JP3678190B2 - ハウジングおよびエレベータ用電子チャイム - Google Patents

ハウジングおよびエレベータ用電子チャイム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジングおよびこのハウジングを用いたエレベータ用電子チャイムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8にこの種の従来のエレベータ用電子チャイムの一部分解斜視図を示す。図8のエレベータ用電子チャイムは、例えばエレベータが所望の階に到着したときなどにチャイム音を発生するものであり、金属製のボディ1PAおよびカバー2PAによりなるハウジングと、このハウジング内に収納される電子チャイム音発生用の実装基板3PAと、この実装基板3PAと電線4を介して接続され、実装基板3PAからの信号に応じてチャイム音などを発生するスピーカ5とを備えている。
【0003】
また、図8において、31PAは、実装基板3PAを外部機器に接続するためのコネクタであり、32PAは、スピーカ5の音量を調整するためのボリュームであり、外部機器をコネクタ31PAに接続するための孔11PAおよびボリューム32PAの軸を外部に突出させるための孔12PAがボディ1PAに形成されている。
【0004】
なお、特開2000−293179号公報には、火災報知器等の盤面上の取り付け面に容易に固定できるとともに、固定後は、容易に取り外せないようにすることができるモータ駆動ベルが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、エレベータ用電子チャイムは、図9(a),(b)に示すように、エレベータのかご車EL1前方のドアEL2の上方に位置する建築ボードEL3間の空洞内における孔の開いた取付面P1にカバー2PAを鉛直方向上側にして取り付けられる場合や、図9(c)に示すように、かご車EL1の上壁外部の孔の開いた取付面P2にカバー2PAを鉛直方向上側にして取り付けられる場合、あるいは図9(d)に示すように、かご車EL1の穴の開いた側壁内部の取付面P3にカバー2PA側を奥にして埋め込まれる場合がある。
【0006】
このような様々な取付面のいずれかにエレベータ用電子チャイムを取り付けると、カバーが水平方向または鉛直方向上側を向くことになるが、このように取付方向が変わると、断面コ字状のボディ1PAおよびカバー2PAを組み合わせただけのハウジングでは、その内部に水滴が侵入する恐れがあった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、カバーが水平方向を向いていても、鉛直方向上側を向いていても、収納室内への水滴の侵入防止が可能となるハウジングおよびエレベータ用電子チャイムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明のハウジングは、所定の取付面に取り付けられる板状の底部と、この底部の周縁から一の方向に一体に延設された外周壁と、この外周壁の内側における前記底部の内面から前記一の方向に一体に延設され、実装基板を収納するための箱状の収納室を形成する内周壁とにより構成されるボディと、このボディの外周壁の内側を閉塞するものであって、前記外周壁と前記内周壁との間に対応する位置に少なくとも1つの孔を形成されたカバーとを備え、前記カバーは、前記ボディに対してスライド自在であり、前記孔のうち1つ以上の孔は、前記カバーを一方側にスライドさせたときに前記実装基板上に設けた操作部に対向することを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明のエレベータ用電子チャイムは、請求項1記載のハウジングと、前記収納室内に収納される電子チャイム音発生用の実装基板と、この実装基板からの信号に応じてチャイム音を発生するスピーカとを備え、このスピーカは当該スピーカの出力部を前記ボディの底部内面側に向けて前記内周壁の内側に取り付けられ、前記スピーカの出力部と対向する前記ボディの底部にはスリットが形成されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1,図2は本発明に係る一実施形態のエレベータ用電子チャイムを示す図、図3〜図5はそれぞれ同エレベータ用電子チャイムに使用されるボディ、カバー(背面カバー)および実装基板を示す図であり、これらの図を参照しながら本実施形態について説明する。
【0011】
なお、図2(a)〜(c)は、それぞれエレベータ用電子チャイムの前(正)面図、断面図および一部切欠き後(背)面図である。図3(a)〜(f)は、それぞれボディの前面図、後面図、このA−A線断面図、B−B線断面図、上側面図および下側面図である。図4(a)〜(e)は、それぞれカバーの前面図、後面図、このC−C線断面図、D−D線断面図および下側面図である。
【0012】
本実施形態のエレベータ用電子チャイムは、例えばエレベータが所望の階に到着したときなどにチャイム音などを発生するものであり、図1、図2に示すように、樹脂(ABS樹脂など)製のボディ1およびカバー2によりなるハウジングと、このハウジング内に収納される電子チャイム音発生用の実装基板3と、この実装基板3と電線4を介して接続され、実装基板3からの信号に応じてチャイム音などを発生するスピーカ5とを備えている。
【0013】
ボディ1は、図3に示すように、孔(穴)の開いた所定の取付面(例えば図9に示した取付面)に取り付けられる板状で矩形状の底部(前面部)11と、この底部11の周縁から後方(図3(b)では前方)に一体に延設された上外壁12U、下外壁12D、左外壁12Lおよび右外壁12Rからなる外周壁12と、この外周壁12の内側における底部11の内面から後方に一体に延設された上内壁13U、下内壁13D、左内壁13Lおよび右内壁13Rからなり、実装基板3を収納するための箱状の収納室R1を形成する断面矩形状の内周壁13とにより構成されている。
【0014】
底部11において、左右両側の各上端近傍には、フランジ部14が底部11の前面と面一に一体に延設され、各フランジ部14には、ねじ(詳しくはねじの足部)挿通用の円状の孔14aが形成されている。一方、左右両側の各下端近傍にも、フランジ部15が底部11の前面と面一に一体に延設されているが、各フランジ部15には、ねじ挿通用の楕円状の孔15aが形成されている。
【0015】
また、図3(b),(c)に示すように、底部11における上外壁12Uと上内壁13Uとの間には、前後方向に貫通した孔16aを有する円筒状の筒部16が、この一部をリブ状に上内壁13Uと繋げた状態で底部11の内面から後方に一体に延設されており、そしてその筒部16の後方先端内部(図3(c)では右方先端内部)には、金属製のナットNが熱圧入されている。
【0016】
また、底部11における内周壁13の内側四隅近傍には、一対の円柱状の突部17が、この一部をリブ状に上内壁13Uと繋げた状態で底部11の内面から後方に一体に延設されているとともに、一対の円柱状の突部18が、この一部をリブ状に下内壁13Dと繋げた状態で底部11の内面から後方に一体に延設されている。そして、突部17,18には、それぞれねじ止め用の穴17a,18aが形成されている。
【0017】
さらに、底部11における内周壁13の内側には、ハウジング内に収納されるスピーカ5からの音を外部に出すための扇状のスリット11aが複数同心円状に形成されており、これら複数のスリット11aを挟む対向位置には、一対の円柱状の突部19が底部11の内面から後方に一体に延設されている。そして、各突部19にはねじ止め用の穴19aが形成されている。また、底部11における下外壁12Dと下内壁13Dとの間の中央部には、左右方向に伸びるスリット11bが形成されている。
【0018】
外周壁12および内周壁13は、図3(c)に示すように、外周壁12の一部を除き同一の高さ寸法に設定されており、上述の筒部16もそれら外周壁12および内周壁13と同一の高さ寸法に設定されている。これに対して、図3(f)などに示すように、上述の突部17,18は、内周壁13の半分程度の高さ寸法に設定されている一方、上述の突部19は、それら突部17,18より低い高さ寸法に設定されている。
【0019】
外周壁12において、図3(e),(f)に示すように、上下外壁12U,12Dの左外壁12L近傍には、底部11の内面にまで伸びるU字状の切欠け121U,121Dがそれぞれ形成されている。また、下外壁12Dの先端中央部分には、先端内向きの一段高くなった突片部122dが形成されている。さらに、外周壁12の内側には、複数のリブが形成されており、それらのうちの幾つかは内周壁13と繋がっている。
【0020】
内周壁13において、左外壁13Lは、図3(b),(c),(d)などに示すように、中央部分が左方(図3(b)では右方)に凸の形状に形成されており、その部分の中央部には、一段低くなった切欠け131Lが形成されている。この切欠け131Lは、実装基板3と接続された配線を収納室R1から引き出すためのものであり、引き出された配線は上記切欠け121U,121Dから外部に引き出されることになる。
【0021】
カバー2は、図4に示すように、板状で矩形状の底部21と、この底部21の周縁から前方に一体に延設された上側壁22U、下側壁22D、左側壁22Lおよび右側壁22Rからなる側壁22とにより箱状に形成され、ボディ1の外周壁12の内側を閉塞するものである。
【0022】
底部21において、下側壁22Dおよび左側壁22Lの隅の近傍には、図示しないプラスドライバなどの調整用工具の軸を挿通するための前後方向に貫通した孔23aを有する円筒状の筒部23が、底部21の内面から前方に一体に延設されており、筒部23は、ボディ1およびカバー2でハウジングを構成したときに外周壁12と内周壁13との間に対応する位置に来るように配置されている。
【0023】
また、底部21における上側壁22Uの中央部近傍には、楕円状の筒部24が底部21の内面から前方に一体に延設されている。そして、筒部24の右端側には、ねじS1(図2(c)参照)の頭部挿通用の円状の孔24aが形成されており、その孔24aに連通する、ねじS1の足部挿通用のスリット24bを形成するU字状の台座部241が筒部24の前方縁部側に一体に連設されている。このような構造の筒部24も、ボディ1およびカバー2でハウジングを構成したときに外周壁12と内周壁13との間に対応する位置に来るように配置されている。
【0024】
また、筒部23,24の近傍には、それぞれ前後方向に貫通した孔25a,26aを有する断面円状の突部25,26が底部21の内面から前方に一体に延設されている。そして、突部25,26の前方先端内部には、金属製のナットNがインサートされている(図4(d)参照)。これら突部25,26も、ボディ1およびカバー2でハウジングを構成したときに外周壁12と内周壁13との間に対応する位置に来るように配置されている。
【0025】
さらに、底部21の中央上方には、左右方向に伸びて左右側壁22L,22Rと繋がるリブ27が、底部21の内面から前方に一体に延設されている。また、上側壁22Uと繋がりこれよりも高い突片28が一対底部22の内面から前方に延設されている一方、下側壁22Dと繋がりこれよりも高い突片29が一対底部22の内面から前方に延設されている。
【0026】
側壁22の各部は、図4(c),(e)に示すように、同一の高さ寸法に設定されており、上述の筒部24およびリブ27も側壁22と同一の高さ寸法に設定されている。これに対して、筒部23および突部25,26は、側壁22よりも若干低い高さ寸法に設定されている。
【0027】
また、側壁22の各部のうち、下側壁22Dは、他の各部よりも厚めに形成されており、その両側には左右方向に伸びる溝22aが形成されている。そして、下側壁22Dの中央部には一段内側に退いた段差22bが設けられ、この段差22bの前方縁部(図4(c)では左方縁部)には、リブ状の突片221Dが下側壁22Dの一部として形成されている。
【0028】
実装基板3は、図5に示すように、ボディ1の収納室R1に納まる矩形状に形成されている。実装基板3の中央側には、スピーカ5の後部を挿通するための円状の孔3aが形成されており、実装基板3の上下端には、実装基板3をボディ1にねじ止めするためのねじの足部挿通用の切欠け3bなどが形成されている。そして、実装基板3には、外部機器と接続するためのコネクタ31およびスピーカ5の音量を調整するためのボリューム32などを含むチャイム音発生回路用の各種電子部品が実装されている。
【0029】
次に、上記構成のエレベータ用電子チャイムの組立手順例を説明すると、まずスピーカ5を、この出力部をボディ1の底部11の内面側に向けて収納室R1内の所定位置に載置する。続いて、ワッシャWを付けたねじS2を2組用いて(図2(c)参照)、ボディ1の突部19の各箇所でスピーカ5をねじ止めする。これにより、スピーカ5がボディ1に固定される。
【0030】
この後、スピーカ5に電線4を介して接続された実装基板3を、このはんだ面をスピーカ5側に向けた状態でスピーカ5の後部を実装基板3の孔3aに挿通しながら収納室R1内に収納し、4個のねじS2を用いて(図2(c)参照)、ボディ1の突部17,18の各箇所で実装基板3をねじ止めする。これにより、実装基板3がボディ1に固定される。
【0031】
この後、ねじS1をボディ1の筒部16に仮止めした上で、カバー2の下側壁22Dの突片221Dにボディ1の突片部122Dの先端を引っ掛けた状態にして、カバー2の孔24aにねじS1を挿通する。このとき、カバー2は、ボディ1の突片部122Dがカバー2の段差22bの左右端に当たる範囲内において、ボディ1に対して左右にスライド自在の状態にある。ボディ1に対してカバー2を左(図2(c)では右)にスライドさせると、カバー2の孔24aの位置にねじS1の頭部が来るので、カバー2をボディ1から取り外すことができる。これに対して、ボディ1に対してカバー2を右(図2(c)では左)にスライドさせると、カバー2の孔23aの位置に実装基板3上のボリューム32が来るので、調整用工具の軸を孔23aに挿通してボリューム32を調整することができ、スピーカ5の音量を調整することができる。
【0032】
なお、本エレベータ用電子チャイムを図9に示したいずれかの取付面に取り付ける場合には、図示しない取付ねじを4個用いて、フランジ部14,15の箇所でねじ止めすれば、本エレベータ用電子チャイムをその取付面に取り付けることができる。この場合、コネクタ31に外部機器からの配線を接続した後にカバー2をボディ1に取り付けることになる。
【0033】
このようなエレベータ用電子チャイムによれば、外周壁12および内周壁13によって2重に覆われた収納室R1内に実装基板3およびスピーカ5の双方が収納されるから、カバー2が水平方向を向いていても、鉛直方向上側を向いていても、収納室R1内への水滴の侵入防止が可能となる。
【0034】
具体的には、図9に示したいずれかの取付面に本エレベータ用電子チャイムを取り付けたときに、カバー2が図6に示すように水平方向を向く場合、水滴滴下方向が図6(a)に示す矢印線AR1となっても、この方向の水滴から実装基板3およびスピーカ5を内周壁13で保護することができる。
【0035】
また、カバー2が図7(b)に示すように鉛直方向上側を向く場合には、水滴滴下方向が図7(b)に示す矢印線AR2となり、カバーに孔を有する構造ではハウジングの内部に水滴が侵入することになるが、本実施形態では、図7(a)に示すように、カバー2の孔23a,24a,25a,26aおよびスリット24bの全てが外周壁12と内周壁13との間に対応する位置に来るので、それらからハウジング内部に水滴が侵入したとしても、その水滴から実装基板3およびスピーカ5を内周壁13で保護することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明のハウジングによれば、所定の取付面に取り付けられる板状の底部と、この底部の周縁から一の方向に一体に延設された外周壁と、この外周壁の内側における前記底部の内面から前記一の方向に一体に延設され、実装基板を収納するための箱状の収納室を形成する内周壁とにより構成されるボディと、このボディの外周壁の内側を閉塞するものであって、前記外周壁と前記内周壁との間に対応する位置に少なくとも1つの孔を形成されたカバーとを備え、前記カバーは、前記ボディに対してスライド自在であり、前記孔のうち1つ以上の孔は、前記カバーを一方側にスライドさせたときに前記実装基板上に設けた操作部に対向するので、カバーが水平方向を向く状態でハウジングが取付面に取り付けられた場合に、ハウジング内部に水滴が侵入しても、その水滴から実装基板を内周壁で保護することができるほか、カバーが鉛直方向上側を向く状態でハウジングが取付面に取り付けられた場合には、カバーに孔を有する構造ではハウジングの内部に水滴が侵入することになるが、本発明のカバーに形成された少なくとも1つの孔は外周壁と内周壁との間に対応する位置にくるから、ハウジング内部に侵入した水滴から実装基板を内周壁で保護することができる。したがって、カバーが水平方向を向いていても、鉛直方向上側を向いていても、収納室内への水滴の侵入防止が可能となる。
【0037】
請求項2記載の発明のエレベータ用電子チャイムによれば、請求項1記載のハウジングと、前記収納室内に収納される電子チャイム音発生用の実装基板と、この実装基板からの信号に応じてチャイム音を発生するスピーカとを備え、このスピーカは当該スピーカの出力部を前記ボディの底部内面側に向けて前記内周壁の内側に取り付けられ、前記スピーカの出力部と対向する前記ボディの底部にはスリットが形成されているので、スピーカの出力部をボディの底部内面側に向けて内周壁の内側に取り付けてもスピーカの音が遮られることがなく、しかも実装基板およびスピーカの双方が収納室内に収納されることになるから、実装基板およびスピーカの双方をハウジング内部に侵入した水滴から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態のエレベータ用電子チャイムを示す図である。
【図2】本発明に係る一実施形態のエレベータ用電子チャイムを示す図である。
【図3】同エレベータ用電子チャイムに使用されるボディを示す図である。
【図4】同エレベータ用電子チャイムに使用されるカバーを示す図である。
【図5】同エレベータ用電子チャイムに使用される実装基板を示す図である。
【図6】カバーが水平方向を向く場合の防滴効果の説明図である。
【図7】カバーが鉛直方向上側を向く場合の防滴効果の説明図である。
【図8】従来のエレベータ用電子チャイムの一部分解斜視図である。
【図9】エレベータ用電子チャイムの取付面の説明図である。
【符号の説明】
1 ボディ
11 底部
12 外周壁
13 内周壁
14,15 フランジ部
16 筒部
17,18 突部
19 突部
2 カバー
21 底部
22 側壁
23 筒部
24 筒部
25,26 突部
27 リブ
3 実装基板
4 電線
5 スピーカ

Claims (2)

  1. 所定の取付面に取り付けられる板状の底部と、この底部の周縁から一の方向に一体に延設された外周壁と、この外周壁の内側における前記底部の内面から前記一の方向に一体に延設され、実装基板を収納するための箱状の収納室を形成する内周壁とにより構成されるボディと、
    このボディの外周壁の内側を閉塞するものであって、前記外周壁と前記内周壁との間に対応する位置に少なくとも1つの孔を形成されたカバーとを備え
    前記カバーは、前記ボディに対してスライド自在であり、前記孔のうち1つ以上の孔は、前記カバーを一方側にスライドさせたときに前記実装基板上に設けた操作部に対向することを特徴とするハウジング。
  2. 請求項1記載のハウジングと、前記収納室内に収納される電子チャイム音発生用の実装基板と、この実装基板からの信号に応じてチャイム音を発生するスピーカとを備え、このスピーカは当該スピーカの出力部を前記ボディの底部内面側に向けて前記内周壁の内側に取り付けられ、前記スピーカの出力部と対向する前記ボディの底部にはスリットが形成されていることを特徴とするエレベータ用電子チャイム。
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