JP3662984B2 - 鍵管理装置に於ける鍵収納体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鍵管理装置に於ける鍵収納体に関する。本発明が使用される鍵管理装置は、例えばテナントビルの通用口等に使用者用の鍵を集中管理するために設置される。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の鍵管理装置の鍵収納体としては、実開平5−14437号公報に開示された一例がある。そこで、この実施例の主要部を図18に示して説明すると次の通りである。
【0003】
すなわち、71はケース状の枠体72の内部フレーム73に水平軸74を介して回動可能に設けられた鍵収納体である。この鍵収納体71は、枠体72の前面部と略同一垂直面となる前面パネル71aと、この前面パネル71aの裏面に一体的に設けられたキー収納ポケット部71bとから構成され、前記前面パネル71aの下部が水平軸74に軸支されている。したがって、鍵収納体71は次に説明する駆動源により、矢印で示すように水平軸74を中心にして前面パネル71aの手前側へ回転する。
【0004】
75はゼンマイなどの駆動源を内蔵した駆動装置で、この駆動装置75の駆動歯車75aは、鍵収納体71のキー収納ポケット部71bに一体的に設けられた扇状部材76の従動歯車76aに噛合している。
【0005】
77は扇状部材76の後方に位置するように内部フレーム73の中央部に横設されたロック手段としての電気錠である。この電気錠77は普通一般のソレノイドが使用され、その作動杆78は水平方向へ伸縮動し、扇状部材76の中央部に固設された係合孔を有する係合板79と係脱する。また作動杆78は扇状部材76に設けた検知手段80と当接可能である。
【0006】
しかしながら、上記構成に於いては、次に列挙するような欠点があった。
▲1▼鍵収納体は1個であるから、たとえば鍵収納体71のキー収納ポケット部71bに自己の室内に入るためのメインドア用の鍵Kを差し込むと、当該鍵収納体71には他の鍵(例えば室内の間仕切りされたルームキー)を収納させることができない。
▲2▼鍵収納体71のキー収納ポケット部71bには、正規以外の鍵を差し込むことができる。したがって、正規の鍵(合鍵)のみを確実に保管・管理すると言う目的には適さない。
▲3▼ロック手段77の係合を解除しても、駆動装置75が駆動しないかぎり、鍵収納体71は自動的に開放しない。しかも、駆動装置75の一例としてゼンマイを使用しているが、故障の要因となる。したがって、修理乃至耐久性の観点から問題が生じ易い。
▲4▼ロック手段77としての電気錠を横設しているので、内部フレーム73の奥行きDが深くなる。したがって、管理装置の設置スペースを少なくすると言う発明の課題を十分に達成することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、第1の目的はそれぞれの鍵収納体にメインドア用の鍵のみならず他の鍵も入れておくことができると共に、他の鍵の出し入れの容易化を図ることができ、また第2の目的は正規の鍵(合鍵)を確実に保管・管理することができ、さらに、ロック手段の係合を解除すると、複数個の鍵収納体が自動的に連動(追動)して開放することができ、加えて管理装置の設置スペースを少なくすることができる鍵管理装置に於ける鍵収納体を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の鍵管理装置に於ける鍵収納体は、前面パネル2に形成した開口部3を開閉する鍵収納体4を備えた鍵管理装置1に於ける鍵収納体であり、この鍵収納体4は、前面が開口16しかつ左右の側壁19に一対の弧状ガイド切欠部20を有する内部フレーム15内に回転傾倒可能に軸支された鍵収納体本体5と、この鍵収納体本体5に連動して回転傾倒するように内部フレーム15内に軸支された従たる鍵収納体6とから成り、前記鍵収納体本体5は、枢支脚部5aが内部フレーム15の下部に横設軸架された第1水平軸31に軸支され、一方、前記従たる鍵収納体6は、左右の側壁下部が前記第1水平軸31よりも前方に位置しかつ内部フレーム15の下部に横設された第2水平軸50に軸支され、これらの第1及び第2水平軸31、50よりも上方に位置し、かつ、鍵収納体本体5の枢支アーム部5cと従たる鍵収納体6の側壁6aに縦方向に連設形成された弧状移行ガイド部6bと内部フレーム15の前記弧状ガイド切欠部20に可動軸32が横設されており、内部フレーム15内に設けられたロック手段7の係合爪片7cの係合が鍵収納体4側の係合ピン33から外れると、適宜箇所に設けられた付勢バネ55のバネ力により、前記可動軸32の軌跡に対応して鍵収納体本体5と従たる鍵収納体6が互いに連動しながら所定角度開くことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態を、テナントビルの通用口等に使用者用の鍵を集中管理するために設置された鍵管理装置に使用した場合で説明する。
【0010】
まず図1及び図2に基づき本発明の全体的な使用状態の一例について説明する。1は箱状の鍵管理装置である。この鍵管理装置1の奥行きは、概してこの種の装置本体より浅い。2は鍵管理装置1の前面パネルである。この前面パネル2には、右側の一部分を除き、縦長状の開口部3が縦横整列状態(格子状)に形成されている。開口部3の数は、合計50個あるが、この数は必要に応じて増減可能である。
【0011】
しかして、鍵管理装置1には、前記各開口部3をそれぞれ開閉する複数個の鍵収納体4が設けられている。この鍵収納体4は、基本的には主たる鍵収納体本体5と従たる鍵収納体6が主要部である。
【0012】
また鍵管理装置1には、各鍵収納体を従たる鍵収納体6の前壁を基準にして当該開口部3を開口させるために、鍵収納体4のロック手段7に制御命令信号を出力する制御装置8が設けられている。前記ロック手段7は係合爪片7cを有し、制御装置8からの制御命令信号に基づき駆動し、かつ、主たる鍵収納体本体5をそれぞれロックする当該係合爪片の係合状態を個別的に解消させる。
【0013】
ところで、前記制御装置8には、鍵の使用者によって入力(識別カードの挿入、暗証番号の入力操作など)される入力装置の一例としてのカードリーダー9、使用者の当該メインの鍵をどの鍵収納体本体5に収納すべきかなどを表示する表示部10などが電気的に接続している。
【0014】
なお、図2に於いて、符号11は各ロック手段7用の電源、12は鍵管理装置1の作動に必要なプログラムを備えたメモリー部、13は入力装置9からの入力信号を前記メモリー部12の登録情報と比較照合して判別する判断部、14は使用者が鍵を主たる鍵収納体本体5から取り出す時当該鍵収納体本体5を所要時間開いた状態にするタイマー回路である。
【0015】
次に図1ないし図17に基づき本発明の鍵収納体を説明する。前述したように鍵収納体4は、基本的には主たる鍵収納体本体5と、これに連動する別体の従たる鍵収納体6とを主要部とする。本発明の第1の目的をある程度達成するためには、鍵収納体本体5に一体的に従たる鍵収納体6を形成し、必ずしも従たる鍵収納体6を鍵収納体本体5に連動させる必要はないが、室内の間仕切りされたルームキー等の他の鍵の出し入れを容易にするためには、従たる鍵収納体6を鍵収納体本体5とは別体に構成し、かつ、従たる鍵収納体6を鍵収納体本体5に連動させながら極力開放するのが望ましい。
【0016】
しかして、まず15は鍵管理装置1の各開口部3にそれぞれ臨むように配設された鍵収納体4の内部フレームである。この内部フレーム15は、図8で示すようにケース状に形成され、前面が開口16している。内部フレーム15の上壁17の先端部には、垂直方向に折曲形成されたストッパー部18が設けられている。また内部フレーム15の左右の側壁19、19の中央部よりの部位には、前記開口16に向かって弧状のガイド切欠部20、20が左右一対形成されている。左右一対のガイド切欠部20、20は、外観上前記開口16に向かってやや緩やかな上り坂と成っている。
【0017】
また内部フレーム15の左右の側壁19、19の下部には、鍵収納体4用の左右一対の軸孔等が複数個形成されている。すなわち、21は前記ガイド切欠部20の下方に位置する鍵収納体本体5用の第1軸孔であり、一方、22は第1軸孔21よりも前方に位置する従たる鍵収納体6用の第2軸孔である。さらに、内部フレーム15の一方の側壁、本実施例では図3及び図4で示すように右側壁19の中央部に、ロック手段7の後述する係合爪片用の枢軸23が突設されていると共に、右側壁19の該枢軸23よりも下方の適宜部位には、係合爪片の枢支端部と当接するストッパーピン24が設けられている。なお、符号25は内部フレーム15の底壁、26は内部フレーム15の後壁である。
【0018】
次に鍵収納体本体5について説明する。鍵収納体本体5の外観は図6で示す通りである。この鍵収納体本体5は、内部フレーム15内に第1水平軸31を介して下端部が枢支され、かつ、内部フレーム15の左右一対のガイド切欠部20、20にそれぞれ案内される左右一対のピン状可動軸32を介し、図12で示すようにその上端部が内部フレームの開口16から傾倒状態に突出する。
【0019】
前記第1水平軸31は、本実施例では前述した内部フレーム15の左右一対の第1軸孔21、21に回転可能に横設軸架され、鍵収納体本体5の左右の枢支脚部5a、5aと一体的に設けられている。したがって、第1水平軸31が回動すると、鍵収納体本体5は枢支脚部5a、5aを介して一緒に回動する。
【0020】
また前記可動軸32は、本実施例では左右一対の可動軸32、32で有り、これらの可動軸32が内部フレーム15の左右一対のガイド切欠部20、20にそそれぞれ案内されているが、さらに、鍵収納体本体5の左右の側壁胴部5b、5bの後方にそれぞれ突出形成された枢支アーム部5c、5cを各々枢支していると共に、従たる鍵収納体6の左右の側壁6a、6aの後部にそれぞれ形成された弧状移行ガイド部6b、6b内をそれぞれ貫通している。なお、可動軸32は、ロック手段の係合爪片の位置との関係で、その障害にならないように本実施例ではピン状の軸を2個使用しているが、設計如何によってはバー状の1本の横軸を使用しても良い。
【0021】
しかして、鍵収納体本体5についてさらに詳細に説明すると、鍵収納体本体5は、図5及び図6で示すように枠状に形成され、前述した一方(右側)の枢支脚部5aと側壁胴部5bとの間は、後述するブレーキ手段の一例としてのトルクリミッタが入り込むように適宜に切欠されている。また左右の側壁胴部5b、5bを連結する前壁5dに対する後壁は設けられておらず、後方は開口している。ただ左右の側壁胴部5b、5bの上端部を連結する後方連結板5eを有している。したがって、鍵収納体本体5は平面からは矩形状に見える。また鍵収納体本体5の他の側壁胴部5bには、後述の鍵収納体本体5用位置検知手段の関係を考慮し、たとえば垂直板状の係合部5fが形成されている。さらに、鍵収納体本体5の一方(右側)の側壁胴部5bの内壁には、係合ピン33が横方向に突出している。なお、前記ブレーキ手段の一例としてのトルクリミッタ56は、内部フレーム15に適宜に係止されている。
【0022】
ところで、鍵収納体本体5には、本発明の第2の目的を達成するために、シリンダー錠34と、該シリンダー錠に合鍵K1が差し込まれたことを検知する検知手段38とが設けられている。
【0023】
すなわち、34は鍵収納体本体5の中に取付け片35を介して縦方向に配設されたシリンダー錠で、このシリンダー錠34は、基本的には鍵収納体本体5の左右の側壁胴部5b、5b内に所要の空間を有して固定的に設けられた外筒体36と、この外筒体36内に回動可能に内装されかつメインの合鍵K1で回転する内筒体37とから成る。ここで「合鍵K1」とは、居住者の室内に入るためのメインドア用の鍵を意味する。
【0024】
上記検知手段38は、本実施例ではシリンダー錠34の下方でかつ鍵収納体本体5内に固定的に設けられた枠状の支持フレーム39に複数個取り付けられている。すなわち、40は支持フレーム39の内側に縦方向に配設され、かつ、合鍵K1がシリンダー錠34の内筒体37に完全に差し込まれた信号を検知する第1検知手段である。一方、42は支持フレーム39の外側に横方向に配設され、合鍵K1の回転操作により前記内筒体36が略90度回転した信号を検知する第2検知手段である。これらの検知手段40、42としてはマイクロスイッチが採用されている。
【0025】
ところで、シリンダー錠34の内筒体37に挿入された合鍵K1と検知手段38との関係を図13及び図14に基づき簡単に説明すると、43は支持フレーム39内に前記内筒体37と共に略90度回転するように該内筒体37の下部に一体的に設けられ、かつ、水平方向に第2検知手段42と当接可能な当接アーム44を有する回転筒である。また45はこの回転筒43内に上下動可能に設けられかつバネ46で上方方向に適宜付勢される上下動片で、この上下動片45の下端部に第1検知手段40と当接可能な可動接片47が設けられている。
【0026】
次に従たる鍵収納体6について説明する。この従たる鍵収納体6は鍵収納体本体5に連動して開閉するように下端部が支点となる第2水平軸50に枢支されている。第2水平軸50は第1水平軸31よりも前方に位置し、前述した内部フレーム15の左右の側壁19、19の第2軸孔22、22及びこれらの軸孔と対向するように従たる鍵収納体6の左右の側壁6a、6aにそれぞれ形成された対向軸孔51、51を介して内部フレーム15に固定的に横設軸架されている。
【0027】
ところで、従たる鍵収納体6は、図7で示すように前壁6cと、この前壁6cの後方に延びるやや三角形状の左右一対の対向側壁6a、6aと、これらの側壁6a、6aの幅狭後端部にそれぞれ縦方向に連設する弧状移行ガイド部6b、6bと、前壁6cの背面下部でかつ対向側壁6a、6aの間に設けられた板状の支持部6eとから成る。
【0028】
しかして、前記前壁6cは、従たる鍵収納体6が閉じている時は鍵管理装置1の前面パネル2と略同一の垂直面となり、その背面は鍵収納体本体5の前壁5dと所要空間52を有して対向する。ここで「所要空間52」とは、室内の間仕切りされた普通一般のルームキーなどの他の鍵K2を少なくとも1個収納することができるスペースを言う。また前記対向側壁6a、6aは、全体としてフック状の外観を呈し、それぞれ内部フレーム15の側壁19と鍵収納体本体5の側壁胴部5bとの間に介在している。そして、弧状移行ガイド部6b、6bには、前述したようにそれぞれドライブピンとしての可動軸32、32が摺接可能に貫通している。
【0029】
次に55は第1水平軸31に巻装され、かつ、鍵収納体本体5を常時開く方向に付勢する付勢バネである。この付勢バネ55は、設計如何によっては第2水平軸50に巻装し、従たる鍵収納体6を常時開く方向に付勢しても良い。しかして、本実施例では付勢バネ55の一端部55aは鍵収納体本体5の前壁5dの内面下部に圧接し、一方、その他端部55bは内部フレーム15の底壁25の内面に圧接している。
【0030】
次に鍵収納体本体5又は従たる鍵収納体6をロックするロック手段7について説明する。ロック手段7は、本実施例では内部フレーム15の後方に縦方向に配設されたソレノイド7aと、通電時には収縮し、一方、非通電時には下方に伸張する作動杆7bと、この作動杆7bに後端部(枢支端部)が枢支され、かつ、中央部が前述した内部フレーム15の枢軸23に軸支されていると共に、先端部が鍵収納体本体5側の係合ピン33と係脱する係合爪片7cとから成る。しかして、前記ソレノイド7aは、前述した電源11あるいはスイッチを介して制御装置8と電気的に接続し、また前記係合爪片7cは、ソレノイド7aの通電時には作動杆7bを介して係合ピン33から外れる。
【0031】
次に57は内部フレーム15の後壁26の内面下部に設けられ、かつ、鍵収納体本体5の係合部5fの外壁面と当接する当接片58及び該当接片を介して鍵収納体本体5の開閉位置の信号を検知する検知器59とを有する鍵収納体本体5用の位置検知手段である。この位置検知手段57も制御装置8と電気的に接続している。
【0032】
上記構成に於いては、図3がソレノイド7aの非通電時の状態である。この時作動杆7bは伸張し、また係合爪片7cの先端部は鍵収納体本体5の係合ピン33と係合している。したがって、鍵収納体本体5は付勢バネ55のバネ力に抗して垂直状態に位置し、一方、従たる鍵収納体6は左右の可動軸32、32に係止された状態で内部フレーム15の開口16を閉じている。また位置検知手段57の当接片58は内部フレーム15の後壁26側に位置している。さらに、左右の可動軸32、32は、内部フレーム15のガイド切欠部20、20の下部にそれぞれ位置している反面、従たる鍵収納体6の弧状移行ガイド部6b、6bの上部にそれぞれ位置している。そして、合鍵K1はシリンダー錠34に差し込まれ、一方、他の鍵K2は所要空間52内に収容されている。
【0033】
そこで、今仮に使用者が識別カードを鍵管理装置1のカード挿入口に差し込んだと仮定する。そうすると、入力装置9は識別カードのカード内容(識別情報)を制御装置8に送る。制御装置8は送られてきた情報信号を判断部13に出力する。判断部13は各鍵収納体4に対応して予めメモリー部12に設定登録された登録情報と入力装置としてのカードリーダー9により読み取られたカード内容(識別情報)とを比較照合し、当該識別カードが正しければ照合一致が得られたカード内容に対応する鍵収納体4を判別し、その判断結果を制御装置8に通知する。制御装置8はこの判断結果に基づき選定されたロック手段7側に駆動信号を出力する。そうすると、当該ソレノイド7aは当該電源11を介して駆動し、その作動杆7bが伸長する。
【0034】
次に図10で示すようにソレノイド7aの作動杆7bが伸縮すると、係合爪片7cは枢軸23を支点に反時計方向へ回転し、鍵収納体本体5の係合ピン33から外れる。そうすると、図16で示すように鍵収納体本体5は付勢バネ55のバネ力により、開く方向へと倒れる。本実施例では鍵収納体本体5は、ブレーキ手段56でブレーキを掛けられながら回転する第1水平軸31と共に反時計方向に略40度回転する。この時鍵収納体本体5は第1水平軸31を支点に回転し、かつ、内部フレーム15のガイド切欠部20、20の下部位置から上部位置へと移動する可動水平軸32の軌跡に対応して回転傾倒する。
【0035】
一方、従たる鍵収納体6は鍵収納体本体5が回転傾倒すると、第2水平軸50を支点に、かつ、弧状移行ガイド部6b、6bと内接する可動水平軸32、32に押し出され、その結果、鍵収納体本体5に連動して回転傾倒する。従たる鍵収納体6は、本実施例では弧状移行ガイド部6b、6bの長さとの関係で第2水平軸50を支点に略60度開く。そこで、合鍵K1並びに他の鍵K2を取り出すことができる。制御装置8はタイマー回路14のタイマーが終了後にロック手段7側に信号を送る。そうすると、ロック手段7のソレノイド7aは非通電状態になり、その作動杆7bはが伸長する。したがって、係合爪片7cは元の位置に戻り、何時でも鍵収納体本体5の係合ピン33と係合可能に状態となる。
【0036】
ところで、鍵収納体4に複数個の鍵K1、K2を保管する場合、合鍵のK1はシリンダー錠34に差し込み、一方、他の鍵K2は鍵収納体本体5よりも大きく開放している従たる鍵収納体6に単に入れればそれで良い。なお、複数個の鍵K1、K2は、特に図示しないがリングで互いに連結されている。
【0037】
しかしながら、合鍵K1は当該シリンダー錠34に合致しない限り差し込むことができない。もちろん、合鍵K1と略同一あるいは類似の形状の鍵も多数存在し、中には当該シリンダー錠34の内筒体37に完全に差し込むことができる鍵も存在するが、本発明の実施例では前述したように、合鍵K1がシリンダー錠34の内筒体37に完全に差し込まれた信号を検知する第1検知手段40のみならず、合鍵K1の回転操作により前記内筒体36が所定量回転した信号を検知する第2検知手段が存在するので、仮に非合鍵をシリンダー錠34の内筒体37に差し込んだまま従たる鍵収納体6を手で押して閉じても、当該鍵収納体4に正規の合鍵が収納されていないことが分る。なお、当該鍵収納体4を閉じる場合は、従たる鍵収納体6を手で押すと、鍵収納体本体5が付勢バネ55のバネ力に抗し、従たる鍵収納体6に連動して元の位置へと戻る。その時係合爪片7cの先端部と一時摺接する鍵収納体本体5側の係合ピン33が係合爪片7cの先端部を乗り越えかつ該先端部と係合する。その結果、従たる鍵収納体6の前壁6cの上端部が内部フレーム15のストッパー部18と当接し、その前壁6cが前面パネル2と同一垂直面になり、また鍵収納体本体5が閉じたことを位置検知手段57がキャッチする。
【0038】
【実施例】
以下、合鍵K1と他の鍵K2とを保管・管理することができる本発明の実施例を列挙する。なお、実施例の説明に於いては、図面に発明の実施の形態で説明した符号をそのまま付し、あるいは同様の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0039】
ここでは図2ないし図17に基づき、本発明の実施の形態で説明した第1実施例を説明する。
【0040】
15は箱状の内部フレームで、前面が開口16しかつ左右の側壁19に一対の弧状ガイド切欠部20が形成されている。4は鍵収納体であり、この鍵収納体4は、基本的には、内部フレーム15内に回転傾倒可能に軸支された鍵収納体本体5と、この鍵収納体本体5に連動して回転傾倒するように内部フレーム15内に軸支された従たる鍵収納体6とから成る。
【0041】
しかして、前記鍵収納体本体5は、枢支脚部5aが内部フレーム15の下部に横設軸架された第1水平軸31に軸支され、一方、前記従たる鍵収納体6は、左右の側壁下部が前記第1水平軸31よりも前方に位置し、かつ、内部フレーム15の下部に横設された第2水平軸50に軸支されている。
【0042】
32は左右一対の可動軸で、これらの可動軸32は、前記第1及び第2水平軸31、50よりも上方に位置し、かつ、鍵収納体本体5の枢支アーム部5cと従たる鍵収納体6の側壁6aに縦方向に連設形成された弧状移行ガイド部6bと内部フレーム15の前記弧状ガイド切欠部20に可動軸32が横設されている。本発明の実施の形態で説明したように、可動軸32は必ずしもピン状である必要はなく、設計如何によっては1本のバーであっても良い。
【0043】
7は鍵収納体4を閉鎖位置で係止するロック手段で、この内部フレーム15の後方に縦方向に配設されたソレノイド7aと、通電時には収縮し、一方、非通電時には下方に伸張する作動杆7bと、この作動杆7bに後端部(枢支端部)が枢支され、かつ、中央部が前述した内部フレーム15の枢軸23に軸支されていると共に、先端部が鍵収納体本体5側の係合ピン33と係脱する係合爪片7cとから成る。本実施例ではロック手段7の係合爪片7cが鍵収納体本体5側の係合ピン33と係合しているが、設計如何によっては前記係合ピンを従たる鍵収納体6の側壁等に設け、従たる鍵収納体6の方を係止しても良い。
【0044】
55は第1水平軸31に巻装され、かつ、鍵収納体本体5を常時開く方向へ付勢する付勢バネである。鍵収納体本体5はロック手段7の係合爪片7cの係合が鍵収納体4側の係合ピン33から外れると、この付勢バネ55のバネ力により、第1水平軸31と共に回転する。この時鍵収納体本体5に連動して従たる鍵収納体6も前記可動軸32の軌跡に対応して所定角度まで傾倒回転する。本実施例では付勢バネ55は、第1水平軸31に巻装されているが、設計如何によっては第2水平軸50に巻装し、従たる鍵収納体6を常時開く方向へ付勢しても良い。但しこの場合は、ロック手段7の係合爪片7cは従たる鍵収納体6に係脱するのが望ましい。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙するような効果がある。
(1)請求項1記載の発明は、それぞれの鍵収納体にメインドア用の鍵のみならず他の鍵も入れておくことができると共に、他の鍵の出し入れの容易化を図ることができる。
(2)請求項2及び請求項3記載の発明は、正規の鍵(合鍵)を保管・管理することができる。特に請求項3記載の発明は合鍵を確実に保管・管理することができる。
(3)ロック手段の係合を解除すると、複数個の鍵収納体が自動的に連動して開放するので、鍵の出し入れが非常に便利である。特に請求項5記載の発明は、鍵収納体が「ゆっくりと」開く。
(4)請求項6記載の発明は、管理装置の設置スペースを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
図1及び図2は本発明の実施の形態を説明するための各説明図。特に図3ないし図17は本発明の実施例の一例を示す各説明図。
【図1】本発明の実施の形態を説明するための説明図。
【図2】本発明の実施の形態に於ける制御装置の電気的構成を示すブロック図。
【図3】本発明の右側面側から見た概略断面説明図(鍵収納体が閉鎖位置にある非通電時であり、係合爪片が係合状態である。)。
【図4】図3に於ける平面側から見た本発明の概略断面説明図。
【図5】図3に於ける正面側から見た本発明の概略断面説明図。
【図6】本発明の要部の一部を示す斜視図(鍵収納体本体)。
【図7】本発明の要部の斜視図(従たる鍵収納体)。
【図8】本発明の要部の斜視図(内部フレーム)。
【図9】一部省略の分解斜視図。
【図10】鍵収納体本体とロック手段との関係を示す概略説明図。
【図11】内部フレームと従たる鍵収納体との関係を示す概略説明図。
【図12】鍵収納体が開いた状態の説明図。
【図13】図3と同様の概略断面図(図3とは断面箇所が相違する)。
【図14】シリンダー錠と第2検知手段の関係を示す概略説明図。
【図15】鍵収納体が閉鎖位置にある場合に於いて、ソレノイドの通電時であり、かつ、係合爪片の係合が解除した状態の説明図。
【図16】鍵収納体が中途まで開いた説明図。
【図17】鍵収納体が完全に開いた概略説明図。
【図18】従来の一実施例を示す概略説明図。
【符号の説明】
1…鍵管理装置、2…前面パネル、3…開口部、4…鍵収納体、
5…鍵収納体本体、5a…枢支脚部、5b…側壁胴部、5c…枢支アーム部、
5d…前壁、6…従たる鍵収納体、6a…側壁、6b…弧状移行ガイド部、
6c…前壁、7…ロック手段、7a…ソレノイド、7b…作動杆、
7c…係合爪片、
8…制御装置、15…内部フレーム、16…開口、
19…側壁、20…ガイド切欠部、23…枢軸、31…第1水平軸、
32…可動軸、33…係合ピン、34…シリンダー錠、38…検知手段、
39…支持フレーム、36…外筒体、37…内筒体、40…第1検知手段、
42…第2検知手段、50…第2水平軸、52…所要空間、55…付勢バネ、
56…ブレーキ手段、57…位置検知手段、
K1…合鍵、K2…他の鍵。

Claims (6)

  1. 前面パネル2に形成した開口部3を開閉する鍵収納体4を備えた鍵管理装置1に於ける鍵収納体であり、この鍵収納体4は、前面が開口16しかつ左右の側壁19に一対の弧状ガイド切欠部20を有する内部フレーム15内に回転傾倒可能に軸支された鍵収納体本体5と、この鍵収納体本体5に連動して回転傾倒するように内部フレーム15内に軸支された従たる鍵収納体6とから成り、前記鍵収納体本体5は、枢支脚部5aが内部フレーム15の下部に横設軸架された第1水平軸31に軸支され、一方、前記従たる鍵収納体6は、左右の側壁下部が前記第1水平軸31よりも前方に位置しかつ内部フレーム15の下部に横設された第2水平軸50に軸支され、これらの第1及び第2水平軸31、50よりも上方に位置し、かつ、鍵収納体本体5の枢支アーム部5cと従たる鍵収納体6の側壁6aに縦方向に連設形成された弧状移行ガイド部6bと内部フレーム15の前記弧状ガイド切欠部20に可動軸32が横設されており、内部フレーム15内に設けられたロック手段7の係合爪片7cの係合が鍵収納体4側の係合ピン33から外れると、適宜箇所に設けられた付勢バネ55のバネ力により、前記可動軸32の軌跡に対応して鍵収納体本体5と従たる鍵収納体6が互いに連動しながら所定角度開くことを特徴とする鍵管理装置に於ける鍵収納体。
  2. 請求項1に於いて、鍵収納体本体5には、鍵収納体本体5の中にシリンダー錠34が縦方向に配設され、このシリンダー錠34は、鍵収納体本体5の左右の側壁胴部5b、5b内に固定的に設けられた外筒体36と、この外筒体36内に回動可能に内装されかつ合鍵K1で回転する内筒体37とから成ることを特徴とする鍵管理装置に於ける鍵収納体。
  3. 請求項2に於いて、シリンダー錠34の下方でかつ鍵収納体本体5内には支持フレーム39を介して検知手段38が設けられており、この検知手段38は、合鍵K1がシリンダー錠34の内筒体37に完全に差し込まれた信号を検知する第1検知手段40と、合鍵K1の回転操作により前記内筒体36が所定角度回転した信号を検知する第2検知手段42とから成ることを特徴とする鍵管理装置に於ける鍵収納体。
  4. 請求項1に於いて、従たる鍵収納体6は、鍵管理装置1の前面パネル2と垂直面が略一致する前壁6cと、この前壁6cの後方に延びる左右一対の対向側壁6a、6aと、これらの側壁6a、6aにそれぞれ縦方向に連設する弧状移行ガイド部6b、6bとから成り、他の鍵K2は、前記前壁6cと鍵収納体本体5の前壁5dとの間に形成される所要空間52に収容されることを特徴とする鍵管理装置に於ける鍵収納体。
  5. 請求項1に於いて、第1水平軸31と鍵収納体本体5の枢支脚部5aとは一体的に設けられており、付勢バネ55のバネ力により回転する該第1水平軸31には、内部フレーム15に内装されたブレーキ手段56が設けられていることを特徴とする鍵管理装置に於ける鍵収納体。
  6. 請求項1に於いて、ロック手段7は、内部フレーム15の後方に縦方向に配設されたソレノイド7aと、通電時には収縮し、一方、非通電時には下方に伸張する作動杆7bと、この作動杆7bに後端部(枢支端部)が枢支され、かつ、中央部が前述した内部フレーム15の枢軸23に軸支されていると共に、先端部が鍵収納体本体5側の係合ピン33と係脱する係合爪片7cとから成ることを特徴とする鍵管理装置に於ける鍵収納体。
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