JP3653562B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の排気中に含まれるNOxやパティキュレートなどの有害成分を浄化する内燃機関の排気浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼルエンジンなどの内燃機関から排出されるNOxを浄化するために排気管内に触媒が設置されるが、この場合、触媒によるNOx浄化率は図2に示すように所定温度範囲(たとえば200から400℃)においてのみ高いことが一般的に知られている。
【0003】
しかし、エンジンの排気温度はその運転状態、したがって車両の運転状態によって大きく変化するものであるため、高いNOx浄化率が得られる触媒温度を長時間にわたって維持することはできない。そのため、運転状態によってNOx浄化率が低くなる時期があるという問題がある。
そこで、特開平4−224221号公報には、触媒出口温度(触媒出口の排気温度)を検出し、それが所定温度範囲よりも低い場合には吸気絞り弁などを制御して空気過剰率を減少させ、所定温度範囲よりも高い場合には空気過剰率を増加させるという方法が記載されている。すなわち、触媒出口温度が低い場合には吸気絞り弁を閉じてシリンダ内の余剰空気を減らすことによって排気温度を昇温させ、逆に触媒温度が高い場合には吸気絞り弁を開いてシリンダ内の余剰空気を増やすことによって排気温度を降温させて、運転状態が変化しても高いNOx浄化率が得られる範囲内となるように触媒温度を制御するものである。
【0004】
しかし、この方法では加・減速を繰り返す実際の走行状態ではNOx浄化率があまり向上しないという問題がある。たとえば図3に示すような市街地走行時に頻繁に生じる走行パターンでは、走行状態の変化(定速、減速、停止、加速)に対して触媒出口温度の変化は触媒の熱容量のために大きく遅れる。これに対し、触媒出口温度のみを検出して前記の制御を行うと、検出温度がNOx浄化に適した温度範囲から外れる図3中のA(加速の途中から定速にかけて)の範囲においてのみ吸気絞り弁を閉じることとなる。しかし、吸気絞り弁を閉じても熱容量のために触媒温度の変化は徐々に生じるので、触媒温度が大きく上昇するのは図3中のB(定速走行時)の範囲となる。そのため、エンジンの負荷が大きくNOx排出量が多い加速時には制御の効果が現れず、エンジンの負荷が小さくて、もともとNOxの排出量が少ない定速時においてのみNOxを低減することができるに過ぎない(図3のC参照)。したがって、従来技術によっては、NOx浄化率をあまり向上させることができないという問題がある。
【0005】
また、温度のみを検出して制御を行うため、たとえば図3に示す例において温度が低い状態では、車両が加速中であっても吸気絞り弁を閉じることになる。しかし車両の運転状態を考慮しないで加速時に無理に吸気を絞ると、エンジンの燃焼状態が悪化して出力が低下するため、ドライバビリティが大きく悪化するという結果を招くことになる。また、それを補うために燃料噴射量を増加させると、燃費が大きく悪化することになる。一方、ドライバビリティと燃費の悪化を抑えるために吸気絞り弁の操作量を小さくすると、触媒温度の昇温および降温量が小さくなり、制御の効果が小さくなってしまうという問題がある。
【0006】
さらに、エンジン始動の直後のように排気や触媒の温度がきわめて低い状態でも吸気を絞る結果、多量のパティキュレートやCO,HCが触媒によって浄化されることなく排出され、エミッションが大幅に悪化するという問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、ドライバビリティや燃費、或いはエミッションの悪化を抑えたうえで、触媒の温度が触媒の作用に適した温度範囲内にあるように制御することによって、高効率でNOxやパティキュレートなどの有害成分を浄化することができる内燃機関の排気浄化装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によると、排気通路中に介装され、エンジン運転時の常時において上流側よりの全ての排気を内部通過させる排気浄化手段の入口部の排気温度(以下、Tgという)が排気浄化手段の温度(以下、Tc)よりも低い場合には触媒を通過する排気流量(以下通過流量)を、エンジンから排気通路に排出される排ガスの流量の変更によって減少させ、多量の低温排気が通過することによって排気浄化手段が冷却されるのを防止する。逆にTg>Tcの場合には、エンジンから排気通路に排出される排ガスの流量の変更によって多量の高温排気を排気浄化手段内へ導入し、排気浄化手段を速やかに昇温させることによって排気浄化に適した温度になるように制御する。これにより排気浄化性能の大幅な向上が可能となる。
【0009】
請求項2の発明によると、
請求項1の発明に加えて、車両の運転状態に応じて排気浄化手段を通過する排気の流量を制御する。すなわち、Tg<Tcで、かつ車両減速時あるいはアイドリング時には、可能な限り通過流量を減少させて排気浄化手段を保温することによって、その後の加速時に速やかに排気浄化手段を昇温させる。それに対して、車両加速中や定速走行中(アイドルを除く)は、無理に通過流量を減少させるとドライバビリティや燃費への影響が大きいため通過流量減少量を減少させる。これにより、排気浄化手段の昇温による排気浄化性能向上と、燃費やドライバビリティ悪化の抑制を両立させることが可能となる。
【0010】
請求項3の発明によると、
排気浄化手段の温度をその前後の排気温度から推定するため、排気浄化手段の温度を検出するためのセンサを直接に排気浄化手段の内部に設ける必要がない。したがって、排気浄化手段の構成をより簡素化したうえで、前述の場合と同様な効果を得ることができる。
【0011】
請求項4の発明によると、
排気浄化手段としてNOx還元触媒、酸化触媒、またはトラップフィルタ、あるいは、これらのうちの複数のものの組み合わせを用いる。
請求項1または2の発明にNOx還元触媒を用いると、触媒温度を所定温度範囲内に制御することによって高いNOx浄化率を得ることができる。酸化触媒においては、触媒を活性化温度以上とすることによって高効率で排気を浄化することができる。また、パティキュレートを捕集するトラップフィルタにおいては、フィルタを高温に昇温することによって、捕集したパティキュレートを焼却してフィルタを再生することができる。
【0012】
本発明は、以上の特徴を持った内燃機関の排気浄化装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
本発明をディーゼルエンジンに適用した、第1の実施例を図1および図4から図6の各図面を用いて説明する。
この排気浄化装置10は、図1に示すように、ディーゼルエンジン11の吸気管12内に吸気絞り弁13を、吸気管12と排気管14(排気通路)とを接続する排気還流管15内に排気還流制御弁16を、排気管14内に触媒コンバータ17(排気浄化手段)を、また、吸気絞り弁13(通過流量変更手段)と排気還流制御弁16(通過流量変更手段)の開度を制御するECU(制御ユニット)18(通過流量補正手段)を有する。
【0014】
吸気絞り弁13はステップモータ、DCモータなどの電気モータあるいは負圧を用いて開度を変更するバタフライ式のバルブである。排気還流制御弁16は、たとえば図4に示すように、通常はダイヤフラム室161を大気と連通させるとともに、スプリング162の力によって排気還流管15の通路を閉じているが、ECU18の指令によって電磁弁19に電圧が加えられると、ダイヤフラム室161と大気との間の連通が遮断され、真空ポンプ20の負圧がダイヤフラム室161へ導入されることにより、排気還流管15の通路が開いて排気を吸気管12へ還流させる。その際に、電磁弁19に印加する電圧パルスのデューティ比を変更することによって、ダイヤフラム室161内の圧力を調整して排気還流制御弁16の開度を変更する。触媒コンバータ17はセラミックあるいは金属等の担体に、たとえばCu−ゼオライトやPt−ゼオライトなどの、ディーゼル排気中等の酸素過剰雰囲気中でもNOxを還元浄化可能な触媒を担持したものである。
【0015】
ECU18は、入力回路に回転数センサ30、負荷センサ31、排気温度センサ32、触媒温度センサ33、車速センサ34を接続するとともに、出力回路に吸気絞り弁13、排気還流制御弁16を開閉するための電磁弁19を電気的に接続して、それらのセンサによって検出されたエンジン回転数、エンジン負荷、排気温度、触媒温度および車両速度がメモリに予め入力されたパターンと照合され、吸気絞り弁13と電磁弁19すなわち排気還流制御弁16を開閉制御する。
【0016】
回転数センサ30はクランクシャフトあるいは燃料噴射ポンプに配置されてエンジン回転数Neを検出し、負荷センサ31はアクセルペダルあるいは燃料噴射ポンプに配置されてアクセル開度Thを検出し、温度センサ32は触媒コンバータ17よりも上流側の排気管14内に配置されて排気温度Tgを検出し、温度センサ33は触媒コンバータ17内に配置されて触媒温度Tcを検出し、また、車速センサ34は図示しないトランスミッションシャフトに配置されて車速V1を検出する。(回転数センサ30、負荷センサ31、車速センサ34が運転状態検出手段に相当)
このように構成される排気浄化装置において、通常はエンジン回転数やエンジン負荷などに応じて、予めECU内のメモリに入力されているパターンにしたがって排気還流制御を行う。これによりエンジンから排出されるNOxが低減される。そして、所定の条件下において、触媒昇温のための吸気絞り弁と排気還流制御弁の開度制御を行い、触媒によるNOx浄化率を向上させるようにする。
【0017】
次に、上記排気浄化装置の作動を、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
このフローチャートにおいては、上記のような各センサからの信号を受けて、吸気絞り弁13と排気還流制御弁16を制御する部分を示した。
まずS(ステップ)101においては、回転数センサ30、負荷センサ31、温度センサ32および33、車速センサ34からの信号を読み込む。S102においては、読み込んだ触媒温度Tcが低温設定値T1(たとえば50〜100℃の間の値)と高温設定値T2(たとえば300〜500℃の間の値)の間にあるか否かを判定する。もしTc<T1ならば、吸気絞り弁を閉じる等の制御を行っても燃費が悪化するだけであって触媒は活性化せず、制御によって増加した排気中の有害成分が触媒によって浄化されることなく排出されてしまうので、S103へ進んで、ECU18内のメモリに記憶されているパターンにしたがって従来と同様に排気還流量制御(吸気絞り弁開度A0、還流制御弁開度B0)を行い、S101へ戻る。もしTc>T2ならば触媒温度が高すぎて、それ以上触媒を昇温させてもNOx浄化率が向上しないため、同様にS103へ進む。そして従来と同様に排気還流量制御を行い、S101へ戻る。
【0018】
一方、S102の判定において触媒温度TcがT1とT2の間にある場合はS104へ進み、アクセル開度Thを設定値Th0(たとえば開度40〜60%の間の値)と比較する。Th>Th0の場合は、急加速等によってエンジン負荷が大きくて排気温度が高いため、特別に昇温させなくても触媒温度が速やかに上昇する。従って、制御によるドライバビリティおよび燃費の悪化を回避するためにS103へ進み、従来と同様な排気還流量制御を行った後にS101へ戻る。一方、Th<Th0の場合にはS105へ進み、今回読み込んだ車速V1と前回読み込んだ車速V0から加速度aを計算する。
【0019】
次にS106に進んで、S101において読み込んだ排気温度Tgが触媒温度Tcよりも小さいか否かを判定する。Tg<Tcの場合はS107へ進み、S105において計算した加速度aの正負を判定する。aの値が正の場合は車両が加速中であるためS108へ進み、ドライバビリティや燃費への影響がない程度に吸気絞り弁を小さく閉じて(開度A1)低温新気の流入を抑制する(たとえば吸気減少率20〜40%の間の値)とともに、排気還流制御弁を小さく開き(開度B1)、高温排気を還流させる(たとえば排気還流率10〜30%の間の値)ことによって触媒を昇温させる。すなわち、触媒通過流量とシリンダ内の空気量を独立に制御することによって触媒の温度低下を効果的に防止する。そして、再びS101へ戻って処理を繰り返す。
【0020】
S107の判定においてaの値が負の場合は車両が減速中であり、ドライバビリティや燃費への影響が小さいためS109へ進み、吸気絞り弁を大きく閉じる(開度A2、A2<A1)とともに、排気還流制御弁を大きく開く(開度B2、B2>B1)ことによって低温の新気の流入を抑制すると同時に排気還流量を増加させ、可能な限り触媒を通過する排気流量を減少(たとえば吸気減少率50〜80%の間の値、排気還流率50〜80%の間の値)させて触媒を保温する。そして、やはりS101へ戻る。
【0021】
また、S107の判定においてaが0の場合は、S110において車速V1が0か否かを判定する。もし、V1が0ならば車両が停止していてエンジンがアイドリング状態であるため、前述の場合と同様にS109へ進む。V1が0でなければ車両は定速走行中であるからS103へ進み、吸気絞り弁開度をA0、排気還流制御弁開度をB0とし、従来と同様な排気還流量制御を行う。すなわち、定速走行中はNOx排出量が少ないため燃費の悪化抑制を優先し、無理な制御を避ける。
【0022】
S106の判定においてTg>Tcの場合はS111へ進み、S105において計算した加速度aが正か否かを判定する。aの値が正で車両が加速中の場合はS112へ進み、ドライバビリティや燃費への影響がない程度に吸気絞り弁を小さく閉じる(開度A3、A0>A3>A1)とともに、シリンダ内の余剰空気を減少させる(たとえば、吸気減少率10〜30%の間の値)ことによって排気温度を昇温させる。それと同時に排気還流制御弁を小さく開いて(開度B3、B3<B1)高温排気を還流させる(たとえば排気還流率5〜20%の間の値)。
【0023】
この場合は、吸気を絞ることによって吸気量が減少した分だけ排気還流量が増加して余剰空気減少の効果がなくなるのを防ぐため、排気還流制御弁開度B3を小さく設定する。すなわち、触媒通過流量を増加するうえに、排気温度をさらに上昇させて、より速やかに触媒を昇温させることが狙いである。aの値が正でない場合、すなわち車両が減速中か停止している時はS103へ進み、吸気絞り弁開度をA0、排気還流制御弁開度をB0とし、従来と同様な排気還流量制御を行う。すなわち、燃費悪化抑制を優先する。
【0024】
以上の処理を、たとえば1秒に1回の割合で繰り返して実行する。
第1実施例の効果を図6に示すタイムチャートにより説明する。
図6は市街地走行時に頻繁に生じる走行パターン(図3の例と同じ)に本発明を適用した例であり、ここでは常に、T1<Tc<T2で、かつTh<Th0であるものとする。
【0025】
排気温度Tg<触媒温度Tcとなる場合のうち、車両減速および停止中のDでは吸気絞り弁を大きく閉じるとともに、排気還流制御弁を大きく開くことによって排気還流量を増やす。これにより、触媒温度はほとんど低下しないで高温のままに保持され、次の加速時において触媒は初期から高効率でNOxを浄化することができる。
【0026】
加速開始時である図6中のEでは、ドライバビリティや燃費への影響がない程度に吸気絞り弁を小さく閉じて低温新気の流入を抑制するとともに、排気還流制御弁を小さく開き高温排気を還流させることによって触媒を昇温させる。これによって、加速開始時に触媒に低温の排気が流入して触媒温度が低下するのを防止することができ、NOx浄化率が高い温度範囲内に触媒温度を保持することができる。そして、定速走行中である図6中のGでは、従来と同様な排気還流量制御を行う。
【0027】
排気温度Tg>触媒温度Tcとなる場合のうち、車両加速中である図6のFでは、吸気絞り弁を小さく閉じてシリンダ内の余剰空気を減少させることによって排気を昇温させる。それと同時に排気還流制御弁を小さく開き、高温の排気を還流させる。すなわち、触媒通過流量を増加させたうえに排気温度をさらに上昇させることによって、より速やかに触媒を昇温させる。その他の定速走行状態においては従来の排気還流量制御を行う。
【0028】
このように制御すれば、ドライバビリティや燃費の悪化を抑制したうえで、触媒温度をNOx浄化率が高い範囲内に維持することができる。したがって、エンジンからのNOx排出量が多くなる加速時にも初期から触媒が活性化しているので、NOx浄化率を大きく向上させることが可能となる(図6のH参照)。
以上の説明から明らかになったように、本発明の第1実施例によれば、通常走行時には排気温度が触媒によるNOx浄化に適した温度よりも低い場合が多いディーゼルエンジンにおいて、ドライバビリティや燃費の悪化を抑制したうえで、速やかに触媒温度を昇温させることによって触媒によりNOxを効率よく浄化することが可能となる。
(第2実施例)
第1実施例においては温度センサ33によって触媒コンバータ17内の温度を検出した(図1)のに対し、第2実施例の排気浄化装置101においては、図7に示すように、温度センサ331を触媒コンバータ17よりも下流側の排気管14内に設置した点に特徴がある。
【0029】
すなわち、制御に用いる触媒温度Tcを直接に測定するのではなく、触媒上流側の排気温度Tg1と、触媒下流側の排気温度Tg2から触媒温度Tcを推定するものである。これにより、触媒コンバータ17内に温度センサを取り付ける必要がなくなるため、触媒の構成をより簡素化することが可能となる。その他の構成は第1実施例と同様である。
【0030】
次に、第2実施例の排気浄化装置101の作動を、図8に示すフローチャートを用いて説明する。以下、図5に示した第1実施例のフローチャートに対して異なる部分のみについて説明する。図5では、S(ステップ)101において、回転数センサ30、負荷センサ31、温度センサ32および33、車速センサ34からの信号を読み込んだが、図8ではS1011において温度センサ33の代わりに温度センサ331の信号を読み込む。
【0031】
そして、S1012において触媒上流側の排気温度Tg1と触媒下流側の排気温度Tg2から触媒温度Tcを求める。これは予めECU18内のメモリに記憶させてあるマップあるいは計算式によって算出される。マップについては実験的に測定して決定する。また、この計算式については、たとえば、
Tc=p×Tg1+q×Tg2 (p,qは実験から求めた係数)
とするなど、触媒前後の排気温度Tg1,Tg2をもとにして算出する。その後にS102へ進むが、以下の処理は第1実施例の場合と同様であって、第2実施例は第1実施例と同様な効果をあげることができる。
(第3実施例)
本例は、第1実施例における触媒コンバータ17にNOx触媒を担持させる代わりに、排気中のHCやCOを酸化浄化するところの、たとえばPt,PdあるいはRhなどの酸化触媒を担持させた点に特徴があるものであり、その他の構成は図1に示した第1実施例の場合と同様である。
【0032】
第3実施例においては、第1実施例の場合と同様に、図5に示すフローチャートにしたがって制御を行う。そこで、第1実施例と異なる部分のみについて説明することにする。第1実施例ではS102において、触媒温度Tc>設定値T2の場合に昇温制御を中止した。これは図2に示すように触媒の温度が高すぎると触媒によるNOx浄化率が低下してしまうためである。この温度T2はたとえば300〜500℃の間の値であった。それに対して、本例において用いる酸化触媒は温度が高いほど浄化性能が向上するため、制御を中止する高温設定値T2は触媒の耐久性やサルフェートの発生抑制の点から決定される。これはたとえば400〜600℃の間の値である。その他は第1実施例と同様である。
【0033】
第3実施例によれば、ドライバビリティや燃費の悪化を抑制したうえで、速やかに触媒温度を昇温させることによって、その触媒によりHCやCOを効率よく浄化することが可能となる。
(第4実施例)
本例は、第2実施例における触媒コンバータ17にNOx触媒を担持させる代わりに、第3実施例と同様に排気中のHCやCOを酸化浄化するところの、たとえばPt、PdあるいはRhなどの酸化触媒を担持させた点に特徴を有するものであるが、第3実施例がその他の構成においては図1に示した第1実施例の場合と同様としているのと異なり、第4実施例におけるその他の構成は図7に示した第2実施例の場合と同様となっている。したがって、装置の作動を示すフローチャートも第2実施例の説明において示した図8と同様である。第4実施例は触媒の構成を簡素化したうえで、第3実施例と同様の効果をあげることができる。
(第5実施例)
本発明の第5実施例の全体構成を図9に示す。
【0034】
本例の排気浄化装置102は、図1に示した第1実施例に対して、触媒コンバータ17の代わりにトラップフィルタ171を設置し、圧力センサ35をトラップフィルタ171よりも上流側の排気管14内に追加した点に特徴を有するものである。
トラップフィルタ171はセラミック等の多孔質材料からなるハニカム状格子により、多数の流路が形成されたもので、その流路の入口と出口が封鎖材により交互に目封じされている。その表面に、たとえばアルミナのウォッシュコート層を設け、PtやPdなどの貴金属あるいはCuなどの卑金属触媒を担持させて、フィルタ再生時のパティキュレート(排気中のカーボンを主とする微粒子)の燃焼温度を低下させている。
【0035】
このように構成される排気浄化装置において、トラップフィルタ171にパティキュレートが堆積すると目詰まりを起こすため、圧力センサ35によって検出される排気の圧力が高くなる。この圧力センサ35の出力と回転数センサ30、負荷センサ31の出力に基づいて、ECU18によってトラップフィルタ171におけるパティキュレートの堆積量mが計算される。
【0036】
そして、その堆積量mが、パティキュレートの燃焼除去による再生処理が必要となる設定値m0(たとえば10g)を越えた場合にのみ、フィルタを昇温させる制御を行う。
次に、第5実施例の排気浄化装置102の作動を図10に示すフローチャートを用いて説明する。以下、図5に示した第1実施例の場合のフローチャートと異なる部分のみについて説明する。第5実施例ではS1013において、回転数センサ30、負荷センサ31、温度センサ32および33、車速センサ34、圧力センサ35からの信号を読み込む。そして、S1014においてこれらの信号に基づいて、ECU18によってトラップフィルタ171におけるパティキュレート堆積量mが計算される。次にS1015へ進み、パティキュレート堆積量mとパティキュレートの燃焼除去(再生)が必要となる堆積量の設定値m0とを比較する。m<m0の場合はフィルタ再生の必要がないためS103へ進み、従来と同様な排気還流量制御を行う。
【0037】
第5実施例においてはトラップフィルタに触媒を担持させてパティキュレートの燃焼温度を低減させているため、排気温度が高い高速走行時にはトラップフィルタ上に捕捉されたパティキュレートは自然に燃焼する。しかし、排気温度が低い渋滞走行などでは、トラップフィルタ上のパティキュレートは燃焼することなく堆積し、設定値m0を越えることとなる。その場合にはS1021へ進んで、温度センサ33によって検出されるトラップフィルタの温度Tfを所定値T1,T2と比較する。それ以後は第1実施例の場合(図5)と同様に昇温制御を行い、トラップフィルタ上でのパティキュレートを焼却してトラップフィルタ171を再生させる。
【0038】
第5実施例によれば、ドライバビリティや燃費の悪化を抑制したうえで、速やかにトラップフィルタ171の温度を昇温させてトラップフィルタを再生することができるため、トラップフィルタに堆積したパティキュレートを効率よく除去することが可能となる。
(第6実施例)
図11に示すように、第6実施例の排気浄化装置103は、前述の第5実施例の排気浄化装置102において、温度センサ33によってトラップフィルタ171内の温度を検出した(図9参照)のと異なり、同様なトラップフィルタ171に対して温度センサ331を、トラップフィルタ171よりも下流側の排気管14内に設置した点に特徴を有するものである。
【0039】
第6実施例の排気浄化装置103の作動は図12のフローチャートに示されているが、図10に示した第5実施例の場合と異なる部分のみについて説明する。第6実施例では、トラップフィルタ171の温度を直接に検出する温度センサを設けていないので、図10と同様なS1015の判定においてm>m0の場合にはS1016へ進み、トラップフィルタ上流側の排気温度Tg1と、トラップフィルタ下流側の排気温度Tg2から、間接的にトラップフィルタ温度Tfを求める。そして、S1021へ進む。その他の処理は図10に示す第5実施例の場合と同様である。
【0040】
第6実施例によると、トラップフィルタの構成をより簡素化したうえで、第5実施例と同様の効果を得ることができる。
(第7実施例)
前述の第1実施例においては、NOx触媒内の排気通過量を変更する手段として吸気絞り弁13と排気還流制御弁16を用いたのに対して、図13に示す本例の排気浄化装置104では、過給装置(ターボチャージャ)のウェイストゲートバルブ50を用いる点に特徴がある。以下、第1実施例と異なる部分についてのみ説明する。
【0041】
排気管14内には排気タービン51と、その上流側と下流側を結ぶバイパス管52を設け、バイパス管52の途中にウェイストゲートバルブ50を設ける。排気タービン51は吸気管12内の吸気タービン53とシャフト54によって結合されている。ウェイストゲートバルブ50は、たとえば図14に示すように、通常はダイヤフラム室501を大気と連通させるとともに、スプリング502の力によりバイパス管52の通路を閉じているが、ECU18の指令によって電磁弁19に電圧が加わると、ダイヤフラム室501と大気との連通が遮断されて、真空ポンプ20の負圧がダイヤフラム室502へ導入され、バイパス管52の通路を開いて排気をバイパスさせる。その際に、電磁弁19に印加される電圧パルスのデューティ比を変更することによってダイヤフラム室502内の圧力を変化させて、ウェイストゲートバルブ50の開度を変更する。また、吸気タービン53の下流側の吸気管12内に圧力センサ55を設けて、通常は圧力センサ55の出力が設定値を越えた場合にエンジンを保護するためにウェイストゲートバルブ50を開く(従来と同様な制御によるバルブ開度をCOとする)。
【0042】
第7実施例の排気浄化装置104の作動を図15のフローチャートに示す。第1実施例においては、図5に示すS103、S108、S109、S112において吸気絞り弁と排気還流制御弁の開度を決定したのに対して、本例ではS1031、S1081、S1091、S1121においてウェイストゲートバルブの開度を決定する。その際のバルブ開度はC3<C1<C2とし、たとえばバルブ開度C1では吸気減少率が20〜40%の間の値、バルブ開度C2では吸気減少率が40〜60%の間の値、バルブ開度C3では吸気減少率が10〜30%の間の値などとする。その他は第1実施例の場合と同様である。
【0043】
以上、通過流量変更手段として過給装置のウェイストゲートバルブ50のみを用いた場合について説明したが、先に説明した吸気絞り弁や排気還流制御弁などと組み合わせてもよいことは言うまでもない。
また、排気浄化手段としてNOx触媒の他に、酸化触媒やトラップフィルタを用いてもよい。
【0044】
さらに、排気浄化手段の温度を直接検出する代わりに、排気浄化手段の上流側と下流側の排気温度をそれぞれ検出し、それらに基づいて算出してもよい。
(第8実施例)
本例は第7実施例と同様に、図13に示した排気浄化装置104の構成において、図16に示すフローチャートにしたがって制御を行う。以下、第7実施例と異なる部分についてのみ説明する。
【0045】
第8実施例では、S101において各信号を読み込んだ後に、S1051において加速度aを計算し、S1021において触媒温度Tcが低温設定値T1よりも大きいか否かを判定する。もし、Tc<T1の場合はS1023へ進み、S1051において求めた加速度aが正か否かを判定する。そして、a≦0ならばS1024へ進み、ウェイストゲートバルブ開度をC4(C4>C2)とする。
【0046】
すなわち、触媒温度がきわめて低くかつ車両が加速中でない場合に通常の制御を行うと、ほとんどの場合に圧力センサ55によって検出される圧力が所定値を越えないため、排気タービン51すなわち吸気タービン53が回転することによって余剰空気がエンジンのシリンダ内へ導入される。その結果、低温の排気が多量に触媒を通過するため触媒が冷却され、触媒の活性化が困難となる。
【0047】
そこで本例ではそのような状態を検出し、S1024においてウェイストゲートバルブをたとえば全開とすることによって余剰空気を減少させて、排気温度を昇温させることにより触媒を活性化させる。しかし加速時にこの制御を行うと、過給の効果がなくなってドライバビリティが悪化する可能性があるため、S1023においてa>0の場合はS1031へ進み、従来と同様な制御を行う。加速時は排気温度が高いため、従来と同様な制御でも触媒の早期に活性化させることができる。一方、S1021においてTc>T1の場合はS1022へ進み、以下、第7実施例の場合と同様に制御を行う。
【0048】
以上、排気の通過流量変更手段として過給装置のウェイストゲートバルブのみを用いた場合について説明したが、先に説明した吸気絞り弁や排気還流制御弁などと組み合わせてもよいことは言うまでもない。
また、排気浄化手段としてNOx触媒の他に酸化触媒やトラップフィルタを用いてもよい。
【0049】
さらに、排気浄化手段の温度を直接検出する代わりに、排気浄化手段の上流側と下流側の排気温度を検出し、それらをもとにして計算して求めてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての排気浄化装置を示す全体構成図である。
【図2】触媒によるNOx浄化率の温度による変化を示す線図である。
【図3】従来技術の問題点を説明するための走行パターンのタイムチャートである。
【図4】第1実施例の排気浄化装置の一部を拡大して示す概念的断面図である。
【図5】第1実施例の排気浄化装置の作動を示すフローチャートである。
【図6】第1実施例の効果を説明するための走行パターンのタイムチャートである。
【図7】本発明の第2実施例としての排気浄化装置を示す全体構成図である。
【図8】第2実施例の排気浄化装置の作動を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第5実施例としての排気浄化装置を示す全体構成図である。
【図10】第5実施例の排気浄化装置の作動を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第6実施例としての排気浄化装置を示す全体構成図である。
【図12】第6実施例の排気浄化装置の作動を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第7実施例としての排気浄化装置を示す全体構成図である。
【図14】第7実施例の排気浄化装置の一部を拡大して示す概念的断面図である。
【図15】第7実施例の排気浄化装置の作動を示すフローチャートである。
【図16】第8実施例の排気浄化装置の作動を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 ディーゼルエンジン
12 吸気管
13 吸気絞り弁
14 排気管
15 排気還流管
16 排気還流制御弁
17 触媒コンバータ
18 制御ユニット(ECU)
19 電磁弁
20 真空ポンプ
30 回転数センサ
31 負荷センサ
32、33 温度センサ
34 車速センサ
35 圧力センサ
50 ウェイストゲートバルブ
51 排気タービン
52 バイパス管
53 吸気タービン
55 圧力センサ
171 トラップフィルタ
331 温度センサ

Claims (4)

  1. 排気通路中に介装され、エンジン運転時の常時において上流側よりの全ての排気を内部通過させる排気浄化手段と、
    前記排気浄化手段を通過する排気の流量を変更する通過流量変更手段と、
    前記排気浄化手段の入口部の排気温度を検出する排気温度検出手段と、
    前記排気浄化手段の温度を検出、あるいは推定する排気浄化手段の温度検出手段と、
    前記排気温度検出手段の出力と前記排気浄化手段の温度検出手段の出力とを比較する温度比較手段と、
    前記温度比較手段の出力をもとにした前記エンジンから前記排気通路に排出される排気の流量の変更に際し、前記排気浄化手段の入口部の排気の温度よりも前記排気浄化手段の温度が高いときは、前記排気浄化手段を通過する排気流量を減少させ、前記排気浄化手段の入口部の排気の温度よりも前記排気浄化手段の温度が低いときは、前記排気浄化手段を通過する排気の流量を増加させるように前記通過流量変更手段に対し信号を与える通過流量補正手段と、
    を備えていることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 更に、車両の運転状態を検出し車両が減速時もしくはアイドリング時であることを検出する運転状態検出手段を有し、
    前記通過流量補正手段は、前記温度比較手段と前記運転状態検出手段の出力をもとにして、前記排気浄化手段の入口部の排気温度よりも前記排気浄化手段の温度が高いときのうち、前記運転状態検出手段が、車両が減速時もしくはアイドリング時であることを検出したときには、その他の場合よりも前記排気浄化手段を通過する排気流量の減少補正量を増加させることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記排気温度検出手段は、前記排気浄化手段の入口部および出口部の排気温度を検出する手段を有し、
    前記排気浄化手段の温度検出手段は、
    前記排気温度検出手段の出力した前記排気浄化手段の入口部および出口部の排気温度をもとにして、前記排気浄化手段の温度を推定する温度推定手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記排気浄化手段として、NOx還元触媒、または酸化触媒、またはトラップフィルタ、またはこれらのうちの複数のものの組み合わせを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の内燃機関の排気浄化装置。
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