JP3657442B2 - コンロ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理容器をバーナで加熱して調理容器内の調理物を調理するコンロに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、調理容器を加熱するバーナと、調理容器の底に接触してその温度を検出する温度センサと、バーナの加熱量を制御する加熱量制御手段とが備えられた調理用のコンロが一般的に知られている。このコンロによれば、温度センサの検出温度(以下、「センサ温度」)を調理容器内の調理物の調理に適切な温度に応じた設定温度に維持すべく加熱量制御手段によりバーナの加熱量が調節される。
【0003】
例えば調理容器に入れられた油により天ぷらや揚げ物等の調理が行われるが、調理物の投入により油温が調理に適切な温度より大きく低下し、再びこの温度まで上昇するのに長時間を要する場合がある。この場合、油温が調理温度より低温の時間が長かったため調理物に十分に熱が通っていないおそれがある。そこで、例えば特開平5−288350号や特開平6−272865号に開示されたコンロを使用することが考えられる。これらのコンロによればセンサ温度が設定温度より大きく低下した後、再度設定温度に上昇したとき所定の音が発せられる。即ち、油温が調理に適切な温度より大きく低下した後、再度その温度に上昇したとき所定の音が発せられる。従って、この音が発せられてからの時間に応じて調理物を油から引き上げるようにすれば、調理物を適切な油温で所望の時間にわたり調理することができ、上のような事態を防止することができる。しかし、調理に際して別途タイマ等により時間を計測しなくてはならず、調理者が時間計測することに煩わしさを感じるおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる背景に鑑みて本発明は調理物等をバーナに加熱される調理容器から引き上げるべき適切なタイミングを容易に知ることができるコンロを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第1態様のコンロは、調理容器を加熱するバーナと、該調理容器の温度を検出する温度センサと、該温度センサの検出温度を該調理容器内の調理物の調理に適切な温度に応じた設定温度に維持すべく該バーナの加熱量を制御する加熱量制御手段とを備えたコンロであって、前記温度センサの検出温度が所定速度以上で前記設定温度より低温に低下したときに時間計測を開始するタイマと、該タイマの計測時間が前記加熱量制御手段により、該設定温度が高いほど長くなるように設定された所定時間以上になったことを報知する報知手段とを設けたことを特徴とする。
【0006】
前記課題を解決するための本発明の第2態様のコンロは、調理容器を加熱するバーナと、該調理容器の温度を検出する温度センサと、該温度センサの検出温度を該調理容器内の調理物の調理に適切な温度に応じた設定温度に維持すべく該バーナの加熱量を制御する加熱量制御手段とを備えたコンロであって、前記温度センサの検出温度が所定速度以上で前記設定温度より低温の所定温度以下に低下したときに時間計測を開始するタイマと、該タイマの計測時間が前記加熱量制御手段により、該設定温度が高いほど長くなるように設定された所定時間以上になったことを報知する報知手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】
前記課題を解決するための本発明の第3態様のコンロは、調理容器を加熱するバーナと、該調理容器の温度を検出する温度センサと、該温度センサの検出温度を該調理容器内の調理物の調理に適切な温度に応じた設定温度に維持すべく該バーナの加熱量を制御する加熱量制御手段とを備えたコンロであって、前記温度センサの検出温度が所定速度以上で前記設定温度より低温に低下した後、該設定温度以上に上昇したときに時間計測を開始するタイマと、該タイマの計測時間が前記加熱量制御手段により、該設定温度が高いほど長くなるように設定された所定時間以上になったことを報知する報知手段とを設けたことを特徴とする。
【0008】
前記課題を解決するための本発明の第4態様のコンロは、調理容器を加熱するバーナと、該調理容器の温度を検出する温度センサと、該温度センサの検出温度を該調理容器内の調理物の調理に適切な温度に応じた設定温度に維持すべく該バーナの加熱量を制御する加熱量制御手段とを備えたコンロであって、前記温度センサの検出温度が前記設定温度より低温の所定温度以下に低下した後、該検出温度が該設定温度以上に上昇したときに時間計測を開始するタイマと、該タイマの計測時間が前記加熱量制御手段により、該設定温度が高いほど長くなるように設定された所定時間以上になったことを報知する報知手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】
前記4つの態様のコンロによれば加熱量制御手段によりバーナの加熱量が制御され、センサ温度が設定温度を中心として上下に変動されながら制御される。このとき調理容器内の油等の温度も上下に変動されながら調理に適切な温度に維持される。この状態で油へ調理物が投入され油温が調理に適切な温度より急激に大きく低下し、これに伴いセンサ温度が設定温度より急激に大きく低下すると、その後タイマが時間計測を開始する。そして、タイマの計測時間(以下、「タイマ時間」)が所定時間以上になると報知手段がその旨を報知する。所定時間は加熱量制御手段により、設定温度が高いほど長くなるように、且つ、調理物を適切な温度で加熱・調理するのに適切な時間に設定される。すると、調理者は報知手段の報知により調理物を油から引き上げるべき適切なタイミングを別途時間計測する手間をかけずに容易に把握することができる。
【0010】
調理物は適切な温度で所定時間にわたり加熱・調理されることが好ましいが、大きさ等の差異のため全ての調理物が同様な条件で加熱されるわけではない。比較的小さい調理物が油に投入された場合には油温は一旦低下するもののすぐに調理に適切な温度まで上昇し、比較的大きい調理物が油に投入された場合には油温は一旦低下した後ゆっくり調理に適切な温度に上昇する。このため、前者の場合は調理物を油に投入してからの経過時間は調理物が適切な油温で加熱された時間にほぼ等しいが、後者の場合は調理物が適切な油温で加熱された時間は調理物を油に投入してからの経過時間より短くなる。しかるに第3又は第4態様のコンロではセンサ温度が一旦急激に大きく低下してから再度設定温度以上に上昇したときにタイマが時間計測を開始する。このためタイマ時間は調理物が適切な油温で加熱された時間に一致する。従って、第3及び第4態様のコンロは油に投入されたとき油温が一旦低下するとなかなかもとの温度に上昇しないような比較的大きい調理物を油から引き上げる適切なタイミングを知るのに特に適している。
【0011】
第1乃至第4態様のいずれかのコンロにおいて、前記報知手段は前記タイマの計測時間が前記所定時間より短い第2の所定時間となったことを予告報知するようにしてもよい。前述のように所定時間を調理物の調理に適切な時間に設定すると、予告報知により調理者は油から調理物を引き上げる適切なタイミングまでの残り時間が所定時間と第2所定時間との差になったことを知ることができる。そして、その残り時間に調理物用皿を準備等をすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のコンロの実施形態について図面を使用して説明する。図1は本実施形態のコンロの説明的構成図であり、図2は本実施形態のコンロの作動を説明するフローチャートであり、図3は本実施形態のコンロの特性及び作動を説明する説明図である。
【0013】
第1実施形態のコンロにおいては図1に示すように水平に設置されたプレート1上にバーナ2が設けられ、バーナ2の上方に調理容器3を載置される五徳4が設けられている。また、調理容器3の底面に接触して該調理容器3の温度を検出する温度センサ5と、温度センサ5の検出温度に応じてバーナ2の加熱量を制御するとともに種々の制御を行う制御ユニット(加熱量制御手段)6とが設けられている。バーナ2にはガス供給路7よりガスが供給され、図示しない点火プラグに点火されて燃焼する。ガス供給路7には制御ユニット6により開閉されるガス電磁弁8が設けられている。また、ガス供給路7には途中で分岐してから再び合流するバイパス路9が設けられ、バイパス路9には制御ユニット6により開閉されるバイパス電磁弁10が設けられている。バイパス電磁弁10が開弁・閉弁されることでバーナ2へのガス供給量が制御されバーナ2の加熱量が大又は小に切り替えられる。調理容器3には例えば油が入れられ、この油に調理物が投入されて調理される。
【0014】
制御ユニット6にはタイマ11が設けられており、タイマ11の計測時間に応じて所定の表示を行う表示部(報知手段)12と、コンロの作動状況を示すLED13と、調理モードを指定するための調理モードボタン14と、タイマ11が計測すべき時間を設定するタイマ設定ボタン15とを備えたパネル部16が設けられている。さらにタイマ11の計測時間に応じて所定の音を発するブザー(報知手段)17が設けられている。
【0015】
前記構成のコンロの作動について図2及び図3を用いて説明する。まず、調理者の操作によりバーナ2が加熱量を大として燃焼を開始する(STEP1)。続いて調理モードボタン14が操作されることで設定温度T0 が設定され、タイマ設定ボタン15が操作されることで後述の第1所定時間(本発明の「所定時間」)t1 及び第1所定時間t1 より短い第2所定時間t2 が設定され、この第1所定時間t1 は表示部12に表示される。また、第1所定時間t1 は、例えば調理物のパッケージに表示された時間や、調理者が経験から適切と考えた時間に設定される。このときLED13が点灯し、ブザー17が「ピッ」という音を発する(STEP2)。第1所定時間t1 は調理物を加熱・調理するのに適切な時間に設定され、第2所定時間t2 は時間t1 −t2 が調理物用皿の準備等のために適切かつ十分な時間となるよう設定される。
【0016】
バーナ2が燃焼している間、センサ温度Tを設定温度T0 に維持すべくその加熱量が制御ユニット6により制御される(STEP3)。詳細には図3に示すように加熱開始からバーナ2の加熱量が大に維持されることでセンサ温度Tは徐々に上昇する。そして、センサ温度Tが設定温度T0 以上に上昇したときバーナ2の加熱量が小に切り替えられる。そして、図3に示すようにセンサ温度TがT0 −4℃以下に低下したときバーナ2の加熱量が小から大に切り替えられ、T0 +4℃以上に上昇したときバーナ2の加熱量が大から小に切り替えられるという制御が繰り返される。このとき図示しないが、油温はセンサ温度Tとほぼ同様に変動しながら調理に適切な温度に維持されている。
【0017】
バーナ2の加熱量が制御されているとき、制御ユニット6により油に調理物が投入されたか否かが判断される(STEP4)。第1実施形態のコンロでは、センサ温度Tの低下速度に基づいてかかる判断が行われる。即ち、図3に示すようにセンサ温度TがT0+4℃から低下し始めてから調理物が油に入れられセンサ温度Tが30℃/sの所定速度以上で低下したとき(点x)、制御ユニット6により油に調理物が投入されたと判断される(STEP4でYES)。これに伴いタイマ11が時間計測を開始する(STEP5)。
【0018】
タイマ時間tが第2所定時間t2 となったとき(STEP6でYES)、表示部12にカウントダウン表示がされ、ブザー17が「ピッピッピッ」という音を発する(STEP7)。なお、表示部12のカウントダウン表示とはタイマ時間tが第2所定時間t2 となった後、第1所定時間t1 となるまでの残り時間を時間を追って表示することをいう。例えばこの残り時間が30秒であるとき30、29、・・、1、0(秒)のようにカウントダウン表示がされる。タイマ時間tが第1所定時間t1 となったとき(STEP8でYES)、表示部12には「0」と表示され、LED13が消灯され、ブザー17が「ピーッ」という音を発する(STEP9)。このとき調理者により燃焼停止操作がされていなければ(STEP10でNO)、STEP2〜STEP9が繰り返され調理が継続して行われる。また、調理を停止すべく調理者により燃焼停止操作がされていれば(STEP10でYES)、制御ユニット6によりバーナ2の燃焼が停止される(STEP11)。
【0019】
第1実施形態のコンロによれば表示部12に「0」と表示され、ブザー17が「ピーッ」という音を発し、さらにLED13が消灯される。これにより調理者は油に調理物が投入されてから第1所定時間t1 が経過したこと、即ち調理物を油から引き上げるべき適切なタイミングであることを知ることができる。この際別途時間計測する手間が省けるので調理者は煩わしさを感じない。また、ブザー17が「ピッピッピッ」という音を発し、表示部12にカウントダウン表示がなされる。これにより調理者は油に調理物が投入されてから第2所定時間t2 が経過し、第1所定時間t1 となるまでの残り時間がt1 −t2 となったこと、即ち油から調理物を引き上げる適切なタイミングが近いことを知ることができる。さらに、ブザー17の発する音がタイマ時間tの違いにより「ピッピッピッ」や「ピーッ」などと相違するため、調理者は聴覚により調理の進行具合を知ることができる。
【0020】
第2実施形態のコンロによれば、センサ温度Tが設定温度T0 より30℃以上低下するか否かに基づいて制御ユニット6により調理物が油に投入されたか否かが判断される。即ちセンサ温度Tが設定温度T0 より30℃低温の所定温度(=T。−30℃)以下に低下したときタイマ11が時間計測を開始する(図3の点x’)。図示しないが、タイマ11が時間計測の開始点が図3でxからx’にずれた分、表示部12によるカウントダウン表示及びブザー16の作動は第1実施形態のコンロよりやや遅れて行われる。その他の構成については第1実施形態のコンロと同様であるので図示及び説明を省略する。第2実施形態のコンロにおいても第1実施形態のコンロと同様に表示部12の表示やブザー17の音により調理者は調理物を油から引き上げるべき適切なタイミングを別途時間計測する手間をかけずに容易に知ることができる。
【0021】
第3実施形態のコンロによれば、第1実施形態と同様にセンサ温度Tが30℃/sの所定速度以上で低下したとき(点x)、制御ユニット6により調理物が油に投入されたと判断される。そしてその後にセンサ温度Tが再び設定温度T0 以上に上昇したとき(図3の点x”)、タイマ11が時間計測を開始する。図示しないが、タイマ11が時間計測の開始点が図3でxからx”にずれた分、表示部分12によるカウントダウン表示及びブザー17の作動は第1実施形態のコンロより遅れて行われる。その他の構成については第1実施形態のコンロと同様であるので図示及び説明を省略する。第3実施形態のコンロにおいても第1実施形態のコンロと同様に表示部12の表示やブザー17により調理者は調理物を油から引き上げるべき適切なタイミングを別途タイマ等により時間計測する手間をかけずに容易に知ることができる。
【0022】
第4実施形態のコンロによれば、第2実施形態と同様にセンサ温度Tが所定温度(=T。−30℃)以下に低下したとき(点x’)、制御ユニット6により調理物が油に投入されたと判断される。そしてその後でセンサ温度Tが再び設定温度T0 以上に上昇したとき(図3の点x”)、タイマ11が時間計測を開始する。図示しないが、タイマ11が時間計測の開始点が図3でx’からx”にずれた分、表示部分12によるカウントダウン表示及びブザー17の作動は第2実施形態のコンロより遅れて行われる。その他の構成については第2実施形態のコンロと同様であるので図示及び説明を省略する。第4実施形態のコンロにおいても第1実施形態のコンロと同様に表示部12の表示やブザー17により調理者は調理物を油から引き上げるべき適切なタイミングを別途時間計測する手間をかけずに容易に知ることができる。
【0023】
第3又は第4実施形態のコンロによれば、センサ温度Tが設定温度T0 より一旦急激に大きく低下した後で再度設定温度T0 に上昇したときにタイマ11が時間計測を開始する。このためタイマ時間tは調理物が調理に適切な温度で加熱・調理された時間にほぼ一致する。従って、第3及び第4実施形態のコンロは、調理物が比較的大きくセンサ温度Tが設定温度T0 より低温となっている時間(図3のΔt)が第1所定時間t1 に比べて無視できない程度に大きい場合でも調理物を適切かつ十分に加熱することができる。
【0024】
なお、前記4つの実施形態ではタイマ時間tが第2所定時間t2 以内に第1所定温度t1 になるというときに表示部12によりカウントダウン表示がされたが、他の実施形態としてまもなく調理が終了することを予告できるような表示であれば、例えば所定のマーク(魚等)が表示部12に表示されるようにしてもよい。また、前記4つの実施形態ではブザー17が「ピーッ」等の音を発することで調理状況を聴覚により認識させるようにしたが、他の実施形態として「調理が終わりました」等の音声を発する発声手段を設け、かかる音声により調理状況を聴覚により認識させるようにしてもよい。
【0025】
前記4つの実施形態ではタイマ時間tが第1所定時間t1 になったときに調理者の燃焼停止操作によりバーナ2の燃焼が停止されるが、他の実施形態としてタイマ時間tが第1所定時間t1 になったときにバーナ2の燃焼が自動停止されるようにしてもよい。この場合、タイマ時間tが第1所定時間t1 になったとき、即ち調理物が油に投入されてから適切な時間にわたり調理されたときにバーナ2の燃焼が自動停止されるので調理物が油から引き上げられるのがやや遅れたとしても過剰に加熱されることを確実に防止することができる。
【0026】
前記4つの実施形態では第1所定時間t1 はタイマ設定ボタン15の操作により設定されるが、他の実施形態として調理モードボタン14が操作されることにより設定された設定温度T0 に応じて制御ユニット6により自動設定されるようにしても良い。この場合設定された調理モードにより決定される調理物への加熱量が大きくなる程設定温度T0 が高めに設定され、これに応じて第1所定時間t1 が長く設定される。このため大きい調理物でも十分に熱を通して適切に調理することができる。さらに他の実施形態として第1所定時間t1 がセンサ温度Tの低下速度又は低下度合に応じて制御ユニット6により自動設定されるようにしてもよい。この場合油に投入された調理物が大きくなる程センサ温度Tの低下速度又は低下度合も大きくなり、これに応じて第1所定時間t1 が長めに設定される。このため大きい調理物でも十分に熱を通して適切に調理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のコンロの説明的構成図
【図2】本実施形態のコンロの作動を説明するフローチャート
【図3】本実施形態のコンロの特性及び作動を説明する説明図
【符号の説明】
2‥バーナ、3‥調理容器、5‥温度センサ、6‥制御ユニット(加熱量制御手段)、11‥タイマ、12‥表示部(報知手段)、17‥ブザー(報知手段)

Claims (5)

  1. 調理容器を加熱するバーナと、該調理容器の温度を検出する温度センサと、該温度センサの検出温度を該調理容器内の調理物の調理に適切な温度に応じた設定温度に維持すべく該バーナの加熱量を制御する加熱量制御手段とを備えたコンロであって、
    前記温度センサの検出温度が所定速度以上で前記設定温度より低温に低下したときに時間計測を開始するタイマと、該タイマの計測時間が前記加熱量制御手段により、該設定温度が高いほど長くなるように設定された所定時間以上になったことを報知する報知手段とを設けたことを特徴とするコンロ。
  2. 調理容器を加熱するバーナと、該調理容器の温度を検出する温度センサと、該温度センサの検出温度を該調理容器内の調理物の調理に適切な温度に応じた設定温度に維持すべく該バーナの加熱量を制御する加熱量制御手段とを備えたコンロであって、
    前記温度センサの検出温度が所定速度以上で前記設定温度より低温の所定温度以下に低下したときに時間計測を開始するタイマと、該タイマの計測時間が前記加熱量制御手段により、該設定温度が高いほど長くなるように設定された所定時間以上になったことを報知する報知手段とを設けたことを特徴とするコンロ。
  3. 調理容器を加熱するバーナと、該調理容器の温度を検出する温度センサと、該温度センサの検出温度を該調理容器内の調理物の調理に適切な温度に応じた設定温度に維持すべく該バーナの加熱量を制御する加熱量制御手段とを備えたコンロであって、
    前記温度センサの検出温度が所定速度以上で前記設定温度より低温に低下した後、該設定温度以上に上昇したときに時間計測を開始するタイマと、該タイマの計測時間が前記加熱量制御手段により、該設定温度が高いほど長くなるように設定された所定時間以上になったことを報知する報知手段とを設けたことを特徴とするコンロ。
  4. 調理容器を加熱するバーナと、該調理容器の温度を検出する温度センサと、該温度センサの検出温度を該調理容器内の調理物の調理に適切な温度に応じた設定温度に維持すべく該バーナの加熱量を制御する加熱量制御手段とを備えたコンロであって、
    前記温度センサの検出温度が前記設定温度より低温の所定温度以下に低下した後、該検出温度が該設定温度以上に上昇したときに時間計測を開始するタイマと、該タイマの計測時間が前記加熱量制御手段により、該設定温度が高いほど長くなるように設定された所定時間以上になったことを報知する報知手段とを設けたことを特徴とするコンロ。
  5. 前記報知手段は前記タイマの計測時間が前記所定時間より短い第2の所定時間となったことを予告報知することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のコンロ。
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