JP3677945B2 - 記録装置用ヘッド駆動装置 - Google Patents

記録装置用ヘッド駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3677945B2
JP3677945B2 JP17426597A JP17426597A JP3677945B2 JP 3677945 B2 JP3677945 B2 JP 3677945B2 JP 17426597 A JP17426597 A JP 17426597A JP 17426597 A JP17426597 A JP 17426597A JP 3677945 B2 JP3677945 B2 JP 3677945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
switch
circuit
power amplifier
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17426597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1120155A (ja
Inventor
周平 鶸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP17426597A priority Critical patent/JP3677945B2/ja
Priority to US09/102,020 priority patent/US6068360A/en
Publication of JPH1120155A publication Critical patent/JPH1120155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3677945B2 publication Critical patent/JP3677945B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ等の記録装置用ヘッド駆動装置に係り、特に、ヘッド駆動チャンネルを選択するためのスイッチ回路とこのスイッチ回路へヘッドを駆動する電力を供給する電力増幅器とが配線材により接続された記録装置用ヘッド駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ等の記録装置において、ヘッド駆動チャンネルを選択するためのスイッチ回路とこのスイッチ回路へヘッドを駆動する電力を供給する電力増幅器とが離れた位置で構成されものにあっては、両者間がFPC(フレキシブル・プリンティッド・サーキット板)等の配線材により接続される。図1にその構成を示す。インクを噴射するためのヘッド1とこのヘッド1のチャンネルを選択するためのスイッチ回路(スイッチICという)21とがヘッドユニット3に設けられ、このヘッドユニット3は走査移動されるキャリッジ上に搭載される。このスイッチIC21へ電力を供給する電力増幅器41は装置本体側に設けられ、スイッチIC21と電力増幅器41との間は配線材5により接続される。電力増幅器41は、波形発生器42からの信号を受けて動作する。スイッチIC21には制御信号及び電源が供給される。
【0003】
このような構成においては、スイッチIC21と電力増幅器41との間の配線材5による電圧降下が発生する。このため、ヘッド1に印加されるべき電力が配線材5により消費され、ヘッド1の性能をフルに発揮することができない場合があり、その場合は、インク噴射速度が低下し、印字品位の劣化につながる。この問題を防ぐために、波形の劣化の原因である配線材5での損失を低減するため、配線材5のインピーダンスを下げるように導体幅を増やしたり、電力増幅器41が出力する波形に対して予め配線材5による劣化を補正しておく必要があった。
【0004】
また、スイッチIC21の入力−出力特性が非線形であるために、駆動信号がスイッチICを通り抜けると歪むため、希望する波形がヘッドに印加されないという問題があった。この問題を防ぐために、波形劣化の原因であるスイッチICの非線形分を予め補正しておく必要があった。
このような理由から、装置の小型化を困難としたり、コストの上昇を招いていた。また、波形の補正に関しては、同時駆動するチャンネル数の変化に対して対応するには処理回路の複雑化を招き、コスト高の要因となる。
【0005】
ここで、上記構成の動作原理について説明する。図2に各部の波形を示している。波形発生器42により駆動波形(1)を発生し、この駆動波形(1)を電力増幅器41により増幅し、その出力を配線材5を経由してスイッチIC21に送る。スイッチIC21の入力及び出力波形は図示のように歪む。この出力波形の駆動電圧が、スイッチIC21に入力されている制御信号に基づいて選択されたヘッド1に対して印加される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の構成では、電力増幅器41の出力自体、つまりa,b間に希望の駆動波形を発生させることは可能であっても、装置の大型化・コストアップを招くことなく、ヘッドユニット3の入力端c,d間に、希望の駆動波形を得ることは、配線材5による電圧降下の存在により困難であり、従って、スイッチIC21の電源入力端子には希望する波形の電圧を供給することが困難となる。図3に駆動回路の電気的等価回路を示す。配線材5は、R(抵抗成分)とL(インダクタンス成分)を主成分として構成されており、図示では、集中定数的にc〜e/d〜fに、RとLとを各々1個づつしか記していないが、実際には分布定数的に存在する。
【0007】
また、スイッチICとして代表的なCMOSのアナログスイッチの入力電圧に対する抵抗値特性を図4に示す。アナログスイッチは、外部からの制御信号により、入出力間をON/OFFする機能を有しており、その非線形特性は、入力電圧に対しON時の入出力間の抵抗が変化するものである。スイッチIC21の非線形特性により、入力された信号は、さらに歪むことになる。
【0008】
以下に、配線材5の抵抗成分の存在が、ヘッド1に印加される信号に対して、どのような障害を及ぼすかを説明する。ヘッド1がいわゆるPZT(ピエゾ)系である場合、この方式は、インクを飛ばすためにPZTに電圧を印加し、PZTが変形したことによるインク通路内の圧力変化を利用するものである。ヘッド1がPZTの場合の等価回路を図5に示す。PZTは等価的にはコンデンサ12である。このため、数多くのノズルからインクを同時噴射しようとすると、ピーク電流は下式で表されるものとなる。
電流=駆動電圧/配線材抵抗+駆動電圧×同時噴射ノズル数/スイッチング素子のON抵抗
【0009】
1ノズルあたりの電流が20mAピークとしても、チャンネルが128chあると、電流は2.56Aとなる。そして、配線材5の抵抗が1Ωとすると往復線路で2Ωとなり、電圧降下は、5.12Vとなる。これは、電源電圧(例えば24V)に対して相対的に無視できない電圧降下である。図6は配線材5に損失がない場合と、損失が発生した場合の電圧波形を示している。配線材5に損失が発生すると、電圧波形の立ち上がり・立ち下がりが鈍ったものとなり、ヘッド駆動の応答性が低下する。さらに、スイッチICの非線形性の影響により、スイッチICの出力波形は、上述の図2に示したように、歪む。このため、波形発生器42から出力された駆動波形(1)と比較すると、立ち上がり・立ち下がりに著しい相違が発生する。これによって、PZTの変形が期待通りにならないため、インク噴射特性が低下する。
【0010】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、装置の大型化・複雑化・コストアップを招くことなく、スイッチICと電力増幅器との間の配線材による損失及びスイッチICの非線形分を補償して、スイッチICに適正な波形の電圧を印加することが可能で、ヘッドの性能をフルに発揮することができ、印字品位を確保し得る記録装置用ヘッド駆動装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明の記録装置用ヘッド駆動装置は、ヘッド駆動チャンネルを選択するためのスイッチ回路とこのスイッチ回路へヘッドを駆動する電力を供給する電力増幅器とが配線材により接続された記録装置用ヘッド駆動装置において、電力増幅器は帰還回路を有し、帰還回路は、スイッチ回路の一つのスイッチとヘッドの一つのチャンネルを接続した点及びグランド点から電力増幅器まで帰還用信号線を導出して、帰還ループ内にスイッチが挿入されるようにしたものである。
上記構成においては、電力増幅器は、スイッチ回路の一つのスイッチとヘッドの一つのチャンネルを接続した点の電圧が負帰還され、負帰還ループ内に一種の非線形なアナログスイッチが挿入されることになるので、スイッチによる波形歪を補償して歪のない電圧をスイッチ回路に供給することができ、従って、ヘッドはスイッチによる波形歪の影響を受けることなく適正に動作する。
【0012】
また、請求項2の発明の記録装置用ヘッド駆動装置は、上記請求項1に記載の構成において、スイッチ回路はヘッドが搭載されたヘッドユニット側に設けられ、前記一つのスイッチは常時オンとされるものであり、前記一つのチャンネルはインクを噴射しないダミー又はヘッドの1チャンネルと等価回路網を有するものであり、電力増幅器は記録装置本体側に設けられているものである。
上記構成においては、負帰還ループをダミーのヘッドの1チャンネル又はそれの等価回路網から取り出すので、負帰還ループを設けたことが正規のヘッドに悪影響を及ぼすことはない。また、ヘッドユニット側のスイッチ回路と、このスイッチ回路に電力を供給する記録装置本体側の電力増幅器とが配線材により接続され、配線材は可動であり、その導体幅の薄いものを用いる方が望ましく、そうした場合に、配線材のインピーダンスが多少大きくなって損失が大きくなったとしても、スイッチ回路へ供給される電圧は負帰還制御により補償されるので、何ら支障がない。
【0013】
また、請求項3の発明の記録装置用ヘッド駆動装置は、上記請求項1又は請求項2に記載の構成において、電力増幅器には、ヘッド駆動波形を生成する波形発生器からの信号が入力されるものである。
上記構成においては、ヘッド駆動波形を生成する波形発生器と電力増幅器とはそれぞれ役割を分担するので、帰還制御される電力増幅器の構成が簡単となる。
【0014】
また、請求項4の発明の記録装置用ヘッド駆動装置は、上記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の構成において、帰還回路にはインピーダンス変換器を挿入したものである。
上記構成においては、電力増幅器の負荷が静電容量と非線形な入出力特性を示すスイッチ回路であるので、帰還回路のインピーダンスが低いと、負荷に流れるべき電流が帰還回路に流れるため、誤った帰還がなされる可能性があるが、インピーダンス変換器を挿入したことにより、そのようなことがなくなる。
【0015】
また、請求項5の発明の記録装置用ヘッド駆動装置は、上記請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の構成において、ヘッドはインク噴射のために圧電素子を用いたインクジェット方式のものである。
上記構成においては、帰還回路によりスイッチ回路による波形歪が補償されるので、ヘッドの圧電素子に含まれるコンデンサ成分に起因する電圧波形の歪発生が抑制され、インクの噴射応答が低下することがなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。
図7は、記録装置用ヘッド駆動装置の回路図である。本駆動装置は、インクジェット方式によりインク噴射を行うヘッド1と、このヘッド1の駆動チャンネルを選択するためのヘッド駆動回路21(スイッチICという)とが設けられたヘッドユニット3と、スイッチIC21に電力を供給する電力増幅器41と、この電力増幅器41に波形信号を供給する波形発生器42とから構成される。ヘッドユニット3は、印字動作のため走査移動されるキャリッジに搭載され、電力増幅器41と波形発生器42は装置本体側に設けられることから、これら両者間はFPC等でなる配線材5により接続される。
【0017】
そして、本発明においては、電力増幅器41は、負帰還回路を有しており、スイッチIC21の一つのスイッチ(通常、非線形のアナログスイッチ)とヘッドの一つのチャンネルを接続した点及びグランド点から電力増幅器41まで負帰還用信号線71,72を導出して、これにより負帰還ループ内にアナログスイッチを挿入している。また、スイッチIC21には、制御信号及び電源が供給される。負帰還用信号線71,72は、配線材5のFPC等の配線を利用すればよい。
【0018】
図8は、電力増幅器41の入力波形(in)と出力波形(out)及び、その場合のスイッチIC21の出力波形を示す。電力増幅器41の出力波形は負帰還がかけられたものとなっていて、スイッチIC21の出力波形は、図2に示したものに比べて歪が補正されたものとなる。
【0019】
図9はスイッチIC21、ヘッド1及び帰還回路の具体的回路を示す。ヘッド1は等価的にはコンデンサ12であり、スイッチIC21のスイッチ22と同等で常時ONとされる一つのスイッチ23とダミーのヘッド13の一つのチャンネルとの接続点からを負帰還用信号線71(D)を導出し、シグナルグランド点から負帰還用信号線72(E)を導出している。これら負帰還用信号線71(D),72(E)は、それぞれ図7に示されるように、電力増幅器41の端子C,Bに接続される。なお、端子F、G(Gはパワーグランド)は、配線材5を介して電力増幅器41の出力端に接続されている。ヘッド13に代えて、等価静電容量のコンデンサでもよい。
【0020】
図10は、電力増幅器41の具体回路例を示し、(a)は非反転増幅回路41aを用いた場合、(b)は反転増幅回路41bを用いた場合である。非反転増幅回路41a及び反転増幅回路41bはいずれも入力波形と出力波形との差がなくなるように動作する(但し、反転増幅では入出力は反転)。各増幅回路41a、41bへの負帰還回路には、インピーダンス変換器44が挿入されている。インピーダンス変換器44は出力インピーダンスが低く、入力インピーダンスが高いものを用い、これにより、電力増幅器41の負荷が静電容量と非線形な入出力特性を示すスイッチIC21であるにも拘わらず、負荷に流れるべき電流が負帰還回路に流れないようにしている。なお、図示のA,B,C端はそれぞれ図7の同符号に対応し、グランド、負帰還用信号線72(E),71(D)に接続される。また、各増幅回路41a、41bの出力端子(out)は一方の配線材5に接続され、入力端子(in)には波形発生器42の出力が接続される。
【0021】
上記のように構成されているので、電力増幅器41は、その負帰還回路にスイッチIC21を含むことになり、負帰還制御により、アナログのスイッチIC21の非線形特性による波形歪の発生を防止することができる。すなわち、図8に示したように、スイッチIC21の入力波形に対して、電力増幅器41の出力波形(out)は、スイッチIC21の非線形性を補償するような駆動波形特性となる。これにより、スイッチIC21には歪のない波形の電圧を供給することができ、従って、ヘッド1は適正に動作する。また、これにより、従来のように、波形の劣化の原因であるスイッチICの非線形分を予め補正しておくといった複雑な構成及び処理が不要となる。
【0022】
また、配線材5は可動性に富むように、できるだけその導体幅の薄いものが望ましく、そうした場合に、配線材5のインピーダンスが多少大きくなって電圧降下が大きくなったとしても、その電圧降下は補償され、スイッチIC21へは規定電圧が供給されるので、ヘッド1の正常動作に何ら支障がなく印字品位は保証される。なお、スイッチIC21側から電力増幅器41側まで導出される負帰還用信号線71,72に流れる電流は微小であり(電力供給線である配線材5に流れる電流に比べて極めて少ない)、そこでの電圧降下は無視できる。
【0023】
また、ヘッド1が、圧電素子等を用いたインクジェット方式である場合、圧電素子に含まれるコンデンサ成分に起因して電圧波形が鈍り易いが、本発明では、電圧降下分が補償されるので、コンデンサ成分に起因する電圧波形の鈍り発生が抑制され、インクの噴射応答が低下することがなくなる。
【0024】
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、インクジェット方式のヘッドを示したが、バブルジェット系のヘッド、サーマルヘッド、熱昇華型ヘッドにも同様に適用可能であり、特に、これらのヘッドではヘッドへの通電電流が大きいことから、配線材5での電圧降下が大きくなり、従って、本発明を適用した場合の効果は大きい。
【0025】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明に係る記録装置用ヘッド駆動装置によれば、電力増幅器の帰還ループ内にヘッド駆動チャンネルを選択するスイッチ回路のスイッチが挿入されるので、スイッチの非線形分による波形歪の発生が防止される。従って、希望する波形の電圧をスイッチ回路に供給することができ、ヘッドは適正に駆動され、インク噴射速度が低下するようなことがなくなり印字品位を保証し得る。しかも、波形劣化の原因であるスイッチの非線形分を予め補正しておくといった複雑な構成及び処理が不要となる。また、配線材での電圧降下を防ぐために、配線材のインピーダンスを下げるよう導体幅を増やしたり、スイッチ回路の近傍に大容量のコンデンサを設けるといった必要がなくなり、装置の小型化、コストダウンが図れる。
【0026】
また、請求項2又は請求項3の発明に係る記録装置用ヘッド駆動装置によれば、負帰還ループをダミーのヘッドの1チャンネル又はそれの等価回路網から取り出すので、負帰還ループを設けたことにより正規のヘッドの動作に何らの影響を及ぼすことはない。また、可動なヘッドユニット側のスイッチ回路と、これに電力を供給する記録装置本体側の電力増幅器とが配線材により接続されていて、配線材の導体幅を薄くしてそのインピーダンスが多少大きくなって電圧降下が大きくなったとしても、スイッチ回路へ供給される電圧は補償され、上記請求項1と同等の効果が得られる。
【0027】
また、請求項4の発明に係る記録装置用ヘッド駆動装置によれば、負荷に流れるべき電流が帰還回路に流れると誤った帰還がなされるが、インピーダンス変換器が帰還回路に挿入されていることにより、そのようなことが防止される。
【0028】
また、請求項5の発明に係る記録装置用ヘッド駆動装置によれば、スイッチ回路による波形歪のない電圧をヘッドに供給できるので、圧電素子のコンデンサ成分による電圧波形の鈍り発生を抑制することができ、ヘッド駆動の応答性が低下することがなくなり、印字品位を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のヘッド駆動用回路の回路図である。
【図2】ヘッド駆動波形を示す図である。
【図3】従来のヘッド駆動用回路の電気的等価回路図である。
【図4】スイッチの非線形特性を示す図である。
【図5】ヘッドとスイッチ回路の回路図である。
【図6】圧電系ヘッドの場合の配線材による損失の影響を示す電圧波形図である。
【図7】本発明の実施形態によるヘッド駆動用回路の回路図である。
【図8】電力増幅器とスイッチICでの各部波形を示す図である。
【図9】スイッチICと帰還回路の回路図である。
【図10】電力増幅器の具体的回路図である。
【符号の説明】
1 ヘッド
13 ダミーのヘッド
21 ヘッド駆動用回路(スイッチIC)
22,23 スイッチ
3 ヘッドユニット
41 電力増幅器
41a 非反転増幅回路
41b 反転増幅回路
42 波形発生器
44 インピーダンス変換器
5 配線材
71,72 負帰還用信号線

Claims (5)

  1. ヘッド駆動チャンネルを選択するためのスイッチ回路とこのスイッチ回路へヘッドを駆動する電力を供給する電力増幅器とが配線材により接続された記録装置用ヘッド駆動装置において、
    前記電力増幅器は帰還回路を有し、
    前記帰還回路は、前記スイッチ回路の一つのスイッチとヘッドの一つのチャンネルを接続した点及びグランド点から電力増幅器まで帰還用信号線を導出して、帰還ループ内に前記スイッチが挿入されるようにしたことを特徴とする記録装置用ヘッド駆動装置。
  2. 前記スイッチ回路はヘッドが搭載されたヘッドユニット側に設けられ、前記一つのスイッチは常時オンとされるものであり、前記一つのチャンネルはインクを噴射しないダミー又は前記ヘッドの1チャンネルと等価回路網を有するものであり、前記電力増幅器は記録装置本体側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の記録装置用ヘッド駆動装置。
  3. 前記電力増幅器には、ヘッド駆動波形を生成する波形発生器からの信号が入力されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録装置用ヘッド駆動装置。
  4. 前記帰還回路には、インピーダンス変換器を挿入したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の記録装置用ヘッド駆動装置。
  5. 前記ヘッドは、インク噴射のために圧電素子を用いたインクジェット方式のものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の記録装置用ヘッド駆動装置。
JP17426597A 1997-06-30 1997-06-30 記録装置用ヘッド駆動装置 Expired - Fee Related JP3677945B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17426597A JP3677945B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 記録装置用ヘッド駆動装置
US09/102,020 US6068360A (en) 1997-06-30 1998-06-22 Printer head drive system having negative feedback control

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17426597A JP3677945B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 記録装置用ヘッド駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1120155A JPH1120155A (ja) 1999-01-26
JP3677945B2 true JP3677945B2 (ja) 2005-08-03

Family

ID=15975630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17426597A Expired - Fee Related JP3677945B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 記録装置用ヘッド駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3677945B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4770361B2 (ja) 2005-09-26 2011-09-14 富士ゼロックス株式会社 容量性負荷の駆動回路、及び液滴吐出装置
JP5256713B2 (ja) 2007-11-29 2013-08-07 セイコーエプソン株式会社 容量性負荷の駆動回路、液体噴射装置及び印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1120155A (ja) 1999-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6068360A (en) Printer head drive system having negative feedback control
US8201905B2 (en) Head drive apparatus of ink jet printer, head driving method, and ink jet printer
US7252355B2 (en) Print head driving circuit
JP3601450B2 (ja) インクジェットヘッドの駆動回路及び、インクジェットヘッドの駆動方法
WO2016181946A1 (ja) 記録ヘッドの駆動回路及び画像記録装置
JP3797161B2 (ja) インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置及び駆動方法
US8764143B2 (en) Image forming apparatus and drive-voltage generating circuit
JP2009196121A (ja) 液体吐出装置、及び液体吐出方法
JP3677945B2 (ja) 記録装置用ヘッド駆動装置
JP2001150666A (ja) インクジェットヘッドの駆動回路
JP3849198B2 (ja) インクジェットヘッドの駆動回路
US6831392B2 (en) Piezoelectric element driving circuit and driving method
JP3711447B2 (ja) インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置及び駆動方法
JPH08300648A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェットヘッド駆動回路
JP3743301B2 (ja) インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置及び駆動方法
JPH1120151A (ja) 記録装置用ヘッド駆動装置
JP3653939B2 (ja) 記録装置用ヘッド駆動装置
KR20120049301A (ko) 잉크젯 프린터 및 인쇄방법
JP3757808B2 (ja) インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置及び駆動方法
JP4016252B2 (ja) インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置
JP4433709B2 (ja) インクジェットヘッドの駆動回路
KR100403581B1 (ko) 잉크젯 헤드 구동 회로
JP2008296375A (ja) 液体吐出装置
JP2002307675A (ja) ヘッド駆動装置
JPH1120268A (ja) 記録装置用ヘッド駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080520

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees