JP2000108430A - ロール紙用プリンタ - Google Patents

ロール紙用プリンタ

Info

Publication number
JP2000108430A
JP2000108430A JP10281800A JP28180098A JP2000108430A JP 2000108430 A JP2000108430 A JP 2000108430A JP 10281800 A JP10281800 A JP 10281800A JP 28180098 A JP28180098 A JP 28180098A JP 2000108430 A JP2000108430 A JP 2000108430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper feed
roll paper
opening
gear
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10281800A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3654008B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Nakayama
裕之 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP28180098A priority Critical patent/JP3654008B2/ja
Publication of JP2000108430A publication Critical patent/JP2000108430A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3654008B2 publication Critical patent/JP3654008B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉蓋に取り付けた紙送りローラの側の紙送
り歯車をプリンタ本体側の駆動側歯車に対して適切に噛
み合わせることの可能なロール紙プリンタを提案するこ
とにある。 【解決手段】 ロール紙装填部の開閉蓋30を閉じる
と、開閉蓋側のプラテンローラ26に取り付けた紙送り
歯車31がプリンタ本体側の駆動用歯車32との噛み合
い位置に移動して、当該駆動用歯車に噛み合うロール紙
プリンタにおいて、開閉蓋30の閉じ動作に伴う紙送り
歯車31の移動軌跡Lは、駆動用歯車32のピッチ円上
における紙送り歯車31との噛み合い中心点に引いた接
線の方向と同一である。紙送り歯車31の移動方向は両
歯車31、32の噛み合い方向とは直交する方向なの
で、当該紙送り歯車31の位置決め誤差に起因する両歯
車の噛み合い状態への悪影響が最小限に抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS端末等に搭
載されるロール紙プリンタに関するものである。更に詳
しくは、本発明は、ロール紙送りローラが取り付けれら
たロール紙装填部の開閉蓋を閉じたときにロール紙送り
ローラ側の歯車とプリンタ本体側の歯車とを適切に噛み
合わせ可能なロール紙プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロール紙プリンタにおいては、ロール紙
の交換あるいは装填作業を簡単に行うことができるよう
に、プリンタ本体に形成したロール紙装填部の開口をロ
ール紙交換時に全開状態にできるロール紙装填機構が提
案されている。例えば、特公平6−79855号公報に
はこのようなロール紙装填機構を備えた記録装置が提案
されている。
【0003】ここに開示された記録装置では、サーマル
ヘッドに押しつけられるプラテンローラ(ロール紙送り
ローラ)もロール紙装填部の開閉蓋として機能するカバ
ーの先端に取り付けられている。従って、カバーを全開
にすると、プラテンローラがサーマルヘッドから離れる
ので、プラテンローラとサーマルヘッドの間にロール紙
の巻き出し部分を簡単に配置できる。カバーを閉じる
と、サーマルヘッドとプラテンローラの間にロール紙が
挟まれた状態が自動的に形成される。
【0004】また、開閉蓋を閉じると、プラテンローラ
に取り付けられている紙送り歯車が、プリタン本体側の
駆動側歯車に噛み合い状態になる。この結果、両歯車を
経由するプリンタ本体側の駆動モータからプラテンロー
ラへの駆動力伝達経路が形成される。よって、駆動モー
タによりプラテンローラを回転させることにより、ロー
ル紙送り動作を行うことが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、開閉蓋の
開閉に応じて、開閉蓋側の紙送り歯車が移動して、プリ
ンタ本体側の駆動側歯車との噛み合いから開放された状
態および当該駆動側歯車に噛み合った状態に切り換わ
る。
【0006】この形式のロール紙プリンタでは、開閉蓋
と共に移動する側の紙送り歯車が、噛み合い時に正確に
位置決めされないと、両歯車の噛み合いが浅くなり、回
転トルクを良好に伝達できないおそれがある。また、場
合によっては、両歯車の噛み合いが外れてしまうおそれ
もある。
【0007】本発明の課題は、この点に鑑みて、開閉蓋
に取り付けた紙送りローラの側の紙送り歯車をプリンタ
本体側の駆動側歯車に対して適切に噛み合わせることの
可能なロール紙プリンタを提案することにある。
【0008】また、本発明の課題は、開閉蓋に取り付け
た紙送りロール側の紙送り歯車とプリンタ本体側の駆動
側歯車との噛み合い状態を良好な状態に保持可能なロー
ル紙プリンタを提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、ロール紙装填部の開閉蓋にロール紙送
りローラが取り付けられ、前記開閉蓋を閉じると、前記
ロール紙送りローラに取り付けられている紙送り歯車が
プリンタ本体側の駆動用歯車との噛み合い位置に移動し
て、当該駆動用歯車との噛み合い状態が形成されるロー
ル紙プリンタにおいて、前記開閉蓋の閉じ動作に伴う前
記紙送り歯車の移動軌跡を、前記駆動用歯車のピッチ円
上における前記紙送り歯車との噛み合い中心点に引いた
接線の方向となるようにしたことを特徴としている。
【0010】前記紙送り歯車をこのような方向に移動さ
せて前記駆動側歯車に噛み合わせた場合に、当該紙送り
歯車の位置が前記接線方向に僅かにずれていたとして
も、両歯車の噛み合いは実質的に良好な状態に保持され
る。すなわち、前記紙送り歯車の移動方向は両歯車の噛
み合い方向とは直交する方向であるので、当該紙送り歯
車の位置決め誤差に起因する両歯車の噛み合い状態への
悪影響を最小限に抑えることができる。
【0011】これに対して、前記紙送り歯車を前記接線
方向とは異なる方向、例えば、当該接線方向とは直交す
る方向に移動させて前記駆動歯車に噛み合わせた場合に
は、前記紙送り歯車の位置ずれが直接に両歯車の噛み合
いの深さに影響を及ぼすことになってしまう。
【0012】従って、本発明のロール紙プリンタによれ
ば、開閉蓋の側の紙送り歯車とプリンタ本体側の駆動用
歯車との噛み合いを、紙送り歯車の噛み合い位置が僅か
に変動しても、良好に形成することができる。
【0013】次に、本発明のロール紙プリンタは、上記
の構成に加えて:前記開閉蓋は当該開閉蓋の閉じ動作に
伴って前記接線の方向にスライドするスライドフレーム
を備え、当該スライドフレームに前記紙送りローラが取
り付けられており;前記プリンタ本体側には、前記開閉
蓋が閉じた時点で前記スライドフレームが突き当たる位
置にストッパが配置されており;前記駆動用歯車によっ
て回転する前記紙送り歯車の回転方向は、両歯車の噛み
合い位置で見た場合に、前記スライドフレームのスライ
ド方向と同一方向とされていることを特徴としている。
【0014】この構成を採用すれば、噛み合い状態にあ
る両歯車間での駆動トルク伝達状態において前記紙送り
歯車に作用する駆動負荷の方向は、前記スライドフレー
ムを前記ストッパに押しつける方向となる。この結果、
両歯車の噛み合い状態において前記紙送り歯車の位置が
変動してしまうことが抑制され、両歯車の良好な噛み合
い状態を保持できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用したインクジェットプリンタの実施例を説明する。
本例のインクジェットプリンタは、ロール紙および単票
紙の双方に印字を行うことのできる形式のものである。
【0016】(インクジェットプリンタの全体構成)図
1は本発明を適用したインクジェットプリンタの斜視図
であり、図2はその紙搬送経路を示す説明図てある。こ
れらの図に示すように、インクジェットプリンタ1は、
ロール紙装填機構2と、A4サイズ等の単票紙を挿入す
る単票紙挿入口3とを有し、ロール紙装填機構2から供
給されるロール紙4および単票紙挿入口3から挿入され
る単票紙5が、それぞれ共通の印字位置11(図におけ
る一点鎖線で囲まれた領域)を通って搬送されるように
搬送経路が構成されている。
【0017】ロール紙4は、ロール紙装填機構2に装填
されているロール体4Aから巻き出されて、紙案内27
と押しつけローラ15の間を通り、印字位置11を経由
して、プラテンローラ(ロール紙送りローラ)26と押
さえローラ16の間を通って搬送される。このロール紙
4の搬送はプラテンローラ26の回転により行われる。
【0018】これに対して、単票紙4は、単票紙挿入口
3から挿入され、紙送りローラ51と従動ローラ52の
間を通り、紙送りローラ53と従動ローラ54の間を通
り、印字位置11を通過して、紙送りローラ55を経由
して搬送される。
【0019】共通の印字位置11には、平行にガイドシ
ャフト6が配置されており、このガイドシャフト6に沿
って、インクジェットヘッド8が搭載されたキャリッジ
7が往復移動可能となっている。従って、共通の印字位
置11を通過するロール紙4および単票紙5の表面に
は、インクジェットヘッド8によって所望の印字が行わ
れる。
【0020】インクジェットヘッド8には、インクチュ
ーブ(図示せず)を経由して、ロール紙装填機構2と隣
合った位置に搭載されているインク供給部10からイン
クが供給される。
【0021】(ロール紙装填機構)次に、本例における
ロール紙装填機構2の構造を詳細に説明する。
【0022】図3はインクジェットプリンタ1からロー
ル紙装填機構2を取り出して示す斜視図である。図4は
本例のインクジェットプリンタの特徴をなす部分の説明
図である。図5〜図8はそのロール紙装填部の開閉動作
を示す説明図であり、図9はその部分的構成を示す説明
図である。
【0023】(ロール紙装填機構の全体構成)これらの
図を参照して説明すると、ロール紙装填機構2は、プリ
ンタ本体フレーム12に取り付けた取付け用フレーム2
1を有し、この取付け用フレーム21には、ロール紙4
が装填されるロール紙装填部22が構成されている。こ
のロール紙装填部22は、一定の幅の半円形湾曲部分2
2aと、この上方に形成された長方形の開口22bとを
備え、当該開口22bからロール紙4の交換、あるいは
補充が行われる。
【0024】このロール紙装填用の開口22bは、蓋フ
レーム23、スライドフレーム25およびカバーフレー
ム28から構成される開閉蓋30によって開閉可能とな
っている。
【0025】(開閉蓋の構造)開閉蓋30の構成要素で
ある蓋フレーム23は、開口22bとほぼ同一の長方形
をした天板部分23aと、この天板部分23aの左右か
ら直角に下方に折れ曲がった一定の高さの側板部分23
b、23cとを備えている。側板部分23b、23cの
後端部分は下方に向けて折れ曲がっており、その下端2
3d、23e(図においては下端23dのみを示す。)
は、旋回中心を規定するシャフト24によって回転自在
に支持されている。シャフト24の両端は、取付け用フ
レーム21によって支持されている。従って、蓋フレー
ム23は、シャフト24を中心として、ロール紙装填部
22のロール紙装填用の開口22bを閉鎖した閉鎖位置
(図5に示す状態)と、当該開口22bを全開状態にし
た開放位置(図8に示す状態)との間を旋回可能となっ
ている。
【0026】この構成の蓋フレーム23にはスライドフ
レーム25が取付けられている。このスライドフレーム
25は、当該蓋フレーム23と一体となって旋回すると
共に、当該蓋フレーム23に対してスライド可能となっ
ており、その先端には、プラテンローラ26および当該
プラテンローラ26にロール紙4を導く紙案内27が取
付けられている。また、プラテンローラ26の一端に
は、同軸状態で紙送り歯車31が取り付けられている。
【0027】まず、図9を参照して、スライドフレーム
25が蓋フレーム23に対してスライド可能に取り付け
られている構成を説明する。スライドフレーム25は、
蓋フレーム23の天板部分23aの裏面側に接触してい
る長方形の天板部分25aと、この天板部分25aの両
側から直角に下方に折れ曲がっている一定の高さの側板
部分25b、25cとを備えている。天板部分25aに
は、その前後方向に向けて案内用スリット25d、25
fが形成され、これらのスリットには、蓋フレーム23
の表面板部分23aに固定したガイドピン23q、23
rが貫通している。各ガイドピン23q、23rの下端
側には止め輪23h、23iが取付けられ、これによっ
て、スライドフレーム25は蓋フレーム23の裏面にス
ライド可能な状態に取付けられている。
【0028】また、後方側のガイドピン23rと、スラ
イドフレーム25の前方側の部分に形成したばね掛け2
5gとの間には、コイルばね23gが架け渡されてお
り、このコイルばね23gのばね力によって、スライド
フレーム25は常に後方に向けて付勢されている。
【0029】次に、図3から分かるように、スライドフ
レーム25の側板部分25b、25cの前端25h、2
5iの間には、プラテンローラ26が架け渡されてお
り、このプラテンローラ26の支軸両端部分が前端25
h、25iによって回転自在に軸支されている。このプ
ラテンローラ26の下側には、当該プラテンローラ26
の外周面から接線方向に向けて凸円弧状の表面形状をし
た紙案内27が取付けられている。
【0030】ここで、蓋フレーム23が閉鎖状態(図5
参照)になると、スライドフレーム25の先端に支持さ
れているプラテンローラ26がその動作位置に位置決め
される。この結果、プラテンローラ26の外周面に、プ
リンタ本体側に取り付けられている押さえローラ16が
一定の弾性力を伴って押しつけられた状態が形成され
る。
【0031】すなわち、押さえローラ16は、その回転
中心軸16aがブラテンローラ26に対して接近および
離れる方向に僅かに移動可能となっていると共に、ばね
力によって常時プラテンローラ26の側に付勢されてい
る。従って、プラテンローラ26がばね力に抗してその
動作位置に位置決めされると、一定のばね力によって、
プラテンローラ26の外周面は、ロール紙4を挟み、押
さえローラ16により押しつけれた状態となる。この結
果、プラテンローラ26が回転すると、これらのローラ
の間に挟まれているロール紙4が搬送される。
【0032】同様に、プラテンローラ26と共にスライ
ドフレーム25の先端に取り付けられている紙案内27
の表面27aも、プラテンローラ26が動作位置に到る
と、プリンタ本体側に取り付けられている押しつけロー
ラ15を弾性力に抗して移動させる。この結果、紙案内
27の表面27aも、ロール紙4を挟み、一定の弾性力
で、押しつけローラ15によって押しつけられた状態に
なる。
【0033】次に、蓋フレーム23の上側には、一回り
大きな寸法のカバーフレーム28が配置されている。こ
のカバーフレーム28は、天板部分28aと、その両側
から下方に向けて直角に折れ曲がっている側板部分28
b、28cとを備えており、側板部分28b,28cの
後端部分は下方に延びて、シャフト24によって回転自
在に支持されている。このカバーフレーム28を旋回さ
せると、スライドフレーム25が取付けられている蓋フ
レーム23が連動して旋回するように構成されている。
また、蓋フレーム23がロール装填用の開口22bを封
鎖した状態(図6に示す状態)に至った後は、当該カバ
ーフレーム28は、単独で旋回可能となっている。この
カバーフレーム28の単独旋回運動によって、スライド
フレーム25は蓋フレーム23に対して前後方向にスラ
イド運動を行う。
【0034】カバーフレーム28の単独旋回運動をスラ
イドフレーム25のスライド運動に変換するリンク機構
29は、カバーフレーム28の側板部分28b、28c
の後側上端部分の間に架け渡した連結シャフト28d
と、この連結シャフト28dが貫通しているスライドフ
レーム25の後端部分の3箇所に形成した連結孔25j
とを備えている。この連結孔25jはカバーフレーム2
8の単独旋回運動を阻害しないように、縦に長い長孔形
状をしている。従って、図6に示すように蓋フレーム2
3がロール紙装填用の開口22bを封鎖した状態での連
結シャフト28dの位置は、更にカバーフレーム28を
旋回させて図5に示すように水平状態まで旋回させたと
きには、旋回中心を規定するシャフト24を中心として
前方および下方に移動した位置となる。
【0035】連結シャフト28dは、上下に長い連結孔
25jに沿って下方に向けて自由に移動すると共に、当
該連結孔25jを前方に押して移動させる。この結果、
この連結孔25jが形成されているスライドフレーム2
5は全体として前方に押し出される。すなわち、蓋フレ
ーム23に対して前方にスライドして、その前端に支持
されているプラテンローラ26および紙案内27が前方
に突出して、インクジェットヘッド8による印刷位置1
1に現れ、インクジェットヘッド8に対して一定のギャ
ップを保って対峙した状態(動作位置)になる。
【0036】逆に、カバーフレーム28を図5に示す水
平位置から図6に示す位置まで上方に旋回させると、上
記とは逆に、スライドフレーム25が全体として後方に
スライドして、その先端のプラテンローラ26および紙
案内27は、動作位置から後退した後退位置まで移動す
る。
【0037】ここで、前述したように、スライドフレー
ム25はコイルばね23gによって、後退する方向に弾
性力によって付勢されている。従って、図5に示すよう
にカバーフレーム28を水平となるまで閉じた後にカバ
ーフレーム28の押しつけ力を解除すると、コイルばね
23gの引っ張り力によって、スライドフレーム25は
その後退位置まで戻る。このスライド運動に連動してカ
バーフレーム28も開く方向に旋回して図6に示す状態
に戻ってしまう。
【0038】カバーフレーム28を図5に示す閉じ位置
にロックするために、カバーフレーム28の前端部分に
はロックレバー280が取付けられている。カバーフレ
ーム28を閉じた状態において、ロックレバー280の
両端に形成したフック28g、28hが対峙する取付け
用フレーム21の前側部分には、当該フックが下側から
旋回して係合可能な被係合部21g、21hが形成され
ている。ロックレバー280は、ねじりばね(図示せ
ず)によってフックが上方に旋回する方向に向けて常に
付勢されている。
【0039】次に、本例のロール紙装填機構2において
は、上記のようにカバーフレーム28を閉じた状態にお
いて、スライドフレーム25の先端のプラテンローラ2
5の位置(動作位置)を精度良く位置決めするための機
構が備わっている。すなわち、スライドフレーム25の
側板部分25b、25cの前端部分には、左右に向けて
水平に突出した位置規定用の位置決めピン25k、25
lが取付けられている。これに対して、スライドフレー
ム25を閉じた状態において、これらの位置決めピン2
5k、25lに対峙する取付けフレーム21の部分に
は、これらの位置決めピン25k、25lが横方向から
丁度嵌まり込む半円形の溝の形態をしたストッパ21
k、21lが形成されている。
【0040】これらのストッパ21k、21lは固定し
た位置に形成されているので、スライドフレーム25の
位置決めピン25k、25lがこれらの溝21k、21
lに嵌まることにより、スライドフレーム25の先端の
プラテンローラ26の位置(動作位置)が常に正確に規
定される。従って、このプラテンローラ25の外周面が
位置している印刷面11に対して所定のギャップを保っ
て左右に往復移動するインクジェットヘッド8のインク
ノズル面と、プラテンローラ26との間に常に一定のギ
ャップが形成される。
【0041】なお、取付け用フレーム21の両側壁21
b、21cと、蓋フレーム23の両側の側板部分23
b、23cとの間には、それぞれ、コイルばね23j、
23kが架け渡されている。シャフト24を中心として
カバーフレーム28、スライドフレーム25および蓋フ
レーム23を開閉する場合に、これらの重心位置がシャ
フト24の直上に至った図7に示す旋回位置を通過した
後は、これらのコイルばね23j、23kの両端のばね
掛け部分の旋回軌跡が広がるように、これらのコイルば
ね23j、23kが配置されている。
【0042】従って、図7に示す旋回位置を超えて更に
カバーフレーム28を開く場合には、これらのコイルば
ね23j、23kが伸長するので、カバーフレーム28
を閉じる方向に付勢する引っ張り力が作用する。この結
果、カバーフレーム28等が勢いよく開いて、他の部分
に衝突してしまうという弊害を回避できる。
【0043】逆に、図7に示す旋回位置を超えてカバー
フレーム28を閉じる場合にも、これらのコイルばね2
3j、23kのばね力によって、カバーフレーム28が
勢いよく閉じて、ロール紙装填部の開口22bに衝突し
てしまうという弊害を回避できる。
【0044】ここで、本例のプリンタ1は、開閉蓋30
のが閉じたことを検出するための機構が備わっている。
この機構は、図4においてのみ示し、それ以外の図にお
いては他の部分の表示を分かりやすくするために省略し
てある。
【0045】図4に示すように、フレーム21の側に
は、くの字状の旋回レバー285がその折れ曲がり部分
を中心として旋回可能に保持されている。常時には不図
示にばね部材によって、図4(B)で示す位置に向けて
付勢されている。この旋回レバー285の上端には係合
ピン286が取り付けられており、ロックレバー280
の一方のフック28hの前面が当たるようになってい
る。
【0046】前述のように、カバーフレーム28を完全
に閉じると、ロックレバーのフック28g、28hがフ
レーム21の側の被係合部21g、21hにロックさ
れ、開閉蓋30が閉鎖状態に保持される。このロック動
作時には、旋回レバー285の係合ピン286がフック
28hによって押されて、図4(A)に示す位置までば
ね力に抗して旋回する。この位置まで旋回した旋回レバ
ー285の他端287は、フレーム21の側に取り付け
られているホトインタラプタ288による検出位置に侵
入した状態になる。
【0047】このために、ロックレバーがロックされる
と、ホトインタラプタ288からは、ロック状態を示す
検出信号が出力される。すなわち、この旋回レバー28
5と、ホトインタラプタ288とによって、開閉蓋が閉
じたことを検出するための検出手段が構成されている。
【0048】ロックレバーのロックを解除するために
は、ロックレバー280の上端部分28iを引き上げ
て、下端のフック281、282を下方に旋回させれば
よい。ロックが解除されると、旋回レバー285はばね
力によってその初期位置(図4(B)に示す位置)に戻
り、その下端部分はホトインタラプタ288の検出領域
から外れる。この結果、ホトインタラプタの出力に基づ
き、ロックが解除されたことが検出される。
【0049】(プラテンローラ側の紙送り歯車とプリタ
ン本体側の駆動用歯車の配置関係)前記のようにロック
状態が形成されると、図4(A)に示すように、プラテ
ンローラ26の一端に取り付けられている紙送り歯車3
1が、取付け用フレーム21の側に配置されている駆動
用歯車32に噛み合った状態になる。前述したように、
開閉蓋30を閉じると、図6に示す状態が形成された以
後は、蓋フレーム23にスライド可能に保持されている
スライドフレーム25が、カバーフレーム28の閉じ動
作に連動して、水平にスライドする。図5に示すように
開閉蓋30が完全に閉じられ、ロックレバー280のフ
ック28g、28hによってロックされた状態において
は、スライドフレーム25の先端両側の位置決めピン2
5k、25lが、取り付けフレーム21の側にストッパ
21k、21lに突き当たり、その位置でスライドが阻
止される。
【0050】開閉蓋30の閉じ動作に連動して、水平に
スライドするスライドフレーム25の先端には、プラテ
ンローラ26が支持されており、当該プラテンローラ2
6の一端には同軸状態に紙送り歯車31が取り付けられ
ている。従って、当該紙送り歯車31もスライドフレー
ム25と一緒に水平に移動する。
【0051】ここで、取り付けフレーム21の側の固定
した位置に配置されている駆動用歯車32の位置は、開
閉蓋30を完全に閉じたときの紙送り歯車31の位置の
直下とされている。すなわち、紙送り歯車31が駆動用
歯車32に噛み合った状態においては、両歯車31、3
2は垂直に整列された状態となる。換言すると、紙送り
歯車31の移動軌跡Lは、図4(A)に一点鎖線で示す
ように、駆動用歯車32のピッチ円における紙送り歯車
31との噛み合い中心点に引いた接線の方向とされてい
る。両歯車の配列方向は、この接線方向Lに直交する方
向となっている。
【0052】このように紙送り歯車31の移動軌跡Lお
よび、噛み合い状態における両歯車31、32の配置関
係を規定することにより、両歯車の噛み合いを、紙送り
歯車31の位置ずれに殆ど影響されることなく良好な状
態に形成することができる。すなわち、紙送り歯車31
の位置ずれが発生する方向は両歯車の噛み合い位置にお
ける接線方向であり、両歯車の噛み合い方向とは直交す
る方向である。よって、紙送り歯車31に位置ずれが発
生したとしても、両歯車の噛み合いに悪影響が及ぶこと
は殆ど無い。
【0053】これに対して、紙送り歯車31の移動軌跡
Lが上記の接線方向とは異なる方向である場合、例え
ば、駆動用歯車32に対して上方から垂直に降下して噛
み合う場合には、紙送り歯車31の移動方向が両歯車3
1、32の噛み合い方向に一致する。このために、紙送
り歯車31の位置ずれが直接に両歯車の噛み合い深さの
増減となって現れる。よって、紙送り歯車31が精度良
く位置決めされないと、両歯車に噛み合い不良が発生
し、適正なトルク伝達が阻害され、場合によっては両歯
車の噛み合いが外れるおそれもある。
【0054】なお、紙送り歯車31に噛み合う駆動用歯
車32は、減速歯車列33からなる動力伝達経路を介し
て、フレーム21の側に取り付けられた駆動モータMに
連結されている。減速歯車列33は、モータ出力軸に取
り付けたピニオン歯車34と、これに噛み合っている伝
達歯車35と、これに噛み合っている伝達歯車36と、
これに同軸状態で一体化されているピニオン歯車37と
を含み、このピニオン歯車37が駆動歯車32に噛み合
っている。
【0055】次に、本例では、図4(A)から分かるよ
うに、紙送り歯車31の回転方向は、当該歯車31と駆
動用歯車32の噛み合い位置において見た場合に、開閉
蓋30の閉じ動作時におけるスライドフレーム25のス
ライド方向(紙送り歯車31の移動軌跡L)に一致する
方向とされている。
【0056】このように動力伝達経路を構成した場合に
は、次のような利点が得られる。すなわち、ロール紙搬
送時には、紙送り歯車31には、図4(A)において矢
印31Aで示す方向に駆動負荷が作用する。この作用方
向は、スライドフレーム25のスライド方向と一致して
いる。スライドフレーム25は、ストッパ21k、21
lに突き当たってその位置が規定されている。従って、
スライド方向に作用する駆動負荷は、スライドフレーム
25をストッパ21k、21lに押しつける方向に作用
する。この結果、スライドフレーム25はストッパ21
k、21lによって規定される位置に確実に保持され、
このスライドフレーム25に取り付けられいる紙送り歯
車31もストッパによって規定される噛み合い位置に保
持される。よって、ロール紙搬送動作中においては、両
歯車31、32の噛み合いが良好に保持される。
【0057】これに対して、例えば、紙送り歯車31の
回転方向が逆向きである場合には、駆動負荷はスライド
フレーム25をストッパ21k、21lから離す方向に
作用する。この結果、スライドフレーム25および当該
部分に取り付けられている紙送り歯車31が適正な位置
からスライド方向とは逆方向に僅かに後退して、両歯車
31、32に噛み合い不良が発生するおそれがある。本
例では、このような弊害を防止できる。
【0058】(ロール紙装填機構の動作)図4〜図8を
参照して、ロール紙装填機構2におけるロール紙装填部
22の開閉動作を纏めて説明する。まず、図5に示すよ
うにロール紙装填部22が閉じている状態においてロッ
クレバー280の上端部分28iを上方に引くと、当該
ロックレバー280のフック28g、28hがフレーム
21の側の被係合部21g、21hから外れてロックが
解除される。
【0059】この結果、カバーフレーム28、スライド
フレーム25および蓋フレーム23は一体となって図6
に示す位置まで旋回して開く。また、スライドフレーム
25の側のプラテンローラ26に取り付けられている紙
送り歯車31も駆動用歯車32から外れる。この旋回動
作は、主としてスライドフレーム25と蓋フレーム23
の間に架け渡してあるコイルばね23gのばね力によっ
て行われる。
【0060】この後は、カバーフレーム28を、コイル
ばね23j、23kのばね力に抗して後方に旋回させる
と、図7の状態を経て、図8に示すように、ロール紙装
填部22の開口22bが全開状態になる。すなわち、開
口22bの上方から、カバーフレーム28、スライドフ
レーム25、蓋フレーム23のいずれもが退避した状態
になる。
【0061】この全開状態となった後に、ロール紙装填
部22aに装填されているロール紙4の交換作業を行
う。開口22bは全開状態なので、ロール紙4の交換作
業は簡単である。また、プラテンローラ26、紙案内2
7もスライドフレーム25と共に退避しているので、ロ
ール紙4の巻き出し部分4aを配置する作業も簡単に行
うことができる。
【0062】ロール紙4を装填した後は、カバーフレー
ム28を閉じる方向に旋回させる。この操作によって、
カバーフレーム28、スライドフレーム25および蓋フ
レーム23は一体となって旋回して、図7の状態を経
て、図6に示すように、蓋フレーム23が開口22bを
封鎖した状態になる。この後は、蓋フレーム23は開口
22bの縁に係合して、それ以上は旋回しない。従っ
て、この蓋フレーム23にスライド可能に取付けられて
いるスライドフレーム25もそれ以上は旋回しない。よ
って、この後は、カバーフレーム28のみが単独で旋回
することになる。
【0063】カバーフレーム28を押して図5に示す位
置まで旋回させると、この旋回運動が、リンク機構29
を介して、スライドフレーム25のスライド運動に変換
される。すなわち、スライドフレーム25は蓋フレーム
23に対して前方にスライドして(図4(A)に示す矢
印Lの方向にスライドして)、その前端に支持されてい
るプラテンローラ26、紙案内27がインクジェットヘ
ッド8に対して一定のギャップを保って対峙した位置
(動作位置)に到る。
【0064】スライドフレーム25が前方にスライドす
ると、スライドフレーム25の両端の位置決めピン25
k、25lが取付けフレーム21の側のストッパ21
k、21lに嵌まり、そのスライド位置が固定される。
換言すると、プラテンローラ26および紙案内27が予
め設定されている対峙位置に保持され、インクジェット
ヘッド8との間に一定のギャップが形成された状態にな
る。
【0065】ここで、スライドフレーム25が前方にス
ライドすると、その前端に取り付けられているプラテン
ローラ26の一端の紙送り歯車32も一体となって前方
に水平に移動して(図4(A)に示す接線Lの方向に移
動して)、フレーム21の側の駆動側歯車32に対し
て、横方向から直上位置に移動する間に、当該駆動側歯
車32に完全に噛み合った状態になる。
【0066】(その他の実施の形態)上記の例では、紙
送り歯車31を水平に移動させて、駆動用歯車32の直
上に位置させるように構成されている。紙送り歯車31
の移動軌跡を、ピッチ円における噛み合い中心点に引い
た接線方向とすれば、両歯車の噛み合い時の配列関係
は、垂直方向とは異なる方向であってもよい。
【0067】一方、上記の説明は、インクジェットプリ
ンタに対して本発明を適用した実施の形態に関するもの
である。本発明は印字ヘッドとしてインクジェットヘッ
ド以外の形式の印字ヘッド、例えば、ワイヤードットヘ
ッドを備えたプリンタに対しても同様に適用できる。
【0068】また、上記のインクジェットプリンタで
は、ロール紙と共に単票紙に対しても印字を行う構成と
なっているが、一般的に使用されているロール紙のみに
印字を行うPOS端末等に搭載されるプリンタに対して
も本発明を同様に適用できることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のロール紙
プリンタは、ロール紙装填部の開閉蓋の閉じ動作に伴う
紙送り歯車の移動軌跡を、駆動用歯車のピッチ円上にお
ける紙送り歯車との噛み合い中心点に引いた接線の方向
としてある。この構成によれば、紙送り歯車の噛み合い
時の位置ずれに起因した両歯車の噛み合い状態への悪影
響を最小限にすることができる。
【0070】また、本発明では、開閉蓋を当該開閉蓋の
閉じ動作に伴って前記の接線の方向にスライドするスラ
イドフレームに紙送りローラを取り付け、プリンタ本体
側に、開閉蓋が閉じた時点でスライドフレームが突き当
たる位置にストッパを配置すると共に、駆動用歯車によ
って回転する紙送り歯車の回転方向を、両歯車の噛み合
い位置で見た場合に、スライドフレームのスライド方向
と同一方向となるようにしてある。この構成によれば、
紙送り歯車に作用する駆動負荷が、スライドフレームを
ストッパに押しつける方向に作用する。よって、スライ
ドフレームに支持されている紙送り歯車が一定の位置に
保持されるので、両歯車の噛み合いを良好な状態に保持
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェトプリンタを示す
斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタにおける紙搬送
経路を示す説明図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタにおけるロール
紙装填機構を取り出して示す部分斜視図である。
【図4】開閉蓋に取り付けた紙送り歯車とプリンタ本体
側の駆動用歯車との配置関係を示す説明図である。
【図5】図3のロール紙装填機構のロール紙装填部が閉
じた状態を示す説明図である。
【図6】図3のロール紙装填機構のロール紙装填部を閉
じているカバーフレームのロックが解除された後の状態
を示す説明図である。
【図7】図3のロール紙装填機構のカバーフレームがほ
ぼ垂直になるまで開いた状態を示す説明図である。
【図8】図3のロール紙装填機構のロール紙装填部を全
開にした状態を示す説明図である。
【図9】図3のロール紙装填機構における蓋フレームに
対するスライドフレームの取付け状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 ロール紙装填機構 3 単票紙挿入口 4 ロール紙 4a ロール紙の巻き出し部分 4A ロール体 4B ロール紙の印字面部分 5 単票紙 6 ガイドシャフト 7 キャリッジ 8 インクジェットヘッド 10 インク供給部 11 印字位置 12 プリンタ本体フレーム 13、14 ロール体支持ローラ 15 押しつけローラ(押しつけ部材) 15a 回転中心軸 15b ローラ本体 15c ばね部材 16 押さえローラ 16a 回転中心軸 16b ローラ本体 16c ばね部材 21 取付けフレーム 21g、21h ロックレバーの被係合部 21k、21l ストッパ 22 ロール紙装填部 22b ロール紙装填部の開口 23 蓋フレーム 24 旋回中心を規定するシャフト 25 スライドフレーム 25j 連結孔 25k、25l スライドフレームに取り付けた位置決
めピン 26 プラテンロール 27 紙案内 27a 紙案内の表面 28 カバーフレーム 28d 連結シャフト 280 ロックレバー 28g、28h ロックレバーのフック 285 旋回レバー 286 係合ピン 287 下端 288 ホトインタラプタ 29 リンク機構 30 開閉蓋 31 紙送り歯車 31A 紙送り歯車の回転方向 32 駆動用歯車 33 減速歯車列 L 紙送り歯車の移動軌跡(スライドフレームのスラ
イド方向) M 駆動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙装填部の開閉蓋にロール紙送り
    ローラが取り付けられ、前記開閉蓋を閉じると、前記ロ
    ール紙送りローラに取り付けられている紙送り歯車がプ
    リンタ本体側の駆動用歯車との噛み合い位置に移動し
    て、当該駆動用歯車との噛み合い状態が形成されるロー
    ル紙プリンタにおいて、 前記開閉蓋の閉じ動作に伴う前記紙送り歯車の移動軌跡
    は、前記駆動用歯車のピッチ円上における前記紙送り歯
    車との噛み合い中心点に引いた接線の方向であることを
    特徴とするロール紙プリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記開閉蓋は当該開閉蓋の閉じ動作に伴って前記接線の
    方向にスライドするスライドフレームを備え、当該スラ
    イドフレームに前記紙送りローラが取り付けられてお
    り、 前記プリンタ本体側には、前記開閉蓋が閉じた時点で前
    記スライドフレームが突き当たる位置にストッパが配置
    されており、 前記駆動用歯車によって回転する前記紙送り歯車の回転
    方向は、両歯車の噛み合い位置で見た場合に、前記スラ
    イドフレームのスライド方向と同一方向とされているこ
    とを特徴とするロール紙プリンタ。
JP28180098A 1998-10-02 1998-10-02 ロール紙用プリンタ Expired - Fee Related JP3654008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28180098A JP3654008B2 (ja) 1998-10-02 1998-10-02 ロール紙用プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28180098A JP3654008B2 (ja) 1998-10-02 1998-10-02 ロール紙用プリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000108430A true JP2000108430A (ja) 2000-04-18
JP3654008B2 JP3654008B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=17644166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28180098A Expired - Fee Related JP3654008B2 (ja) 1998-10-02 1998-10-02 ロール紙用プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3654008B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6793419B2 (en) 2002-01-18 2004-09-21 Seiko Epson Corporation Printer
US8197060B2 (en) 2007-10-15 2012-06-12 Seiko Epson Corporation Printer opening and closing mechanism which prevents interference of the platen and the inkjet head

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6793419B2 (en) 2002-01-18 2004-09-21 Seiko Epson Corporation Printer
US6997623B2 (en) 2002-01-18 2006-02-14 Seiko Epson Corporation Printer
US8197060B2 (en) 2007-10-15 2012-06-12 Seiko Epson Corporation Printer opening and closing mechanism which prevents interference of the platen and the inkjet head
US8430504B2 (en) 2007-10-15 2013-04-30 Seiko Epson Corporation Printer opening and closing mechanism which prevents interference of the platen and the inkjet head

Also Published As

Publication number Publication date
JP3654008B2 (ja) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3885564B2 (ja) プリンタ及びプリンタユニット
KR100566221B1 (ko) 롤지 수용부를 구비한 프린터
US6916052B2 (en) Cover locking/unlocking mechanism and a printer having the cover locking/unlocking mechanism
JP4174489B2 (ja) カッタ装置及びカッタ装置を備えたプリンタ
EP0990533B1 (en) Printer and method of controlling it
EP2042327A2 (en) Thermal printer
EP0458461B1 (en) Self-aligning thermal print head and paper loading mechanism
JP3832219B2 (ja) ロール紙収容部を備えたプリンタ
US6203223B1 (en) Printer
KR20150002536A (ko) 서멀 프린터
US6955488B2 (en) Printer provided with paper winder
JP2000108430A (ja) ロール紙用プリンタ
JP3700461B2 (ja) プリンタ
JP2000108439A (ja) ロール紙用プリンタ
JP3925620B2 (ja) プリンタ及びプリンタユニット
JP2000108457A (ja) ロール紙プリンタ
JP3617244B2 (ja) プリンタのロール紙装填機構
JP3757705B2 (ja) プリンタ及びその制御方法
JP3617243B2 (ja) プリンタのロール紙装填機構
JP3858478B2 (ja) ロール紙用プリンタ
JP3743157B2 (ja) プリンタ
JP3565043B2 (ja) プリンタのロール紙装填機構
JP3704945B2 (ja) プリンタ
JP2001293921A (ja) プリンタ
JP3651141B2 (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130311

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140311

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees