JP3657317B2 - シート紙加速装置の駆動装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静止位置の周りを周期的に動く揺動装置とこの揺動装置に後置され平均値だけ変動する速度で周期的に回転するシート紙案内装置とから成る特にシート紙（単票紙）印刷機におけるシート紙加速装置の駆動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
シート紙印刷機において静止しているシート紙を圧胴速度まで加速するために、静止位置の周りを揺動するシステムいわゆる揺動装置を利用することが知られている。加速力を減少する目的で、平均値だけ変動する速度で回転するシート紙案内装置を揺動装置に後置することが、ドイツ連邦共和国特許第６１７１０７号明細書で知られている。揺動装置は静止しているシート紙を受け取り、それを圧胴速度の一部まで加速し、この揺動速度でシート紙を後置されたシート紙案内装置に受け渡し、このシート紙案内装置がシート紙を圧胴速度に加速する。
【０００３】
揺動装置は四リンク式伝動装置によって駆動される。その駆動リンクは機械運転サイクルで回転する駆動軸に配置されている駆動カムに摩擦結合で接触している。揺動装置に後置されたシート紙加速装置の駆動は機械運転サイクルで回転する駆動軸を介して行われる。その場合駆動軸と共に連続回転するジャーナルが設けられている。このジャーナルは、一端がカムローラを介して固定カムに接触し他端がタイロッドを介してシート紙案内要素にヒンジ結合されている角形レバーに対する軸受として使用している。この角形レバーは固定カムに沿って移動するカムローラによって、シート紙案内要素が駆動軸と共に連続回転するジャーナルに対して追従あるいは先行して回転するように制御される。
【０００４】
このシート紙加速装置の駆動装置は、揺動装置の駆動が機械運転サイクルで回転する第１の駆動軸を介して行われ、加速伝動並びに揺動装置に後置されたシート紙案内装置の駆動が機械運転サイクルで回転する第２の駆動軸と加速伝動装置を介して行われるという欠点を有している。この駆動装置によって大きな構造空間が必要とされている。この駆動装置のかさばった弾力的な構造形態は振動を生ずる傾向にあり、この振動はシート紙案内装置に導かれて、シート紙のパスミス（受渡しミス）ないし二重刷りを生じさせてしまい、従って品質を低下させたり不良品を生じさせてしまう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、コンパクトで頑丈（剛性）に形成され、節約された狭い構造空間しか必要とされず、反動のない伝動ができるような冒頭に述べた形式のシート紙加速装置の駆動装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明によればこの目的は、特許請求の範囲請求項１の特徴部分に記載の手段によって達成される。
【０００７】
変動する速度で回転するシート紙案内装置又は揺動装置の駆動装置あるいは揺動装置とシート紙案内装置の駆動装置に対するサポート点をシート紙案内装置ないし揺動装置のサポート点と異ならして設けることによって、並びにこの駆動装置に対するサポート点をシート紙案内装置のサポート点と揺動装置との間に配置することによって、揺動装置の駆動装置の運動学的寸法および特性量を、駆動カムおよびこの駆動カムに接触し揺動装置に固く結合されたローラ付きレバーから成る揺動装置の直接駆動装置が最適な条件のもとで実現できるように選択することを可能にする。
【０００８】
本発明によれば、揺動装置およびこの揺動装置に後置され平均値だけ周期的に変動する速度で回転するシート紙案内装置から成るシート紙案内装置の駆動装置を空間を節約して狭い構造空間に構成することができる。揺動装置に後置されたシート紙案内装置を駆動するために揺動装置の駆動装置にその駆動リンクが作用的に接続されている断続伝動装置を配置することによって、この駆動装置を密集構造にでき従って空間を節約して狭い構造空間に構成することができる。この効果は、揺動装置の駆動軸のサポート点および揺動装置に後置されたシート紙案内装置のサポート点が構造的な処置によって互いに小さな間隔をもって配置されることによって一層高められる。これはコンパクトに作られた断続伝動装置を利用することを可能にする。このコンパクトな構造は伝動装置を頑丈（剛性）に形成することをも可能にし、これによってシート紙案内装置への振動の導入および加工の際における品質低下が避けられる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下図に示した実施例を参照して本発明を詳細に説明する。
図１には、揺動装置１とこの揺動装置１に後置されたシート紙（単票紙）案内装置２（この実施例において加速ドラムとして示されている）とから成るシート紙加速装置が概略的に示されている。シート紙案内装置２には圧胴３が後置され、揺動装置１には給紙テーブル４が前置されている。
【００１０】
揺動装置１はサポート点Ａ0 において揺りリンク軸２５に支持されている揺りリンク５を有している。揺りリンク５は四リンク式伝動装置８の従動リンク７に固く結合されている。従動リンク７は連結棒１８を介して三元リンクとして形成されたローラ付きレバー９にヒンジ結合されている。ローラ付きレバー９はサポート点Ｂ0 において支持され、カムローラ１０によって駆動カム１１にかみ合い結合あるいは摩擦結合で接触している。駆動カム１１は機械運転サイクルで回転可能にサポート点Ｃ0 に配置されている。このサポート点Ｃ0 にはシート紙案内装置２を結合する断続伝動装置１４の駆動リンク１３も配置されている。駆動リンク１３も同様に単一回転駆動される。実施例において断続伝動装置１４は二連クランク軸として示されている。駆動リンク１３として作用する駆動クランクは連結棒６を介して従動リンク１２として作用する従動クランクに結合されている。この従動クランクはシート紙案内装置２に対するサポート点として同時に使用するサポート点Ｄ0 に支持されている。従動リンク１２はシート紙案内装置２に固く結合されている。
【００１１】
断続伝動装置として二連クランク軸を利用する場合、従動リンク１２の角速度を特にシート紙受渡し／受取りの際における要求に合わせるために、連結棒６と従動リンク１２あるいは駆動リンク１３とのヒンジ点１５を補助的な駆動装置によってその従動リンク１２ないし駆動リンク１３に対する相対位置を変化させることもできる。そのために、ヒンジ点１５の位置を例えば一つのヒンジ点１５（（この実施例の場合には連結棒６を従動リンク１２に結合するヒンジ点１５が選択されている）接触し固定カム１７によって制御されるローラ付きレバー１６によって制御することが知られている。これによって従動リンク１２の断続運動は先行運動あるいは追従運動と重ね合わされる。
【００１２】
給紙テーブル４上に前縁および側縁を揃えて整列されたシート紙は揺動装置１の揺りリンク５によってつかまれ、このシート紙は、揺りリンク５が四リンク式伝動装置８を介して単一回転する駆動カム１１によって矢印方向に揺動されることにより静止位置から加速される。駆動カム１１と一緒に駆動リンク１３として駆動クランクが連続して回転し、連結棒６を介して従動リンク１２として作用する従動クランクを駆動し、その場合、従動リンク１２の角速度は周期的に駆動リンク１３の角速度だけ変動する。従動リンク１２とシート紙案内装置２とが固く結合されていることによって、シート紙案内装置２は平均値だけ変動する周速で駆動される。
【００１３】
この実施例において断続伝動装置１４として設けられた二連クランク軸は、シート紙案内装置２の周速がシート紙を揺りリンク５から受け取る時点で揺りリンク５の周速と一致するように設計されている。その周速は圧胴３の周速の一部である。次いでシート紙案内装置２の周速が二連クランク軸によって少なくとも圧胴周速に加速され、この速度でシート紙は圧胴３に受け渡される。続いてシート紙案内装置２はシート紙の受渡しの際に揺りリンク５の周速に減速される。勿論二連クランク軸の代わりに、任意の断続伝動装置１４、即ち例えばカム伝動装置、リンク伝動装置、歯車伝動装置、それらの複合伝動装置を揺動装置１の駆動装置とこれに後置されたシート紙案内装置２との間に配置することもできる。その場合、サポート点Ｃ0 、Ｄ0 の間隔は構造的な処置によって小さく選択でき、従ってコンパクトで空間を節約した頑丈（剛性）の伝動装置が設けられる。
【００１４】
図２にはシート紙加速装置の他の実施例が示されている。図１に示されている実施例と異なって、駆動装置のサポート点Ｃ0 に作動カム１９および対向カム２０が機械運転サイクルで回転可能に配置されている。これらのカム１９、２０にカムローラ２１、２２を介してローラ付きレバー２３、２４が接触し、ローラ付きレバー２３、２４は互いに固く結合され、揺りリンク軸２５に回転可能に支持されている。揺りリンク軸２５に揺動可能に揺動装置の揺りリンク５が設けられ、ローラ付きレバー２３、２４に固く結合されている。
【図面の簡単な説明】
【図１】シート紙加速装置の概略側面図。
【図２】シート紙加速装置の異なった実施例の概略側面図。
【符号の説明】
１ 揺動装置
２ シート紙案内装置
３ 圧胴
４ 給紙テーブル
５ 揺りリンク
６ 連結棒
７ 従動リンク
８ 四リンク式伝動装置
９ ローラ付きレバー
１０ カムローラ
１１ 駆動カム
１２ 従動リンク
１３ 駆動リンク
１４ 断続伝動装置
１５ ヒンジ点
１６ ローラ付きレバー
１７ 固定カム
１８ 連結棒
１９ 作動カム
２０ 対向カム
２１ カムローラ
２２ カムローラ
２３ ローラ付きレバー
２４ ローラ付きレバー
２５ 揺りリンク軸
Ａ0 サポート点
Ｂ0 サポート点
Ｃ0 サポート点
Ｄ0 サポート点
【発明の属する技術分野】
本発明は、静止位置の周りを周期的に動く揺動装置とこの揺動装置に後置され平均値だけ変動する速度で周期的に回転するシート紙案内装置とから成る特にシート紙（単票紙）印刷機におけるシート紙加速装置の駆動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
シート紙印刷機において静止しているシート紙を圧胴速度まで加速するために、静止位置の周りを揺動するシステムいわゆる揺動装置を利用することが知られている。加速力を減少する目的で、平均値だけ変動する速度で回転するシート紙案内装置を揺動装置に後置することが、ドイツ連邦共和国特許第６１７１０７号明細書で知られている。揺動装置は静止しているシート紙を受け取り、それを圧胴速度の一部まで加速し、この揺動速度でシート紙を後置されたシート紙案内装置に受け渡し、このシート紙案内装置がシート紙を圧胴速度に加速する。
【０００３】
揺動装置は四リンク式伝動装置によって駆動される。その駆動リンクは機械運転サイクルで回転する駆動軸に配置されている駆動カムに摩擦結合で接触している。揺動装置に後置されたシート紙加速装置の駆動は機械運転サイクルで回転する駆動軸を介して行われる。その場合駆動軸と共に連続回転するジャーナルが設けられている。このジャーナルは、一端がカムローラを介して固定カムに接触し他端がタイロッドを介してシート紙案内要素にヒンジ結合されている角形レバーに対する軸受として使用している。この角形レバーは固定カムに沿って移動するカムローラによって、シート紙案内要素が駆動軸と共に連続回転するジャーナルに対して追従あるいは先行して回転するように制御される。
【０００４】
このシート紙加速装置の駆動装置は、揺動装置の駆動が機械運転サイクルで回転する第１の駆動軸を介して行われ、加速伝動並びに揺動装置に後置されたシート紙案内装置の駆動が機械運転サイクルで回転する第２の駆動軸と加速伝動装置を介して行われるという欠点を有している。この駆動装置によって大きな構造空間が必要とされている。この駆動装置のかさばった弾力的な構造形態は振動を生ずる傾向にあり、この振動はシート紙案内装置に導かれて、シート紙のパスミス（受渡しミス）ないし二重刷りを生じさせてしまい、従って品質を低下させたり不良品を生じさせてしまう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、コンパクトで頑丈（剛性）に形成され、節約された狭い構造空間しか必要とされず、反動のない伝動ができるような冒頭に述べた形式のシート紙加速装置の駆動装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明によればこの目的は、特許請求の範囲請求項１の特徴部分に記載の手段によって達成される。
【０００７】
変動する速度で回転するシート紙案内装置又は揺動装置の駆動装置あるいは揺動装置とシート紙案内装置の駆動装置に対するサポート点をシート紙案内装置ないし揺動装置のサポート点と異ならして設けることによって、並びにこの駆動装置に対するサポート点をシート紙案内装置のサポート点と揺動装置との間に配置することによって、揺動装置の駆動装置の運動学的寸法および特性量を、駆動カムおよびこの駆動カムに接触し揺動装置に固く結合されたローラ付きレバーから成る揺動装置の直接駆動装置が最適な条件のもとで実現できるように選択することを可能にする。
【０００８】
本発明によれば、揺動装置およびこの揺動装置に後置され平均値だけ周期的に変動する速度で回転するシート紙案内装置から成るシート紙案内装置の駆動装置を空間を節約して狭い構造空間に構成することができる。揺動装置に後置されたシート紙案内装置を駆動するために揺動装置の駆動装置にその駆動リンクが作用的に接続されている断続伝動装置を配置することによって、この駆動装置を密集構造にでき従って空間を節約して狭い構造空間に構成することができる。この効果は、揺動装置の駆動軸のサポート点および揺動装置に後置されたシート紙案内装置のサポート点が構造的な処置によって互いに小さな間隔をもって配置されることによって一層高められる。これはコンパクトに作られた断続伝動装置を利用することを可能にする。このコンパクトな構造は伝動装置を頑丈（剛性）に形成することをも可能にし、これによってシート紙案内装置への振動の導入および加工の際における品質低下が避けられる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下図に示した実施例を参照して本発明を詳細に説明する。
図１には、揺動装置１とこの揺動装置１に後置されたシート紙（単票紙）案内装置２（この実施例において加速ドラムとして示されている）とから成るシート紙加速装置が概略的に示されている。シート紙案内装置２には圧胴３が後置され、揺動装置１には給紙テーブル４が前置されている。
【００１０】
揺動装置１はサポート点Ａ0 において揺りリンク軸２５に支持されている揺りリンク５を有している。揺りリンク５は四リンク式伝動装置８の従動リンク７に固く結合されている。従動リンク７は連結棒１８を介して三元リンクとして形成されたローラ付きレバー９にヒンジ結合されている。ローラ付きレバー９はサポート点Ｂ0 において支持され、カムローラ１０によって駆動カム１１にかみ合い結合あるいは摩擦結合で接触している。駆動カム１１は機械運転サイクルで回転可能にサポート点Ｃ0 に配置されている。このサポート点Ｃ0 にはシート紙案内装置２を結合する断続伝動装置１４の駆動リンク１３も配置されている。駆動リンク１３も同様に単一回転駆動される。実施例において断続伝動装置１４は二連クランク軸として示されている。駆動リンク１３として作用する駆動クランクは連結棒６を介して従動リンク１２として作用する従動クランクに結合されている。この従動クランクはシート紙案内装置２に対するサポート点として同時に使用するサポート点Ｄ0 に支持されている。従動リンク１２はシート紙案内装置２に固く結合されている。
【００１１】
断続伝動装置として二連クランク軸を利用する場合、従動リンク１２の角速度を特にシート紙受渡し／受取りの際における要求に合わせるために、連結棒６と従動リンク１２あるいは駆動リンク１３とのヒンジ点１５を補助的な駆動装置によってその従動リンク１２ないし駆動リンク１３に対する相対位置を変化させることもできる。そのために、ヒンジ点１５の位置を例えば一つのヒンジ点１５（（この実施例の場合には連結棒６を従動リンク１２に結合するヒンジ点１５が選択されている）接触し固定カム１７によって制御されるローラ付きレバー１６によって制御することが知られている。これによって従動リンク１２の断続運動は先行運動あるいは追従運動と重ね合わされる。
【００１２】
給紙テーブル４上に前縁および側縁を揃えて整列されたシート紙は揺動装置１の揺りリンク５によってつかまれ、このシート紙は、揺りリンク５が四リンク式伝動装置８を介して単一回転する駆動カム１１によって矢印方向に揺動されることにより静止位置から加速される。駆動カム１１と一緒に駆動リンク１３として駆動クランクが連続して回転し、連結棒６を介して従動リンク１２として作用する従動クランクを駆動し、その場合、従動リンク１２の角速度は周期的に駆動リンク１３の角速度だけ変動する。従動リンク１２とシート紙案内装置２とが固く結合されていることによって、シート紙案内装置２は平均値だけ変動する周速で駆動される。
【００１３】
この実施例において断続伝動装置１４として設けられた二連クランク軸は、シート紙案内装置２の周速がシート紙を揺りリンク５から受け取る時点で揺りリンク５の周速と一致するように設計されている。その周速は圧胴３の周速の一部である。次いでシート紙案内装置２の周速が二連クランク軸によって少なくとも圧胴周速に加速され、この速度でシート紙は圧胴３に受け渡される。続いてシート紙案内装置２はシート紙の受渡しの際に揺りリンク５の周速に減速される。勿論二連クランク軸の代わりに、任意の断続伝動装置１４、即ち例えばカム伝動装置、リンク伝動装置、歯車伝動装置、それらの複合伝動装置を揺動装置１の駆動装置とこれに後置されたシート紙案内装置２との間に配置することもできる。その場合、サポート点Ｃ0 、Ｄ0 の間隔は構造的な処置によって小さく選択でき、従ってコンパクトで空間を節約した頑丈（剛性）の伝動装置が設けられる。
【００１４】
図２にはシート紙加速装置の他の実施例が示されている。図１に示されている実施例と異なって、駆動装置のサポート点Ｃ0 に作動カム１９および対向カム２０が機械運転サイクルで回転可能に配置されている。これらのカム１９、２０にカムローラ２１、２２を介してローラ付きレバー２３、２４が接触し、ローラ付きレバー２３、２４は互いに固く結合され、揺りリンク軸２５に回転可能に支持されている。揺りリンク軸２５に揺動可能に揺動装置の揺りリンク５が設けられ、ローラ付きレバー２３、２４に固く結合されている。
【図面の簡単な説明】
【図１】シート紙加速装置の概略側面図。
【図２】シート紙加速装置の異なった実施例の概略側面図。
【符号の説明】
１ 揺動装置
２ シート紙案内装置
３ 圧胴
４ 給紙テーブル
５ 揺りリンク
６ 連結棒
７ 従動リンク
８ 四リンク式伝動装置
９ ローラ付きレバー
１０ カムローラ
１１ 駆動カム
１２ 従動リンク
１３ 駆動リンク
１４ 断続伝動装置
１５ ヒンジ点
１６ ローラ付きレバー
１７ 固定カム
１８ 連結棒
１９ 作動カム
２０ 対向カム
２１ カムローラ
２２ カムローラ
２３ ローラ付きレバー
２４ ローラ付きレバー
２５ 揺りリンク軸
Ａ0 サポート点
Ｂ0 サポート点
Ｃ0 サポート点
Ｄ0 サポート点
Claims (6)
- 回転駆動を行う揺動装置とこの揺動装置に後置され平均値だけ変動する速度で周期的に回転するシート紙案内装置とから成る特にシート紙印刷機におけるシート紙加速装置の駆動装置において、
揺動装置（１）の駆動およびシート紙案内装置（２）の駆動を、揺動装置（１）のサポート点（Ａ０）およびシート紙案内装置（２）のサポート点（Ｄ０）とは異なる、揺動装置（１）およびシート紙案内システム（２）の各サポート点（Ａ０、Ｄ０）の間に配置され、かつ揺動装置（１）およびシート紙案内装置（２）の双方に共通するサポート点（Ｃ０）により行うことを特徴とするシート紙加速装置の駆動装置。 - 揺動装置（１）およびシート紙案内装置（２）の駆動装置のサポート点（Ｃ０）と、揺動装置（１）に後置されたシート紙案内装置（２）のサポート点（Ｄ０）との間に、当該シート紙案内装置（２）の駆動機構として断続伝動装置（１４）が設けられていることを特徴とする請求項１記載の駆動装置。
- 断続伝動装置（１４）の駆動リンク（１３）が揺動装置（１）およびシート紙案内装置（２）の駆動装置に、断続伝動装置（１４）の従動リンク（１２）がシート紙案内装置（２）にそれぞれ連動して作用することを特徴とする請求項２記載の駆動装置。
- 断続伝動装置（１４）がリンク伝動装置、カム伝動装置、歯車伝動装置あるいはそれらの複合伝動装置として形成されていることを特徴とする請求項２記載の駆動装置。
- 揺動装置（１）およびシート紙案内装置（２）の駆動装置のサポート点（Ｃ０）に作動カム（１９）が設けられ、この作動カム（１９）に、揺動装置（１）に固く結合されたローラ付きレバ−（２３）がカムローラ（２１）を介して接触していることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の駆動装置。
- 揺動装置（１）およびシート紙案内装置（２）の駆動装置のサポート点（Ｃ０）に作動カム（１９）および対向カム（２０）が設けられ、これらのカム（１９、２０）に揺動装置（１）に固く結合されたローラ付きレバー（２３、２４）がカムローラ（２１、２２）を介して接触していることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の駆動装置。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4431677 | 1994-09-06 | ||
| DE19523888.5 | 1995-06-30 | ||
| DE4431677.1 | 1995-06-30 | ||
| DE19523888A DE19523888C2 (de) | 1994-09-06 | 1995-06-30 | Vorrichtung zum Antreiben eines Bogenbeschleunigungssystems |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08187838A JPH08187838A (ja) | 1996-07-23 |
| JP3657317B2 true JP3657317B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=25939866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22068295A Expired - Fee Related JP3657317B2 (ja) | 1994-09-06 | 1995-08-29 | シート紙加速装置の駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3657317B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP22068295A patent/JP3657317B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08187838A (ja) | 1996-07-23 |
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Legal Events
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| A521 | Written amendment |
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041005 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041130 |
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