JPH02116437A - 同時5軸制御加工機 - Google Patents

同時5軸制御加工機

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JPH02116437A
JPH02116437A JP26581488A JP26581488A JPH02116437A JP H02116437 A JPH02116437 A JP H02116437A JP 26581488 A JP26581488 A JP 26581488A JP 26581488 A JP26581488 A JP 26581488A JP H02116437 A JPH02116437 A JP H02116437A
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processing machine
simultaneous
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Hideki Saeki
英樹 佐伯
Minoru Kitayama
稔 北山
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Yamazaki Mazak Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、大型化・複雑化することなく、しかも主軸台
の剛性を高めて加工精度を向上することが出来る、同時
S軸制御加工機に関する。
(b)、従来の技術 同時5@制御加工機は、ワークを斜面加工及び自由曲面
加工等することが出来るように、該ワークを搭載し得る
テーブルを、工具が装着される工具主軸に対して相対的
に相異なる2方向に傾斜させるための駆動機構を2つ有
する必要がある。
そのため、同時5軸制御加工機の型式としては、■工具
主軸を有するヘッドを相異なる2方向に傾斜させる2つ
の駆動機構を有するもの、■テープルを旋回させる1つ
の駆動機構と、該テーブルを旋回自在に支持する支持部
材を別の1方向に傾斜させる1つの駆動機構を有するも
の、等がある。
(C)6発明が解決しようとするrjJ題点しかし、上
述した■の型式の同時5軸制御加工機では、ヘッド周囲
に2つの駆動機構を設けなければならず、主軸台の本体
に対するヘッドの剛性を高くすることが出来ない。その
ため、ワーク加工中、ビビリ等が発生して加工精度が低
下してしまう不都合があった。また、■の型式の同時5
軸制御加工機では、テーブルを2つの駆動機構で傾ける
ので、テーブル構造が複雑化してしまう不都合があった
そこで、テーブルを成る旋回中心を中心として旋回させ
る1つの駆動機構と、ヘッドを工具主軸の回転中心と直
交する軸を中心に旋回させる1つの駆動機構とを有する
ように同時5軸制御加工機を構成することも可能である
しかし、いずれの型式の同時S軸制御加工機も、ヘッド
を工具と共に旋回させた場合、工具刃先の移動量が、加
工すべきワークの大きさに比べて大きくなる。すると、
ヘッド旋回後に、工具の刃先をワークの所定位置に位置
決めするためには。
該ヘッドをワークに対して大幅に移動させなければなら
ない。このため、主軸台のストロークを大きくしなけれ
ばならず、その結果、同時5軸制御加工機全体が大型化
してしまう不都合があった。
本発明は、上記事情に鑑み、主軸台の剛性を高めて加工
精度を向上させると共に、主軸台やテーブルを小型かつ
簡単化することが出来る。同時5#制御加工機を提供す
ることを目的とする。
(d)0問題点を解決するための手段 本発明は、機体(2)を有し、前記機体(2)に、ヘッ
ド支持手段(10)を設け、前記ヘッド支持手段(10
)に、ヘッド(19)を、第1旋回中心(C70)を中
心として旋回自在に設けると共に、ヘッド(19)を旋
回駆動するためのヘッド旋回駆動手段(17)を設け、
前記ヘッド(19)に、工具主軸(22)を、前記第1
旋回中心(C70)と所定の角度(α)をもって形成さ
れた第2旋回中心(CTC)を中心として回転駆動自在
に設けると共に、前記工具主軸(22)を回転駆動する
主軸廃動モ〜り(25)を設け。
前記工具主軸(22)に、工具保持手段(22a)を設
け、更に、前記機体(2)に、テーブル(29,29A
、35)を、前記工具主軸(22)に対して少なくとも
上方向に所定角度だけ旋回し得るように設けて構成され
る。
なお、ヘッド旋回駆動手段を、互いに噛合するウオーム
(17b)及びウオームホイール(17a)を有する旋
回駆動機構(17)から構成してもよい。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す1便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない、以下のr (e)
、作用」の欄についても同様である。
(e)1作用 上記した構成により、本発明は、工具主軸(22)に工
具(31)を装着すると、該工具(31)の刃先と第1
及び第2旋回中心(C70、Cr2)の交点(Pl)と
の距離が短くなるように作用する。また、主軸原動モー
タ(25)を即動することにより、直接、工具主軸(2
2)が、第2旋回中心(CT 5 ’)を中心として回
転するように作用する。
なお、ヘッド旋回駆動手段を、互いに噛合するウオーム
(17b)及びウオームホイール(17a)を有する旋
回駆動機1(17)から構成した場合には、ウオーム(
17b)を駆動することにより、ヘッド(19ンはウオ
ームホイール(17a)等を介して旋回されるように作
用する。
(f)、実施例 以下、図面に基づき、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明による同時5軸制御加工機の一実施例を
示す斜視図。
第2図は第1図に示す同時5軸制御加工機を用いてワー
クを加工する様子を示す図、第3図は本発明による同時
5軸制御加工機の主軸台の要部を示す断面図、 第4図は第1図に示す同時5軸制御加工機を用いてワー
クを加工する際の、該ワークに対する主軸台のヘッドの
位置関係を示す図。
第5図及び第6図はヘッドに装着された工具主軸とx、
y、z軸との間の角度を示す図。
第7図乃至第10図は本発明による同時5軸制御加工機
を用いて、長尺のワークを斜面加工する工程を示す図、 第11図は同時5軸制御加工機を用いて加工さ九る長尺
のワークの一例を示す斜視図、第12図乃至第15図は
本発明による同時5軸制御加工機を用いて、斜面を有す
る箱状のワークを加工する工程を示す図、 第16図は本発明による同時5軸制御加工機に適用され
る主軸台の別の例を示す図、第17図は本発明による同
時5軸制御加工機の別の実施例を示す斜視図。
第18図は本発明による同時5軸制御加工機の別の実施
例を示す斜視図、 第19図は本発明による同時5軸制御加工機の更に別の
実施例を示す斜視図である。
同時5軸制御加工機1は、第1図に示すように、機体2
を有しており1機体2上には、ガイド手段である直動案
内軸受3Aを構成するガイドレール3aが複数個、図中
左右方向である矢印A。
B方向(即ち、X軸方向)に平行に設けられている。こ
れ等ガイドレール3a上には、ベース5が。
直動案内軸受3Aを構成する複数個のナツト3bを介し
て、矢印A、B方向(X@力方向に移動駆動自在な形で
設けられており、ベース5上には。
コラム6が、ガイド手段である複数個の直動案内軸受3
Cを介して、矢印A、B方向とは直角な方向である矢印
C,D方向(即ちZ軸方向)に、移動駆動自在な形で設
けられている。
また、第1図に示すコラム6の前面6aには。
主軸台9が設けられており、主軸台9は、ヘッド支持部
10及びヘッド19等を有している。ヘット支持部10
は、第3図に示すように、本体11゜駆動軸12及び旋
回駆動機構17等より構成されており、本体11は、第
1図に示すコラム6の前面6aに、ガイド手段である複
数個の直動案内軸受3Bを介して図中上下方向である矢
印E、F方向(即ち、Y軸方向)に移動駆動自在な形で
設けられている。本体11には、第3図に示すように。
係合穴11aが、矢印C,D方向(Z軸方向)に対して
所定角度α(本実施例においてはα=45°)だけ傾く
形で穿設形成されており、係合穴11aには1段付き棒
状の駆動軸12が、クロスローラベアリング等のベアリ
ング13等を介して、その軸心(以下、旋回中心CT3
と称する。)を第3図矢印C,D方向(Z軸方向)に対
して所定角度αだけ傾け、かつ旋回中心CT3を中心と
して矢印G、H方向に旋回自在な形で設けられている。
駆動軸12には、第3図に示すように、貫通穴12aが
、該駆動軸12を旋回中心CT3に沿って貫通する形で
穿設されており、更に駆動軸12には、軸受部12bが
、その直径を該駆動軸12の他の部分の直径よりも大き
くする形で形成されている。また、軸受部12bの図中
右方の端部には、接合部12dが設けられており、更に
、駆動軸12には、旋回駆動機構17が接続している。
旋回駆動機構17は、ウオームホイール17a及びウオ
ーム17b等を有しており、ウオームホイール17aは
、駆動軸12の図中上端部に装着されている。ウオーム
ホイール17aには、ウオーム17bが噛合しており、
ウオーム17bには、該ウオーム17bを回転駆動する
ための旋回駆動モータ(図示せず)が接続している。
ところで、ヘッド支持部10には、第3図に示すように
、ヘッド19が、後述する装着部21等を介して、旋回
中心CT3を中心として矢印G。
H方向に旋回自在な形で装着されており、ヘッド19は
ケーシング20を有している。ケーシング20には装着
部21が形成されており、装着部21の図中左端部には
、接合部21aが設けられている。なお、接合部21a
は、断熱部材15を介して駆動軸12の接合部12dに
接続している。
また、ヘッド19のケーシング20には、第3図に示す
ように、モータ収容空間20Aが筒状に形成されており
、モータ収容空間20Aには、工具主軸22が、複数個
のベアリング23を介して1回転中心CT5を中心とし
て矢印J、に方向に回転自在な形で設けられている。工
具主軸22には、主軸駆動モータ25を構成するロータ
25aが、該主軸22の周囲を取り囲む形で装着されて
おり、またケーシング20には、主軸駆動モータ25を
構成するステータ25bが、ロータ25aを被覆する形
で設けられている。更に、工具主軸22には、第3図に
示すように1貫通穴22bが矢印E、F方向(Y軸方向
)に貫通穿設されており、また工具主軸22の図中下端
部には、エンドミル等の工具を保持するための工具保持
面22aが、貫通穴22bに接続する形でテーパー状に
形成されている。なお、貫通穴22bには、工具を保持
するための公知のドローパー(図示せず)等が設けられ
ている。
また、第1図に示す機体2の図中前部には、ワーク支持
装置26が設けられており、ワーク支持装置26は、テ
ーブル支持部27.27等を有している。テーブル支持
部27.27間には、長方形状に形成されたチルトテー
ブル29が、旋回中心CT6を中心として矢印り、M方
向に旋回駆動自在な形で設けられており、チルトテーブ
ル29の図中上部には、ワーク搭載面29aが形成され
ている。
同時5軸制御加工機1は、以上のような構成を有するの
で、該加工機1を用いて、第2図に示す長さQの長尺の
ワーク30を加工するには、まず該ワーク30を、チル
トテーブル29のワーク搭載面29a上に装着する。次
に、第3図に示す工具主軸22に、加工に使用するエン
ドミル等の工具31を、工具保持面22a等を介して装
着する。その状態で、第2図に示すチルトテーブル29
を、ワーク3oと共に矢印り、M方向に適宜旋回させる
ことにより、ワーク30を図中実線で示す水平位置に位
置決めする。
こうして、ワーク30が水平位置に位置決めされたとこ
ろで、第2図に示すベース5を、コラム6と共に図中紙
面と直角の方向、即ち第1図矢印A、B方向(X軸方向
)に適宜移動駆動する。
また、コラム6を、主軸台9と共に矢印C,D方向(Z
軸方向)に移動駆動すると共に、主軸台9を第4図に示
す工具31と共に矢印E、F方向(Y軸方向)に移動駆
動して、工具31を第1加工開始位置SPIに位置決め
する。すると、工具31の刃先は、水平に位置決めされ
たワーク30の端部30dと対向する。
次に、その状態で第3図に示す主軸駆動モータ25を駆
動する。すると、工具主軸22は、該モータ25によっ
て直接駆動される形で、工具31と共に矢印J又はに方
向に回転する。次に、その状態で第3図に示す主軸台9
を、矢印F方向に適宜移動させる。また、これと同時に
ベース5を、該主軸台9と共に図中紙面と直角の方向(
第1図矢印A、B方向)に移動駆動すると共に、第2図
に示すコラム6を、主軸台9と共に矢印C,D方向(Z
軸方向)に長さQlの範囲内で移動駆動する。すると、
工具31によって、第4図に示すワーク30の第1加工
領域AREI (即ち、第4図に示すワーク30におい
て、図中右上がり平行斜線で示す加工領域であって、距
離Q1の範囲)が加工される。なお、この際、第2図に
示すように、主軸台9の工具主軸22とコラム6の前面
6aとの距離(即ち、オーバーハング量L2)は、短い
ので、主軸台9全体の剛性は高く、工具31を介して主
軸台9に切削力が作用しても、該主軸台9に加工精度に
悪影響を与えるような有害な振動は生じない。
こうして、第4図に示すワーク3oの第1加工領域AR
E1が加工されたところで、′!Aりの第2加工領域A
RE2(即ち、ワーク30において、図中左上がり平行
斜線で示す加工領域であって、距離Q2 (=A−Ql
)の範囲)を加工する。それには、まず第2図に示すコ
ラム6を、主軸台9と共に矢印り方向に所定距離だけ移
動退避させる。
その状態で、チルトテーブル29を、ワーク30と共に
旋回中心CT6を中心として矢印り方向に90’だけ旋
回することにより、該ワーク30を図中想像線で示すよ
うに垂直にする。また、ヘッド19を、工具主軸22と
共に、旋回中心CT3を中心として矢印G、H方向に1
80″′だけ旋回させることにより、第3図に示す工具
主軸22に装着された工具31を、図中想像線で示すよ
うに水平にする。
なお、この際、第3図に示すように、工具主軸22の回
転中心CT5は、ヘッド支持部1oの旋回中心CT3に
対して所定角度(即ち45°)だけ傾いていると共に、
ヘッド19に主軸駆動モータ25を、工具主軸22に直
結する形で設けて。
該主軸22を、可能な限りヘッド支持部1oの駆動軸1
2に対して矢印E方向にズラして設けたので、工具主軸
22に装着される工具31の刃先31aも、従来のよう
に主軸駆動モータをヘッド支持部に設けた場合より、駆
動軸12に対して大幅に矢印E方向にズした位置に位置
決めされることになる。すると、工具31の刃先31a
と対称点PL(即ち、旋回中心CT3と工具主軸22の
回転中心CT5との交点。)との距離(以下、刃先移動
量d1と称する。)は短くなり、ヘッド19の矢印G、
H方向の割出し旋回量に対して工具31の刃先移動量d
1が小さくなる。そのため、旋回離動機構17を駆動し
て、ヘッド19を矢印G、H方向に旋回させることによ
り、工具31を、該駆動機構17aウオームホイール1
7a及びウオーム17bのバックラッシ等に起因する割
り出し誤差の影響を殆ど受けることなく、正確に水平に
することができる。
更に、工具31を水平にした後、該工具31(従って主
軸台9)を、矢印C,D方向(Z軸方向)及び矢印E、
F方向(Y軸方向)に微小距離だけ移動させることによ
り、刃先移動量d1に相応する分だけ動かすことが出来
、該工具31は。
直ちに第2図に示す第2加工開始位置5P2(即ち、工
具31が、水平に位置決めされたワーク30の加工すべ
き端部30eと対向する位置)に位置決めされる。
こうして、工具31が第2加工開始位置SP2に位置決
めされたところで、第2図に示すベース5を図中紙面と
直角方向(即ち、矢印A、B方向)に移動させると共に
、コラム6を矢印C,D方向に移動させる。これと同時
に、主軸台9を、工具31と共に矢印E、F方向に距離
Q2の範囲内で移動することにより、該工具31によっ
てワーク30の第2加工領域ARE2を加工する。なお
、この際、第2図に示すように、主軸台9のヘッド19
とベース5の上部5aとの距離(即ち、加工面高さHH
2)は短いので、主軸台9全体の剛性は高く、該主軸台
9に加工精度を悪化させるような有害な振動は生じない
上述したように、ワーク30を水平及び垂直にすると共
に、工具31をワーク30に応じて水平及び垂直にした
状態で、該ワーク30の長さQの略半分の長さ(即ち、
前述した長さ21、Q2)だけZ軸及びY軸方向に動か
すことにより、ワーク30の第1及び第2加工領域AR
E L、ARE2(従ってワーク30全体)を加工する
ことが出来る。
更に、同時5軸制御加工機1を用いて、第11図に示す
長尺ワーク30の各パーツ30aの各斜面(例えば斜面
30g)を加工するには、加工すべき長尺ワーク30を
、第4図に示すチルトテーブル29のワーク搭載面29
a上に装着すると共に、工具主軸22に加工に使用する
工具31を装着する。その状態で、チルトテーブル29
を、ワーク30と共に第7図矢印り、M方向に旋回させ
ることにより、該ワーク30を、水平方向である矢印C
,D方向(Z軸方向)に対して図中左斜め上方に所定角
度θ1だけ傾ける。
ワーク30が所定角度θ1だけ傾いたところで、第7図
に示す工具31を矢印J又はに方向に回転させる。その
状態で、第2図に示すベース5を図中紙面と直角方向に
、コラム6を矢印C,D方向に、更に主軸台9を第7図
に示す工具31と共に矢印E、F方向に、それぞれ適宜
移動駆動することにより、該工具31を、ワーク30の
図中左方の斜面30gより上方に所定距離だけ離れた位
置に位置決めする。次に、主軸台9を工具31と共に矢
印F方向に所定距離だけ移動させ、その状態で第2図に
示すベース5を、主軸台9と共に図中紙面と直角方向、
即ち第1図矢印A、B方向に移動駆動することにより、
第7図に示す工具31を、ワーク30の斜面30gと接
触させつつ。
図中紙面と直角方向く即ちX軸方向)に移動させて、該
斜面30gを加工する。
次に、ワーク30の斜面30hを加工するには、まず第
7図に示すチルトテーブル29を、ワーク30と共に矢
印り方向に角度(θ1+02)だけ旋回させることによ
り、該ワーク30を、水平方向である第8図矢印C,D
方向(Z軸方向)に対して1図中有料め上方に角度θ2
だけ傾ける。
次に、工具31を、第8図に示すワーク30の斜面30
hと整合する水平位置に位置決めする。それには、まず
第3図に示すウオーム17bを回転駆動する。すると、
ヘッド19は、ウオームホイール17a、l[動軸12
及び断熱部材15等を介してウオーム17bによって駆
動される形で、旋回中心CT3を中心として矢印E、F
方向に180°だけ割り出し旋回する。なお、この際ウ
オーム17bとウオームホイール17aとは、バックラ
ッシが零の状態で噛合しているので、ヘッド19は正確
に所定位置に割り出されて、工具31は精度よく水平位
置に位置決めされる6なお、ワーク30を加工していく
と、主軸駆動モータ25やベアリング23等は発熱して
くるが、駆動軸12とヘッド19の間には断熱部材15
が設けられているので、ヘッド支持部10側には熱は伝
わらない。このため、ヘッド支持部10は殆ど熱膨張せ
ず、ヘッド19のみの熱膨張を考慮して工具31の位置
を補正すればよい。
次に、その状態で第2図に示すコラム6を主軸台9と共
に矢印C,D方向(Z軸方向)に、更に主軸台9を工具
31と共に矢印E、F方向(X軸方向)に8#駆動する
等して、該工具31を、第8図に示すワーク30の所定
の加工開始位置に位置決めする。次に、第2図に示す主
軸台9を。
矢印C方向に所定量だけ送り込み、更にコラム6を、第
8図に示す工具31と共に図中紙面と直角方向に移動駆
動する。すると、該工具31によってワーク30の斜面
30hが加工される。
なお、この際、ヘッド19は、前述したように、駆動軸
12、ウオーム17b及びウオームホイール17a等を
介して、ヘッド支持部10の本体11に対して接続され
ており、ウオーム17b及びウオームホイール17aは
、バックラッシが零の状態で噛合しているので、ヘッド
19の剛性は高い、また、工具主軸22は、主軸駆動モ
ータ25によって直接回転駆動されるので、主軸台9の
組立精度に影響されない。その結果、主軸台9には、加
工精度に悪影響を与える振動は発生せず、工具主軸22
に装着された工具31によって、ワーク30の斜面30
hは精度よく加工される。
こうして、ワーク30の斜面30g、30hが加工され
たところで、該ワーク30の残りの斜面、即ち第9図に
示すワーク30の斜面30i、30jを加工する。この
際、斜面30i、30jは、X、Y、Z軸の3軸に対し
てそれぞれ所定角度だけ傾いているので、工具31を、
斜面30i等に応じてx、y、Z軸に対して所定角度だ
け傾ける必要がある。そこで、まず最初に、第3図に示
すヘッド19を工具主軸22と共に旋回中心CT3を中
心として矢印G、H方向に任意角度θだけ旋回させた場
合の、該角度θと工具主軸22(従って工具31)のX
、Y、Z軸に対する角度θX、θy、θ2との関係につ
いて説明し、その後ワーク30の斜面30i、30jを
実際に加工する場合について説明する。
即ち、第5図に示すように、対称点P1をX。
Y、Z座標軸の原点○とし、旋回中心CT3に対して直
角でY軸及びZ軸に接する半径1の6(以下、単位円U
Cと称する。)を考える。そして、単位円UCがY軸及
びZ軸に接する点をそれぞれA、Bとする。ここで、工
具主軸22を、その回転中心CT5をZ軸上に位置決め
した状態から矢印G方向に角度θだけ旋回させて1図中
想像線で示す位置に位置決めする。すると、工具主軸2
2の回転中心CT5も、矢印G方向に角度θだけ旋回し
て、単位円UCの円周に沿って点Bから点りまで移動す
る。この際、点りからXZ平面及びYZ平面に下ろした
垂線の足をそれぞれGいE。
また足G□よりZ軸に下ろした垂線の足をFとすわば。
θ=ZBCD、 θX=ZDFG1 FG1=DE、  DG□=EF であるので、 tanθx = D G □/ F G −= E F
 / D E =・・・・■となる。ここで、第5図に
示す点りより直線ABに垂線を下ろし、その足をEとす
ると、CD=1であるので、 DE=CDsinθ=sinθ・・・・・・■となる。
また、第5図に示す三角形BEFにおいで、 EF =EBsin45” =  (BC−CDcosθ)sin45゜=(1−c
osθ)  /f 2−−−−・・■となる。従って、
式■、■を式■に代入すると、tanθx = E F
 / D E ”(1−cosθ)/(v’2・sinθ)となる。従
って、 θx =arctan [(1−cosθ)/(v’ 
21sinθ)]・・・・・・■ を得る。
また、角度θyは、第5図における三角形BOCと三角
形EOCより、 1BOc−IBOE=45″−fly tan(45” −〇y ) = CE / CO−−
−−−−■ここで、第6図に示す三角形DCE及び三角
形DCOより、 CE =CD cosθ=cosθ・−・・・・■CO
= 1・・・・・・■ となる。従って、式■、■を式■に代入して。
tan(45@−〇y)=cosθ・・・・・・■を得
る。従って、式■より、 θV = 45 ’  −arctan (cosθ)
・・・・・・■を得る。
更に、角度θ2は、第5図に示す三角形FOGより、 tanθz = F G / OF = D E 10
Fここで、第6図に示す三角形EOFより、0F=(1
+cosθ)/V2 上式より、 tanθz=sinθ/[1+cosθ)/V/″2]
=v’2sinθ/ (1+cosθ)従って。
θz =arctan [V7″2・sinθ/(1+
cosθ)コ・・・・・・[相] となる。従って、上述した角度θと角度θX、θy、θ
2との関係に基づき、第5図に示す原点Oより図中左方
に所定距離だけ突出した工具31の刃先30aの、ワー
ク30に対する位置を正確に求められる。
次に、第9図に示すワーク30の右方の斜面30jを加
工する場合について説明する。ワーク30の斜面30j
を加工するには、該斜面30jに応じて、第3図に示す
ヘッド19に装着された工具31を、第9図に示すワー
ク30に対して、X軸、Y軸方向に角度γX、γyだけ
傾くように位置決めする。それには、まず工具31がワ
ーク30に対してX軸方向に角度γXだけ傾くように、
第3図に示すヘッド19を、工具31と共に矢印G又は
H方向に所定角度θ3だけ旋回させる。すると、工具3
1は、前述した式■、■に基づき、角度θX工、θy1
が次式(11)、(12)で示される値となる位置に位
置決めされる。即ち、 θX工==yx =arctan [(1−cosθ3 )/(v’ 2
 ・sinθ3)]・・・・・・(11) θy□=45’ −arctan(c o sθ3 )
−・・−(12)次に、工具31がワーク30に対して
Y軸方向に角度γyだけ傾くように、第10図に示すチ
ルトテーブル29を矢印り又はM方向に、角度(γy−
θyよ)だけ傾ける。
こうして、工具31が、ワーク30に対してX軸及びY
軸方向に角度γX、γyだけ傾いたところで、第1図に
示すコラム6を矢印C,D方向(Z軸方向)に、更に主
軸台9を矢印E、F方向(Y軸方向)に移動駆動する等
して、工具31を、所定の加工開始位置に位置決めする
。次に、その状態でベース5及び主軸台9を、それぞれ
X軸及びY軸方向に移動させつつ、コラム6をZ軸方向
に移動させて、工具31によってワーク3oの斜面30
jを加工する。
同様にして、第9図に示すワーク30の左方の斜面30
iを加工する。
なお、上述した実施例においては、ワーク支持手段とし
て、第1図に示すように、長尺ワーク用のワーク支持装
置26を用いた場合について述べた。しかし、ワーク支
持手段は、これに限らず、ワーク30を、工具主軸22
に装着された工具31に対して、少なくとも1方向に所
定角度だけ傾斜させて保持することが出来れば、どのよ
うに構成してもよいことは勿論である。例えば、ワーク
支持手段として、第17図に示すワーク支持装置26A
を用いることも可能である。以下、ワーク支持装置26
Aを有する同時5軸制御加工機1について説明する。な
お、第1図乃至第4図に示す部分と同一の部分について
は同一の符号を付してその部分の説明を省略する。
即ち、第17図に示す同時5軸制御加工機1の機体2の
前方部には、ワーク支持装置26Aが設けられており、
ワーク支持装置26Aは、本体33を有している。本体
33上には、略正方形状に形成されたテーブル35が、
矢印P、Q方向に回転旺動自在な形で設けられており、
テーブル35の図中上部には、ワーク搭載面35aが形
成されている。
上述した第17図に示す同時5軸制御加工機1を用いて
、第12図乃至第15図に示す斜面30cを有する箱形
のワーク30を加工するには、まずワーク30をテーブ
ル35のワーク搭載面35a上に搭載する。その状態で
、第17図に示す主軸台9を矢印F方向に適宜送り込み
、その状態でベース5を矢印A、B方向に、またコラム
6を主軸台9と共に矢印C,D方向に移動駆動すること
により、第12図に示す工具31によってワーク30の
上面30fを加工する。
また、第13図に示すワーク30の背面30mを加工す
るには、テーブル35を、ワーク30と共に第17図矢
印P、Q方向に適宜割り出し回転させて、該ワーク30
の背面30mを主軸台9側に向ける。次に、ヘッド19
を、第3図矢印G、H方向に180″旋回させて、工具
31を水平位置に位置決めする。その状態で、主軸台9
を、第13図に示す工具31と共に矢印E、F方向に移
動駆動する等して、ワーク30の背面30mを加工する
次に、ワーク30の斜面30cを加工するには、第13
図に示すテーブル35を、ワーク30と共に矢印P、Q
方向に所定角度だけ割り出し回転させる。また、ヘッド
19を、第3図矢印G、H方向に所定角度だけ旋回させ
る。その状態で、主軸台9を、工具31と共に適宜移動
湘動することにより、ワーク30の斜面30cを加工す
る。
なお、ワーク支持手段として、旋回駆動機能の他に傾斜
駆動機能が付加された第18図に示すワーク支持装置2
6Bを用いることも出来る。以下、該ワーク支持装置2
6Bを有する同時5軸制御加工機1について説明する。
なお、第1図乃至第4図に示す部分と同一の部分につい
ては同一の符号を付してその部分の説明を省略する。
即ち、第18図に示す同時5軸制御加工機上のワーク支
持装置26Bは、テーブル支持部27.27を有してお
り、テーブル支持部27.27間には、支持部材36が
矢印り、M方向に傾斜駆動機能に設けられている。支持
部材36上には、テーブル35が矢印P、Q方向に旋回
自在に設けられており、テーブル35の上部には、ワー
ク搭載面35aが形成されている。
上述した第18図に示す同時5軸制御加工機1を用いて
、斜面を有するワークを加工するには、まず加工すべき
ワークを、テーブル35のワーク搭載面35aに搭載す
る。次に、支持部材36を、テーブル35と共に矢印り
、M方向に適宜旋回させて矢印C,D方向に対して傾斜
させ、またテーブル35をワークと共に矢印P、Q方向
に適宜旋回させることにより、ワークの斜面を水平から
垂直位置までの任意の角度位置に位置決めする。その状
態で、前述したように、工具主@22に装着した工具を
垂直から水平の任意の角度位置に位置決めし、その状態
で該工具によってワークの斜面を加工する。
更に、ワーク支持手段として、第18図に示すワーク支
持装置26Bに長尺ワーク搭載機能を付加した第19図
に示すワーク支持装置26Cを用いてもよい。以下、ワ
ーク支持装置26Gを有する同時5軸制御加工機1につ
いて説明する。なお、第1図乃至第4図に示す部分と同
一の部分については同一の符号を付してその部分の説明
を省略する。
即ち、第19図に示す同時5軸制御加工機1のワーク支
持装置26Gは、テーブル支持部27.27を有してお
り、テーブル支持部27.27間には、長尺のワークを
搭載し得るチルトテーブル29A、29Aが、矢印り1
M方向に旋回駆動自在に設けられている。更に、チルト
テーブル29A、29A間には、支持部材36が、該チ
ルトテーブル29Aと共に矢印り、M方向に旋回駆動自
在に設けられており、支持部材36上には、テーブル3
5が、矢印P、Q方向に旋回駆動自在に設けられている
上述した第19図に示す同時S軸制御加工機1を用いて
、長尺ワークを斜面加工するには、まず加工すべき長尺
ワークを、チルトテーブル29A、29A上に搭載する
。次に、ワークが搭載されたチルトテーブル29Aを、
矢印り、M方向に適宜旋回させて矢印C1D方向に対し
て傾斜させる。その状態で、工具主軸22に装着した工
具によって長尺ワークを斜面加工する。なお、第19図
に示すテーブル35上に、斜面を有するワークを搭載す
ることにより、前述した場合と同様に該斜面を効率よく
加工することが出来る。
また、上述した実施例においては、ヘット19を矢印G
、H方向に旋回させる旋回駆動手段として、ウオーム1
7b等の歯車列を有する旋回駆動機構17を用いた場合
について述べたが、旋回駆動手段としては、これに限ら
ず、駆動軸12等を介してヘッド19を矢印G、H方向
に精度よく割り出し回転させることが出来れば、どのよ
うに構成してもよい。例えば、旋回駆動手段として、第
16図に示すように、歯車列を有さない旋回駆動機構1
7Aを用いることも可能である。以下、旋回駆動機構1
7Aについて説明する。なお、第3図において説明した
部分と同一の部分については同一の符号を付して、その
部分の説明を省略する。
第16図に示す同時5軸制御加工機1の主軸台9は、旋
回駆動機構17Aを有しており、旋回駆動機構17Aは
、モータ支持部材39及び旋回駆動モータ40等を有し
ている。即ち、ヘッド支持部10の本体11には、モー
タ支持部材39が、駆動軸12の周囲を被覆する形で設
けられており、モータ支持部材39には、モータ収容空
間41が形成されている。モータ収容空間41には、旋
回駆動モータ40が設けられており、旋回駆動モータ4
0は、ロータ40a及びステータ40b等有している。
即ち、駆動軸12の外周部には、ロータ40aが、該駆
動軸12を被覆する形で設けられており、更にモータ収
容空間41には、ステータ40bが、ロータ40aを被
覆する形で設けられている。
上述した第16図に示す同時5軸制御加工機1を用いて
ワーク30を加工する際に、ヘッド19を矢印G=H方
向に割り出し旋回させるには、旋回駆動モータ40を駆
動する6すると、ヘッド19の駆動軸12は、該モータ
40のロータ40a及びステータ40b等を介して矢印
G、H方向に回転駆動される。その結果、ヘッド19は
、装着部21等を介して駆動軸12によって駆動される
形で、矢印G、H方向に所定角度だけ割り出し旋回され
る。
なお、上述した実施例においては、ベース5゜コラム6
及び主軸台9を、それぞれX軸、Z軸及びY軸に移動さ
せるためのガイド手段として、直動案内軸受3A、3C
53B等から成る転がり案内面を用いた場合について述
べた。しかし、ガイド手段は、これに限らず、ベース5
等をX軸等に円滑に移動させ得るものであれば、どのよ
うな構成のもの(例えば、すベリ案内面)であってもよ
いことは勿論である。
(g)0発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、機体2を有し
、前記機体2に、ヘッド支持部10等のヘッド支持手段
を設け、前記ヘット支持手段に。
ヘッド19を、旋回中心Cr2等の第1旋回中心を中心
として旋回自在に設けると共に、ヘッド19を旋回駆動
するための旋回駆動機構17等のヘッド旋回駆動手段を
設け、前記ヘッド19に、工具主軸22を、前記第1旋
回中心CT3と所定の角度αをもって形成された回転中
心Cr2等の第2旋回中心を中心として回転駆動自在に
設けると共に、前記工具主軸22を回転駆動する主軸駆
動モータ25を設け、前記工具主軸22に、工具保持面
22a等の工具保持手段を設け、更に、前記機体2に、
チルトテーブル29.29A、テーブル35等のテーブ
ルを、前記工具主軸22に対して少なくとも1方向に所
定角度だけ旋回し得るように設けて構成したので、ヘッ
ド19を工具31と共に第3図矢印G、H方向に旋回さ
せると共に、テーブルを例えば第1図矢印り、M方向に
傾斜させて、工具31をワーク30に対して任意の姿勢
を取らせることが出来る。このため、ヘッド19の周囲
に、該ヘッドを相異なる2方向に旋回させるための駆動
手段を2個、設ける必要はなくなり。
主軸台9の剛性を高めることが出来る。同様に。
テーブルを相異なる2方向に傾けなくてもよいので、テ
ーブル周囲に、該テーブルを相異なる2方向に傾けるた
めの旋回駆動手段を2個設ける必要は無くなり、テーブ
ル構造を簡単にすることが可能となる。
更に、ヘッド19に、工具主軸22を、第1旋回中心よ
り所定角度αだけ傾けた形で設けると共に、該工具主軸
22を直接回転即動する主軸駆動モータ25を設けたの
で、工具主軸22のヘッド支持手段に対する位置を調整
して、該主軸22に装着した工具31の刃先31aと第
3図に示す対称点P1との距離を短くすることが出来る
。その、結果、ヘッド19(従って工具31)を旋回さ
せても工具31の刃先移動fildlが小さくなり、工
具31をヘッド旋回駆動手段の組立誤差の影響を殆ど受
けることなく、工具31に所定の姿勢を取らせることが
出来る。更に、ヘッド19を旋回した後、主軸台9のY
、Z軸方向のストロークを長くすることなく、工具31
をワーク30の所定位置に正確に位置決めして、該ワー
ク30を斜面加工等することが可能となる。
従って、上述した理由により、主軸台9の剛性を高めて
加工精度を向上させると共に、主軸台9やテーブルを小
型かつ簡単化することが可能となる。
なお、ヘッド旋回駆動手段を、互いに噛合するウオーム
17b及びウオームホイール17a等から成る旋回駆動
機構17によって構成した場合には、ヘッド19は、バ
ックラッシを、はぼ零にした状態で噛合するウオーム1
7b及びウオームホイール17a等を介して、ヘッド支
持手段に接続されることになる。そのため、主軸台9の
剛性を、より一暦向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による同時5軸制御加工機の一実施例を
示す斜視図。 第2図は第1図に示す同時5軸制御加工機を用いてワー
クを加工する様子を示す図、第3図は本発明による同時
5軸制御加工機の主軸台の要部を示す断面図。 第4図は第1図に示す同時5軸制御加工機を用いてワー
クを加工する際の、該ワークに対する主軸台のヘッドの
位置関係を示す図、 第5図及び第6図はヘットに装着された工具主軸とX、
Y、Z軸との間の角度を示す図、第7図乃至第10図は
本発明による同時5軸制御加工機を用いて、長尺のワー
クを斜面加工する工程を示す図、 第11図は同時5軸制御加工機を用いて加工される長尺
のワークの一例を示す斜視図、第12図乃至第15図は
本発明による同時5軸制御加工機を用いて、斜面を有す
る箱状のワークを加工する工程を示す図、 第16図は本発明による同時5軸制御加工機に適用され
る主軸台の別の例を示す図、第17図は本発明による同
時5軸制御加工機の別の実施例を示す斜視図。 第18図は1本発明による同時S軸制御加工機の別の実
施例を示す斜視図、 第19図は1本発明による同時S軸制御加工機の更に別
の実施例を示す斜視図である。 17a・・・・・・ウオームホイール 17b・・・・・・ウオーム 19・・・・・・ヘッド 22・・・・・・工具主軸 22a・・・・・・工具保持手段(工具保持面)25・
・・・・・主軸駆動モータ 29.29A・・・・・・テーブル(チルトテーブル)
35・・・・・・テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、機体を有し、 前記機体に、ヘッド支持手段を設け、 前記ヘッド支持手段に、ヘッドを、第1旋 回中心を中心として旋回自在に設けると共に、ヘッドを
    旋回駆動するためのヘッド旋回駆動手段を設け、 前記ヘッドに、工具主軸を、前記第1旋回 中心と所定の角度をもって形成された第2旋回中心を中
    心として回転駆動自在に設けると共に、前記工具主軸を
    回転駆動する主軸駆動モータを設け、 前記工具主軸に、工具保持手段を設け、 更に、前記機体に、テーブルを、前記工具 主軸に対して少なくとも1方向に所定角度だけ旋回し得
    るように設けて構成した、同時5軸制御加工機。
  2. (2)、ヘッド旋回駆動手段を、互いに噛合するウォー
    ム及びウォームホィールを有する旋回駆動機構から構成
    した、特許請求の範囲第1項記載の同時5軸制御加工機
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