JPH10100377A - 印刷機における反転胴のシート紙反転グリッパ装置 - Google Patents
印刷機における反転胴のシート紙反転グリッパ装置Info
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- JPH10100377A JPH10100377A JP11463197A JP11463197A JPH10100377A JP H10100377 A JPH10100377 A JP H10100377A JP 11463197 A JP11463197 A JP 11463197A JP 11463197 A JP11463197 A JP 11463197A JP H10100377 A JPH10100377 A JP H10100377A
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- sheet paper
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F21/00—Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
- B41F21/10—Combinations of transfer drums and grippers
- B41F21/106—Combinations of transfer drums and grippers for reversing sheets, e.g. for perfecting machine
- B41F21/108—Combinations of transfer drums and grippers for reversing sheets, e.g. for perfecting machine with pneumatic means
Landscapes
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 選択的に片面刷り運転あるいは両面刷り運転
でき、両面刷り運転の際にシート紙をシート紙後縁反転
原理に基づいて反転する印刷機における反転胴のシート
紙保持装置を、反転胴内におけるシート紙の受け渡し回
数が少なく、吸盤が衝撃および突き押しなしに圧胴に当
てられ、シート紙が引張りなしに吸盤から第１の締付け
グリッパに導かれるように構成し駆動する。 【解決手段】 吸盤（５）およびくわえ爪（６）がシー
ト紙（４１）を締付けグリッパ（４）に受け渡すために
一緒に揺動し、吸盤（５）がカム・連結子・伝動装置
（２２、２３、２４、２５、１６）および補償カム（１
９）によって追加的に移動制御される。
でき、両面刷り運転の際にシート紙をシート紙後縁反転
原理に基づいて反転する印刷機における反転胴のシート
紙保持装置を、反転胴内におけるシート紙の受け渡し回
数が少なく、吸盤が衝撃および突き押しなしに圧胴に当
てられ、シート紙が引張りなしに吸盤から第１の締付け
グリッパに導かれるように構成し駆動する。 【解決手段】 吸盤（５）およびくわえ爪（６）がシー
ト紙（４１）を締付けグリッパ（４）に受け渡すために
一緒に揺動し、吸盤（５）がカム・連結子・伝動装置
（２２、２３、２４、２５、１６）および補償カム（１
９）によって追加的に移動制御される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、選択的に片面刷り
運転あるいは両面刷り運転でき、両面刷り運転の際にシ
ート紙をシート紙後縁反転原理に基づいて反転する印刷
機における、反転胴のシート紙反転グリッパ装置に関す
る。
運転あるいは両面刷り運転でき、両面刷り運転の際にシ
ート紙をシート紙後縁反転原理に基づいて反転する印刷
機における、反転胴のシート紙反転グリッパ装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】印刷部間にシート紙案内胴（反転胴）だ
けを有しているこの種の印刷機は、両面刷り運転の際
に、一般に吸盤および締付けグリッパが作動するか、あ
るいは吸盤、第１の締付けグリッパおよび第２の締付け
グリッパが作動する。シート紙を反転する目的で、シー
ト紙は吸盤によってその後部範囲が圧胴上でつかまれ、
締付けグリッパに導かれ、これによってあるいは第２の
締付けグリッパによって、反転胴に後置された圧胴に受
け渡される。
けを有しているこの種の印刷機は、両面刷り運転の際
に、一般に吸盤および締付けグリッパが作動するか、あ
るいは吸盤、第１の締付けグリッパおよび第２の締付け
グリッパが作動する。シート紙を反転する目的で、シー
ト紙は吸盤によってその後部範囲が圧胴上でつかまれ、
締付けグリッパに導かれ、これによってあるいは第２の
締付けグリッパによって、反転胴に後置された圧胴に受
け渡される。
【０００３】ドイツ特許第２４５１９８７号明細書にお
いて、吸盤および二つの締付けグリッパが作動する反転
胴が知られている。その場合、吸盤は、それがトロコイ
ド軌道上を案内され、シート紙の後部範囲を反転胴とそ
れに前置された圧胴との接点の前で吸着する働きをする
ように、駆動装置に付属されている。その場合吸盤を駆
動する駆動装置および第１の締付けグリッパは共通の回
転点を有している。
いて、吸盤および二つの締付けグリッパが作動する反転
胴が知られている。その場合、吸盤は、それがトロコイ
ド軌道上を案内され、シート紙の後部範囲を反転胴とそ
れに前置された圧胴との接点の前で吸着する働きをする
ように、駆動装置に付属されている。その場合吸盤を駆
動する駆動装置および第１の締付けグリッパは共通の回
転点を有している。
【０００４】この種の吸盤および第１の締付けグリッパ
の制御方式には、シート紙を第１の締付けグリッパに受
け渡すまで、シート紙を吸着するのに有用な時間が非常
に短いので、特に高速回転の際に大きな加速力が生ずる
という欠点がある。また反転胴内におけるシート紙の受
け渡し（吸盤／グリッパ／グリッパ）の回数が多く、レ
ジスタの狂い（紙のずれ）を生じてしまうという欠点が
ある。
の制御方式には、シート紙を第１の締付けグリッパに受
け渡すまで、シート紙を吸着するのに有用な時間が非常
に短いので、特に高速回転の際に大きな加速力が生ずる
という欠点がある。また反転胴内におけるシート紙の受
け渡し（吸盤／グリッパ／グリッパ）の回数が多く、レ
ジスタの狂い（紙のずれ）を生じてしまうという欠点が
ある。
【０００５】ドイツ特許第３６４３９１５号明細書にお
いて、吸盤、第１の締付けグリッパおよび第２の締付け
グリッパが装備された反転胴が知られている。その吸盤
は、唯一のくわえ爪からなり、共通の揺動点を有した第
１の保持グリッパを備えた、いわゆるスプリング吸盤(S
pringsauger)として形成されている。吸盤は同時に、第
１の保持グリッパに対するくわえ爪当てとして使用する
ので、反転胴内におけるシート紙受け渡し回数は減少す
る。
いて、吸盤、第１の締付けグリッパおよび第２の締付け
グリッパが装備された反転胴が知られている。その吸盤
は、唯一のくわえ爪からなり、共通の揺動点を有した第
１の保持グリッパを備えた、いわゆるスプリング吸盤(S
pringsauger)として形成されている。吸盤は同時に、第
１の保持グリッパに対するくわえ爪当てとして使用する
ので、反転胴内におけるシート紙受け渡し回数は減少す
る。
【０００６】この種の吸盤制御方式には、シート紙に当
てる際に吸盤とシート紙との間に異なった周速が生じ、
これによってシート紙に印がついてしまい、更に吸盤に
高い引張り力が作用するという欠点がある。更に吸盤を
圧胴に当てる際に衝撃が生ずる。
てる際に吸盤とシート紙との間に異なった周速が生じ、
これによってシート紙に印がついてしまい、更に吸盤に
高い引張り力が作用するという欠点がある。更に吸盤を
圧胴に当てる際に衝撃が生ずる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術から出発して、反転胴におけるシート紙反転グリッ
パ装置を、反転胴内におけるシート紙の受け渡し回数が
少なくされ、吸盤が衝撃および突き押しなしに圧胴に当
てられ、シート紙が引張りなしに吸盤から第１の締付け
グリッパに導かれるように構成し駆動することにある。
技術から出発して、反転胴におけるシート紙反転グリッ
パ装置を、反転胴内におけるシート紙の受け渡し回数が
少なくされ、吸盤が衝撃および突き押しなしに圧胴に当
てられ、シート紙が引張りなしに吸盤から第１の締付け
グリッパに導かれるように構成し駆動することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は特許請求の範囲請求項１の特徴部分に記載の手段によ
って達成される。
は特許請求の範囲請求項１の特徴部分に記載の手段によ
って達成される。
【０００９】本発明に基づくシート紙反転グリッパ装置
は、吸盤が吸盤と圧胴との周速差なしに衝撃および突き
押しなしに圧胴に当たり、シート紙を吸着し、これを反
転胴の円周の内側に搬送できるという利点を有する。そ
の搬送は吸盤が引張り力を補償する必要なしに行われ
る。吸盤ベルトが同時に第１の締付けグリッパに対する
くわえ爪当てを兼ねているので、シート紙の追加的な受
け渡しが行われず、従って適切でないシート紙受け渡し
によるレジスタの狂いは防止される。更にシート紙反転
グリッパ装置内における機械式のグリッパストッパが無
いので、シート紙反転グリッパ装置は小さな質量で作ら
れる。吸盤が通しの吸盤ベルトとして形成されることに
より、吸着面積従って吸着力が増大される。
は、吸盤が吸盤と圧胴との周速差なしに衝撃および突き
押しなしに圧胴に当たり、シート紙を吸着し、これを反
転胴の円周の内側に搬送できるという利点を有する。そ
の搬送は吸盤が引張り力を補償する必要なしに行われ
る。吸盤ベルトが同時に第１の締付けグリッパに対する
くわえ爪当てを兼ねているので、シート紙の追加的な受
け渡しが行われず、従って適切でないシート紙受け渡し
によるレジスタの狂いは防止される。更にシート紙反転
グリッパ装置内における機械式のグリッパストッパが無
いので、シート紙反転グリッパ装置は小さな質量で作ら
れる。吸盤が通しの吸盤ベルトとして形成されることに
より、吸着面積従って吸着力が増大される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下図に示した実施例を参照して
本発明を詳細に説明する。
本発明を詳細に説明する。
【００１１】図１には、選択的に片面刷り運転あるいは
両面刷り運転される、印刷機の反転胴１が示されてい
る。この種のシート紙輪転式印刷機は古くから知られて
おり、例えば上述のドイツ特許第２４５１９８７号明細
書に記載されている。反転胴１に前置された圧胴２も暗
示的に示されている。反転胴１は、シート紙反転グリッ
パ装置３、および締付けグリッパ４を有している。シー
ト紙反転グリッパ装置３は両面刷り運転モードにおいて
作用し、締付けグリッパ４は片面刷り運転モードおよび
両面刷り運転モードにおいて作用する。シート紙反転グ
リッパ装置３は吸盤５およびくわえ爪６からなり、これ
らの両部品５、６は反転胴１に支持された揺動軸７に付
属されている。吸盤５は、締付けグリッパ４に対する凹
所を備えた吸盤ベルト（帯状に配列された吸盤）５とし
て形成されている。
両面刷り運転される、印刷機の反転胴１が示されてい
る。この種のシート紙輪転式印刷機は古くから知られて
おり、例えば上述のドイツ特許第２４５１９８７号明細
書に記載されている。反転胴１に前置された圧胴２も暗
示的に示されている。反転胴１は、シート紙反転グリッ
パ装置３、および締付けグリッパ４を有している。シー
ト紙反転グリッパ装置３は両面刷り運転モードにおいて
作用し、締付けグリッパ４は片面刷り運転モードおよび
両面刷り運転モードにおいて作用する。シート紙反転グ
リッパ装置３は吸盤５およびくわえ爪６からなり、これ
らの両部品５、６は反転胴１に支持された揺動軸７に付
属されている。吸盤５は、締付けグリッパ４に対する凹
所を備えた吸盤ベルト（帯状に配列された吸盤）５とし
て形成されている。
【００１２】揺動軸７には、伝動プレート８が固定して
付属されている。伝動プレート８には、グリッパ軸９並
びにローラ１０が揺動可能に支持されている。グリッパ
軸９には、くわえ爪６並びにつかみフォーク１２が固定
して付属している。更に、伝動プレート８にストッパ１
３が設けられている。更に伝動プレート８には、固定軸
受ピン１４にレバー１５が回転可能に支持されている。
このレバー１５は他端に軸受１７において回転可能に角
形レバー１６を支持している。軸受１７に補償カム１９
も固定して配置されている。この補償カム１９はローラ
１０に接触している。角形レバー１６の上側腕１６．１
に吸盤５が固定して配置され、角形レバー１６の下側腕
１６．２につかみローラ１８が設けられている。角形レ
バー１６は補償カム１９に固く結合されている。
付属されている。伝動プレート８には、グリッパ軸９並
びにローラ１０が揺動可能に支持されている。グリッパ
軸９には、くわえ爪６並びにつかみフォーク１２が固定
して付属している。更に、伝動プレート８にストッパ１
３が設けられている。更に伝動プレート８には、固定軸
受ピン１４にレバー１５が回転可能に支持されている。
このレバー１５は他端に軸受１７において回転可能に角
形レバー１６を支持している。軸受１７に補償カム１９
も固定して配置されている。この補償カム１９はローラ
１０に接触している。角形レバー１６の上側腕１６．１
に吸盤５が固定して配置され、角形レバー１６の下側腕
１６．２につかみローラ１８が設けられている。角形レ
バー１６は補償カム１９に固く結合されている。
【００１３】角形レバー１６は同時に、機械側壁２１に
固定されている制御カム２２、駆動リンク２４に配置さ
れているカムローラ２３、連結子２５並びに従動リンク
１６から成っているカム・連結子・伝動装置２２、２
３、２４、２５、１６（図２も参照）の従動リンク１６
でもある。駆動リンク２４は回転点２６で支持され、第
１のねじりばね２７によって張られている。駆動リンク
２４および連結子２５は連結子ヒンジ点２９において、
連結子２５および従動リンク１６は転がり中心点(Rolle
nmittelpunkt) ２８において互いに結合されている。レ
バー１５は圧縮ばね３８によって伝動プレート８に向け
て締めつけられている。くわえ爪６の制御はカム伝動装
置３０〜３４を介して行われる（図１には図示せず）。
そのために機械壁２１にグリッパ制御カム３０が支持さ
れ、このグリッパ制御カム３０に第２のカムローラ３１
が付属されている。カムローラ３１はレバー３２に配置
されている。このレバー３２は反転胴１に支持され、第
２の連結子３３および第２の従動リンク３４を介してグ
リッパ軸９に結合されている。レバー３２に第２のねじ
りばね４３が作用している。
固定されている制御カム２２、駆動リンク２４に配置さ
れているカムローラ２３、連結子２５並びに従動リンク
１６から成っているカム・連結子・伝動装置２２、２
３、２４、２５、１６（図２も参照）の従動リンク１６
でもある。駆動リンク２４は回転点２６で支持され、第
１のねじりばね２７によって張られている。駆動リンク
２４および連結子２５は連結子ヒンジ点２９において、
連結子２５および従動リンク１６は転がり中心点(Rolle
nmittelpunkt) ２８において互いに結合されている。レ
バー１５は圧縮ばね３８によって伝動プレート８に向け
て締めつけられている。くわえ爪６の制御はカム伝動装
置３０〜３４を介して行われる（図１には図示せず）。
そのために機械壁２１にグリッパ制御カム３０が支持さ
れ、このグリッパ制御カム３０に第２のカムローラ３１
が付属されている。カムローラ３１はレバー３２に配置
されている。このレバー３２は反転胴１に支持され、第
２の連結子３３および第２の従動リンク３４を介してグ
リッパ軸９に結合されている。レバー３２に第２のねじ
りばね４３が作用している。
【００１４】締付けグリッパ４はくわえ爪当て（台）３
５およびくわえ爪３６から成っている。くわえ爪３６を
開閉制御する伝動装置は図示されていない。締付けグリ
ッパ４にグリッパ揺動軸３９が付属され、そのグリッパ
揺動軸３９とグリッパ軸１１との結合はグリッパ軸軸受
４０を介して行われている。両揺動軸７、３９はこの実
施例においてはセクター歯車４２によって互いに連結さ
れている。セクター歯車４２の駆動装置は示されていな
い。シート紙反転グリッパ装置３は、揺動軸７、３９が
互いに連結されておらず別個に駆動されるときも、上述
したように形成できる。
５およびくわえ爪３６から成っている。くわえ爪３６を
開閉制御する伝動装置は図示されていない。締付けグリ
ッパ４にグリッパ揺動軸３９が付属され、そのグリッパ
揺動軸３９とグリッパ軸１１との結合はグリッパ軸軸受
４０を介して行われている。両揺動軸７、３９はこの実
施例においてはセクター歯車４２によって互いに連結さ
れている。セクター歯車４２の駆動装置は示されていな
い。シート紙反転グリッパ装置３は、揺動軸７、３９が
互いに連結されておらず別個に駆動されるときも、上述
したように形成できる。
【００１５】本発明に基づくシート紙反転グリッパ装置
は次のように作用する。即ちシート紙４１はまず前縁が
反転胴１と圧胴２との接点ｔ１、ｔ２を通過して搬送さ
れ、吸盤５によって後部範囲が接点ｔ１、ｔ２の前で圧
胴２上で吸着される。この目的のために吸盤５は吸気を
供給される。シート紙４１を吸着した後、吸盤５はシー
ト紙４１と共に反転胴１の円周の内側にストッパ１３に
向けて移動制御される。この位置においてくわえ爪６が
シート紙４１に接し、シート紙４１が吸盤５とくわえ爪
６との間に挟みつけられる。そしてシート紙反転グリッ
パ装置３および締付けグリッパ４が揺動して互いに接近
し、シート紙４１が締付けグリッパ４によって受け取ら
れる。その後で締付けグリッパ４がシート紙４１と共に
揺動し、これを反転して次の図示していない円胴に受け
渡す。これによって反転過程が終了する。
は次のように作用する。即ちシート紙４１はまず前縁が
反転胴１と圧胴２との接点ｔ１、ｔ２を通過して搬送さ
れ、吸盤５によって後部範囲が接点ｔ１、ｔ２の前で圧
胴２上で吸着される。この目的のために吸盤５は吸気を
供給される。シート紙４１を吸着した後、吸盤５はシー
ト紙４１と共に反転胴１の円周の内側にストッパ１３に
向けて移動制御される。この位置においてくわえ爪６が
シート紙４１に接し、シート紙４１が吸盤５とくわえ爪
６との間に挟みつけられる。そしてシート紙反転グリッ
パ装置３および締付けグリッパ４が揺動して互いに接近
し、シート紙４１が締付けグリッパ４によって受け取ら
れる。その後で締付けグリッパ４がシート紙４１と共に
揺動し、これを反転して次の図示していない円胴に受け
渡す。これによって反転過程が終了する。
【００１６】シート紙反転グリッパ装置３の運動経過は
詳しくは次のように制御される。接点ｔ１、ｔ２の直前
でシート紙反転グリッパ装置３が揺動された位置に置か
れた後、シート紙４１に吸盤５を当てる前後において吸
盤５がカム・連結子・伝動装置２２、２３、２４、２
５、１６によって移動制御される。制御カム２２のカム
法則に応じて駆動リンク２４が、回転点２６を中心とし
てカムローラ２３によって制御されて揺動する。駆動リ
ンク２４の運動は連結子２５を介してカム・連結子・伝
動装置２２、２３、２４、２５、１６の従動リンク１６
としての角形レバー１６に、従って吸盤５に伝達され
る。追加的に補償カム１９が揺動される。この補償カム
１９はローラ１０上を転動し、吸盤５に補助運動を与え
る。吸盤５はカム・連結子・伝動装置２２、２３、２
４、２５、１６によって、それがストッパ１３に接触す
るまで移動制御される。この位置において連結子ヒンジ
点２９は揺動軸７の中心点と一致する。同時にシート紙
４１はくわえ爪６によって吸盤５上に締めつけられ、つ
かみフォーク１２がつかみローラ１８に付属され、これ
によってカム・連結子・伝動装置２２、２３、２４、２
５、１６および従って吸盤５が停止される。いまやシー
ト紙反転グリッパ装置３および締付けグリッパ４が相対
的に接近する揺動運動を開始する。この揺動運動は揺動
軸７に作用する図示していない伝動装置によって引き起
こされる。互いに連結されているセクター歯車４２（図
２参照）を介してグリッパ揺動軸３９に運動が伝達され
る。揺動軸７の揺動運動によって、揺動軸７に固定して
配置された伝動プレート８従ってグリッパ軸９がくわえ
爪６および吸盤５と共に締付けグリッパ４に向けて揺動
され、シート紙４１がシート紙反転グリッパ装置３から
締付けグリッパ４に受け渡され、これが（既に述べたよ
うに）シート紙４１を次の円胴に導く。
詳しくは次のように制御される。接点ｔ１、ｔ２の直前
でシート紙反転グリッパ装置３が揺動された位置に置か
れた後、シート紙４１に吸盤５を当てる前後において吸
盤５がカム・連結子・伝動装置２２、２３、２４、２
５、１６によって移動制御される。制御カム２２のカム
法則に応じて駆動リンク２４が、回転点２６を中心とし
てカムローラ２３によって制御されて揺動する。駆動リ
ンク２４の運動は連結子２５を介してカム・連結子・伝
動装置２２、２３、２４、２５、１６の従動リンク１６
としての角形レバー１６に、従って吸盤５に伝達され
る。追加的に補償カム１９が揺動される。この補償カム
１９はローラ１０上を転動し、吸盤５に補助運動を与え
る。吸盤５はカム・連結子・伝動装置２２、２３、２
４、２５、１６によって、それがストッパ１３に接触す
るまで移動制御される。この位置において連結子ヒンジ
点２９は揺動軸７の中心点と一致する。同時にシート紙
４１はくわえ爪６によって吸盤５上に締めつけられ、つ
かみフォーク１２がつかみローラ１８に付属され、これ
によってカム・連結子・伝動装置２２、２３、２４、２
５、１６および従って吸盤５が停止される。いまやシー
ト紙反転グリッパ装置３および締付けグリッパ４が相対
的に接近する揺動運動を開始する。この揺動運動は揺動
軸７に作用する図示していない伝動装置によって引き起
こされる。互いに連結されているセクター歯車４２（図
２参照）を介してグリッパ揺動軸３９に運動が伝達され
る。揺動軸７の揺動運動によって、揺動軸７に固定して
配置された伝動プレート８従ってグリッパ軸９がくわえ
爪６および吸盤５と共に締付けグリッパ４に向けて揺動
され、シート紙４１がシート紙反転グリッパ装置３から
締付けグリッパ４に受け渡され、これが（既に述べたよ
うに）シート紙４１を次の円胴に導く。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、反転胴内におけるシート紙の受け渡し回数が
少なく、吸盤が衝撃および突き押しなしに圧胴に当てら
れ、シート紙が引張りなしに吸盤から第１の締付けグリ
ッパに導かれるように構成し駆動される、反転胴におけ
るシート紙反転グリッパ装置を提供することができる。
によれば、反転胴内におけるシート紙の受け渡し回数が
少なく、吸盤が衝撃および突き押しなしに圧胴に当てら
れ、シート紙が引張りなしに吸盤から第１の締付けグリ
ッパに導かれるように構成し駆動される、反転胴におけ
るシート紙反転グリッパ装置を提供することができる。
【図１】吸盤が二つの異なった位置で示されている本発
明に基づくシート紙反転グリッパ装置の概略構成図。
明に基づくシート紙反転グリッパ装置の概略構成図。
【図２】図１におけるシート紙反転グリッパ装置の一部
断面図。
断面図。
１ 反転胴 ２ 圧胴 ３ シート紙反転グリッパ装置 ４ 締付けグリッパ ５ 吸盤、吸盤ベルト ６ くわえ爪 ７ 揺動軸 ８ 伝動プレート ９ グリッパ軸 １０ ローラ １１ グリッパ軸 １２ つかみフォーク １３ ストッパ １４ 軸受ピン １５ レバー １６ 角形レバー、従動リンク １６．１ 角形レバーの上側腕 １６．２ 角形レバーの下側腕 １７ 軸受 １８ つかみローラ １９ 補償カム ２１ 機械壁 ２２ 制御カム ２３ カムローラ ２４ 駆動リンク ２５ 連結子 ２６ 回転点 ２７ 第１のねじりばね ２８ 転がり中心点 ２９ 連結子ヒンジ点 ３０ グリッパ制御カム ３１ カムローラ ３２ レバー ３３ 第２の連結子 ３４ 第２の従動リンク ３５ くわえ爪当て（台） ３６ くわえ爪 ３８ 圧縮ばね ３９ グリッパ揺動軸 ４０ グリッパ軸軸受 ４１ シート紙 ４２ セクター歯車 ４３ 第２のねじりばね ｔ１、ｔ２ 接点 ２２、２３、２４、２５、１６ カム・連結子・伝動装
置 ３０、３１、３２、３３、３４ カム伝動装置
置 ３０、３１、３２、３３、３４ カム伝動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギュンター、バイスバッハ ドイツ連邦共和国ラーデボイル、ジュート シュトラーセ、10 (72)発明者 ビクター、ヘフトラー ドイツ連邦共和国コスビヒ、ゼルコビッツ ァー、シュトラーセ、１ベー (72)発明者 シュテフェン、ピーシュ ドイツ連邦共和国グレーベルン、ヌマー、 23
Claims (9)
- 【請求項１】印刷機が選択的に片面刷り運転あるいは両
面刷り運転でき、両面刷り運転の際にシート紙（４１）
をシート紙後縁反転原理に基づいて反転し、印刷部間に
反転胴（１）だけを有し、反転胴（１）が両面刷り運転
においてシート紙（４１）を圧胴（２）から取り出すた
めに吸盤（５）と少なくとも一つの締付けグリッパ
（４）を備え、吸盤（５）および締付けグリッパ（４）
に駆動される揺動軸（７、３９）が付属され、シート紙
反転グリッパ装置（３）が吸盤（５）およびくわえ爪
（６）から成り共通の揺動軸（７）に付属され、シート
紙（４１）がくわえ爪（６）と吸盤（５）との間に保持
され、吸盤（５）およびくわえ爪（６）がシート紙（４
１）を締付けグリッパ（４）に受け渡すために一緒に揺
動し、吸盤（５）がカム・連結子・伝動装置（２２、２
３、２４、２５、１６）および補償カム（１９）によっ
て追加的に移動制御されることを特徴とする印刷機にお
ける反転胴のシート紙反転グリッパ装置。 - 【請求項２】吸盤（５）が吸盤ベルトとして形成されて
いることを特徴とする請求項１記載のシート紙反転グリ
ッパ装置。 - 【請求項３】吸盤（５）が接点（ｔ１、ｔ２）の前でシ
ート紙（４１）を受け取ることを特徴とする請求項１又
は２記載のシート紙反転グリッパ装置。 - 【請求項４】カム・連結子・伝動装置（２２、２３、２
４、２５、１６）が制御カム（２２）、駆動リンク（２
４）に配置されたカムローラ（２３）、駆動リンク（２
４）、連結子（２５）および吸盤（５）を支持する従動
リンク（１６）から形成されていることを特徴とする請
求項１ないし３のいずれか１つに記載のシート紙反転グ
リッパ装置。 - 【請求項５】揺動軸（７）に伝動プレート（８）が固く
結合されていることを特徴とする請求項１ないし４のい
ずれか１つに記載のシート紙反転グリッパ装置。 - 【請求項６】伝動プレート（８）にグリッパ軸（９）、
補償カム（１９）と適合するローラ（１０）並びに従動
リンク（１６）に結合されたレバー（１５）が付属され
ていることを特徴とする請求項１ないし５のいずれか１
つに記載のシート紙反転グリッパ装置。 - 【請求項７】レバー（１５）が圧縮ばね（３８）で荷重
されていることを特徴とする請求項１ないし６のいずれ
か１つに記載のシート紙反転グリッパ装置。 - 【請求項８】補償カム（１９）が従動リンク（１６）に
付属されていることを特徴とする請求項１ないし７のい
ずれか１つに記載のシート紙反転グリッパ装置。 - 【請求項９】シート紙反転グリッパ装置（３）において
シート紙（４１）を挟みつけた際にカム・連結子・伝動
装置（２２、２３、２４、２５、１６）を係止するつか
みフォーク（１２）が、くわえ爪（６）に固く結合され
ていることを特徴とする請求項１ないし８のいずれか１
つに記載のシート紙反転グリッパ装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19617542.9 | 1996-05-02 | ||
| DE1996117542 DE19617542C2 (de) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | Bogenwendegreifersystem in Wendetrommeln von Druckmaschinen |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10100377A true JPH10100377A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=7793068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11463197A Pending JPH10100377A (ja) | 1996-05-02 | 1997-05-02 | 印刷機における反転胴のシート紙反転グリッパ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10100377A (ja) |
| DE (1) | DE19617542C2 (ja) |
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| DE10350986A1 (de) * | 2003-10-31 | 2005-06-02 | Koenig & Bauer Ag | Antrieb für ein Schwingsystem in einem Bogenführungszylinder |
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1996
- 1996-05-02 DE DE1996117542 patent/DE19617542C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-05-02 JP JP11463197A patent/JPH10100377A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19617542C2 (de) | 1999-11-18 |
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