JP3654008B2 - ロール紙用プリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、POS端末等に搭載されるロール紙プリンタに関するものである。更に詳しくは、本発明は、ロール紙送りローラが取り付けれらたロール紙装填部の開閉蓋を閉じたときにロール紙送りローラ側の歯車とプリンタ本体側の歯車とを適切に噛み合わせ可能なロール紙プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ロール紙プリンタにおいては、ロール紙の交換あるいは装填作業を簡単に行うことができるように、プリンタ本体に形成したロール紙装填部の開口をロール紙交換時に全開状態にできるロール紙装填機構が提案されている。例えば、特公平6−79855号公報にはこのようなロール紙装填機構を備えた記録装置が提案されている。
【0003】
ここに開示された記録装置では、サーマルヘッドに押しつけられるプラテンローラ(ロール紙送りローラ)もロール紙装填部の開閉蓋として機能するカバーの先端に取り付けられている。従って、カバーを全開にすると、プラテンローラがサーマルヘッドから離れるので、プラテンローラとサーマルヘッドの間にロール紙の巻き出し部分を簡単に配置できる。カバーを閉じると、サーマルヘッドとプラテンローラの間にロール紙が挟まれた状態が自動的に形成される。
【0004】
また、開閉蓋を閉じると、プラテンローラに取り付けられている紙送り歯車が、プリタン本体側の駆動側歯車に噛み合い状態になる。この結果、両歯車を経由するプリンタ本体側の駆動モータからプラテンローラへの駆動力伝達経路が形成される。よって、駆動モータによりプラテンローラを回転させることにより、ロール紙送り動作を行うことが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、開閉蓋の開閉に応じて、開閉蓋側の紙送り歯車が移動して、プリンタ本体側の駆動側歯車との噛み合いから開放された状態および当該駆動側歯車に噛み合った状態に切り換わる。
【0006】
この形式のロール紙プリンタでは、開閉蓋と共に移動する側の紙送り歯車が、噛み合い時に正確に位置決めされないと、両歯車の噛み合いが浅くなり、回転トルクを良好に伝達できないおそれがある。また、場合によっては、両歯車の噛み合いが外れてしまうおそれもある。
【0007】
本発明の課題は、この点に鑑みて、開閉蓋に取り付けた紙送りローラの側の紙送り歯車をプリンタ本体側の駆動側歯車に対して適切に噛み合わせることの可能なロール紙プリンタを提案することにある。
【0008】
また、本発明の課題は、開閉蓋に取り付けた紙送りロール側の紙送り歯車とプリンタ本体側の駆動側歯車との噛み合い状態を良好な状態に保持可能なロール紙プリンタを提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、ロール紙装填部の開閉蓋にロール紙送りローラが取り付けられ、前記開閉蓋を閉じると、前記ロール紙送りローラに取り付けられている紙送り歯車がプリンタ本体側の駆動用歯車との噛み合い位置に移動して、当該駆動用歯車との噛み合い状態が形成されるロール紙プリンタにおいて、前記開閉蓋の閉じ動作に伴う前記紙送り歯車の移動軌跡を、前記駆動用歯車のピッチ円上における前記紙送り歯車との噛み合い中心点に引いた接線の方向となるようにしたことを特徴としている。
【0010】
前記紙送り歯車をこのような方向に移動させて前記駆動側歯車に噛み合わせた場合に、当該紙送り歯車の位置が前記接線方向に僅かにずれていたとしても、両歯車の噛み合いは実質的に良好な状態に保持される。すなわち、前記紙送り歯車の移動方向は両歯車の噛み合い方向とは直交する方向であるので、当該紙送り歯車の位置決め誤差に起因する両歯車の噛み合い状態への悪影響を最小限に抑えることができる。
【0011】
これに対して、前記紙送り歯車を前記接線方向とは異なる方向、例えば、当該接線方向とは直交する方向に移動させて前記駆動歯車に噛み合わせた場合には、前記紙送り歯車の位置ずれが直接に両歯車の噛み合いの深さに影響を及ぼすことになってしまう。
【0012】
従って、本発明のロール紙プリンタによれば、開閉蓋の側の紙送り歯車とプリンタ本体側の駆動用歯車との噛み合いを、紙送り歯車の噛み合い位置が僅かに変動しても、良好に形成することができる。
【0013】
次に、本発明のロール紙プリンタは、上記の構成に加えて:前記開閉蓋は当該開閉蓋の閉じ動作に伴って前記接線の方向にスライドするスライドフレームを備え、当該スライドフレームに前記紙送りローラが取り付けられており;前記プリンタ本体側には、前記開閉蓋が閉じた時点で前記スライドフレームが突き当たる位置にストッパが配置されており;前記駆動用歯車によって回転する前記紙送り歯車の回転方向は、両歯車の噛み合い位置で見た場合に、前記スライドフレームのスライド方向と同一方向とされていることを特徴としている。
【0014】
この構成を採用すれば、噛み合い状態にある両歯車間での駆動トルク伝達状態において前記紙送り歯車に作用する駆動負荷の方向は、前記スライドフレームを前記ストッパに押しつける方向となる。この結果、両歯車の噛み合い状態において前記紙送り歯車の位置が変動してしまうことが抑制され、両歯車の良好な噛み合い状態を保持できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明を適用したインクジェットプリンタの実施例を説明する。本例のインクジェットプリンタは、ロール紙および単票紙の双方に印字を行うことのできる形式のものである。
【0016】
(インクジェットプリンタの全体構成)
図1は本発明を適用したインクジェットプリンタの斜視図であり、図2はその紙搬送経路を示す説明図てある。これらの図に示すように、インクジェットプリンタ1は、ロール紙装填機構2と、A4サイズ等の単票紙を挿入する単票紙挿入口3とを有し、ロール紙装填機構2から供給されるロール紙4および単票紙挿入口3から挿入される単票紙5が、それぞれ共通の印字位置11(図における一点鎖線で囲まれた領域)を通って搬送されるように搬送経路が構成されている。
【0017】
ロール紙4は、ロール紙装填機構2に装填されているロール体4Aから巻き出されて、紙案内27と押しつけローラ15の間を通り、印字位置11を経由して、プラテンローラ(ロール紙送りローラ)26と押さえローラ16の間を通って搬送される。このロール紙4の搬送はプラテンローラ26の回転により行われる。
【0018】
これに対して、単票紙4は、単票紙挿入口3から挿入され、紙送りローラ51と従動ローラ52の間を通り、紙送りローラ53と従動ローラ54の間を通り、印字位置11を通過して、紙送りローラ55を経由して搬送される。
【0019】
共通の印字位置11には、平行にガイドシャフト6が配置されており、このガイドシャフト6に沿って、インクジェットヘッド8が搭載されたキャリッジ7が往復移動可能となっている。従って、共通の印字位置11を通過するロール紙4および単票紙5の表面には、インクジェットヘッド8によって所望の印字が行われる。
【0020】
インクジェットヘッド8には、インクチューブ(図示せず)を経由して、ロール紙装填機構2と隣合った位置に搭載されているインク供給部10からインクが供給される。
【0021】
(ロール紙装填機構)
次に、本例におけるロール紙装填機構2の構造を詳細に説明する。
【0022】
図3はインクジェットプリンタ1からロール紙装填機構2を取り出して示す斜視図である。図4は本例のインクジェットプリンタの特徴をなす部分の説明図である。図5〜図8はそのロール紙装填部の開閉動作を示す説明図であり、図9はその部分的構成を示す説明図である。
【0023】
(ロール紙装填機構の全体構成)
これらの図を参照して説明すると、ロール紙装填機構2は、プリンタ本体フレーム12に取り付けた取付け用フレーム21を有し、この取付け用フレーム21には、ロール紙4が装填されるロール紙装填部22が構成されている。このロール紙装填部22は、一定の幅の半円形湾曲部分22aと、この上方に形成された長方形の開口22bとを備え、当該開口22bからロール紙4の交換、あるいは補充が行われる。
【0024】
このロール紙装填用の開口22bは、蓋フレーム23、スライドフレーム25およびカバーフレーム28から構成される開閉蓋30によって開閉可能となっている。
【0025】
(開閉蓋の構造)
開閉蓋30の構成要素である蓋フレーム23は、開口22bとほぼ同一の長方形をした天板部分23aと、この天板部分23aの左右から直角に下方に折れ曲がった一定の高さの側板部分23b、23cとを備えている。側板部分23b、23cの後端部分は下方に向けて折れ曲がっており、その下端23d、23e(図においては下端23dのみを示す。)は、旋回中心を規定するシャフト24によって回転自在に支持されている。シャフト24の両端は、取付け用フレーム21によって支持されている。従って、蓋フレーム23は、シャフト24を中心として、ロール紙装填部22のロール紙装填用の開口22bを閉鎖した閉鎖位置(図5に示す状態)と、当該開口22bを全開状態にした開放位置(図8に示す状態)との間を旋回可能となっている。
【0026】
この構成の蓋フレーム23にはスライドフレーム25が取付けられている。このスライドフレーム25は、当該蓋フレーム23と一体となって旋回すると共に、当該蓋フレーム23に対してスライド可能となっており、その先端には、プラテンローラ26および当該プラテンローラ26にロール紙4を導く紙案内27が取付けられている。また、プラテンローラ26の一端には、同軸状態で紙送り歯車31が取り付けられている。
【0027】
まず、図9を参照して、スライドフレーム25が蓋フレーム23に対してスライド可能に取り付けられている構成を説明する。スライドフレーム25は、蓋フレーム23の天板部分23aの裏面側に接触している長方形の天板部分25aと、この天板部分25aの両側から直角に下方に折れ曲がっている一定の高さの側板部分25b、25cとを備えている。天板部分25aには、その前後方向に向けて案内用スリット25d、25fが形成され、これらのスリットには、蓋フレーム23の表面板部分23aに固定したガイドピン23q、23rが貫通している。各ガイドピン23q、23rの下端側には止め輪23h、23iが取付けられ、これによって、スライドフレーム25は蓋フレーム23の裏面にスライド可能な状態に取付けられている。
【0028】
また、後方側のガイドピン23rと、スライドフレーム25の前方側の部分に形成したばね掛け25gとの間には、コイルばね23gが架け渡されており、このコイルばね23gのばね力によって、スライドフレーム25は常に後方に向けて付勢されている。
【0029】
次に、図3から分かるように、スライドフレーム25の側板部分25b、25cの前端25h、25iの間には、プラテンローラ26が架け渡されており、このプラテンローラ26の支軸両端部分が前端25h、25iによって回転自在に軸支されている。このプラテンローラ26の下側には、当該プラテンローラ26の外周面から接線方向に向けて凸円弧状の表面形状をした紙案内27が取付けられている。
【0030】
ここで、蓋フレーム23が閉鎖状態(図5参照)になると、スライドフレーム25の先端に支持されているプラテンローラ26がその動作位置に位置決めされる。この結果、プラテンローラ26の外周面に、プリンタ本体側に取り付けられている押さえローラ16が一定の弾性力を伴って押しつけられた状態が形成される。
【0031】
すなわち、押さえローラ16は、その回転中心軸16aがブラテンローラ26に対して接近および離れる方向に僅かに移動可能となっていると共に、ばね力によって常時プラテンローラ26の側に付勢されている。従って、プラテンローラ26がばね力に抗してその動作位置に位置決めされると、一定のばね力によって、プラテンローラ26の外周面は、ロール紙4を挟み、押さえローラ16により押しつけれた状態となる。この結果、プラテンローラ26が回転すると、これらのローラの間に挟まれているロール紙4が搬送される。
【0032】
同様に、プラテンローラ26と共にスライドフレーム25の先端に取り付けられている紙案内27の表面27aも、プラテンローラ26が動作位置に到ると、プリンタ本体側に取り付けられている押しつけローラ15を弾性力に抗して移動させる。この結果、紙案内27の表面27aも、ロール紙4を挟み、一定の弾性力で、押しつけローラ15によって押しつけられた状態になる。
【0033】
次に、蓋フレーム23の上側には、一回り大きな寸法のカバーフレーム28が配置されている。このカバーフレーム28は、天板部分28aと、その両側から下方に向けて直角に折れ曲がっている側板部分28b、28cとを備えており、側板部分28b,28cの後端部分は下方に延びて、シャフト24によって回転自在に支持されている。このカバーフレーム28を旋回させると、スライドフレーム25が取付けられている蓋フレーム23が連動して旋回するように構成されている。また、蓋フレーム23がロール装填用の開口22bを封鎖した状態(図6に示す状態)に至った後は、当該カバーフレーム28は、単独で旋回可能となっている。このカバーフレーム28の単独旋回運動によって、スライドフレーム25は蓋フレーム23に対して前後方向にスライド運動を行う。
【0034】
カバーフレーム28の単独旋回運動をスライドフレーム25のスライド運動に変換するリンク機構29は、カバーフレーム28の側板部分28b、28cの後側上端部分の間に架け渡した連結シャフト28dと、この連結シャフト28dが貫通しているスライドフレーム25の後端部分の3箇所に形成した連結孔25jとを備えている。この連結孔25jはカバーフレーム28の単独旋回運動を阻害しないように、縦に長い長孔形状をしている。従って、図6に示すように蓋フレーム23がロール紙装填用の開口22bを封鎖した状態での連結シャフト28dの位置は、更にカバーフレーム28を旋回させて図5に示すように水平状態まで旋回させたときには、旋回中心を規定するシャフト24を中心として前方および下方に移動した位置となる。
【0035】
連結シャフト28dは、上下に長い連結孔25jに沿って下方に向けて自由に移動すると共に、当該連結孔25jを前方に押して移動させる。この結果、この連結孔25jが形成されているスライドフレーム25は全体として前方に押し出される。すなわち、蓋フレーム23に対して前方にスライドして、その前端に支持されているプラテンローラ26および紙案内27が前方に突出して、インクジェットヘッド8による印刷位置11に現れ、インクジェットヘッド8に対して一定のギャップを保って対峙した状態(動作位置)になる。
【0036】
逆に、カバーフレーム28を図5に示す水平位置から図6に示す位置まで上方に旋回させると、上記とは逆に、スライドフレーム25が全体として後方にスライドして、その先端のプラテンローラ26および紙案内27は、動作位置から後退した後退位置まで移動する。
【0037】
ここで、前述したように、スライドフレーム25はコイルばね23gによって、後退する方向に弾性力によって付勢されている。従って、図5に示すようにカバーフレーム28を水平となるまで閉じた後にカバーフレーム28の押しつけ力を解除すると、コイルばね23gの引っ張り力によって、スライドフレーム25はその後退位置まで戻る。このスライド運動に連動してカバーフレーム28も開く方向に旋回して図6に示す状態に戻ってしまう。
【0038】
カバーフレーム28を図5に示す閉じ位置にロックするために、カバーフレーム28の前端部分にはロックレバー280が取付けられている。カバーフレーム28を閉じた状態において、ロックレバー280の両端に形成したフック28g、28hが対峙する取付け用フレーム21の前側部分には、当該フックが下側から旋回して係合可能な被係合部21g、21hが形成されている。ロックレバー280は、ねじりばね(図示せず)によってフックが上方に旋回する方向に向けて常に付勢されている。
【0039】
次に、本例のロール紙装填機構2においては、上記のようにカバーフレーム28を閉じた状態において、スライドフレーム25の先端のプラテンローラ25の位置(動作位置)を精度良く位置決めするための機構が備わっている。すなわち、スライドフレーム25の側板部分25b、25cの前端部分には、左右に向けて水平に突出した位置規定用の位置決めピン25k、25lが取付けられている。これに対して、スライドフレーム25を閉じた状態において、これらの位置決めピン25k、25lに対峙する取付けフレーム21の部分には、これらの位置決めピン25k、25lが横方向から丁度嵌まり込む半円形の溝の形態をしたストッパ21k、21lが形成されている。
【0040】
これらのストッパ21k、21lは固定した位置に形成されているので、スライドフレーム25の位置決めピン25k、25lがこれらの溝21k、21lに嵌まることにより、スライドフレーム25の先端のプラテンローラ26の位置(動作位置)が常に正確に規定される。従って、このプラテンローラ25の外周面が位置している印刷面11に対して所定のギャップを保って左右に往復移動するインクジェットヘッド8のインクノズル面と、プラテンローラ26との間に常に一定のギャップが形成される。
【0041】
なお、取付け用フレーム21の両側壁21b、21cと、蓋フレーム23の両側の側板部分23b、23cとの間には、それぞれ、コイルばね23j、23kが架け渡されている。シャフト24を中心としてカバーフレーム28、スライドフレーム25および蓋フレーム23を開閉する場合に、これらの重心位置がシャフト24の直上に至った図7に示す旋回位置を通過した後は、これらのコイルばね23j、23kの両端のばね掛け部分の旋回軌跡が広がるように、これらのコイルばね23j、23kが配置されている。
【0042】
従って、図7に示す旋回位置を超えて更にカバーフレーム28を開く場合には、これらのコイルばね23j、23kが伸長するので、カバーフレーム28を閉じる方向に付勢する引っ張り力が作用する。この結果、カバーフレーム28等が勢いよく開いて、他の部分に衝突してしまうという弊害を回避できる。
【0043】
逆に、図7に示す旋回位置を超えてカバーフレーム28を閉じる場合にも、これらのコイルばね23j、23kのばね力によって、カバーフレーム28が勢いよく閉じて、ロール紙装填部の開口22bに衝突してしまうという弊害を回避できる。
【0044】
ここで、本例のプリンタ1は、開閉蓋30のが閉じたことを検出するための機構が備わっている。この機構は、図4においてのみ示し、それ以外の図においては他の部分の表示を分かりやすくするために省略してある。
【0045】
図4に示すように、フレーム21の側には、くの字状の旋回レバー285がその折れ曲がり部分を中心として旋回可能に保持されている。常時には不図示にばね部材によって、図4(B)で示す位置に向けて付勢されている。この旋回レバー285の上端には係合ピン286が取り付けられており、ロックレバー280の一方のフック28hの前面が当たるようになっている。
【0046】
前述のように、カバーフレーム28を完全に閉じると、ロックレバーのフック28g、28hがフレーム21の側の被係合部21g、21hにロックされ、開閉蓋30が閉鎖状態に保持される。このロック動作時には、旋回レバー285の係合ピン286がフック28hによって押されて、図4(A)に示す位置までばね力に抗して旋回する。この位置まで旋回した旋回レバー285の他端287は、フレーム21の側に取り付けられているホトインタラプタ288による検出位置に侵入した状態になる。
【0047】
このために、ロックレバーがロックされると、ホトインタラプタ288からは、ロック状態を示す検出信号が出力される。すなわち、この旋回レバー285と、ホトインタラプタ288とによって、開閉蓋が閉じたことを検出するための検出手段が構成されている。
【0048】
ロックレバーのロックを解除するためには、ロックレバー280の上端部分28iを引き上げて、下端のフック281、282を下方に旋回させればよい。ロックが解除されると、旋回レバー285はばね力によってその初期位置(図4(B)に示す位置)に戻り、その下端部分はホトインタラプタ288の検出領域から外れる。この結果、ホトインタラプタの出力に基づき、ロックが解除されたことが検出される。
【0049】
(プラテンローラ側の紙送り歯車とプリタン本体側の駆動用歯車の配置関係)
前記のようにロック状態が形成されると、図4(A)に示すように、プラテンローラ26の一端に取り付けられている紙送り歯車31が、取付け用フレーム21の側に配置されている駆動用歯車32に噛み合った状態になる。前述したように、開閉蓋30を閉じると、図6に示す状態が形成された以後は、蓋フレーム23にスライド可能に保持されているスライドフレーム25が、カバーフレーム28の閉じ動作に連動して、水平にスライドする。図5に示すように開閉蓋30が完全に閉じられ、ロックレバー280のフック28g、28hによってロックされた状態においては、スライドフレーム25の先端両側の位置決めピン25k、25lが、取り付けフレーム21の側にストッパ21k、21lに突き当たり、その位置でスライドが阻止される。
【0050】
開閉蓋30の閉じ動作に連動して、水平にスライドするスライドフレーム25の先端には、プラテンローラ26が支持されており、当該プラテンローラ26の一端には同軸状態に紙送り歯車31が取り付けられている。従って、当該紙送り歯車31もスライドフレーム25と一緒に水平に移動する。
【0051】
ここで、取り付けフレーム21の側の固定した位置に配置されている駆動用歯車32の位置は、開閉蓋30を完全に閉じたときの紙送り歯車31の位置の直下とされている。すなわち、紙送り歯車31が駆動用歯車32に噛み合った状態においては、両歯車31、32は垂直に整列された状態となる。換言すると、紙送り歯車31の移動軌跡Lは、図4(A)に一点鎖線で示すように、駆動用歯車32のピッチ円における紙送り歯車31との噛み合い中心点に引いた接線の方向とされている。両歯車の配列方向は、この接線方向Lに直交する方向となっている。
【0052】
このように紙送り歯車31の移動軌跡Lおよび、噛み合い状態における両歯車31、32の配置関係を規定することにより、両歯車の噛み合いを、紙送り歯車31の位置ずれに殆ど影響されることなく良好な状態に形成することができる。すなわち、紙送り歯車31の位置ずれが発生する方向は両歯車の噛み合い位置における接線方向であり、両歯車の噛み合い方向とは直交する方向である。よって、紙送り歯車31に位置ずれが発生したとしても、両歯車の噛み合いに悪影響が及ぶことは殆ど無い。
【0053】
これに対して、紙送り歯車31の移動軌跡Lが上記の接線方向とは異なる方向である場合、例えば、駆動用歯車32に対して上方から垂直に降下して噛み合う場合には、紙送り歯車31の移動方向が両歯車31、32の噛み合い方向に一致する。このために、紙送り歯車31の位置ずれが直接に両歯車の噛み合い深さの増減となって現れる。よって、紙送り歯車31が精度良く位置決めされないと、両歯車に噛み合い不良が発生し、適正なトルク伝達が阻害され、場合によっては両歯車の噛み合いが外れるおそれもある。
【0054】
なお、紙送り歯車31に噛み合う駆動用歯車32は、減速歯車列33からなる動力伝達経路を介して、フレーム21の側に取り付けられた駆動モータMに連結されている。減速歯車列33は、モータ出力軸に取り付けたピニオン歯車34と、これに噛み合っている伝達歯車35と、これに噛み合っている伝達歯車36と、これに同軸状態で一体化されているピニオン歯車37とを含み、このピニオン歯車37が駆動歯車32に噛み合っている。
【0055】
次に、本例では、図4(A)から分かるように、紙送り歯車31の回転方向は、当該歯車31と駆動用歯車32の噛み合い位置において見た場合に、開閉蓋30の閉じ動作時におけるスライドフレーム25のスライド方向(紙送り歯車31の移動軌跡L)に一致する方向とされている。
【0056】
このように動力伝達経路を構成した場合には、次のような利点が得られる。すなわち、ロール紙搬送時には、紙送り歯車31には、図4(A)において矢印31Aで示す方向に駆動負荷が作用する。この作用方向は、スライドフレーム25のスライド方向と一致している。スライドフレーム25は、ストッパ21k、21lに突き当たってその位置が規定されている。従って、スライド方向に作用する駆動負荷は、スライドフレーム25をストッパ21k、21lに押しつける方向に作用する。この結果、スライドフレーム25はストッパ21k、21lによって規定される位置に確実に保持され、このスライドフレーム25に取り付けられいる紙送り歯車31もストッパによって規定される噛み合い位置に保持される。よって、ロール紙搬送動作中においては、両歯車31、32の噛み合いが良好に保持される。
【0057】
これに対して、例えば、紙送り歯車31の回転方向が逆向きである場合には、駆動負荷はスライドフレーム25をストッパ21k、21lから離す方向に作用する。この結果、スライドフレーム25および当該部分に取り付けられている紙送り歯車31が適正な位置からスライド方向とは逆方向に僅かに後退して、両歯車31、32に噛み合い不良が発生するおそれがある。本例では、このような弊害を防止できる。
【0058】
(ロール紙装填機構の動作)
図4〜図8を参照して、ロール紙装填機構2におけるロール紙装填部22の開閉動作を纏めて説明する。まず、図5に示すようにロール紙装填部22が閉じている状態においてロックレバー280の上端部分28iを上方に引くと、当該ロックレバー280のフック28g、28hがフレーム21の側の被係合部21g、21hから外れてロックが解除される。
【0059】
この結果、カバーフレーム28、スライドフレーム25および蓋フレーム23は一体となって図6に示す位置まで旋回して開く。また、スライドフレーム25の側のプラテンローラ26に取り付けられている紙送り歯車31も駆動用歯車32から外れる。この旋回動作は、主としてスライドフレーム25と蓋フレーム23の間に架け渡してあるコイルばね23gのばね力によって行われる。
【0060】
この後は、カバーフレーム28を、コイルばね23j、23kのばね力に抗して後方に旋回させると、図7の状態を経て、図8に示すように、ロール紙装填部22の開口22bが全開状態になる。すなわち、開口22bの上方から、カバーフレーム28、スライドフレーム25、蓋フレーム23のいずれもが退避した状態になる。
【0061】
この全開状態となった後に、ロール紙装填部22aに装填されているロール紙4の交換作業を行う。開口22bは全開状態なので、ロール紙4の交換作業は簡単である。また、プラテンローラ26、紙案内27もスライドフレーム25と共に退避しているので、ロール紙4の巻き出し部分4aを配置する作業も簡単に行うことができる。
【0062】
ロール紙4を装填した後は、カバーフレーム28を閉じる方向に旋回させる。この操作によって、カバーフレーム28、スライドフレーム25および蓋フレーム23は一体となって旋回して、図7の状態を経て、図6に示すように、蓋フレーム23が開口22bを封鎖した状態になる。この後は、蓋フレーム23は開口22bの縁に係合して、それ以上は旋回しない。従って、この蓋フレーム23にスライド可能に取付けられているスライドフレーム25もそれ以上は旋回しない。よって、この後は、カバーフレーム28のみが単独で旋回することになる。
【0063】
カバーフレーム28を押して図5に示す位置まで旋回させると、この旋回運動が、リンク機構29を介して、スライドフレーム25のスライド運動に変換される。すなわち、スライドフレーム25は蓋フレーム23に対して前方にスライドして(図4(A)に示す矢印Lの方向にスライドして)、その前端に支持されているプラテンローラ26、紙案内27がインクジェットヘッド8に対して一定のギャップを保って対峙した位置(動作位置)に到る。
【0064】
スライドフレーム25が前方にスライドすると、スライドフレーム25の両端の位置決めピン25k、25lが取付けフレーム21の側のストッパ21k、21lに嵌まり、そのスライド位置が固定される。換言すると、プラテンローラ26および紙案内27が予め設定されている対峙位置に保持され、インクジェットヘッド8との間に一定のギャップが形成された状態になる。
【0065】
ここで、スライドフレーム25が前方にスライドすると、その前端に取り付けられているプラテンローラ26の一端の紙送り歯車32も一体となって前方に水平に移動して(図4(A)に示す接線Lの方向に移動して)、フレーム21の側の駆動側歯車32に対して、横方向から直上位置に移動する間に、当該駆動側歯車32に完全に噛み合った状態になる。
【0066】
(その他の実施の形態)
上記の例では、紙送り歯車31を水平に移動させて、駆動用歯車32の直上に位置させるように構成されている。紙送り歯車31の移動軌跡を、ピッチ円における噛み合い中心点に引いた接線方向とすれば、両歯車の噛み合い時の配列関係は、垂直方向とは異なる方向であってもよい。
【0067】
一方、上記の説明は、インクジェットプリンタに対して本発明を適用した実施の形態に関するものである。本発明は印字ヘッドとしてインクジェットヘッド以外の形式の印字ヘッド、例えば、ワイヤードットヘッドを備えたプリンタに対しても同様に適用できる。
【0068】
また、上記のインクジェットプリンタでは、ロール紙と共に単票紙に対しても印字を行う構成となっているが、一般的に使用されているロール紙のみに印字を行うPOS端末等に搭載されるプリンタに対しても本発明を同様に適用できることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のロール紙プリンタは、ロール紙装填部の開閉蓋の閉じ動作に伴う紙送り歯車の移動軌跡を、駆動用歯車のピッチ円上における紙送り歯車との噛み合い中心点に引いた接線の方向としてある。この構成によれば、紙送り歯車の噛み合い時の位置ずれに起因した両歯車の噛み合い状態への悪影響を最小限にすることができる。
【0070】
また、本発明では、開閉蓋を当該開閉蓋の閉じ動作に伴って前記の接線の方向にスライドするスライドフレームに紙送りローラを取り付け、プリンタ本体側に、開閉蓋が閉じた時点でスライドフレームが突き当たる位置にストッパを配置すると共に、駆動用歯車によって回転する紙送り歯車の回転方向を、両歯車の噛み合い位置で見た場合に、スライドフレームのスライド方向と同一方向となるようにしてある。この構成によれば、紙送り歯車に作用する駆動負荷が、スライドフレームをストッパに押しつける方向に作用する。よって、スライドフレームに支持されている紙送り歯車が一定の位置に保持されるので、両歯車の噛み合いを良好な状態に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェトプリンタを示す斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタにおける紙搬送経路を示す説明図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタにおけるロール紙装填機構を取り出して示す部分斜視図である。
【図4】開閉蓋に取り付けた紙送り歯車とプリンタ本体側の駆動用歯車との配置関係を示す説明図である。
【図5】図3のロール紙装填機構のロール紙装填部が閉じた状態を示す説明図である。
【図6】図3のロール紙装填機構のロール紙装填部を閉じているカバーフレームのロックが解除された後の状態を示す説明図である。
【図7】図3のロール紙装填機構のカバーフレームがほぼ垂直になるまで開いた状態を示す説明図である。
【図8】図3のロール紙装填機構のロール紙装填部を全開にした状態を示す説明図である。
【図9】図3のロール紙装填機構における蓋フレームに対するスライドフレームの取付け状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ
2 ロール紙装填機構
3 単票紙挿入口
4 ロール紙
4a ロール紙の巻き出し部分
4A ロール体
4B ロール紙の印字面部分
5 単票紙
6 ガイドシャフト
7 キャリッジ
8 インクジェットヘッド
10 インク供給部
11 印字位置
12 プリンタ本体フレーム
13、14 ロール体支持ローラ
15 押しつけローラ(押しつけ部材)
15a 回転中心軸
15b ローラ本体
15c ばね部材
16 押さえローラ
16a 回転中心軸
16b ローラ本体
16c ばね部材
21 取付けフレーム
21g、21h ロックレバーの被係合部
21k、21l ストッパ
22 ロール紙装填部
22b ロール紙装填部の開口
23 蓋フレーム
24 旋回中心を規定するシャフト
25 スライドフレーム
25j 連結孔
25k、25l スライドフレームに取り付けた位置決めピン
26 プラテンロール
27 紙案内
27a 紙案内の表面
28 カバーフレーム
28d 連結シャフト
280 ロックレバー
28g、28h ロックレバーのフック
285 旋回レバー
286 係合ピン
287 下端
288 ホトインタラプタ
29 リンク機構
30 開閉蓋
31 紙送り歯車
31A 紙送り歯車の回転方向
32 駆動用歯車
33 減速歯車列
L 紙送り歯車の移動軌跡(スライドフレームのスライド方向)
M 駆動モータ

Claims (2)

  1. ロール紙装填部の開閉蓋にロール紙送りローラが取り付けられ、前記開閉蓋を閉じると、前記ロール紙送りローラに取り付けられている紙送り歯車がプリンタ本体側の駆動用歯車との噛み合い位置に移動して、当該駆動用歯車との噛み合い状態が形成されるロール紙プリンタにおいて、
    前記開閉蓋の閉じ動作に伴う前記紙送り歯車の移動軌跡は、前記駆動用歯車のピッチ円上における前記紙送り歯車との噛み合い中心点に引いた接線の方向であることを特徴とするロール紙プリンタ。
  2. 請求項1において、
    前記開閉蓋は当該開閉蓋の閉じ動作に伴って前記接線の方向にスライドするスライドフレームを備え、当該スライドフレームに前記紙送りローラが取り付けられており、
    前記プリンタ本体側には、前記開閉蓋が閉じた時点で前記スライドフレームが突き当たる位置にストッパが配置されており、
    前記駆動用歯車によって回転する前記紙送り歯車の回転方向は、両歯車の噛み合い位置で見た場合に、前記スライドフレームのスライド方向と同一方向とされていることを特徴とするロール紙プリンタ。
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