JP3670283B2 - 糸の精紡 - Google Patents
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Description
この発明は、繊維束の処理に関し、特に、専らステープル糸に限定するものではないが、この発明の好ましい局面において、シングルもしくはダブルロービング又はスライバにより成る可織性でかつ低ピリング性の糸の精紡に有用なものに関する。
技術背景
2−ストランド糸は2本のストランドを互いに紡ぎ又は撚りをかけて形成され、繊維終端部をエアージェット(例えば、プライフィル(Plyfil))により包み込むか又は操作中交番するストランド撚りを捕縛する(例えば、シロスパン(Sirospun))していた。この種の糸は、単糸に比べて強度及び摩耗抵抗が強化されるが、ウーステッド処理(梳毛工程)においては、約80本又はそれ以上の平均繊維本数の断面を有するものであった。非常に断面繊維数の少ない、例えば、約50〜60又はそれ以下の断面平均繊維数の可織性の単糸を製造することができれば、非常に有用である。しかしながら、現在、そのようなサイズの単糸において織物及び編み物用としての適当な強度及び摩耗抵抗を有するものがなかった。
撚りをかけている時、繊維の移動とか絡みが生じて生成される糸に強度及び摩耗抵抗を付与することは、次の人々によって既に知られている;Peirce,(Peirce F.T.;Textile Research Jarnal、1947年、17、123頁)、Morton及びYen(Morton, W.E.; Annales Scientifiques Textiles Belges, 1956年、29頁)。モートン(Morton)氏は、上記論文においてフロントローラニップから出現する繊維ストランドに関して、“繊維の経路長さがそのコアーからその表面まで増大し、そのため繊維の強度が増すにちがいない。やがて、これらは最長経路にしたがって糸の外層を形成し、その結果、大きな応力を受ける;更にはそれらの経路の曲率半径も最大のものとなる”と述べている。また、同上著者により、これら高応力を受けた繊維は低張力状態となるために当該糸の軸に向かって移動することが示された。一方、“繊維の終端がフロントローラのニップから出現するや否や、該繊維張力はゼロに低下するにちがいない。その際、表面部に放逐せざるを得ない状態となり、突き出し繊維として現れよう”と述べている。モートン氏は、結論として“もう1つの実用的成果は、野生又は野性繊維(可成りの野性度のものと思われる)は糸の強度に都合良く貢献しないので、粗紡を引き出すリボンの幅は出来る限り制限しなければならないことである”と述べている。
ニュージーランドのウール・リサーチ・オーガニゼーション(Wool Research Organization)による国際特許出願の公開公報WO94/01604に、ストランドが牽伸装置から紡出される際、単一の引き伸ばされた繊維束、即ち、ストランドに対して上記技法を適用するための種々の方法が開示されている。それらの方法の1つに、ガイドがストランドを横方向に振動させて該ストランドの繊維における張力を周期的に変化させる方法がある。このように張力を変化させることにより、生成される糸のコアー及び表面間で繊維が周期的に移動させられる。第2の装置においては、牽伸ストランドがフロント牽伸ローラの直ぐ下流に配置されたもう1対のニップローラを通過させられる。これらニップローラはフロント牽伸ローラの送り出し速度よりも低速度で駆動され、負の牽伸時には“オーバーフィード(over feed)領域”が誘導され、該オーバーフィード領域において繊維がニップにおける位置を無作為に変えているのが見られる。このようにして、糸のコアーと表面間で繊維が無作為に変位する。更に第3の装置においては、牽伸ストランドが横方向に十分に広がって“小群化”され、これら小群化された繊維束は仮撚りされて個別のサブストランドを形成し、次いで互いに撚り合わせて再集合した糸とされる。
上記国際出願公開公報WO94/01604におけるガイドを振動させる提案は、下記の先行技術文献に記述されているように、分離した1対のストランドから2−ストランド糸を形成するための種々の提案と類似点がある:米国特許第3599416号明細書、オーストラリア特許第438072号及び第47153号明細書並びにD. Plate等、J.Text. Inst. 73(No.3、1982年)、99頁及び同74(No.6、1983)、320頁。2−ストランド精紡工程のクラス、とりわけ、“Sirospun”工程として知られるこの出願の出願人の技法が含まれる。2−ストランド精紡系の三角撚りにおける小群化サブ繊維束に予備撚りの可能性がNeckar等、Melli and Textilberichte 英語版)、8月、1985年、605頁に記述されている。Harakawa等(J.Text. Machinery Soc.Japan、43(No.11、1990年)、T98及び41(1988年)、T(177)に、フロントローラから現出するストランドを横方向に振動可能とされた中空スピンドルに引き落とすようにした装置が提案されている。そのようにして形成された糸は、紡出される側面及び上記中空スピンドルの位置に応じて外面に異なった繊維を有する。これに対応する文献として日本特許公報57−029615がある。
米国特許第4418523号に、精紡撚糸機において刺しゅう糸を形成するノッチ付きローラが開示されている。
本発明の開示
従って、本発明の目的の1つは、少なくとも1つ又はそれ以上の有利な出願において、平均糸断面繊維数に対し有用な糸強度及び/又は摩擦抵抗を有する繊維糸を製造することができる精紡方法及び装置を提供することにある。この糸は単糸又はその他のものであってもよいが、本発明の1つまたはそれ以上の実施の形態における目的は上記特性を有する単糸を製造することにある。
本発明は、第1の局面において、元の走行繊維束を受け取りかつ引き伸ばすとともに、上記繊維束を延伸しかつ引き取って糸を精紡するにあたり、上記元の走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する工程;上記複数のサブ繊維束を、それらの経路を変化させながら移動させる工程;及び上記サブ繊維束を撚り合せて再集合することにより糸を形成する工程を含むことを特徴とする、糸の精紡方法を提供するものである。
又、本発明は、もう1つの局面において、走行繊維束を受け取りかつ引き伸ばす、牽伸手段と、上記牽伸手段からの繊維束を延伸しかつ巻き取る、引き取り手段とから成る、糸の精紡装置において、上記牽伸手段の下流で上記走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する手段であって、これらのサブ繊維束の移動経路を変化させる手段;及び上記複数のサブ繊維束を再集合し、これらのサブ繊維束を互いに撚り合せて糸を形成する手段を含むことを特徴とする、糸の精紡装置を提供することにある。
本発明の第1局面において、好ましくは、再集合手段はサブ繊維束を互いに撚り合わせることができるものとする。更に詳しくは、撚りが1つのサブ繊維束に沿って再集合点から他方のサブ繊維束に対するよりも後方に進行するようにする。これは、各サブ繊維束に互いに異なった長さの経路を走行させてこれらサブ繊維束間を移動する繊維に異なった軸方向張力を持たせるようにすると有利である。
本発明の第2の局面から、複数のサブ繊維束を周期的に変化する経路を移動させ、次いでそれらサブ繊維束を集合させて互いに撚りをかけることにより糸を構成する繊維束を形成するようにした糸の精紡方法が提供される。
上記第2の局面において、上記方法は更に元の走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割することを含む。
又、本発明は、その第2の局面において、複数のサブ繊維束を引き抜いて巻き取るための引き取り手段、上記各サブ繊維束を周期的に変化する経路を移動させる手段及び上記サブ繊維束を集合してこれらサブ繊維束に互いに撚りをかけることにより糸を構成する繊維束を形成する手段により構成した糸の精紡装置が提供される。
上記第2の局面における装置は、更に、元の走行繊維束を上述した複数のサブ繊維束に分割する手段を具備するようにしてもよい。この装置は、更に、上記原繊維束を受け取って引き伸ばす牽伸手段を含み、該牽伸手段の下流に分割手段が配置される。
上記第2の局面において、経路の周期的変化は、繊維束からサブ繊維束への分割とそれらセブ繊維束の撚り合わせの間、上記各サブ繊維束の縦走経路の相対的長さを周期的に変化させることにより行われる。
本発明は、第3の局面から、走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割し、これらサブ繊維束を互いに撚り合わせることにより糸を形成し、更に、繊維束からのサブ繊維束への分割とそれらサブ繊維束の撚り合わせをする間、上記各サブ繊維束の相対的位置を周期的に変化させるようにした糸の精紡方法を提供する。
上記本発明の第3の局面から、また、走行ステープル繊維束を受け取って引き伸ばす牽伸手段、上記牽伸手段から繊維束を引き出して巻き取るテークアップ手段、上記牽伸手段の下流で走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する手段、上記サブ繊維束を互いに撚り合わせてステープル糸を形成する撚り手段及びステープル繊維束からのサブ繊維束への分割とそれらサブ繊維束の撚り合わせをする間、上記各サブ繊維束の相対的位置を周期的に変化させる手段により構成される、ステープル糸の精紡装置が提供される。
好ましい実施の形態において、各サブ繊維束が縦走する経路は周期的に各サブ繊維束の相対的位置を交替させられ、例えば各サブ繊維束を他のサブ繊維束と交差させ、次いで前者のサブ繊維束を元の相対的位置に戻るようにした編み手段により周期的に変化させられる。この牽伸手段は、好ましくは、サブ繊維束間での繊維の絡み合いを強化するようにする。
このような実施の形態において、上記編成は、繊維相互作用が最も効果的となるように選ばれた移動繊維束の長さに沿って予め定められたシーケンスにしたがって調節するようにすると有利である。
この実施の形態において、好ましくは、編み手段は撚りをかける前に絡み合った繊維網を生成するようにする。そのような繊維網は、一般に、前述した国際出願公開公報WO94/01604において提案されているように、現出する繊維束グループを、無作為に単に撚り合わせて得られるような内部繊維構造とは明確に峻別される。
又、簡単な装置において、編み手段は走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する手段として作用する。そのような編み手段は各サブ繊維束が縦走する経路及び/又はそれらの相対的位置を周期的に変化させるようにした異なった螺旋溝を有する回転ローラ機構体により構成することができる。
更には、上記本発明の全ての局面において、走行繊維束の分割手段は回転軸に対し異なった径及び/又は曲率半径のランドを有する回転ローラ機構体により構成することができる。この回転ローラ機構体はサブ繊維束が縦走する経路長を周期的に変化させるように形成することができる。
本発明の第4の局面から、複数のサブ繊維束を集合点で互いに撚り合わせて繊維束の糸を形成し、更に、例えばサブ繊維束の最後の表面接触又はニップ点と各サブ繊維束が集合する相対的位置間の距離、すなわち、サブ繊維束が集合する前の各サブ繊維束の経路長の1つ又はそれ以上を周期的に変化させることにより、上記集合点の上流で各サブ繊維束への撚りの伝達及び/又は撚りの広がりを周期的に変化させることを含む、糸の形成方法が提供される。この本発明の第4局面から、上記方法を実施する装置が提供される。各撚りの伝達を周期的に変化させる手段は回転軸に対し異なった径及び/又は曲率半径のランドを有する回転ローラ機構体を用いて構成することができる。
本発明の第1、第2、第3又は第4の局面における実施形態において、3つまたはそれ以上のサブ繊維束を設け、糸構造体を形成するように各撚りの伝達又は各経路を周期的に変化させることにより、1つのサブ繊維束が当該糸に沿って間隔をあけて他の2つのサブ繊維束にからまるようにされる。この方法は“仮編み(false−braiding)”形態として見られる。この仮編みにおける間隔は、好ましくは、糸の大部分の繊維が各繊維の長さに沿って複数の絡み点で係わるようにする。上記回転ローラ機構体は上記方法を実施するのに適用することができる。
上述した本発明の各局面での繊維束は、好ましくは、天然又は人造ステープル繊維束である。
【図面の簡単な説明】
本発明は、添付図面を参照して、単に実施例として説明される。
図1は、本発明の実施例の紡績装置の概略側面図である。
図2は、図1の部分拡大図である。
図3は、図1に図示した装置の平面図である。
図4は、図1〜図3に示される装置における一部分を形成する分割ローラとして代用できるもう1つの実施例を示す。
図5及び図6は、それぞれ、更に別の分割ローラの変形例の側面図及び平面図である。
図7及び図8は、それぞれ、分割ローラの更に別の変形例であって、牽伸ニップから現出する走行繊維束に対し設定された円弧にあまり依存しない分割ローラの外観側面図及び平面図である。
図9及び図10は、それぞれ、本発明の更に別の実施例による、“仮編み”方法を実施するのに好適である、図7及び図8に示された分割ローラの形態を改良した、分割ローラの外観側面図及び平面図を示す。
図11は、図1〜図3の実施例の変形例についての図2と同様の図である。
図12は、本発明の更に別の実施例であって、編組ローラを利用した実施例の紡績装置の外観側面図である。
図13は、図12の実施例の本質的原理を説明するための概念図である。
図14〜図18は、それぞれ、図12の装置に適用できる分割ローラの種々の改良変形例を示す。
図19は、図18に示される形状の編組ローラのニップから現出する編組構造体の概略図である。
発明の実施の態様
図1〜図3は、梳毛紡績機の最終ドラフチング部(牽伸部)10を示し、該紡績機は、牽伸ニップを形成する、一対のフロント上牽伸ローラ(前部上牽伸ローラ)12及び下牽伸ローラ13を含み、該牽伸ニップ14に、引き伸ばされたロービング(粗紡)8を形成する、ステープル繊維束が供給される。延伸された梳毛紡績糸9は、リング機構部18に芯合わせされた回転式巻取パッケージ16に引き出される。糸はリング上の自由回転トラベラを通過する。パッケージ16を回転することにより上記糸を介してリングの周りにトラベラを回転させ、該糸に撚り掛け、該パッケージ16に巻き取られる。リング紡績機は、周期的にパッケージ16を通常の方法で旋回する。
前部上牽伸ローラ12と接触して分割ローラ20が装着される。分割ローラ20は、エンドベアリング(図示せず)に嵌め込まれ、軸方向に同軸とされる、隣接した2つの円柱状ランド22、23を含む。2つのランド間の境界は、ローラ20の軸に対して垂直な平面内に存在する、環状のショルダ24とされる。大径ランド23は、牽伸ローラ12と接触して摩擦駆動される。ショルダ24は、ニップ14から紡出される繊維束8aの中心線とほぼ一直線状になるように配置される。
繊維束8aは、分割ローラ20で2つの繊維サブ束、即ち、ストランド9a、9bに分割又は分離され、円柱状ローラのランド22、23の周りの異なった2つの経路を通過し、集合点30で再結合され、該両ストランド9a、9bは撚合されて糸9が形成される。
ストランド9a、9bが移動する経路長さは相異する:即ち、下ストランド9aは、ランド23と接触している上ストランド9bの場合よりも短い距離にわたって小径ローラ22と接触して短い経路を移動する。上記撚りは、実質的に、ローラランド23を介して上ストランド9aのみに沿って集合点30を通過して接触点32に戻る一方、該撚りは、ストランド9aにおいてニップ14の近くに戻るのが観察される。
繊維が前部ローラニップ14から紡出される際、全ての繊維は移動方向にまっすぐでも平行でもないため、該繊維の一部分が2つのストランドを橋絡する。撚りは、分割された下ストランド9aにおいて前部牽ローラニップ14にほとんど伝達されるので、繊維束が前進するにつれて橋絡繊維は、この下ストランドの周りに纏わり付いて出現する。両分割ストランドが前方へ移動しかつ集合するにつれて、これらの2つのストランドを橋絡する繊維は、一方のストランドからショルダ24を横切って他方のストランドへ移動するとともに、ストランドのたるみが引き締まるように、両ストランドが巻回される。このようにして、両ストランドの長さ部分の繊維が下ストランドの周囲に又は該下ストランド内部に組込まれるとともに上ストランドの周囲に又は該上ストランド内部に組込まれる。更に、橋絡部の繊維部分は、一方のストランド又は両ストランドの周りに、形成される糸から両ストランドに伝達される撚りと異なった、おそらくは、それよりも大きい螺旋角度をもって巻回される。それ故、これらの繊維は繊維マイグレーション及びエントラップメントを強化した形態を経験する。
上分割繊維ストランド9bが分割ローラ20の大径ランド23の周辺部における撚りの形成が開始される部分に移動するにつれて、2つのストランド9a、9bの集合点30の前部で繊維後縁部が主繊維束9の内部に撚り込まれる。下分割繊維ストランド9aは、前部牽伸ローラのニップから集合点30まで短い距離の経路を描くので、このストランドを結合する繊維張力は上ストランド9bにおけるよりも低い。従って、両繊維ストランドが集合点30で互いに撚合されると、大部分の繊維が上繊維ストランドよりも下繊維ストランドの周りに撚り合されることとなる。その結果、従来の単一糸に対するよりも当該発明に係る糸における繊維はより大きい螺旋角度をもって拡散される。撚合工程において糸が有効に撚合されないと、繊維及び糸の大部分の繊維の双方に対する巻回効果は、非巻回部分、即ち、巻き解れ部分がバラバラとなる。その結果、かさ高となる。紡出繊維ストランドの分割作用は、各サブ繊維束のリボン幅を狭くし、繊維ストランドが前部牽伸ローラのニップ14から出現する際、該繊維ストランドの両側縁部で良好に相互に結合されることとなる。
繊維ストランドを分割して繊維が分割ローラ20の大径周面23から小径周面22まで両側縁部を滑動する経路長差、したがって、繊維張力差を生じさせる機構が繊維マイグレーション及び繊維エントラップメントを強化することとなる。したがって、仕上り糸は潜在的に耐摩擦性の高いものとされ、可識単糸としての潜在性及び編構造における低ピリング特性を付与する。本発明により製造された可識性単一糸断面における平均繊維本数は、50又はそれ以下とすることができる。糸が撚合される際、糸形成中に張力差を設けることにより撚り糸のかさを増大することができる。
図1〜図3の実施例に示される分割ローラ20は、前部牽伸ローラ12、13から現出する走行繊維束8aと同心状にする必要があり、ストランドが当該紡績フレーム(紡績機)の基準面と垂直にならないようにして上ローラの摩滅を最小限のものとする。繊維ストランド全体が、図2に示された分割ローラの面、即ち、小径ローラの周面に沿って同一経路をたどる可能性を減少させるために、最短経路長さ1mmの全幅ランド40を組込んで繊維ストランドの再分割を補助するようにしてもよい(図4)。
図5及び図6は、もう1つ別の上記分割を維持する方法を示す。2つのカム面22’、23’は、分割ローラ20’の半回転ごとに、回転体の中央右半部分の周面に、次いで、回転体の中央左半部分の周面に、分割する繊維束を誘導する。このようにして、これらの面22’、23’は、サブ繊維束9a、9bの相対位置を周期的に変化させる。
図7及び図8に示されるストランド分割ローラ20”は、当該分割ローラを芯出しかつ繊維ストランドの横移動を不要とするように設計されている。各対の溝50とランド52は、図5及び図6に示されるローラと同様の原理に従って動作する。ローラ上における溝とランドの幅は、例えば、1mmとされるが、その後の検討により、これらの寸法を減少させる、即ち、分割ローラの単位幅当たりの溝及びランドを多数とし、特に、繊維ストランド幅が狭い、すなわち、形成される糸が繊細なものとする場合に便利であることが分かった。繊維束を一側から他側へ周期的に分割する繰り返し数は、上記したような分割ローラの半回転〜1/4回転又はそれ以下の回転毎に増大するようにしてもよい。カム列機構は、溝とランドの幅寸法が10〜100マイクロメートルオーダーのものであれば、全く省略してもよい。後者の場合、溝とランドは、一定又は連続的に変化した直径を有する一連の円板により形成してもよい。
上述したように、図7、図8において複式カム分割ローラ20”の動作は、単式分割ローラ20に関する動作について上述したことと類似している。一例として、40テックスのウーステッド糸に対し、牽伸ニップから出てくる繊維束は、しばしば、3つのストランドに完全に分割されるのが観察される。ある溝内に1つのストランドが長い経路をたどり、他の2つのストランドが短い経路をたどる。繊細糸を精紡するにあたり、一般に、繊維束は2つの部分に分割される。多数ストランドの分割には、より幅狭の溝及びランドを使用することにより、改善された繊維マイグレーション及び繊維エントラストメントが得られる。
図5及び図7の分割ローラは、同様に、ストランド9a、9bが移動する相対経路長を周期的に変化させるとともに、各ストランドの相対位置及び撚りが伝達するストランド長さを変化させ、それらにより集合点30の上流でストランドの相対的な撚りを周期的に変化させる。図5における2ストランド紡績装置の高速ビデオ観察によると、一方のストランドに多くの撚りが伝達され、次いで交替した後に他方のストランドに伝達されることが分かった。各サイクル中、低部に存在していたストランドである、低撚ストランドは、高撚ストランドの周りを包囲して出現する。この機構は、個々のストランドにおけるストランド撚度を規制する。
図7及び図8のストランド分割ローラ20”の変形例が、図9、図10に数字符号120を付して説明される。このローラは、”仮編み”を行うのに好適なものである。ローラ120は、周面に単一の溝152と二重の溝154を交互に区分して配置された溝部150を備えている。これらの溝は、紡出する繊維リボンの外及び中央部分、即ち、各繊維束の相対位置を交互に変化させる。糸における効果的な繊維のエントラップメント(絡み)は、繊維が当該糸の長さ方向に沿って数点でエントラップメントを経験するようにすることが必要とされる。ローラ周面は、6つの領域(3つの二重溝領域と3つの単一溝領域とを交互に入れ違いとされる)に、例えば、それぞれ、16mmに区分して、平均繊維長さ60mmの繊維束に沿ってほぼ4点で中央サブ繊維束が他の2つのサブ繊維束間にエントラップするようにされる。図9の側面図において破線156は、上記各溝がローラにどのように切り込まれているかを示す。本実施例において、各切り込みは、それぞれ、中心角度60度の円弧に内在するようにされ、代表的な実施例において、周方向に約15mmの等間隔に刻まれる。
さらに複雑な仮編み形式の実施例が考えられる。この変形例は、繊維リボンがゆっくりと3つ、4つ又はそれ以上のサブ繊維束に分割されるに応じて変形される。3つのサブ繊維束、この実施例では、便宜上、ストランドとされる、形式のものに対し、底部に2つの左手ストランドをもって開始し、引続いて中央ストランドが下降する(左手下降、2右手上昇)とともに左手ストランドが上昇し、これと同時に、右手ストランドが下降し(2左手ストランド上昇、右手ストランド下降)、これを繰返す前に、最後に中央ストランドが下降する(左手上昇、2右手下降)ようにされる。
図9及び図10に示されたローラアタッチメントは、各溝が紡出繊維リボンと常に一直線状に整列することが必要とされる。ほとんどの精紡機において、牽伸ローラが完全に一様に磨耗するようにするには、繊維リボンを牽伸して成る粗紡はゆっくりと前後左右に移動させられる。ローラアタッチメントを移動させてロービングとのアライメントを保持することは困難であり、又は、少なくとも、装置全体構造をかなり複雑なものとする。従って、上記アライメント問題を解決するために、実際上、図8に示されるラインに沿って、当該ローラアタッチメントの幅に倣って類似した一連の溝形態のものとされる。
分割ローラ20は、図1〜図3の精紡フレーム(精紡機)の上牽伸ローラ12と接触して示される。これは、糸の形成が分割ローラの前部で行なわれるので、糸の形成機構の観察を容易なものとする。一方、図11に示されるように、分割ローラ21が前部下牽伸ローラ13aに装着された場合、同様の糸形成機構となることが分かる。精紡フレームの吸水管を分割ローラの下部に収納することは、図1及び図2におけるように装着される場合、精紡開始又は終了時、繋ぎを容易に実行することができる。これは、前部下牽伸ローラに対向して配置された分割ローラによる繋ぎも、同様に、容易に行えることを示す。これに代えて、前部下牽伸ローラに、他の実施例を装着するようにしてもよい。
図12は、梳毛フレーム(紡績機)における最終牽伸部210を示し、該牽伸部210は、牽伸ニップ214を形成する一対の前部上牽伸ローラ212及び前部下牽伸ローラ213を含み、該牽伸ニップ214に、梳毛ロービング又はスライバ208の形態をしたステープル繊維束が供給されるようにした点は従来形式のものと同様である。延伸された繊維束である糸209は、ガイド217を介してリング機構部218において芯出しされた回転巻き取りパッケージ216に引き伸ばされる。上記糸はリング上の自由回転トラベラを通過する。パッケージ216の回転により、糸がリングの周囲にトラベラを移動させ、該糸に撚りが掛けられて上記パッケージに巻き取られる。このリングスピナーは通常の方法でパッケージ216を周期的に運動させる。
パターン化された分割編組ローラ220が前部下牽伸ローラ213に接触させて装着される。ローラ220は、エンドベアリング(図示しない)に固定され、対向する2つの螺旋溝222、223(図14)を含む。螺旋溝222は、幅及び深さに関し、実質的に、溝223よりも大きくかつ深い。両溝222、223は、略同等の螺旋角度を有し、1回転当たり2つの交差部225で交差する。各交差部の溝形状は不均一なアーチ状に描かれているが、重要なことではない。ローラ220は、ロービング(粗紡)208を複数のサブ繊維束に分割し、次いで、これらのサブ繊維束の経路及び相対位置を周期的に変化させ、これらのサブ繊維束を周期的に相互にあちらこちらに反転させながら編組する。複雑な原理が図13を参照して次の通り説明される。織込み又は編組にあたり、繊維束208をリボン構造体とみなすと、当該リボンにおいて本質的に2つの移動構成部分が繊維グループ、即ち、サブ繊維束の位置を相互に交換する。2つの隣接繊維束8a、8bを考えた場合、まず、一方の繊維束8aは、他方のサブ繊維束に対しリボンの平面から出て行く(例えば、図13(i)においてサブ繊維束8aがZ方向に持上げられて図13(ii)の位置に移動する)ようにして当該リボンを横切るように横に移動させ(例えば、図13(ii)において繊維束8aをY軸に平行に移動させ)、該リボン平面に該サブ繊維束を折返す(図13(iii))前に、これらのサブ繊維束の相対位置を交換するようにしなければならない。
図12と図14を再び参照し、操作時、両交差溝配列は自然に繊維束を横方向に広げて分割し、交差点における溝の深さの違いによって、サブ繊維束は撚り合わされ/又は編組される。最初にいくらか走行した後、繊維束の大部分が自然に分割され、溝内に存在するのが分かる。理論上、最初の回転の間、入来する繊維“リボン”束を横切る全ての位置が溝と接触し、その形状に基いてそれらは溝内に落ち込むようにされる。一旦、繊維束が溝に“捕捉”されると、連続的に回転するにつれて当該繊維(及び隣接繊維)の残部が溝内に引き込まれ、したがって該溝を介して横に移動する。交差点において各繊維は、それらが現存する溝内に留まり、このようにして隣接繊維束上に又はその下に留まることとなる。
ローラ230は、ローラ220により駆動されるように取り付けてサブ繊維束の横滑りを安定化させることができる。それに代えて、同様にローラ220は、前部上牽伸ローラ212により駆動されるようにして該ローラ220の下部ではなく、該ローラ220の上部で糸の経路長が若干異なるようにしてもよいと理解できる。
分割・編組ローラは、図15〜図18に示されるように変形することができる。第1の変形例は、多数の左手及び右手螺旋溝を使用するものである。図15は、3スタート左右手螺旋溝を具備したローラ220’の一例を示す。溝数が増大すると、ローラの1回転当たりの交差回数が増大し、したがって、糸の単位長当り、多くの相互作用を行わせることができる。
ローラ上の任意の交差点において、2つの溝の相対的深さは、編組シーケンスに重要なものである。出来上がった編組構造は編組シーケンスに大いに依存しており、しかも編み糸の構成要素間に全く異なる相互作用が生じる。図14及び図15は、各溝が一定の深さである簡単な場合を説明している。サブ繊維束間の相互作用は、連続する交差点の間で深い溝の次には浅い溝を交互にするように、溝に沿って深さを変更することにより増すことができる。各方向における溝数を1とした、即ち、1回転あたり2回だけ交差するようにした簡単な一例において、周期的な深さの変化は、ローラの軸に対して偏心した、少なくとも1つの溝を切ることにより容易に実現できる。
同様に、図16に示された形式のローラも有利であることがわかる。この場合、ローラ220”は、当該精紡機の先方に存在する、一端においてランド221の直径を僅かに大きくした、前部ローラにより駆動される。これは溝を切ったローラに入来するスライバを少し多めに供給することになる。これは意外なことに、横方向の張力が強まり、サブ繊維束を飛び出させて反対方向に移動する、隣接溝内に落ち込ませる前に、各サブ繊維束が横移動する(したがって、他のサブ繊維束との更に強い相互作用を行う)ことが分かった。
交差点において、横張力が生じる際浅い溝内のスライバは、ローラの回転につれて深い溝に時々早まって移動するのがわかる。図17において塗りつぶし240をもって示されるように、交差直後に切り取られた特定部分が、図示するように、サブ繊維束を浅い溝内に戻すように案内する。
図17の交差の形式は、糸パッケージ巻き取り機において一般に使用される、図18に示したものと非常に類似したものである。これらの形式のものは、単糸の送り開発されたものであるが、図12の装置におけるローラ220として利用される場合、意外にも、これらの形式のものは繊維束を分割して繊維束に規則的編組パターンを付与することが分かった。その上、ローラ端部(例えば、折曲部342)で、溝322が繊維グループの移動方向をゆっくり変化させるのであるが、先の実施例において、このような方向変化は、当該繊維グループを対向溝内に移動させる、端部の張力に依存する。図18のローラにより製造される、3方向分割編組構造体の一例が図12に簡単な分割した編み上げ構造を生成する3つの方向の例は、図19に簡単な概略形態にて示される。
図12〜図19を参照して説明した編組方法は、重なり合ったサブ繊維束、したがって仕上り紡糸の繊維の混合効果を高める。糸の断面における平均繊維本数に対する糸の強度及び/又は磨耗抵抗が実用的なものとなる。
以上、本発明の詳細な説明事項は、主として梳毛紡績に関して記述されたが、天然又は人工の他のステープル繊維に対しても同様に適用できる。従って、本発明の構成要素の形状寸法は、使用する繊維長に応じて調整されよう。また、記述すると同時に図解した実施例は、粗紡ロービング又はスライバ8、208等、元の単一繊維束を分割したものとか、生成サブサブ繊維束を再結合したものを包含するものであるが、それらに代えて、種々の実施例が、そのような分割、即ち、2つ又はそれ以上のサブ繊維束、例えば、個別のロービング又はスライバに延伸したり、これらを集合して糸を形成するのに適用されてもよいことが強調される。
本明細書全体及び添付の請求の範囲を通じて、それ以外に必要としない限り、用語“構成する(comprise若しくはcomprises)”又は“構成している(comprising)”は、他のどのような構成要素又は構成要素グループを排除することなく、記述された一切の構成要素又は構成要素グループを包含することを意味するものと理解しなければならない。
Claims (31)
- 走行繊維束からの単糸の精紡装置であって:
走行繊維束を受け取りかつ引き伸ばす牽伸手段(12、13)と;
上記牽伸手段からの繊維束を延伸しかつ巻き取る引き取り手段(16)とから成る、単糸の精紡装置において、
上記牽伸手段の下流で上記走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する手段(20);
これらのサブ繊維束を異なる移動経路長を通過させる手段(20);及び
上記複数のサブ繊維束を再集合し、これらのサブ繊維束を互いに撚り合せて単糸を形成する手段(16、18)を含み、
上記異なる経路の経路長を異ならせ、それぞれの経路内の繊維束に加わる張力に差を生じさせ、かつ各繊維束の撚りの程度を異ならせるようにしたことを特徴とする、単糸の精紡装置。 - 更に、サブ繊維束が周期的に変化する経路をもって移動するようにした、請求項1に記載の装置。
- 更に、走行繊維束の分割手段が、それぞれ、回転軸に対し異なった離間距離及び/又は半径を有するランド(22、23)を具備する、回転ローラ機構体(20)により形成された、請求項1又は請求項2に記載の装置。
- 更に、サブ繊維束の移動経路を変化させる手段が、各サブ繊維束の相対横位置を周期的に相互に入れ換えるようにした編組手段(120)により形成された、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の装置。
- 更に、編組手段が、1つのサブ繊維束を他のサブ繊維束と交差させ、次いで、当該サブ繊維束の元の相対的横位置に復帰させるように作用するようにした、請求項4に記載の装置。
- 更に、編組手段が、走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する手段として作用するようにした、請求項4又は請求項5に記載の装置。
- 編組手段が、それぞれ、異なった螺旋状溝部であって、各サブ繊維束の移動経路及び/又はそれらのサブ繊維束の相対位置を周期的に変化させるようにした螺旋状溝部(152、154)を有する、回転ローラ機構体(120)により形成された、請求項6に記載の装置。
- 走行繊維束からの単糸の精紡装置であって、元の走行繊維束を受け取りかつ引き伸ばすとともに、上記繊維束を延伸しかつ引き取って単糸を精紡する方法において、上記元の走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割し、上記複数のサブ繊維束を異なる移動経路長を通過させながら移動させ、及び上記サブ繊維束を撚り合せて再集合することにより単糸を形成する工程を含み;上記異なる経路の経路長を異ならせ、それぞれの経路内の繊維束に加わる張力に差を生じさせ、かつ各繊維束の撚りの程度を異ならせるようにしたことを特徴とする、単糸の精紡方法。
- 移動経路が周期的に変化するようにした、請求項8に記載の方法。
- 各サブ繊維束の移動する経路長さが周期的に変化するようにした、請求項8又は請求項9に記載の方法。
- 各サブ繊維束の移動する経路がこれらのサブ繊維束の相対的横位置を周期的に入れ換えることにより変化させられて編組構造を形成するようにした、請求項8、請求項9又は請求項10に記載の方法。
- 各サブ繊維束が、他のサブ繊維束と交差し、次いで当該サブ繊維束の元の位置に戻るようにした、請求項11に記載の方法。
- サブ繊維束の編組が、繊維の相互作用を最適化するように選定された移動繊維束長さに沿って、予め定められたシーケンスにしたがって調節されるようにした、請求項11又は請求項12に記載の方法。
- 更に、繊維束の編組が、撚合される前に編成繊維網を生成するようにした、請求項11、請求項12又は請求項13に記載の方法。
- 走行繊維束を受け取りかつ引き伸ばす、牽伸手段(12、13)と、上記牽伸手段からの繊維束を延伸しかつ巻き取る、引き取り手段(16)とから成る、糸の精紡装置において、
上記牽伸手段の下流で上記走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する手段(20);
上記複数のサブ繊維束を互いに撚り合せて糸を形成する、撚り合せ手段(16、18);及び
上記繊維束からの分割部分とそれらの撚り合せ部分間でこれらのサブ繊維束の相対位置を変化させる手段(22、23)を含むことを特徴とする、糸の精紡装置。 - 各サブ繊維束が周期的に変化する経路を移動するようにした、請求項15に記載の装置。
- 更に、走行繊維束の分割手段が、それぞれ、回転軸に対し異なった離間距離及び/又は半径のランド(22、23)を有する、回転ローラ機構体(20)により形成された、請求項15又は請求項16に記載の装置。
- 元の走行繊維束を受け取りかつ引き伸ばすとともに、該繊維束を延伸しかつ引き取って糸を精紡するにあたり、
上記元の走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する工程;
上記複数のサブ繊維束を互いに撚り合せることにより上記糸を形成する工程;及び
上記繊維束からの分割工程とそれらの撚り合せ工程間でこれらのサブ繊維束の相対位置を変化させる工程を含むことを特徴とする、糸の精紡方法。 - 変動経路が周期的に変化するようにした、請求項18に記載の方法。
- サブ繊維束の移動経路長さが変化するようにした、請求項18又は請求項19に記載の方法。
- 元の走行繊維束を受け取りかつ引き伸ばすとともに、該繊維束を延伸しかつ引き取って糸を精紡するにあたり、
上記元の走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する工程;
上記複数のサブ繊維束を、互いに、集合点で撚り合せて糸を形成する工程;及び
上記集合点の上流で、上記各サブ繊維束の内部で及び/又はそれらのサブ繊維束内部に相対的撚りの伝達を変化させる工程を含むことを特徴とする、糸の精紡方法。 - 相対的撚り伝達が周期的に変化するようにした、請求項18に記載の方法。
- 相対的撚り伝達の変化が、次の3つのうち、即ち、サブ繊維束の最後の表面接触若しくは挟み点とそれらの集合点間の距離、各サブ繊維束の相対位置、及び、集合する前における各サブ繊維束の経路長さのうち、1つ又はそれ以上を周期的に変化させるようにした、請求項21に記載の方法。
- 走行繊維束を受け取りかつ引き伸ばす、牽伸手段(12、13)と、上記牽伸手段からの繊維束を延伸しかつ巻き取る、引き取り手段(16)とから成る、糸の精紡装置において、
上記牽伸手段の下流で上記走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する手段(20);
上記複数のサブ繊維束を集合点(30)で互いに撚り合わせて糸を形成する手段(16、18);及び
上記集合点の上流で、上記各サブ繊維束の内部における及び/又はそれらのサブ繊維束の内部に伝達される相対的撚りを変化させる手段(22、23)を含むことを特徴とする、糸の精紡装置。 - 更に、相対的撚りの伝達が周期的に変化するようにした、請求項24に記載の装置。
- 相対的撚りの伝達を変化させる手段が、次の3つのうち、即ち、サブ繊維束の最後の表面接触若しくは挟み点とそれらの集合点間の距離、各サブ繊維束の相対位置、及び、集合する前における各サブ繊維束の経路長さのうち、1つ又はそれ以上を周期的に変化させる手段により形成された、請求項24又は請求項25に記載の装置。
- 相対的撚りの伝達を変化させる手段が、回転軸に対し異なった離間距離及び/又は半径のランドを有する、回転ローラ機構体により形成された、請求項24、請求項25又は請求項26に記載の装置。
- 走行繊維束を受け取りかつ引き伸ばす、牽伸手段(12、13)と、上記牽伸手段からの繊維束を延伸しかつ巻き取る、引き取り手段(16)とから成る、糸の精紡装置において、
上記牽伸手段の下流で上記走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する手段(20)であって、これらのサブ繊維束の移動経路長を変化させる手段(20);及び
上記複数のサブ繊維束を再集合し、これらのサブ繊維束を互いに撚り合せて上記糸を形成する手段(16、18)を含み、
上記各経路が互いに十分に近づけて上記サブ繊維束の一つ又はそれ以上のサブ繊維束が連続的に移動するとともにもう1つの又はその他のサブ繊維束に引張り込まれるようにしたことを特徴とする、糸の精紡装置。 - 再集合手段が各サブ繊維束を互いに撚り合すように作用して当該撚りがその他のサブ繊維束に向け、更に、再集合点を越えてこれらのサブ繊維束のうち、1つのサブ繊維束に沿って戻ってくるようにした、請求項28に記載の装置。
- 元の走行繊維束を受け取りかつ引き伸ばすとともに、上記該繊維束を延伸しかつ引き取って糸を精紡するにあたり、
上記元の走行繊維束を複数のサブ繊維束に分割する工程;
上記複数のサブ繊維束を、それらの経路長を変化させながら移動させる工程;及び
上記サブ繊維束を撚り合せて再集合することにより糸を形成する工程を含み、
上記各経路が互いに十分に近接して上記サブ繊維束の一つ又はそれ以上のサブ繊維束が連続的に移動するとともにもう1つの若しくはその他のサブ繊維束に引張り込まれるようにしたことを特徴とする、糸の精紡方法。 - 撚りがその他のサブ繊維束に向け、更に、再集合点を越えてこれらのサブ繊維束のうち、1つのサブ繊維束に沿って戻ってくるようにした、請求項30に記載の方法。
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