JP3671558B2 - 画像再生装置及び画像再生方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に記録された画像情報を標準再生速度よりも遅い速度で再生する画像再生装置及び画像再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオテープレコーダにより記録されたビデオ信号の再生出力として、静止画像を得る場合、1フレームを構成する2フィールドの画像を繰り返し出力するようにしている。このようにして得られる静止画像では、1フレームを構成する2フィールドの画像間にフィールド周期に相当する時間差があるので、動きのある部分の画像にぶれを生じることになる。そこで、動画部分と静止画部分を含むビデオ信号をメモリの取り込んでフリーズして、ビデオ信号のフレーム差分により動き検出を行って、動き部分の画像はフィールド出力とすることにより、画質を向上させた静止画像を得るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ビデオ信号のフレーム差分により動き検出を行って、動き部分の画像はフィールド出力とすることにより画質を向上させた静止画像を得るようにした従来の画像再生装置では、例えば、図8の(A)に示すように第3フィールドと第4フィールド間でシーンが変化している画像が記録媒体に記録されていた場合に、再生を一時停止して、第5フィールドと第6フィールドの間で再生画像が止まると、フレーム差分方式の動き検出では通常第3フィールドと第5フィールドの差分をとるので大部分を動きと判断し、図8の(B)にモニター画面上の画像を示すように、第6フィールド以降の一時停止画像は、第5フィールドの画像が繰り返し出力されるフィールド静止画像となってしまい、フィールド画質しか得られないという問題点がある。
【0004】
また、従来の画像再生装置では、例えば図9の(A)に示すように左から右に車が動いている画像が記録媒体に記録されおり、再生を一時停止して第4フィールドと第5フィールドの間で再生画像が止まった場合に、第3フィールドを時間軸の基準とすると、図9の(B)にモニター画面上の画像を示すように、第4フィールドと第5フィールドの間で画飛びを生じ車が戻ってしまうという問題点がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、再生一時停止や低速再生等の変速再生での画質を向上させることのでき、また画飛びを生じることのない画像再生装置及び画像再生方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、記録媒体に記録された画像情報を標準再生速度よりも遅い速度で再生する変速再生機能を有する画像再生装置であって、記録媒体から再生した少なくとも1フレーム分の画像情報を記憶する記憶容量を有する記憶手段と、記録媒体から再生した画像情報についてフィールド相関による動き検出を行う動き検出手段と、変速再生時に、上記動き検出手段による検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とするように、上記記憶手段からの画像情報を選択的に出力する出力選択手段とを備え、変速再生時に、記録媒体から再生したフィールド画像情報を再生画像として出力すると共に、少なくとも1フレーム分の画像情報を上記記憶手段に記憶する処理と、記録媒体からの再生を一時停止し、上記記憶手段に記憶した画像情報について上記動き検出手段によりフィールド相関による動き検出を行い、 上記動き検出の結果に基づいて、上記出力選択手段により動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする処理を所定フレームおきに繰り返すことを特徴とする。
【0007】
本発明に係る画像再生装置では、変速再生時に、例えば上記記憶手段に取り込んだ画像の最後のフィールドを基準とするフレーム画像についての上記動き検出手段による動き検出出力に基づいて、上記出力選択手段により上記記憶手段からの画像情報を選択して、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする。
【0008】
また、本発明に係る画像再生装置では、例えば再生一時停止時に、上記動き検出手段による検出出力に基づいて、上記出力選択手段により上記記憶手段からの画像情報を選択して、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする。
【0009】
さらに、本発明に係る画像再生装置では、例えば低速再生時に、上記動き検出手段による検出出力に基づいて、上記出力選択手段により上記記憶手段からの画像情報を選択して、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする。
【0010】
本発明は、記録媒体に記録された画像情報を標準再生速度よりも遅い速度で再生する画像再生方法であって、変速再生時に、記録媒体から再生したフィールド画像情報を再生画像として出力すると共に、少なくとも1フレーム分の画像情報を記憶する第一の再生ステップと、記録媒体からの再生を一時停止し、記憶した画像情報についてフィールド相関による動き検出を行い、 上記動き検出の結果に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする第二の再生ステップとを備え、上記第一及び第二の再生ステップを所定フレームおきに交互に繰り返すことを特徴とする。
【0011】
本発明に係る画像再生方法では、例えば、取り込んだ画像の最後のフィールドを基準とするフレーム画像についての動き検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする。
【0012】
また、本発明に係る画像再生方法では、例えば再生一時停止時に、動き検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする。
【0013】
さらに、本発明に係る画像再生方法では、例えば低速再生時に、動き検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0015】
本発明は、例えば図1に示すような構成のビデオテープレコーダの再生系に適用される。
【0016】
図1に示すビデオテープレコーダの再生系は、ビデオテープ1からビデオヘッド2により再生された画像信号が再生増幅器3を介して供給されるA/D変換器4を備える。そして、このA/D変換器4によりデジタル信号に変換された画像信号は、画像信号処理部5においてFM復調やディエンファシス等の各種信号処理が施されて画像信号出力処理部6に供給される。上記画像信号出力処理部6では、再生系の動作モードに応じて動作が切り換えられ、変速再生時には上記画像信号処理部5から供給される画像信号にフィールド相関による動き検出を行って高画質の静止画を生成する信号処理を施して再生画像信号とし、また、通常の再生時では上記画像信号処理部5から供給される画像信号をそのまま再生画像信号としてD/A変換器7を介して出力するようになっている。
【0017】
このビデオテープレコーダの再生系は、記録媒体すなわちビデオテープ1に記録された画像信号を標準再生速度よりも遅い速度で再生する変速再生機能を有するものであって、図2に示すように、操作パネル10に設けられた一時停止(PAUSE) 釦10Aが押圧操作されると、モード制御部11が上記一時停止釦10Aの押圧操作による操作入力を受けて機構制御部12に再生一時停止フラグを送ると共に、ビデオテープ1の停止直前の画像信号を取り込むようにタイミングを合わせてフリーズフラグを上記画像信号出力処理部6に送るようになっている。
【0018】
これにより、上記機構制御部12は、再生一時停止フラグに応じてサーボ制御部13を制御し、回転ドラム9に巻装されたビデオテープ1を走行させるテープ走行系の供給リール14、巻き取りリール15及びキャプスタン16を止め再生を一時停止させる。
【0019】
一方、上記画像信号出力処理部6は、フリーズフラグを受けた直後、1フレーム分の画像信号をフレームメモリに取り込みフリーズすると共に動き検出を行い高画質な静止画像信号を出力する。
【0020】
これにより、画像出力には、ビデオテープ1の停止する直前の1フレームの、ぶれのない高画質の再生一時停止画像信号が得られる。
【0021】
また、上記操作パネル10に設けられている低速(SLOW)釦10Bが押圧操作された場合には、上記モード制御部11は、上記低速釦10Bの押圧操作による操作入力を受けて機構制御部12に低速再生フラグを送って、上述の再生一時停止の制御動作を間欠的に行わせるようにサーボ制御部13を制御すると共に、この間欠的な再生一時停止に伴うビデオテープ1の停止直前の画像を取り込むようにタイミングを合わせてフリーズフラグを上記画像信号出力処理部6に送ることにより、上記画像信号出力処理部6を介してぶれのない高画質の低速再生画像信号を出力することができる。
【0022】
ここで、上記画像信号出力処理部6は、図3に示すように、上述の画像信号処理部5から供給される画像信号を記憶する記憶部61と、この記憶部61に対する画像信号の書き込み/読み出しを制御するメモリ制御部62と、上記記憶部61に取り込まれた画像信号について動き検出を行う動き検出部63と、上記動き検出手段による検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とするように、上記記憶部61から読み出される画像信号を選択的に出力する出力選択部64を備えてなる。
【0023】
上記記憶部61は、1フレーム分の画像信号を記憶する記憶容量を有するもので、ここでは2つのフィールドメモリ61A,61Bにより構成されている。そして、上記メモリ制御部62は、上述の画像信号処理部5から供給される画像信号を上記記憶部61に順次書き込んで読み出す制御を行っており、上記モード制御部11からフリーズフラグが供給されると、その直後の1フレーム分の画像信号を上記記憶部61に取り込んだ状態で書き込みを停止することにより、上記1フレーム分の画像信号を上記記憶部61にフリーズして該記憶部61から繰り返し読み出すように上記記憶部61に対する画像信号の書き込み/読み出しを制御する。
【0024】
また、上記動き検出部63は、上記記憶部61にフリーズされた1フレーム分の画像信号について、該記憶部61に取り込んだ画像信号の最後のフィールドを基準として、フィールド相関による動き検出を行い、その検出出力により上記出力選択部64を制御する。これにより、上記出力選択部64は、変速再生時に、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とするように、上記記憶部61から読み出される画像信号を選択的に出力する。
【0025】
ここで、このビデオテープレコーダの再生系における再生一時停止時のモード遷移図の例を図4に示す。
【0026】
すなわち、このビデオテープレコーダの再生系において、O1フィールドに一時停止釦10Aの操作入力を受けたモード制御部11は、上記画像信号出力処理部6の記憶部61への書き込みのタイミングをとるために、2フィールド待って、O2フィールドに機構制御部12に再生一時停止フラグ(PAUSE) を送る。これを受けた機構制御部12は、同じフィールド内でサーボ制御部13に停止の指示(STOP)を出す。その結果、再生画はO2フィールドまで再生され、最後のO2フィールドのフィールド静止画が出力される。
【0027】
一方、上記画像信号出力処理部6には、フリーズフラグ(FREEZE)をO1フィールドとE2フィールドで送ることにより、E2フィールドとO2フィールドの1フレーム分の画像信号を記憶部61にフリーズさせる。この結果、再生一時停止直前の1フレーム分の画像信号を上記記憶部61に蓄えることができる。
【0028】
また、モード制御部11は、モニタ画像を切り換えるため、フリーズの後のO2フィールドにメモリ信号(MEM) を上記画像信号出力処理部6に送る。これにより、上記画像信号出力処理部6では、スルーの画像信号からメモリ画像信号に切り換えを行う。したがって、モニター画像としては、O2フィールドまでは再生画像がそのまま出力され、それ以降は記憶部61に蓄えられたメモリ画像が出力される。
【0029】
ここで、上記画像信号出力処理部6では、上記記憶部61に蓄えられたE2フィールドとO2フィールドの1フレーム分の画像信号について動き検出部63でフィールド相関による動き検出を行うことにより、高画質の静止画像を生成する。
【0030】
このとき、時間軸の基準をO2フィールドとすることにより、再生画像からメモリ画像に切り換えた時点で画飛びを生じることなく、円滑な切り換えを行うことができる。
【0031】
また、このビデオテープレコーダの再生系における1/2低速再生時のモード遷移図の例を図5に示す。
【0032】
すなわち、このビデオテープレコーダの再生系において、O1フィールドに低速釦10Bによる1/2低速再生(1/2-SLOW)の操作入力を受けたモード制御部11は、上記画像信号出力処理部6の記憶部61への書き込みのタイミングをとるために、2フィールド待って、O2フィールドに機構制御部12に再生一時停止フラグ(PAUSE) を送る。これを受けた機構制御部12は、同じフィールド内でサーボ制御部13に停止の指示(STOP)を出す。その結果、再生画はO2フィールドまで再生され、最後のO2フィールドのフィールド静止画が出力される。
【0033】
一方、上記画像信号出力処理部6には、フリーズフラグ(FREEZE)をO1フィールドとE2フィールドで送ることにより、E2フィールドとO2フィールドの1フレーム分の画像信号を記憶部61にフリーズさせる。この結果、再生一時停止直前の1フレーム分の画像信号を上記記憶部61に蓄えることができる。
【0034】
また、モード制御部11は、モニタ画像を切り換えるため、フリーズの後のO2フィールドにメモリ信号(MEM) を上記画像信号出力処理部6に送る。これにより、上記画像信号出力処理部6では、スルーの画像信号からメモリ画像信号に切り換えを行う。したがって、モニター画像としては、O2フィールドまでは再生画像がそのまま出力され、E3フィールドとO3フィールドは記憶部61に蓄えられたE2フィールドとO2フィールドの1フレーム分の画像信号からなるメモリ静止画像が出力される。
【0035】
ここで、上記画像信号出力処理部6では、上記記憶部61に蓄えられたE2フィールドとO2フィールドの1フレーム分の画像信号について動き検出部63でフィールド相関による動き検出を行うことにより、高画質の静止画像を生成する。
【0036】
このとき、時間軸の基準をO2フィールドとすることにより、再生画像からメモリ画像に切り換えた時点で画飛びを生じることなく、円滑な切り換えを行うことができる。
【0037】
そして、上記モード制御部11は、1フレーム分のメモリ静止画像の出力が終わるO3フィールドに解除フラグを機構制御部12に送る。これを受けた機構制御部12は、同じフィールド内でサーボ制御部13に再生の指示(PB)を出す。その結果、E4フィールドとO4フィールドまで再生して1フレーム分の再生画像を出力する。その間に、上記画像信号出力処理部6にフリーズフラグ(FREEZE)を送り、上記E4フィールドとO4フィールドの画像信号を上記記憶部61に取り込んでフリーズさせ、上記再生画像の出力が終了するO4フィールドに上記機構制御部12に再生一時停止フラグ(PAUSE) を送る。これにより、次のE5フィールドとO5フィールドには上記記憶部61に蓄えられたE4フィールドとO4フィールドの1フレーム分の画像信号からなるメモリ静止画像が出力される。
【0038】
以下同じ動作を繰り返し、1フレームおきにメモリ静止画像を出力することにより、1/2低速再生動作を行うことができる。
【0039】
このように、画像信号のフレーム差分により動き検出を行って、動き部分の画像はフィールド出力とすることにより画質を向上させた静止画像を得るようにした本発明に係る画像再生装置では、例えば、図6の(A)に示すように第3フィールドと第4フィールド間でシーンが変化している画像が記録媒体に記録されていた場合に、再生を一時停止して、第5フィールドと第6フィールドの間で再生画像が止まると、フィールド相関による動き検出では第4フィールドと第5フィールドの差分をとるので正しい動き検出を行うことができ、図6の(B)にモニター画面上の画像を示すように、第6フィールド以降の一時停止画像は、静止部分の画像が第4フィールドと第5フィールドの画像画像で構成されるフレーム静止画像となって、フレーム画質を得ることができる。
【0040】
また、この画像再生装置では、例えば図7の(A)に示すように左から右に車が動いている画像が記録媒体に記録されおり、再生を一時停止して第4フィールドと第5フィールドの間で再生画像が止まった場合にも、該記憶部61に取り込んだ画像信号の最後のフィールドすなわち第4フィールドを時間軸の基準とするので、図7の(B)にモニター画面上の画像を示すように、第4フィールドと第5フィールドの間で画飛びを生じることがない。
【0041】
【発明の効果】
本発明に係る画像再生装置では、変速再生時に、記録媒体から再生したフィールド画像情報を再生画像として出力すると共に、少なくとも1フレーム分の画像情報を記憶手段に記憶する処理と、記録媒体からの再生を一時停止し、上記記憶手段に記憶した画像情報について動き検出手段によりフィールド相関による動き検出を行い、 上記動き検出の結果に基づいて、出力選択手段により動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする処理を所定フレームおきに繰り返すので、高画質の変速再生画像出力を得ることができる。
【0042】
また、本発明に係る画像再生装置では、変速再生時に、例えば上記記憶手段に取り込んだ画像の最後のフィールドを基準とするフレーム画像についての上記動き検出手段による動き検出出力に基づいて、上記出力選択手段により上記記憶手段からの画像情報を選択して、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とするので、再生一時停止や低速再生等の変速再生に入る時に、画飛びが発生することなく、高画質の変速再生画像出力を得ることができる。
【0043】
本発明に係る画像再生方法では、変速再生時に、記録媒体から再生したフィールド画像情報を再生画像として出力すると共に、少なくとも1フレーム分の画像情報を記憶する第一の再生ステップと、記録媒体からの再生を一時停止し、記憶した画像情報についてフィールド相関による動き検出を行い、 上記動き検出の結果に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする第二の再生ステップとを備え、上記第一及び第二の再生ステップを所定フレームおきに交互に繰り返すので、高画質の変速再生画像出力を得ることができる。
【0044】
また、本発明に係る画像再生方法では、例えば、取り込んだ画像の最後のフィールドを基準とするフレーム画像についての動き検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とするので、再生一時停止や低速再生等の変速再生に入る時に、画飛びが発生することなく、高画質の変速再生画像出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオテープレコーダの再生系の構成を示すブロック図である。
【図2】上記ビデオテープレコーダの再生系における変速再生のための構成を示すブロック図である。
【図3】上記ビデオテープレコーダの再生系における画像信号出力処理部の構成を示すブロック図である。
【図4】上記ビデオテープレコーダの再生系における再生一時停止時のモード遷移図である。
【図5】上記ビデオテープレコーダの再生系における1/2低速再生時のモード遷移図である。
【図6】上記ビデオテープレコーダの再生系におけるフィールド相関による動き検出を行ったモニタ画像を説明するための図である。
【図7】上記ビデオテープレコーダの再生系における画飛びについて説明するための図である。
【図8】従来の画像再生装置におけるフレーム差分方式による動き検出を行ったモニタ画像を説明するための図である。
【図9】従来の画像再生装置における画飛びについて説明するための図である。
【符号の説明】
1 ビデオテープ、2 ヘッド、6 映像信号処理部、 7 映像信号出力処理部、10 操作パネル、11 モード制御部、12 機構制御部、13 サーボ制御部、61 記憶部、62 メモリ制御部、63 動き検出部、64 出力選択部

Claims (8)

  1. 記録媒体に記録された画像情報を標準再生速度よりも遅い速度で再生する変速再生機能を有する画像再生装置であって、
    記録媒体から再生した少なくとも1フレーム分の画像情報を記憶する記憶容量を有する記憶手段と、
    記録媒体から再生した画像情報についてフィールド相関による動き検出を行う動き検出手段と、
    変速再生時に、上記動き検出手段による検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とするように、上記記憶手段からの画像情報を選択的に出力する出力選択手段とを備え、
    変速再生時に、記録媒体から再生したフィールド画像情報を再生画像として出力すると共に、少なくとも1フレーム分の画像情報を上記記憶手段に記憶する処理と、記録媒体からの再生を一時停止し、上記記憶手段に記憶した画像情報について上記動き検出手段によりフィールド相関による動き検出を行い、 上記動き検出の結果に基づいて、上記出力選択手段により動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする処理を所定フレームおきに繰り返す
    ことを特徴とする画像再生装置。
  2. 上記出力選択手段は、上記記憶手段に取り込んだ画像の最後のフィールドを基準とするフレーム画像についての上記動き検出手段による動き検出出力に基づいて、変速再生時に、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とするように、上記記憶手段からの画像情報を選択的に出力することを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  3. 上記出力選択手段は、再生一時停止時に、上記動き検出手段による検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とするように、上記記憶手段からの画像情報を選択的に出力することを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  4. 上記出力選択手段は、低速再生時に、上記動き検出手段による検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とするように、上記記憶手段からの画像情報を選択的に出力することを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  5. 記録媒体に記録された画像情報を標準再生速度よりも遅い速度で再生する画像再生方法であって、
    変速再生時に、記録媒体から再生したフィールド画像情報を再生画像として出力すると共に、少なくとも1フレーム分の画像情報を記憶する第一の再生ステップと、
    記録媒体からの再生を一時停止し、記憶した画像情報についてフィールド相関による動き検出を行い、 上記動き検出の結果に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とする第二の再生ステップとを備え、
    上記第一及び第二の再生ステップを所定フレームおきに交互に繰り返す
    ことを特徴とする画像再生方法。
  6. 取り込んだ画像の最後のフィールドを基準とするフレーム画像についての動き検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とすることを特徴とする請求項5記載の画像再生方法。
  7. 再生一時停止時に、動き検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とすることを特徴とする請求項5記載の画像再生方法。
  8. 低速再生時に、動き検出出力に基づいて、動き部分の画像情報はフィールド出力とし、静止部分の画像情報はフレーム出力とすることを特徴とする請求項5記載の画像再生方法。
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