JP3615403B2 - 電子レンジ加熱用包装容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子レンジを用いて加温するカレーのルーなどの食品を収納した電子レンジ加熱用包装容器に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、電子レンジにより加熱して食することのできる食品の内、カレーの具入りルーなどのように流動性のある食品においては、柔軟性のあるシートからなる包装容器に入れられているものがあり、図6に示すようにこの電子レンジ加熱用包装容器1を用いた商品にあっては、例えば積層構成の合成樹脂材製の二枚のシート2の周縁をヒートシールして形成された収納空間3に食品を充填して封止し、扁平な形態としたこの包装容器1を外箱4に入れた包装形態としている。そして、電子レンジによるマイクロ波照射にて加温する場合、電子レンジ内のターンテーブルに伏した状態で包装容器を乗せるよりもこの包装容器を立てた状態でターンテーブルに乗せてマイクロ波を受けさせる方が加熱効率がよいことや、一部を開口して立てておけば電子レンジ加熱調理用の専用容器に移し替えることなく加熱が行え手間を要しないことなどから、例えば、特開平4−214126号において示されているように前記外箱を利用して包装容器を電子レンジの庫内で立て置きできるようにする試みが行われている。
ところで、上記包装容器1を立て置きした状態で電子レンジにより加熱する場合、加熱時に食品から発生する蒸気を容器外に逃がす必要があることから、容器の一部分、具体的には容器の上部隅部に縦、または横に切れ目を入れて蒸気抜きのための開口5を設けるようにしている(なお、開口5を開ける時点では、その開口がある容器の上部隅部に対応する外箱の角部は取り除かれている)。しかしながら、容器の上部隅部に縦に入れて形成した蒸気抜きの開口5では、内容物より上方において縦の切れ目となっているために広がりのある十分な開口長さが取れないという不都合があり、また、容器の上部隅部に横に入れて形成した蒸気抜きの開口5では内容物の直上近くにその開口5が位置することとなり、加熱される内容物の突噴によってその開口5から吹き零れが発生して、電子レンジの庫内を汚すという問題が発生する。
そこで本発明は上記事情に鑑み、電子レンジの庫内に立て置きした状態で加熱するようにした内容物入りの包装容器において、加熱時の蒸気抜きが適正に行われるようにしながら、その蒸気抜きの開口から内容物が吹き零れないようにすることを課題とし、容易に蒸気抜きが行える電子レンジ加熱用包装容器を得ることを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、包装容器単体、もしくは該包装容器を収納する外箱を使用して、電子レンジ内に立て置き状態で載置する包装容器において、該包装容器は複数のシートを重ね合わせてそのシートの間に電子レンジ加熱用食品を収納する収納空間を形成してなり、容器底が前記シートの辺部をヒートシールして閉鎖形成されている包装容器であり、容器の一方の上部隅部に、側方に突出した注出口を設け、該注出口の先端に蒸気抜き開封予定部を設けたことを特徴とする電子レンジ加熱用包装容器を提供して、上記課題を解消するものである。
そして、本発明においては、上記注出口の突出先端が、容器の下部側辺より側方に位置しているものとすることができるものであり、また、上記注出口の下部基部で、かつ、容器内の内容物より上位置となる位置に、容器の側辺から容器内側に向けて突出する堰シール部を設けたものとすることができるものである。さらに、前記堰シール部の下辺形状が湾曲した形状であることが良好である。そして、本発明の電子レンジ加熱用包装容器では、相対する二シートとの間に底シートを介在させて前記二シートの下端の間が離間可能に閉鎖形成された容器底を備え、前記二シートの下端相互を離間させた状態で自立可能に構成されたものとすることができるものである。
【0004】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明を図1から図5に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、図6に示す従来例と構成が重複する部分は同符号を付してその説明を省略する。
本発明における電子レンジ加熱用包装容器1は図1に示されているように、電子レンジの庫内に立てた状態で置き易くなるように高さ寸法より横幅寸法を大きくした形状に設けられていて、正面シート2aと背面シート2bとの二シートを重ね合わせて周辺をヒートシールすることでその二シートの間に、カレーの具入りルーなどの食品を入れる収納空間3をシール部6によって囲まれた状態にして形成しており、このように周辺をヒートシールしていることから、容器底7にあっても正面シート2aの下端2cと背面シート2bの下端2dとをヒートシールすることで閉鎖形成されたものとなっている。なお、この包装容器1では前述のように正面シート2aと背面シート2bとを貼り合わせて底部が閉鎖形成されているものであるため、包装容器1自体では自立するものではなく、図1において図示はしていないが、図6に示されているように包装容器1を収める箱を用いて縦置きされるものである。
図示されているように、上記包装容器1の一方の側辺においては、包装容器1の一方の上部隅部に、側方に嘴状にして突出した注出口8を設けている。この注出口8は上記正面シート2aと背面シート2bとを共に側方に延設し、シール部6も正面シート、背面シートそれぞれの延設部分の外縁を貼り合わせることにより形成され、その突出部分でのシール部6に関しては正面から見た形態で略レ状となるように設けられている。
【0005】
この突出した注出口8はその突出先端9が、包装容器1の下部側辺10の容器長手方向における外縁の位置10a(図においてその位置を仮想線として示す)より側方に位置して設けている(容器長手方向における突出先端9の位置を9aとして示している)。そして、前記注出口8の先端側に前記位置10aより側方側に位置した状態で容器高さ方向に亘る蒸気抜き開封予定部11が設けられており、この蒸気抜き開封予定部11の位置は、例えば、印刷により表示されて切断位置が把握し易くしている。なお、蒸気抜き開封予定部11を切断し易くするために、上辺側のシール部6において蒸気抜き開封予定部11の延長線上に位置するようにして切り欠き12が設けられている。
また、上記注出口8においては、内容物注出開封予定部13も設けられていて、この内容物注出開封予定部13は上記蒸気抜き開封予定部11よりは容器中央側によった平行な位置に設定されている。この内容物注出開封予定部13の容器長手方向における位置は図示した例にあっては上記下部側辺10におけるシール部6の延長線の個所と重なるものとして設定されている。この内容物注出開封予定部13も印刷などにより表示され切断位置が把握し易くし、さらに、内容物注出開封予定部13を切断し易くするために、上辺側のシール部6において内容物注出開封予定部13の延長線上に位置するようにして切り欠き14が設けられている。
【0006】
このように包装容器1の側方に突出するようにした注出口8に上記蒸気抜き開封予定部11を設けていることから、その蒸気抜き開封予定部11が包装容器1に収められた内容物の上方から側方に位置したものとなり、蒸気抜き開封予定部11を開封して開口を形成した場合、電子レンジ加熱時に内容物から生じる蒸気が注出口8を通って蒸気抜きの開口15(図2参照)から外部に排出され、しかも、注出口8の内部を通る蒸気の進行方向に対して蒸気抜き開封予定部を切断して形成された蒸気抜きの開口15はほぼ直行する状態となっているため、蒸気が通ることでその蒸気抜きの開口15が大きく開くようになり、蒸気のスムーズな排出が行われるようになる。この点は図6に示したごとく、容器の上辺に縦にスリットを入れて蒸気抜きの開口5と比べても開口が大きく開くものとなる。
さらに、開封された蒸気抜きの開口は内容物の上面からは上部側方に位置するため、加熱時に内容物の流動が激しくなり、突噴した場合でも内容物がその開口に達し難くなり、吹き零れを生じることがない。なお、包装容器を立て置きした状態で内容物の上面は注出口8の下端にも達しない位置となるように収容量が調整されているものである。
【0007】
図において、16は内容物の上面より上方に位置設定された堰シール部である。この堰シール部16は、上記注出口8の下部基部17で、かつ、上記下部側辺10から容器内側に向けて突出するシール部6から構成され、上記内容物注出開封予定部13の延長線位置よりも容器中央側に突出している。このように、注出口8の下部基部17において容器内方側に突出する堰シール部16が配置されているため、図2に示すように蒸気の発生などによる突噴で内容物Aの一部で注出口8の下部基部17側に位置していた、例えば、肉片やコーンなどBが上方に向けて吹き上げられるようなことがあっても前記堰シール部16にぶつかるようになり、注出口8の上辺のシール部6側に吹き上げられ、蒸気の流れなどによって蒸気抜きの開口15に向けて送り出されるのを確実に防止する。図3に示すように、包装容器1に上記堰シール部が設けられていない場合、希な事ではあるが、注出口8の下部基部17側での突噴と蒸気の流れにより内容物Aの一部が蒸気抜きの開口15に向けて送り出される可能性がある。そこで、上述のように突出した注出口8の先端側に蒸気抜き開封予定部11を設けることに加えて、この堰シール部16を容器内方に向けて突出配置させておくことにより、下部基部17側からの内容物の吹き出しをより一層、確実に防止できる。なお、堰シール部16より容器内方において内容物の突噴が生じても、注出口までには距離があるため、吹き上げられた内容物の一部がその注出口に届くことはない。
なお、上記堰シール部16の下辺18の形状は湾曲した形状であり、内容物注出開封予定部13を切断してこの包装容器1を傾けて内容物を注ぎ出すときにこの堰シール部16で内容物が止まれないようにし、スムーズに排出されるようにしている。
【0008】
さらに、この電子レンジ加熱用包装容器では、容器底7において内容物に対する加熱効率を向上させるようにした工夫が設けられている。その工夫として、容器底7の両隅におけるシール部6の内縁19を、図1に示されているように曲線状としており、その曲率半径を5mm以上にして設けられている。このように容器底7の両隅におけるシール部6の内縁19を曲線状としていることから内容物がこの個所に留まり難いものとされ、加熱時に生じる対流により、容器底7の両隅においても内容物がスムーズに移動して適正に加熱されるようにしている。そして、両隅におけるシール部6の内縁を曲線状として角の付いた直状とはしていないことから、加熱時に照射されるマイクロ波が集中し難く、過度の加熱状態となるのを防止しているものである。実施の例ではこの曲線状とした内縁19の曲率半径は5mm以上としているが、極端に大きくすると収納空間の内容量を小さくすることになるため、5mmから20mm位の範囲を曲率半径とすることが良好である。さらに、この内縁19の形状を完全な円弧状とする必要はなく、この内縁19に部分的に鋭角な箇所があったとしてもその鋭角な部分の曲線形状が曲率半径5mm以上であればよいものである。
また、シール部6の内縁を円弧状に形成する容器隅の個所は、立て置き状態で内容物が存在する容器底の部分のみで十分であり、包装容器の上部においては通常の直状とすることもできる。ただし、容器の上部隅においても円弧状のシール部とすることは可能である。
さらに、内容物に対する加熱効率を向上させる工夫として、容器底7のシール部6から容器高さ方向上方に向けて仮想線で示す区画シール部20を延設するようにしてもよい。この区画シール部20は容器底7のシール部6の長さ方向に等間隔にして二本立ち上がるようにし、収納空間3の底部側を三つに仕切る。そして、この区画シール部20は正面シート2aと背面シート2bとをヒートシールしてなるものであって、包装容器1の全体寸法にもよるが、例えば高さ寸法は10mmから30mm程度とし、幅寸法(容器横幅方向)は5mmから10mm程度とするのが良好である。なお、前述したように、この区画シール部20は包装容器1の収納空間3を完全に仕切るものではなく、収納空間3の底部側を仕切るように容器底から三分の一位の高さに達するものとしている。
さらに、前記区画シール部20の基端側の両隅における内縁21、即ち、容器底7のシール部6から区画シール部20にかけての内縁21それぞれを曲線状となるようにすることが良好であり、容器底の両隅における内縁19に対してその曲率半径を5mmから10mm程度とすることが良好である。
このように収納空間3における底部側を区画シール部20で仕切るようにすれば、マイクロ波が照射された際に、仕切られた各区画で内容物の対流が生じるようになり、より効率よく内容物を加熱できるようになる。なお、区画シール部20の形成及び内縁21の曲線状の形成はシール部6を得るヒートシール時と同時に行うようにすればよい。
【0009】
図示した実施の例では包装容器1の下部側辺10より側方に嘴状にして注出口8が突出し、かつ、その注出口8の下部基部17に堰シール部16を設けたものとしたが、本発明は上記実施の例に限定されるものではなく、図4に示すように注出口8の先端が下部側辺10に揃う位置に配置される形状のものであってもよい。なお、この場合には、堰シール部16を必ず設けておくようにする。
【0010】
図1において22は内容物をこの包装容器から移し替えるときや湯煎にて加温して内容物を注ぎ出すときなどの大きな開口を得るためのカット指示線を示している。
【0011】
上記した各実施の例では、包装容器1が正面シート2aと背面シート2bとの周辺全周を直接ヒートシールしているものであるが、本発明はこの二シートのヒートシールからなる容器に限定されるものではなく、スタンディングパウチと称されているように自立できるタイプの容器にも採用できるものである。図5はその例を示していて、包装容器1における容器底7は、正面シート2aと背面シート2bとの間に底シート23を介在させて前記二シート2a,2bの下端2c,2dの間が離間可能に閉鎖形成されているもので、二シート2a,2bの下端2c,2d相互を離間させた状態で自立可能に構成されている。
そして、容器底7の両隅において、正面シート2aと底シート23とのシール部6、及び背面シート2bと底シート23とのシール部6のそれぞれの内縁24も曲線状に形成されており、上述した各実施の例と同じようにマイクロ波の集中を生じさせないとともに、内容物が移動し易くなるようにしている。さらに、前記内縁24が曲線状であるため、自立形態時にはその底シート23の両端部25も緩やかな曲面を呈した面形状となっているため、シール部以外のこの両端部でもマイクロ波の集中を生じさせず、かつ、内容物を移動させ易くしている。
【0012】
上記包装容器1の正面シート、背面シート、底シートの材質としては以下の積層構成を有する合成樹脂製積層シートが採用できるが、これらに限定されるものではない。
(1)(外)蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム/ナイロン樹脂/未延伸ポリプロピレンフィルム
(なお、蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムはアルミナ、酸化ケイ素などの無機化合物を蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルムである。)
(2)(外)ポリエチレンテレフタレートフィルム/ナイロン樹脂/未延伸ポリプロピレンフィルム
(3)(外)ナイロン樹脂/未延伸ポリプロピレンフィルム
(4)(外)一軸延伸ナイロンフィルム/ポリ塩化ビニリデン樹脂/未延伸ポリプロピレンフィルム
(5)(外)一軸延伸ナイロンフィルム/エチレンビニルアルコール共重合体/未延伸ポリプロピレンフィルム
上記積層シートにおいて最内面の熱可塑性樹脂として耐熱ポリエチレンフィルムを使用することが可能である。
【0013】
【発明の効果】
以上説明した本発明により、容器の一方の上部隅部に、側方に突出した注出口を設け、その注出口の先端に蒸気抜き開封予定部を設けていることから、その蒸気抜き開封予定部を切断することで、加熱と器に注出口を進む蒸気の流れ方向に対して切断縁がほぼ直角となる形で蒸気抜きの開口が得られてその蒸気の流れに対して大きく開く蒸気抜きの開口となり、蒸気の流れを妨げないようになる。そして、内容物の上面に対して上部側方にその蒸気抜きの開口が位置するようになるため、加熱時に内容物の一部が突噴する状態となっても蒸気抜きの開口位置が離れているため、その蒸気抜きの開口からの吹き零れを防止でき、電子レンジの庫内を汚すことがないなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子レンジ加熱用包装容器の一例を示す説明図である。
【図2】一例における堰シール部の作用を示す説明図である。
【図3】堰シール部を備えない例を示す説明図である。
【図4】他の例を示す説明図である。
【図5】スタンディングパウチ形態の例を示す説明図である。
【図6】従来の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…電子レンジ加熱用包装容器
2…シート
6…シール部
7…容器底
8…注出口
9…突出先端
10…下部側辺
11…蒸気抜き開封予定部
13…内容物注出開封予定部
15…蒸気抜きの開口
16…堰シール部
23…底シート

Claims (5)

  1. 包装容器単体、もしくは該包装容器を収納する外箱を使用して、電子レンジ内に立て置き状態で載置する包装容器において、
    該包装容器は複数のシートを重ね合わせてそのシートの間に電子レンジ加熱用食品を収納する収納空間を形成してなり、容器底が前記シートの辺部をヒートシールして閉鎖形成されている包装容器であり、容器の一方の上部隅部に、側方に突出した注出口を設け、該注出口の先端に蒸気抜き開封予定部を設けたことを特徴とする電子レンジ加熱用包装容器。
  2. 上記注出口の突出先端が、容器の下部側辺より側方に位置している請求項1に記載の電子レンジ加熱用包装容器。
  3. 上記注出口の下部基部で、かつ、容器内の内容物より上位置となる位置に、容器の側辺から容器内側に向けて突出する堰シール部を設けた請求項1または2に記載の電子レンジ加熱用包装容器。
  4. 上記堰シール部の下辺形状が湾曲した形状である請求項3に記載の電子レンジ加熱用包装容器。
  5. 相対する二シートとの間に底シートを介在させて前記二シートの下端の間が離間可能に閉鎖形成された容器底を備え、前記二シートの下端相互を離間させた状態で自立可能に構成された請求項1から4の何れか一項に記載の電子レンジ加熱用包装容器。
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