JP3667118B2 - 記録装置および記録方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マトリックスパターン処理を用いた記録装置および記録方法に関するものであり、さらに詳しくは、各記録素子(「記録要素」ともいう)の使用頻度を均一化させることができる記録装置および記録方法に関するものである。
【0002】
記録要素としては、記録方式に応じた種々の記録素子を用いることができ、例えば、インクジェット記録方式の場合は、インク吐出口からインクを吐出するノズルを成すインクジェット記録素子とすることができる。また、インクジェット記録方式の場合は、記録インクの吐出のみならず、記録インク中の色材を不溶化または凝集させる画質向上剤を吐出することもできる。
【0003】
また、本発明は、紙や布、革、不織布、OHP用紙等、さらには金属等の被記録媒体を用いる機器すべてに適用可能である。具体的な適用機器としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の事務機器や工業用生産機器等を挙げることができる。
【0004】
【従来の技術】
従来より、記録装置においては、高画質化のために高解像度化が図られている。しかし、高解像度化すると処理すべきデータ量が多くなり、例えば、ホストコンピュータ(ホスト装置)でのデータ処理時間や、ホストコンピュータからプリンタ(記録装置)へのデータの転送時間などが長くなるという問題がある。
【0005】
従来より知られるマトリックス記録方法は、このような問題を解決するものである。これは、ホストコンピュータにおいて比較的低解像度、高値量子化で処理した画像データをプリンタ本体に転送し、プリンタ本体において、受信した画像データを所定のドットマトリックスに対応した記録データに展開して記録を行う方法である。一例を図8を用いて説明する。図8中には、ホストコンピュータでの処理として、(A)高解像度の処理(600ppi)と、(B)マトリックスパターン処理(300ppi)を示している。
【0006】
(A)の高解像度処理の場合、600ppi当たり2レベルで量子化処理をすると、300ppi当たりでは4ドットの記録単位となり、実際の記録ドットレイアウトは、図に示すような16種類となる。この16種類のレイアウトの実質的な濃度レベルは、4ドット単位の300ppi格子への打ち込みドット数と同様に扱うことができて、その濃度レベルは5レベルとなる。一方、(B)のマトリックスパターン処理の場合は、300ppi当たり5レベルで量子化することにより、各量子化レベルは、図に示すようにそれぞれ4ドット単位の300ppi格子への打ち込みドット数の”0”から”4”に割り当てられる。これにより、データ量を減らしても、高解像度処理での記録結果と同様な階調表現を行うことができることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図8(B)のマトリックスパターン処理による記録方法には、次のような問題がある。
【0008】
すなわち、各濃度レベル毎に1つずつの同じマトリックスパターン(以下、単に「パターン」とも称する。)が用いられるため、記録要素(インクジェット記録方法の場合は、インクを吐出するノズルを成すインクジェット記録素子)の使用頻度に差が生じてしまう。例えば、図8(B)中のレベル1とレベル3でのドットレイアウトにおいて、上側のドットを形成するノズルの使用頻度は、下側のドットを形成するノズルに対して多くなってしまう。一般に、ノズルなどの記録要素は、その使用頻度に応じて劣化する。
【0009】
このような記録素子の使用頻度の差を小さく抑える方法としては、同じ濃度レベルに対して複数のパターンを用意しておいて、それらを適宜選択して用いる方法がある。図9(a)、(b)に、その一例として、図8(B)のマトリックスパターン処理のレベル1に対する複数のパターンについて説明する。濃度レベル1のドットレイアウトは、図8(B)に示したパターンに相当するパターン1の他に、図9(b)のようなパターン2、3、4があり、同一濃度レベルを表現するドットパターンとして計4種類がある。これらのパターンを適宜選択して用いることにより、各ノズルの使用頻度の偏りをなくして、濃度レベルを保ったまま、各ノズルを均一に使用することができる。
【0010】
しかしながら、このような方法では、画像の記録動作中に、複数のマトリックスパターンを選択して使用するため、記録画像中におけるノイズ感が増したり、テクスチャーが発生して画像を劣化させてしまうという問題があった。
【0011】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、マトリックスパターン処理を用いた記録方式において、ノイズ感やテクスチャーの発生を防止しつつ、各記録要素の使用頻度を均一化させて、それらの部分的な劣化を防止することができる記録装置および記録方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録装置は、量子化された画像データを、その量子化レベルに対応するパターンを用いて展開し、展開により得られた記録データに基づいて被記録媒体に画像を記録する記録装置において、前記画像データの1つの量子化レベルに対して前記パターンを複数種選択的に設定可能な設定手段と、前記被記録媒体に記録する画像の非連続領域を検出する検出手段と、前記被記録媒体に記録中の画像が、前記検出手段によって検出される画像の非連続領域に至ったときに、前記設定手段によって設定される前記パターンの種類を変更する変更手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
本発明の記録方法は、量子化された画像データを、その量子化レベルに対応するパターンを用いて展開し、展開により得られた記録データに基づいて被記録媒体に画像を記録する記録方法において、前記画像データの1つの量子化レベルに対して前記パターンを複数種用意しておき、前記被記録媒体に記録中の画像が画像の非連続領域に至ったときに、用いる前記パターンの種類を変更することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
(第1の実施形態)
まず、図1から図4を用いて、本発明において用いるマトリックスパターンの変換方法の全体の処理の流れについて説明する。本実施形態は、マトリックスパターンの変換部をホストコンピュータのプリンタドライバに内蔵した場合の例である。
【0016】
図1は、プリンタドライバの処理部のモジュール構成を示しており、同図中の左側の記録データ生成モジュールM1は、アプリケーションから渡された画像データを記録装置にて記録可能な記録データに変換する処理を行う。図1の右側は記録データ変換モジュールM2であり、本発明によるマトリックスパターンの変換を行う。このモジュールM2は、記録データ生成モジュールM1から呼び出される関数として実装した例である。
【0017】
アプリケーションに対して記録命令を行うことにより、記録データ生成モジュールM1が起動されて開始処理を実行する(ステップSA1)。ここでは、記録データ生成モジュールM1の初期化などが行われ、記録データ変換モジュールM2に対してオープン(Open)関数を実行する。記録データ変換モジュールM2のオープン関数では、メモリ領域の初期化と(ステップSB1)、マトリックスパターンの初期化を行い、使用するマトリックスパターンのグループを決定する(ステップSB2)。記録データ生成モジュールM1は、アプリケーションから画像データを受け取り、記録モード等の処理方法を決定して初期化を行い、記録データ変換モジュールM2に対して、イニシャル(Init)関数を実行する(ステップSB3)。記録データ変換モジュールM2のイニシャル関数では、後述するマトリックスパターンの切り替えを行う(ステップSB3)。
【0018】
その後、記録データ生成モジュールM1は、画像データを1ラスター単位で色処理/量子化して、記録装置において記録可能な記録データに変換する(ステップSA3)。このようにラスターデータを記録データに変換したらエクスキュート(Exec)関数を実行する(ステップSA4)。記録データ変換モジュールM2のエキスキュート関数では、後述するようにマトリックスパターンを変換して(ステップSB4)、記録データを出力する(ステップSB5)。
【0019】
そして、画像データに次のラスターデータがあるか否かを判断し、次のラスターデータがあれば先のステップSA3に戻る(ステップSA5)。画像データを記録データに変換し終わると、一部の変数を初期化するなど部分終了処理を行い、記録データ変換モジュールM2のコンプリート(Complete)関数を実行する(ステップSA6)。記録データ変換モジュールM2のコンプリート関数では、メモリに溜まっている記録データの全てに対してマトリックスの変換を行い(ステップSB6)、マトリックス変換した記録データを出力する(ステップSB7)。そして、改ページコードや画像データを参照して、次のページがあるか否かを判断し、次のページがあれば先のステップSA2に戻る(ステップSA7)。次のページが無ければ終了処理を行い、記録データ変換モジュールM2のクローズ(Close)関数を実行する(ステップSA8)。記録データ変換モジュールM2のクローズ関数では、メモリ領域を開放して終了する(ステップSB8)。
【0020】
次に、変換モジュールM2内の特徴的な処理内容について詳細に説明する。
【0021】
図4は、本実施形態における量子化データとマトリックスパターンとの対応を示している。本実施形態では、説明の簡略化のために、2つのパターンのセット1、2をページ毎に切り替えて使用する例を挙げて説明するが、そのセットの数を3つ以上としても何ら差し支えない。
【0022】
図2は、図1中のステップSB2におけるマトリックスパターンの初期値の設定方法を示す。まず、”0”と”1”との間の乱数を発生させて(ステップSB2−1)、それが”0.5”よりも小さい場合は、後述する図4中のセット1のマトリックスパターンとして設定し(ステップSB2−2、SB2−3)、それ以上の場合は、後述する図4中のセット2を初期のマトリックスパターンとして設定する(ステップSB2−2、SB2−4)。したがって、1ページのみの記録をする場合や、ホストコンピュータのスイッチオン直後のように、メモリが初期化されて前回の記録の履歴が解らないような場合でも、乱数にしたがった確率(この場合は1/2)によって、セット1と2が初期のマトリックスパターンとして選択される。そのため、セット1、2の偏った使用をなくして、ノズルの使用頻度の偏りが防止できることになる。
【0023】
図3は、図1のステップSB3におけマトリックスパターンの変更処理を示す。まず、現在設定されているマトリックスパターンのセットをチェックし、セット1が設定されている場合にはセット2を設定し、セット2が設定されている場合にはセット1を設定して、マトリックスパターンを変更する。これにより、連続したページ間において、マトリックスパターンのセットが切り替わり、ノズルの使用頻度の偏りが防止されることになる。また、1ページ目の記録時には、このような処理によるセットの入れ替えがなくても特に差し支えないため、1ページ目は、このような処理を省いてもよい。
【0024】
図4は、図1中のステップSB4の処理における量子化データとマトリックスコードとの対応を示す。すなわち、既に設定されているマトリックスパターンのセット情報(セット1、セット2)にしたがって、各々の量子化データをマトリックスコードに書き換える。記録装置本体は、このマトリックスコードにしたがってドットレイアウトに展開する。この展開の形態は、図2の処理に対応するように既に記録装置本体内に内蔵されており、または、ホストコンピュータからの記録データ受信前に、マトリックスコードとドットレイアウトとの対応の設定情報をホストコンピュータから記録装置本体に送信しておく。
【0025】
図5(A)、(B)、(C)は、マトリックスパターンの異なる他の例を示す。これらの例の場合は、図4の例と同様に、”0”から”4”の量子化(濃度)レベルに対してのマトリックスパターンを2セット用意して、それらを切り替えて用いる。同一の量子化レベルを示すドットパターンは、各々のセット1、2において使用ノズルの頻度が逆転するように設定されている。また、このような異なるマトリックスパターンのセットを2セット以上複数用意して、それらを切り替えて用いるようにしてもよく、要は、用意された複数種のマトリックスパターンにおいて使用ノズルに偏りのないことが重要である。
【0026】
以上のように、マトリックスパターンを複数種類用意しておいて、使用するマトリックスパターンの種を変えることにより、各記録要素としてのノズルの使用頻度を均一化させて、それらの部分的な劣化を防ぐことができる。また、記録ページ間においてマトリックスパターンを切り替えることにより、記録画像内におけるノイズ感やテクスチャーは発生せず、従来のマトリックスを適宜選択して使用する場合のような問題は起こらない。
【0027】
ところで、本実施形態では、図2に示したように、マトリックスパターンの初期設定のために乱数を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、用いたマトリクスパターンの履歴を何らかの方法で保管しておいて、データ処理開始時に、その履歴に基づいて、前回とは異なるマトリクスパターンを設定するようにしてもよい。
【0028】
また、本実施形態では、ページ単位でマトリックスパターンを切り替えているが、マトリックスパターンの切り替え時期は、これに限定されない。図6(A)、(B)に、マトリックスパターンの切り替え時期の他の例を示す。
【0029】
図6(A),(B)の例では、1ページ中において、記録画像が別れている。すなわち、図6(A)の場合は、1ページ中において、先に記録される領域1と、後に記録される領域2の画像とが別れており、図6(B)の場合は、1ページ中において、ラスタ方向に並ぶ領域1、2の記録画像が別れている。このように画像が別れている場合には、その別れた画像毎にマトリックスパターンのセットを入れ替えても、前述した実施形態と同様な効果が得られる。
【0030】
図6(A)の場合には、例えば、先の記録領域1に対する画像に関しては、図4中のセット1のマトリックスパターンを用い、その後の記録領域2の画像に関しては、図4中のセット2のマトリックスパターンを用いる。同様に、図6(B)の場合には、領域1の画像と領域2の画像が横方向(ラスタ方向)並んでいるため、そのラスタ内において、領域1と領域2の画像に関するマトリックスパターンを切り替えればよい。図6(B)の場合は、ラスタ内において、領域1、2の画像に合わせて、使用するマトリックスパターンを変更すればよい。このように、同一画像内ではマトリックスパターンを切り替えず、異なる画像になったらマトリックスパターンを切り替える。これにより、記録画像内におけるノイズ感やテクスチャーを発生させることなく、各記録要素としてのノズルの使用頻度を均一化させて、それらの部分的な劣化を防ぐことができる。その際、領域1の画像と領域2の画像の識別方法として、ベクトルデータとビットマップデータの識別などのいわゆるオブジェクト認識の方法などの公知の方法を用いることができ、このような方法を用いても本発明の意図するところに何ら影響がない。
【0031】
本発明の意図するところは、複数のマトリックスパターンを複数種類用意しておいて、画像の切れ目、つまり画像の非連続領域を検出してマトリックスパターンを変更することにより、各記録要素の使用頻度を均一化させて、それらの部分的な劣化を防ぎつつ、記録画像内のノイズ感やテクスチャーを防ぐことにある。
(第2の実施形態)
前述した第1の実施形態においては、マトリックスパターンの切り替え作業がホストコンピュータのプリンタドライバ内にて行われている。しかし、その切り替え作業を記録装置本体側において行わせても、なんら差し支えない。図7に、その一例を示す。
【0032】
図7は、マトリックスパターンの変換部を記録装置内部に内蔵した場合の処理の説明図である。
【0033】
図7中の左側は、記録装置本体のプリンタドライバ内の記録データ生成部P1であり、アプリケーションから渡された画像データを記録装置にて記録可能な記録データに変換するための処理をする。図7の右側は記録装置であり、その内部は、記録データ変換部P2と、それ以外の部分としての記録部P3とに分けられる。記録データ変換部P2はマトリックスパターンの変換を行い、記録部P3が記録を実行する。
【0034】
まず、アプリケーションに対する記録命令により、記録データ生成部P1が起動されて開始処理(ステップSA11)を実行する。ここでは、記録データ生成部P1の初期化などが行われ、記録装置にオープン(Open)コマンドが送信される。記録装置は、オープンコマンドを受信することにより、その記録データ変換部P2がメモリ領域の初期化(ステップSB11)とマトリックスパターンの初期化を行って、使用するマトリックスパターンのセットを決定し(ステップSB12)、また記録部P3が初期化を行う(ステップSB13)。記録データ生成部P1は、アプリケーションから画像データを受け取り、記録モード等の処理方法を決定して初期化を行い、記録装置にイニシャル(Init)コマンドを送信する(ステップSA12)。
【0035】
記録装置は、イニシャルコマンドを受信することにより、その記録データ変換部P2がマトリックスパターンのセットを切り替え(ステップSB14)、記録部P3が記録モードの設定を行う(ステップSB15)。記録データ生成部P1は、画像データを1ラスター単位で色処理と量子化処理して、記録データに変換し(ステップSA13)、その記録データを記録装置に出力する(ステップSA14)。記録データ変換部P2は、受信した記録データをマトリックスパターンに基づいて変換し(ステップSB16)、その変換後の記録データを出力し(ステップSB17)、それに基づいて記録部P3が記録を実行する(ステップSB18)。
【0036】
記録データ生成部P1は、次のラスターデータが現在の画像オブジェクトと同一オブジェクトであるか否か、つまり同じ画像に関するデータであるか否かを判断し、それが同一オブジェクトであれば先の(ステップSA13)に戻る(ステップSA15)。それが同一オブジェクトでないときは、次の画像オブジェクトがあるか否かを判断し、それがあれば先のステップSA12に戻る(ステップS16)。次の画像オブジェクトがなければ終了処理を行って、記録装置にクローズ(Close)コマンドを送信する(ステップSA17)。記録装置は、クローズコマンドを受信することにより、メモリ領域を開放して(ステップSB19)、記録部P3が終了処理を行う(ステップSB20)。
【0037】
このように、本実施形態の場合は、画像オブジェクト毎にマトリックスパターンを変更するが、前述した第1の実施形態のように、ページの区切りにマトリックスパターンを変更しても何ら差し支えない。要は、画像の切れ目、つまり画像の非連続領域を検出してマトリックスパターンを変更することにより、各記録要素の使用頻度を均一化させて、それらの部分的な劣化を防ぎつつ、記録画像内のノイズ感やテクスチャーを防ぐことができればよい。
【0038】
(第3の実施形態)
上述した第1および第2の実施形態では、画像の切れ目をプリンタドライバ内にて検出しているが、記録装置本体にて、画像の切れ目を検出してマトリックスパターンの変換を行ってもよい。例えば、記録装置本体にページのカウンタを用意しておき、そのカウンタのカウント値を参照して、ページ毎にマトリックスパターンを切り替えて記録を行うようにしてもよい。または、被記録媒体としての用紙の紙送り方向における無記録領域を検出して、その無記録領域の後の画像データが存在した場合に、マトリックスパターンを切り替えて記録を行うようにしてもよい。ただし、後者の場合は、検出する無記録領域の幅が狭すぎると、その無記録領域の前後の画像は、比較的狭い領域内でマトリックスパターンが異なることになるため、テクスチャーや画像乱れの原因に成りかねない。そのため、無記録領域にある程度の幅を持たせる必要がある。
【0039】
(インクジェット記録装置の構成例)
図10は、本発明を適用可能なインクジェット記録装置の構成例を示す。
【0040】
図10において、記録装置100の給紙位置に挿入された被記録媒体106は、送りローラ109によって記録ヘッドユニット103の記録可能領域へ搬送される。記録可能領域における被記録媒体106の下部には、プラテン108が設けられる。キャリッジ101は、2つのガイド軸104、105によって定められた矢印Aの主走査方向に移動可能となっており、記録領域を往復走査する。矢印Bは、矢印Aの主走査方向と直交する副走査方向であり、記録領域において、その副走査方向に被記録媒体196が搬送される。キャリッジ101には、複数の色インクを吐出可能な記録ヘッドと、それぞれの記録ヘッドにインクを供給するインクタンクとを含む記録ヘッドユニット103が搭載されている。本例のインクジェット記録装置において用いられる複数の色のインクは、ブラック(Bk),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の4色である。
【0041】
キャリッジ101の移動可能領域の左端下部には回復系ユニット110が設けられており、非記録時に、記録ヘッドの吐出口部をキャップしたりする。このキャリッジ101の移動可能領域の左端は、記録ヘッドのホームポジションとして設定されている。107はスイッチ部と表示素子部であり、スイッチ部は、記録装置の電源のオン/オフや各種記録モードの設定時等に使用され、表示部は、記録装置の状態を表示する役割をする。
【0042】
図11は、記録ヘッドユニット103の斜視図である。本例の場合は、ブラック(Bk),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の各色インクのタンクが全て独立に交換可能となっている。キャリッジ101には、Bk,C,M,Yのインクを吐出する記録ヘッド102と、Bk用タンク20K,C用タンク20C,M用タンク20M,Y用タンク20Yが搭載される。各タンク20K,20C,20M,20Yは、記録ヘッド102との接続部を通して、記録ヘッド102のインク吐出口にインクを供給する。本例以外にも、例えば、各タンク20K,20C,20M,20Yが一体構造であってもよく、また、タンク20C,20M,20Yが一体構造とされて、それがタンク20Kとは独立した構成であってもよい。
【0043】
図12は、記録ヘッド102の要部の拡大断面図である。本例の記録ヘッド102は、各ノズルを構成する各インク吐出口23に対応して、電気熱変換体としての発熱体30が配置されており、記録情報に対応する駆動信号を発熱体30に印加することによって、インク吐出口23からインクを吐出させる構成となっている。発熱体30は、全てのノズルにおいて、それぞれ独立に発熱可能となっている。発熱体30の発熱により急速に加熱されたノズル内のインクは、膜沸騰により気泡を形成し、この気泡生成の圧力により、図12のようにインク滴35として被記録媒体106に向かって吐出され、被記録媒体106上に文字や画像を形成する。この時、吐出される各色のインク滴の体積は10〜100ng程度である。
【0044】
吐出口23の各々には、吐出口23に連通するインク液路が設けられており、インク液路が配設される部位の後方には、これらの液路にインクを供給するための共通液室32が設けられる。吐出口23の各々に対応するインク液路には、これらの吐出口23からインク滴を吐出するために利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体としての発熱体30や、これに電力を供給するための電極配線が設けられている。これら発熱体30や電極配線は、シリコン等からなる基板33上に成膜技術によって形成されている。発熱体30の上には、インクと発熱体30が直接接触しないように保護膜36が形成されている。さらに、この基板33上に樹脂やガラス材よりなる隔壁34が積層されることによって、吐出口23、インク液路、共通液室32等が構成される。
【0045】
このように電気熱変換体である発熱体を使用してインクを吐出する記録方式は、インク滴吐出時に、熱エネルギーにより形成される気泡を使用しているため、通称、バブルジェット記録方式と呼ばれている。
【0046】
図13は本発明を適用可能なインクジェット記録装置の制御系のブロック図である。ホストコンピュータから、記録すべき文字や画像のデータ(以下、「画像データ」という)が記録装置100の受信バッファー401に入力される。また、正しくデータが転送されているかを確認するデータや、記録装置100の動作状態を知らせるデータが記録装置100からホストコンピュータに返送される。受信バッファー401のデータは、CPU402の管理下において、メモリ部403に転送されてRAM(ランダムアクセスメモリ)に一次的に記憶される。メカコントロール部404は、CPU402からの指令によりキャリッジモータやラインフィードモータ等のメカ部405を駆動する。センサ/SWコントロール部406は、各種センサやSW(スイッチ)からなるセンサ/SW部407からの信号をCPU402に送る。表示素子コントロール部408は、CPU402からの指令により、表示パネル群のLEDや液晶表示素子等からなる表示素子部409を制御する。記録ヘッドコントロール部410は、CPU402からの指令により記録ヘッド102を制御する。また、記録ヘッド102の状態を示す温度情報をセンスして、CPU402に伝える。
【0047】
(その他)
なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できるからである。
【0048】
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書,同第4740796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細書,同第4345262号明細書に記載されているようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0049】
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第4558333号明細書,米国特許第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基いた構成としても本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録を確実に効率よく行うことができるようになるからである。
【0050】
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによってその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0051】
加えて、上例のようなシリアルタイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0052】
また、本発明の記録装置の構成として、記録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できるので、好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げることができる。
【0053】
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けられるものであってもよい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるかいずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0054】
さらに加えて、以上説明した本発明実施例においては、インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もしくは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよい。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せしめることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化するインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も本発明は適用可能である。このような場合のインクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明においては、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0055】
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、画像データの1つの量子化レベルに対してマトリックスパターンを複数種用意し、被記録媒体に記録中の画像が画像の非連続領域に至ったときに、用いるマトリックスパターンの種類を変更することにより、ノイズ感やテクスチャーの発生を防止しつつ、各記録素子の使用頻度を均一化させて、それらの部分的な劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるマトリックスパターンの変換方法の説明図である。
【図2】図1におけるマトリックスパターン設定処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1におけるマトリックスパターン切替処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】図2および図3におけるマトリックスパターンの説明図である。
【図5】(A)、(B)、(C)は、図4のマトリックスパターンの他の例の説明図である。
【図6】(A)、(B)は、被記録媒体上における画像領域の異なる例の説明図である。
【図7】本発明の第2の実施形態におけるマトリックスパターンの変換方法の説明図である。
【図8】従来における画像データ処理方式の説明図である。
【図9】(a)、(b)は、図8(A)の処理方式におけるマトリックスパターンの説明図である。
【図10】本発明を適用可能なインクジェット記録装置の斜視図である。
【図11】図10における記録ヘッドユニットの斜視図である。
【図12】図11における記録ヘッドの要部の断面図である。
【図13】図10のインクジェット記録装置の制御系のブロック構成図である。
【符号の説明】
23 吐出口
30 発熱体(電気熱変換体)
100 記録装置
101 キャリッジ
102 記録ヘッド
103 記録ヘッドユニット
106 被記録媒体

Claims (12)

  1. 量子化された画像データを、その量子化レベルに対応するパターンを用いて展開し、展開により得られた記録データに基づいて被記録媒体に画像を記録する記録装置において、
    前記画像データの1つの量子化レベルに対して前記パターンを複数種選択的に設定可能な設定手段と、
    前記被記録媒体に記録する画像の非連続領域を検出する検出手段と、
    前記被記録媒体に記録中の画像が、前記検出手段によって検出される画像の非連続領域に至ったときに、前記設定手段によって設定される前記パターンの種類を変更する変更手段と
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 前記画像データはN値(N≧3)に量子化されたデータであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記画像データを量子化する量子化手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記検出手段は、画像の境界を画像の非連続領域として検出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 前記検出手段は、前記被記録媒体のページ間を画像の非連続領域として検出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の記録装置。
  6. 前記検出手段は、所定幅以上の画像間の領域を画像の非連続領域として検出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の記録装置。
  7. 前記変更手段は、前記被記録媒体に対する画像の記録開始時は、前記設定手段によって設定される前記パターンの種類を乱数を用いて選定することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の記録装置。
  8. 前記展開された記録データに基づいて、前記被記録媒体に画像を記録する複数の記録素子を備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の記録装置。
  9. 前記記録素子は、インク吐出口からインクを吐出可能なインクジェット記録素子であることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 前記インクジェット記録素子は、インクを吐出させるために利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を有することを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
  11. 前記記録素子を備えた記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを主走査方向に往復移動させる移動手段と、
    前記被記録媒体を前記主走査方向と交差する副走査方向に搬送する搬送手段と
    を備えたことを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の記録装置。
  12. 量子化された画像データを、その量子化レベルに対応するパターンを用いて展開し、展開により得られた記録データに基づいて被記録媒体に画像を記録する記録方法において、
    前記画像データの1つの量子化レベルに対して前記パターンを複数種用意しておき、
    前記被記録媒体に記録中の画像が画像の非連続領域に至ったときに、用いる前記パターンの種類を変更する
    ことを特徴とする記録方法。
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