JP3654604B2 - ラベルプリンタのロック機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に装着されたラベル連続体及びリボンをロックするラベルプリンタのロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラベルプリンタにおいて、ラベル連続体及びリボンのロック機構を備える例は少なかった。即ち、筐体に片持ち状態に取付けられた供給軸に対し、ラベル連続体やリボンを奥まで押し込んで装着するようなラベルプリンタが一般的であり、押し込んだ位置においては「ロック」の必要性が余りなかった。
【0003】
先ず、ラベル連続体やリボンのロック機構を具備しない従来のラベルプリンタの説明を行うと、図9及び図10に示すようなものが知られている。
【0004】
ラベルプリンタ1は、筐体2に片持ち状態に取付けられたラベル供給軸3を備えており、このラベル供給軸3にラベル連続体4を筐体2側のストッパ19に当接するまで押し込んで装着し、ガイドピン5を経てプラテンローラ6とサーマルヘッド7の間に前記ラベル連続体4を挿通し、ガイドピン8を経てラベル巻取り軸9に巻回する。
【0005】
また、筐体2には、片持ち状態にリボン供給軸10が取付けられており、このリボン供給軸10に前記ラベル連続体4の幅wにほぼ見合う幅のカーボンリボン11をストッパ20に当接するまで押し込んで装着し、ガイドピン12を経て先のラベル連続体4と同様、プラテンローラ6とサーマルヘッド7の間に挿通し、ガイドピン13、15を経てリボン巻取り軸14に巻回する。
そして、プラテンローラ6を回転させることにより、プラテンローラ6とサーマルヘッド7に挟持されたラベル連続体4及びカーボンリボン11が各々の供給軸3、10から繰り出されながら、各々の巻取り軸9、14に巻取られる途中で、サーマルヘッド7の熱によって溶融されたカーボンリボン11がラベル連続体4に転写されて、必要情報がラベル連続体4に印字されるようになっている。
【0006】
上述のような従来のラベルプリンタ1においては、前述したようにラベル連続体4及びカーボンリボン11を各々の供給軸3、10の筐体2側に設けられるストッパ19、20に当接するまで押し込んで装着しており、少なくともラベル連続体4及びカーボンリボン11の片面がストッパ19、20に当接した状態にあるため安定感があり、「ロック」の必要性が余りなかった。
【0007】
ところで、従来のラベルプリンタ1は、筐体2側の偏った位置に位置決めされたカーボンリボン11をサーマルヘッド7の熱によって溶融させるようにしているので、サーマルヘッド7の熱効率や図示せぬスプリングによる圧力のバランスの関係からラベル連続体4及びカーボンリボン11をサーマルヘッド7の幅方向(図10の矢示W方向)の中央部位に位置決めしようとした。
【0008】
しかしながら、ラベル連続体4及びカーボンリボン11をサーマルヘッド7の中央部位に位置決めするとフリー状態となるため、この位置決めされた状態でのロックが必要となった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような諸問題に注目してなされたもので、フリー状態に支持されたラベル連続体及びリボンを、所定の位置から動かないようロックするようなラベルプリンタのロック機構を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題に注目してなされたものであって、ラベル連続体の装着が可能なガイド部材と、該ガイド部材の長手方向に沿って前記ラベル連続体を移動させるラベル連続体可動手段と、前記ガイド部材に装着されたラベル連続体を挟み前記ラベル連続体可動手段の対向位置に設けられるとともに、前記ガイド部材の長手方向で移動自在な用紙ガイド部材と、前記ガイド部材とほぼ平行に設けられ、リボンの装着が可能なリボン供給軸と、該リボン供給軸の長手方向に沿って移動するリボン案内手段と、前記ラベル連続体可動手段及びリボン案内手段を一体的に接合した接合部材と、前記ラベル連続体可動手段及びリボン案内手段、並びに前記用紙ガイド部材、ラベル連続体の側端部を挟持する方向、あるいはラベル連続体の側端部から外側へ広がる方向に連動させる連動手段と、前記ガイド部材とほぼ平行に設けられリボン案内手段の移動を支えるガイドシャフトと、前記ガイド部材の長手方向に沿って移動し、前記ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段に対する移動の停止または停止解除を操作するロック操作部と、該ロック操作部の前記停止または停止解除の操作に連動して作動する連動部と、前記ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段の移動に伴って移動すると共に、前記ガイドシャフトを締めつけ・解放自在とするロック部材を備え、前記ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段に対する前記ロック操作部の移動の停止または停止解除の操作を、前記連動部を介して受けて前記ロック部材を作動し、ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段を前記ガイドシャフトに対するロック部材の締め付けにより停止またはロック部材の解放により停止解除するロック作動部と、を備え、前記ラベル連続体可動手段または前記リボン案内手段を移動して、前記ラベル連続体及びリボンを位置調整した後、前記ロック操作部を操作して前記ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段を停止させることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係るラベルプリンタのロック機構を図1ないし図8に基づき説明する。尚、従来技術で説明した部分については同一符号を付すに止め、重複説明は省略する。
【0012】
本発明のロック装置は、ラベルプリンタ27に装備されるものであって、ラベル連続体4及びカーボンリボン11の位置決めを行った状態を維持させるための装置である。
先ず、ラベルプリンタ27を説明すると、主にガイド機構28とロック機構29から構成される。
【0013】
主に図2及び図4に示すように、ガイド機構28は、ラベル連続体4及びカーボンリボン11を幅方向(図2、図4の矢示W方向)におけるサーマルヘッド7の中央部位に位置決めするよう案内するためのものであって、ガイド部材30、スライド部材31、連動部材32、兼用ガイド部材33より構成される。
【0014】
ガイド部材30は、一端を筐体2に固定し、他端を開放端とすることによって筐体2に対して片持ち状態に支持される。そして、開放端側よりラベル連続体4が装着できるようになっており、いわばラベル連続体4の「供給軸」の役目も果たせるようになっている。
ガイド部材30には、その上面部の幅方向、即ち長手方向(図2、図4の矢示W方向)の左右及び側面部(図4の手前側の側面部及び対峙する側面部)の左右に、前記スライド部材31用の長孔34a、34bが備えられている。また上面部の開放端側には、後述するロック機構29のロックピン65b用の長孔36が備えられている。これらの長孔34a、34b、36は、いずれも長手方向(図2、図4の矢示W方向)に沿った長孔になっている。
【0015】
スライド部材31は、第1のスライド部材31a及び第2のスライド部材31bから成り、第1及び第2のスライド部材31a,31bは、共に断面がほぼコ字状を呈しており、幅方向で移動自在となるよう前記ガイド部材30に取付けられている。即ち、コ字状断面の内側面でガイド部材30の上面部を覆うように配し、ガイド部材30の側面側の長孔34bを挿通させたピン37をスライド部材31に固着することにより、スライド部材31はガイド部材30の上面部より少し浮いた状態に取付けられて、幅方向での移動が円滑となるものである。
【0016】
また、第1のスライド部材31aには、第1の用紙ガイド部材40が取り付けられている。
【0017】
次に、主に図5及び図6により「連動手段」としての連動部材32を説明する。
【0018】
連動部材32は、主に、ピニオン(歯車)38と、このピニオン38に歯合する一対のラック39a、39bより成る。ラック39a、39bは、前記ガイド部材30上面部の長孔34aを挿通したピン51を介して各々第1のスライド部材31a、第2のスライド部材31bに固着されている。
【0019】
そして、連動部材32の働きにより第1及び第2のスライド部材31a、31bは、お互いに内側方向、即ち、ラベル連続体4の側端部を挟持する方向、あるいはラベル連続体4の側端部から外側へ広がる方向の、相反する方向に連動して移動するようになっている。
【0020】
また、前記スライド部材31がガイド部材30に沿って移動するとき、連動部材32の働きによって第1及び第2のスライド部材31a、31bが同じ距離だけ移動するようになっている。
【0021】
次に、主に図4及び図6により兼用ガイド部材33を説明する。
兼用ガイド部材33は、主に、「ラベル連続体可動手段」としての第2の用紙ガイド部材50及び「リボン案内手段」としてのリボンガイド部材41から構成される。
【0022】
用紙ガイド部材50には、側面部に、前記第2のスライド部材31bを移動自在に取付けたガイド部材30の挿通が可能な開口42が設けられており、この開口42を前記筐体2に片持ち状態に固定されているガイド部材30の開放端から挿通して、用紙ガイド部材50を前記第2のスライド部材31bに固着する。この固着により用紙ガイド部材50が、前記片持ち状態のガイド部材30に対し、第2のスライド部材31bを介して移動自在に取付けられるものである。
【0023】
リボンガイド部材41には、カーボンリボン11のリボン供給軸43及びリボン巻取り軸44用の挿通孔45、46があいている。
また、リボンガイド部材41と前記用紙ガイド部材50とは、接合部材47によって一体となるよう取付けられている。このため、前述のように用紙ガイド部材50がスライド部材31bを介して移動すると、リボンガイド部材41を含めた兼用ガイド部材33の全体がガイド部材30に対して移動自在となるものである。
【0024】
なお、リボン供給軸43及びリボン巻取り軸44は、共に、前記ガイド部材30に対し、ほぼ平行に設けられている。
【0025】
また、49は第1のガイドシャフトであり、この第1のガイドシャフト49は、一端が筐体2に片持ち状態に固定され、他端はリボンガイド部材41にあけられた挿通孔52に挿通している。
【0026】
更に、53は第2のガイドシャフトであり、この第2のガイドシャフト53は、一端が筐体2に片持ち状態に固定され、他端はリボンガイド部材41の下部に取付けられたローラ54に当接している。
【0027】
そして、前記第1及び第2のガイドシャフト49、53共に、前記兼用ガイド部材33の全体が前記ガイド部材30に対して円滑に移動するための補助の役目を果たすようにされている。
【0028】
次に、主に図5ないし図7に基づき、本発明の主要部であるロック機構29を説明する。
【0029】
ロック機構29は、前記ガイド機構28によってラベル連続体4及びカーボンリボン11がサーマルヘッド7の中央部位に位置決めされた状態を維持させるためのものであって、主に図5にて示すように、ロック操作部60、連動部61及びロック作動部63から構成される。
【0030】
主に図8で示すように、ロック操作部60には、カム片55と、このカム片55の一端に取付けられカム片55の上方に突出する第1のロックピン65aと、カム片55の他端に取付ピン56を介して取付けられカム片55の下方に突出する第2のロックピン65bと、が備えられている。
【0031】
そして、主に図6にて示すように、第2のロックピン65bは、用紙ガイド部材40、前記第1のスライド部材31aの孔59及びガイド部材30の長孔36、ラック39aを挿通し、その先端をガイド部材30の裏面でスプリング66と取付部材67により固定されている。
【0032】
また、前記カム片55を前記第1のスライド部材31a上に取付けることによって、ロック操作部60は、ガイド部材30に対して移動自在なスライド部材31aに連動して長手方向Wで移動自在となるように取付けられることになる。
【0033】
また、第1のロックピン65aを倒す(図8の想像線位置)と、カム片55が取付ピン56を中心に回動して第2のロックピン65bは下方へ押され、逆に第1のロックピン65aを引き起こす(図8の実線位置)と、カム片55が回動して第2のロックピン65bは、上方に引張られるようになっており、第1のロックピン65aの起伏によって第2のロックピン65bは上下動するものである。
【0034】
更に、第2のロックピン65bの先端の取付部材67は、後述する連動部61にピン68を介して接続されている。
【0035】
連動部61は、主に図5ないし図7に示すように、連結杆69、第1の連動片70、第2の連動片71及び連杆片72から成る。
【0036】
連結杆69は、断面がほぼD字形状を呈しており、ここに前記第1の連動片70及び第2の連動片71が摺動自在に嵌合されている。
そして、第1の連動片70の突出した一端は、前記第2のロックピン65b先端の取付部材67のピン68と係合しており、前記第2のロックピン65bが第1のロックピン65aの起伏によって上下動するのに伴って、下方へ押されたり上方へ引張られるものである。この第1の連動片70の上下の動きは、連結杆69へ回動運動として伝達されるものである。
【0037】
一方、第2の連動片71の突出した一端は、連杆片72を介してロック作動部63のリンク73と接続されており、前記連結杆69の回動運動は連動片71、連杆片72を介してロック作動部63側へ直線動として伝達される。
【0038】
ロック作動部63は、主に、前記リンク73、連結部材74、拡開片75、ロック部材76から構成される。
【0039】
リンク73は、一端が取付ピン80により兼用ガイド部材33の接合部材47に回動自在に取付けられ、他端は連結部材74にピン77を介して接続されている。またリンク73の上下方向の中ほどに前記連動部61の連杆片72が接続され、この連杆片72が前述したように直線動すると、兼用ガイド部材33に取付けられたリンク73は取付ピン80を起点として回動する。
【0040】
連結部材74の一端は、前述したようにリンク73のピン77と接続され、他端は、拡開片75と接続されている。そして、前述したリンク73の回動は連結部材74を介して、拡開片75へ直線動として伝達されるようになっている。
【0041】
ロック部材76は、ペンチのような形状を呈しており、中ほどが回動ピン81により取付けられている。そして、一端が作動すると他端が締め付け・解放されるようになっており、一端の開口部78には前記拡開片75が取付けられ、他端には前述のガイドシャフト49が嵌合している。
更に、拡開片75が開口部78から外側(図5の右方向)へ向けて引張られると開口部78が広がり他端はすぼまって締め付けられ、また拡開片75が開口部78から内側へ押されると他端は広がって解放されるようになっている。
【0042】
上述の構成で、サーマルヘッド7の中央部位にラベル連続体4とカーボンリボン11を位置決めするには、先ず兼用ガイド部材33または第1のスライド部材31aを手で持って幅を広げる方向に移動し、ガイド部材30にラベル連続体4を装着する。
【0043】
そして、兼用ガイド部材33または第1のスライド部材31aを手で持って先とは逆に幅を狭める方向に移動すると、第1のスライド部材31aに固着された第1の用紙ガイド部材40と兼用ガイド部材33の第2の用紙ガイド部材50がラベル連続体4に当接して停止する。この時、連動部材32を介して第1の用紙ガイド部材40が固定される第1のスライド部材31aと、兼用ガイド部材33が固定される第2のスライド部材31bは同じ距離移動するため、サーマルヘッド7の中央部位にラベル連続体4が位置決めされることになる。
【0044】
次に、リボン供給軸43に沿ってカーボンリボン11を移動し、リボンガイド部材41に押し付けるようにして装着する。このときリボンガイド部材41が、先のラベル連続体4の位置決めに連動して位置決めされているため、カーボンリボン11は、前記位置決めされたラベル連続体4と同様サーマルヘッド7の中央部位に位置決めされ、しかもラベル連続体4の幅方向の位置に対しずれることなく装着できるものである。
【0045】
位置決めの後、ラベル連続体4及びカーボンリボン11を、その位置から動かないように停止、即ち、「ロック」する。
先ず、ロック操作部60の第1のロックピン65aを引き起こすと、第2のロックピン65bが上方へ引張られ、この第2のロックピン65bの先端に取付けられる第1の連動片70を上方へ引き上げる。
【0046】
第1の連動片70が引き上げられると、この第1の連動片70を嵌合せしめている連結杆69が回動し、第2の連動片71も回動する。
【0047】
第2の連動片71が回動すると、この第2の連動片71の突出した先端に取付けられた連杆片72が図7における右側へ引張られる。
【0048】
連杆片72が引張られると、この連杆片72に接続されるリンク73が図7における右側に回動する。
【0049】
リンク73が回動すると、リンク73に接続された連結部材74が図1における右側へ引張られ、この連結部材74の一端に接続された拡開片75も同様に引張られる。
【0050】
ロック部材76の開口部78に取付けられた拡開片75は、図1における右側へ引張られると開口部78を広げるよう作用する。
【0051】
開口部78が広がると、この開口部78の反対側でガイドシャフト49を嵌合している部分は締め付けるよう作用する。
このガイドシャフト49は、ラベル連続体4及びカーボンリボン11の位置決め用の兼用ガイド部材33の挿通孔52に挿通されており、ガイドシャフト49を締め付けることにより位置決めされた兼用ガイド部材33を外側(図2における左側)からロックすることになる。
【0052】
上述したように、操作者側(図5における右側)のロック操作部60の第1のロックピン65aを引き起こすだけで、連動部61を介してロック作動部63のロック部材76がすぼまる作動を行って、ガイドシャフト49を締め付けるので、兼用ガイド部材33は位置決めされた状態から広がることなく停止、即ち、ロックされることになり、簡単な操作でロックが行えることになるものである。
【0053】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように、ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段を移動して、ラベル連続体及びリボンを位置調整した後、ロック操作部を操作するだけで、このロック操作部の操作が連動部を介してロック作動部に伝達されて、ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段の停止、即ち、ロックが行われるため、操作が簡単であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック機構を備えたラベルプリンタの側面説明図
【図2】同、図1中、矢示II方向から見た説明図
【図3】同、図2中、矢示III 方向から見た連動部材部分の説明図
【図4】同、ガイド機構の斜視説明図
【図5】同、ロック機構の斜視説明図
【図6】同、ガイド機構及びロック機構の分解斜視図
【図7】同、ロック機構のロック及びロック解除状態の作動の一部を示す側面説明図
【図8】同、ロック操作部のロック及びロック解除状態の作動の一部を示す斜視図
【図9】ラベル連続体及びリボンのロック機構を備えない、従来のラベルプリンタの側面説明図
【図10】同、図9中、矢示X方向から見た平面説明図
【符号の説明】
W 長手方向(幅方向)
3 ラベル供給軸
4 ラベル連続体
11 カーボンリボン
27 ラベルプリンタ
28 ガイド機構
29 ロック機構
30 ガイド部材
31 スライド部材
31a 第1のスライド部材
31b 第2のスライド部材
32 連動部材
42 開口
43 リボン供給軸
44 リボン巻取り軸
55 カム片
56 取付ピン
60 ロック操作部
61 連動部
63 ロック作動部
65 ロックピン
65a 第1のロックピン
65b 第2のロックピン
68 ピン
69 連結杆
70 第1の連動片
71 第2の連動片
72 連杆片
73 リンク
74 連結部材
75 拡開片
76 ロック部材
77 ピン
78 開口部
80 取付ピン
81 回動ピン

Claims (4)

  1. ラベル連続体の装着が可能なガイド部材と、該ガイド部材の長手方向に沿って前記ラベル連続体を移動させるラベル連続体可動手段と、前記ガイド部材に装着されたラベル連続体を挟み前記ラベル連続体可動手段の対向位置に設けられるとともに、前記ガイド部材の長手方向で移動自在な用紙ガイド部材と、前記ガイド部材とほぼ平行に設けられ、リボンの装着が可能なリボン供給軸と、該リボン供給軸の長手方向に沿って移動するリボン案内手段と、前記ラベル連続体可動手段及びリボン案内手段を一体的に接合した接合部材と、前記ラベル連続体可動手段及びリボン案内手段、並びに前記用紙ガイド部材、ラベル連続体の側端部を挟持する方向、あるいはラベル連続体の側端部から外側へ広がる方向に連動させる連動手段と、前記ガイド部材とほぼ平行に設けられリボン案内手段の移動を支えるガイドシャフトと、前記ガイド部材の長手方向に沿って移動し、前記ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段に対する移動の停止または停止解除を操作するロック操作部と、該ロック操作部の前記停止または停止解除の操作に連動して作動する連動部と、前記ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段の移動に伴って移動すると共に、前記ガイドシャフトを締めつけ・解放自在とするロック部材を備え、前記ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段に対する前記ロック操作部の移動の停止または停止解除の操作を、前記連動部を介して受けて前記ロック部材を作動し、ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段を前記ガイドシャフトに対するロック部材の締め付けにより停止またはロック部材の解放により停止解除するロック作動部と、を備え、前記ラベル連続体可動手段または前記リボン案内手段を移動して、前記ラベル連続体及びリボンを位置調整した後、前記ロック操作部を操作して前記ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段を停止させることを特徴とするラベルプリンタのロック機構。
  2. 前記ロック操作部は、取付ピンを中心に回動自在なカム片と、該カム片の一端に固定される第1のロックピンと、前記カム片の取付ピンに取付けられ前記連動部に接続される第2のロックピンと、から成り、前記第1のロックピンを操作して前記カム片を回動させることにより前記第2のロックピンを介して接続される前記連動部に、ロック及びロック解除の操作が連動することを特徴とする請求項1記載のラベルプリンタのロック機構。
  3. 前記連動部は、連結杆と、該連結杆の一端に摺動自在に支持され、前記ロック操作部に接続される第1の連動片と、前記連結杆の他端に摺動自在に支持され、前記ロック作動部に接続される第2の連動片と、を備え、前記ロック操作部のロック及びロック解除の操作を、第2の連動片を介してロック作動部に連動させることを特徴とする請求項1または請求項2記載のラベルプリンタのロック機構。
  4. 前記ロック作動部は、回動ピンを中心に回動自在とされ、一端が開口状態とされ、且つ他端が締めつけ・解放自在とされるロック部材と、該ロック部材の前記開口に嵌合し、この開口をすぼめ或は広げるように作動する拡開片と、を備え、前記拡開片が開口を広げ或はすぼめるように作動することにより前記ロック部材が回動ピンを中心に回動し、他端を締めつけ・解放自在とすることを特徴とする請求項1記載のラベルプリンタのロック機構。
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