JP3664689B2 - ドアロック装置を備えた洗濯機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は洗濯機に係り、さらに詳しくは洗濯物投入口を開閉するようにヒンジ結合されたドアをロック状態に維持させるためのドアロック装置を備えた洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に洗濯機は、洗濯と濯ぎ、そして排水及び脱水行程が制御部のマイコンにプログラムされており、プログラムされた一連の行程を経て洗濯物が全自動に洗濯される。
【0003】
このような機能を果たす従来の洗濯機は、ハウジングの内部に懸架設置され洗濯水が張られる水槽と、該水槽内に回転自在に設けられ壁面の全域にかけて脱水孔が穿孔された回転槽と、回転槽の底部に正逆回転自在に配されるパルセータと、回転槽とパルセータを同時またはパルセータだけを駆動させるための駆動装置と、を備えている。
【0004】
また、ハウジングの上部を覆う上部カバーには回転槽に洗濯物を入れたり取出せるように形成された投入口と、該投入口を開閉するようヒンジ結合されたドアが設けられている。このドアには容易に握ることができるようにハンドルが形成される。従って、ハンドルを握ってドアを上側に持ち上げれば、投入口が開放され洗濯物を入れたり取出せる。
【0005】
しかし、従来の洗濯機はドアが開きやすいので、洗濯及び脱水行程中に子供がやたらに操作する恐れがある。特に、最近は水槽に張られた洗濯水を電気ヒータにより加熱して煮る洗濯を具現する洗濯機が販売中であるが、煮る洗濯の進行中に不注意でドアを思わず開けたならば熱い水蒸気により怪我をする恐れがある。
【0006】
このような問題点を解決するため、従来は洗濯機のドアを閉めれば上部カバーにかかってロック状態に維持させるためのロック装置が開示されている。このロック装置はドアのハンドル部位に所定角度回動自在に設けられ、上部カバーに向けて係止爪が形成された係止レバーと、該係止レバーを復元させるための弾性部材を備えている。
【0007】
従って、ドアを閉めれば係止レバーの係止爪が上部カバーの内側にかかってドアがロック状態に維持され、ドアを開放するためには係止レバーを引っ張って係止爪のロック状態を解除させるべきである。
【0008】
しかし、このようなロック装置が付設されたドアも、係止レバーを引っ張るだけで容易に開放できるため事故を防止するには限界がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前述した問題点を解決するために案出されたもので、その目的はドアが閉まった状態で上部カバーにかかった係止レバーの作動を選択的に拘束して十分注意して係止レバーを作動させて初めてドアを開放できるようにしたもので、事故を効率よく防止できるドアロック装置を備えた洗濯機を提供するところにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本発明は、ハウジングの上部に配され洗濯物投入口が形成された上部カバーと、上部カバーに一側がヒンジ結合され洗濯物投入口を開閉するドアと、ドアを閉まった状態に維持させるためのドアロック装置を備えた洗濯機において、
ドアロック装置は、ドアの他側に配され先端に係止爪が形成されドアが閉まった時上部カバーにかかってロック状態を維持し、ドアの開放時係止爪が抜け出るよう作動する係止レバーと、係止レバーの係止爪がロック状態を維持するよう係止レバーをロック方向に弾性支持する弾性支持部材と、係止レバーがロック解除方向に作動することを選択的に拘束するための拘束手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】
また、係止レバーは、ドアの他側内に前後に摺動自在に配されるスライディング部と、スライディング部の一側から延び先端に係止爪が形成された係止部と、スライディング部の他側から延び弾性支持部材が支持されるハンドルが一体に形成されることを特徴とする。
【0012】
そして、ドアにはスライディング部の両側端が摺動されるよう結合される案内レールが形成されることを特徴とする。
【0013】
また、弾性支持部材は、コイルバネよりなり、係止レバーのハンドルとドアには弾性支持部材の離脱を防止するためのバネ固定部がそれぞれ設けられることを特徴とする。
【0014】
そして、拘束手段は、係止レバーの端部と対応する前記ドアの他側内に設けられたケースと、ケース内に出入しつつ前記係止レバーがロック解除方向に作動することを拘束または解除する動作ボタンと、を備えることを特徴とする。
【0015】
また、係止レバーは前記ドアの他側内に前後に摺動自在に配されるスライディング部と、スライディング部の一側から延び先端に係止爪が形成された係止部と、スライディング部の他側から延び弾性支持部材が支持されるハンドルが一体になされており、動作ボタンは係止レバーと直交方向にケースに出入することを特徴とする。
【0016】
また、動作ボタンは、所定の力を加える度にケースに出入し、引込時係止レバーのハンドルと離隔され係止レバーの作動を許容し、突出時係止レバーのハンドルと密着され係止レバーの作動を拘束し、
拘束手段は、動作ボタンを突出方向に弾性支持する圧縮バネと、一端はケース側に固定され他端は動作ボタン側にかかって動作ボタンの引込及び突出状態を維持させる係止ピンと、係止ピンの自由端移動を誘導するよう動作ボタンに形成された誘導溝をさらに備えることを特徴とする。
【0017】
また、ケースには上下方向に延びるようガイド溝が形成され、動作ボタンにはガイド溝に摺動自在に結合される移動ロッドが設けられ、誘導溝は移動ロッドに形成されることを特徴とする。
【0018】
そして、動作ボタンの誘導溝は動作ボタンが突出された状態で係止ピンの自由端が置かれる突出維持溝と、突出維持溝と離隔され動作ボタンが引込まれた状態で係止ピンの自由端が置かれる引込維持溝と、動作ボタンの引込進行時係止ピンの自由端移動を案内するよう突出維持溝から始まって引込維持溝で終わり、突出維持溝から次第に高く形成され引込維持溝より高く、かつ引込維持溝との間に段差があるよう形成された引込案内溝と、動作ボタンの突出進行時係止ピンの自由端移動を案内するよう引込維持溝から始まって突出維持溝で終わる突出案内溝と、を備えることを特徴とする。
【0019】
また、圧縮バネの端部は係止ピンの一端と接して動作ボタンを支持すると同時に、係止ピンの離脱を防止することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき本発明に係る望ましい一実施形態を詳述する。
本発明に係る洗濯機は、図1に示した通り、外形胴体をなすハウジング1と、該ハウジング1の内部に吊設され洗濯水が張られる水槽2と、該水槽2内に回転自在に配され洗濯水流を発生させるためのパルセータ4が内蔵された回転槽3と、該回転槽3及びパルセータ4を駆動させる駆動装置5と、を備えている。
【0021】
ハウジング1は上部が開放された直方体形状よりなり、上部に洗濯物投入口6aの形成された上部カバー6が結合されている。上部カバー6には表示部と多数の操作ボタンを備えたコントロールパネル7と、外部から導入される水を制御するための給水バルブ8が配される。また、上部カバー6には後端部がヒンジ結合され洗濯物投入口6aを開閉するドア10が設けられている。すなわち、ドア10の後端部にはヒンジ結合部(図3参照)11が設けられており、これを介してドアが上下方向に回動(pivot)され洗濯物投入口6aを開閉する。
【0022】
また、ドア10の先端内側にはこれを閉めた状態を維持させるためのドアロック装置20が設けられている。このドアロック装置20は事故を防止するために十分注意してドア10を開放させるためのもので、その詳細な構造を説明すれば次の通りである。
【0023】
まず、図2ないし図4を参照すれば、ドア10の先端と対応する上部カバー6にはドア10が閉まった状態でユーザーの手が十分入ってドアロック装置20を操作できるよう凹んだ案内部6bと、後述する係止レバー30の係止爪31aが上部カバー6の内側に入るよう挿入孔6cが形成されている。
【0024】
そして、ドアロック装置20は、ドア10の先端の下面に配され、かつ先端部に係止爪31aが形成されかつドア10が閉まった時これが上部カバー6内に挿入されるよう作動する係止レバー30と、該係止レバー30の係止爪31aがかかった状態に維持されるよう係止レバー30をロック方向に弾性支持する弾性支持部材40と、係止レバー30がロック解除方向に作動することを拘束するための拘束手段50と、を備えている。
【0025】
係止レバー30は、ドア10の先端の下面に前後に摺動自在に配されるスライディング部32と、該スライディング部32の一側から下向きに延び先端に係止爪31aが形成された係止部31と、スライディング部32の他側から下向きに延び弾性支持部材40が支持されるハンドル33とを備え、これはプラスチックで一体に射出成形される。また、ドア10の先端の下面にはスライディング部32の両側端32L、32Rが結合され、その前後移動を案内するための案内レール34が設けられている。従って、ドア10が閉まった状態で案内溝6bを通して係止レバー30のハンドル33を握って前方に引っ張りながら上側に持ち上げれば、係止レバー30は案内レール34に沿って前方側に摺動しつつ係止爪31aが挿入孔6cから抜け出る。
【0026】
また、弾性支持部材40はドア10先端と係止レバー30のハンドル33との間に配される一対のコイルバネよりなっているが、各弾性支持部材40の一端はドア10の先端内側に接触支持され、その他端はハンドル33に接触支持される。このような弾性支持部材40の離脱を防止するため、係止レバー30のハンドル33とドア10の先端内側には弾性支持部材40の両端部が嵌着される弾性支持部材固定部41、42がそれぞれ突設されている。従って、ドア10が閉まった状態で係止レバー30は後方、すなわち係止爪31aが上部カバー6内にかかった状態に維持される方向に支持される。
【0027】
そして、拘束手段50は、ユーザが所定の力を加える度に係止レバー30の作動を拘束及び拘束解除状態を繰り返すもので、これは係止レバー30のハンドル33と対応するドア10の先端内側に一体に成形されたケース51と、該ケース51から突出及び引込され係止レバー30のハンドル33の端部と密着されたり離隔される動作ボタン52と、該動作ボタン52の突出及び引込状態を維持させるための係止ピン53を備えている。
【0028】
ケース51はドア10の先端に下側が開放されるよう函体状よりなり、その内側の壁面には上下方向に延びるようガイド溝51aが形成されている。そして、動作ボタン52にはガイド溝51aに沿ってケース51の開放部から突出及び引込自在に結合される移動ロッド52aが設けられている。これにより、動作ボタン52は係止レバー30の作動方向と直交方向にケース51内に出入りして係止レバー30のハンドル33の端部と接したり離隔される。
【0029】
すなわち、動作ボタン52が係止ピン53を通してケース51に引込まれた状態では係止レバー30のハンドル33の端部と動作ボタン52が離隔され係止レバー30の拘束が解除され、動作ボタン52がケース51の下側から突出されてから係止レバー30のハンドル端部と接すれば係止レバー30の作動を拘束するようになる。この動作ボタン52の突出は弾性的になされるが、このためケース51と動作ボタン52との間には圧縮バネ54が設けられている。これにより、動作ボタン52が引込まれた状態で圧縮バネ54は圧縮され、係止ピン53が動作ボタン52の突出方向に移動すれば、圧縮バネ54は弾性復元しつつ動作ボタン52が自動的に突出される。
【0030】
また、図5及び図6を参照すれば、係止ピン53は“コ”字形状に両端が同一方向にベンディングされたワイヤピンよりなっており、係止ピン53の両端部53a、53bはケース51の壁面に形成された第1貫通孔51bと第2貫通孔51cを貫通して常に動作ボタン52の移動ロッド52aを係止している。このため、動作ボタン52の移動ロッド52aには係止ピン53を両端53a、53bに沿って移動を案内するための摺動溝60と誘導溝70が形成されているが、それらの詳細な構造は次の通りである。
【0031】
まず、摺動溝60は動作ボタン52の移動ロッド52aの下端部上に長手方向に設けられ、第1貫通孔51bは摺動溝60と対応するケース51の壁面に穿孔されている。したがって、係止ピン53の一端は第1貫通孔51bを貫通して摺動溝60に挿着される固定端53aよりなり、動作ボタン52の作動に拘わらず固定状態を維持する。
【0032】
そして、誘導溝70は動作ボタン52の移動ロッド52aの上端部にハート状に設けられ、第2貫通孔51cは誘導溝70と対応するケース51の壁面に横方向に拡張された長孔タイプより形成されている。したがって、係止ピン53の他端は第2貫通孔51cを貫通してハート状の誘導溝70に沿って移動する自由端53bよりなる。そして、係止ピン53の固定端53aのベンディング部位には圧縮バネ54の端部が安着され係止ピン53の離脱を防止することにより、係止ピン53の固定端53aは第1貫通孔51bに、係止ピン53の自由端53bは第2貫通孔51cを貫通して常に誘導溝70内に位置される。また、係止ピン53の自由端53bの移動が円滑になるよう、その終端は球面により処理されることが望ましい。
【0033】
また、誘導溝70は動作ボタン52が突出された状態で係止ピン53の自由端53bが置かれる突出維持溝71と、該突出維持溝71と離隔され動作ボタン52が引っ込んだ状態で係止ピン53の自由端53bが位置する引込維持溝72よりなっている。
【0034】
そして、誘導溝70は動作ボタン52の引込進行時係止ピン53の自由端53bの移動を案内するよう突出維持溝71から始めて引込維持溝72で終り、突出維持溝71から次第に高く形成され引込維持溝72より高い状態に段差あるよう形成された引込案内溝73と、動作ボタン52の突出進行時係止ピン53の自由端53bの移動を案内するよう引込維持溝72から始まって突出維持溝71で終わる突出案内溝74をさらに備える。
【0035】
このような引込案内溝73と引込維持溝72、引込維持溝72と突出案内溝74、突出案内溝74と突出維持溝71の境は段差があるように形成されるが、S1とS2及びS3はそれぞれこれら段差線を示したものである。すなわち、段差線S1で引込案内溝73が引込維持溝72より高く、段差線S2で引込維持溝72が突出案内溝74より高い。このような引込案内溝73と突出案内溝74は概略対称に形成され、誘導溝70は全体的にハート状をなす。
【0036】
これにより各溝は互いに段差があるように形成されており、係止ピン53は圧縮バネ54により常に弾性加圧されるので、動作ボタン52を押す度に係止ピン53の自由端53bは常に一定方向(図6に示した矢印方向)に移動する。すなわち、係止ピン53の自由端は引込維持溝72から出発して突出案内溝74と突出維持溝71を順番に通って引込案内溝73に至る。
【0037】
次いで、このように構成された本発明に係るドアロック装置の作動及び効果を説明する。
【0038】
まず、拘束手段50の動作ボタン52がケース51内に引っ込められれば、係止レバー30のハンドル33の端部と一定間隔が維持されると同時に圧縮バネ54が圧縮しつつ係止ピン53の自由端53bは誘導溝70の引込維持溝72に置かれた状態になる。
【0039】
この状態でドア10を閉じれば、図2に示した通り、係止レバー30の係止爪31aが挿入孔6cを通して上部カバー6の内側にかかり、これによりドア10は閉まった状態に維持される。
【0040】
そして、ユーザが動作ボタン53を一回押せば、この押す力が圧縮バネ54を圧縮しつつ係止ピン53の自由端53bは引込維持溝72から外れて図7及び図8に示した通り、突出案内溝74に誘導されながら圧縮バネ54の弾性復元力により動作ボタン53の突出が進む。引き続き、動作ボタン53の突出進行が完了されれば、係止ピン53の自由端53bは突出維持溝71に置かれる。
【0041】
この際、動作ボタン53は、図10に示した通り、係止レバー30のハンドル33の端部と密着され係止レバー30の前後方向作動が拘束される。これにより係止レバー30の拘束を人為的に解除しなくてはドア10を開放できないため、ドア10を無理やり開ける操作が防止される。
【0042】
一方、ユーザがドア10を開放しようとする場合は拘束手段50から係止レバー30の拘束状態を解除すべきであるが、この場合拘束手段50の動作ボタン52をもう一回押せば、これはケース51に引込状態に戻る。すなわち、動作ボタン52を上側にもう一度押せば、係止ピン53の自由端53bは、図9のように突出維持溝71から外れて引込案内溝73に誘導され、引き続き動作ボタン52の引込が完了されれば、図6のように引込維持溝72に置かれる。
【0043】
これにより係止レバー30のハンドル33の端部と動作ボタン52との間には図2のように、所定間隔が維持され係止レバー30の拘束が解除される。
【0044】
このような状態で、図11のように係止レバー30のハンドル33を前方側にやや引っ張れば(矢印A方向)、係止レバー30は案内レール34に沿って前方側に摺動しつつ係止レバー30の係止爪31aが挿入孔6cから抜け出られる。引き続き図12のように、ドア10を上側に持ち上げるならば(矢印B方向)、係止爪31aが挿入孔6cから完全に抜け出てドア10が開放される。このように拘束手段50から係止レバー30の拘束を解除しなければドア10の開放が不可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上述べた通り、本発明に係るドアロック装置を備えた洗濯機によれば、係止レバーによりドアをロック状態に維持した後、拘束手段により係止レバーの作動を選択的に拘束する。従って、拘束手段から係止レバーの拘束を解除して初めてドアを開放することができるため、ドアを無理矢理開ける操作が防止され、よって事故を予防できるという利点がある。特に、このようなドアロック装置を水槽内の洗濯水を電気ヒータにより直接加熱して煮る洗濯が可能な洗濯機に適用すれば、製品信頼性を遥かにアップすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る洗濯機の全体的な構造を示した斷面図である。
【図2】 本発明に係るドアロック装置の断面図であって、拘束手段の係止レバー拘束解除状態を示した図である。
【図3】 本発明に係るドアの先端部構造及びドアロック装置を示した分解斜視図である。
【図4】 本発明に係るドアの先端部構造及びドアロック装置を示した分解斜視図である。
【図5】 図4の“V”方向から見た拘束手段の背面構造である。
【図6】 本発明に係る拘束手段の構造及び係止ピンの移動過程に係る動作ボタンの作動状態を示した図である。
【図7】 本発明に係る拘束手段の構造及び係止ピンの移動過程に係る動作ボタンの作動状態を示した図である。
【図8】 本発明に係る拘束手段の構造及び係止ピンの移動過程に係る動作ボタンの作動状態を示した図である。
【図9】 本発明に係る拘束手段の構造及び係止ピンの移動過程に係る動作ボタンの作動状態を示した図である。
【図10】 本発明に係る拘束手段の係止レバー拘束状態を示した図である。
【図11】 本発明に係るドア開放過程を示した図である。
【図12】 本発明に係るドア開放過程を示した図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
6 上部カバー
6a 洗濯物投入口
6c 挿入孔
10 ドア
20 ドアロック装置
30 係止レバー
40 弾性支持部材
50 拘束手段
51 ケース
52 動作ボタン
53 係止ピン
54 圧縮バネ
60 摺動溝
70 誘導溝
Claims (8)
- ハウジングの上部に配され、洗濯物投入口が形成された上部カバーと、該上部カバーに一側がヒンジ結合され前記洗濯物投入口を開閉するドアと、該ドアを閉まったままに維持させるためのドアロック装置を備えた洗濯機において、
前記ドアロック装置は、
前記ドアの他側に配され先端に係止爪が形成され、前記ドアが閉まった時に前記上部カバーにかかってロック状態を維持し、前記ドアのオープン時に前記係止爪が抜け出るよう作動する係止レバーと、
前記係止レバーの係止爪がロック状態を維持するよう前記係止レバーをロック方向に弾性支持する弾性支持部材と、
前記係止レバーがロック解除方向に作動することを選択的に拘束するための拘束手段と、
を具備し、
前記拘束手段は、
前記係止レバーの端部と対応する前記ドアの他側内に設けられたケースと、
前記ケース内に出入しつつ前記係止レバーがロック解除方向に作動することを拘束または解除する動作ボタンと
を備え、
前記係止レバーは、
前記ドアの他側内に前後に摺動自在に配されるスライディング部と、
該スライディング部の一側から延び先端に前記係止爪が形成された係止部と、
前記スライディング部の他側から延び前記弾性支持部材が支持されるハンドルとが一体となっており、
前記動作ボタンは前記係止レバーと直交方向に前記ケースに出入する
ことを特徴とするドアロック装置を備えた洗濯機。 - 前記係止レバーは、
前記ドアの他側内に前後に摺動自在に配されるスライディング部と、該スライディング部の一側から延び先端に前記係止爪が形成された係止部と、前記スライディング部の他側から延び前記弾性支持部材が支持されるハンドルとが一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置を備えた洗濯機。 - 前記ドアには前記スライディング部の両側端が摺動するよう結合する案内レールが形成されることを特徴とする請求項2に記載のドアロック装置を備えた洗濯機。
- 前記弾性支持部材はコイルバネよりなり、前記係止レバーのハンドルと前記ドアには前記弾性支持部材の離脱を防止するためのバネ固定部がそれぞれ設けられることを特徴とする請求項2に記載のドアロック装置を備えた洗濯機。
- 前記動作ボタンは、所定の力を加える度に前記ケースに出入し、引込時前記係止レバーのハンドルと離隔され前記係止レバーの作動を許容し、突出時前記係止レバーのハンドルと密着され前記係止レバーの作動を拘束し、
前記拘束手段は前記動作ボタンを突出方向に弾性支持する圧縮バネと、一端は前記ケース側に固定され他端は前記動作ボタン側にかかって前記動作ボタンの引込及び突出状態を維持させる係止ピンと、該係止ピンの自由端移動を誘導するよう前記動作ボタンに形成された誘導溝をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置を備えた洗濯機。 - 前記ケースには上下方向に延びるようガイド溝が形成され、
前記動作ボタンには前記ガイド溝に摺動自在に結合される移動ロッドが設けられ、
前記誘導溝は前記移動ロッドに形成されることを特徴とする請求項5に記載のドアロック装置を備えた洗濯機。 - 前記動作ボタンの誘導溝は、前記動作ボタンが突出された状態で前記係止ピンの自由端が置かれる突出維持溝と、該突出維持溝と離隔され前記動作ボタンが引っ込んだ状態で前記係止ピンの自由端が置かれる引込維持溝と、前記動作ボタンの引込進行時に前記係止ピンの自由端移動を案内するように前記突出維持溝から始まって前記引込維持溝で終わり、前記突出維持溝から次第に高く形成され前記引込維持溝より高く、かつ引込維持溝との間に段差があるように形成された引込案内溝と、前記動作ボタンの突出進行時前記係止ピンの自由端移動を案内するように前記引込維持溝から始まって前記突出維持溝で終わる突出案内溝と、を備えることを特徴とする請求項5または6に記載のドアロック装置を備えた洗濯機。
- 前記圧縮バネの端部は、前記係止ピンの一端と接して前記動作ボタンを支持すると同時に前記係止ピンの離脱を防止することを特徴とする請求項5に記載のドアロック装置を備えた洗濯機。
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