JP3666261B2 - 電子レンジ加熱用包装容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子レンジを用いて加温するカレーのルーなどの食品を収納した電子レンジ加熱用包装容器に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、電子レンジにより加熱して食することのできる食品の内、カレーの具入りルーなどのように流動性のある食品においては、柔軟性のあるシートからなる包装容器に入れられているものがあり、図11に示すようにこの電子レンジ加熱用包装容器1を用いた商品にあっては、例えば積層構成の合成樹脂材製の二枚のシート2の周縁をヒートシールして形成された収納空間3に食品を充填して封止し、扁平な形態としたこの包装容器1を外箱4に入れた包装形態としている。そして、電子レンジによるマイクロ波照射にて加熱する場合、電子レンジ内のターンテーブルに伏した状態で包装容器を乗せるよりもこの包装容器を立てた状態でターンテーブルに乗せてマイクロ波照射を受けさせる方が加熱効率がよいことや、一部を開口して立てておけば電子レンジ加熱調理用の専用容器に移し替えることなく加熱が行え手間を要しないことなどから、例えば、前記外箱を利用して包装容器を電子レンジの庫内で立て置きできるようにする試みが例えば特開平4−214126号で行われている。
そして、図11に示すような上記包装容器では、マイクロ波照射によって内容物から収納空間に発生する蒸気を逃すための蒸気抜き開口予定部を備えた容器として、例えば実開平1−76467号に開示されており、本出願人も図11に示すように上記包装容器1において、マイクロ波照射によって内容物から収納空間に発生する蒸気を逃すための蒸気抜き開口予定部aと加熱された内容物を注ぎ出すための注出開口予定部bとの二つの開口予定部を備えるものを提案しており、前記蒸気逃し開口予定部aではこの部分に沿って切断して小さな開口が得られるようにして加熱時に蒸気を逃し、かつ、その加熱時に生じる内容物の突沸の勢いで内容物が飛び出ないようにしており、また、注出開口予定部bではこの部分に沿って切断することで前記蒸気抜きの開口よりは大きな開口が得られるようにして、加熱処理が済んだ内容物を注ぎ出し易いようにしている。
しかしながら、このように電子レンジ加熱処理時用として用意された二ヶ所の開口予定部を、電子レンジにかける際と内容物注出の際にそれぞれ選択し、電子レンジに入れる前から内容物の注出までに容器の一部分を切り落とす切断操作を二度行わなければならず、取り扱いが煩雑なものとなっていた。
そこで本発明は上記した事情に鑑み、蒸気抜き開口予定部と注出開口予定部とを離すことなく一ヶ所にまとめながら、蒸気抜き時の小さな開口と内容物注出時の大きな開口が得られるようにすることを課題とし、切断場所を選択することなく蒸気抜き用と注出用との開口を得るための切断操作が容易に行えるようにすることを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解消するためになされたもので、二枚のシートを重ね合わせて対向する周辺をヒートシールしてその二枚のシートの間に電子レンジ加熱用食品を収納する収納空間を形成してなる包装容器において、容器を立て置きしたときの容器上部側の一隅に上部シール部から側部シール部にかけて、線状の蒸気抜き開口予定部と線状の注出開口予定部とが一直線上に並んでなる電子レンジ加熱処理時用の開口予定部が斜めにして設けられ、該電子レンジ加熱処理時用の開口予定部の蒸気抜き開口予定部が上部シール部側に位置していることを特徴とする電子レンジ加熱用包装容器を提供して、上記課題を解消するものである。
そして、本発明では上記電子レンジ加熱処理時用の開口予定部の蒸気抜き開口予定部に、上記二枚のシートをヒートシールしてなる堰シール部が近接していることが良好である。
また、本発明では、湯せん加熱処理時用の開口予定部が上記電子レンジ加熱処理時用の開口予定部とは反対側の側部シール部に沿って設けられているものとすることができ、そして、相対する二シートとの間に底シートを介在させて前記二シートの下端の間が離間可能に閉鎖形成された容器底を備え、該容器底における二シートの下端相互を離間させた状態で自立可能に構成されたものとすることができるものである。
【0004】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施の形態を図1から図10に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、図11に示す従来例と構成が重複する部分は同符号を付してその説明を省略する。
本発明における電子レンジ加熱用包装容器1は図1に示されているように、電子レンジの庫内に立てた状態で置き易くなるように高さ寸法より横幅寸法を大きくした形状に設けられていて、正面シート2aと背面シート2bとの二シートを重ね合わせて周辺をヒートシールすることでその二シートの間に、カレーの具入りルーなどの食品を入れる収納空間3をシール部5によって囲まれた状態にして形成しており、このように周辺をヒートシールしていることから、容器底7にあっても正面シート2aの下端2cと背面シート2bの下端2dとをヒートシールすることで閉鎖形成されたものとなっている。
そして、この包装容器1を立て置きしたときの容器上部側の一隅に、上部シール部5aからその一隅側の側部シール部5bにかけて斜めにした電子レンジ加熱処理時用の開口予定部6が設けられていて、前記開口予定部6にあっては、図示されているように、上部シール部5aに切り欠き形成した切込み7の位置に端部が達している線状の蒸気抜き開口予定部8と端部が前記側部シール部5bに達している線状の注出開口予定部9とが一直線状に並んで連続してなるものである。なお、前記蒸気抜き開口予定部8と注出開口予定部9とを明確に示すために、予め印刷などによってそれぞれに位置が目視できるようにしている。
【0005】
このように、電子レンジ加熱処理時用の開口予定部6として前記蒸気抜き開口予定部8と注出開口予定部9とが一直線上に並んでいることから、この二つの開口部での切断操作は一つの開口予定部6を線状に切り進めることで行えるものとなっており、蒸気抜き時にその開口予定部6を所定長さ分だけ切り進め、即ち、蒸気抜き開口予定部8だけ切り進め、内容物注出の際には切られた蒸気抜き開口予定部8からさらに切り進めることで注出開口予定部9が切れるものとされ、従来のように離れた切断箇所を選択して切断操作する手間を要することなく、切断長さの調整のみで、蒸気抜きの開口とその後の内容物注出のための開口とが簡単に得られるようになる。
そして、蒸気抜き開口予定部8を上部シール部5a側としながら開口予定部6全体を斜めとすることによって、後述するように切断して得られた蒸気抜き開口から内容物液面までの距離を長く確保して蒸気抜き中における内容物の吹きこぼれを防止し、かつ、蒸気抜き開口の開口長さも長くして蒸気抜きの効率を上げるようにしている。
【0006】
また、上記包装容器1においては図示されているように、電子レンジ加熱処理時用の開口予定部6に近接するようにして、この開口予定部6から外方領域の部分に、上記上部シール部5aと側部シール部5bから連続するようにして、正面シート2aと背面シート2bとをヒートシールしてなる堰シール部10が設けられている。この堰シール部10は上記蒸気抜き開口予定部8を開口して得られた蒸気抜き開口からスムーズに蒸気が排出されるようにするためのものである。
即ち、図2に示されているように、堰シール部10が近接している状態となっている蒸気抜き開口予定部8を切断し、この切断にて得られた蒸気抜き開口11から電子レンジ加熱時に排出される蒸気が、この蒸気抜き開口11と対向する切断部分12に勢いよくぶつかるようになっても、その切断部分12においての正面シート2aと背面シート2bとの間が大きく開かないようにし、蒸気抜き開口11から排出される蒸気の流れを阻害しない。これは、図3に示されているように、堰シール部10を設けていない場合に、加熱による食品の粘度低下に伴い、食品が包装容器1の下方へ移動して、包装容器1が胴膨れ現象を起こす。これによって包装容器1の全体が側方に開く現象が生じるため、蒸気抜き開口11のみならず、前記切断部分12も開いてしまう。また、前記切断部分12は蒸気抜き開口11から排出される蒸気の勢いによってもさらに開き易くなり、蒸気の流れを阻害するとともに、マイクロ波照射によって突沸した内容物の激しい動きによってその内容物に含まれている固形物、例えば、コーンなどが蒸気抜き開口11から飛び出て切断部分12に嵌り込むようなことが生じると、その切断部分12の拡開状態が維持されて蒸気抜き開口11を塞ぎ、蒸気の流れを阻害する可能性が懸念されるためである。
【0007】
図1において13は、湯せんにて加温して内容物を注ぎ出すときの大きな開口を得るための湯せん加熱処理時用の開口予定部を示していて、この開口予定部13にあっては、上記電子レンジか熱処理時用の開口予定部6とは反対側の側部シール部5cに沿うようにして配置されている。そして、位置を目視できるように開口予定部6の場合と同じように、予め印刷などによって位置が表示され、さらに、この開口予定部13の両端が上下のシール部5に切り欠きした切込み14に達するようにしている。
【0008】
図4は上記包装容器1の未開封状態、蒸気抜き開口予定部を開口した状態、注出開口予定部を開口した状態を示している。この図示のように電子レンジに入れて加熱調理する場合には蒸気抜き開口予定部8を切断して蒸気抜き開口11を得ることで、スムーズに蒸気Aを排出でき、また、内容物注出に際しては上述したごとく開口予定部6を切り進めて注出開口予定部9を切断して注出開口15を得て、前記蒸気抜き開口11をも含めて大きく開いた注出開口15から内容物Bを注ぎ出しできるようになる。
【0009】
上記実施の例では傾斜配置された電子レンジ加熱処理時用の開口予定部6に、三角状の堰シール部10を近接させたものとしているが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。図5から図9はその変形の例を示していて、図5に示した例では、上記堰シール部10の一部分を容器中央側に向けて延長して、その延長部分で開口予定部6における蒸気抜き開口予定部8と注出開口予定部9とを分けるとともに、蒸気抜き開口予定部8の容器中央側に上部シール部を下方に向けて延長しており、容器中央側から蒸気抜き開口予定部8までの経路途中で、前記堰シール部からの延長部分と上部シール部からの延長部分とで蒸気が通過可能な狭部16を形成するようにしている。
図6に示す例では、容器上部の一隅に堰シール部10を設けるのではなく、蒸気抜き開口予定部8の容器中央側に上部シール部5aをこの蒸気抜き開口予定部8に沿うようにして延長させて堰シール部10を設けるようにしている。
図7に示されている例では、上記図6に示す堰シール部10の一部を側部シール部5b側に延長して、その延長部分にて蒸気抜き開口予定部8と注出開口予定部9とを分けるようにしたものであって、その延長部分と側部シール部5bとの間を蒸気が通るようにしている。
図8に示している例では、図7に示す例に加えて側部シール部5bから注出開口部9に沿って延長部分を設け、この延長部分と上記堰シール部10からの延長部分とを突き合わせ状のレイアウトで配置して蒸気が通過可能な狭部16を設けている。
図9に示された例では、図8に示された側部シール部5bからの延長部分と上記堰シール部10からの延長部分とを突き合わせ状にレイアウトせずに、開口予定部6から外方の三角領域中で、側部シール部5bからの延長部分と上記堰シール部10からの延長部分とを上下にレイアウトして、蒸気の通路を形成するようにしたものである。
【0010】
上記した各実施の例では、包装容器1が正面シート2aと背面シート2bとの周辺全周を直接ヒートシールしているものであるが、本発明はこの二シートのヒートシールからなる容器に限定されるものではなく、スタンディングパウチと称されているように自立できるタイプの容器にも採用できるものである。図10はその例を示していて、包装容器1における容器底は、正面シート2aと背面シート2bとの間に底シート12を介在させて前記二シート2a,2bの下端2c,2dの間が離間可能に閉鎖形成されているもので、二シート2a,2bの下端2c,2d相互を離間させた状態で自立可能に構成されている。
【0011】
上記包装容器1の正面シート、背面シート、底シートの材質としては以下の積層構成を有する合成樹脂製積層シートが採用できるが、これらに限定されるものではない。
(1)(外)蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム/ナイロン樹脂/未延伸ポリプロピレンフィルム
(なお、蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムはアルミナ、酸化ケイ素などの無機化合物を蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルムである。)
(2)(外)ポリエチレンテレフタレートフィルム/ナイロン樹脂/未延伸ポリプロピレンフィルム
(3)(外)ナイロン樹脂/未延伸ポリプロピレンフィルム
(4)(外)一軸延伸ナイロンフィルム/ポリ塩化ビニリデン樹脂/未延伸ポリプロピレンフィルム
(5)(外)一軸延伸ナイロンフィルム/エチレンビニルアルコール共重合体/未延伸ポリプロピレンフィルム
上記積層シートにおいて最内面の熱可塑性樹脂として耐熱ポリエチレンフィルムを使用することが可能である。
【0012】
【実施例】
図1の構成で、層構成は上記(1)の、(外)蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/ナイロン樹脂(厚さ15μm)/未延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ70μm)である包装容器を製造し、蒸気抜き開口予定部を鋏で開封した後、外箱に収納したままの状態で、電子レンジに立て置き状態で入れ、加熱を行った。その結果、包装容器内の食品は十分加熱されており、また、加熱に際して、食品から発生した蒸気は、包装容器の蒸気抜き開口から逃げた。そして、加熱後、内容物取出に際して、注出開口予定部を鋏を用いて容易に切断することができ、この注出開口から内容物を注ぎ出すことができた。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、二枚のシートを重ね合わせて対向する周辺をヒートシールしてその二枚のシートの間に電子レンジ加熱用食品を収納する収納空間を形成してなる包装容器において、容器を立て置きしたときの容器上部側の一隅に上部シール部から側部シール部にかけて、線状の蒸気抜き開口予定部と線状の注出開口予定部とが一直線上に並んでなる電子レンジ加熱処理時用の開口予定部が斜めにして設けられ、該電子レンジ加熱処理時用の開口予定部の蒸気抜き開口予定部が上部シール部側に位置していることを特徴とするものである。
このように、電子レンジ加熱処理時用の開口予定部として前記蒸気抜き開口予定部と注出開口予定部とが一直線上に並んでいることから、この二つの開口部での切断操作は一つの線状部分を切り進めることで行え、蒸気抜き時には蒸気抜き開口予定部だけ切り進め、内容物注出の際には切られた蒸気抜き開口予定部からさらに切り進めることで注出開口予定部を切断することができる。よって、従来のように離れた切断箇所を選択して切断操作する手間を要することなく、切断長さの調整のみで、蒸気抜きの開口とその後の内容物注出のための開口とが簡単に得られるようになる。
そして、蒸気抜き開口予定部に、ヒートシールしてなる堰シール部を近接させるようにして設ければ、上述したように加熱時に食品が下方移動して包装容器全体が側方に開くようになっても、蒸気抜き開口に相対する切断部分が堰シール部に規制されて開くことがなく、また、蒸気抜き開口から排出される蒸気が勢いよく吹き付けられても開かず、蒸気抜き開口の蒸気の流れを阻害しないようになるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電子レンジ加熱用包装容器の一例を一部切り欠いた状態で示す説明図である。
【図2】 容器隅部に堰シール部を設けた一例における蒸気抜き開口の開状態を示す説明図である。
【図3】 堰シール部を設けない場合での蒸気抜き開口の開状態を示す説明図である。
【図4】 一例における蒸気抜き開口予定部と注出開口予定部との開口を示す説明図である。
【図5】 他の例における蒸気抜き開口予定部と注出開口予定部との開口を示す説明図である。
【図6】 同じく他の例における蒸気抜き開口予定部と注出開口予定部との開口を示す説明図である。
【図7】 同じく他の例における蒸気抜き開口予定部と注出開口予定部との開口を示す説明図である。
【図8】 同じく他の例における蒸気抜き開口予定部と注出開口予定部との開口を示す説明図である。
【図9】 同じく他の例における蒸気抜き開口予定部と注出開口予定部との開口を示す説明図である。
【図10】 スタンディングパウチ形態の包装容器を示す説明図である。
【図11】 従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…電子レンジ加熱用包装容器
2…シート
2a…正面シート
2b…背面シート
5…シール部
5a…上部シール部
5b,5c…側部シール部
6…電子レンジ加熱処理時用の開口予定部
8…蒸気抜き開口予定部
9…注出開口予定部
10…堰シール部
11…蒸気抜き開口
13…湯せん加熱処理時用の開口予定部
15…注出開口

Claims (4)

  1. 二枚のシートを重ね合わせて対向する周辺をヒートシールしてその二枚のシートの間に電子レンジ加熱用食品を収納する収納空間を形成してなる包装容器において、
    容器を立て置きしたときの容器上部側の一隅に上部シール部から側部シール部にかけて、線状の蒸気抜き開口予定部と線状の注出開口予定部とが一直線上に並んでなる電子レンジ加熱処理時用の開口予定部が斜めにして設けられ、該電子レンジ加熱処理時用の開口予定部の蒸気抜き開口予定部が上部シール部側に位置していることを特徴とする電子レンジ加熱用包装容器。
  2. 上記電子レンジ加熱処理時用の開口予定部の蒸気抜き開口予定部に、上記二枚のシートをヒートシールしてなる堰シール部が近接している請求項1に記載の電子レンジ加熱用包装容器。
  3. 湯せん加熱処理時用の開口予定部が上記電子レンジ加熱処理時用の開口予定部とは反対側の側部シール部に沿って設けられている請求項1または2に記載の電子レンジ加熱用包装容器。
  4. 相対する二シートとの間に底シートを介在させて前記二シートの下端の間が離間可能に閉鎖形成された容器底を備え、該容器底における二シートの下端相互を離間させた状態で自立可能に構成された請求項1から3の何れか一項に記載の電子レンジ加熱用包装容器。
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