JPH08158171A - クローズドエンド・ハイドラフト紡糸システムで紡糸される糸の製造の改良 - Google Patents

クローズドエンド・ハイドラフト紡糸システムで紡糸される糸の製造の改良

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JPH08158171A
JPH08158171A JP10806395A JP10806395A JPH08158171A JP H08158171 A JPH08158171 A JP H08158171A JP 10806395 A JP10806395 A JP 10806395A JP 10806395 A JP10806395 A JP 10806395A JP H08158171 A JPH08158171 A JP H08158171A
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yarn
fibers
roller
fiber
twist
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JP10806395A
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James Lappage
ジェームズ・ラッペイジ
Nigel Anthony Gull Johnson
ナイジェル・アンソニー・ガル・ジョンソン
Owen Leslie Roger Hartshorn
オーウェン・レスリー・ロジャー・ハートショーン
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Wool Research Organization of New Zealand Inc
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/02Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously ring type
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/28Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars in which fibres are controlled by inserting twist during drafting
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/70Constructional features of drafting elements
    • D01H5/74Rollers or roller bearings
    • D01H5/78Rollers or roller bearings with flutes or other integral surface characteristics

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 十分に整合されたスライバー又はロービング
から紡糸された糸構造体を提供する。 【構成】 クローズドエンド・ハイドラフト紡糸システ
ムで紡糸される糸の製造の改良について記載される。各
構成繊維が糸の面と芯との間に移行し、各繊維の一部又
は部分が糸横断面の他の繊維の部分により捕捉且つ拘束
された糸構造が形成される。構成繊維は糸の芯と面との
間に周期的に移行でき、あるいは個々の繊維の移行又は
引き込みは糸構造に故意に導入されたある程度の繊維間
絡合により妨げることができる。この糸構造を作る機構
も記載される。かかる機構は振動糸ガイドを含んでお
り、これはディフェレンシャル速度ローラを介して過剰
送りし、またエンボスされた送出ローラを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、任意の型のステープル繊維又は
繊維混合物の十分に整合した集合体からの糸の製造に関
する。
【0002】十分に整合した繊維からのステープル繊維
の製造に於て、構成繊維は次のように処理される。即
ち、構成繊維は先ずカード工程で絡合が解かれて互いに
分離され、次いで再び集合されて繊維を実質的に互いに
平行とした連続構造とされる。繊維の平行配列は、個々
に鈎状に曲がった繊維を矯正するのに役立つ後続のドロ
ウイング又はギリング(gilling) 工程に於て向上され、
随意のコーミング工程中に更に向上されるが、このコー
ミング工程は非常に短い繊維、未だ絡合した繊維の小堆
積体及び非繊維異質汚染物を取り除くのに役立つ。かか
る一連の工程の後、繊維は特定の精紡機に適する所望の
線密度の長く連続したロープ状構造になる。精紡機で採
用されるドラフトシステムに応じて、繊維集合体はこの
段階でスライバー、又はロービングとして知られるより
軽量な材料のどちらでもよい。ロービングは撚りを含ん
でも含まなくてもよいが、撚りが存在するときでも繊維
はロービング構造内の螺旋経路で互いに高度な平行状態
に留まる。同様に、紡糸後、繊維は糸構造体内で平行螺
旋経路内に留まる。
【0003】繊維間に高い平行度を保証するために紡糸
用繊維集合体の調整に何故注意すべきかということにつ
いては多くの理由がある。第1に、十分に整合したかか
るスライバー及びロービングは、通常5:1以上の高い
ドラフト比でドラフト(希薄化)でき、処理コストの節
約に顕著に寄与する。第2に、最大の繊維範囲が得ら
れ、糸の引張強度に寄与する。第3に、糸は密に緊結化
され細く平滑であり、平滑ではっきりした仕上がりの緊
結な布の製造に望ましい。第4に、極細糸は一定の繊維
品質から紡糸できる。
【0004】しかしながら、かかる十分に整合した繊維
集合体の糸はいくつかの欠点を有する。繊維はドラフト
手段(通常はローラー対)により繊維集合体から加撚帯
域へ引き出されるとき、同時に糸に引き込まれる他の繊
維に関するその繊維の位置は実質的に一定に保持され、
繊維が加撚帯域の他の繊維の回りに撚られ紡績糸構造体
を形成するとき、繊維は実質的に一定の半径の螺旋経路
を取る。従って、糸は平行な螺旋経路にある繊維から構
成される。
【0005】構成繊維が一定半径の平行螺旋経路に位置
するような高度に組織化された糸構造に於て、幾つかの
繊維が専ら糸の表面上に位置する可能性が高いことは容
易に理解されよう。かかる繊維は糸体内で他の繊維の回
りに巻かれることによりその位置に保持され、これらの
繊維を螺旋経路に置くこと(アニーリング(annealing)
)により位置の安定性が向上される。これにもかかわ
らず大抵の繊維が可撓性であるため、表面繊維は巻き取
り中に糸ガイドの摩擦作用によりまた特に製織中に織機
の筬の掻き取り作用により糸から部分的又は完全にはぎ
取ることができる。更に、かかる糸の引張強度又は安定
性は糸の内部圧力から生じる繊維間摩擦力のみに依存
し、又この内圧は糸が引張応力下に置かれるとき螺旋繊
維経路及び繊維張力から生じる。糸が周期的に変化する
応力を受けるとき、繊維間運動又はドラフトが幾分増加
し、結果としてドラフトによる糸切れが生じる。このこ
とは、表面繊維が糸から連続してはぎ取られており、撚
係数従って又糸の内部圧力を減じるときに際だつ。更
に、全体的に糸の表面に近接する繊維は相対的に殆ど他
の繊維と接触せず、応力下では張力を発生するよりもむ
しろ容易にドラフトできる。外方繊維の張力レベルの低
下により糸内部の繊維間圧力の低下が生じ、糸構造全体
にわたり繊維のドラフトの傾向がより高くなる。この構
造のなお他の欠点は、多くの繊維端が糸の表面上方へ突
出する傾向があるということである。かかる突出繊維端
又はヘヤは容易に引っかけて糸からの除去を容易ならし
めることができ、あるいはそれらは特に糸が回転するな
らば製織経糸の如き用途に於て隣接糸と絡合できる。
【0006】従来手段により十分に整合した繊維から紡
糸された糸はこれらの問題に対して少しばかりの抵抗力
を持つが、それは繊維の多くが厳密に糸軸線の回りに同
じ半径で留まらず、様々な半径の螺旋経路に位置するか
らである。繊維の放射方向位置のこの変動は繊維移行と
して知られる。従来の紡糸の際に移行が起こる二つの原
因が文献に記載されている。’張力機構’は、形成中の
糸の外側の繊維の張力が漸次増加することに起因する
が、これは経路の長さがより大きいから、外側繊維が内
部へ押し進み、緩んだ内部繊維と入れ替わるからであ
る。この機構は全紡糸張力を高くすることにより妨げら
れるということが提案されている。’幾何学的機構’
は、撚りが巻回リボン形として知られる形態を取り、繊
維をしてフロントローラニップから出るリボン中でその
位置を変えさせる必要がある場合に生じる。リング紡糸
に於て、例えば、フロントローラニップ下の繊維の位置
はドラフトを採用したからといって大きく変化するとは
考えられず、幾何学機構はほとんど意味をなさない。し
かしながら自然に生じるこれらの移行機構の結果、製織
の如きある工程に於ける活発な機構作用に耐えることが
できるような糸は得られない。
【0007】製織工程は、筬及び綜絖による経糸に対す
る研磨作用、開口運動と緯入運動とによる周期的に変化
する引張応力、及び運動する機械部分のこすり作用によ
る周期回転(糸の反復的解撚と加撚に至る)を含む。十
分に整合したスライバー又はロービングから紡糸された
単糸は、上記の機構により製織中必ず不具合を生じ、経
糸として製織には適さないと殆ど一般的に考えられる。
これらの欠点を克服するために、かかる糸は一般に撚ら
れて経糸として製織される双糸構造又は三子糸構造を形
成する。次いで、単糸の比較的緩く拘束された表面繊維
は、他の層により拘束状態となり、はぎ取ることができ
ず、製織中の糸切れが実質的になくなる。この理由とし
て、ウーステッド布は一般に経糸に双糸を使用して製織
されるが、この便法は更なる欠点を生む。双糸形成工程
に掛かる追加費用は別として、主として糸の線密度に依
存する製織可能な布の単位面積当りの重量に下限があ
る。
【0008】合糸工程(plying process)は、初期にドラ
フト帯域で分離された2本のロービングを加撚帯域内で
組み合わせることにより紡糸フレームで模倣される。糸
の本撚に僅かな仮撚が重畳され、この仮撚は一方のスト
ランドの表面繊維を他方のストランドにより捕捉させる
2本のドラフトされたストランドで生じる。更に、一方
のストランドの回りを回転する緩い表面繊維は他方のス
トランドにより捕捉される。このことは、より緊結で且
つ僅かにより細い経糸の製造を可能にするが、各糸につ
き2本のロービングを準備することをなお必要とし、ま
た従来の単糸と同程度に細く紡糸できない。
【0009】糸を合糸する代わりに、緩い拘束表面繊維
をより確実に適正位置に膠着するために、接着剤、通常
天然糊又は合成糊を糸表面に付与し、製織工程中にそれ
らの除去又は隣接糸との絡合を防ぐことが知られてい
る。好ましくは糊溶液は糸体内に浸透し、全ての繊維を
被覆し、周期的に変化する力が製織中に付与される中で
ドラフト増加の危険を減じる。しかしながらこの便法
は、糸を糊付けし、糊付けされた糸を乾かし、次いで製
織された布を仕上げる間に糊を洗い落とす作業に追加費
用が掛かるという欠点がある。
【0010】本発明の目的は、十分に整合されたスライ
バー又はロービングから紡糸された糸構造体を提供する
ことであり、この構造体に於て繊維が一定の半径の平行
螺旋経路に位置せず且つどの繊維も糸表面上に全体的に
位置せず、全ての繊維の一部又は複数部分が糸の他の繊
維の一部又は複数部分により糸構造体内に拘束される。
【0011】本発明の他の目的は、糸構造体から個々の
繊維が取り除かれるのを阻止することにより糸の性能を
向上するために単糸構造体にある程度の繊維移行及び繊
維間絡合を追加することである。
【0012】加工中の繊維の脱落及び使用中に糸構造体
が徐々にへたることによる製品外観の損失の如き、十分
に整合したスライバー又はロービングから紡糸された糸
に一般に関連した多くの問題に抵抗力を持つ糸構造体を
提供することは本発明の更なる目的である。
【0013】本発明の他の目的は、糊付け又は合糸の必
要なしに経糸として直接製織可能な、十分に整合したス
ライバー又はロービングから紡糸された単糸構造体を提
供することである。
【0014】本発明の更なる目的は、糸構造体内の繊維
移行のレベルが増加するように、紡糸操作中及び紡糸操
作の一部として繊維経路を改変する方法及び手段を提供
することである。
【0015】この目的は幾つもの方法で達成することが
できる。例えば、形成中の糸に入るときに個々の繊維の
張力を周期的に変化させたり;撚りを受ける前に繊維を
座屈及び配向廃止させたり;全ての繊維を本撚りで糸に
最終収斂させる前に仮撚りで個別のストランドに撚りを
掛けたりすべく繊維を小群、又は副群に配列したり;こ
れらの効果を任意に組み合わせたりすることにより達成
できる。
【0016】本発明の第1観点によると、各構成繊維が
糸の表面と芯との間を移行して各繊維の一部又は複数部
分が糸横断面の他の繊維の一部又は複数部分により捕捉
及び拘束される糸構造体が提供される。
【0017】本発明の第2観点によると、構成繊維が糸
の表面と芯との間を周期的に移行する糸構造体が提供さ
れる。
【0018】本発明の第3観点によると、個々の繊維の
捕捉又は引き込みが糸構造体に故意に導入されたある程
度の繊維間絡合により妨げられる糸構造体が提供され
る。
【0019】本発明の第4観点によると、フロントドラ
フトローラにより送出された繊維の広がりを,繊維の二
つ又はそれ以上の群を互いに独立して取扱できるよう
に,又は糸形成工程中に互いに独立して反応させること
ができるように空間的に分離された二つ又はそれ以上の
群又はサブストランドに分ける手段が提供される。
【0020】本発明の第5観点によると、繊維の第1部
分が形成中の糸へ第2部分よりも高い張力で送出され、
次いで第2部分が第1部分よりも高い張力で連続周期的
に送出されるような周期的又はランダムな態様でフロン
トドラフトローラにより送出された繊維の一部の張力を
断続的に変える手段が提供される。
【0021】本発明の第6観点によると、フロントドラ
フトローラと後続ローラとの間で繊維を過剰供給するた
めの手段を提供する。
【0022】本発明の更なる観点は以下の説明から明ら
かになろう。
【0023】本発明を添付図面に関して以下に述べる。
【0024】図1に関して、ドラフトされた繊維ストラ
ンド1はフロントドラフトローラ2により送出されて、
振動ガイド3、ピッグテールガイド4、(リング及びト
ラベラー機構の如き)更なる糸ガイド5を通り、このガ
イド5は紡績糸11を案内しスピンドル6の貯蔵パッケ
ージ上に巻取らせる。
【0025】図2に関して、フロントドラフトローラの
ニップ7を通るドラフトされたストランド1は糸11と
して紡糸され、次いで糸11は振動の極限位置に示され
た振動ガイド3を通る。フロントドラフトローラ2のニ
ップ7で、ドラフトされたストランド1からなる繊維
は、ニップ7へ入りそこから出る時に有限距離Xにわた
って広げられる。振動ガイド3がその極限左端位置にあ
る時、繊維流1の右側でニップ7から出る繊維9は高張
力を受け、一方ニップ7の左側から出る繊維10は低張
力状態又は弛緩状態にある。繊維9と10との間の張力
の差により、繊維9は糸11の芯の方へ移行され且つ繊
維10は糸11の表面へ移行される。振動ガイド3がそ
の極限右端位置へ移行するとき(点線で示す)、繊維1
0は引張られて糸11の芯の方へ移行され、一方繊維9
は弛緩状になり糸11の表面へ移行される。また繊維9
と10との間にあるストランド1の他の全ての繊維は張
力の周期的変動を受け、各々の繊維は糸11体内である
程度移行され、それにより平行な繊維配列が崩壊され
る。好ましくはガイド8の振動数は、適当な繊維捕捉を
確実に行うため繊維が糸の表面と芯との間で平均繊維長
と等しい距離を糸に沿って少なくとも三回移行するよう
なものである。
【0026】図3に関して、図2に於て繊維流1の左側
で送出される繊維10の経路は、糸11の表面から芯へ
移行し、表面へ戻り最終的に芯へ戻る実線で示される。
図2に於て繊維流の右側から送出される繊維9は、糸の
芯と表面との間を繊維10の経路と位相が180o 外れ
た同様の経路をたどる波線で示される。しかして各繊維
9,10は糸構造体内で、先ず一方が他方により、次い
で他方が一方により連続して糸の長さに沿って拘束し
て、同様に糸横断面内で交互に作用を及ぼし、及ぼされ
る。
【0027】図4に関して、追加のニップローラ12の
対はフロントドラフトローラ2のすぐ下流でフロントド
ラフトローラの送出速度よりも遅い表面速度で(図示さ
れていない手段により)駆動される。ドラフトされたス
トランド1は、2対のローラのニップ7と13との間の
帯域で座屈し、追加のローラのより低い速度を受け入れ
可能にするために追加のローラ12のニップ13を前後
に横切って移行する。繊維の主流にある繊維は、過剰供
給された繊維を遅い方のローラ12のニップ13に通す
ために前後に移行する一方、過剰供給帯域にちょうど入
ってくる一定のの繊維14(図5)は、追加のローラ1
2のニップ13により捕捉されるまでフロントドラフト
ローラ2の送出速度でその帯域を妨げられずに横切るこ
とができる。通過を妨げられないようにする際、繊維1
4はその位置を繊維1の主流に関して変える機会があ
り、図示されるように繊維主流の反対側に位置するか又
はある他の異なる関連性を持って少なくとも位置する、
可能性がある。同様に、フロントドラフトローラのグリ
ップから出る繊維は、もはや座屈作用の影響を受けず、
また繊維の主流に関してその位置を変える機会を持つ。
【0028】更に、主流内の繊維は、繊維の個々の性
質、繊維の長さに沿う曲げ剛性の変動、繊維倦縮及び二
つのニップ間区域での空気の乱流の結果として座屈作用
下で他の繊維に関してそれらの位置を変えることができ
る。
【0029】上記手段により、過剰供給帯域を通る全て
の繊維は、繊維主流が座屈し、その作用で広がり追加の
ローラのニップ内で前後に移行するようになる時、その
相対位置を変える可能性を有する。
【0030】平面図である図6に関して、ドラフトされ
たストランド1の繊維は、フロントドラフトローラ2の
ニップ7内で(あるいは同様に追加のローラ12の対の
ニップ13内で)幅Xの広域前部にわたり広がり、撚り
の集束作用により共に糸11へ引き込まれる。繊維の流
れが十分広域な距離Xにわたり広げられるとき、繊維の
副群15がローラニップ7(13)の下流で生じ、各副
群の繊維は、これらの幾何学的条件下で紡糸撚り作用に
より発生する仮撚により、個々の補助ストランドに於て
撚られる。この効果の大きさは繊維の広がりが増加する
につれて増大し、繊維の広がりが数ミリメータ程度の
時、繊維補助ストランド15は最終的に集束して糸11
を形成する前は、分離した非常に細い糸として挙動す
る。これらの条件下で、分離した繊維群の仮撚の一部
は、仮撚が作られる間か又は仮撚が繊維副群の変化する
形状又は大きさに起因して崩壊する時のどちらかで、糸
11の主構造体で捕捉される。このように糸に組み入れ
られた仮撚は、向きと強度とがいずれも変化し、無限長
の糸では代数和はゼロであり、仮撚は糸構造体内で個々
の繊維を確実に拘束するのに役立つ。繊維の副群は比較
的急速且つランダムに形成及び崩壊し、個々の繊維は一
つの副群から他の副群へ移行し、糸構造体内で二つ又は
それ以上の副群に寄与する。更に、繊維副群の表面から
突出する弛緩繊維端は、撚り挿入の影響で回転副群と共
に回転し、隣接副群の間を通るとき束縛されおそらく捕
捉されるであろう。しかして副群が集束しこれにより糸
の毛羽を減らすと共に糸構造体内の全繊維拘束を大きく
する時、これらの捕捉された弛緩繊維端は糸構造体に拘
束される。
【0031】図7に関して、ドラフトされたストランド
5はフロントドラフトローラ1,2のニップを通り、ロ
ーラ1,2と追加ローラ3,4との間のニップ間の過剰
供給帯域6に入り、追加のローラ3,4のニップを通
り、ピッグテールガイド(図示せず)を経てスピンドル
(図示せず)に至る。頂部追加ローラ4はドラフトシス
テムの頂部ローディングアーム8から、ばね鋼製にでき
るブラケット7により支持される。ローラ4は、その表
面の主要部分9が二つの肩部間の凹所14で一部削り取
られて直径が小さくなり、またローラ4の寸法と位置
は、肩部が底部フロントローラ1の表面と接触し、ロー
ラ4がローラ1による摩擦により駆動されるように決め
られる。追加された底部ローラ3は精紡機のシャシ11
に装着される。ローラ3はローラ4の凹所14の表面に
わたってのみローラ4と接触するような寸法になってい
る。ローラ4は、ばね鋼ブラケット7によりローラ1及
びローラ3の両方に対して負荷され、このばね鋼ブラケ
ットはローラ1と2との間の空間でローラ4の軸線を含
む平面にほぼ平行な平面内で指向される力をローラ4の
アキシルに発生するような寸法且つ配置である。負荷力
の大きさは重要ではないが、好ましくは各協働ローラ間
のニップで1ー2kg/cmの程度である。ローラ4の
肩部表面とローラ2の表面との間の間隔は重要ではない
が、好ましくは1ー5mmの程度である。同様に、ロー
ラ1,3の表面間の間隔は重要ではないが、好ましくは
1ー5mmである。
【0032】凹陥ローラ4を装着及び配置する他の手段
としては磁力によるものがある。ローラ4は実質的に適
当な磁気材料から作られ、磁化されてローラ1,3の両
方に対する磁気吸引力により適正位置に保持され、しか
して支持ブラケット7の必要性をなくす。
【0033】ローラ4は精紡機の底部フロントドラフト
ローラ1による摩擦により駆動され、確実で精密なロー
ラ4の駆動を保証するためにその肩部は好ましくはドラ
フトローラコット(cot) の製造に通常使用される合成ゴ
ム組成物の如きエラストマ材料から作られる。一部削り
取られたローラ4の表面はエラストマ材料又は金属から
作ることができる。ローラ3の表面はエラストマ材料又
は金属から作ることができローラ4の一部削り取られた
部分と摩擦接触することによりローラ3の確実且つ精密
な駆動を保証する。
【0034】操作に当り、ドラフトされたストランド5
はフロントドラフトローラ1,2により送出され、ロー
ラ1の表面とローラ4の一部削り取られた表面との間の
空間を通り、次いでローラ3とローラ4の一部削り取ら
れた表面との間のニップを通りスピンドルの方へ送出さ
れる。フロントドラフトローラ1,2と追加のローラ
3,4との間の過剰供給は0ー30%の範囲内にでき、
これは糸に要求される特性に依存し、ローラ4の一部削
り取られた部分及び肩部の直径比により決定される。
【0035】図8に関して、一部削り取られたローラ4
はその主要部分が二つの肩部15間で凹陥するように寸
法決めされ、ドラフトローラ(1又は2)はそれが少な
くとも一部削り取られたローラ4の外側長さと同じにな
るように寸法決めされる。第2追加ローラ3は全長をロ
ーラ4の肩部間で拘束を防ぐ小さな隙間を設けた状態で
受け入れるように寸法決めされる。
【0036】図9に関して、糸5はフロントドラフトロ
ーラ1,2により送出され且つローラ2と糸が弧状に巻
かれた追加のローラ6との間に作られるニップを通る。
撚りはスピンドル(図示せず)により糸に挿入され且つ
上流へ伝わるが、それは糸が無撚りストランド形態にあ
る上流へローラ6の表面から離れる点まで伝わる。ロー
ラ6はローラ2と協働しこれにより摩擦力で駆動され
る。
【0037】図10に関して、追加のローラ6は溝7を
含むエンボスされたローラにでき、溝7は再結合して単
一の溝になる前に中央楔形部分12の回りの二つの分枝
8,9に分割できる。溝又はローラの一部削り取られた
部分は図10で影をつけた部分で示され、繊維のストラ
ンド5を繊維1本又はそれ以上の深さの1層として受け
入れるように寸法決めされる。操作に当り、ローラ6は
その表面が糸と同方向に実質的に糸の送出速度で動くよ
うに回転し、中央楔形部分12の尖端はゼロ撚り帯域内
でストランドに侵入し、それを二つの構成要素10,1
1に分割し、各構成要素は張力により強制的に対応溝8
又は9内を移動させられる。二つのストランド10,1
1は完全形成された糸5の撚りによるトルクである程度
の仮撚を発生し、その仮撚の一部は糸5の構造体内でス
トランド撚りとして組み込まれる。楔形部域12が糸と
ローラ6との間の円弧の接触から出る時、ストランド1
0,11は解放され再結合されて溝7内で単一ストラン
ドになる。再び、二つのストランドを再結合する時点の
各ストランドに残る撚りもまた、糸構造体内に組み込ま
れる。次いでこの工程は楔形部分12が無撚りストラン
ドに再度接近する時に繰り返される。
【0038】エンボスされたローラ6は、ローラ6の円
周と発生されるべきストランドの仮撚された帯域のサイ
クル長さとに依存して、一つ又はそれ以上の楔形素子1
2をその円周回りに含むことができる。
【0039】図11に関して、この図は単一螺旋溝16
を含むエンボスされたローラ6の他の設計を示してい
る。溝16は無撚りストランドの繊維の全てではなく一
部の繊維を含むことができるように寸法決めされる。操
作に当り、ローラ6は実質的にストランド13の送出速
度と等しい表面速度で回転し、溝16に収集する繊維は
張力により強制的に個別の群14又は15として溝を移
動させられる。ローラ6が回転し溝をストランド13に
提供する時、更なる繊維群は引き離され一方の側に移動
される。弧の移動は、副群から成る繊維がなくなるか又
は群がローラ軸線に平行な張力の分力の増加により溝1
6から引き抜かれるかどちらかまで続く。繊維13,1
4,15の個別の副群が形成するとき再び、仮撚は各々
に発生して糸構造体5に組み込まれる。
【0040】追加のローラ6は焼き入れ鋼又は耐久性材
料から作ることができ、エラストマ被覆された頂部ドラ
フトローラと協働し且つそれにより駆動できる。あるい
は、追加のローラ6は焼き入れ鋼製の底部ドラフトロー
ラと協働しそれにより駆動できる。
【0041】しかして本発明により、十分に整合された
スライバー又はロービングから糸を紡糸するための各種
方法及び装置が提供され、この方法及び装置に於て、全
ての繊維の一部又は複数部分が糸の他の繊維の一部又は
複数部分により糸構造体内に結合され、糸の表面に全体
的に繊維が存在せず繊維が糸構造体内で有意な長さにわ
たり平行螺旋関係にない。しかしてこの糸は糸として加
工中又は最終製品の使用又は供給中のこすり、繊維損失
又は糸構造体の一般的へたりに対する抵抗力の有意な増
加を示す。糸はまた製織中の糸の破損に対する抵抗力を
非常に増加した従来の紡績糸よりも毛羽が有意にすくな
く、経済的に製織できる。
【0042】糸は1本のスライバ又はロービングから、
あるいは2本又はそれ以上のスライバ又はロービングを
平行且つ密接してドラフトすることにより、紡糸するこ
とができ、ダブリングとして知られる効果により、ある
いは例えば色又は繊維型の異なるロービングにより糸の
均一性を向上し、効果的な糸を提供する。
【0043】本発明の特別な例を述べたが、改変例及び
変化例を添付の特許請求の範囲から逸脱することなく行
うことができるものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はウーステッド精紡機のフロントドラフト
ローラのニップ、スピンドル、糸経路及び振動糸ガイド
を横断面で示す。
【図2】図2はフロントドラフトローラのニップ、その
ニップ内での繊維配置及び振動の極限位置にある振動糸
ガイドを通る糸の経路を平面で示す。
【図3】図3は糸の小区分及び糸構造体内の二本の繊維
が辿る経路を模式的に示す。
【図4】図4はステープル繊維精紡機のフロントドラフ
トローラのニップ、追加のローラ対のニップ、二つのロ
ーラニップ間の過剰供給帯域及びその帯域を通る糸の経
路を横断面で示す。
【図5】図5はステープル繊維精紡機のフロントドラフ
トローラのニップ、追加のローラ対のニップ、二つのニ
ップ間の繊維の配置、二つのニップ間の繊維流の経路及
び二つのニップ間の一本の繊維の一つの考えうる経路を
平面で示す。
【図6】図6はフロントドラフトローラ(又は追加のロ
ーラ)のニップ内での繊維の配置を平面で示し、これら
の繊維は、繊維の全てが撚られて糸を形成する前に、広
い空間にわたり広げられ副群の繊維が仮撚作用で撚られ
る。
【図7】図7は追加のローラを装着及び駆動するための
他の手段を示す本発明による装置の設計を横断面で示
す。
【図8】図8は追加のローラ及びフロントドラフトロー
ラの一つを平面で示す。
【図9】図9は精紡機の一対のフロントドラフトローラ
及びフロントドラフトローラの一つと協働し且つそれに
より摩擦駆動される追加のローラ、及びローラシステム
を通る糸の経路を横断面で示す。
【図10】図10は無撚り繊維ストランドを二つ又はそ
れ以上の個別の副群に分割するエンボスされたローラの
一つの設計、そのローラの円弧回りの繊維の経路及び撚
りが糸に挿入される点を平面で示す。
【図11】図11は無撚り繊維ストランドを二つ又はそ
れ以上の個別の副群に分割するエンボスされたローラの
他の設計、そのローラの円弧回りの繊維の経路及び撚り
が糸に挿入される点を平面で示す。
【符号の説明】
3 振動ガイド 6 エンボスされたローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ナイジェル・アンソニー・ガル・ジョンソ ン ニュージーランド国クライストチャーチ 8150、アール.デー.2、オタウナ、ロー ド (番地なし) (72)発明者 オーウェン・レスリー・ロジャー・ハート ショーン ニュージーランド国クライストチャーチ 8004、バーウッド、デ、ヴィレ、プレイス 14

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 十分に整合したスライバ又はロービング
    を希薄化するためにハイドラフト比を採用する任意のク
    ローズドエンド紡糸システムを使用して糸構造体を製造
    する方法であって、故意に糸の芯と表面との間で周期的
    に又はランダムに繊維を移行させることにより通常平行
    な繊維の形状を乱すようにした方法。
  2. 【請求項2】 十分に整合したスライバ又はロービング
    を希薄化するためにハイドラフト比を採用する任意のク
    ローズドエンド紡糸システムを使用して糸構造体を製造
    する方法であって、個々の繊維を故意に糸の芯と表面と
    の間をランダムに移行させ、糸構造体の隣接繊維をラン
    ダムに副群で撚りにより相互に絡合させるようにした方
    法。
  3. 【請求項3】 クローズドエンド・ハイドラフト紡糸シ
    ステムを使用して糸構造体を製造する方法であって、周
    期的に又はランダムに糸の芯と表面との間で繊維を移行
    させることにより通常平行な繊維形状を乱し、かつ/又
    は繊維をランダムに副群で撚りにより相互に絡合させ、
    個々の繊維の移行又は引き込みは前記乱された繊維形状
    又はランダムな繊維間絡合により防止されるようにした
    方法。
  4. 【請求項4】 繊維を糸の芯と表面との間で連続して移
    行させる工程を更に含む請求項1ないし3の何れかに記
    載の糸の製造方法。
  5. 【請求項5】 糸の芯と表面との間の繊維の移行は、繊
    維の一部が高張力を受ける一方で同時に繊維の第2部分
    が低張力又はゼロ張力を受けるような撚りの挿入点で個
    々の繊維の周期的に変化する張力により行われる請求項
    4記載の糸の製造方法。
  6. 【請求項6】 繊維張力の周期変動はフロントドラフト
    又は送出ローラから糸を引き込むことにより通常の引き
    込み方向に対して鋭角な連続して変化する角度で実現さ
    れる請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 連続して変化する糸の引き込み角度は撚
    りの挿入点から下流に位置する振動糸ガイドにより決定
    される請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 ドラフトされた後に繊維が無撚り状態で
    通り、少なくとも繊維の一部が無張力状態又は過剰供給
    状態にある過剰帯域を設ける工程を更に含む請求項2又
    は3記載の糸製造方法。
  9. 【請求項9】 過剰供給帯に入る繊維の一部又は複数部
    分は帯域を通る直線経路から偏移させられる請求項8記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 繊維流は座屈され広域前部にわたる過
    剰供給帯域内で広げられ且つそこから送出される請求項
    8又は9記載の方法。
  11. 【請求項11】 撚りは繊維間で挿入され過剰供給帯域
    から出る点から下流で糸を形成する請求項8ないし10
    の何れか一項記載の方法。
  12. 【請求項12】 過剰供給帯域に入る個々の繊維は繊維
    主流の瞬時経路から出て、一時的に繊維流の相対位置を
    変える請求項8ないし11の何れか一項記載の方法。
  13. 【請求項13】 過剰供給帯域から送出される繊維は一
    時的に副群で撚られ紡糸作用及び形状条件から派生する
    仮撚の影響を受けて一時的副ストランドを形成する請求
    項8ないし12の何れか一項記載の方法。
  14. 【請求項14】 フロントローラにより送出される繊維
    流は空間に分離された二つ又はそれ以上の副群に分割さ
    れ次いで連続した周期的態様で再び単一ストランドに集
    束される請求項1ないし3に記載の方法。
  15. 【請求項15】 繊維の副群は独立して取り扱われるか
    又は糸構造体の形成中に撚りの影響を受け独立して作用
    できる請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 送出ローラの下流で配置され、送出ロ
    ーラのニップに平行な線に沿うか又は平行な平面内で振
    動する糸ガイドを含む請求項1ないし3の何れかに記載
    の方法により糸を製造する装置。
  17. 【請求項17】 糸ガイドは糸の平均繊維長に等しい長
    さの糸を送出中に少なくとも三回の振動を行うのに十分
    な振動数で振動される請求項16記載の方法により糸を
    製造する装置。
  18. 【請求項18】 送出ローラのニップの下流に位置し、
    送出ローラのどちらか一つとの摩擦接触により駆動され
    るエンボスされたローラを含み、このエンボスされたロ
    ーラがその表面上に溝又は凹所又は突出素子を含む請求
    項14及び請求項15記載の装置。
  19. 【請求項19】 溝、凹所又は突出素子はローラの周囲
    回りで不連続であり、実質的に平行な撚りのない繊維流
    に侵入し分割するように設計された前縁を含む請求項1
    8記載の装置。
  20. 【請求項20】 溝、凹所又は突出素子はローラ表面の
    実質的な部分の回りに延びる請求項18又は19記載の
    装置。
  21. 【請求項21】 溝、凹所又は突出素子はエンボスされ
    たローラの一つ又はそれ以上の螺旋螺条を切ることによ
    り形成される請求項18ないし20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 繊維をフロントドラフトローラの送出
    速度よりも遅い速度で送出するための手段を含む請求項
    8ないし13の何れかに記載の糸を製造する装置。
  23. 【請求項23】 繊維を送出する手段はフロントドラフ
    トローラの下流に配置された一対のローラである請求項
    22記載の装置。
  24. 【請求項24】 対のローラの内の一つがフロントドラ
    フトローラの表面速度よりも遅い速度で且つそれに関し
    て駆動される請求項23記載の装置。
  25. 【請求項25】 ローラ手段は一つのローラとフロント
    ドラフトローラの一つとの間の摩擦接触により駆動され
    る請求項22ないし24の何れかに記載の装置。
  26. 【請求項26】 ローラ手段のニップの表面速度は駆動
    されるローラの表面に切られた凹陥部分により決定され
    る請求項25記載の装置。
  27. 【請求項27】 請求項1ないし15に記載の何れかの
    方法により製造される糸構造体。
JP10806395A 1994-11-24 1995-04-07 クローズドエンド・ハイドラフト紡糸システムで紡糸される糸の製造の改良 Pending JPH08158171A (ja)

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NZ26498294 1994-11-24
NZ264982 1994-11-24
NZ27026294 1994-12-22
NZ270262 1994-12-22

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AU3940395A (en) 1996-06-17
WO1996016207A1 (en) 1996-05-30

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