた状態となる。
次に図8(C)に示すように、発進ピットから排土管76を後退させると、駆動装置68及びカッタ部61は発進ピット側へ回収できる。
【0033】
図9は本発明に使用する第2の推進機械の実施例を示す図で、図7及び図8により説明した第1の推進機械と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
カッタ部61aは互いに反対方向に伸縮するカッタ11a,11bを有する二つのシリンダ10a,10bにより構成されており、カッタ11a,11bにはそれぞれ2つのカッタビット12a,12bが設置されており、またシリンダ10a,10bにもカッタビット13a,13bが設置されている。
【0034】
前記構成による作用について説明する。
通常の掘削推進時には図7に示す状態になるように、シリンダ10a,10bによりカッタ11a,11bを伸長させ、カッタ部61aを矢印S方向に回転するとカッタビット12a,12b、及び13a,13bにより地盤の掘削が行われる。
次に、掘削・推進終了後、カッタ部61a及び駆動装置68を汚水枡4内に回収するときには、シリンダ10a,10bによりカッタ11a,11bを収縮させて、矢印T方向に移動させるとカッタ部61aを汚水枡4内に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る埋設管における本管および枝管の埋設方法の一実施例の第1工程を示す図である。
【図2】図1に続く第2工程を示す図である。
【図3】図2に続く第3工程を示す図である。
【図4】図3に続く第4工程を示す図である。
【図5】図4に続く第5工程を示す図である。
【図6】図5に続く第6工程を示す図である。
【図7】本発明に用いる第1の推進機械を示す図で、(A)は第1工程、(B)は第2工程を示す図である。
【図8】本発明に用いる第1の推進機械を示す図で、(A)は第3工程、(B)は(A)の前面図、(C)は第4工程を示す図である。
【図9】本発明に用いる第2の推進機械を示す図で、(A)は側断面図、(B)は前面図である。
【図10】第1の従来技術を示す図で、(A)は枝管と本管との接続状態の概念断面図、(B)は要部の詳細断面図である。
【図11】第2の従来技術を示す図である。
【図12】第3の従来技術を示す図である。
【図13】第4の従来技術を示す図である。
【図14】第5の従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1 本管
2 枝管
2a 接続枝管
3 塀
4 汚水枡(発進立坑)
5 道路
7 開削溝
7a 予定開削溝
10a,10b シリンダ
11a,11b カッタ
12a,12b,13a,13b カッタビット
O 敷設予定本管の軸心
Claims (5)
- 下記の各工程からなる埋設管における本管および枝管の埋設方法。
第1工程;発進立坑側から本管敷設予定位置の近傍まで推進工法により枝管を推進する。
第2工程;開削工法により掘削した開削溝に本管を敷設する。
第3工程;この本管に前記枝管を接続する。
第4工程;前記開削溝を埋め戻す。 - 請求項1において、第2工程〜第4工程を連続して施工することを特徴とする埋設管における本管および枝管の埋設方法。
- 請求項1において、推進工法により枝管を敷設する本管敷設予定位置の近傍は、敷設予定の本管の直上を除いた上方位置とすることを特徴とする埋設管における本管および枝管の埋設方法。
- 請求項1〜3において、敷設予定の本管位置近傍まで推進工法により枝管を敷設した後、この推進工法で用いた推進機械の排土装置、あるいはカッタヘッドと排土装置とを発進立坑側へ引き戻すことを特徴とする埋設管における本管および枝管の埋設方法。
- 請求項1〜3において、本管敷設予定位置の近傍まで推進工法により枝管を敷設した後、この推進工法で用いた推進機械のカッタヘッド、あるいはカッタヘッドと排土装置とを開削溝より地上へ取り出すことを特徴とする埋設管における本管および枝管の埋設方法。
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