JP2001348021A - 折りたたみ収容ケース - Google Patents
折りたたみ収容ケースInfo
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- JP2001348021A JP2001348021A JP2000168302A JP2000168302A JP2001348021A JP 2001348021 A JP2001348021 A JP 2001348021A JP 2000168302 A JP2000168302 A JP 2000168302A JP 2000168302 A JP2000168302 A JP 2000168302A JP 2001348021 A JP2001348021 A JP 2001348021A
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- bottom plate
- folding
- plates
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- Cartons (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
時に拡開して適宜幅の両側面板と底面部を有する袋体又
は箱体に組み立てて物品を収容する折りたたみ収容ケー
スにおいて、従来困難であった厚紙等の厚手の部材での
形成を可能として堅牢性を増大し,且つ角錐台等の特殊
な形状の形成をも可能となして外観体裁を良好となす折
りたたみ収容ケースを提供する。 【解決手段】対向する一対の表裏両面板と,その間に配
置され夫々表裏両面板と接合する適宜幅の左右一対の両
側面板及び底面板とからなり、前記左右一対の両側面板
と底面板とを接合せず分離し、その底面板の側面板側両
端部に使用時に起立し夫々両側面板内面側と接触して両
側面板と底面板との分離部の閉塞とケースの補強をなす
折り返し片を屈曲自在に配設せしめるとともに、両側面
板と底面板と折り返し片の中央部に折りたたみ用の折曲
線を入れたことを特徴とする。
Description
引きの紙製等の部材にて形成され,不使用時に折曲線を
介して偏平状に折りたたんで保管し,使用時に拡開して
適宜幅の側面部と底面部とを有する袋体又は箱体に組み
立てて商品等の物品を収容し持ち運びに供する,折りた
たみ収容ケースに関するもので、特に従来困難であった
厚紙等の厚手の部材での形成や角錐台等の高さ方向に沿
って漸次幅を異にする特殊形状での形成をも可能にする
折りたたみ収容ケースに係るものである。
しては、図11乃至図15に示す所謂デパート等で使用
されているショッピング袋Bがある。このショッピング
袋Bは、薄手の紙又はビニール引きの薄手の紙にて表裏
両面部1,2と、両側面部3,4と、底面部5とが相互
に糊付け等により一体に接合されて直方体形状の袋体に
形成されたものであり、中に購入した商品等の物品を収
容して使用に供される。 6は、取っ手用の吊り下げ紐
取り付け穴である。そして両側面部3,4の中央部には
その長さ方向に沿って、また表面部1又は裏面部2の下
側部には底面部5の幅寸法における半分の寸法の高さに
相当する位置に底面部5と平行に、夫々折曲線7,8が
入れられており、不使用時にはこれらの折曲線を介して
平らに折りたたんで保管に供する。
を、折曲線7を介して表裏両面部1,2間の内側方向に
向かって二つ折りとなして表面部1と裏面部2間の距離
を接近させ、次いで図14,図15の如く表面部1又は
裏面部2の下側部を、折曲線8を介して折り曲げてその
折り曲げ部に底面部5を重ねるようになす。
の場合においては、袋体を形成する両側面部3,4と底
面部5とが一体に接続されているため、保管に供する際
には前記のように、両側面部3,4を表裏両面部1,2
間の内側方向に向かって二つ折りとなすとともに底面部
5を表面部1又は裏面部2と重なるようにその方向に向
かって折り返さなければならないので、その結果図13
乃至図15から明らかなように折りたたみ形態が勢い分
厚くなって嵩張り保管に多くの空間ないし場所を必要と
せざるを得ないという難点を有している。そして薄手の
部材での形成にしか適さないため耐久性ないし堅牢性に
も乏しいという難点を有している。
あるため、折りたたみ用の折曲線が両側面部3,4にお
ける7のみならず表面部1又は裏面部2における8のよ
うに外部からきわめて目に付きやすい個所に入れられて
外部に露呈しており、そして図12で示されているよう
に両側面部3,4下側部においても底面部5の折り返し
のために多くの折曲線が形成されざるを得ず、その結果
外観体裁が良好ではなく専ら実用上の機能性追求に終始
せざるを得ないきらいがある。
重なる方向への折り返しは、図16で示されるように、
本来的に表面部1又は裏面部2に入れられた折曲線8の
形成に伴いそれと同様に両側面部3,4の下側部から底
面部5の幅寸法における半分の寸法に相当する高さの位
置に底面部5と平行に形成された折曲線9と両側面部
3,4の高さ方向に沿った中央部に入れられた折曲線7
との交点P1を中心として行われるものであるから、直
方体形状の袋体Bのように底面部5の折り返しの本来的
な中心点と実際上の中心点とが一致している場合には、
両側面部3,4の折曲線7に沿った個所に無理な荷重が
かかることはなく、底面部5の折り返しが円滑に行われ
る。 ところが、袋体が高さ方向に沿って幅寸法を異に
する角錐台形状のものAである場合には、底面部5の表
面部1又は裏面部2側への実際上の折り返し中心点であ
る折曲線7と10との交点P2と底面部5の半分の幅寸
法に相当する高さで折曲線7上に位置する本来的な底面
部5の折り返し中心点P1とは一致せず距離的なずれを
生じ、そのため底面部5を表面部1又は裏面部2側へ折
り返そうとすると両側面部3,4の折曲線7に沿った個
所に無理な荷重がかかり破損のおそれすら出てくるの
で、斯かる形状の袋体の実現は困難であった。その結
果,専ら直方体形状のもののみが作成され外観形態の変
化に乏しいきらいがあった。
収容ケースの構造に簡潔でユニークな工夫を図ることに
より、上記従来技術の有する諸難点を解消し、従来困難
であった厚手の部材を用いたケースの形成ならびに変化
に富んだ外観形態での形成をも可能となして、使い勝手
が広がり実用上好適である折りたたみ収容ケースを提供
することを目的とする。
するために、次の手段を採っている。 即ち先ず基本的
には、対向する一対の表裏両面板と,その間に配置され
夫々表裏両面板と接合する適宜幅の左右一対の両側面板
及び底面板とからなり、前記左右一対の両側面板と底面
板とを接合せず分離し、その底面板の側面板側両端部に
使用時に起立し夫々側面板内面側と当接させて前記両側
面板と底面板との間の分離部の閉塞とケースの組み立て
補強をなす折り返し片を屈曲自在に配設せしめるととも
に、両側面板と底面板と折り返し片の中央部に折りたた
み用の折曲線を入れたことを特徴とする。両側面板と底
面板とが従来と異なり一体に接続されておらず分離され
ているので、保管時には両側面板と底面板とを共に対向
する表裏両面板間と反対側外側方向に折曲線を介して二
つ折りにして偏平状に折りたたむことができる。そのた
め使用時には、表裏両面板の外側に突出して二つ折りと
なっている両側面板と底面板とを一直線状に伸ばし、底
面板の上に重ねて折り返されている両端部の折り返し片
を起立してその背面部を両側面板の内面側に両側端部を
表裏両面板の内面側に夫々当接させて相互間の支持とな
し袋体若しくは箱体にケースを組み立てる。両側面板と
底面板とが分離されて空隙となっている部分は、折り返
し片の起立により閉塞された状態となり外部には空隙部
が露呈されない。
持したがってケースの組み立て補強の一層の強化を図る
ためには、底面板両端部に配設された折り返し片の表裏
両面板側両先端部に,表裏両面板側に折曲してその内面
に当接させる爪片を屈曲自在に設けたものを用いる。
板を表面板又は裏面板側に重ねて折り返して折りたたむ
必要がないので、高さ方向に沿って幅寸法を異にする角
錐台形等の特異な形状でケースを形成することができ、
外観形態の変化に富む。
底面板を折りたたみ配置させる必要がないので、折りた
たみ形態がきわめて偏平状態を維持することができ、そ
のため厚紙製等の厚手の部材にてケースを形成すること
ができる。
して、本発明の実施形態の一例について説明する。
み自在の箱型に形成された本発明の1実施形態に係る折
りたたみ収容ケースである。 図1乃至図5は、この折
りたたみ収容ケースAの組み立て状態を示す説明図、図
6乃至図10は、その折りたたみ状態を示す説明図であ
る。折りたたみ収容ケースAは、対向する一対の表面板
21と裏面板22と、その間に配置される適宜幅の両側
面板23,24と、底面板25とを具備している。
側部に向かって漸次幅が狭くなる台形状を有しており、
上側部は取っ手26となってその下側には指挿入孔27
が設けられている。 両側面板23と24も、下側部よ
り上側部に向かって漸次幅が狭くなる台形状となってお
り、その高さ方向両側端部に設けられた糊付け用折曲片
28を介して対向する表裏両面板21と22の両側部間
に接着されている。底面板25は長方形の形状を有して
おり、その長さ方向両側端部に設けられた糊付け用折曲
片29を介して一対の表裏両面板21と22間の底面部
に接着されている。 底面板25の幅方向両端部には、
ケースの組み立て補強用の折り返し片30が屈曲自在に
設けられており、補強用折り返し片30の両側先端部に
は同じく補強用の爪片31が屈曲自在に設けられてい
る。 底面板25の幅方向両端部と両側面板23,24
の下面とは分離されて空隙となっている。両側面板23
と24の長さ方向中央部には折りたたみ用の折曲線32
が入れられており、底面板25の長さ方向中央部および
折り返し片30の中央部にも折りたたみ用の折曲線33
が入れられている。しかし表裏両面板21と22には、
底面板25の折り返し用の折曲線は全く形成されていな
い。
組み立て形成する場合には、図6,図7のように偏平状
に二つ折りに折りたたまれている状態のものを拡開して
一直線状に伸張し、図9のように底面板25の上に傾倒
されている両端部の折り返し片30,30を起立させて
その背面部を両側面板23,24の内面側に当接させる
とともに、その両端部を表裏両面板21、22の内面側
に当接させる。 また折り返し片30の両側先端部の爪
片31を起こして同様に表裏両面板21と22の内面側
に当接させることによって行う。すると収容ケースA
は、図4で示されるように箱型に組み立てられる。 こ
の折り返し片30と爪片31を介した係合支持によりそ
れが筋交いの如き機能を果たし、表裏両面板21,22
と両側面板23,24と底面板25との間が相互に補強
支持されて、両側面板23,24と底面板25とが外力
により折曲線を介して不用意に外側方向に二つ折りに折
りたたまれるようなことが確実に防止され、ケース全体
の耐久性ならびに堅牢性が増強される。また起立した折
り返し片30,30と両側面板23,24との接触によ
り、両側面板23,24と底面板25との間の分離によ
る空隙部が閉塞されて、その分離状態が外部に露呈され
るようなこともない。
組み立て状態にあるときは先ずケース内で起立して係合
状態となっている一対の折り返し片30,30と爪片3
1を内側に折り曲げて底面板25の上に傾倒し、次いで
両側面板23と24及び底面板25とを夫々の折曲線3
2と33を介して表裏両面板21,22間と反対側外側
方向に突出するように二つ折りに折りたたむ。すると図
6から図10の状態となり、きわめて薄い偏平状に折りた
たまれる。
の従来技術の有する諸難点を解消し、次の特有な効果を
奏する。
側部と底面板とが分離されて一体に接続されていないの
で,保管時に表裏両面板と両側面板及び底面板とを相互
に重なる状態で折りたたむ必要がなく、そのためケース
の折りたたみ形態を従来に比しきわめて薄質化すること
ができ、多数のものの保管に必要な空間やスペースを大
幅に少なくすることが可能となり、運搬にも便利であ
る。
側面板と底面板とを分離構成となしても、底面板両端部
に屈曲自在に配設した折り返し片の介在により更には折
り返し片とそれに設けた爪片の介在により表裏両面板と
両側面板と底面板との相互の係合状態が強固に補強支持
されることとなる結果、ケース全体の安定性,耐久性と
堅牢性が増強され、重量物の収容も可能となる。また上
記折り返し片の介在により、両側面板と底面板との間の
分離に伴う空隙部が閉塞されて外部に露呈されない状態
となる。
ることができることに伴って、従来困難であった厚紙等
の厚手の部材を用いてケースを形成することが可能とな
り、これによってもケースの耐久性及び堅牢性ならびに
外観体裁の良好性に寄与することができる。
板側に重ねるように折り返す必要がないので、従来と異
なり表裏両面板および側面板に底面板の折り返し用折曲
線を入れる必要がなく、そのため外観構成をすっきりと
簡潔化することができ、外観体裁を良好になすことがで
きる。
の折りたたみの際に従来のように側面板側に無理な荷重
がかかるというおそれが全くないので、従来困難であっ
た角錐台の如き高さ方向に沿って漸次幅を異にするよう
な特殊形状の外観形態での形成をも可能となり、ケース
の外観形態を変化に富んだものとなすことができ、以上
のこととも相まって使い勝手が広がり実用上好適であ
る。
ケースの組み立て時の平面図である。
ある。
み立て時の正面図である。
図である。
底面部を折り返した状態の正面図である。
違に応じて底面部を折り返した際に側面部へかかる荷重
のかかり具合の変化を示した説明図である。
ス) 1 表面部 2 裏面部 3 側面部 4 側面部 5 底面部 6 取っ手用吊り下げ紐取り付け穴 7 折曲線 8 折曲線 9 折曲線 10 折曲線 A 本発明に係る折りたたみ収容ケース 21 表面板 22 裏面板 23 側面板 24 側面板 25 底面板 26 取っ手 27 指挿入孔 28 折曲片 29 折曲片 30 折り返し片 31 爪片 32 折曲線 33 折曲線
Claims (4)
- 【請求項1】対向する一対の表裏両面板と,その間に配
置され夫々表裏両面板と接合する適宜幅の左右一対の両
側面板及び底面板とからなり、前記左右一対の両側面板
と底面板とを接合せず分離し、その底面板の側面板側両
端部に使用時に起立し夫々両側面板内面側と当接させて
前記両側面板と底面板との間の分離部の閉塞とケースの
組み立て補強をなす折り返し片を屈曲自在に配設せしめ
るとともに、両側面板と底面板と折り返し片の中央部に
折りたたみ用の折曲線を入れたことを特徴とする折りた
たみ収容ケース。 - 【請求項2】底面板の側面板側両端部に屈曲自在に配設
された補強用の折り返し片として、その表裏両面板側両
端先端部に使用時に折曲し夫々表裏両面板内面側と当接
させて更にケースの組み立て補強をなす爪片を屈曲自在
に設けたものを用いたことを特徴とする請求項1記載の
折りたたみ収容ケース。 - 【請求項3】一対の表裏両面板と左右一対の両側面板と
して、下面から上面に向かって漸次幅が狭くなる台形状
の板片を用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の
折りたたみ収容ケース。 - 【請求項4】一対の表裏両面板と、左右一対の両側面板
と、底面板及び補強用の折り返し片として、厚紙製等の
厚手の部材を用いたことを特徴とする請求項1,2,又
は3記載の折りたたみ収容ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000168302A JP3677622B2 (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 折りたたみ収容ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000168302A JP3677622B2 (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 折りたたみ収容ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001348021A true JP2001348021A (ja) | 2001-12-18 |
JP3677622B2 JP3677622B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=18671325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000168302A Expired - Fee Related JP3677622B2 (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 折りたたみ収容ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3677622B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006240671A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Dainippon Printing Co Ltd | 複合容器 |
-
2000
- 2000-06-05 JP JP2000168302A patent/JP3677622B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006240671A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Dainippon Printing Co Ltd | 複合容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3677622B2 (ja) | 2005-08-03 |
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