JP3651858B2 - ワイパ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ワイパブレードによって払拭面を拭うワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワイパブレードによって払拭面を拭うワイパ装置としては、ワイパモータのアーマチュアがリンクを介してワイパ軸に結合され、ワイパ軸にワイパブレードが結合されているものが知られている。電源電流がワイパモータのブラシに供給されてアーマチュアが回転すると、アーマチュアの回転がリンクによってワイパ軸の往復回動に変換されるため、ワイパ軸に結合されたワイパブレードが払拭面の第1、第2の反転位置で反転し、揺動運動をして払拭面を拭う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したワイパ装置では、ワイパブレードが第1、第2の反転位置で反転作動する際、慣性力に対抗する反力を発生するため、衝撃力が生じ、その衝撃によって、ワイパの作動音が大きくなるという問題点があり、ワイパの作動音を小さくするようにするという課題があった。
【0004】
【発明の目的】
この発明に係わるワイパ装置は、ワイパブレードが反転作動する際の慣性力に対抗して発生する衝撃力を減少することによってワイパブレードの作動音を小さくし、快適性を損なうことがないワイパ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の請求項に係わるワイパ装置では、ワイパブレードを駆動するアーマチュアを備えているとともに、電源に接続された第1のブラシおよびワイパスイッチに電気的に接続された第2のブラシをアーマチュアに通電可能に配置していて、第1、第2のブラシを介した通電によりアーマチュアが回転してワイパブレードを払拭面上の第1の反転位置と第2の反転位置とのあいだで揺動可能なワイパモータと、停止モード、間欠モード、低速モード、高速モードにそれぞれ切換えられるワイパスイッチと、ワイパモータのアーマチュアに結合されていてアーマチュアとともに回転する第1、第2、第3のコンタクトプレートを備えているとともに、第1、第2、第3のコンタクトプレート上に配置された第1、第2、第3のコンタクタを備え、上記ワイパブレードが第1の反転位置の直前に到達すると第2のコンタクトプレートに第2、第3のコンタクタが導通され、ワイパブレードが第2の反転位置の直前に到達すると第1のコンタクトプレートに第1、第2、第3のコンタクタが導通されるワイパ定位置検出スイッチと、ワイパ定位置検出スイッチの第1、第2、第3のコンタクタおよびワイパスイッチに電気的に接続され、ワイパスイッチが低速モードに切換えられている間、ワイパ定位置検出スイッチの第2のコンタクトプレートに第2、第3のコンタクタのみが導通された際およびワイパ定位置検出スイッチの第1のコンタクトプレートに第1、第2、第3のコンタクタがいずれも導通された際、ワイパモータの第1、第2のブラシに対する電流の供給を予め定められた第1の時間だけ遮断可能であって、ワイパスイッチが間欠モードに切換えられている間、ワイパ定位置検出スイッチの第2のコンタクトプレートに第2、第3のコンタクタのみが導通された際、ワイパモータの第1、第2のブラシに対する電流の供給を第1の時間だけ遮断可能で、ワイパ定位置検出スイッチの第1のコンタクトプレートに第1、第2、第3のコンタクタが導通された際、ワイパモータの第1、第2のブラシに対する電流の供給を第1の時間よりも長く予め定められた第2の時間だけ遮断可能な制御回路を備えている構成としたことを特徴としている。
【0008】
この場合、ワイパスイッチが低速モードか間欠モードに切換えられ、第1、第2のブラシを介した通電によってワイパモータのアーマチュアが回転すると、ワイパブレードが第1の反転位置に向けて揺動し、ワイパブレードが第1の反転位置の直前に到達すると、ワイパ定位置検出スイッチの第2のコンタクトプレートに第2、第3のコンタクタのみが導通され、制御回路からワイパモータに対し第1の休止時間が与えられる。第1の休止時間が終了すると、ワイパモータのアーマチュアが回転を再開し、ワイパブレードが第2の反転位置に向けて揺動し、ワイパブレードが第2の反転位置の直前に到達すると、制御回路によってワイパモータのブラシに対する電流の供給が予め定められた時間だけ遮断される。それ故、ワイパモータは、ワイパスイッチが低速モードか間欠モードに切換えられている間に、ワイパブレードが両反転位置に到達する直前で電流の供給が遮断されることによって、ワイパブレードが一旦停止し、その後に、再起動するため、両反転位置において、慣性力に対抗する大きな反力を発生する必要がない。
【0009】
この発明の請求項に係わるワイパ装置では、制御回路には、ワイパ位置停止スイッチの第1のコンタクタに電気的に接続され、第1のコンタクタが第1のコンタクトプレート上で第2のコンタクタに導通された際に作動する格納位置検出回路と、ワイパ定位置検出スイッチの第3のコンタクタに電気的に接続され、第3のコンタクタが第2のコンタクトプレート上で第2のコンタクタに導通された際に作動する停止位置検出回路と、ワイパスイッチが間欠モードに切換えられた際に作動する間欠モード検知回路と、ワイパスイッチが低速モードに切換えられた際に作動する低速モード検知回路と、作動によってワイパモータに通電経路を形成する駆動信号タイマ発生回路と、低速モード検知回路が作動している間、停止位置検出回路が作動した際において予め定められた第1の休止時間で駆動信号タイマ発生回路を非作動状態とする一方、格納停止位置検出回路が作動した際において第1の休止時間で駆動信号タイマ発生回路を非作動状態とし、間欠モード検知回路が作動している間、停止位置検出回路が作動した際において第1の休止時間で駆動信号タイマ発生回路を非作動状態とする休止時間タイマ回路と、間欠モード検知回路が作動している間、格納停止位置検出回路が作動した際において任意に選択された第2の休止時間で駆動信号タイマ発生回路を非作動状態とする間欠休止時間タイマ回路を備えている構成としたことを特徴としている。
【0010】
この場合、ワイパスイッチが低速モードに切換えられて低速モード検知回路が作動している間、第1、第2のブラシを介した通電によってワイパモータのアーマチュアが回転するため、ワイパブレードが第1の反転位置に向けて揺動し、ワイパブレードが第1の反転位置の直前に到達することによって、停止位置検出回路が作動すると、休止時間タイマ回路によって予め定められた第1の休止時間がワイパモータに与えられる。第1の休止時間が終了すると、ワイパモータのアーマチュアが回転を再開し、ワイパブレードが第2の反転位置の直前に到達することによって、格納停止位置検出回路が作動すると、休止時間タイマ回路によって予め定められた第1の休止時間がワイパモータに与えられる。そして、ワイパスイッチが間欠モードに切換えられて間欠モード検知回路が作動している間、第1、第2のブラシを介した通電によってワイパモータのアーマチュアが回転するため、ワイパブレードが第1の反転位置に向けて揺動し、ワイパブレードが第1の反転位置の直前に到達することによって、停止位置検出回路が作動すると、休止時間タイマ回路によって予め定められた第1の休止時間がワイパモータに与えられる。第1の休止時間が終了すると、ワイパモータのアーマチュアが回転を再開し、ワイパブレードが第2の反転位置の直前に到達することによって、格納停止位置検出回路が作動すると、間欠休止時間タイマ回路によって任意に選択的された第2の休止時間がワイパモータに与えられる。それ故、ワイパモータは、ワイパスイッチが低速モードか間欠モードに切換えられている間に、ワイパブレードが両反転位置に到達する直前で電流の供給が遮断されることによって、ワイパブレードが一旦停止し、その後に、再起動するため、両反転位置において、慣性力に対抗する大きな反力を発生する必要がない。
【0011】
【発明の作用】
この発明の請求項1および2に係わるワイパ装置において、ワイパスイッチが低速モードか間欠モードに切換えられ、第1、第2のブラシを介した通電によってワイパモータのアーマチュアが回転すると、ワイパブレードが第1の反転位置に向けて揺動し、ワイパブレードが第1の反転位置の直前に到達すると、制御回路によってワイパモータのブラシに対する電流の供給が予め定められた時間だけ遮断される。そして、遮断時間が終了すると、ワイパモータのアーマチュアが回転を再開し、ワイパブレードが第2の反転位置に向けて揺動し、ワイパブレードが第2の反転位置の直前に到達すると、ワイパモータに対し制御回路から休止時間が与えられる。それ故、ワイパモータは、ワイパスイッチが低速モードか間欠モードに切換えられている間に、ワイパブレードが両反転位置に到達する直前で電流の供給が遮断されることによって、ワイパブレードが一旦停止し、予め定められた時間の経過後に、再起動するため、両反転位置において、慣性力に対抗する大きな反力を発生する必要はない。
【0013】
【実施例】
図1および図2には、この発明に係わるワイパ装置の一実施例が示されている。
【0014】
図1に示されるワイパ装置1は、ワイパモータ2、ワイパ定位置検出スイッチ3、制御回路(以下、ワイパアンプという。)4、ウオッシャポンプ5、ワイパスイッチ6、ワイパアーム10、ワイパブレード9から構成されている。
【0015】
ワイパモータ2には、アーマチュア2aに通電可能な第1のブラシ2b、第2のブラシ2cの2個のブラシが、アーマチュア2aに設けられた図示しない整流子に対向し、該整流子に通電可能に配置されており、第1のブラシ2bは電源60に接続され、第2のブラシ2cは後述するワイパスイッチ6に備えられた第6端子36に接続されている。
【0016】
ワイパモータ2のアーマチュア2aに備えられたアーマチュア軸2dは、リンク7を介してワイパ軸8に結合されている。ワイパ軸8は払拭面70の近傍に回動可能に配置されていて、ワイパブレード9が装着されたワイパアーム10が結合されているため、ワイパモータ2の第1のブラシ2bから第2のブラシ2cに通電されることによってアーマチュア2aが回転すると、アーマチュア軸2dの回転がリンク7を介してワイパ軸8の往復回動に変換され、ワイパブレード9が、ワイパアーム10に内蔵された図示しないアームスプリングによって払拭面70に圧接されながら下部反転位置(第2の反転位置)Aと上部反転位置(第1の反転位置)Bとのあいだを往復で揺動する。ワイパモータ2のアーマチュア軸2dにはワイパ定位置検出スイッチ3に備えられた回転板3gが結合されている。
【0017】
ワイパ定位置検出スイッチ3には、第1のコンタクトプレート3a、第2のコンタクトプレート3b、第3のコンタクトプレート3c、第1のコンタクタ3d、第2のコンタクタ3e、第3のコンタクタ3fが備えられている。
【0018】
ワイパ定位置検出スイッチ3の第1、第2、第3のコンタクトプレート3a、3b、3cは回転板3g上にそれぞれ互いに絶縁されて配置されており、回転板3gは、中心がワイパモータ2のアーマチュア軸2dに結合されており、アーマチュア軸3dとともに回転する。
【0019】
ワイパ定位置検出スイッチ3の第1のコンタクトプレート3aは、略扇状に形成された導通領域をもち、糸巻形に形成された第3のコンタクトプレート3cにもつ一方の凹部領域に第3のコンタクトプレート3cから絶縁されて配置されている。この第1のコンタクトプレート3aの導通領域は第3のコンタクトプレート3cの凹部領域から外側に延出されている。
【0020】
ワイパ定位置検出スイッチ3の第2のコンタクトプレート3bは、第1のコンタクトプレート3aと同様に略扇形状に形成された導通領域をもち、第3のコンタクトプレート3cにもつ他方の凹部領域において第3のコンタクトプレート3cから絶縁されて配置されている。この第2のコンタクトプレート3bの導通領域も第3のコンタクトプレート3cの凹部領域から外側に延出されているが、第1のコンタクトプレート3aよりも突出量が小さい。
【0021】
ワイパ定位置検出スイッチ3の第3のコンタクトプレート3cは、導電性のある円形板の2ヶ所が対向して矩形に切除されることにより、糸巻形に形成されており、電気的に接地されている。
【0022】
ワイパ定位置検出スイッチ3の第1、第2、第3のコンタクトプレート3a、3b、3c上には、回転板3gとは独立して第1、第2、第3のコンタクタ3d、3e、3fが配置されている。
【0023】
ワイパ定位置検出スイッチ3の第1のコンタクタ3dは、回転板3gの外周寄りに配置されているため、回転板3gが回転する際に、第1のコンタクトプレート3aにのみ電気的に接続可能になっている。この第1のコンタクタ3dは後述するワイパアンプ4に備えた第2停止位置検出信号入力用端子P2に接続されている。
【0024】
ワイパ定位置検出スイッチ3の第2のコンタクタ3eは、回転板3g上において第1のコンタクタ3dの内側に配置されているため、回転板3gが回転する際に、第1のコンタクトプレート3aまたは第2のコンタクトプレート3bに電気的に接続可能になっている。第2のコンタクタ3eは電源60、後述するワイパアンプ4に備えた電源端子Bにそれぞれ接続されている。
【0025】
ワイパ定位置検出スイッチ3の第3のコンタクタ3fは、回転板3g上において第2のコンタクタ3eの内側に配置されているため、回転板3gが回転する際に、第1のコンタクトプレート3a、第2のコンタクトプレート3bまたは第3のコンタクトプレート3cのいずれか1つに電気的に接続可能になっている。第3のコンタクタ3fは、後述するワイパアンプ4に備えた第1停止位置検出信号入力用端子P1に接続されている。
【0026】
そして、ワイパ定位置検出スイッチ3は、図1に示されるように、ワイパブレード9が下部反転位置Aにある際の回転板3gの位置で、第1のコンタクトプレート3aに第1、第2、第3のコンタクタ3d、3e、3fがいずれも電気的に接続されるため、第1のコンタクトプレート3aによって第1、第2、第3のコンタクタ3d、3e、3fがいずれも導通される。また、ワイパブレード9が上部反転位置Bにある際の回転板3gの位置で、第2のコンタクトプレート3bに第2、第3のコンタクタ3e、3fがいずれも電気的に接続されるため、第2のコンタクトプレート3bによって第2、第3のコンタクタ3e、3fのみが導通され、ワイパブレード8が下部反転位置Aにも、上部反転位置Bにもないときは、第3のコンタクタ3fが第3のコンタクトプレート3cに接続され、第3のコンタクタ3fは接地される。
【0027】
このとき、ワイパ定位置検出スイッチ3の第1のコンタクトプレート3aは、ワイパブレード9が下部反転位置Aに到達する直前に第1、第2、第3のコンタクタ3d、3e、3fが電気的に接続可能な導通範囲をもち、第2のコンタクトプレート3bは、ワイパブレード9が上部反転位置Bに到達する直前に第2、第3のコンタクタ3e、3fが電気的に接続可能な導通範囲をもつ。
【0028】
ワイパスイッチ6には、第1端子31、第2端子32、第3端子33、第4端子34、第5の端子35、第6端子36が備えられているとともに、可変抵抗器VR1が設けられており、ワイパスイッチ6は、停止(OFF)モード、間欠(INT)モード、低速(LO)モード、高速(HI)モード、洗浄(WA)モードの各モードに切換えられる。可変抵抗器VR1はワイパスイッチ6が間欠(INT)モードに切換えられている際に、適当な抵抗値に選択される。
【0029】
ワイパスイッチ6が、停止(OFF)モードに切換えられると、第5端子35、第6端子36が電気的に接続され、間欠(INT)モードに切換えられると、第1端子31、第3端子33が電気的に接続されるとともに、第5端子35、第6端子36が電気的に接続され、低速(LO) モードに切換えられると、第1端子31、第4端子34が電気的に接続されるとともに、第5端子35、第6端子36が電気的に接続され、高速(HI) モードに切換えられると、第1端子31、第7端子37が電気的に接続され、洗浄(WA) モードに切換えられると、第1端子31、第2端子32が電気的に接続される。
【0030】
ワイパスイッチ6は、第1端子31が接地され、第2端子32が、ウオッシャポンプ5に備えられた第2のブラシ端子5bに接続され、第3端子33が後述するワイパアンプ4に備えられた間欠モード検出用端子INTに接続され、第4端子34が後述するワイパアンプ4に備えられた低速モード検出用端子LOに接続され、第5端子35が後述するワイパアンプ4に備えられたリレー端子Mに接続され、第6端子36が前述したようにワイパモータ2の第2のブラシ2cに接続され、可変抵抗器VR1が後述するワイパアンプ4に備えられた可変入力端子VRに接続されている。ウオッシャポンプ5に備えられた第1のブラシ端子5aは電源60に接続されている。ウオッシャポンプ5は図示しないアーマチュアに備えられたアーマチュア軸5cがポンプに結合され、このポンプが洗浄液を貯蔵したウオッシャタンク内に連通接続されているため、第1のブラシ端子5aから第2のブラシ端子5bに通電されることによって作動し、ウオッシャタンクに貯蔵してある洗浄液を図示しないノズルから払拭面70に向けて噴射する。
【0031】
一方、ワイパアンプ4は、スイッチングリレーRL1、抵抗R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8、コンデンサC1、制御手段41から構成されており、制御手段41には、スイッチングトランジスタTR1、電源回路42、格納停止位置検出回路43、停止位置検出回路44、間欠モード検知回路(INT SW検知回路)45、低速モード検知回路(LO SW 検知回路)46、初回拭き信号発生回路47、定電圧発生回路48、ボリューム電流変換回路49、間欠休止時間算出回路50、間欠休止時間タイマ回路51、休止時間タイマ回路52、駆動信号タイマ発生回路53、第1のアンド回路AND1、第2のアンド回路AND2、第3のアンド回路AND3、第4のアンド回路AND4、第1のノア回路NOR1、第2のノア回路NOR2、第3のノア回路NOR3、第4のノア回路NOR4、第1のインバータINV1、第2のインバータINV2、第3のインバータINV3、第4のインバータINV4、第5のインバータINV5、第6のインバータINV6、第7のインバータINV7が備えられている。第1のノア回路NOR1と第2のノア回路NOR2はフリップフロップを構成する。
【0032】
また、ワイパアンプ4には、電源端子B、第1停止位置検出用端子P1、第2停止位置検出用端子P2、リレー端子M、間欠モード検出用端子INT、低速モード検出用端子LO、可変入力端子VR、接地端子Eが備えられている。各端子は前述したように、電源端子Bが電源60に接続され、第1停止位置検出用端子P1がワイパ定位置検出スイッチ3の第3のコンタクタ3fに接続され、第2停止位置検出信号入力用端子P2がワイパ定位置検出スイッチ3の第1のコンタクタ3dに接続され、リレー端子Mがワイパスイッチ6の第5端子35に接続され、間欠モード検出用端子INTがワイパスイッチ6の第3端子33に接続され、低速モード検出用端子LOがワイパスイッチ6の第4端子34に接続され、可変入力端子VRが可変抵抗器VR1を介して接地され、接地端子Eは接地されている。
【0033】
ワイパアンプ4のスイッチングリレーRL1は、そのリレーコイルRL1−1の一端が電源端子Bに接続され、他端がスイッチングトランジスタTR1のコレクタに接続され、常閉接点RL1−2が第1停止位置検出用端子P1に接続され、可動接点RL1−3がリレー端子Mに接続され、常開接点RL1−4が接地されている。
【0034】
スイッチングリレーRL1は、スイッチングトランジスタTR1がオンすることによって、その可動接点RL1−3が常閉接点RL1−2から離れて常開接点RL1−4に接続されるため、リレー端子Mを接地させる機能をもつ。
【0035】
ワイパアンプ4の電源回路42は、他端が接地されたコンデンサC1の一端に接続され、抵抗R1を介して電源端子BおよびスイッチングリレーRL1に備えたリレーコイルRL1−1の一端に接続されており、図示しないイグニションスイッチがオン切換えされることによって、電源端子Bが電源60に接続されると、オンして制御手段41をオン状態とし、定電圧発生回路48より予め定められた定電圧を発生する。
【0036】
ワイパアンプ4の格納停止位置検出回路43は、ワイパブレード9が下部反転位置Aの直前に到達したことを検出する回路であり、抵抗R2を介した第2停止位置検出用端子P2の電圧レベルが一方の入力に、抵抗R3を介した第1停止位置検出用端子P1の電圧レベルが他方の入力に与えられた第4のアンド回路AND4の出力が入力されるため、ワイパブレード8が下部反転位置Aの直前に到達することによって、ワイパ定位置検出スイッチ3の第1のコンタクタ3d(第2停止位置検出用端子P2)が第1のコンタクトプレート3a上で第2のコンタクタ3e(電源60)と接続され、且つ、ワイパ定位置検出スイッチ3の第3のコンタクタ3f(第1停止位置検出用端子P1)が第1のコンタクトプレート3a上で第2のコンタクタ3e(電源60)と接続された際に、第4のアンド回路AND4が出力信号(1)を発生することによって作動し、出力信号(1)が発生する。
【0037】
格納停止位置検出回路43が発生した出力信号(1)は第5のインバータINV5を介して第1のアンド回路AND1に、第2のアンド回路AND2に、第3のアンド回路AND3にそれぞれ与えられる。
【0038】
ワイパアンプ4の停止位置検出回路44は、ワイパブレード9が上部反転位置Bの直前に到達したことを検出する回路であり、抵抗R3を介して第1停止位置検出用端子P1の電圧が入力されるため、ワイパブレード8が下部反転位置Aの直前に到達することによってワイパ定位置検出スイッチ3の第3のコンタクタ3fが第1のコンタクトプレート3a上で第2のコンタクタ3eと接続されたときおよびワイパブレード8が上部反転位置Bの直前に到達することによってワイパ定位置検出スイッチ3の第3のコンタクタ3fが第2のコンタクトプレート3b上で第2のコンタクタ3eと接続されたときのいずれかにより、第1停止位置検出用端子P1がハイレベルになることによって作動して出力信号(1)が発生し、第1のアンド回路AND1に出力信号(1)を与えるとともに、第6のインバータINV6を介して第3のノア回路NOR3に出力信号(1)を与える。ここで、ワイパブレード8が上部反転位置Bに到達した際、停止位置検出回路44は出力信号(1)を発生するが、格納停止位置検出回路43は出力信号(1)を発生しない。第1のノア回路NOR1の出力信号は第2のノア回路NOR2に与えられ、第2のノア回路NOR2の出力信号は第1のノア回路NOR1に与えられ、第2のノア回路NOR2の出力信号が第7のインバータINV7を介してスイッチングトランジスタTR1に与えられる。
【0039】
ワイパアンプ4の間欠モード検知回路(INT SW検知回路)45は、ワイパスイッチ6が間欠モードに切換えられていることを検出する回路であり、抵抗R4、抵抗R6を介した電源端子Bの電圧、抵抗R6を介した間欠モード検出用端子INTの電圧が入力されるため、ワイパスイッチ6が間欠モード(INT )に切換えられて、ワイパスイッチ6の第3端子33が接地されることによって作動し、第1のインバータINV1を介して第1のノア回路NOR1に出力信号(1)を与えるとともに、第3のインバータINV3を介して第3のアンド回路AND3に出力信号(1)を与える。
【0040】
ワイパアンプ4の低速モード検知回路(LOW SW検知回路)46は、ワイパスイッチ6が低速モードに切換えられていることを検出する回路であり、抵抗R7を介して低速モード検出用端子LOの電圧、抵抗R5、抵抗R7を介した電源端子Bの電圧レベル、が入力されるため、ワイパスイッチ6が低速モード(LO)に切換えられて、ワイパスイッチ6の第4端子34が接地されることによって作動し、第2のインバータINV2を介して第1のノア回路NOR1に出力信号(1)を与えるとともに、第4のインバータINV4を介して第2のアンド回路AND2に出力信号(1)を与える。
【0041】
間欠モード検知回路45の出力信号(1)および低速モード検知回路46の出力信号(1)が与えられた第1のノア回路NOR1は、間欠モード検知回路45の出力信号(1)および低速モード検知回路46の出力信号(1)のいずれかがあれば、出力信号(1)が発生し、発生した出力信号(1)が第1のアンド回路AND1に与えられるとともに、初回拭き信号発生回路47に与えられる。
【0042】
ワイパアンプ4の初回拭き信号発生回路47は、ワイパスイッチ6が間欠モード(INT )に切換えられてワイパスイッチ6の第3端子33が接地されたとき、あるいは、ワイパスイッチ6が低速モード(LO)に切換えられてワイパスイッチ6の第4端子34が接地されたときのいずれかのスイッチ投入時にだけ出力信号(1)を発生し、後述する駆動信号タイマ発生回路53に出力信号(1)を与える。初回拭き信号発生回路47の出力信号(1)は、発生後に予め定められた時間(0.3 秒)で駆動信号タイマ発生回路53においてタイムアップされる。
【0043】
第2のアンド回路AND2は、格納停止位置検出回路43および第4のインバータINV4を介した低速モード検知回路46のいずれもの出力信号(1)が与えられることによって出力信号(1)が発生し、発生した出力信号(1)が後述する第2のオア回路2に与えられる。
【0044】
第2のオア回路OR2には、第2のアンド回路AND2の出力信号および第1のアンド回路AND1の出力信号が与えられるため、第2のアンド回路AND2の出力信号(2)および第1のアンド回路AND1の出力信号(1)のいずれかがあれば、出力信号(1)が発生する。第2のオア回路OR2の出力信号(1)は休止時間タイマ回路52に与えられる。
【0045】
第3のアンド回路AND3は、格納停止位置検出回路43および間欠モード検知回路45の両方からの出力信号(1)が与えられることによって出力信号(1)を発生し、発生した出力信号(1)は後述する間欠休止時間タイマ回路51に与えられる。
【0046】
ワイパアンプ4の定電圧発生回路48は、電源回路42より与えられた電圧レベルを可変抵抗器VR1に対する基準電流レベル発生用の定電圧に変換する。定電圧発生回路48が発生した定電圧はボリューム電流変換回路49に与えられる。
【0047】
ワイパアンプ4のボリューム電流変換回路49は、抵抗R8を介した可変入力端子VRに印加されている電圧レベルを、可変抵抗器VR1により選択された値(電流レベル)に変換して発生する。ボリューム電流変換回路49が発生した可変抵抗器VR1による電流レベルは間欠休止時間算出回路50に与えられる。
【0048】
ワイパアンプ4の間欠休止時間算出回路50は、ボリューム電流変換回路49が発生した定電圧に基づいて複数個の基準電流をもち、図示しない合致回路によって、この基準電流をボリューム電流変換回路48が発生した出力信号(電流レベル)と比較し、可変抵抗器VR1により選択された出力信号(電流レベル)が基準電流のいずれかを越えたか否かを判別し、判別した結果の基準電流に対応した休止時間信号(第2の休止時間をもつ)を間欠休止時間タイマ回路51に与える。
【0049】
ワイパアンプ4の間欠休止時間タイマ回路51は、クロックパルスをもつタイマであって、ワイパスイッチ6が間欠モード(INT )に切換えられている際、第3のアンド回路AND3の出力信号(1)によって作動を開始し、間欠休止時間算出回路50より与えられた信号に基づいて間欠休止出力信号(0)と駆動出力信号(1)をもつ間欠駆動出力信号を発生する。この間欠休止時間タイマ回路51の間欠駆動出力信号は駆動信号タイマ発生回路53に与えられる。
【0050】
ワイパアンプ4の休止時間タイマ回路52は、ワイパブレード9が上部反転位置Bの直前に到達した際に、ワイパブレード9を上部反転位置Bにおいて一旦停止させるための回路であり、クロックパルスをもつタイマである。ワイパスイッチ6が低速モード(LO)かあるいは間欠モード( INT)に切換えられている際、ワイパブレード8が上部反転位置Bの直前に到達することにより、ワイパ定位置検出スイッチ3の第3のコンタクタ3fが第2のコンタクトプレート3b上で第2のコンタクタ3eと接続されて、停止位置検出回路44が出力信号(1)を発生し、ワイパ定位置検出スイッチ3の第1のコンタクタ3dがフローティングの状態となって、第1のアンド回路AND1が出力信号(1)を発生することによって休止時間タイマ回路52は作動する。休止時間タイマ回路52は、作動することによって、予め定められたタイマ時間(休止時間)(第1の休止時間)(0.2 秒)だけ駆動信号タイマ発生回路53を不作動とする機能をもつ。そして、休止時間タイマ回路52は予め定められた時間(0.2 秒)が過ぎると、タイムアップするため、駆動信号タイマ発生回路53は作動可能となる。
【0051】
ワイパアンプ4の駆動信号タイマ発生回路53は、前述したように、初回拭き信号発生回路47が発生した出力信号(1)があった際に予め定められた時間(0.3 秒)だけ出力信号(ハイレベル)を発生してから出力信号をカットオフするタイマ機能をもつ。また、駆動信号タイマ発生回路53は、初回拭き信号発生回路47よりの出力信号(1)がなく、休止時間タイマ回路52のタイマ時間(0.2 秒)に対応して出力信号がカットオフされる機能をもち、間欠休止時間タイマ回路51より与えられた間欠休止出力信号(0)と駆動出力信号(1)をもつ間欠駆動出力信号を発生する一方、休止時間タイマ回路52の出力信号によって一時休止出力信号を発生する。駆動信号タイマ発生回路53の出力信号は第2のノア回路NOR2に与えられるため、第2のノア回路NOR2の出力信号がローレベルである際に、第7のインバータINV7の出力信号がハイレベルになり、スイッチングトランジスタTR1がオンする。
【0052】
ワイパアンプ4のスイッチングトランジスタTR1は、エミッタ接地であって、コレクタがスイッチングリレーRL1に備えたリレーコイルRL1−1の他端に接続されているため、前述したように、オンすることによって、リレーコイルRL1−1をオンし、スイッチングリレーRL1の可動接点RL1−3を第1停止位置検出用端子P1から離してリレー端子Mを接地させる。
【0053】
このような構造をなすワイパ装置1は、ワイパブレード9が下部反転位置Aにおいて停止しているワイパの不使用状態においては、ワイパ定位置検出スイッチ3の回転板3gは図1中上側の位置にあって、第1のコンタクトプレート3aに第1、第2、第3のコンタクタ3d、3e、3fが接続されている。
【0054】
そこで、図示しないイグニションスイッチがオン切換えされることによって、電源端子Bが電源60に接続されると、電源回路42がオンし、制御手段41がオン状態となり、定電圧発生回路48より予め定められた定電圧が発生する。そして、ワイパスイッチ6が停止モードから間欠モードに切換えられると、ワイパスイッチ6の第1端子31と第3端子33が接続され、第5端子35と第6端子36が接続される。
【0055】
ワイパスイッチ6の第1端子31が第3端子33に接続されることによって、ワイパアンプ4の間欠モード検出用端子INTが接地され、ワイパスイッチ6の第5端子35と第6端子36とが接続されることによって、ワイパアンプ4のリレー端子Mがワイパモータ2の第2のブラシ2cに接続されるため、ワイパアンプ4の抵抗R6を介して間欠モード検知回路45が作動して出力信号(1)が第1のオア回路OR1に与えられて初回拭き信号発生回路47が作動し、駆動信号タイマ発生回路53が予め定められた時間(例えば、0.3 秒)だけ出力信号(ハイレベル)を発生するため、スイッチングトランジスタTR1がオンし、スイッチングリレーRL1のリレーコイルRL1−1がオンし、スイッチングリレーRL1の可動接点RL1−3が常開接点RL1−4に接続されて接地され、ワイパアンプ4のリレー端子Mが接地されることにより、ワイパモータ2のアーマチュア2aが回転を開始する。アーマチュア2aが回転することによって、アーマチュア軸2dの回転がリンク7を介してワイパ軸8の往復回動に変換され、ワイパブレード9がワイパアーム10に内蔵された図示しないアームスプリングによって払拭面70に圧接されながら下部反転位置Aから上部反転位置Bに向けて払拭を開始する。
【0056】
駆動信号タイマ発生回路53は、予め定められた時間(例えば、0.3 秒)が経過すると出力信号がローレベルになるが、アーマチュア2aが回転を開始し、ワイパ定位置検出スイッチ3の回転板3gも図1中反時計方向に回転するため、第1、第2のコンタクタ3d、3eが第1のコンタクトプレート3aから離れて非導通となり、第3のコンタクタ3fが第3のコンタクトプレート3cに接続され、ワイパアンプ4の第1停止位置検出信号入力用端子P1が接地されることによって、ワイパモータ2の第2のブラシ2c、ワイパスイッチ6の第6端子36、スイッチングリレーRL1、ワイパアンプ4の第1停止位置検出信号入力用端子P1の経路により、ワイパモータ2に電流が流れ、アーマチュア2aが回転することによって、ワイパブレード9が上部反転位置Bに向けて払拭を続ける。
【0057】
ワイパブレード9が上部反転位置Bの直前に到達すると、ワイパ定位置検出スイッチ3の回転板3gは第2のコンタクトプレート3bが図1中上側の位置にあり、第2、第3のコンタクタ3e、3fが第2のコンタクトプレート3b上で導通され、第3のコンタクタ3fが電源60に接続されるため、ワイパアンプ4の第1停止位置検出信号入力用端子P1がハイレベルになって、ワイパモータ2の第2のブラシ2c、ワイパスイッチ6の第6端子36、ワイパスイッチ6の第5端子35、スイッチングリレーRL1、ワイパアンプ4の第1停止位置検出信号入力用端子P1の経路により、ワイパモータ2のアーマチュア2aに対しアーマチュアショート回路が形成され、電磁制動によってアーマチュア2aの回転が停止することによって、ワイパブレード9が上部反転位置Bで停止する。
【0058】
このとき、ワイパアンプ4の第1停止位置検出信号入力用端子P1がワイパ定位置検出スイッチ3の第3のコンタクタ3f、第2のコンタクトプレート3b、第2のコンタクタ3eを介して電源60に接続されるため、停止位置検出回路44が作動し、ワイパアンプ4の第2停止位置検出信号入力用端子P2はフローティング状態にあるため、第1のアンド回路AND1のいずれの入力にも、第5のインバータINV5、停止位置検出回路44、第1のオア回路OR1の出力信号(1)が与えられて、第2のオア回路OR2が出力信号(1)を発生するため、休止時間タイマ回路53が作動する。休止時間タイマ回路53は、予め定められたタイマ時間(第1の休止時間)(0.2 秒)だけ駆動信号タイマ発生回路53を不作動とする機能をもつものであるため、スイッチングトランジスタTR1は、ワイパブレード9が上部反転位置Bにある際に、予め定められたタイマ時間オフし続け、その間は、アーマチュア9が回転することはない。
【0059】
休止時間タイマ回路53がタイムアップすると、駆動信号タイマ発生回路53が作動するため、スイッチングトランジスタTR1がオンし、スイッチングリレーRL1のリレーコイルRL1−1をオンし、可動接点RL1−3が常開接点RL1−4に接続され、ワイパアンプ4のリレー端子Mが接地されるため、ワイパモータ2のアーマチュア2aが再び回転を開始し、アーマチュア2aが回転することによって、ワイパブレード9が上部反転位置Bから下部反転位置Aに向けて払拭を開始する。
【0060】
アーマチュア2aが回転することによって、ワイパ定位置検出スイッチ3の回転板3gも回転し、ワイパブレード9が下部反転位置Aの直前に到達すると、第1のコンタクトプレート3aが図1中上側の位置にあり、第1、第2、第3のコンタクタ3d、3e、3fが第1のコンタクトプレート3a上で互いに導通されるため、ワイパアンプ4は、第1停止位置検出信号入力用端子P1がハイレベルになって停止位置検出回路44が作動するが、第2停止位置検出信号入力用端子P2もハイレベルになって格納停止位置検出回路43が作動するため、第1のアンド回路AND1は出力信号(0)を発生し、第3のアンド回路AND3が出力信号(1)を発生する。その結果、間欠休止時間タイマ回路51が作動し、可変抵抗器VR1により選択されて、間欠休止時間算出回路50より発生した間欠休止時間信号に対応した間欠駆動出力信号が駆動信号タイマ発生回路53に与えられるため、可変抵抗器VR1の抵抗値に対応した間欠休止時間(第2の休止時間)はスイッチングトランジスタTR1がオフしてアーマチュア9が回転を停止してワイパブレード9が下部反転位置Aで一旦停止する。間欠休止時間が終了するとスイッチングトランジスタTR1がオンするため、スイッチングリレーRL1のリレーコイルRL1−1がオンすることによって、アーマチュア9が回転を開始してワイパブレード9が下部反転位置Aから上部反転位置Bに向けて払拭を始める。ワイパスイッチ6が間欠モード(INT )にある間は、この動作を繰り返す。
【0061】
上述したように、ワイパスイッチ6が間欠モード(INT )に切換えられると、ワイパブレード9が下部反転位置Aから払拭動作を始めて、上部反転位置Bの直前に到達した際にワイパモータ2に対する電流の供給が遮断されることによって、上部反転位置Bにおいて間欠休止時間タイマ回路51によって予め定められた時間(第1の休止時間)だけワイパブレード9が作動を停止し、その後に、ワイパブレード9が下部反転位置Aに向けて払拭し、下部反転位置Aの直前に到達したところで、可変抵抗器VR1により選択された間欠休止時間(第2の休止時間)はワイパモータ2に対する電流の供給が遮断されてワイパブレード9が下部反転位置Aに停止し、間欠休止時間が終了してから、ワイパブレード9が上部反転位置Bに向けて払拭する動作を繰り返し行うものとなる。なお、第2の休止時間は第1の休止時間よりも長く選ばれる。
【0062】
一方、ワイパスイッチ6が停止モードから間欠モードに切換えられると、ワイパスイッチ6の第1端子31と第4端子34が接続され、第5端子35と第6端子36が接続される。
【0063】
ワイパスイッチ6の第1端子31が第4端子34に接続されることによって、ワイパアンプ4の低速モード検出用端子LOが接地され、また、ワイパスイッチ6の第5端子35と第6端子36が接続されることによって、ワイパアンプ4のリレー端子Mがワイパモータ2の第2のブラシ2cに接続されるため、ワイパアンプ4の抵抗R7を介して低速モード検知回路46が作動して出力信号(1)が第1のノア回路NOR1に与えられて初回拭き信号発生回路47が作動し、駆動信号タイマ発生回路53が予め定められた時間(例えば、0.3 秒)だけ出力信号(ハイレベル)を発生する。その結果、スイッチングトランジスタTR1がオンし、スイッチングリレーRL1のリレーコイルRL1−1がオンし、スイッチングリレーRL1の可動接点RL1−3が常開接点RL1−4に接続されて接地され、ワイパアンプ4のリレー端子Mが接地されるため、ワイパモータ2のアーマチュア2aが回転を開始する。アーマチュア2aが回転することによって、アーマチュア軸2dの回転がリンク7を介してワイパ軸8の往復回動に変換され、ワイパブレード9がワイパアーム10に内蔵された図示しないアームスプリングによって払拭面70に圧接されながら下部反転位置Aから上部反転位置Bに向けて払拭を開始する。
【0064】
アーマチュア2aが回転を開始し、予め定められた時間(例えば、0.3 秒)が経過すると駆動信号タイマ発生回路53の出力信号がローレベルになるが、ワイパ定位置検出スイッチ3の回転板3gも図1中反時計方向に回転するため、第1、第2のコンタクタ3d、3eが第1のコンタクトプレート3aから離れて非導通となり、第3のコンタクタ3fが第3のコンタクトプレート3cに接続され、ワイパアンプ4の第1停止位置検出信号入力用端子P1が接地されることによって、ワイパモータ2の第2のブラシ2c、ワイパスイッチ6の第6端子36、スイッチングリレーRL1、ワイパアンプ4の第1停止位置検出信号入力用端子P1の経路により、ワイパモータ2に電流が供給され、アーマチュア2aが回転することによって、ワイパブレード9が上部反転位置Bに向けて払拭を続ける。
【0065】
ワイパブレード9が上部反転位置Bの直前に到達すると、ワイパ定位置検出スイッチ3の回転板3gは第2のコンタクトプレート3bが図1中上側の位置にあり、第2、第3のコンタクタ3e、3fが第2のコンタクトプレート3b上で導通され、第3のコンタクタ3fが電源60に接続されるため、ワイパアンプ4の第1停止位置検出信号入力用端子P1がハイレベルになって、ワイパモータ2の第2のブラシ2c、ワイパスイッチ6の第6端子36、ワイパスイッチ6の第5端子35、スイッチングリレーRL1、ワイパアンプ4の第1停止位置検出信号入力用端子P1の経路により、アーマチュア2aに対するアーマチュアショート回路が形成されるため、電磁制動により、アーマチュア2aの回転が停止し、ワイパブレード9が上部反転位置Bで停止する。
【0066】
このとき、ワイパアンプ4の第1停止位置検出信号入力用端子P1がワイパ定位置検出スイッチ3の第3のコンタクタ3f、第2のコンタクトプレート3b、第2のコンタクタ3eを介して電源60に接続されるため、停止位置検出回路44が作動し、ワイパアンプ4の第2停止位置検出信号入力用端子P2はフローティング状態にあるため、第1のアンド回路AND1のいずれの入力にも、第5のインバータINV5、停止位置検出回路44、第1のオア回路OR1の出力信号(1)が与えられて、第2のオア回路OR2が出力信号(1)を発生するため、休止時間タイマ回路52が作動する。休止時間タイマ回路52は、予め定められたタイマ時間(第1の休止時間)(0.2 秒)だけ駆動信号タイマ発生回路52を不作動とする機能をもつものであるため、スイッチングトランジスタTR1は、ワイパブレード9が上部反転位置Bにある際に、予め定められたタイマ時間オフし続け、その間は、アーマチュア9が回転することはない。
【0067】
休止時間タイマ回路52がタイムアップすると、駆動信号タイマ発生回路53が作動するため、スイッチングトランジスタTR1がオンし、スイッチングリレーRL1のリレーコイルRL1−1をオンし、可動接点RL1−3が常開接点RL1−4に接続され、ワイパアンプ4のリレー端子Mが接地されるため、ワイパモータ2に電流が流れ、アーマチュア2aが回転を開始し、アーマチュア2aが回転することによって、ワイパブレード9が上部反転位置Bから下部反転位置Aに向けて払拭を開始する。
【0068】
アーマチュア2aが回転することによって、ワイパ定位置検出スイッチ3の回転板3gも回転し、ワイパブレード9が下部反転位置Aの直前に到達すると、第1のコンタクトプレート3aが図1中上側の位置にあり、第1、第2、第3のコンタクタ3d、3e、3fが第1のコンタクトプレート3a上で導通されるため、ワイパアンプ4は、第1停止位置検出信号入力用端子P1がハイレベルになって停止位置検出回路44が作動するが、第2停止位置検出信号入力用端子P2もハイレベルになって格納停止位置検出回路43が作動するため、第1のアンド回路AND1は出力信号(0)を発生するが、第2のアンド回路AND2が出力信号(1)を発生し、第2のオア回路OR2が出力信号(1)を発生する。その結果、休止時間タイマ回路52が作動し、予め定められたタイマ時間(第1の休止時間)(0.2 秒)だけ駆動信号タイマ発生回路53を不作動とするため、スイッチングトランジスタTR1は、ワイパブレード9が下部反転位置Aの直前に到達したときから予め定められたタイマ時間オフし続け、その間は、アーマチュア2aが回転することはないので、ワイパブレード9が下部反転位置Aで停止する。
【0069】
ワイパブレード9が下部反転位置Aに到達している間に、休止時間タイマ回路52がタイムアップすると、駆動信号タイマ発生回路53が作動するため、スイッチングトランジスタTR1がオンし、スイッチングリレーRL1のリレーコイルRL1−1をオンし、可動接点RL1−3が常開接点RL1−4に接続され、ワイパアンプ4のリレー端子Mが接地されるため、ワイパモータ2のアーマチュア2aが回転を開始し、アーマチュア2aが回転することによって、ワイパブレード9が下部反転位置Aから上部反転位置Bに向けて払拭を開始し、ワイパスイッチ6が低速モード(LO)にある間は、この動作を繰り返す。
【0070】
上述したように、ワイパスイッチ6が低速モード(LO)に切換えられると、ワイパブレード9が下部反転位置Aから払拭動作を始めて、上部反転位置Bの直前に到達した際に、上部反転位置Bにおいて休止時間タイマ回路52によって予め定められた時間(第1の休止時間)だけワイパブレード9が作動を停止し、その後に、ワイパブレード9が下部反転位置Aに向けて払拭し、下部反転位置Aの直前に到達したところで、間欠休止時間タイマ回路51によって予め定められた時間(第2の休止時間)だけワイパブレード9が作動を停止し、上部反転位置Bに向けて払拭する動作を繰り返し行うものとなる。
【0071】
ワイパスイッチ6が高速モード(HI)に切換えられると、ワイパスイッチ6の第6端子36が第1端子31を通じて接地される。
【0072】
ワイパスイッチ6の第6端子36が第1端子31を通じて接地されることによって、ワイパモータ2の第2のブラシ2cが接地されるため、電源60の電流がワイパアンプ4を通らずにワイパモータ2に供給され、ワイパモータ2のアーマチュア2aが回転を開始し、アーマチュア2aが回転することによって、ワイパブレード9が下部反転位置Aから上部反転位置Bに向けて払拭を開始し、上部反転位置Bで反転して下部反転位置Aに向け払拭し、下部反転位置Aで反転して上部反転位置Bに向けて払拭する往復動作を行う。ワイパスイッチ6が高速モード(HI)にある間は、この動作を繰り返す。
【0073】
ワイパスイッチ6が停止モード(OFF )に切換えられると、ワイパスイッチ6の第6端子36が第5端子35に接続される。
【0074】
ワイパスイッチ6の第6端子36が第5端子35に接続されるため、ワイパブレード9が下部反転反転位置Aに到達するまでは、ワイパ定位置停止スイッチ3の第3のコンタクタ3fが第3のコンタクトプレート3cに接続されて、ワイパアンプ4の第1停止位置検出信号入力用端子P1が接地されることによって、ワイパモータ2に電流が供給され続けて、ワイパブレード9が払拭を続け、ワイパブレード9が下部反転位置Aに到達すると、アーマチュア2aに対しアーマチュアショート回路が形成され、アーマチュア2aが急激に回転を停止することによって、ワイパブレード9が上部反転位置Bで停止するものとなる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の請求項1および2に係わるワイパ装置によれば、ワイパスイッチが低速モードか間欠モードに切換えられ、第1、第2のブラシを介した通電によってワイパモータのアーマチュアが回転すると、ワイパブレードが第1の反転位置に向けて揺動し、ワイパブレードが第1の反転位置の直前に到達すると、制御回路によってワイパモータのブラシに対する電流の供給が予め定められた時間だけ遮断される。そして、遮断時間が終了すると、ワイパモータのアーマチュアが回転を再開し、ワイパブレードが第2の反転位置に向けて揺動し、ワイパブレードが第2の反転位置の直前に到達すると、ワイパモータに対し制御回路から休止時間が与えられるので、ワイパモータは、ワイパスイッチが低速モードか間欠モードに切換えられている間に、ワイパブレードが両反転位置に到達する直前で電流の供給が遮断されることによって、ワイパブレードが一旦停止し、予め定められた時間の経過後に、再起動するため、両反転位置において、慣性力に対抗する大きな反力を発生する必要はなく、それによって、ワイパブレードの作動音を小さくして快適性を損なうことがないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係わるワイパ装置の一実施例のブロック構成図である。
【図2】図2は図1に示したワイパ装置に用いたワイパアンプの回路構成図である。
【符号の説明】
1 ワイパ装置
2 ワイパモータ
2a アーマチュア
2b ブラシ
2c ブラシ
3 ワイパ定位置検出スイッチ
3a 第1のコンタクトプレート
3b 第2のコンタクトプレート
3c 第3のコンタクトプレート
3d 第1のコンタクタ
3e 第2のコンタクタ
3f 第3のコンタクタ
4 ワイパアンプ(制御回路)
6 ワイパスイッチ
9 ワイパブレード
43 格納位置検出回路
44 停止位置検出回路
45 間欠モード検知回路
46 低速モード検知回路
53 駆動信号タイマ発生回路
51 間欠休止時間タイマ回路
52 休止時間タイマ回路
60 電源

Claims (2)

  1. ワイパブレードを駆動するアーマチュアを備えているとともに、電源に接続された第1のブラシおよびワイパスイッチに電気的に接続された第2のブラシを該アーマチュアに通電可能に配置していて、該第1、第2のブラシを介した通電により該アーマチュアが回転して該ワイパブレードを払拭面上の第1の反転位置と第2の反転位置とのあいだで揺動可能なワイパモータと、
    停止モード、間欠モード、低速モード、高速モードにそれぞれ切換えられるワイパスイッチと、
    上記ワイパモータのアーマチュアに結合されていて該アーマチュアとともに回転する第1、第2、第3のコンタクトプレートを備えているとともに、該第1、第2、第3のコンタクトプレート上に配置された第1、第2、第3のコンタクタを備え、上記ワイパブレードが第1の反転位置の直前に到達すると第2のコンタクトプレートに第2、第3のコンタクタが導通され、該ワイパブレードが第2の反転位置の直前に到達すると第1のコンタクトプレートに第1、第2、第3のコンタクタが導通されるワイパ定位置検出スイッチと、
    上記ワイパ定位置検出スイッチの第1、第2、第3のコンタクタおよび上記ワイパスイッチに電気的に接続され、上記ワイパスイッチが低速モードに切換えられている間、上記ワイパ定位置検出スイッチの第2のコンタクトプレートに第2、第3のコンタクタのみが導通された際および該ワイパ定位置検出スイッチの第1のコンタクトプレートに第1、第2、第3のコンタクタがいずれも導通された際、上記ワイパモータの第1、第2のブラシに対する電流の供給を予め定められた第1の時間だけ遮断可能であって、該ワイパスイッチが間欠モードに切換えられている間、該ワイパ定位置検出スイッチの第2のコンタクトプレートに第2、第3のコンタクタのみが導通された際、上記ワイパモータの第1、第2のブラシに対する電流の供給を第1の時間だけ遮断可能で、該ワイパ定位置検出スイッチの第1のコンタクトプレートに第1、第2、第3のコンタクタが導通された際、該ワイパモータの第1、第2のブラシに対する電流の供給を第1の時間よりも長く予め定められた第2の時間だけ遮断可能な制御回路を備えていることを特徴とするワイパ装置。
  2. 制御回路には、
    ワイパ位置停止スイッチの第1のコンタクタに電気的に接続され、該第1のコンタクタが第1のコンタクトプレート上で第2のコンタクタに導通された際に作動する格納位置検出回路と、
    ワイパ定位置検出スイッチの第3のコンタクタに電気的に接続され、該第3のコンタクタが第2のコンタクトプレート上で第2のコンタクタに導通された際に作動する停止位置検出回路と、
    ワイパスイッチが間欠モードに切換えられた際に作動する間欠モード検知回路と、
    ワイパスイッチが低速モードに切換えられた際に作動する低速モード検知回路と、
    作動によってワイパモータに通電経路を形成する駆動信号タイマ発生回路と、
    上記低速モード検知回路が作動している間、上記停止位置検出回路が作動した際において予め定められた第1の休止時間で上記駆動信号タイマ発生回路を非作動状態とする一方、上記格納停止位置検出回路が作動した際において該第1の休止時間で該駆動信号タイマ発生回路を非作動状態とし、上記間欠モード検知回路が作動している間、上記停止位置検出回路が作動した際において上記第1の休止時間で上記駆動信号タイマ発生回路を非作動状態とする休止時間タイマ回路と、
    上記間欠モード検知回路が作動している間、上記格納停止位置検出回路が作動した際において任意に選択された第2の休止時間で該駆動信号タイマ発生回路を非作動状態とする間欠休止時間タイマ回路を備えていることを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
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