JPH09202013A - ラベルプリンタのロック機構 - Google Patents

ラベルプリンタのロック機構

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JPH09202013A
JPH09202013A JP2988796A JP2988796A JPH09202013A JP H09202013 A JPH09202013 A JP H09202013A JP 2988796 A JP2988796 A JP 2988796A JP 2988796 A JP2988796 A JP 2988796A JP H09202013 A JPH09202013 A JP H09202013A
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斉 大熊
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課 題】フリー状態に支持されたラベル連続体及びリ
ボンを、所定の位置から動かないようロックするような
ラベルプリンタのロック機構。 【解決手段】ラベル連続体4の装着が可能なガイド部材
30と、ラベル連続体可動手段50と、リボン11の装
着が可能なリボン供給軸43と、リボン案内手段41
と、ラベル連続体可動手段50及びリボン案内手段41
を連動させる連動手段32と、ラベル連続体可動手段5
0またはリボン案内手段41に対する移動の停止または
停止解除を操作するロック操作部60と、ロック操作部
60の停止または停止解除の操作に連動して作動する連
動部と、ラベル連続体可動手段50またはリボン案内手
段41に対するロック作動部60の移動の停止または停
止解除の操作を、連動部を介して受けて作動し、ラベル
連続体可動手段50またはリボン案内手段41を停止ま
たは停止解除するロック作動部63とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に装着されたラ
ベル連続体及びリボンをロックするラベルプリンタのロ
ック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ラベルプリンタにおいて、ラベル
連続体及びリボンのロック機構を備える例は少なかっ
た。即ち、筐体に片持ち状態に取付けられた供給軸に対
し、ラベル連続体やリボンを奥まで押し込んで装着する
ようなラベルプリンタが一般的であり、押し込んだ位置
においては「ロック」の必要性が余りなかった。
【0003】先ず、ラベル連続体やリボンのロック機構
を具備しない従来のラベルプリンタの説明を行うと、図
9及び図10に示すようなものが知られている。
【0004】ラベルプリンタ1は、筐体2に片持ち状態
に取付けられたラベル供給軸3を備えており、このラベ
ル供給軸3にラベル連続体4を筐体2側のストッパ19
に当接するまで押し込んで装着し、ガイドピン5を経て
プラテンローラ6とサーマルヘッド7の間に前記ラベル
連続体4を挿通し、ガイドピン8を経てラベル巻取り軸
9に巻回する。
【0005】また、筐体2には、片持ち状態にリボン供
給軸10が取付けられており、このリボン供給軸10に
前記ラベル連続体4の幅wにほぼ見合う幅のカーボンリ
ボン11をストッパ20に当接するまで押し込んで装着
し、ガイドピン12を経て先のラベル連続体4と同様、
プラテンローラ6とサーマルヘッド7の間に挿通し、ガ
イドピン13、15を経てリボン巻取り軸14に巻回す
る。そして、プラテンローラ6を回転させることによ
り、プラテンローラ6とサーマルヘッド7に挟持された
ラベル連続体4及びカーボンリボン11が各々の供給軸
3、10から繰り出されながら、各々の巻取り軸9、1
4に巻取られる途中で、サーマルヘッド7の熱によって
溶融されたカーボンリボン11がラベル連続体4に転写
されて、必要情報がラベル連続体4に印字されるように
なっている。
【0006】上述のような従来のラベルプリンタ1にお
いては、前述したようにラベル連続体4及びカーボンリ
ボン11を各々の供給軸3、10の筐体2側に設けられ
るストッパ19、20に当接するまで押し込んで装着し
ており、少なくともラベル連続体4及びカーボンリボン
11の片面がストッパ19、20に当接した状態にある
ため安定感があり、「ロック」の必要性が余りなかっ
た。
【0007】ところで、従来のラベルプリンタ1は、筐
体2側の偏った位置に位置決めされたカーボンリボン1
1をサーマルヘッド7の熱によって溶融させるようにし
ているので、サーマルヘッド7の熱効率や図示せぬスプ
リングによる圧力のバランスの関係からラベル連続体4
及びカーボンリボン11をサーマルヘッド7の幅方向
(図10の矢示W方向)の中央部位に位置決めしようと
した。
【0008】しかしながら、ラベル連続体4及びカーボ
ンリボン11をサーマルヘッド7の中央部位に位置決め
するとフリー状態となるため、この位置決めされた状態
でのロックが必要となった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題に注目してなされたもので、フリー状態に支持さ
れたラベル連続体及びリボンを、所定の位置から動かな
いようロックするようなラベルプリンタのロック機構を
提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に注
目してなされたものであって、ラベル連続体の装着が可
能なガイド部材と、該ガイド部材の長手方向に沿って前
記ラベル連続体を移動させるラベル連続体可動手段と、
前記ガイド部材とほぼ平行に設けられ、リボンの装着が
可能なリボン供給軸と、該リボン供給軸の長手方向に沿
って移動するリボン案内手段と、前記ラベル連続体可動
手段及びリボン案内手段を連動させる連動手段と、前記
ガイド部材の長手方向に沿って移動し、前記ラベル連続
体可動手段またはリボン案内手段に対する移動の停止ま
たは停止解除を操作するロック操作部と、該ロック操作
部の前記停止または停止解除の操作に連動して作動する
連動部と、前記ラベル連続体可動手段またはリボン案内
手段の移動に伴って移動すると共に、ラベル連続体可動
手段またはリボン案内手段に対する前記ロック操作部の
移動の停止または停止解除の操作を、前記連動部を介し
て受けて作動し、ラベル連続体可動手段またはリボン案
内手段を停止または停止解除するロック作動部と、を備
え、前記ラベル連続体可動手段または前記リボン案内手
段を移動して、前記ラベル連続体及びリボンを位置調整
した後、前記ロック操作部を操作して前記ラベル連続体
可動手段またはリボン案内手段を停止させることを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るラベルプリンタのロ
ック機構を図1ないし図8に基づき説明する。尚、従来
技術で説明した部分については同一符号を付すに止め、
重複説明は省略する。
【0012】本発明のロック装置は、ラベルプリンタ2
7に装備されるものであって、ラベル連続体4及びカー
ボンリボン11の位置決めを行った状態を維持させるた
めの装置である。先ず、ラベルプリンタ27を説明する
と、主にガイド機構28とロック機構29から構成され
る。
【0013】主に図2及び図4に示すように、ガイド機
構28は、ラベル連続体4及びカーボンリボン11を幅
方向(図2、図4の矢示W方向)におけるサーマルヘッ
ド7の中央部位に位置決めするよう案内するためのもの
であって、ガイド部材30、スライド部材31、連動部
材32、兼用ガイド部材33より構成される。
【0014】ガイド部材30は、一端を筐体2に固定
し、他端を開放端とすることによって筐体2に対して片
持ち状態に支持される。そして、開放端側よりラベル連
続体4が装着できるようになっており、いわばラベル連
続体4の「供給軸」の役目も果たせるようになってい
る。ガイド部材30には、その上面部の幅方向、即ち長
手方向(図2、図4の矢示W方向)の左右及び側面部
(図4の手前側の側面部及び対峙する側面部)の左右
に、前記スライド部材31用の長孔34a、34bが備
えられている。また上面部の開放端側には、後述するロ
ック機構29のロックピン65b用の長孔36が備えら
れている。これらの長孔34a、34b、36は、いず
れも長手方向(図2、図4の矢示W方向)に沿った長孔
になっている。
【0015】スライド部材31は、第1のスライド部材
31a及び第2のスライド部材31bから成り、第1及
び第2のスライド部材31a,31bは、共に断面がほ
ぼコ字状を呈しており、幅方向で移動自在となるよう前
記ガイド部材30に取付けられている。即ち、コ字状断
面の内側面でガイド部材30の上面部を覆うように配
し、ガイド部材30の側面側の長孔34bを挿通させた
ピン37をスライド部材31に固着することにより、ス
ライド部材31はガイド部材30の上面部より少し浮い
た状態に取付けられて、幅方向での移動が円滑となるも
のである。
【0016】また、第1のスライド部材31aには、第
1の用紙ガイド部材40が取り付けられている。
【0017】次に、主に図5及び図6により「連動手
段」としての連動部材32を説明する。
【0018】連動部材32は、主に、ピニオン(歯車)
38と、このピニオン38に歯合する一対のラック39
a、39bより成る。ラック39a、39bは、前記ガ
イド部材30上面部の長孔34aを挿通したピン51を
介して各々第1のスライド部材31a、第2のスライド
部材31bに固着されている。
【0019】そして、連動部材32の働きにより第1及
び第2のスライド部材31a、31bは、お互いに内側
方向、即ち、ラベル連続体4の側端部を挟持する方向、
あるいはラベル連続体4の側端部から外側へ広がる方向
の、相反する方向に連動して移動するようになってい
る。
【0020】また、前記スライド部材31がガイド部材
30に沿って移動するとき、連動部材32の働きによっ
て第1及び第2のスライド部材31a、31bが同じ距
離だけ移動するようになっている。
【0021】次に、主に図4及び図6により兼用ガイド
部材33を説明する。兼用ガイド部材33は、主に、
「ラベル連続体可動手段」としての第2の用紙ガイド部
材50及び「リボン案内手段」としてのリボンガイド部
材41から構成される。
【0022】用紙ガイド部材50には、側面部に、前記
第2のスライド部材31bを移動自在に取付けたガイド
部材30の挿通が可能な開口42が設けられており、こ
の開口42を前記筐体2に片持ち状態に固定されている
ガイド部材30の開放端から挿通して、用紙ガイド部材
50を前記第2のスライド部材31bに固着する。この
固着により用紙ガイド部材50が、前記片持ち状態のガ
イド部材30に対し、第2のスライド部材31bを介し
て移動自在に取付けられるものである。
【0023】リボンガイド部材41には、カーボンリボ
ン11のリボン供給軸43及びリボン巻取り軸44用の
挿通孔45、46があいている。また、リボンガイド部
材41と前記用紙ガイド部材50とは、接合部材47に
よって一体となるよう取付けられている。このため、前
述のように用紙ガイド部材50がスライド部材31bを
介して移動すると、リボンガイド部材41を含めた兼用
ガイド部材33の全体がガイド部材30に対して移動自
在となるものである。
【0024】なお、リボン供給軸43及びリボン巻取り
軸44は、共に、前記ガイド部材30に対し、ほぼ平行
に設けられている。
【0025】また、49は第1のガイドシャフトであ
り、この第1のガイドシャフト49は、一端が筐体2に
片持ち状態に固定され、他端はリボンガイド部材41に
あけられた挿通孔52に挿通している。
【0026】更に、53は第2のガイドシャフトであ
り、この第2のガイドシャフト53は、一端が筐体2に
片持ち状態に固定され、他端はリボンガイド部材41の
下部に取付けられたローラ54に当接している。
【0027】そして、前記第1及び第2のガイドシャフ
ト49、53共に、前記兼用ガイド部材33の全体が前
記ガイド部材30に対して円滑に移動するための補助の
役目を果たすようにされている。
【0028】次に、主に図5ないし図7に基づき、本発
明の主要部であるロック機構29を説明する。
【0029】ロック機構29は、前記ガイド機構28に
よってラベル連続体4及びカーボンリボン11がサーマ
ルヘッド7の中央部位に位置決めされた状態を維持させ
るためのものであって、主に図5にて示すように、ロッ
ク操作部60、連動部61及びロック作動部63から構
成される。
【0030】主に図8で示すように、ロック操作部60
には、カム片55と、このカム片55の一端に取付けら
れカム片55の上方に突出する第1のロックピン65a
と、カム片55の他端に取付ピン56を介して取付けら
れカム片55の下方に突出する第2のロックピン65b
と、が備えられている。
【0031】そして、主に図6にて示すように、第2の
ロックピン65bは、用紙ガイド部材40、前記第1の
スライド部材31aの孔59及びガイド部材30の長孔
36、ラック39aを挿通し、その先端をガイド部材3
0の裏面でスプリング66と取付部材67により固定さ
れている。
【0032】また、前記カム片55を前記第1のスライ
ド部材31a上に取付けることによって、ロック操作部
60は、ガイド部材30に対して移動自在なスライド部
材31aに連動して長手方向Wで移動自在となるように
取付けられることになる。
【0033】また、第1のロックピン65aを倒す(図
8の想像線位置)と、カム片55が取付ピン56を中心
に回動して第2のロックピン65bは下方へ押され、逆
に第1のロックピン65aを引き起こす(図8の実線位
置)と、カム片55が回動して第2のロックピン65b
は、上方に引張られるようになっており、第1のロック
ピン65aの起伏によって第2のロックピン65bは上
下動するものである。
【0034】更に、第2のロックピン65bの先端の取
付部材67は、後述する連動部61にピン68を介して
接続されている。
【0035】連動部61は、主に図5ないし図7に示す
ように、連結杆69、第1の連動片70、第2の連動片
71及び連杆片72から成る。
【0036】連結杆69は、断面がほぼD字形状を呈し
ており、ここに前記第1の連動片70及び第2の連動片
71が摺動自在に嵌合されている。そして、第1の連動
片70の突出した一端は、前記第2のロックピン65b
先端の取付部材67のピン68と係合しており、前記第
2のロックピン65bが第1のロックピン65aの起伏
によって上下動するのに伴って、下方へ押されたり上方
へ引張られるものである。この第1の連動片70の上下
の動きは、連結杆69へ回動運動として伝達されるもの
である。
【0037】一方、第2の連動片71の突出した一端
は、連杆片72を介してロック作動部63のリンク73
と接続されており、前記連結杆69の回動運動は連動片
71、連杆片72を介してロック作動部63側へ直線動
として伝達される。
【0038】ロック作動部63は、主に、前記リンク7
3、連結部材74、拡開片75、ロック部材76から構
成される。
【0039】リンク73は、一端が取付ピン80により
兼用ガイド部材33の接合部材47に回動自在に取付け
られ、他端は連結部材74にピン77を介して接続され
ている。またリンク73の上下方向の中ほどに前記連動
部61の連杆片72が接続され、この連杆片72が前述
したように直線動すると、兼用ガイド部材33に取付け
られたリンク73は取付ピン80を起点として回動す
る。
【0040】連結部材74の一端は、前述したようにリ
ンク73のピン77と接続され、他端は、拡開片75と
接続されている。そして、前述したリンク73の回動は
連結部材74を介して、拡開片75へ直線動として伝達
されるようになっている。
【0041】ロック部材76は、ペンチのような形状を
呈しており、中ほどが回動ピン81により取付けられて
いる。そして、一端が作動すると他端が締め付け・解放
されるようになっており、一端の開口部78には前記拡
開片75が取付けられ、他端には前述のガイドシャフト
49が嵌合している。更に、拡開片75が開口部78か
ら外側(図5の右方向)へ向けて引張られると開口部7
8が広がり他端はすぼまって締め付けられ、また拡開片
75が開口部78から内側へ押されると他端は広がって
解放されるようになっている。
【0042】上述の構成で、サーマルヘッド7の中央部
位にラベル連続体4とカーボンリボン11を位置決めす
るには、先ず兼用ガイド部材33または第1のスライド
部材31aを手で持って幅を広げる方向に移動し、ガイ
ド部材30にラベル連続体4を装着する。
【0043】そして、兼用ガイド部材33または第1の
スライド部材31aを手で持って先とは逆に幅を狭める
方向に移動すると、第1のスライド部材31aに固着さ
れた第1の用紙ガイド部材40と兼用ガイド部材33の
第2の用紙ガイド部材50がラベル連続体4に当接して
停止する。この時、連動部材32を介して第1の用紙ガ
イド部材40が固定される第1のスライド部材31a
と、兼用ガイド部材33が固定される第2のスライド部
材31bは同じ距離移動するため、サーマルヘッド7の
中央部位にラベル連続体4が位置決めされることにな
る。
【0044】次に、リボン供給軸43に沿ってカーボン
リボン11を移動し、リボンガイド部材41に押し付け
るようにして装着する。このときリボンガイド部材41
が、先のラベル連続体4の位置決めに連動して位置決め
されているため、カーボンリボン11は、前記位置決め
されたラベル連続体4と同様サーマルヘッド7の中央部
位に位置決めされ、しかもラベル連続体4の幅方向の位
置に対しずれることなく装着できるものである。
【0045】位置決めの後、ラベル連続体4及びカーボ
ンリボン11を、その位置から動かないように停止、即
ち、「ロック」する。先ず、ロック操作部60の第1の
ロックピン65aを引き起こすと、第2のロックピン6
5bが上方へ引張られ、この第2のロックピン65bの
先端に取付けられる第1の連動片70を上方へ引き上げ
る。
【0046】第1の連動片70が引き上げられると、こ
の第1の連動片70を嵌合せしめている連結杆69が回
動し、第2の連動片71も回動する。
【0047】第2の連動片71が回動すると、この第2
の連動片71の突出した先端に取付けられた連杆片72
が図7における右側へ引張られる。
【0048】連杆片72が引張られると、この連杆片7
2に接続されるリンク73が図7における右側に回動す
る。
【0049】リンク73が回動すると、リンク73に接
続された連結部材74が図1における右側へ引張られ、
この連結部材74の一端に接続された拡開片75も同様
に引張られる。
【0050】ロック部材76の開口部78に取付けられ
た拡開片75は、図1における右側へ引張られると開口
部78を広げるよう作用する。
【0051】開口部78が広がると、この開口部78の
反対側でガイドシャフト49を嵌合している部分は締め
付けるよう作用する。このガイドシャフト49は、ラベ
ル連続体4及びカーボンリボン11の位置決め用の兼用
ガイド部材33の挿通孔52に挿通されており、ガイド
シャフト49を締め付けることにより位置決めされた兼
用ガイド部材33を外側(図2における左側)からロッ
クすることになる。
【0052】上述したように、操作者側(図5における
右側)のロック操作部60の第1のロックピン65aを
引き起こすだけで、連動部61を介してロック作動部6
3のロック部材76がすぼまる作動を行って、ガイドシ
ャフト49を締め付けるので、兼用ガイド部材33は位
置決めされた状態から広がることなく停止、即ち、ロッ
クされることになり、簡単な操作でロックが行えること
になるものである。
【0053】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ラベル
連続体可動手段またはリボン案内手段を移動して、ラベ
ル連続体及びリボンを位置調整した後、ロック操作部を
操作するだけで、このロック操作部の操作が連動部を介
してロック作動部に伝達されて、ラベル連続体可動手段
またはリボン案内手段の停止、即ち、ロックが行われる
ため、操作が簡単であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック機構を備えたラベルプリン
タの側面説明図
【図2】同、図1中、矢示II方向から見た説明図
【図3】同、図2中、矢示III 方向から見た連動部材部
分の説明図
【図4】同、ガイド機構の斜視説明図
【図5】同、ロック機構の斜視説明図
【図6】同、ガイド機構及びロック機構の分解斜視図
【図7】同、ロック機構のロック及びロック解除状態の
作動の一部を示す側面説明図
【図8】同、ロック操作部のロック及びロック解除状態
の作動の一部を示す斜視図
【図9】ラベル連続体及びリボンのロック機構を備えな
い、従来のラベルプリンタの側面説明図
【図10】同、図9中、矢示X方向から見た平面説明図
【符号の説明】
W 長手方向(幅方向) 3 ラベル供給軸 4 ラベル連続体 11 カーボンリボン 27 ラベルプリンタ 28 ガイド機構 29 ロック機構 30 ガイド部材 31 スライド部材 31a 第1のスライド部材 31b 第2のスライド部材 32 連動部材 42 開口 43 リボン供給軸 44 リボン巻取り軸 55 カム片 56 取付ピン 60 ロック操作部 61 連動部 63 ロック作動部 65 ロックピン 65a 第1のロックピン 65b 第2のロックピン 68 ピン 69 連結杆 70 第1の連動片 71 第2の連動片 72 連杆片 73 リンク 74 連結部材 75 拡開片 76 ロック部材 77 ピン 78 開口部 80 取付ピン 81 回動ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラベル連続体の装着が可能なガイド部材
    と、 該ガイド部材の長手方向に沿って前記ラベル連続体を移
    動させるラベル連続体可動手段と、 前記ガイド部材とほぼ平行に設けられ、リボンの装着が
    可能なリボン供給軸と、 該リボン供給軸の長手方向に沿って移動するリボン案内
    手段と、 前記ラベル連続体可動手段及びリボン案内手段を連動さ
    せる連動手段と、 前記ガイド部材の長手方向に沿って移動し、前記ラベル
    連続体可動手段またはリボン案内手段に対する移動の停
    止または停止解除を操作するロック操作部と、 該ロック操作部の前記停止または停止解除の操作に連動
    して作動する連動部と、 前記ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段の移動
    に伴って移動すると共に、ラベル連続体可動手段または
    リボン案内手段に対する前記ロック操作部の移動の停止
    または停止解除の操作を、前記連動部を介して受けて作
    動し、ラベル連続体可動手段またはリボン案内手段を停
    止または停止解除するロック作動部と、を備え、 前記ラベル連続体可動手段または前記リボン案内手段を
    移動して、前記ラベル連続体及びリボンを位置調整した
    後、前記ロック操作部を操作して前記ラベル連続体可動
    手段またはリボン案内手段を停止させることを特徴とす
    るラベルプリンタのロック機構。
  2. 【請求項2】前記ロック操作部は、 取付ピンを中心に回動自在なカム片と、 該カム片の一端に固定される第1のロックピンと、 前記カム片の取付ピンに取付けられ前記連動部に接続さ
    れる第2のロックピンと、から成り、 前記第1のロックピンを操作して前記カム片を回動させ
    ることにより前記第2のロックピンを介して接続される
    前記連動部に、ロック及びロック解除の操作が連動する
    ことを特徴とする請求項1記載のラベルプリンタのロッ
    ク機構。
  3. 【請求項3】前記連動部は、 連結杆と、 該連結杆の一端に摺動自在に支持され、前記ロック操作
    部に接続される第1の連動片と、 前記連結杆の他端に摺動自在に支持され、前記ロック作
    動部に接続される第2の連動片と、を備え、 前記ロック操作部のロック及びロック解除の操作を、第
    2の連動片を介してロック作動部に連動させることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のラベルプリンタ
    のロック機構。
  4. 【請求項4】前記ロック作動部は、 回動ピンを中心に回動自在とされ、一端が開口状態とさ
    れ、且つ他端が締めつけ・解放自在とされるロック部材
    と、 該ロック部材の前記開口に嵌合し、この開口をすぼめ或
    は広げるように作動する拡開片と、を備え、 前記拡開片が開口を広げ或はすぼめるように作動するこ
    とにより前記ロック部材が回動ピンを中心に回動し、他
    端を締めつけ・解放自在とすることを特徴とする請求項
    1記載のラベルプリンタのロック機構。
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