JP3660041B2 - レーザ加工機におけるワーク位置検出方法及び装置 - Google Patents

レーザ加工機におけるワーク位置検出方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、位置検出の基準となる捨穴を用いないレーザ加工機におけるワーク位置検出方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、レーザ加工機による穴明け等の加工中におけるワークの位置検出方法としては、特開平1−95889号公報に示されるように、加工された穴の中心に加工ヘッドに設けられた撮像手段であるカメラの中心がくるようにワーク又は加工ヘッドを移動させるとともに、カメラと加工ヘッドのオフセット量を考慮することによりワークの位置検出を行うのが一般的である。そして、この位置を基準にして次の穴明け加工を行う位置にワーク又は加工ヘッドを移動させるようにNC制御する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、カメラの撮像範囲を広げると位置検出精度が低下するため比較的狭い撮像範囲のカメラを用いて基準穴の中心に位置するようにしていた。
【0004】
このため、撮像範囲に入る穴のみが基準穴として使用でき、このような基準となりうるような撮像範囲に入る小さな穴がない場合には捨穴を明け、これを基準穴として用いるようにしなければならず面倒である。また、余分な穴を明けることから、材料の無駄、加工機の無駄な使用等の問題がある。
【0005】
この発明の目的は、以上のような従来の技術に着目してなされたものであり、捨穴を設けることなく且つ基準穴とする穴の大きさの制限がないようなレーザ加工機におけるワーク位置検出方法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、レーザ加工用の加工ヘッドをワークに対して相対的に二軸方向へ移動位置決めして加工を行うレーザ加工機であって、前記加工ヘッドと相対的に決まった位置に取り付けられた撮像手段をワークに対して相対的に移動させて、前記レーザ加工機で加工されもしくは前記レーザ加工機以外で予め加工された円形の加工穴の周縁における3点を求め、これらの求めた3点用いて、前記円形の加工穴の中心位置を求め、または、前記撮像手段をワークに対して相対的に移動させて、前記レーザ加工機で加工されもしくは前記レーザ加工機以外で予め加工された長方形の加工穴の各辺上の4点と、いずれかの辺の向きを検出するための1点を求め、これらの求めた各点を用いて、前記四角形の加工穴の中心位置を求めるレーザ加工機における加工穴の位置検出方法である。
【0007】
従って、レーザ加工ヘッドをワークに対して相対的に二軸方向へ移動位置決めして所望のレーザ加工を行う際に、まず一軸方向へ加工ヘッドと相対的に決まった位置に取り付けられた撮像手段を相対的にてワークに予めレーザ加工機以外でまたはこのレーザ加工機で加工された穴の周縁やワークの端縁を撮像する位置を求め、次いで他軸方向へ移動させて同様に加工穴の周縁やワークの端縁を撮像する位置を求める。この作業を必要なだけ繰り返して少なくとも三点を求め、この三点の位置からワークの位置を検出する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、前記加工穴が前記撮像手段の撮像範囲よりも大きな場合に、前記求められた各点から、前記加工穴の中心位置を求めることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機における加工穴の位置検出方法である。
【0009】
従って、撮像手段が加工穴を横切る一軸方向に相対的に移動して加工穴の周縁における二点を検出し、次いで他軸方向に相対的に移動して加工穴を横切ることにより加工穴の周縁における第三の点を検出し、これら三点の位置から円の中心位置や半径を求める。
【0010】
請求項3に記載の発明は、レーザ加工用の加工ヘッドをワークに対して相対的に二軸方向へ移動位置決めして加工を行うレーザ加工機において、
前記加工ヘッドと相対的に決まった位置に取り付けられた撮像手段をワークに対して相対的に移動させて、隅角部が直角でないワークの第1の端縁上の2点と、前記第1の端縁と交差している第2の端縁上の2点とを求め、これらの求めた各点を用いて、前記第1の端縁の位置、前記第2の端縁の位置、前記第1の端縁と前記第2の端縁との交差点である隅点を求めるNC装置を有するレーザ加工機である。
【0011】
従って、撮像手段を相対的に移動させてワークの一の端縁における二点を異なる位置において検出して前記一の端縁の直線を求め、前記ワークの他の端縁における二点を異なる位置において検出して前記他の端縁の直線を求める。また、前記二直線の式からワークの隅点を位置を検出する。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のレーザ加工機において、
前記NC装置に入力されている前記加工穴の加工データを用いて、前記加工穴の周縁部分に、前記撮像手段を移動させることを特徴とするレーザ加工機である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態の例を図面に基づいて説明する。
【0017】
図1には、この発明にかかるワーク位置検出装置1を適用したレーザ加工機3の全体が示されている。図1において、レーザ加工機3における下部にはベース5が設けられ、このベース5を跨いで門型のフレーム7が立設されている。
【0018】
前記フレーム7の上部前面(図1中紙面手前側)には一対のY軸ガイドレール9、9がY軸方向に水平に設けられている。このY軸ガイドレール9の間におけるフレーム7の一方の端部付近にはY軸モータ11が設けられており、他方の端部にはこのY軸モータ11に対応して軸受13が設けられている。このY軸モータ11の回転軸にはY軸ボールネジ15が取付けられており、このY軸ボールネジ15の他端部は前記軸受13により回転自在に支持されている。
【0019】
前記Y軸ガイドレール9には、このY軸ガイドレール9に沿ってY軸方向に移動自在のY軸キャレッジ17が設けられている。このY軸キャレッジ17は、前記Y軸ボールネジ15に螺合する図示しないボールナットを備えていて前記Y軸ガイドレール9に沿って移動自在のY軸ベース19と、このY軸ベース19の前面にレーザ加工用の加工ヘッド21を有している。
【0020】
また、Y軸ベース19の前面における前記加工ヘッド21の近傍には、撮像手段であるCCDカメラ23を下向き(図1中下向き)に備えており、このCCDカメラ23の下側にはリング状の光を発する照明手段であるリングライト25を備えている。
【0021】
一方、前記ベース5上面には、X軸方向に一対のX軸ガイドレール27、27が設けられている。また、ベース5上面における前記X軸ガイドレール27、27の間には、X軸モータ29が設けられている。このX軸モータ29の回転軸にはX軸方向へ延びるX軸ボールネジ31が取付けられており、回転自在となっている。
【0022】
前記ベース5の上方には、前記X軸ガイドレール27に沿ってX軸方向に移動自在のワークテーブル33が設けられており、このワークテーブル33の下面には、前記X軸ボールネジ31に螺合する図示しないボールナットが取付けられている。
【0023】
また、前記フレーム7の近傍には、X軸モータ29及びY軸モータ11並びに図示しないが前記加工ヘッド21にレーザビームを送るレーザ発振器等を制御するNC装置35が設けられており、さらに前記CCDカメラ23からの撮像を処理する画像処理装置37がNC装置35に接続されて設けられている。
【0024】
以上のように構成されているので、NC装置35の制御によりX軸モータ29を回転駆動してX軸ボールネジ31を回転させ、ワークWが載置固定されたワークテーブル33をX軸方向に移動位置決めする。同様に、Y軸モータ11を回転駆動してY軸ボールネジ15を回転させ、Y軸キャレッジ17をY軸方向へ移動させて加工ヘッド21の位置決めをしてレーザ加工を行う。
【0025】
次に、前記CCDカメラ23を用いたワークWの位置検出の原理を説明する。
【0026】
まず、NC装置35の制御によりX軸モータ29及びY軸モータ11を回転駆動して、CCDカメラ23の撮像範囲RがワークWに加工された加工穴39の中心P0へ位置するように移動する。ここで、加工穴39の直径が小さく、加工穴39の全体がCCDカメラ23の撮像範囲Rに入る場合については、既に前述した例えば特開平1−95889号公報等の記載により知られているので、説明を省略する。
【0027】
一方、図2を参照するに、加工穴39の全体がCCDカメラ23の撮像範囲Rに入りきれない場合には、CCDカメラ23を一方向(例えばY軸方向)へ移動させ(図2中S1)、加工穴39の周縁39AがCCDカメラ23の撮像範囲Rの中心に位置するようにする(図2中P1点)。次に、逆方向へ移動させて(図2中S2)、加工穴39の反対側の周縁39AがCCDカメラ23の撮像範囲Rの中心に位置するようにする(図2中P2点)。
【0028】
続いて、他方向(例えばX軸方向)についても同様に往復動させることにより(図2中S3、S4)加工穴39の周縁39Aにおける3点以上の点(P1、P2、P3、P4)が求まるので、加工穴39の円の中心位置又は重心位置が求まる。
【0029】
図3を参照するに、ワークWに明けられている加工穴41が四角の場合でも、前述の円の場合と同様にして中心を求めることができる。すなわち、四角の加工穴41の周縁41Aを求めるには、各辺について周縁41AがCCDカメラ23の撮像範囲Rの中心を通る四点P6、P7、P8、P9と、いずれかの辺の向きを検出するための点を少なくとも一点求めることにより四角の加工穴41について中心位置や重心位置を求めることができる。
【0030】
なお、CCDカメラ23の移動順序を一例として図3中S5からS8で示してある。また、前述の円の加工穴39に対するP0〜P4に相当する点をP5〜P9で示してある。
【0031】
次に、図4を参照するに、ワークWが矩形の場合に、いずれかの端部付近におけるワークWの位置検出も前述の加工穴39、41に対する場合と同様にして考えることができる。
【0032】
すなわち、ワークWの外側からワークWに対して一方向(例えばY軸方向)から接近し(図4中S9)、ワークWの一端縁(例えばY軸方向端縁43Y)がCCDカメラ23の中心に位置するように移動する。これにより、Y軸方向端縁43Yにおける第一の点PY1を求める。
【0033】
続いて、ワークWから一旦離れるとともに他方向(例えばX軸方向)へ移動して(図4中S10)、前述同様に一方向から接近して(図4中S11)、ワークWのY軸方向端縁43Yにおける第二の点PY2を求める。この二点PY1、PY2からワークWのY軸方向端縁43Yの位置や方向が求められる。
【0034】
さらに、Y軸方向下方及びX軸方向右方向へ移動して、ワークWに対してY軸方向の十分下側(図4中下側)に移動する(図4中S12)。この点からワークWに接近すべくX軸方向上方へ移動して(図4中S13)、ワークWのX軸方向端縁43XがCCDカメラ23の中心に位置するようにして第三の点PX1を求める。
【0035】
以上の三点PY1、PY2、PX1から、ワークWのY軸端縁43Y及びX軸端縁43Xの位置及び角点PXYを求めることができる。
【0036】
なお、ワークWの隅角部が直角でない場合には、X軸端縁43Xについてさらに一点PX2を求めることにより、ワークWのY軸端縁43Y及びX軸端縁43Xの位置及び隅点PXYを求めることができる。
【0037】
図5を参照するに、前述のようにして求められた加工穴39、41又は角点PXYの位置を基準にして、NC装置35がY軸モータ11及びX軸モータ29を制御して、次の加工点へ加工ヘッド21を移動、位置決めする。
【0038】
以上の結果から、ワークWの位置検出の際に用いる加工穴39、41の大きさや形状等の制限が少ないので、捨穴を加工する必要がなく、作業効率の改善を図ることができる。
【0039】
また、加工穴39、41が大きくて全体がCCDカメラ23の撮像範囲Rに収まらない場合でもCCDカメラ23の解像度を下げて全体を撮像範囲Rに入れる必要がないので、精度を落とさずに位置検出を行うことができ、次の加工のためのワークWの位置決めを高精度で行うことができる。
【0040】
同様に、ワークW全体が撮像範囲Rに入らなくてもワークWの一隅角部について位置を検出できるので、検出された隅角部の位置を基準として次の加工位置決めを高精度で行うことができる。
【0041】
なお、この発明は前述の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その他の態様で実施し得るものである。例えば、図4においてワークWの位置検出をワークWの外側からワークWに接近することにより開始しているが、逆にワークWの上から開始するようにしても全く同様である。
【0042】
また、NC装置35に入力されている加工穴39、41の径等の加工データを用いて、最初から加工穴39、41の周縁39A、41A部分にCCDカメラ23を移動させるようにしても良い。
【0043】
さらに、図4に示される場合に、ワークWの端縁43X、43YがCCDカメラ23の中心に位置するように移動したが、端縁43X、43YがCCDカメラ23の撮像範囲Rに入ったら、その画像処理情報から端縁43X、43Yの位置を算出するようにしても良い。
【0044】
さらに、図4で示される場合に、機械ワーク位置決め方法によりある程度の精度で求められている理想上の端縁43Xと43Yの上の測定点に撮像手段を移動して撮像し、その画像処理情報から真の端縁43X,43Yの位置を算出するようにしてもよい。
【0045】
また、本実施の形態の例ではレーザ加工機について説明したが、パンチングマシンと複合化したパンチ、レーザ複合機にも対応可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、レーザ加工機におけるワーク位置検出方法では、レーザ加工ヘッドをワークに対して相対的に二軸方向へ移動位置決めして所望のレーザ加工を行う際に、まず一軸方向へ加工ヘッドと相対的に決まった位置に取り付けられた撮像手段を移動させてワークにレーザ加工機で加工されまたは予めレーザ加工機以外で加工された穴の周縁やワークの端縁を撮像する位置を求め、次いで他軸方向へ移動させて同様に加工穴の周縁やワークの端縁を撮像する位置を求める。この作業を必要なだけ繰り返して少なくとも三点を求め、この検出された三点の位置からワークの位置を検出するので、加工穴の大きさにかかわらずまたワーク全体についても位置を検出することができ、次の加工のためのワークの位置精度が向上する。これにより、位置検出のための捨穴を設ける必要がない。
【0047】
また、レーザ加工機におけるワーク位置検出方法では、撮像手段を加工穴を横切る一軸方向に移動して加工穴の周縁における二点を検出し、次いで他軸方向に加工穴を横切ることにより加工穴の周縁における第三の点を検出し、これらの三点の位置から円の中心位置や半径を求めるので、加工穴の大きさの制限なくワークの位置を検出することができる。これにより、次の加工位置決め精度を向上させることができる。
【0048】
また、レーザ加工機におけるワーク位置検出方法では、撮像手段を加工穴を横切る一軸方向へ移動させてワークの一軸方向の端縁について異なる位置における二点を検出し、この二点から前記一軸方向の端縁の直線を求め、次いで他軸方向へ移動させてワークの他軸方向の端縁における一点を求めて前記一軸方向の端縁に直交する他軸方向の端縁の直線を求め、さらに前記二直線の式からワークの角点の位置を検出するので、位置検出のための捨て穴を設けることなくワーク全体の位置を検出することができる。これにより、次の加工位置決め精度を向上させることができる。
【0049】
また、レーザ加工機におけるワーク位置検出装置では、NC装置の制御により加工ヘッドをワークに対して二軸方向へ相対的に移動させて加工を行う際に、加工ヘッドと一体で移動する撮像手段を移動させて撮像し、画像処理装置により加工穴の周縁やワークの端縁における点を検出する。このようにして少なくとも3点を求め、得られた点の位置からNC装置が加工穴の中心位置及び半径やワークの角点の位置等を求めることによりワークの位置検出を行うので、加工穴の大きさやワークの大きさの制限を受けることなく、また、捨て穴を設けることなくワークの位置検出を行うことができる。これにより、次の加工位置決め精度を向上させることができる。
【0050】
また、レーザ加工機におけるワーク位置検出装置では、CCDカメラを撮像手段として用いているので、小型の機械により高解像度の画像処理を行うことができ、ワークの位置検出を高精度で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるワーク位置決め装置を適用したレーザ加工機の全体を示す斜視図である。
【図2】丸穴の中心位置又は重心位置を検出するための撮像手段の動きを示す説明図である。
【図3】四角穴の中心位置又は重心位置を検出するための撮像手段の動きを示す説明図である。
【図4】ワークの角部の位置を検出するための撮像手段の動きを示す説明図である。
【図5】加工穴やワークの角点の位置を基準にして次の加工点への位置決めを行う状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ワーク位置検出装置
2 レーザ加工機
21 加工ヘッド
23 CCDカメラ(撮像手段)
35 NC装置
37 画像処理装置
39、41 加工穴
39A 周縁
41A、43 端縁
W ワーク

Claims (4)

  1. レーザ加工用の加工ヘッドをワークに対して相対的に二軸方向へ移動位置決めして加工を行うレーザ加工機であって、前記加工ヘッドと相対的に決まった位置に取り付けられた撮像手段をワークに対して相対的に移動させて、前記レーザ加工機で加工されもしくは前記レーザ加工機以外で予め加工された円形の加工穴の周縁における3点を求め、これらの求めた3点用いて、前記円形の加工穴の中心位置を求め、または、前記撮像手段をワークに対して相対的に移動させて、前記レーザ加工機で加工されもしくは前記レーザ加工機以外で予め加工された長方形の加工穴の各辺上の4点と、いずれかの辺の向きを検出するための1点を求め、これらの求めた各点を用いて、前記四角形の加工穴の中心位置を求めるレーザ加工機における加工穴の位置検出方法。
  2. 前記加工穴が前記撮像手段の撮像範囲よりも大きな場合に、前記求められた各点から、前記加工穴の中心位置を求めることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機における加工穴の位置検出方法。
  3. レーザ加工用の加工ヘッドをワークに対して相対的に二軸方向へ移動位置決めして加工を行うレーザ加工機において、
    前記加工ヘッドと相対的に決まった位置に取り付けられた撮像手段をワークに対して相対的に移動させて、隅角部が直角でないワークの第1の端縁上の2点と、前記第1の端縁と交差している第2の端縁上の2点とを求め、これらの求めた各点を用いて、前記第1の端縁の位置、前記第2の端縁の位置、前記第1の端縁と前記第2の端縁との交差点である隅点を求めるNC装置を有することを特徴とするレーザ加工機。
  4. 請求項3に記載のレーザ加工機において、
    前記NC装置に入力されている前記加工穴の加工データを用いて、前記加工穴の周縁部分に、前記撮像手段を移動させることを特徴とするレーザ加工機。
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