JP3680446B2 - パイプライン制御装置およびデータ処理方法 - Google Patents

パイプライン制御装置およびデータ処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各々異なるデータ処理を行う複数の処理手段が接続され、任意のパイプラインを構成することができるパイプライン制御装置およびデータ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパイプライン制御として、特開昭62−138973号公報に記載されるパイプラインマルチ接続制御方式では、パイプラインの構成要素の各モジュールに付設された制御手段に、処理数とイニシャルスキップ数とインタバルスキップ数とを設定し、この設定値に従い、システムタイミングに同期して各モジュールが画像データを取り込むまたは出力するタイミングを選択できるようにし、1組の画像データバスを介して複数個のモジュール間を接続するパイプラインマルチ接続を可能とする技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなパイプライン制御では、ひとつのデータ転送の流れを決定するのにすべての処理モジュールおよび入出力モジュールに設定を行う必要があり、処理の順序や段数の変更への対応にも多くの手順を踏む必要がある。また、処理および入出力モジュール毎に入出力制御部を持つ必要があり、データ転送制御部が全体でのシステムに占める割合が大きくなってしまうという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決するために成されたパイプライン制御装置である。すなわち、本発明は、各々異なるデータ処理を行う複数の処理手段が接続されたパイプライン制御装置であって、複数の処理手段のうちいずれかで処理されたデータを他の処理手段へ転送するデータ伝送手段と、複数の処理手段の各々に対応して設けられ、複数の処理手段による複数の処理の順序を示したプロセスデータに基づきデータ伝送手段上を流れるデータがその対応する処理手段で処理すべきものか否かを判定する複数の判定手段と、複数の処理手段の各々に対応して設けられ、判定手段によって処理すべきデータと判定された場合に、プロセスデータに示された複数の処理手段による複数の処理の順序に基づいてデータ伝送手段上を流れるデータを次にすべき処理に対応する処理手段へ出力する複数の出力手段と、複数の処理手段の各々に対応して設けられ、対応する処理手段によって処理されたデータをデータ伝送手段から受け付ける複数の入力手段とを備えている。
【0005】
また、複数の処理手段の各々に対応して設けられ、判定手段で処理すべきであると判定されたデータの処理後のデータに、プロセスデータから処理を行った処理手段の示されている順番を削除して残りの順番を新たなプロセスデータとして付加するプロセスデータ付加手段を備えているものでもある。
【0006】
本発明では、データ伝送手段を介して複数の処理手段が接続されており、データに付加されたプロセスデータを、各処理手段に対応して設けられた判定手段が各々参照することで、データの処理を行う処理手段の順番が決まる。つまり、各処理手段は、データがどの処理手段から送られるかや、処理済のデータをどの処理手段へ転送するかということを認識せずに処理を行うことができる。また、プロセスデータを組み換えることで、任意のパイプラインを構成することができるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のパイプライン制御装置における実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本実施形態におけるパイプライン制御装置のブロック図、図2はパイプライン制御装置の構成例を示すブロック図である。本実施形態では、主として画像処理装置にパイプライン制御装置を適用する場合を例とする。
【0008】
図2に示すように、本実施形態におけるパイプライン制御装置1には、画像データ入力部2と、画像データ処理部(A)3と、画像データ処理部(B)4と、画像データ出力部4とが各々データ伝送手段であるスロット(第1スロット101、第2スロット201、第3スロット301、第4スロット401)に接続されている。
【0009】
図1に示すように、このパイプライン制御装置1は、各々のスロットに対応して構成さている。すなわち、図1に示すパイプライン制御装置1には4つのスロット(第1スロット101、第2スロット201、第3スロット301、第4スロット401)が設けられている。
【0010】
このうちの第1スロット101に対しては、プロセスデータ付加部(1)102、データ入力部(1)103、プロセスID格納部(1)104、プロセスID反転部(1)105、データ出力部(1)106、プロセスデータ分離部(1)107、プロセスデータ格納部(1)108が設けられている。この第1スロット101には、図2に示す画像データ入力部2が接続されている。
【0011】
また、第2スロット201に対しては、プロセスデータ付加部(2)202、データ入力部(2)203、プロセスID格納部(2)204、プロセスID反転部(2)205、データ出力部(2)206、プロセスデータ分離部(2)207、プロセスデータ格納部(2)208が設けられている。この第2スロット201には、図2に示す画像データ処理部(A)3が接続されている。
【0012】
また、第3スロット301に対しては、プロセスデータ付加部(3)302、データ入力部(3)303、プロセスID格納部(3)304、プロセスID反転部(3)305、データ出力部(3)306、プロセスデータ分離部(3)307、プロセスデータ格納部(3)308が設けられている。この第3スロット301には、図2に示す画像データ処理部(B)4が接続されている。
【0013】
さらに、第4スロット301に対しては、プロセスデータ付加部(4)402、データ入力部(4)403、プロセスID格納部(4)404、プロセスID反転部(4)405、データ出力部(4)406、プロセスデータ分離部(4)407、プロセスデータ格納部(4)408が設けられている。この第4スロット401には、図2に示す画像データ出力部5が接続されている。
【0014】
図3は、本実施形態におけるパイプライン制御装置1において取り扱われるデータに付加されたプロセスデータのフォーマット例を示す図である。このようにプロセスデータ部分は、所望の処理の順番に沿って記述されたプロセスIDと、プロセスデータ終了コードとから構成されている。また、処理対象となるデータはプロセスデータ部分の後ろにある。
【0015】
本実施形態のパイプライン制御装置1は、このデータに付加されたプロセスデータ部分のプロセスIDに沿った順にデータを転送し、パイプラインを構成することになる。つまり、パイプライン制御装置1によってプロセスIDを判別し、対応する各処理手段である画像データ入力部2、画像データ処理部(A)3、画像データ処理部(B)4、画像データ出力部5へデータを転送する。
【0016】
各処理手段である画像データ入力部2、画像データ処理部(A)3、画像データ処理部(B)4、画像データ出力部5プロセスIDは、データのみを受け取って処理を行い、パイプライン制御装置1へ転送するため、データがどの処理手段から送られるかや、処理済のデータをどの処理手段へ転送するかということを認識せずに処理を行うことができる。
【0017】
次に、具体的なデータの処理例について説明する。図4はプロセスデータの構成例を示す図(その1)である。このプロセスデータは、プロセスID2、プロセスID3、プロセスID4、プロセスデータ終了コード(Process End )から構成されている。つまり、このプロセスデータは、画像入力部2で得たデータを第2スロット201に接続された画像データ処理部(A)3で処理し、次に第3スロット301に接続された画像データ処理部(B)4で処理した後、最後に第4スロット401に接続された画像データ出力部5で処理する順序が記述されている。
【0018】
図5は、図4に示すプロセスデータに基づく順序で処理を行う際のデータ転送タイミングを説明する図である。すなわち、画像データ入力部2からはプロセスデータの付加された画像データがパイプライン制御装置1へ転送される。パイプライン制御装置1では、このプロセスデータを参照して最初に画像データ処理部(A)3へ画像データのみを転送する。
【0019】
次に、処理(A)済の画像データは画像データ処理部(A)3からパイプライン制御装置1へ転送され、ここで先のプロセスデータを参照して処理(A)済の画像データを画像データ処理部(B)4へ転送する。処理(A)および処理(B)済の画像データは、画像データ処理部(B)4からパイプライン制御装置1へ転送され、先のプロセスデータを参照して画像データ処理部5へ転送される。
【0020】
この流れを図1に基づいて説明すると、先ず、画像データが入力される前では、パイプライン制御装置1の各プロセスデータ格納部すなわちプロセスデータ格納部(1)108、プロセスデータ格納部(2)208、プロセスデータ格納部(3)308、プロセスデータ格納部(4)408、の内容はクリアされている。
【0021】
この状態で図4に示すようなプロセスデータ付きの画像データが第1スロット101に入力されると、その画像データはデータ入力部(1)103を経て第2スロット201に対応したプロセスID判別部(2)205、第3スロット301に対応したプロセスID判別部(3)305、第4スロット401に対応したプロセスID判別部(4)405へ送られる。
【0022】
プロセスID判別部(2)205、プロセスID判別部(3)305、プロセスID判別部(4)405は、各々プロセスID格納部(2)204、プロセスID格納部(3)304、プロセスID格納部(4)404に格納されている各スロットに対応したプロセスIDと、プロセスデータの一番上にあるプロセスIDとの一致、不一致を判別する。
【0023】
図4に示すプロセスデータでは、一番上にあるプロセスIDが「2」であるため、第2スロット201に対応したプロセスID判別部(2)205が、このプロセスIDの一致を判別し、画像データをデータ出力部(2)206からプロセスデータ分離部(2)207へ渡す。
【0024】
プロセスデータ分離部(2)207では、プロセスデータ付きの画像データをプロセスデータと画像データとに分離し、プロセスデータの先頭のプロセスID(ここでは、プロセスID2)を除去して残り(ここでは、プロセスID3、4)をプロセスデータ格納部(2)208に格納する。そして、プロセスデータを分離した残りの画像データのみを第2スロット201から画像データ処理部(A)3へ転送することになる。
【0025】
次に、画像データ処理部(A)3にて処理された画像データ(処理A済)は、再び第2スロット201から入力され、プロセスデータ付加部(2)202へ渡される。プロセスデータ付加部(2)202では、渡された画像データ(処理A済)へプロセスデータ格納部(2)208に格納されているプロセスデータを付加する。これにより、画像データ(処理A済)には、プロセスデータ(プロセスID3、4)が付加され、データ入力部(2)203へ渡される。
【0026】
データ入力部(2)203へ渡されたプロセスデータ付きの画像データは、プロセスID判定部(1)105、プロセスID判定部(3)305、プロセスID判定部(4)405へ渡される。
【0027】
そして、先と同様に、プロセスID判定部(1)105、プロセスID判定部(3)205、プロセスID判定部(4)405は、各々プロセスID格納部(1)104、プロセスID格納部(3)304、プロセスID格納部(4)404に格納されている各スロットに対応したプロセスIDと、プロセスデータの一番上にあるプロセスIDとの一致、不一致を判別する。
【0028】
この段階では、プロセスデータの一番上にあるプロセスIDが「3」となっていることから、第3スロット301に対応したプロセスID判別部(3)305が、このプロセスIDの一致を判別し、画像データをデータ出力部(3)306からプロセスデータ分離部(3)307へ渡す。
【0029】
プロセスデータ分離部(3)307では、プロセスデータ付きの画像データをプロセスデータと画像データとに分離し、プロセスデータの先頭のプロセスID(ここでは、プロセスID3)を除去して残り(ここでは、プロセスID4)をプロセスデータ格納部(3)308に格納する。そして、プロセスデータを分離した残りの画像データのみを第3スロット301から画像データ処理部(B)4へ転送することになる。
【0030】
さらに、画像データ処理部(B)4にて処理された画像データ(処理A、B済)は、再び第3スロット301から入力され、プロセスデータ付加部(3)302へ渡される。プロセスデータ付加部(3)302では、渡された画像データ(処理A、B済)へプロセスデータ格納部(3)308に格納されているプロセスデータを付加する。これにより、画像データ(処理A、B済)には、プロセスデータ(プロセスID4)が付加され、データ入力部(3)303へ渡される。
【0031】
データ入力部(3)303へ渡されたプロセスデータ付きの画像データは、プロセスID判定部(1)105、プロセスID判定部(2)205、プロセスID判定部(4)405へ渡される。
【0032】
そして同様に、プロセスID判定部(1)105、プロセスID判定部(2)205、プロセスID判定部(4)405は、各々プロセスID格納部(1)104、プロセスID格納部(2)204、プロセスID格納部(4)404に格納されている各スロットに対応したプロセスIDと、プロセスデータの一番上にあるプロセスIDとの一致、不一致を判別する。
【0033】
この段階では、プロセスデータの一番上にあるプロセスIDが「4」となっていることから、第4スロット401に対応したプロセスID判別部(4)405が、このプロセスIDの一致を判別し、画像データをデータ出力部(4)406からプロセスデータ分離部(4)407へ渡す。
【0034】
プロセスデータ分離部(4)407では、プロセスデータ付きの画像データをプロセスデータと画像データとに分離し、プロセスデータの先頭のプロセスID(ここでは、プロセスID4)を除去して残り(ここでは、プロセスデータ終了コード)をプロセスデータ格納部(4)408に格納する。なお、このプロセスデータ終了コードを格納した時点で、次の処理を行った後のデータをスロットから入力する必要がなくなる。そして、プロセスデータを分離した残りの画像データのみを第4スロット401から画像データ出力部5へ転送することになる。
【0035】
このような一連の処理により、画像データに付加されたプロセスIDの順序に沿って各処理手段での処理が実行される。また、この際、各処理手段へは画像データのみを渡すため、処理手段側では画像データがどこから渡されたかや、処理後の画像データをどこへ渡すかを認識することなく画像データの処理のみを行えばよいことになる。
【0036】
図6はデータの流れを説明する図である。この例では、第2スロットにデータが入力され、プロセスデータ格納部(2)208にプロセスID4、3が格納されている場合を示している。
【0037】
プロセスデータ付加部(2)202では、データ入力部(2)203に対してデータにプロセスデータ格納部(2)208に格納されたプロセスIDをプロセスデータとして付加して出力する。これにより、データの先頭部分にプロセスデータとしてプロセスID4、3が付加される。
【0038】
このプロセスデータの付加されたデータは、各スロットに対応したプロセスID判定部(1)105、プロセスID判定部(3)305、プロセスID判定部(4)405へ渡される。
【0039】
そして、プロセスID判定部(1)105、プロセスID判定部(3)305、プロセスID判定部(4)405は、各々プロセスID格納部(1)104、プロセスID格納部(3)304、プロセスID格納部(4)404に格納されている各スロットに対応したプロセスIDと、プロセスデータの一番上にあるプロセスIDとの一致、不一致を判別する。
【0040】
この段階では、プロセスデータの一番上にあるプロセスIDが「4」となっていることから、第4スロット401に対応したプロセスID判別部(4)405が、このプロセスIDの一致を判別し、画像データをデータ出力部(4)406からプロセスデータ分離部(4)407へ渡す。
【0041】
プロセスデータ分離部(4)407では、プロセスデータ付きの画像データをプロセスデータと画像データとに分離し、プロセスデータの先頭のプロセスID(ここでは、プロセスID4)を除去して残り(ここでは、プロセスID3)をプロセスデータ格納部(4)408に格納する。そして、プロセスデータを分離した残りの画像データのみを第4スロット401から画像データ出力部5へ転送することになる。
【0042】
このように、本実施形態におけるパイプライン制御装置1では、データに付加されたプロセスデータに沿って各処理が行われることから、このプロセスデータを組み換えることで、任意のパイプラインを構成できることになる。例えば、画像データに対してデータ処理(B)〜データ処理(A)〜データ出力〜データ入力という処理を行いたい場合には、図7に示すように、プロセスデータを、プロセスID3、プロセスID2、プロセスID4、プロセスID1、プロセスデータ終了コード(Process End )の順に設定しておけば、各処理手段に対して何ら変更を加えることなくこの処理を実行するパイプラインを構成できるようになる。
【0043】
また、画像データを流す前に各処理部/出力部に動作パラメータの設定を行う必要がある場合は、図8に示すようなパラメータ設定用プロセスデータを図9に示すようなタイミングでパイプライン制御装置1へ送るようにする。
【0044】
すなわち、図8に示すプロセスデータの先頭には、パラメータが設定される処理部/出力部が接続されているスロットのプロセスIDを記述し、2段目には、画像データ入力部2が接続されているスロットのプロセスIDを記述する。さらに、プロセスデータ終了コードの後には、先の例の画像データの代わりにパラメータであることを示すコード(パラメータコード)と、設定パラメータとがある。
【0045】
このようなプロセスデータによって、図9に示すように画像データ入力部2から入力したパラメータは、画像データ処理部(A)3や画像データ処理部(B)4、画像データ出力部5に渡され、各処理部/出力部からは画像データ入力部2に対してステータスを返すようになる。
【0046】
また、各処理部/出力部へのステータス要求のみを行いたい場合には、図8に示すパラメータコードの代わりにステータスを要求するコードを記述してパラメータ設定時と同様なタイミングで送るようにすればよい。
【0047】
なお、パラメータ設定やステータス要求を行うのは画像データ入力部2に限定されず、画像データ処理部(A)3や画像データ処理部(B)4から画像データ入力部2や画像データ出力部5に対して行うようにしてもよい。
【0048】
さらに、画像データ処理部(A)3、画像データ処理部(B)4、画像データ出力部5(A)3から画像入力および処理出力を制御したい場合には、例えば、図10に示すようなプロセスデータを図11に示すようなタイミングでパイプライン制御装置1へ送るようにすればよい。
【0049】
図10に示すプロセスデータの例では、画像データ処理部(A)3から画像データ入力部2に対して画像データの要求を行い、その画像データを画像データ処理部(B)4で処理し、次いで画像データ処理部(A)3で処理し、画像データ出力部5へ送るようにしている。また、画像データ出力部5からはステータスが画像データ処理部(A)3へ送られるようになっている。
【0050】
このように、画像データ処理部(A)3、画像データ処理部(B)4、画像データ出力部5(A)3から画像入力および処理出力を制御したい場合には、データの代わりにデータ要求を示すコード(データリクエスト)を転送するようにすればよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のパイプライン制御装置によれば次のような効果がある。すなわち、入力部から出力部までのデータ処理の流れが複雑になってもデータの先頭のプロセスデータのみでパイプラインの構成を変更できるため、複雑なバス制御が不要となり、処理の順序や段数の変更に対する対応が容易となる。また、入力部から連続して送られてくるデータに対して複数の処理を並列で行うことができ系全体の処理の高速化を図ることが可能となる。さらに、パイプライン制御装置に対して各々独立しスロットを介して接続される入力部、各処理部、出力部は、パイプラインのための入出力制御部を持つ必要がなく、ハードウェアおよびソフトウェア構成を非常に簡素化できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるパイプライン制御装置を説明するブロック図である。
【図2】 構成例を説明するブロック図である。
【図3】 プロセスデータフォーマット例を示す図である。
【図4】 プロセスデータの構成例を示す図(その1)である。
【図5】 データ転送タイミングを説明する図(その1)である。
【図6】 データの流れを説明する図である。
【図7】 プロセスデータの構成例を示す図(その2)である。
【図8】 プロセスデータの構成例を示す図(その3)である。
【図9】 データ転送タイミングを説明する図(その2)である。
【図10】 プロセスデータの構成例を示す図(その4)である。
【図11】 データ転送タイミングを説明する図(その3)である。
【符号の説明】
1 パイプライン制御装置
2 画像データ入力部
3 画像データ処理部(A)
4 画像データ処理部(B)
5 画像データ出力部

Claims (4)

  1. 各々異なるデータ処理を行う複数の処理手段が接続されたパイプライン制御装置であって、
    前記複数の処理手段のうちいずれかで処理されたデータを他の処理手段へ転送するデータ伝送手段と、
    前記複数の処理手段の各々に対応して設けられ、前記複数の処理手段による複数の処理の順序を示したプロセスデータに基づき前記データ伝送手段上を流れるデータがその対応する処理手段で処理すべきものか否かを判定する複数の判定手段と、
    前記複数の処理手段の各々に対応して設けられ、前記判定手段によって処理すべきデータと判定された場合に、前記プロセスデータに示された前記複数の処理手段による複数の処理の順序に基づいて前記データ伝送手段上を流れるデータを次にすべき処理に対応する処理手段へ出力する複数の出力手段と、
    前記複数の処理手段の各々に対応して設けられ、対応する処理手段によって処理されたデータを前記データ伝送手段から受け付ける複数の入力手段と
    を備えていることを特徴とするパイプライン制御装置。
  2. 前記複数の処理手段の各々に対応して設けられ、前記判定手段で処理すべきであると判定されたデータの処理後のデータに、前記プロセスデータから処理を行った処理手段の示されている順番を削除して残りの順番を新たなプロセスデータとして付加するプロセスデータ付加手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載のパイプライン制御装置。
  3. 各々異なるデータ処理を行う複数の処理手段が接続され、前記複数の処理手段による複数の処理を所定の順序で行うデータ処理方法であって、
    前記複数の処理手段の各々に対応して設けられた判定手段によって、前記複数の処理手段による複数の処理の順序を示したプロセスデータに基づき前記データ伝送手段上を流れるデータがその対応する処理手段で処理すべきものか否かを判定するステップと、
    前記複数の処理手段の各々に対応して設けられ、前記判定手段によって処理すべきデータと判定された場合に、前記プロセスデータに示された前記複数の処理手段による複数の処理の順序に基づいて前記データ伝送手段上を流れるデータを次にすべき処理に対応する他の処理手段へ出力するステップと
    を備えることを特徴とするデータ処理方法。
  4. 前記複数の処理手段の各々に対応して設けられ、前記判定手段で処理すべきであると判定されたデータの処理後のデータに、前記プロセスデータから処理を行った処理手段の示されている順番を削除して残りの順番を新たなプロセスデータとして付加するステップ
    を備えることを特徴とする請求項3記載のデータ処理方法。
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