JP3653068B2 - 健康食品およびその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水を加え、高温状態で加圧した熱分解により得られた蛋白質成分とムコ多糖類成分を含む健康食品とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、鶏冠抽出物、鮫軟骨抽出物、キチンキトサン抽出物等、多くの蛋白質成分・多糖類成分を含む複合体製品が提供されている。
【0003】
中でも鶏冠抽出物の場合、一般的には酵素分解法により、比較的低温でその蛋白質成分並びに多糖類成分を低分子化し、その後、蛋白質成分・ムコ多糖類成分を取り出して製品化している。
【0004】
また、医薬品等の特殊な分野(用途)においては、鶏冠そのものから、有機溶剤を用いて、蛋白質とヒアルロン酸以外の糖類を除いて、高分子ヒアルロン酸成分のみを抽出したりしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来例においては、それぞれの抽出法に難点がある。特に、酵素分解法においては、酵素の活性次第で、蛋白質成分・多糖類成分の抽出・分解の度合いが大きく左右されてしまう。また、品物の製造工程を管理する際、酵素の活性度を測定することは非常に難しいため、専門の酵素取扱業者でなければ、酵素の活性度を正確に測定することは極めて困難である。それ故、実際に使用してみなければ酵素の活性(活性度)を認識できないことが多い。
【0006】
そして、酵素の活性が弱い(活性度が低い)事実が判明したときは、新しい酵素を投入して蛋白質成分・多糖類成分の再抽出・再分解をしなければならない。また、活性の強過ぎた(活性度が高い)酵素を使用した場合は、分解率が向上して低分子化を進め過ぎた生成物、すなわち単体アミノ酸ばかりの、設計想定外の組成物となってしまう等の問題点を有していた。
【0007】
一方、有機溶剤を用いて高分子ヒアルロン酸成分を高濃度で取り出したものは、医薬品等の特殊な分野(用途)に用いられるものであって、一般的な食品として食するものには適していない。
【0008】
この他、鶏冠・鮫の軟骨・蟹の甲羅・鶏骨等から蛋白質成分・ムコ多糖類成分を取り出し、これを食したり肌に塗布したりして人の健康状態を維持・増進させ、更には、潤いのある柔軟な皮膚を維持させるためには、その中核となる蛋白質成分・ムコ多糖類成分が、体内で吸収され易く、また、肌に潤いを長期に渡り保持させるものであることが求められる。
【0009】
その為には、この蛋白質成分・ムコ多糖類成分が水に溶け易いこと、消化・吸収性が良いこと、生体に刺激を与えるような単体アミノ酸のみから成るものではないこと等が必要となってくる。そこで、こうした要望・要求に充分に答えた組成物・構造物を安定的に造り出すこと、また、異物として人体のアレルゲンになるような成分や物質を含まない製品を造り出すことが急務となっている。
【0010】
そこで本発明は、叙上のような従来存した問題点に鑑み創出されたもので、自然界に数多く存在する動物的産品等から、蛋白質成分やムコ多糖類成分をありのままの組成で、また、蛋白質成分・ムコ多糖類成分を熱により分解して水に溶け込ませるという手法で取り出し、これを食したり肌に塗布することで、自らの健康状態を維持・増進させ、快適な日常生活を営むことができる健康食品とその製造方法を提供することを目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明に係る健康食品においては、鶏冠・鮫の軟骨・蟹の甲羅・鶏骨等の蛋白質原料・ムコ多糖類原料に水、またはこの水に対し、これと同一重量もしくは水よりも大きな重量のアルコールを加え、110℃〜130℃の高温状態で加圧し、攪拌により蛋白質成分・ムコ多糖類成分の低分子化を進めながら水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を抽出・分離し、目的とする低分子化率(分解率)を得た時点で温度を下げ、その後、水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を含む清澄液を取り出して濃縮して得られた蛋白質成分・ムコ多糖類成分を含むことで、上述した課題を解決した。
【0012】
一方、健康食品の製造方法においては、鶏冠・鮫の軟骨・蟹の甲羅・鶏骨等の蛋白質原料・ムコ多糖類原料に水、またはこの水に対し、これと同一重量もしくは水よりも大きな重量のアルコールを加え、110℃〜130℃の高温状態で加圧し、攪拌により蛋白質成分・ムコ多糖類成分の低分子化を進めながら水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を抽出・分離する工程と、目的とする低分子化率(分解率)を得た時点で温度を下げ、その後、水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を含む清澄液を取り出して濃縮する工程とを有することで、同じく上述した課題を解決した。
【0013】
また、水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を含む清澄液を蒸発乾燥させて、蛋白質成分・ムコ多糖類成分を粉末にする工程を含むことで、同じく上述した課題を解決した。
【0014】
さらに、前記蛋白質原料・ムコ多糖類原料は、予め洗浄・殺菌を行なって氷点下の温度で保管しておく工程を含むことで、同じく上述した課題を解決した。
【0022】
本発明の目的を達成するためには、従来技術における次の2点が大きな障害となっていた。
【0023】
これは、(1)酵素を使用して蛋白質成分・ムコ多糖類成分を分解していたこと、(2)原料とする鶏冠に多量の有機溶剤を加えることで原料中の一部の成分(高分子ヒアルロン酸)のみを高濃度(高含有率)で抽出・分離し、製品を生産していたことである。
【0024】
すなわち、(1)については、所定の原料からの蛋白質成分・ムコ多糖類成分の酵素による分解は、その分解率が非常に不安定である。そして、使用する酵素の活性が弱ければ(活性度が低い)分解が不十分であり、酵素の活性が強すぎれば(活性度が高い)分解のし過ぎとなってしまう。しかも、酵素反応時間の調節が、常に適正に行なわれなければならない。そして、反応温度が適温以下では酵素は非活性となり、適温以上では酵素は死活(死滅)してしまう。また、反応後の反応停止を目的とする昇温加熱による酵素の死滅化を充分に行なっても、製品の変異原性検査試験を行なった時に、製品が異常であることを示す陽性反応が出る可能性が高い。
【0025】
一方、(2)については、原料である鶏冠に多量のエチルアルコールを加えて高分子ヒアルロン酸成分を高濃度で抽出・分離し、ヒアルロン酸を高純度品として生産している。しかし、これらは、例えば、医薬品・医薬部外品等の特殊な分野(用途)に用いられるものであって、一般的な食品として食するものには適していない。
【0026】
こうした実情を改善するため、出願人は長期に渡り研究を行なってきたが、キノコでサルノコシカケ科に属するマンネンタケの姿乾燥品のマンネンタケエキスを抽出するために、水を加えて120℃〜140℃の高温状態で加圧すると、マンネンタケエキスの抽出率が向上することを見い出した。さらに、出願人は、マンネンタケエキスの抽出率が向上する要因が、主にマンネンタケを構成する繊維状物質が低分子化して溶出していることに起因する事実を解明した。
【0027】
早速この知見を鶏冠からの成分抽出に適合させるべく、実験により炊飯器(加圧釜)を使って種々の思索を重ねて試験をした結果、鶏冠から蛋白質成分・ムコ多糖類成分を、水可溶性組成分として抽出できた。また、この抽出率は、所定時間後に一定値に達し、それ以上は殆ど増えないことを確認した。しかも、その成分は安定した組成・性状・味・臭い等を有していた。
【0028】
勿論、鶏冠に酵素を調合することなく、常圧で最高に加温しても95℃以下にとどまる状態において抽出しても、水溶性の蛋白質成分・水溶性のムコ多糖類成分は生成されなかった。これは、蛋白質やムコ多糖類の分解が行なわれなかったからである。すなわち、常圧で最高に加温しても95℃以下にとどまる状態においては、蛋白質が熱変性を起こして分子結合が強くなり、ムコ多糖類は分子構造における層状結合を更に強固にして、溶出を起こさないものと考えられる。しかるに、高圧下で一気に120℃〜140℃の高温にすることにより、鶏冠中の蛋白質成分・ムコ多糖類成分が徐々に分解を起こして一定の収率を再現しているのである。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態を、図面を参照しながら説明する。尚、本実施の形態においては、鶏冠から蛋白質成分・ムコ多糖類成分を抽出する工程等について詳述するが、蛋白質原料・ムコ多糖類原料としては、鮫の軟骨・蟹の甲羅・鶏骨等があり、これらの原料にも同じような処理を行なうことにより、蛋白質成分・ムコ多糖類成分を抽出し、製品を製造できるものである。
【0030】
本発明に係る健康食品は、水を加え、高温状態で加圧した熱分解により得られた蛋白質成分・ムコ多糖類成分を含んでいる。具体的には、鶏冠等の自然界に存在する生の蛋白質原料・ムコ多糖類原料に水を加え、例えば100℃〜155℃、好ましくは110℃〜130℃の高温状態で加圧する。そして、原料が柔らかくなるようにほぐし、その蛋白質成分・ムコ多糖類成分を抽出して形成される。この様に、蛋白質成分・ムコ多糖類成分を、熱分解により得るのである。
【0031】
本発明による蛋白質成分・ムコ多糖類成分を含む食品として応用される区分としては、例えば、栄養補助食品、機能性食品、健康食品等の分野がある。また、形状については、食品の形態として、錠剤・顆粒・粉末・カプセル・流動食配合パック・飲料等がある。食効については、ムコ多糖類由来のヒアルロン酸、コンドロイチン、ヘパリン、キチン、キトサン等に起因する体内からの皮膚柔軟効果、潤い効果、腰痛予防効果、免疫賦活効果、新陳代謝促進効果、血行不善の正常化効果等が挙げられる。また、鶏冠から抽出した蛋白質成分・ムコ多糖類成分には、ヒアルロン酸やコラーゲンが含まれていることから、種々の化粧品に配合されている。そして、ヒアルロン酸とコラーゲンの含有に特色を有する化粧品の提供等が可能となる。
【0032】
次に、本発明に係る健康食品の製造方法について説明する。この製造方法は、図1に示すように、鶏冠・鮫の軟骨・蟹の甲羅・鶏骨等の自然界に存在する生原料を採取した後、洗浄・殺菌を行なって氷点下で保管する殺菌冷凍工程Aと、当該原料を加圧攪拌釜(槽)に入れ、必要な量の水を注入してから高温状態で加圧し、攪拌により蛋白質成分・ムコ多糖類成分の低分子化を進めながら水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分の抽出を行なう攪拌抽出工程Bを備えている。
【0033】
そして、所定の条件下において、目的とする低分子化率(分解率)を得た時点で茶湯加減の任意の温度にまで下げ、その後、遠心力を利用して機械的に清澄液を造り出して水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を分離して濃縮する分離濃縮工程Cと、その水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を含む清澄液を蒸発乾燥させて、蛋白質成分・ムコ多糖類成分を粉末にして目的とする製品を得る製粉工程Dを備えている。
【0034】
具体的には、殺菌冷凍工程Aにおいては、原料となる鶏冠を採取してから充分に水洗いをした後、塩素系殺菌剤で細菌やウイルスを殺菌して死滅させ、例えば、氷点下20℃以下の温度ですばやく冷凍して必要量を集積保管する。
【0035】
また、攪拌抽出工程Bにおいては、抽出釜(槽)に原料である凍結鶏冠を所定量投入し、この中に攪拌が充分行なえる量の水を注入して密栓する。そして、抽出釜(槽)の攪拌を行ないながら釜(槽)内の温度を、例えば、120℃〜130℃の高温にして加圧し、所定時間における一定の温度を保って抽出操作を行なう。尚、抽出釜(槽)に、水とエチルアルコールを加えるものであってもよい。この場合、加える水とアルコールの重量は、水重量とアルコール重量が同一であるか、または、水重量がアルコール重量を上回っているものとする。
【0036】
分離濃縮工程Cにおいては、抽出終了後の抽出混合液を静置し、上澄液を順次取り出して高速デカンター機を用いて液体を遠心分離し、清澄液と混濁液に分離・精製して、完全な清澄液を得る。そして、この清澄液の水分を排除して濃縮する。このとき、水溶性化した蛋白質成分・ムコ多糖類成分の濃度を、次の工程で処理できる程度に高めておく。
【0037】
最後に製粉工程Dにおいて、この濃縮液をスプレードライを用いて蒸発乾燥させ、粉体の最終製品を完成させる。
【0038】
以下に、パイロットプラントにより鶏冠から蛋白質成分・ムコ多糖類成分の抽出を行なう場合について説明するが、製造の規模や局部操作の工夫等は、これに何ら限定されるものではない。
【0039】
(第1の実施例)
図2に示すように、先ず鶏冠を採取した後に速やかに洗浄と殺菌を行ない、凍結保存する。次に、250リットルの加圧反応釜(槽)に、処置後の冷凍鶏冠を15kg充填して解凍・洗浄する。さらに、水150リットルを注入して加圧反応釜(槽)を密封し、120℃〜124℃の温度で約2時間にわたって加圧抽出操作を行なう。抽出終了後は、抽出液を40℃〜50℃の液温にしてから高速デカンター機に入れ、遠心分離により清澄液と混濁液に分離・精製する。続いて、この清澄液を濃縮する。この濃縮は、糖度計を用いて清澄液をブリックス9%に濃縮する。最後に、この濃縮液をスプレードライにかけて粉末の最終製品である蛋白質成分・ムコ多糖類成分を含む食品を得る。
【0040】
(第2の実施例)
図3に示すように、先ず鶏冠を採取した後に速やかに洗浄と殺菌を行ない、凍結保存する。次に、7立方メートル(7000リットル容積)の加圧反応釜(槽)に、処置後の冷凍鶏冠を480kg充填して解凍・洗浄した後に湯洗浄する。この解凍は、およそ10℃以下の温度・1気圧の条件下において、約13時間にわたって行なう。また、湯洗浄は、およそ60℃の温度・1気圧の条件下において、4分〜5分間行なう。さらに、水4800リットルを注入して加圧反応釜(槽)を密封し、124℃の温度・2.3気圧の条件下において、約4時間にわたって加圧抽出操作を行なう。抽出終了後は、抽出混合液を静置し、上澄液を順次取り出して高速デカンター機を用いて約30分間遠心分離する。そして、清澄液と混濁液に分離・精製する。続いて、この清澄液を、50℃の液温・0.7気圧〜0.9気圧の条件下において、約4時間30分にわたって濃縮を行なう。この濃縮は、糖度計を用いて清澄液をブリックス11%に濃縮する。最後に、この濃縮液をスプレードライにかけて粉末の最終製品である蛋白質成分・ムコ多糖類成分を含む食品を53.6kg得る。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されており、特に、蛋白質やムコ多糖類を含む、自然界に数多く存在する動物産品等から、蛋白質成分やムコ多糖類成分をありのままの組成で、また、蛋白質成分・ムコ多糖類成分を熱により分解して水に溶け込ませるという手法で取り出し、これを食したり肌に塗布することで、自らの健康を維持・増進させ、快適な日常生活を営むことができる健康食品とその製造方法を提供するものである。
【0042】
また、本発明は、栄養補助食品、機能性食品、健康食品等の種々の分野において、蛋白質成分・ムコ多糖類成分を含む食品として広く応用することができる。そして、錠剤・顆粒・粉末・カプセル・流動食配合パック・飲料等の種々の食品形態に形成することができる。さらに、ムコ多糖類由来のヒアルロン酸、コンドロイチン、ヘパリン、キチン、キトサン等に起因する体内からの皮膚柔軟効果、潤い効果、腰痛予防効果、免疫賦活効果、新陳代謝促進効果、血行不善の正常化効果等の種々の食効を発揮することができる。また、鶏冠から抽出した蛋白質成分・ムコ多糖類成分には、ヒアルロン酸やコラーゲンが含まれていることから、このヒアルロン酸とコラーゲンの含有に特色を有する種々の化粧品や皮膚外用剤等の製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る健康食品の製造工程の内容を示した説明図である。
【図2】第1の実施例における最終製品の製造過程の内容を示した説明図である。
【図3】第2の実施例における最終製品の製造過程の内容を示した説明図である。
【符号の説明】
A…殺菌冷凍工程 B…攪拌抽出工程
C…分離濃縮工程 D…製粉工程

Claims (4)

  1. 鶏冠・鮫の軟骨・蟹の甲羅・鶏骨等の蛋白質原料・ムコ多糖類原料に水、またはこの水に対し、これと同一重量もしくは水よりも大きな重量のアルコールを加え、110℃〜130℃の高温状態で加圧し、攪拌により蛋白質成分・ムコ多糖類成分の低分子化を進めながら水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を抽出・分離し、目的とする低分子化率(分解率)を得た時点で温度を下げ、その後、水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を含む清澄液を取り出して濃縮して得られた蛋白質成分・ムコ多糖類成分を含むことを特徴とする健康食品。
  2. 鶏冠・鮫の軟骨・蟹の甲羅・鶏骨等の蛋白質原料・ムコ多糖類原料に水、またはこの水に対し、これと同一重量もしくは水よりも大きな重量のアルコールを加え、110℃〜130℃の高温状態で加圧し、攪拌により蛋白質成分・ムコ多糖類成分の低分子化を進めながら水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を抽出・分離する工程と、目的とする低分子化率(分解率)を得た時点で温度を下げ、その後、水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を含む清澄液を取り出して濃縮する工程とを有することを特徴とした健康食品の製造方法。
  3. 水溶性化した蛋白質成分・水溶性化したムコ多糖類成分を含む清澄液を蒸発乾燥させて、蛋白質成分・ムコ多糖類成分を粉末にする工程を含む請求項2に記載の健康食品の製造方法。
  4. 前記蛋白質原料・ムコ多糖類原料は、予め洗浄・殺菌を行なって氷点下の温度で保管しておく工程を含む請求項2または3に記載の健康食品の製造方法。
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