JP3658853B2 - 走行車体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、田植機のような路上走行速とこれよりも著しく遅い作業速を有する作業機の走行車体に用いるものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の走行車体は、エンジンと車輪の間に主変速機と副変速機が直列に設けられ、主変速機で早い路上走行速と遅い作業速を選択し、副変速機でそれぞれの速度を状況に応じてさらに変速して用いるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
主変速機と副変速機は、それぞれ独立した1対の操作杆で操作され、2本の操作杆を必要としていた。この発明は、単1の操作杆で2つの変速機の出力が選択できるようにして、誤操作の防止を図ろうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するため、エンジン8の動力が前進から後進まで無段階に変速する油圧式変速機10及び高速と低速とに切り替えて変速する機械式変速機15を介して前輪6及び後輪7へ伝達される構成の走行車体において、油圧式変速機10と機械式変速機15とを変速操作する操作杆26を備え、前記操作杆26が案内板29に形成された高速案内溝30a、低速案内溝30b及び後進案内溝30cで案内されて前後に移動すると油圧式変速機10が変速操作されるように設けられ、前記高速案内溝30a及び低速案内溝30bを上から見てU字型になるよう連結し、低速案内溝30bの右に前記後進案内溝30cが形成され、前記高速案内溝30a、低速案内溝30b及び後進案内溝30cを連絡する連絡部で操作杆26が左右に移動できるように案内され、検出スイッチ31が前記案内板29の左に設けられ、操作杆26が高速案内溝30aで案内されるときは前記検出スイッチ31が押されてONになって電動シリンダ33が作動して機械式変速機15が高速状態に切り替わり、低速案内溝30b及び後進案内溝30cで操作杆26が案内されるときは検出スイッチ31がOFFになって機械式変速機15が低速状態に切り替わる構成とすると共に、ステアリングハンドル21の操作によりトルクジェネレ−タ35を介して前輪6が操舵される構成とし、ポンプ36から吐出した油が前記トルクジェネレ−タ35へ供給され、該トルクジェネレ−タ35からの油が油圧式変速機10に補給される油圧回路を構成し、ポンプ36が吐出した油の一部をタンク38に戻す逃し弁37をポンプ36とトルクジェネレ−タ35との間に設け、エンジン8の回転数と操作杆26の操作角とから車速を演算し、車速が速くなるとタンク38へ戻る油量が増加するよう前記逃し弁37へ出力する制御装置39を設けた走行車体とした。
【0005】
【作用】
上記の走行車体1は、路上で速い速度で運転したいようなとき、操作杆26を連絡部を介して高速案内溝30aで案内されるように操作すると、検出スイッチ31が押されてONになり電動シリンダ33が作動し、機械式変速機15が高速状態になる。そののち、操作杆26をたとえば前に押すと、油圧式変速機10が出力を開始して走行車体1が前進を開始する。そして、操作杆26をさらに前に押すと、その位置に対応して油圧式変速機10の出力の回転数が増加し、走行車体1の車速が増加する。
【0006】
圃場で苗植作業を行うために遅い速度で運転するようなときは、操作杆26を連絡部を介して低速案内溝30bで案内されるように操作すると、検出スイッチ31がOFFになって機械式変速機15が低速状態になる。そののち、操作杆26を前に押すと、油圧式変速機10が出力を開始して走行車体1が前進を始める。そして、操作杆26をさらに前に押すと、その位置に対応して走行車体1の車速が増加する。
【0007】
また、後進するようなときは、操作杆26を連絡部を介して後進案内溝30cで案内されるように操作すると、検出スイッチ31がOFFになって機械式変速機15が低速状態になる。そののち、その操作杆26を後に引くと、走行車体1が後進を開始する。
【0008】
また、エンジン8の回転数と操作杆26の操作角とから演算される車速が速くなると、タンク38へ戻る油量が増加するよう制御装置39から逃し弁37へ出力し、ステアリングハンドル21の操作荷重が重くなる。
【0009】
【効果】
以上のように、この発明によると、前進から後進まで無段階に変速する油圧式変速機10と高速と低速とに切り替えて変速する機械式変速機15とを変速操作する操作杆26を備え、前記操作杆26が案内板29に形成された高速案内溝30a、低速案内溝30b及び後進案内溝30cで案内されて前後に移動すると油圧式変速機10が変速操作されるように設けられ、前記高速案内溝30a及び低速案内溝30bを上から見てU字型になるよう連結し、低速案内溝30bの右に前記後進案内溝30cが形成され、前記高速案内溝30a、低速案内溝30b及び後進案内溝30cを連絡する連絡部で操作杆26が左右に移動できるように案内され、検出スイッチ31が前記案内板29の左に設けられ、操作杆26が高速案内溝30aで案内されるときは前記検出スイッチ31が押されてONになって電動シリンダ33が作動して機械式変速機15が高速状態に切り替わり、低速案内溝30b及び後進案内溝30cで操作杆26が案内されるときは検出スイッチ31がOFFになって機械式変速機15が低速状態に切り替わる構成としたので、操作杆26の数が低減し、変速操作が容易になると共に誤操作のおそれが軽減される。
【0010】
また、ポンプ36から吐出した油が前記トルクジェネレ−タ35へ供給され、該トルクジェネレ−タ35からの油が油圧式変速機10に補給される油圧回路を構成し、ポンプ36が吐出した油の一部をタンク38に戻す逃し弁37をポンプ36とトルクジェネレ−タ35との間に設け、エンジン8の回転数と操作杆26の操作角とから車速を演算し、車速が速くなるとタンク38へ戻る油量が増加するよう前記逃し弁37へ出力する制御装置39を設けたので、エンジン8の回転数と操作杆26の操作角とから演算される車速が速くなると、ステアリングハンドル21の操作荷重が重くなり、ステアリングハンドル21の操作荷重が軽すぎて直進操作が困難になるようなことを回避できる。
【0011】
【実施例】
つぎに、この発明の実施例を説明する。
図1〜図6のように、走行車体1の後に苗植装置2が装着されて田植機となっている。
走行車体1がつぎのように構成されている。フレーム3の前後に主歯車箱4の後輪歯車箱5,5が設けられ、それぞれの外側に前輪6,6と後輪7,7が配置されている。エンジン8がフレーム3に取付けられ、その動力がベルト9でHST10の入力軸11に入り、所望の回転数に変速されたのち、出力軸12からベルト13で取出されて主歯車箱4の主軸14に導入されている。主軸14に伝わった動力は、機械式変速機15を経由して前輪差動装置16で左右に分かれて前輪6,6に到達するとともに、後輪差動装置17で左右に分かれたのち、それぞれの制動装置18,18を経由して後輪7,7に達している。
【0012】
座席19がエンジン8の上に設けられている。ハンドルフレーム20が主歯車箱4の前部の上に設けられ、その上のステアリングハンドル21を操作すると、トルクジェネレータ35(図7)を介して前輪6,6が操舵され、走行車体1の進路が変更されるようになっている。
【0013】
HST作動軸22がハンドルフレーム20の左の下部に設けられ、アーム23がこれから下に伸び、HST10のアーム24とアーム23がロッド25で連結されている。操作杆26の下部が回動軸27で左右に揺動できるようにHST作動軸22に取付けられている。案内棒28が操作杆26の下部から下に伸び、案内板29の案内溝30に入っている。案内溝30は、上から見てU字型に連結した高速案内溝30a、低速案内溝30bおよび低速案内溝30bのやや右から後に伸びた後進案内溝30cで形成されている。
【0014】
検出スイッチ31が案内板29の左に設けられ、案内溝30内を移動する案内棒28の下端が左に来ると、ONして信号を制御装置32に入力するようになっている。制御装置32は、電動シリンダ33に出力し、機械式変速機15のシフターアーム34を作動するように出来ている。すなわち、検出スイッチ31がONすると、制御装置32の出力で電動シリンダ33が機械式変速機15の歯車を移動し、その出力が高速(路上走行速)となり、検出スイッチ31がOFFすると、その出力が低速(作業速)となる。
【0015】
案内棒28の下端が高速案内溝30a又は低速案内溝30b内を後から前に向って移動すると、すなわち、アーム23の下端が前から後に向って移動すると、ロッド25で引かれてアーム24が時計方向(図3)に回動し、その回動が進むに従って出力軸12の回転数が増加する。案内棒28の下端が高速案内溝30a、低速案内溝30bの後部或はこれらの連絡部に位置するときは、アーム24が図3の状態にあってHST10が中立となり、出力軸12の回転が停止する。案内棒28の下端が後進案内溝30c内を前に進むと、アーム24が図3の状態から反時計方向に回り、出力軸12が逆転するようになっている。
【0016】
従って、中立の位置にある操作杆26の上端を右に寄せると、検出スイッチ31がONして機械式変速機15の出力が高速(路上走行速)となる。そののち、操作杆26の上端を前に押すと、案内棒28の下端が検出スイッチを押しながら高速案内溝30aを後に移動して、HST10が出力を開始し、走行車体1が前進を始める。そして、操作杆26が引かれている位置に応じた走行車体1の前進速度が得られる。この操作杆26の上端を前に押してHST10の出力を停止したのち、右に移動させて案内棒28を低速案内溝30b内に位置させる。すると、案内棒28が検出スイッチ31から離れてOFFとなり、機械式変速機15の出力が低速(作業速)となる。そののち、操作杆26の上端を前に押すと、HST10が出力を開始し、走行車体1が前進を始め、その引いた位置に応じた速度が得られる。また、中立の位置にある操作杆26の上端を左端に乗せたのち、後に引くと、機械式変速機15の出力が低速に保たれた状態で、HST10が逆転の出力をし、走行車体1が後進する。
【0017】
トルクジェネレータ35とHST10の油圧回路が図7のように設けられている。すなわち、ポンプ36が吐出した油がトルクジェネレータ35に入り、これから出た油がHST10の油を補給するようになっている。逃し弁37がポンプ36とトルクジェネレータ35の間に設けられ、ポンプ36が吐出した油の1部がタンク38に戻っている。この逃し弁37は、デューティ比制御でON時間(開放時間)が変化するソレノイドバルブで構成され、制御装置39の出力で作動する。制御装置39にHST作動軸22のポテンショメータ40(図4)から入力され、HST10の出力(回転数)が高いとタンク38に戻る油量が増加するように出来ている。すなわち、走行車体1の前進速度が増加すると、トルクジェネレータ35で作動するパワーステアリングは、ステアリングハンドル21の操作荷重が軽すぎて直進操作が困難となるが、上記の構成によると、その課題が解消される。なお、エンジン8の回転数(回転センサ41)と操作杆26の操作角(ポテンショメータ40)でポンプ36が吐出する油の量と走行車体1の車速を演算し、車速が速くなるとステアリングハンドル21の操作荷重が重くなるように構成することができる。
【0018】
図1のように、支柱42がフレーム3の後部から上に伸び、上下で平行な1対のリンク43,43の前後の両端がこれと後の縦枠44に取付けられている。油圧シリンダ45の前端がフレーム3に取付けられ、ピストンロッド46が後部から斜後上に突出し、上のリンク43と一体のアーム47の下端とその突端が接続している。そして、昇降弁48(図7)による油路の切り換で、ポンプ49が吐出した油が油圧シリンダ45に供給されると、ピストンロッド46が突出して縦枠44が上昇し、その油がタンク38に戻ると、縦枠44が下降するように出来ている。
【0019】
苗植装置2が縦枠44に取付けられている。すなわち、植込歯車箱50が縦枠44の下部に取付けられ、前上りに傾斜した苗載台51がエンジン8の動力でその上で左右に往復駆動されている。3本の植込フレーム52,52,52が植込歯車箱50から後に伸び、それぞれの後端の両側で回転ケース53,53,……が回転している。1対の植込杆54,54がそれぞれの回転ケース53,53,……に取付けられて上記の回転で同じような姿勢を保って旋回し、下降の初期に苗載台51から突出しているマット苗の端から1株分の苗を欠ぎ取り、下端で泥土に移植するうに出来ている。フロート55,55,55がそれぞれの植込フレーム52,52,52の下に配置され、走行車体1の前進で泥面を滑走するように出来ている。
【0020】
昇降弁48が図8のように設けられている。弁箱56にスプール57が左右に移動自在に設けられ、中立において、左右のばねSL,SRがそれぞれの座板58L,58Rを介して両横を均等に押し、ポンプ49が吐出した油がポンプポートPから左室59Lに入り、油路60を通ってタンクポートTに達し、タンク38に戻っている。ソレノイド61L,61Rが左右に配置され、ピン62Lでスプール57が右に押されると、シリンダーポートCが油路63でタンクポートTに連通して油圧シリンダ45内の油がタンク38に戻り、ピン62Rでスプール57が左に押されると、ポンプポートPとシリンダポートCが連通してポンプ49が吐出した油が油圧シリンダ45に供給されるようになっている。なお、右室59Rが油路64でタンクポートTに通じている。可変絞り弁65が油路60に設けられ、レバー66で回すと、ねじ65aのリードで上下に移動して開度が変り、油路60内の油の流量が変化するようになっている。スロットルレバー67(図2)がハンドルフレーム20の右に設けられ、その操作でエンジン8の回転数が変化するようになっている。そして、レバー66とスロットルレバー67がワイヤ68で連結され、エンジン8の回転数を高くすると、可変絞り弁65による油路の開度が大きくなるように出来ている。なお、ポンプ49は、エンジン8から主軸14の間の伝動経路に設けられ、エンジン8の回転に応じて(比例して)回転数が変化する。
【0021】
すなわち、スプール57の左の端面に、ばねSLと左室59L内の油の背圧が右向に働いている。ポンプ49の回転数が上昇してポンプポートPからの油の流量が増加すると、前記の背圧が高くなる。従って、ソレノイド61Rにデュティ比制御で電圧を加えると、ピン62Rでスプール57が左に押され、ポンプポートPからシリンダポートCに油が流れるが、スプール57による流路の開度が上記の背圧の影響を受け、ポンプ49の吐出量が増大すると、背圧の増大でシリンダポートCへの流量が低下するおそれがあった。ここに、上記のように構成すると、エンジン8の回転数が増加すると、可変絞り弁65による油路60の開度が大きくなって、スプール57の左端に働く背圧が低下するので、上記のおそれが解消される。また、ばねSL,SRは、図9のように、円錐状に形成すると、初期の押圧力が著しく弱くなって、ソレノイド61L,61Rで引かれて作動するスプール57の初期の移動が円滑になる。
【0022】
ソレノイド61L,61Rが図10のように設けられている。なお、両者は対称のため、左のみを示している。固定磁極69が右端に設けられ、コイル70が励磁すると可動鉄芯71が右に引かれてピン62Lが押し出されるようになっている。なお、図では可動鉄芯71がばね72で右に押されて固定磁極69に接触しているが、ソレノイド61L,61Rがスプール57を挟んで左右に配置され、中立において離れている。そして、両者の接触部が円錐面69a,71aに形成され、片側又は両者の面に複数の細い溝73が設けられている。ばね72の左端を受けるプッシュピン74がねじ74aで左右に移動するように後部金具75に取付けられ、ロックナット76で回り止めが施されている。
【0023】
すなわち、固定磁極69と可動鉄芯71の間に芥が入ると、これが円錐面69a又は71aに付着してコイル70での吸引力が低下し、昇降弁48で苗植装置2を上昇させる性能が低下するが、上記の構成によると、その芥が溝73に入ってコイル70での吸引力が維持される。また、製作上の誤差により、コイル70の吸引力にバラツキが発生するが、プッシュピン74を左右に移動させてばね72の力を調節すると、上記のバラツキが吸収され、すべてのソレノイド61L,61R,……の性能が均一化する。そして、このソレノイド61L,61Rは、昇降レバー77(図2)および中央のフロート55からの入力で制御装置(図示していない)が出力して作動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を施した田植機の側面図
【図2】その平面図
【図3】その1部の伝動機構図
【図4】その1部の拡大した正面図
【図5】その1部の底面図
【図6】その側面図
【図7】その油圧回路図
【図8】その昇降弁の切断正面図
【図9】その1部の拡大図
【図10】そのソレノイドの切断正面図
【符号の説明】
1 走行車体
6 車輪(前輪)
7 車輪(後輪)
8 エンジン
10 HST(油圧式変速機)
15 機械式変速機
21 ステアリングハンドル
26 操作杆
29 案内板
30a 高速案内溝
30b 低速案内溝
30c 後進案内溝
31 検出スイッチ
33 電動シリンダ
35 トルクジェネレ−タ
36 ポンプ
37 逃し弁
38 タンク
39 制御装置
Claims (1)
- エンジン(8)の動力が前進から後進まで無段階に変速する油圧式変速機(10)及び高速と低速とに切り替えて変速する機械式変速機(15)を介して前輪(6)及び後輪(7)へ伝達される構成の走行車体において、油圧式変速機(10)と機械式変速機(15)とを変速操作する操作杆(26)を備え、前記操作杆(26)が案内板(29)に形成された高速案内溝(30a)、低速案内溝(30b)及び後進案内溝(30c)で案内されて前後に移動すると油圧式変速機(10)が変速操作されるように設けられ、前記高速案内溝(30a)及び低速案内溝(30b)を上から見てU字型になるよう連結し、低速案内溝(30b)の右に前記後進案内溝(30c)が形成され、前記高速案内溝(30a)、低速案内溝(30b)及び後進案内溝(30c)を連絡する連絡部で操作杆(26)が左右に移動できるように案内され、検出スイッチ(31)が前記案内板(29)の左に設けられ、操作杆(26)が高速案内溝(30a)で案内されるときは前記検出スイッチ(31)が押されてONになって電動シリンダ(33)が作動して機械式変速機(15)が高速状態に切り替わり、低速案内溝(30b)及び後進案内溝(30c)で操作杆(26)が案内されるときは検出スイッチ(31)がOFFになって機械式変速機(15)が低速状態に切り替わる構成とすると共に、ステアリングハンドル(21)の操作によりトルクジェネレ−タ(35)を介して前輪(6)が操舵される構成とし、ポンプ(36)から吐出した油が前記トルクジェネレ−タ(35)へ供給され、該トルクジェネレ−タ(35)からの油が油圧式変速機(10)に補給される油圧回路を構成し、ポンプ(36)が吐出した油の一部をタンク(38)に戻す逃し弁(37)をポンプ(36)とトルクジェネレ−タ(35)との間に設け、エンジン(8)の回転数と操作杆(26)の操作角とから車速を演算し、車速が速くなるとタンク(38)へ戻る油量が増加するよう前記逃し弁(37)へ出力する制御装置(39)を設けた走行車体。
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