JP3675679B2 - 光学素子成形方法及び光学素子成形装置 - Google Patents

光学素子成形方法及び光学素子成形装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学機器等に用いられる光学素子を高精度にプレス成形する光学素子成形装置と光学素子成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、光学素子を高精度且つ安価に製造する製造方法として、特開昭62−292636のようなプレス成形法が実用化されている。前記製造方法は、光学素子の光学機能面が超精密加工で形成された形状を有する一対の押圧型の間に光学素子材料を配置し、それをブロックとし、光学素子材料が変形可能な温度まで加熱する予備加熱(以降予熱と称する)ステージ、加圧変形させ金型の光学有効面を転写するプレスステージ、転写を保ちながらガラス転移点以下まで冷却させる冷却ステージへと順次搬送し、光学素子を成形する方法である。
【0003】
各ステージでは個別に温度調整、圧力調整の設定が可能であり、一対の押圧型間の温度分布も設定可能になっている。また、各ステージへのブロック搬送は一定時間で行われ、複数個の金型を用い、成形可能になっている。
【0004】
具体的には、中心に摺動用の穴を開けた胴型を一方の押圧型に挿入し、前記押圧型の成形面上に光学素子材料を配置し他方の押圧型を挿入する。そしてこれを光学素子材料が変形可能な温度にまで加熱し、成形機のプレスヘッドが摺動する側の押圧型または他方の押圧型に圧力を加え胴型内で摺動させ、一対の押圧型に設けられたツバの部分に胴型端面が接触して摺動を停止することで光学素子の形状を決定する。或いは、前記摺動の停止は、別部材のストッパーにより停止することも提案されている。また、一対の押圧型と胴型で構成されたキャビティに光学素子素材が充填されることでも押圧型の摺動停止は可能である。
【0005】
その後、冷却し押圧型を開放し光学素子を取り出すことで、光学素子材料に一対の押圧型に設けられた成形面形状が転写された光学素子が製造される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記光学素子のプレス成形においては、主に一対の押圧型の成形面の精度が光学素子の精度を決定するが、型の酸化や光学素子材料の重量、組成ばらつき、また、金型キャビティの加工ばらつきなどにより、光学有効面を転写するのに必要な圧力が異なってくる。また、大抵の場合はそのばらつきを吸収できるように温度を高めに設定したり、圧力を大きく設定することで転写を得ようとするが、金型組数が多くなってくると、そのばらつきが、プレスステージに於ける光学素子成形完了までの時間(押し切り時間)のばらつきにつながり、ひいては光学性能のばらつきとなり生産時の歩留まりに大きく影響する。
【0007】
また、不必要な圧力、温度により光学素子に歪みが生じたり、ワレ、欠けなどが発生し不良な光学素子が成形されやすくなる。さらに、ワレや欠けの生じた光学素子を取り出す際に光学素子素材の破片や固まりが型内に残り、次回の成形時に光学素子有効面にキズをつけたりする。また、自動機械による金型分解、光学素子取り出し、光学素子素材供給、金型組立の一連の工程中にトラブルが生じやすく、設備稼働率が堕ち、生産性の面でも問題となる。
【0008】
本発明は上記課題を解決するためのもので、不良を少なくして光学素子を成形する光学素子成形方法及び光学素子成形装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決する手段として、予熱ステージでの光学素子材料の粘性に応じて、プレスステージでの圧力、温度、待機時間などを制御する。
【0010】
具体的には、光学素子材料の粘性を短時間に計測する事は極めて困難であることから、予熱ステージで、一定温度、一定時間、一定圧力をかけたときの変位量を計測し、その変位量に応じてプレスステージの圧力または温度を制御する。また、その変位測定は、金型ブロック毎にばらつきが生じないよう、予熱ステージの加熱ヘッドが当接した時を零とし、一定時間経過後の変位量を読み取ることにする。当接したタイミングは、変位計の読み取り値を一定時間に比較し、その差が零の時を判別する。このようにして計測された変位が大きいほど、光学素子素材の粘度が小さく、プレスステージでの加圧力は小さくでき、温度制御する際にも、低い温度で成形可能である。また、前記プレスステージでの時間(タクト)の制御も可能であるが、その場合、型ブロックの送りタクトが一定とはならず、製造装置として多少複雑になる。また、前記予熱ステージでの変位量が一定の時にプレスステージへ搬送することでも同様の効果が得られる。
【0011】
上記装置によりプレス時の光学素子素材の状況に応じた圧力、温度もしくは時間が設定できる。あるいは、予熱ステージでの変位を一定にすることができ、プレスステージでの押し切り時間のばらつきを低減できる。
【0012】
また、金型キャビティ内の充填率を安定させることができ、割れや欠けを低減できる。ひいては、金型を分解し、光学素子を取り出す工程での自動機のトラブルが少なく、装置稼働率が向上される。また、金型寿命も延ばすことが可能となり、安価に製造することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0014】
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の光学素子成形装置の概念を示す断面図である。下型11、上型12、胴型13で成型用の金型ブロック14を構成する。予熱ステージ15、プレスステージ16、冷却ステージ17を配置した成形装置に、前記ブロック14を順次搬送していく機構を設けている。各ステージでの温度Tは、予熱温度T1、プレス温度T2、冷却温度T3と、また、各ステージでの圧力Pは、予熱圧力P1、プレス圧力P2、冷却圧力P3と、それぞれ設定されているものとする。予熱ステージ15には、変位センサー20が装備されており、演算処理機能付きシーケンサ21が制御装置として設けられている。
【0015】
本実施の形態では、下型11、胴型13、上型12に囲まれたキャビティ内に光学素子材料10を載置する。前記上下型11,12、胴型13、光学素子材料10をブロック14とし、ブロック14を予熱ステージ15a、bの上で予備加熱を行う。具体的には、光学素子材料10にはホウ珪酸ガラス(ガラス転移点:Tg520℃)φ3.55mmのボール研磨硝材を用いた。T1はガラス屈伏点560℃以上に設定し、予備加熱を行う。前記予熱ステージ15a、bでの荷重をP1(10kgf/mm2以下)に設定し、一定タクトt秒で、プレスステージ16a、bに搬送する。
【0016】
従来は、搬送されたブロック14を上下のプレスヘッドに内蔵のヒーター18により型を設定温度T2で加熱しながら、上プレスヘッドから上型12を圧力P2で加圧して光学素子材料10を変形させて、光学素子19を成形することになる。このときの、押切時間は金型あるいは、光学素子素材のばらつき等により18秒から38秒と大きくばらつき、一部割れの発生する光学素子もあった。成形された光学素子19は成形ブロック14ごと冷却ステージ17に搬送され冷却されるが、冷却ステージ17では上型12、下型11に加工された光学素子有効転写面を転写しながら固化するため、圧力P3で加圧しながら、温度T3(ガラス転移点以下)まで冷却する。光学素子がガラス転移点以下の温度に到達すると、プレス開放し、光学素子19を取り出す。
【0017】
しかし、本実施の形態では、予熱ステージ15で、上型12の端面に上プレスヘッドが当接したときの、変位センサー20の読み込み値をL0として、次のプレスステージに搬送する直前の変位センサー20の読み込み値Lまでの変位差△Lに応じて、プレスステージでの圧力P2、もしくは、プレスステージでの温度T2を制御する。
【0018】
実際に前記光学素子材料を用い、光ディスク用対物レンズの成形を行う例として、予熱温度T1を590℃、予熱圧力P1を8kgf/mm2に設定し、前記成形ブロック14を予熱ステージ15に載置し、90秒間予備加熱する。ボール硝材直径φ3.55mmにたいし、最終レンズの中心厚みが1.8mmであるため、その成形完了までの変形量は1.75mmとなる。予熱ステージ15のプレスヘッド15aが上型12に当接した瞬間に変位センサー20から得られる情報と、成形機のプレス開始の信号、タクトアップの信号から図2のようなアルゴリズムで割り出す。まず、プレス開始の信号とともに、プレスヘッドの位置をセンサー20から読み込みx0とする。次に、設定されたセンシングタイムt0後に再びセンサー20からプレスヘッド位置を読み込みx1とする。装備された演算処理機能付きシーケンサ21によりx=x1−x0の処理を行い、xの値が0であるか否かを判別する。さらに、xが0でない場合、x0=x1と置き直し、さらにセンシングタイムt0後のプレスヘッド位置をセンサー20から読み込みx1とする。再び、演算処理x=x1−x0により、x=0になるまで作業を続ける。そして、x=0になった時、プレスヘッド15aは、上型12に当接したとみなし、センサー20の位置を0にリセットする。最後に、予熱完了時のタクトアップ信号が成形機側から出されたときのセンサー20で読み取られるプレスヘッドの位置データL1を変形量△Lとし、次のプレスステージでの加圧力P2を制御する。制御方法は、今、プレス温度T2を一定の580℃と設定した場合、全体変形量1.75mmにたいし、△Lが0.50mmまではプレス圧力70kgf/mm2を加え成形するが、残り1.25mmにたいしては、P2={80−(係数a×△L)}kgf/mm2の演算にて制御する。係数aは△Lが1.25mmのときP2=50kgf/mm2になるようa=24と設定する。実際に、90秒後の変位量△Lのばらつきは、n=50で、0.743mm〜1.091mmであり、変形量△Lに応じてプレス圧力P2は約62〜54kgf/mm2に制御された。そのときの押し切り時間(プレス完了までの時間)は27秒から32秒であり、成形されたレンズの充填率も95%前後で、割れもなく、非常に安定していた。その後、タクトアップ90秒までP2の圧力で押さえ、冷却ステージに搬送し、従来と同様にTg点以下の温度まで冷却する。ここでは、T3を510℃に設定し、P3を60kgf/mm2に設定し、90秒間冷却した。最終、成形機より取り出し、金型を分解、光学素子19を取り出し成形を完了する。
【0019】
このようにして成形された光学素子は良好な性能を得ることができた。
【0020】
本実施の形態では、予熱ステージでの変位量△Lに対して、プレス圧力P2を制御したが、プレス温度T2を制御してもかまわない。また、搬送タクトtを一定にしたのは、複数個の光学素子を複数個の金型を用い成形するためであって、単体の金型を用いる場合、プレスステージでのタクトを短く制御してもかまわない。また、予熱、冷却ステージの90秒を2分割し、各ステージを2つ設けてもいっこうにかまわない。その際、成形タクトは45秒で、生産性はきわめて向上する。
【0021】
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2について説明する。
【0022】
図3は、実施の形態2の光学素子成形装置の概念を示す断面図である。下型11、上型12、胴型13で成型用の金型ブロック14を構成する。ここまでは実施の形態1と同じであるが、以降、予熱ステージ15、冷却ステージ17を3分割し、予熱1ステージ22、予熱2ステージ23、予熱3ステージ24、プレスステージ25、冷却1ステージ26、冷却2ステージ27、冷却3ステージ28を配置した。また、成形装置には前記ブロック14を順次搬送していく機構を設けている。各ステージでの温度T、圧力Pは、予熱1から冷却3まで順次温度T11〜T17、圧力P11〜P17と設定されているものとする。予熱3ステージ24には、変位センサー20が装備されており、演算処理機能付きシーケンサ21が制御装置として設けられている。
【0023】
本実施の形態では、下型11、胴型13、上型12に囲まれたキャビティ内に光学素子材料10を載置し、前記上下型11,12、胴型13、光学素子材料10をブロック14として、予熱1ステージ22から冷却3ステージ28まで一定タクトtで搬送される。まず、ブロック14は予熱1ステージ22から予熱3ステージ24までで予備加熱される。
【0024】
具体的には、光学素子材料10にはフツ隣酸系ガラス(ガラス転移点:Tg340℃、ガラス屈伏点:At410℃)φ2.72mmのボール研磨硝材を用い、T11を400℃、T12を420℃、T13を420℃に設定し、予備加熱を行う。前記予熱1、2ステージ22、23での荷重P11、P12を2kgf/mm2以下に設定し、光学素子素材10の変形がほとんどない状態で、予熱3ステージ24へ搬送する。タクトは30秒で、予熱3ステージ24に搬送し、P13を7kgf/mm2〜10kgf/mm2に設定し、ガラスの変形が静かに行われる。予熱3ステージ24で、上型12の端面に上プレスヘッド24aが当接したときの、変位センサー20の読み込み値をL0として、随時、予熱3ステージ24の変位センサー20の読み込み値△L=L−L0を初期設定値△L0と比較しながら、予熱3ステージ24での圧力P13を制御、もしくは、予熱3ステージ24での加圧を停止するようにする。初期のボール硝材直径φ2.72mmにたいし、最終レンズの中心厚みが1.5mmであるため、その成形完了までの全体の変形量△Lは1.25mmとなる。本実施例では、前記変形量△Lが0.8mmまでは予熱3圧力P13を7kgf/mm2で加え、△Lが0.8mmを越えた時点で2kgf/mm2以下に制御する。結果的にプレスステージ25での変形量は約0.45mmと一定にでき、良好な転写面を得ることができた。また、プレスステージ25でのプレス圧力P14も予熱3ステージ24に装備された変位センサー20と同様のものを載置する事で、制御可能となり、さらに安定した押し切りが可能で、光学素子19が成形され、光学的性能も非常に安定する。
【0025】
最後に、冷却1、冷却2ステージ26、27でTg点以下に冷却した後、上型12を胴型13から抜き取り分解し、光学素子19を取り出す。なお、成形機チャンバー内はN2還元雰囲気に置換されており、金型の酸化を防止し、および光学素子素材と金型転写面との密着性を低下させている。
【0026】
このようにして成形された光学素子は良好な性能を得ることができた。
【0027】
本実施の形態では、予熱3ステージでの変位量△Lに対して、予熱ステージ圧力P13を制御したが、予熱3温度T12を制御してもかまわない。また、搬送タクトtを一定にしたが、予熱3ステージ24での変形が完了すると同時にプレスステージ25に搬送しても同じ結果が得られる。但し、金型を複数個利用できなくなるので、生産性が落ちる。
【0028】
【発明の効果】
上記光学素子成形装置や光学素子成形方法によりプレス時の光学素子素材の微妙な成分ばらつきや金型の酸化状況に応じた最適な圧力、温度もしくは時間が設定できる。あるいは、予熱ステージでの変位を一定にすることができ、プレスステージでの押し切り時間のばらつきを低減できる。ひいては、製造管理がしやすく、他品種少量生産にも即座に対応可能であり、機種切り替えも容易になる。
【0029】
また、金型キャビティ内の充填率を安定させることができ、割れや欠けを低減できる。ひいては、金型を分解し、光学素子を取り出す工程での自動機のトラブルが少なく、装置稼働率が向上される。また、割れや欠けによる光学素子材料の残骸が金型内に残る可能性が低く、残骸による型傷の発生が少なく、金型寿命も延ばすことが可能となり、安価に製造することができる。また、不必要な熱や圧力を加える必要がなく環境にも優しい成形装置にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光学素子成形装置の概念断面を示す図
【図2】本発明の実施の形態1、2における変位量読みとりのフローチャート図
【図3】本発明の実施の形態2における光学素子成形装置の概念断面を示す図
【符号の説明】
10 光学素子素材
11 下型
12 上型
13 胴型
14 成形ブロック(金型ブロック)
15 予熱ステージ
16 プレスステージ
17 冷却ステージ
18 ヒーター
19 成形された光学素子
20 変位センサー
21 演算処理機能付きシーケンサ
22 予熱1ステージ
23 予熱2ステージ
24 予熱3ステージ
25 プレスステージ
26 冷却1ステージ
27 冷却2ステージ
28 冷却3ステージ(水冷)

Claims (13)

  1. 胴型と前記胴型内で摺動する一対の押圧型を有する光学素子成形用型を1つのブロックとし、前記ブロックを予備加熱ステージ、プレスステージ、冷却ステージの各ステージに搬送し、光学素子を成形する光学素子成形方法において、前記予備加熱ステージにおけるガラスの粘度、もしくは一定時間における変形量に応じて、前記粘度もしくは一定時間における変形量が検出されたガラスが搬送されたプレスステージでの、圧力またはプレス時間またはプレス温度の少なくとも1つを制御することを特徴とする光学素子成形方法。
  2. 前記予備加熱ステージにおけるガラス変形量は、前記ブロックが前記予備加熱ステージに移載され、予備加熱ヒーターが当接した時を0としてスタートし、移載のタクトアップした時の変形量を読み取ることを特徴とする請求項1記載の光学素子成形方法。
  3. 前記プレスステージの圧力は、前記予備加熱ステージにおけるガラス変形量Lにたいして、反比例に制御することを特徴とする請求項1記載の光学素子成形方法。
  4. 前記プレスステージの圧力は、前記予備加熱ステージにおけるガラス変形量Lにたいして、初期値から第1の設定値までは一定圧力とし、前記第1設定値から最終変位量までを反比例に制御することを特徴とする請求項1記載の光学素子成形方法。
  5. 胴型と前記胴型内で摺動する一対の押圧型を有する光学素子成形用型を1つのブロックとし、前記ブロックを予備加熱ステージ、プレスステージ、冷却ステージの各ステージに搬送し、光学素子を成形する光学素子成形方法において、ガラスの成形中、予備加熱ステージにおけるガラスの変位置に応じて、その同じ予備加熱ステージにおける予備加熱圧力をそれまでよりも減少させる、または予備加熱温度または前記プレスステージへの搬送までの時間の少なくとも1つを制御することを特徴とする光学素子成形方法。
  6. 前記予備加熱ステージの圧力は、前記予備加熱ステージにおけるガラス変形位置Lにたいして、反比例に制御することを特徴とする請求項5記載の光学素子成形方法。
  7. 前記予備加熱ステージの圧力は、前記予備加熱ステージにおけるガラス変形位置Lにたいして、初期値から第1の設定値までは一定圧力とし、前記第1設定値から最終変位量までを反比例に制御することを特徴とする請求項5記載の光学素子成形方法。
  8. 前記予備加熱ステージの圧力は、前記予備加熱ステージにおけるガラス変形位置Lにたいして、初期値から第1の設定値までは一定圧力とし、前記第1設定値に達した時点で、加圧0に制御することを特徴とする請求項5記載の光学素子成形方法。
  9. 胴型と前記胴型内で摺動する一対の押圧型を有する光学素子成形用型を1つのブロックとし、前記ブロックを予備加熱ステージ、プレスステージ、冷却ステージの各ステージに搬送し、光学素子を成形する光学素子成形方法において、各ステージにおけるガラスの粘度、もしくは一定時間における変形量に応じて、次のステージの圧力または温度の少なくとも1つを制御することを特徴とする光学素子成形方法。
  10. 胴型と前記胴型内で摺動する一対の押圧型を有する光学素子成形用型を1つのブロックとし、前記ブロックを予備加熱ステージ、プレスステージ、冷却ステージの各ステージに搬送し、光学素子を成形する光学素子成形装置において、前記予備加熱ステージにおけるガラスの粘度、もしくは一定時間における変形量に応じて、前記粘度もしくは一定時間における変形量が検出されたガラスが搬送されたプレスステージでの、圧力またはプレス時間またはプレス温度の少なくとも1つを制御できることを特徴とする光学素子成形装置。
  11. 前記予備加熱ステージにおける前記ガラスの変形量は、変位センサーにより読み込まれ、その読み込み値を比較演算処理しながら、圧力または温度を制御できる装置を具備することを特徴とする請求項10記載の光学素子成形装置。
  12. 胴型と前記胴型内で摺動する一対の押圧型を有する光学素子成形用型を1つのブロックとし、前記ブロックを予備加熱ステージ、プレスステージ、冷却ステージの各ステージに搬送し、光学素子を成形する光学素子成形装置において、ガラスの成形中、予備加熱ステージにおけるガラスの変位置に応じて、その同じ予備加熱ステージにおける予備加熱圧力をそれまでよりも減少させる、または温度または前記プレスステージへの搬送までの時間の少なくとも1つを制御できることを特徴とする光学素子成形装置。
  13. 前記予備加熱ステージにおける前記ガラスの変形位置は、変位センサーにより読み込まれ、その読み込み値を比較演算処理しながら、圧力または温度を制御できる装置を具備することを特徴とする請求項12記載の光学素子成形装置。
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