JPS5930811B2 - 糸断面の内．外層に異種繊維を配置させた紡績糸の製造法 - Google Patents
糸断面の内．外層に異種繊維を配置させた紡績糸の製造法Info
- Publication number
- JPS5930811B2 JPS5930811B2 JP10268280A JP10268280A JPS5930811B2 JP S5930811 B2 JPS5930811 B2 JP S5930811B2 JP 10268280 A JP10268280 A JP 10268280A JP 10268280 A JP10268280 A JP 10268280A JP S5930811 B2 JPS5930811 B2 JP S5930811B2
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
- D02G3/36—Cored or coated yarns or threads
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、短繊維紡績糸において、糸の外層と内層とが
異種の繊維にて構成される混紡糸の製造方法およびその
装置に関する。
異種の繊維にて構成される混紡糸の製造方法およびその
装置に関する。
従来、混紡糸の製造は外層を形成するためのフリースの
加熱点への供給速度？、内層を形成するためのフリース
の供給速度より大きくして加熱するという方法が採られ
ていた。
加熱点への供給速度？、内層を形成するためのフリース
の供給速度より大きくして加熱するという方法が採られ
ていた。
例えば、特公昭４８−９２２３号公報の発明は、フロン
トローラをコニカル状とし、左右の速度差を利用したも
のであった。
トローラをコニカル状とし、左右の速度差を利用したも
のであった。
このような従来の精紡機では、繊維集合体はスライバー
のドラフト域からスネルワイヤまで一定面内を移動する
ものである。
のドラフト域からスネルワイヤまで一定面内を移動する
ものである。
すなわち、通常の紡出方向は第２図で示すＡ−Ａ’を含
む面ａ内であるため、よ（知られているように紡績糸の
撚構造は撚の度合によってトウイステッド・フオーム（
Ｔｗｉｓｔｅｂ Ｆｏｒｍ ）とラップト−７オーム
（Ｗｒａｐｐｅｂ Ｆｏｒｍ ）との両型体が存在し
ていた。
む面ａ内であるため、よ（知られているように紡績糸の
撚構造は撚の度合によってトウイステッド・フオーム（
Ｔｗｉｓｔｅｂ Ｆｏｒｍ ）とラップト−７オーム
（Ｗｒａｐｐｅｂ Ｆｏｒｍ ）との両型体が存在し
ていた。
しかるに、本発明は、加熱部を通常の紡出面（通常の紡
出面とは、第２図に示すａ面をいう。
出面とは、第２図に示すａ面をいう。
）から右（第２図において第■・第■象限）あるいは左
（同第■・第■象限）にずらして紡出させることにより
ラップト・フオーム（Ｗｒａｐｐｅｂ Ｆｏｒｍ
）のみを有する紡績糸を製造しようというものである。
（同第■・第■象限）にずらして紡出させることにより
ラップト・フオーム（Ｗｒａｐｐｅｂ Ｆｏｒｍ
）のみを有する紡績糸を製造しようというものである。
以下、本発明を図面に従って具体的に説明する。
さて、第１図において二層構造の糸の発生メカニズムを
模式化すると、厚さに対して幅の大きな紐をねじったと
き、一般的には撚の度合によってトウイステッド・フオ
ームイー１とラップト・フオームイー２．イー３の型体
なとる。
模式化すると、厚さに対して幅の大きな紐をねじったと
き、一般的には撚の度合によってトウイステッド・フオ
ームイー１とラップト・フオームイー２．イー３の型体
なとる。
また、ラップト・フオームにおいては表裏の逆転した形
式があり、（イー２とイー３において示す。
式があり、（イー２とイー３において示す。
）さらには、ねじりの大きさの程度により縁が重なり合
うものロー１、縁が隙間をもつように巻いたものロー３
、縁が隙間なく巻いたもの口〜２およびロー４に分類す
ることができる。
うものロー１、縁が隙間をもつように巻いたものロー３
、縁が隙間なく巻いたもの口〜２およびロー４に分類す
ることができる。
第１図口において紐の表裏を色分げした場合のねじり構
造体のＸ−Ｘ線断面を第１図ハにおいて対示すると、ロ
ー１においてはハル１．ロー２およびロー４においては
ハル２．ロー３においてはバー３となる。
造体のＸ−Ｘ線断面を第１図ハにおいて対示すると、ロ
ー１においてはハル１．ロー２およびロー４においては
ハル２．ロー３においてはバー３となる。
しかして、短繊維で構成されたフリースの場合には、力
学的安定な状態に繊維が相互に移動し、第１図ハで示す
断面を有するものはそれぞれ第１図二で示す断面を有す
る紡績糸となる。
学的安定な状態に繊維が相互に移動し、第１図ハで示す
断面を有するものはそれぞれ第１図二で示す断面を有す
る紡績糸となる。
なお、ニー１．ニー２で示す断面を有する糸は二層構造
糸である。
糸である。
本発明の要旨を第２図において説明すると、例えば黒、
白に色分げしたフリースＦ１．Ｆ２をローラＲ，Ｒで重
ね合わせ、下方に送り出しながら図示矢印方向に撚（Ｓ
撚）を加えるものとし、また糸の引き出し方向をＩ〜■
象限で表わすものとする。
白に色分げしたフリースＦ１．Ｆ２をローラＲ，Ｒで重
ね合わせ、下方に送り出しながら図示矢印方向に撚（Ｓ
撚）を加えるものとし、また糸の引き出し方向をＩ〜■
象限で表わすものとする。
そして、特に重ね合せフリース幅が厚さの１０倍以上あ
り、かつ撚係数（英弐番手糸）が５０以上のものを用い
れば、第■象限方向に紡出したものは、黒色繊維が外層
をなす二層構造糸が安定して作成される。
り、かつ撚係数（英弐番手糸）が５０以上のものを用い
れば、第■象限方向に紡出したものは、黒色繊維が外層
をなす二層構造糸が安定して作成される。
また、第■象限方向に紡出したものは、白色繊維が外層
をなす二層構造糸を作成することができる。
をなす二層構造糸を作成することができる。
なお、第■、第■象限方向に紡出した場合には、はぼ周
期性をもって内・外層が入れ替る特殊な構造の糸となる
。
期性をもって内・外層が入れ替る特殊な構造の糸となる
。
また、第３図において示す斜線部分を通過する方向に紡
出した場合には、第■・第■象限方向に紡出した場合に
似た構造の糸となり、安定してラップト・フオームを得
ることができない。
出した場合には、第■・第■象限方向に紡出した場合に
似た構造の糸となり、安定してラップト・フオームを得
ることができない。
第４図は、本発明による装置の一実施例を示し、二つの
異なった粗糸は、図示左右に対設されたドラフト装置（
フリースＦ１．Ｆ２の供給装置）Ｄ、Ｄ’によってフリ
ースＦ１．Ｆ２となり、一対のローラＲＲで重ね合わせ
られるとともに下方へ送り出される。
異なった粗糸は、図示左右に対設されたドラフト装置（
フリースＦ１．Ｆ２の供給装置）Ｄ、Ｄ’によってフリ
ースＦ１．Ｆ２となり、一対のローラＲＲで重ね合わせ
られるとともに下方へ送り出される。
さらに、重ね合わせられたフリースＦ１゜Ｆ２は仮撚器
ＫＹによって加熱され、スネルワイヤＳＷを通過し、リ
ングトラベラ機構ＲＴを介して木管Ｂに巻き取られる。
ＫＹによって加熱され、スネルワイヤＳＷを通過し、リ
ングトラベラ機構ＲＴを介して木管Ｂに巻き取られる。
なお、仮撚器ＫＹの設置位置を任意に変更できるように
すれば、内層と外層が交互に入れ替る糸を作ることがで
きる。
すれば、内層と外層が交互に入れ替る糸を作ることがで
きる。
以下、本発明の効果を列記すると、
（１）紡績糸の製造メカニズムが簡単であり、かつ時間
的に安定している。
的に安定している。
（２）二つの繊維成分は完全に分離しているのではなく
、二つの繊維成分の境界領域では適当な混合がある。
、二つの繊維成分の境界領域では適当な混合がある。
（３）糸紡出方向を時間的に変化させる（移動させる）
機構を付設することによって多様な装飾糸を製造するこ
とができる。
機構を付設することによって多様な装飾糸を製造するこ
とができる。
図面は、本発明の実施例を示し、第１図は本発明に係る
紡績糸の製造原理を示す説明図、第２図および第３図は
糸の紡出方法と糸構造の関係を示す説明図、第４図は本
発明装置の実施例を示す概略図である。 Ｆｌ、Ｆ２・・・・・・フリース、ＫＹ・・・・・・仮
撚器。
紡績糸の製造原理を示す説明図、第２図および第３図は
糸の紡出方法と糸構造の関係を示す説明図、第４図は本
発明装置の実施例を示す概略図である。 Ｆｌ、Ｆ２・・・・・・フリース、ＫＹ・・・・・・仮
撚器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ フリースの表裏のうち、一方のみが糸表面に出るラ
ップトフオーム構造の紡績糸を製造する方法であって、
異方向から送給される２種のフリースＡ、Ｂを、重ね合
わせローラにてその表裏がＡ。 Ｂの２重層構造となるように重ね合わせ、ここから紡出
されたフリースを加熱するに先立って、通常の紡出面か
ら右方又は左方にずらした位置で仮よりすることを特徴
とする紡績糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10268280A JPS5930811B2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 糸断面の内．外層に異種繊維を配置させた紡績糸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10268280A JPS5930811B2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 糸断面の内．外層に異種繊維を配置させた紡績糸の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5729615A JPS5729615A (en) | 1982-02-17 |
| JPS5930811B2 true JPS5930811B2 (ja) | 1984-07-28 |
Family
ID=14333998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10268280A Expired JPS5930811B2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 糸断面の内．外層に異種繊維を配置させた紡績糸の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930811B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0343415U (ja) * | 1989-09-07 | 1991-04-23 | ||
| JPH0343414U (ja) * | 1989-09-04 | 1991-04-23 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60185831A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-21 | 大同毛織株式会社 | 嵩高性のある紡績単糸及びその製造 |
| ATE215136T1 (de) * | 1993-11-23 | 2002-04-15 | Commw Scient Ind Res Org | Fadenspinnen |
| US7841161B2 (en) * | 2007-07-02 | 2010-11-30 | The Hong Kong Polytechnic University | Method of industrially producing yarn at a lower twist multiplier for textile products |
-
1980
- 1980-07-25 JP JP10268280A patent/JPS5930811B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0343414U (ja) * | 1989-09-04 | 1991-04-23 | ||
| JPH0343415U (ja) * | 1989-09-07 | 1991-04-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5729615A (en) | 1982-02-17 |
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