JP3677622B2 - 折りたたみ収容ケース - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、紙製又はビニール引きの紙製等の部材にて形成され,不使用時に折曲線を介して偏平状に折りたたんで保管し,使用時に拡開して対向する表裏両面板との間に適宜幅の側面部と底面部とを有する袋体又は箱体に組み立てて商品等の物品を収容し持ち運びに供する,折りたたみ収容ケースに関するもので、特に従来困難であった厚紙等の厚手の部材での形成や角錐台等の高さ方向に沿って漸次幅を異にする特殊形状での形成をも可能にする折りたたみ収容ケースに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
この種折りたたみ収容ケースの従来例としては、図11乃至図15に示す所謂デパート等で使用されているショッピング袋Bがある。
このショッピング袋Bは、薄手の紙又はビニール引きの薄手の紙にて表裏両面部1,2と、両側面部3,4と、底面部5とが相互に糊付け等により一体に接合されて直方体形状の袋体に形成されたものであり、中に購入した商品等の物品を収容して使用に供される。
6は、取っ手用の吊り下げ紐取り付け穴である。
そして両側面部3,4の中央部にはその長さ方向に沿って、また表面部1又は裏面部2の下側部には底面部5の幅寸法における半分の寸法の高さに相当する位置に底面部5と平行に、夫々折曲線7,8が入れられており、不使用時にはこれらの折曲線を介して平らに折りたたんで保管に供する。
【0003】
即ち,先ず図13の如く両側面部3,4を、折曲線7を介して表裏両面部1,2間の内側方向に向かって二つ折りとなして表面部1と裏面部2間の距離を接近させ、次いで図14,図15の如く表面部1又は裏面部2の下側部を、折曲線8を介して折り曲げてその折り曲げ部に底面部5を重ねるようになす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし斯かる従来技術の場合においては、袋体を形成する両側面部3,4と底面部5とが一体に接続されているため、保管に供する際には前記のように、両側面部3,4を表裏両面部1,2間の内側方向に向かって二つ折りとなすとともに底面部5を表面部1又は裏面部2と重なるようにその方向に向かって折り返さなければならないので、その結果図13乃至図15から明らかなように折りたたみ形態が勢い分厚くなって嵩張り保管に多くの空間ないし場所を必要とせざるを得ないという難点を有している。そして薄手の部材での形成にしか適さないため耐久性ないし堅牢性にも乏しいという難点を有している。
【0005】
また、前記の方法による折りたたみ形態であるため、折りたたみ用の折曲線が両側面部3,4における7のみならず表面部1又は裏面部2における8のように外部からきわめて目に付きやすい個所に入れられて外部に露呈しており、そして図12で示されているように両側面部3,4下側部においても底面部5の折り返しのために多くの折曲線が形成されざるを得ず、その結果外観体裁が良好ではなく専ら実用上の機能性追求に終始せざるを得ないきらいがある。
【0006】
更に、底面部5の表面部1又は裏面部2と重なる方向への折り返しは、図16で示されるように、本来的に表面部1又は裏面部2に入れられた折曲線8の形成に伴いそれと同様に両側面部3,4の下側部から底面部5の幅寸法における半分の寸法に相当する高さの位置に底面部5と平行に形成された折曲線9と両側面部3,4の高さ方向に沿った中央部に入れられた折曲線7との交点P1を中心として行われるものであるから、直方体形状の袋体Bのように底面部5の折り返しの本来的な中心点と実際上の中心点とが一致している場合には、両側面部3,4の折曲線7に沿った個所に無理な荷重がかかることはなく、底面部5の折り返しが円滑に行われる。 ところが、袋体が高さ方向に沿って幅寸法を異にする角錐台形状のものAである場合には、底面部5の表面部1又は裏面部2側への実際上の折り返し中心点である折曲線7と10との交点P2と底面部5の半分の幅寸法に相当する高さで折曲線7上に位置する本来的な底面部5の折り返し中心点P1とは一致せず距離的なずれを生じ、そのため底面部5を表面部1又は裏面部2側へ折り返そうとすると両側面部3,4の折曲線7に沿った個所に無理な荷重がかかり破損のおそれすら出てくるので、斯かる形状の袋体の実現は困難であった。
その結果,専ら直方体形状のもののみが作成され外観形態の変化に乏しいきらいがあった。
【0007】
そこで本発明は、袋体若しくは箱体形状の収容ケースの構造に簡潔でユニークな工夫を図ることにより、上記従来技術の有する諸難点を解消し、従来困難であった厚手の部材を用いたケースの形成ならびに変化に富んだ外観形態での形成をも可能となして、使い勝手が広がり実用上好適である折りたたみ収容ケースを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、次の手段を採っている。 即ち先ず基本的には、上側部に取っ手26と指挿入孔27を設けた取っ手部を有して対向配置される適宜幅適宜長さの一対の表裏両面板21,22と、この表裏両面板の上側部の取っ手部より下側の長さ方向両側縁部に折曲片28,28を介して長さ方向両側縁部が接着された適宜幅の左右一対の両側面板23,24と、同じく表裏両面板の下側底面部に折曲片29,29を介して長さ方向両側縁部が接着された適宜幅の底面板25とを具備し、この底面板の幅方向両端部に使用時に起立して背面部が両側面板23,24の内面側と重合当接し長さ方向両側縁部が表裏両面板21,22の内面側に重合当接する折り返し片30,30を屈曲自在に配設するとともに、両側面板23,24と底面板25及び折り返し片30,30の長さ方向中央部に夫々折りたたみ用の折曲線32,33を形成しており、使用時には、底面板25の幅方向両端部に傾倒されている折り返し片30,30を外側に折り曲げ起立させてその背面部を両側面板23,24の内面側に重合当接させるとともにその長さ方向両側縁部を表裏両面板21,22の内面側に重合当接させて表裏両面板21,22と両側面板23,24と底面板25との相互間の補強支持を図り収容ケースを組み立て形成して使用に供する一方、不使用時には、収容ケース内で補強支持のために起立している折り返し片30,30を内側に折り曲げ底面板25の上に傾倒させて表裏両面板と両側面板と底面板との間の係合を解除し、次いで両側面板23,24及び底面板25と折り返し片30,30とを夫々の折曲線32と33を介して表裏両側面板21,22の間と反対側外側方向に凸に突出するように二つ折りに折りたたんで保管に供するようになすことを特徴とするものである。
両側面板23,24は、使用時には取っ手26,26を重ねるため漸次上方に向かうに従って幅が狭くなる表裏両面板21,22の上側部における取っ手部の間には介在されておらずそれより下側の長さ方向両側縁部に接着されており、また両側面板23,24と底面板25とは、従来と異なり接着されておらず、折り返し片30,30を介した重合当接により係合支持されているので、保管時には両側面板23,24と底面板25とを夫々別々に対向する表裏両面板21と22との間の内側方向と反対側外側方向に凸に突出するように折曲線を介して二つ折りにして偏平状に折りたたむことができる。従って使用時には、保管時に表裏両面板21,22の外側方向に凸に突出して二つ折りとなっている両側面板23,24と底面板25とを一直線状に伸ばし、底面板25の上に重ねて折り返されている幅方向両端部の折り返し片30,30を起立してその背面部を両側面板23,24の内面側に長さ方向両側縁部を表裏両面板21,22の内面側に夫々当接させて相互間の係合支持となし袋体若しくは箱体にケースを組み立てる。 両側面板23,24と底面板25とが接着されていないため空隙となっている部分は、底面板25より屈曲する折り返し片30,30の起立により閉塞された状態となり外部にはその空隙部が露呈されない。
【0009】
表裏両面板21,22と両側面板23,24と底面板25相互間の係合支持したがってケースの組み立て補強の一層の強化を図るためには、底面板25の幅方向両端部に配設された折り返し片30,30の表裏両面板側長さ方向両側縁先端部に,表裏両面板21,22側に折曲してその内面に当接させる爪片31,31を屈曲自在に設けたものを用いる。
【0010】
底面板25が両側面板23,24と接着されておらず,底面板25を表面板21又は裏面板22側に重ねて折り返して折りたたむ必要がないので、従来と異なり側面板23,24の折曲線32に沿った部分に折りたたみ時に無理な荷重がかからず、そのため高さ方向に沿って幅寸法を異にする角錐台形等の特異な形状でケースを形成することができ、外観形態の変化に富む。
【0011】
また,表裏両面板21,22間やその上に重ねて両側面板23,24と底面板25を折りたたみ配置させる必要がないので、折りたたみ形態がきわめて偏平状態を維持することができ、そのため厚紙製等の厚手の部材にてケースを形成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
別紙図面の図1乃至図10を参照して、本発明の実施形態の一例について説明する。
【0013】
Aは、厚紙製の部材にて組み立て折りたたみ自在の箱型に形成された本発明の1実施形態に係る折りたたみ収容ケースである。 図1乃至図5は、この折りたたみ収容ケースAの組み立て状態を示す説明図、図6乃至図10は、その折りたたみ状態を示す説明図である。
折りたたみ収容ケースAは、対向する一対の表面板21と裏面板22と、その間に配置される適宜幅の両側面板23,24と、底面板25とを具備している。
【0014】
表面板21と裏面板22は、下側部より上側部に向かって漸次幅が狭くなる台形状を有しており、夫々上側部は取っ手26とその下側に指挿入孔27を設けた取っ手部となっており、使用時には図3等に示されている如くこれを重ねて用いる。 両側面板23と24も、下側部より上側部に向かって漸次幅が狭くなる台形状となっており、その高さ方向(長さ方向)両側縁部に設けられた糊付け用折曲片28を介して対向する表裏両面板21と22の上側部における取っ手部より下側の長さ方向両側縁部間に接着されている。
底面板25は長方形の形状を有しており、その長さ方向両側縁部に設けられた糊付け用折曲片29を介して一対の表裏両面板21と22間の下側底面部に接着されている。 底面板25の幅方向両端部には、ケースの組み立て補強用の折り返し片30が屈曲自在に設けられており、補強用折り返し片30の長さ方向両側縁先端部には同じく補強用の爪片31が屈曲自在に設けられている。
両側面板23と24の長さ方向中央部には折りたたみ用の折曲線32が入れられており、底面板25の長さ方向中央部および折り返し片30の中央部にも折りたたみ用の折曲線33が入れられている。
しかし表裏両面板21と22には、底面板25の折り返し用の折曲線は全く形成されていない。
【0015】
使用時に折りたたみ収容ケースAを箱型に組み立て形成する場合には、図6,図7のように偏平状に二つ折りに折りたたまれている状態のものを拡開して一直線状に伸張し、図9のように底面板25の上に傾倒されている両端部の折り返し片30,30を起立させてその背面部を両側面板23,24の内面側に重合当接させるとともに、その長さ方向両側縁部を表裏両面板21、22の内面側に重合当接させる。 また折り返し片30の両側縁先端部の爪片31を起こして同様に表裏両面板21と22の内面側に当接させることによって行う。すると収容ケースAは、図4で示されるように箱型に組み立てられる。 この折り返し片30と爪片31を介した係合支持によりそれが筋交いの如き機能を果たし、表裏両面板21,22と両側面板23,24と底面板25との間が相互に補強支持されて、両側面板23,24と底面板25とが外力により折曲線を介して不用意に外側方向に二つ折りに折りたたまれるようなことが確実に防止され、ケース全体の耐久性ならびに堅牢性が増強される。
また底面板25から起立した折り返し片30,30と両側面板23,24との接触により、両側面板23,24と底面板25とが接着されないためその間に明いている空隙部が閉塞されて、その部分が外部に露呈されるようなこともない。
【0016】
不使用時に保管に供する場合には、図4の組み立て状態にあるときは先ずケース内で起立して係合状態となっている一対の折り返し片30,30と爪片31を内側に折り曲げて底面板25の上に傾倒してその係合状態を解除し、次いで両側面板23,24と底面板25及び折り返し片30とを夫々の折曲線32と33を介して表裏両面板21,22の間の内側方向と反対側外側方向に凸に突出するように二つ折りに折りたたむ。すると図6から図10の状態となり、きわめて薄い偏平状に折りたたまれる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は上記の構成となしたので、上述の従来技術の有する諸難点を解消し、次の特有な効果を奏する。
【0018】
第1に、両側面板23,24は、使用時には取っ手26,26を重ねるため漸次上方に向かうに従って幅が狭くなる表裏両面板21,22の上側部における取っ手部の間には介在されておらずそれより下側の長さ方向両側縁部に接着されており、また両側面板23,24と底面板25とは、従来と異なり接着されておらず、折り返し片30,30を介した重合当接により係合支持されているので、保管時には両側面板23,24と底面板25とを夫々別々に対向する表裏両面板21と22との間の内側方向と反対側外側方向に凸に突出するように折曲線を介して二つ折りにして偏平状に折りたたむことができる。従って保管時に表裏両面板21,22と両側面板23,24及び底面板25とを相互に重なる状態で折りたたむ必要がなく、そのためケースの折りたたみ形態を従来に比しきわめて薄質化することができ、多数のものの保管に必要な空間やスペースを大幅に少なくすることが可能となり、運搬にも便利である。
【0019】
第2に、折りたたみを容易になすために両側面板23,24と底面板25とを接着しない構成となしても、底面板25両端部に屈曲自在に配設した折り返し片30,30の介在により更にはその折り返し片とそれに設けた爪片31の介在により表裏両面板21,22と両側面板23,24と底面板25との相互の係合状態が強固に補強支持されることとなる結果、ケース全体の安定性,耐久性と堅牢性が増強され、重量物の収容も可能となる。
また底面板25より屈曲する上記折り返し片30,30の介在により、両側面板23,24と底面板25とが接着されないことに伴いその間に生ずる空隙部が閉塞されて外部に露呈されない状態となり、外観体裁上好適である。
【0020】
第3に、折りたたみ形態を可及的に薄くすることができることに伴って、従来困難であった厚紙等の厚手の部材を用いてケースを形成することが可能となり、これによってもケースの耐久性及び堅牢性ならびに外観体裁の良好性に寄与することができる。
【0021】
第4に、折りたたみ時に底面板25を表裏両面板21,22側に重ねるように折り返す必要がないので、従来と異なり表裏両面板21,22および側面板23,24に底面板25の折り返し用折曲線を入れる必要がなく、そのため外観構成をすっきりと簡潔化することができ、外観体裁を良好になすことができる。
【0022】
第5に、上記と同様な理由により、底面板25の折りたたみの際に従来のように側面板23,24側に無理な荷重がかかるというおそれが全くないので、従来困難であった角錐台の如き高さ方向に沿って漸次幅を異にするような特殊形状の外観形態での形成をも可能となり、ケースの外観形態を変化に富んだものとなすことができ、以上のこととも相まって使い勝手が広がり実用上好適である。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 本発明の1実施形態に係る折りたたみ収容ケースの組み立て時の平面図である。
【図 2】 同上収容ケースの正面図である。
【図 3】 同上収容ケースの右側面図である。
【図 4】 同上収容ケースの縦断正面図である。
【図 5】 同上収容ケースの縦断側面図である。
【図 6】 同上収容ケースの折りたたみ時の平面図である。
【図 7】 同上収容ケースの正面図である。
【図 8】 同上収容ケースの右側面図である。
【図 9】 同上収容ケースの縦断正面図である。
【図10】 同上収容ケースの縦断側面図である。
【図11】 従来のショッピング袋(収容ケース)の組み立て時の正面図である。
【図12】 同上ショッピング袋の右側面図である。
【図13】 同上ショッピング袋の折りたたみ時の平面図である。
【図14】 同上ショッピング袋の折りたたみ時で更に底面部を折り返した状態の正面図である。
【図15】 同上ショッピング袋の右側面図である。
【図16】 同上ショッピング袋において外観形態の相違に応じて底面部を折り返した際に側面部へかかる荷重のかかり具合の変化を示した説明図である。
【符号の説明】
B 従来のショッピング袋(折りたたみ収容ケース)
1 表面部
2 裏面部
3 側面部
4 側面部
5 底面部
6 取っ手用吊り下げ紐取り付け穴
7 折曲線
8 折曲線
9 折曲線
10 折曲線
A 本発明に係る折りたたみ収容ケース
21 表面板
22 裏面板
23 側面板
24 側面板
25 底面板
26 取っ手
27 指挿入孔
28 折曲片
29 折曲片
30 折り返し片
31 爪片
32 折曲線
33 折曲線
Claims (4)
- 上側部に取っ手26と指挿入孔27を設けた取っ手部を有して対向配置される適宜幅適宜長さの一対の表裏両面板21,22と、この表裏両面板の上側部の取っ手部より下側の長さ方向両側縁部に折曲片28,28を介して長さ方向両側縁部が接着された適宜幅の左右一対の両側面板23,24と、同じく表裏両面板の下側底面部に折曲片29,29を介して長さ方向両側縁部が接着された適宜幅の底面板25とを具備し、この底面板の幅方向両端部に使用時に起立して背面部が両側面板23,24の内面側と重合当接し長さ方向両側縁部が表裏両面板21,22の内面側に重合当接する折り返し片30,30を屈曲自在に配設するとともに、両側面板23,24と底面板25及び折り返し片30,30の長さ方向中央部に夫々折りたたみ用の折曲線32,33を形成しており、使用時には、底面板25の幅方向両端部に傾倒されている折り返し片30,30を外側に折り曲げ起立させてその背面部を両側面板23,24の内面側に重合当接させるとともにその長さ方向両側縁部を表裏両面板21,22の内面側に重合当接させて表裏両面板21,22と両側面板23,24と底面板25との相互間の補強支持を図り収容ケースを組み立て形成して使用に供する一方、不使用時には、収容ケース内で補強支持のために起立している折り返し片30,30を内側に折り曲げ底面板25の上に傾倒させて表裏両面板と両側面板と底面板との間の係合を解除し、次いで両側面板23,24及び底面板25と折り返し片30,30とを夫々の折曲線32と33を介して表裏両側面板21,22の間と反対側外側方向に凸に突出するように二つ折りに折りたたんで保管に供するようになすことを特徴とする折りたたみ収容ケース。
- 底面板の幅方向即ち側面板側両端部に屈曲自在に配設された補強用の折り返し片として、その表裏両面板側両側縁先端部に使用時に折曲し夫々表裏両面板内面側と当接させて更にケースの組み立て補強をなす爪片を屈曲自在に設けたものを用いたことを特徴とする請求項1記載の折りたたみ収容ケース。
- 一対の表裏両面板と左右一対の両側面板として、下面から上面に向かって漸次幅が狭くなる台形状の板片を用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の折りたたみ収容ケース。
- 一対の表裏両面板と、左右一対の両側面板と、底面板及び補強用の折り返し片として、厚紙製等の厚手の部材を用いたことを特徴とする請求項1,2,又は3記載の折りたたみ収容ケース。
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